JP2017211159A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2017211159A
JP2017211159A JP2016106184A JP2016106184A JP2017211159A JP 2017211159 A JP2017211159 A JP 2017211159A JP 2016106184 A JP2016106184 A JP 2016106184A JP 2016106184 A JP2016106184 A JP 2016106184A JP 2017211159 A JP2017211159 A JP 2017211159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
refrigerant
compressor
valve
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016106184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6320456B2 (ja
Inventor
関根 加津典
Katsunori Sekine
加津典 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016106184A priority Critical patent/JP6320456B2/ja
Publication of JP2017211159A publication Critical patent/JP2017211159A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6320456B2 publication Critical patent/JP6320456B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】除霜運転の開始時、および除霜運転の終了時に適切なタイミングでヒータのオン/オフおよび冷媒流路の切り替えができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】メイン回路31は、圧縮機1と、弁5と、凝縮器2と、毛細管3と、冷却器4とを順次メイン配管81によって接続されることによって構成される。バイパス配管71は、メイン配管81における毛細管3の出力と接続される部分と冷却器4の入力と接続される部分との間の分岐箇所91と、弁5とを接続する。トレイ42は、冷却器4の下方に設けられ、冷却器4から滴下するドレン水を受容する。ラジアントヒータ43は、冷却器4とトレイ42の間に配置される。除霜運転において、圧縮機1が動作しかつ弁5が冷媒をバイパス配管71に流す第1の期間と、ラジアントヒータ43がオンとなる第2の期間とが重複しない。【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
従来から、冷蔵庫の除霜運転のために冷媒をバイパスさせて、冷却器に供給するホットガスデフロスト方式が知られている。
たとえば、特許文献1に記載の冷蔵庫は、圧縮機、凝縮器、キャピラリーチューブ、冷却器、液冷媒タンクが順に直列に接続され、圧縮機と凝縮器との間とキャピラリーチューブと冷却器との間とを繋ぐバイパス配管と、除霜運転時にこのバイパス配管に冷媒流路を切り替える切替弁とを有する冷凍サイクルを備える。この冷蔵庫では、冷却器の下部のトイに落下した霜を溶かすためのヒータを備える。
特開2005−249254号公報
しかしながら、特許文献1に記載のような従来のバイパス配管を備えた冷蔵庫では、除霜運転時に、切替弁が冷媒流路を凝縮器側からバイパス配管側へ切り替えるタイミング、およびヒータをオンにするタイミング、除霜運転の終了時に圧縮機をオフにするまたは切替弁が冷媒流路をバイパス配管側から凝縮器側に切り替えるタイミング、およびヒータをオフにするタイミングが十分に適切に考慮されていないという問題がある。
それゆえに、本発明の目的は、除霜運転の開始時、および除霜運転の終了時に適切なタイミングでヒータのオン/オフおよび冷媒流路の切り替えができる冷蔵庫を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある局面の冷蔵庫は、少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒の流路を切り替える弁と、冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器とを順次メイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、メイン配管における毛細管の出力と接続される部分と冷却器の入力と接続される部分との間の分岐箇所と、弁とを接続するバイパス配管と、冷却器の下方に設けられ、冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、冷却器とトレイの間に配置されたヒータとを備える。除霜運転において、圧縮機が動作しかつ弁が冷媒をバイパス配管に流す第1の期間と、ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない。
本発明のある局面の冷蔵庫によれば、圧縮機が動作しかつ弁が冷媒をバイパス配管に流す第1の期間とヒータがオンとなる第2の期間とが重複しないので、除霜が進んだ結果冷却器に付着する霜が少なくなり、冷媒の温度が冷却器で低下しない状態となったときに、バイパス配管を経由して冷却器へ流れた高温の冷媒が圧縮機に戻るのを防止することができる。
実施の形態の冷蔵庫の断面図である。 第1の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。 第1の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。 特許文献1に記載の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第1の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 圧縮機の運転範囲を表わす図である。 第2の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第3の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第4の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第5の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第6の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。 第6の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。 第6の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。 第7の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。 第8の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。 第8の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。 第9の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。 第9の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、実施の形態の冷蔵庫の断面図である。
図1に示すように、この冷蔵庫は、断熱箱体である外郭内に、それぞれ区画された冷蔵室61、製氷室62、冷凍室63、および野菜室64とを有する。
図1に示すように、この冷蔵庫は、背面に冷却室65を有する。冷却室65には、冷却運転時において冷蔵庫内の空気を冷却する冷却器4と、冷却された空気を冷蔵庫内へ送る庫内ファン41と、除霜運転時において冷却器4の霜が融解したドレン水あるいは冷却器4から滑落した霜を受けるトレイ42とが収納される。トレイ42の水は、中央の穴から排水管66を経由して蒸発皿67に排水される。
この冷蔵庫は、機械室68を有する。機械室68には、圧縮機1、および機械室ファン69が収納される。蒸発皿67の水は、圧縮機1を運転することによって発生する熱、および機械室ファン69からの送風によって気化され、冷蔵庫の外へ放出される。
