JP2020133299A - ブラインド - Google Patents

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Abstract

【課題】隙間防止部材を備えたブラインドにおいて使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることの可能なブラインドを提供する。【解決手段】ブラインド100は、建物の開口部APに配置されるヘッドボックス110と、ヘッドボックス110を開口部APの固定面に固定するブラケット130と、ヘッドボックス110に一端が支持されるとともにヘッドボックス110から昇降可能に垂下するハニカムスクリーン120と、を有し、ヘッドボックス110と固定面との間の隙間を遮蔽可能な隙間防止部材140を備え、隙間防止部材140は、ブラケット130より前方の位置において、ブラケット130と干渉しない位置に配置されることを特徴とする。かかる構成により、隙間防止部材を備えたブラインドにおいて使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることの可能なブラインドを提供することができる。【選択図】図2

Description

本発明はブラインドに関する。
従来のブラインドとして、特開2009−138327号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献に開示されるブラインドは、窓の上枠