図2は、第1の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。
冷媒回路は、メイン回路31と、バイパス配管71とを備える。
メイン回路31は、圧縮機1と、三方弁5と、凝縮器2と、毛細管3と、冷却器4とを順次メイン配管81によって接続することによって構成される。
バイパス配管71は、メイン配管81における毛細管3の出力と接続される部分と冷却器4の入力と接続される部分との間の分岐箇所91と、三方弁5とを接続する。
圧縮機1は、冷媒を圧縮する。
三方弁5は、冷媒の流路を切り替える。
凝縮器2は、圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮させて放熱する。
毛細管3は、凝縮器2で凝縮された冷媒を減圧して膨張させる。
冷却器4は、毛細管3で減圧された冷媒、または圧縮機1から出力されて直接送られた冷媒を蒸発させて吸熱する。
トレイ42は、冷却器4の下方に設けられ、冷却器4から滴下するドレン水を受容する。
ラジアントヒータ43は、冷却器4とトレイ42の間に配置される。ラジアントヒータ43は、冷却器4に付着した霜を溶かすことに加えて、溶けきれずにトレイ42に落下した霜を溶かすこともできる。
温度センサ44が、冷却器4の近傍に配置される。温度センサ44が、冷却器4の温度を検出する。
庫内ファン41は、冷却器4で冷却された空気を庫内へ送風する。
実施の形態の冷蔵庫は、制御装置121を備える。
図3は、第1の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。
制御装置121は、冷蔵庫の冷却運転および除霜運転を制御する。制御装置121は、温度センサ44からの冷却器4の温度を表わす信号を受け、圧縮機1、庫内ファン41、三方弁5、およびラジアントヒータ43を制御する。
冷却運転では、制御装置121は、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管81に接続されたメイン回路31へ流れ、バイパス配管71に流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4において空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4を通過することによって冷却された空気が庫内ファン41によって、庫内の各室に送られて、冷蔵庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、圧縮機1へ戻る。
このとき、扉開閉や食品などに含まれる水分が冷却器4で霜となるため、冷却運転を1日程度行うと、冷却器4は霜で覆われる。その結果、空気の風量が低下するとともに、冷媒と空気の間の熱抵抗が増加して冷凍能力が低下する。そこで、能力低下を防ぐため、1日に1回程度、冷却器4の除霜運転が実行される。
除霜運転では、制御装置121は、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は冷却器4へと流れることによって、冷却器4の霜を溶かす。霜が融解したドレン水、および溶けきれずに滑落した霜がトレイ42に収容される。
図4は、特許文献1に記載の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。そこで、制御装置は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、ラジアントヒータ43をオンにする。ガス冷媒が冷却器4に流れることに加えて、ラジアントヒータ43が補助として使用される。従来の制御装置は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン回路31に流れ、バイパス配管71に流れないようにする。制御装置は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、同時にラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
上述のような特許文献1に記載の除霜運転では、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。その結果、圧縮機1に高温の冷媒が流入して、圧縮機1の弁の劣化を進行させてしまうことになる。
第1の実施形態では、制御装置121は、除霜運転において以下のタイミング制御を実行する。すなわち、制御装置121は、除霜運転において、圧縮機1が動作しかつ三方弁5が冷媒をバイパス配管71に流す第1の期間と、ラジアントヒータ43がオンとなる第2の期間とが重複しないように制御する。
第1の実施形態では、より具体的には、第1の期間の終了直後に、第2の期間が開始される。第1の期間の終了タイミングは、冷却器4の温度が0℃となるタイミングである。
図5は、第1の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置121は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れないようにする。これは、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。そこで、圧縮機1を停止するまたは三方弁5の出力をメイン回路31側に切り替えることによって、圧縮機1に高温の冷媒が流入しないようにする。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
図6は、圧縮機1の運転範囲を表わす図である。
図6において、横軸が圧縮機1へ流入する冷媒の圧力を表わし、縦軸が圧縮機1から流出する冷媒の圧力を示す。Aの領域は、圧縮機1を正常に運転させることができる領域である。BおよびCの領域での圧縮機1の運転は、圧縮機1への負担が大きく、圧縮機1の弁などの劣化の進行の原因ともなる。したがって、BおよびCの領域での圧縮機1の運転は、短期間の過渡的な運転に限ることが望ましい。
図6において、Aの領域の限界線である冷媒の圧力がx1,x2のときには、冷媒の温度が−35℃,−5℃となる。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4へ流れる冷媒は、溶かす霜がなくなっている、あるいは少なくなっているため、高温のまま冷却器4から流出することになる。特許文献1に記載の除霜運転では、冷却器4の温度が0℃に達したときでも、圧縮機1が停止せず、かつ三方弁5によるメイン配管81への流路の切替えが行われないため、高温の冷媒(−5℃よりも温度が高い冷媒)が圧縮機1へ戻ることになり、圧縮機1がBの領域で長期間運転することになる。
これに対して、本実施の形態の除霜運転では、冷却器4の温度が0℃に達したときには、圧縮機1が停止、または三方弁5によるメイン配管81への流路の切替えが行われるため、圧縮機1がBの領域で長期間運転することがない。よって、圧縮機1の劣化の進行を遅らせることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態において、制御装置121は、除霜運転において以下のタイミング制御を実行する。すなわち、制御装置121は、第1の実施形態と同様に、除霜運転において、圧縮機1が動作しかつ三方弁5が冷媒をバイパス配管71に流す第1の期間と、ラジアントヒータ43がオンとなる第2の期間とが重複しないように制御する。
第2の実施形態では、より具体的には、第1の期間の終了後、間隔を空けて第2の期間が開始される。第1の期間の終了タイミングは、冷却器4の温度が0℃となるタイミングである。
図7は、第2の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置121は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れないようにする。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達してから所定時間Δtが経過したときには、ラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達してから所定時間Δtが経過したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、冷却器4の温度が0℃に達したときには、圧縮機1が停止、または三方弁5によるメイン配管81への流路の切替えが行われるため、圧縮機1がBの領域で長期間運転することがない。よって、圧縮機1の劣化の進行を遅らせることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態において、制御装置121は、除霜運転において以下のタイミング制御を実行する。
制御装置121は、第1のタイミングにおいて、圧縮機1が動作しかつ三方弁5が冷媒をバイパス配管71に流すように切り替える。制御装置121は、第1のタイミングの後の第2のタイミングにおいて、ラジアントヒータ43をオンにする。制御装置121は、第2のタイミングの後の第3のタイミングにおいて、三方弁5が冷媒をメイン配管81に接続されたメイン回路31に流すように切り替える。制御装置121は、第3のタイミングの後の第4のタイミングにおいて、ラジアントヒータ43がオフにする。ここで、第2のタイミングは、冷却器4の温度が0℃となるタイミングである。
図8は、第3の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置121は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、ラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度Y℃に達したときに、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン回路31に流れ、バイパス配管71に流れないようにする。制御装置121は、このタイミングで、さらに圧縮機1を停止させてもよい。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
[第4の実施形態]
第4の実施形態において、制御装置121は、除霜運転において、第3の実施形態と同様にして、タイミング制御を実行する。すなわち、制御装置121は、第1のタイミングにおいて、圧縮機1が動作しかつ三方弁5が冷媒をバイパス配管71に流すように切り替える。制御装置121は、第1のタイミングの後の第2のタイミングにおいて、ラジアントヒータ43をオンにする。制御装置121は、第2のタイミングの後の第3のタイミングにおいて、三方弁5が冷媒をメイン回路31に流すように切り替える。制御装置121は、第3のタイミングの後の第4のタイミングにおいて、ラジアントヒータ43がオフにする。ここで、第2のタイミングは、第1のタイミングから所定時間後Δt1である。
図9は、第4の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置121は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、三方弁5を制御してから所定時間Δt1が経過したときに、ラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、三方弁5を制御してから所定時間Δt2が経過したときに、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン回路31に流れ、バイパス配管71に流れないようにする。制御装置121は、このタイミングで、さらに「圧縮機1を停止させてもよい。
制御装置121は、三方弁5を制御してから所定時間Δt3が経過したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
[第5の実施形態]
第5の実施形態では、制御装置121は、除霜運転において、第1の実施形態で説明した制御に加えて、冷却器4の温度に応じて圧縮機1の回転数を制御する。すなわち、制御装置121は、第1の期間の開始時点の圧縮機1の回転数は、第1の期間の終了時点の圧縮機の回転数よりも大きくなるように制御する。より具体的には、制御装置121は、第1の期間において、冷却器4の温度が0℃よりも低い所定温度(たとえば−5℃)未満のときに、圧縮機1の回転数がR1であり、冷却器4の温度が所定温度(たとえば−5℃)以上のときに、圧縮機1の回転数がR1よりも小さなR2となるように制御する。
このようにしたのは、温度センサの温度が−5℃未満の場合、まだ冷却器4には多くの霜が着霜していることが想定されるが、−5℃以上では、すでに着霜がないことも考えられるからである。このような場合に、冷却器4に高温冷媒を流してしまうと、周囲に熱が伝わり庫内が温まってしまうだけでなく、圧縮機1の劣化が進行するという問題がある、したがって、除霜完了間際である−5℃以上において、圧縮機1から出力される冷媒の温度が高い温度にならないようにする。
図10は、第5の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置121は、除霜運転が開始されると、制御装置121は、圧縮機1の回転数をR1に設定する。これと同時に、制御装置121は、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管81に接続されたメイン回路31に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、冷却器4の温度が−5℃に達したときに、圧縮機1の回転数をR2に設定する。ここで、R1>R2である。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れないようにする。これは、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。そこで、圧縮機1を停止するまたは三方弁5の出力をメイン回路31側に切り替えることによって、圧縮機1に高温の冷媒が流入しないようにする。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
なお、第5の実施形態では、制御装置121は、除霜運転において、第1の実施形態で説明した制御に加えて、冷却器4の温度に応じて圧縮機1の回転数を制御するものとしたが、これに限定されるものではない。制御装置121は、第2〜第4の実施形態で説明した制御に加えて、冷却器4の温度に応じて圧縮機1の回転数を制御するものとしてもよい。
[第6の実施形態]
図11は、第6の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。
冷媒回路は、メイン回路32と、バイパス配管71とを備える。
メイン回路32は、圧縮機1と、三方弁5と、凝縮器2と、毛細管3と、冷却器4と、流量可変バルブ6を順次メイン配管82によって接続することによって構成される。メイン回路32が、第1の実施形態のメイン回路31と相違する点は、冷却器4と圧縮機1の間に流量可変バルブ6が配置されている点である。
図12は、第6の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。
制御装置122は、冷蔵庫の冷却運転および除霜運転を制御する。制御装置121は、温度センサ44からの冷却器4の温度を表わす信号を受け、圧縮機1、庫内ファン41、三方弁5、ラジアントヒータ43、流量可変バルブ6を制御する。
制御装置122は、除霜運転において、第1の実施形態で説明した制御に加えて、流量可変バルブ6の開度を制御する。
除霜運転の初期には、庫内温度が低いため、冷却器4における冷媒の放熱量が多い。そのため、冷媒は液相の状態で圧縮機1に戻る可能性がある。冷媒が液相で吸入側へ入ること(液バックという)は、圧縮機1の破損に繋がる。そこで、本実施の形態では、制御装置122は、除霜運転の初期には、流量可変バルブ6による開度を小さくして、冷媒の流れを絞ることでガス化させてから圧縮機1に戻す。
冷却器4の着霜が減少するにつれて冷媒は乾いた状態で冷却器4から戻るようになる。このような状態では、流量可変バルブ6によって冷媒をガス化する必要がなくなる。よって、制御装置122は、冷却器4の温度の上昇とともに、流量可変バルブ6の開度を大きくする。
図13は、第6の実施形態の除霜運転のタイミングを表わす図である。
制御装置122は、除霜運転が開始されると、制御装置122は、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管82に接続されたメイン回路32に流れないようにする。これと同時に、制御装置122は、流量可変バルブ6の開度を小さな値A0に設定する。これによって、冷媒はガス化して圧縮機1に戻るようにできる。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。制御装置122は、冷却器4の温度の増加に応じて、流量可変バルブ6の開度を大きくする。
制御装置122は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れないようにする。これは、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。そこで、圧縮機1を停止するまたは三方弁5の出力をメイン回路32側に切り替えることによって、圧縮機1に高温の冷媒が流入しないようにする。
制御装置122は、冷却器4の温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置122は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
以上のように、本実施の形態によって、圧縮機の液バックを防止し、圧縮機の負担を低減することができる。
なお、第6の実施形態では、制御装置122は、除霜運転において、第1の実施形態で説明した制御に加えて、流量可変バルブ6の開度を制御したが、これに限定されるものではない。制御装置122は、第2〜第5の実施形態で説明した制御に加えて、流量可変バルブ6の開度を制御するものとしてもよい。
[第7の実施形態]
図14は、第7の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。
冷媒回路は、メイン回路34と、バイパス配管73、74とを備える。
メイン回路34は、圧縮機1と、凝縮器2と、四方弁9と、キャビネットパイプ10と、毛細管3と、冷却器4とを順次メイン配管85によって接続することによって構成される。
バイパス配管73は、メイン配管85における毛細管3の出力と接続される部分と冷却器4の入力と接続される部分との間の分岐箇所96と、四方弁9とを接続する。
バイパス配管74は、メイン配管85におけるキャビネットパイプ10の出力と接続される部分と毛細管3の入力と接続される部分との間の分岐箇所95と、四方弁9とを接続する。
圧縮機1は、冷媒を圧縮する。
凝縮器2は、圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮させて放熱する。
四方弁9は、冷媒の流路を切り替える。
キャビネットパイプ10は、第2の凝縮器として機能するものであって、凝縮器2から出力される高温の冷媒と外気との熱交換を行なう。キャビネットパイプ10は、冷蔵庫の側面や背面に断熱材を介して埋設されているパイプなどによって構成される。
毛細管3は、キャビネットパイプ10で凝縮された冷媒を減圧して膨張させる。
冷却器4は、毛細管3で減圧された冷媒、キャビネットパイプ10と毛細管3で減圧された冷媒、または凝縮器2から出力されて直接送られる冷媒を蒸発させて吸熱する。
トレイ42、ラジアントヒータ43、温度センサ44、庫内ファン41が、第1の実施形態と同様に設置される。
第8の実施形態の冷蔵庫は、制御装置124を備える。
図15は、第8の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。
制御装置124は、冷蔵庫の第1の冷却運転、第2の冷却運転および除霜運転を制御する。制御装置124は、温度センサ44からの冷却器4の温度を表わす信号を受け、圧縮機1、庫内ファン41、四方弁9、ラジアントヒータ43を制御する。
第1の冷却運転では、制御装置124は、四方弁9を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管85に接続されたメイン回路34に流れ、バイパス配管73およびバイパス配管74に流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、キャビネットパイプ10によってさらに放熱することによって凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4において空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4を通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、圧縮機1へ戻る。
第2の冷却運転では、制御装置124は、四方弁9を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管74に流れ、メイン回路34およびバイパス配管73に流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、キャビネットパイプ10を通らず、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4において空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4を通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、圧縮機1へ戻る。
制御装置124は、第1の実施形態と同様のタイミングで除霜運転を制御する。すなわち、制御装置124は、図5に示すタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5の代わりに四方弁9を制御する。
再び、図5を参照して、制御装置124は、除霜運転が開始されると、四方弁9を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管73に流れ、メイン回路34およびバイパス配管74に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置124は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、四方弁9を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管73に流れないようにする。これは、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。そこで、圧縮機1を停止するまたは四方弁9の出力をメイン回路34またはバイパス配管74側に切り替えることによって、圧縮機1に高温の冷媒が流入しないようにする。
制御装置124は、冷却器4の温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置124は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
なお、第7の実施形態においても、第6の実施形態と同様に、冷却器4と圧縮機1の間に流量可変バルブ6を配置するものとしてもよい。
第7の実施形態では、制御装置124は、図5に示す第1の実施形態のタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5の代わりに四方弁9を制御するものとしたが、これに限定するものではない。制御装置124は、図7に示す第2の実施形態のタイミング、図8に示す第3の実施形態のタイミング、図9に示す第4の実施形態のタイミング、図10に示す第5の実施形態のタイミング、図13に示す第6の実施形態のタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5の代わりに四方弁9を制御するものとしてもよい。
[第8の実施形態]
図16は、第8の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。
冷媒回路は、メイン回路35と、バイパス配管75とを備える。
メイン回路35は、圧縮機1と、三方弁5と、凝縮器2と、キャビネットパイプ10と、毛細管3と、冷却器4と、吸入管49を順次メイン配管85によって接続することによって構成される。毛細管3と吸入管49とは、熱交換器48を構成し、熱交換する。
バイパス配管75は、メイン配管85におけるキャビネットパイプ10の出力と接続される部分と毛細管3の入力と接続される部分との間の分岐箇所97と、三方弁5とを接続する。
圧縮機1は、冷媒を圧縮する。
凝縮器2は、圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮させて放熱する。
四方弁9は、冷媒の流路を切り替える。
キャビネットパイプ10は、第2の凝縮器として機能するものであって、高温の冷媒と外気との熱交換を行なう。
毛細管3は、キャビネットパイプ10で凝縮された冷媒を減圧して膨張させる。
冷却器4は、圧縮機1から出力され、凝縮器2、キャビネットパイプ10、および毛細管3を経て送られる冷媒、または圧縮機1から出力され、毛細管3を経て送られる冷媒を蒸発させて吸熱する。
トレイ42、ラジアントヒータ43、温度センサ44、庫内ファン41が、第1の実施形態と同様に設置される。
第8の実施形態の冷蔵庫は、第1の実施形態と同様の制御装置121を備える。
第1の冷却運転では、制御装置121は、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管86と接続されたメイン回路35に流れ、バイパス配管75に流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、キャビネットパイプ10によってさらに放熱することによって凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4において空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4を通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、吸入管49を経て、圧縮機1へ戻る。
制御装置121は、第1の実施形態と同様のタイミングで除霜運転を制御する。すなわち、制御装置121は、図5に示すタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御する。
再び、図5を参照して、制御装置121は、除霜運転が開始されると、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管75に流れ、メイン配管86と接続されたメイン回路35に流れないようにする。ガス冷媒が冷却器4へ流れることによって、冷却器4の温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、三方弁5を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管75に流れないようにする。これは、冷却器4の霜を融解している間は、ガス冷媒の温度は0℃に保持されているが、除霜が進むと、ガス冷媒は、冷却器4で冷却されなくなる。そこで、圧縮機1を停止する、または三方弁5の出力をメイン回路35側に切り替えることによって、圧縮機1に高温の冷媒が流入しないようにする。
制御装置121は、冷却器4の温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43をオンにする。冷却器4の温度が0℃に達したときには、冷却器4に付着した霜が少なくなっているが、トレイ42にガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43をオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置121は、冷却器4の温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43をオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
なお、第8の実施形態においても、第6の実施形態と同様に、冷却器4と圧縮機1の間に流量可変バルブ6を配置するものとしてもよい。
第8の実施形態では、制御装置121は、図5に示す第1の実施形態のタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御するものとしたが、これに限定するものではない。制御装置121は、図7に示す第2の実施形態のタイミング、図8に示す第3の実施形態のタイミング、図9に示す第4の実施形態のタイミング、図10に示す第5の実施形態のタイミング、図13に示す第6の実施形態のタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御するものとしてもよい。
[第9の実施形態]
図17は、第9の実施形態の冷蔵庫の冷媒回路およびその周辺回路の構成を表わす図である。
冷媒回路は、メイン回路33と、バイパス配管71、72とを備える。
メイン回路33は、圧縮機1と、四方弁7と、凝縮器2と、毛細管3と、冷却器4bとを順次メイン配管83によって接続し、かつ、メイン配管83における毛細管3の出力と接続される部分と冷却器4bの入力と接続される部分との間の分岐箇所92から、メイン配管83における冷却器4bの出力と接続される部分と圧縮機1の入力と接続される部分との間の分岐箇所93まで、冷媒の流路を切り替える三方弁8と、冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器4aとを順次メイン配管84によって接続することによって構成される。
バイパス配管71は、メイン配管83における毛細管3の出力と接続される部分と分岐箇所92との間の分岐箇所94と、四方弁7とを接続する。
バイパス配管72は、四方弁7と三方弁8とを接続する。
圧縮機1は、冷媒を圧縮する。
四方弁9は、冷媒の流路を切り替える。
凝縮器2は、圧縮機1で圧縮された冷媒を凝縮させて放熱する。
毛細管3は、キャビネットパイプ10で凝縮された冷媒を減圧して膨張させる。
冷却器4bは、毛細管3で減圧された冷媒または圧縮機1から出力されて直接送られた冷媒を蒸発させて吸熱する。冷却器4aは、毛細管3で減圧された冷媒または圧縮機1から出力されて直接送られた冷媒を蒸発させて吸熱する。
冷却器4aに対して、トレイ42a、ラジアントヒータ43a、温度センサ44a、庫内ファン41aが、第1の実施形態と同様に設置される。冷却器4bに対して、トレイ42b、ラジアントヒータ43b、温度センサ44b、庫内ファン41bが、第1の実施形態と同様に設置される。
第9の実施形態の冷蔵庫は、制御装置123を備える。
図18は、第9の実施形態の冷蔵庫の制御系の構成を表わす図である。
制御装置123は、冷蔵庫の冷却運転および除霜運転を制御する。制御装置124は、温度センサ44a,44bからの冷却器4a,4bの温度を表わす信号を受け、圧縮機1、庫内ファン41a,41b、四方弁7、三方弁8、ラジアントヒータ43a,43bを制御する。
第1の冷却運転では、制御装置123は、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管83に流れ、バイパス配管71およびバイパス配管72に流れないようにする。また、制御装置123は、三方弁8を制御することによって、毛細管3から出力された冷媒が、バイパス配管72、およびメイン配管84に接続された冷却器4aに流れないようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4bにおいて空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4bを通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、圧縮機1へ戻る。
第2の冷却運転では、制御装置123は、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管83に流れ、バイパス配管71およびバイパス配管72に流れないようにする。また、制御装置123は、三方弁8を制御することによって、毛細管3から出力された冷媒が、バイパス配管72に流れず、メイン配管84に接続された冷却器4aに流れるようにする。圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4aおよび冷却器4bにおいて空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4aまたは冷却器4bを通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。その後、冷媒は、圧縮機1へ戻る。
制御装置123は、第1の実施形態と同様のタイミングで第1の除霜運転を制御する。すなわち、制御装置123は、図5に示すタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御する代わりに、四方弁7および三方弁8を制御する。
再び、図5を参照して、制御装置123は、第1の除霜運転が開始されると、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れ、メイン配管83およびバイパス配管72は流れないようにする。制御装置123は、三方弁8を制御することによって、バイパス配管71を経由して送られる冷媒が、メイン配管84に接続された冷却器4aに流れないようにする。これによって、ガス冷媒が冷却器4bへ流れることによって、冷却器4bの温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置123は、冷却器4bの温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管71に流れないようにする。
制御装置123は、冷却器4bの温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43bをオンにする。冷却器4bの温度が0℃に達したときには、冷却器4bに付着した霜が少なくなっているが、トレイ42bにガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43bをオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置123は、冷却器4bの温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43bをオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
なお、第1の除霜運転において、制御装置123は、三方弁8を制御することによって、バイパス配管71を経由して送られる冷媒が、メイン配管83に接続された冷却器4bに加えて、メイン配管84に接続された冷却器4aにも流れるようにしてもよい。
制御装置123は、第1の実施形態と同様のタイミングで第2の除霜運転を制御する。すなわち、制御装置123は、図5に示すタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御する代わりに、四方弁7および三方弁8を制御する。
再び、図5を参照して、制御装置123は、第2の除霜運転が開始されると、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管72に流れ、メイン配管83およびバイパス配管71は流れないようにする。制御装置123は、三方弁8を制御することによって、バイパス配管72を流れた冷媒が、メイン配管84に接続された冷却器4aに流れ、メイン配管83上の冷却器4bに流れないようにする。これによって、ガス冷媒が冷却器4aへ流れることによって、冷却器4aの温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置123は、冷却器4aの温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管72に流れないようにする。
制御装置123は、冷却器4aの温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43aをオンにする。冷却器4aの温度が0℃に達したときには、冷却器4aに付着した霜が少なくなっているが、トレイ42aにガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43aをオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置123は、冷却器4aの温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43aをオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
なお、第2の除霜運転において、制御装置123は、三方弁8を制御することによって、バイパス配管72を流れた冷媒が、メイン配管84に接続された冷却器4aに流れ、かつメイン配管83に接続された冷却器4bにも流れるようにしてもよい。
制御装置123は、第1の実施形態と同様のタイミングで混合運転を制御する。すなわち、制御装置123は、図5に示すタイミングに従って、圧縮機1を制御するとともに、三方弁5を制御する代わりに、四方弁7および三方弁8を制御する。混合運転では、冷却器4bは、冷却運転し、冷却器4aは、除霜運転する。
再び、図5を参照して、制御装置123は、混合除霜運転が開始されると、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがメイン配管83とバイパス配管72に流れ、バイパス配管71に流れないようにする。これによって、圧縮機1によって高温高圧に圧縮されたガス冷媒は、凝縮器2において外部に放熱することによって液冷媒に凝縮される。その後、液冷媒は、毛細管3において低温低圧になる。その後、低温低圧の液冷媒は、冷却器4bにおいて空気から熱を吸入して蒸発する。冷却器4bを通過することによって冷却された空気が庫内を循環して庫内の各室を冷やす。また、制御装置123は、三方弁8を制御することによって、バイパス配管72を流れた冷媒が、メイン配管84に接続された冷却器4aに流れるようにする。これによって、ガス冷媒が冷却器4aへ流れることによって、冷却器4aの温度が増加し、霜が溶け始める。
制御装置123は、冷却器4aの温度が0℃に達したときに、圧縮機1を停止する、あるいは、四方弁7を制御することによって、圧縮機1の吐出ガスがバイパス配管72に流れないようにする。
制御装置123は、冷却器4aの温度が0℃に達したときには、同時にラジアントヒータ43aをオンにする。冷却器4aの温度が0℃に達したときには、冷却器4aに付着した霜が少なくなっているが、トレイ42aにガサ落ちした霜が溜まっていることが多く、このような場合には、圧縮機1を停止しても、ラジアントヒータ43aをオンにすることによって、ガサ落ちした霜を溶かすことができる。
制御装置123は、冷却器4aの温度が所定温度X℃に達したときに、霜が取り除かれたものと判断して、ラジアントヒータ43aをオフにする。これにより、除霜運転が終了する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧縮機、2 凝縮器、3 毛細管、4,4a,4b 冷却器、5,8 三方弁、6 流量可変バルブ、7,9 四方弁、10 キャビネットパイプ、31〜35 メイン回路、41,41a,41b 庫内ファン、42,42a,42b トレイ、43,43a,43b ラジアントヒータ、44,44a,44b 温度センサ、48 熱交換器、49 吸入管、61 冷蔵室 62 製氷室、63 冷凍室、64 野菜室、65 冷却室、66 排水管、67 蒸発皿、68 機械室、69 機械室ファン、71〜75 バイパス配管、81〜86 メイン配管、91〜97 分岐箇所、121〜124 制御装置。

Claims (14)

  1. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流路を切り替える弁と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器とを順次メイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、
    前記メイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分と前記冷却器の入力と接続される部分との間の分岐箇所と、前記弁とを接続するバイパス配管と、
    前記冷却器の下方に設けられ、前記冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、前記圧縮機が動作しかつ前記弁が前記冷媒を前記バイパス配管に流す第1の期間と、前記ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない、冷蔵庫。
  2. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒の流路を切り替える弁と、前記冷媒をさらに凝縮させて放熱するキャビネットパイプと、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記毛細管から流出した冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器とを順次メイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、
    前記メイン配管における前記キャビネットパイプの出力と接続される部分と前記毛細管の入力と接続される部分との間の第1の分岐箇所と、前記弁とを接続する第1のバイパス配管と、
    前記メイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分と前記冷却器の入力と接続される部分との間の第2の分岐箇所と、前記弁とを接続する第2のバイパス配管と、
    前記冷却器の下方に設けられ、前記冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、前記圧縮機が動作しかつ前記弁が前記冷媒を前記第2のバイパス配管に流す第1の期間と、前記ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない、冷蔵庫。
  3. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流路を切り替える弁と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒をさらに凝縮させて放熱するキャビネットパイプと、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器とを順次メイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、
    前記メイン配管における前記キャビネットパイプの出力と接続される部分と前記毛細管の入力と接続される部分との間の分岐箇所と、前記弁とを接続するバイパス配管と、
    前記冷却器の下方に設けられ、前記冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、前記圧縮機が動作しかつ前記弁が前記冷媒を前記バイパス配管に流す第1の期間と、前記ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない、冷蔵庫。
  4. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流路を切り替える第1の弁と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する第1の冷却器とを順次第1のメイン配管によって接続するとともに、前記第1のメイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分と前記第1の冷却器の入力と接続される部分との間の第1の分岐箇所から、前記第1のメイン配管における前記第1の冷却器の出力と接続される部分と前記圧縮機の入力と接続される部分との間の第2の分岐箇所まで、前記冷媒の流路を切り替える第2の弁と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する第2の冷却器とを順次第2のメイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、
    前記第1のメイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分、前記第1の分岐箇所との間の第3の分岐箇所と、前記第1の弁とを接続する第1のバイパス配管と、
    前記第1の弁と前記第2の弁とを接続する第2のバイパス配管と、
    前記第1の冷却器の下方に設けられ、前記第1の冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記第1の冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、前記圧縮機が動作しかつ前記第1の弁が前記冷媒を前記第1のバイパス配管に流す第1の期間と、前記ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない、冷蔵庫。
  5. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流路を切り替える第1の弁と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する第1の冷却器とを順次第1のメイン配管によって接続するとともに、前記第1のメイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分と前記第1の冷却器の入力と接続される部分との間の第1の分岐箇所から、前記第1のメイン配管における前記第1の冷却器の出力と接続される部分と前記圧縮機の入力と接続される部分との間の第2の分岐箇所まで、前記冷媒の流路を切り替える第2の弁と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する第2の冷却器とを順次第2のメイン配管によって接続することによって構成されるメイン回路と、
    前記第1のメイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分、前記第1の分岐箇所との間の第3の分岐箇所と、前記第1の弁とを接続する第1のバイパス配管と、
    前記第1の弁と前記第2の弁とを接続する第2のバイパス配管と、
    前記第2の冷却器の下方に設けられ、前記第2の冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記第2の冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、前記圧縮機が動作しかつ前記第1の弁が前記冷媒を前記第2のバイパス配管に流し、かつ前記第2の弁が前記第2のバイパス配管を流れた前記冷媒を前記第2の冷却器へ流す第1の期間と、前記ヒータがオンとなる第2の期間とが重複しない、冷蔵庫。
  6. 前記メイン回路は、前記冷却器、前記第1の冷却器、または前記第2の冷却器と前記圧縮機との間に配置された流量可変バルブを備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第1の期間の終了直後に、前記第2の期間が開始される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記第1の期間の終了後、間隔を空けて前記第2の期間が開始される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記冷却器、前記第1の冷却器、または前記第2の冷却器の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記温度検出部で検出された温度が0℃に達したタイミングが前記第1の期間の終了タイミングである、請求項7または8に記載の冷蔵庫。
  10. 前記第1の期間の開始時点の前記圧縮機の回転数は、前記第1の期間の終了時点の前記圧縮機の回転数よりも大きい、請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記冷却器の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記第1の期間において、前記温度検出部で検出された温度が0℃よりも低い所定の温度未満のときに、前記圧縮機の回転数が第1の値であり、前記温度検出部で検出された温度が0℃よりも低い所定の温度以上のときに、前記圧縮機の回転数が第1の値よりも小さな第2の値である、請求項9記載の冷蔵庫。
  12. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒の流路を切り替える弁と、前記冷媒を凝縮させて放熱する凝縮器と、前記冷媒を減圧して膨張させる毛細管と、前記冷媒を蒸発させて吸熱する冷却器とを順次メイン配管によって接続したメイン回路と、
    前記メイン配管における前記毛細管の出力と接続される部分と前記冷却器の入力と接続される部分との間の分岐箇所と、前記弁とを接続するバイパス配管と、
    前記冷却器の下方に設けられ、前記冷却器から滴下するドレン水を受容するトレイと、
    前記冷却器と前記トレイの間に配置されたヒータとを備え、
    除霜運転において、
    第1のタイミングにおいて、前記圧縮機が動作しかつ前記弁が前記冷媒を前記バイパス配管に流すように切り替わり、
    前記第1のタイミングの後の第2のタイミングにおいて、前記ヒータがオンとなり、
    前記第2のタイミングの後の第3のタイミングにおいて、前記弁が前記冷媒を前記メイン回路に流すように切り替わり、
    前記第3のタイミングの後の第4のタイミングにおいて、前記ヒータがオフとなる、冷蔵庫。
  13. 前記冷却器の温度を検出する温度検出部を備え、
    前記温度検出部で検出された温度が0度に達したタイミングが前記第2のタイミングである、請求項12に記載の冷蔵庫。
  14. 前記第2のタイミングは、前記第1のタイミングから所定時間後である、請求項12に記載の冷蔵庫。
JP2016106184A 2016-05-27 2016-05-27 冷蔵庫 Active JP6320456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106184A JP6320456B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016106184A JP6320456B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 冷蔵庫

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017229235A Division JP6498260B2 (ja) 2017-11-29 2017-11-29 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017211159A true JP2017211159A (ja) 2017-11-30
JP6320456B2 JP6320456B2 (ja) 2018-05-09

Family

ID=60474539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016106184A Active JP6320456B2 (ja) 2016-05-27 2016-05-27 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6320456B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108168168A (zh) * 2017-12-29 2018-06-15 青岛海尔股份有限公司 冰箱
CN108278824A (zh) * 2017-12-29 2018-07-13 青岛海尔股份有限公司 冰箱
CN112113380A (zh) * 2020-10-16 2020-12-22 珠海格力电器股份有限公司 制冷系统及其控制方法
CN113834257A (zh) * 2021-08-31 2021-12-24 青岛海尔电冰箱有限公司 用于冷藏冷冻装置的制冷系统及具有其的冷藏冷冻装置
WO2022143413A1 (zh) * 2020-12-28 2022-07-07 重庆海尔制冷电器有限公司 冰箱
CN114867977A (zh) * 2019-12-26 2022-08-05 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246361U (ja) * 1975-09-29 1977-04-01
JPS62201365U (ja) * 1986-06-11 1987-12-22
JPH01120079U (ja) * 1988-02-04 1989-08-15
JPH04332362A (ja) * 1991-02-20 1992-11-19 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の運転制御装置
JPH112477A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2004251480A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Toshiba Kyaria Kk 冷凍装置
JP2009210137A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍サイクルユニット
JP2010532462A (ja) * 2007-06-29 2010-10-07 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インコーポレイテッド 高温ガス霜取り方法および装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246361U (ja) * 1975-09-29 1977-04-01
JPS62201365U (ja) * 1986-06-11 1987-12-22
JPH01120079U (ja) * 1988-02-04 1989-08-15
JPH04332362A (ja) * 1991-02-20 1992-11-19 Daikin Ind Ltd 冷凍装置の運転制御装置
JPH112477A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JP2004251480A (ja) * 2003-02-18 2004-09-09 Toshiba Kyaria Kk 冷凍装置
JP2010532462A (ja) * 2007-06-29 2010-10-07 エレクトロラックス ホーム プロダクツ インコーポレイテッド 高温ガス霜取り方法および装置
JP2009210137A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍サイクルユニット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108168168A (zh) * 2017-12-29 2018-06-15 青岛海尔股份有限公司 冰箱
CN108278824A (zh) * 2017-12-29 2018-07-13 青岛海尔股份有限公司 冰箱
CN108278824B (zh) * 2017-12-29 2021-04-23 海尔智家股份有限公司 冰箱
CN108168168B (zh) * 2017-12-29 2021-07-23 海尔智家股份有限公司 冰箱
CN114867977A (zh) * 2019-12-26 2022-08-05 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
CN114867977B (zh) * 2019-12-26 2023-10-27 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
CN112113380A (zh) * 2020-10-16 2020-12-22 珠海格力电器股份有限公司 制冷系统及其控制方法
WO2022143413A1 (zh) * 2020-12-28 2022-07-07 重庆海尔制冷电器有限公司 冰箱
CN113834257A (zh) * 2021-08-31 2021-12-24 青岛海尔电冰箱有限公司 用于冷藏冷冻装置的制冷系统及具有其的冷藏冷冻装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6320456B2 (ja) 2018-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6320456B2 (ja) 冷蔵庫
JP5575192B2 (ja) 二元冷凍装置
US6935127B2 (en) Refrigerator
JP2005249254A (ja) 冷凍冷蔵庫
CN100378415C (zh) 冰箱
JP4760974B2 (ja) 冷凍装置
JP5178771B2 (ja) 冷凍冷蔵庫
JP2016136082A (ja) 冷却装置
JP2017116224A (ja) 冷蔵庫
JP2012093054A (ja) 冷凍装置
JP6498260B2 (ja) 冷蔵庫
JP4622901B2 (ja) 空気調和装置
JP2006317079A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP5818993B2 (ja) 冷蔵庫
JP2004324902A (ja) 冷凍冷蔵庫
JP5586547B2 (ja) 冷蔵庫
JP4984770B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008232530A (ja) 冷蔵庫
JP5501407B2 (ja) 冷蔵庫
JP2005337677A (ja) 冷蔵庫
JP2016050753A (ja) 冷凍サイクル装置及び冷蔵庫
JP7065279B2 (ja) 冷蔵庫
JP2018004170A (ja) 冷蔵庫
JP2023013290A (ja) 冷蔵庫
KR20160099370A (ko) 냉장고

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6320456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250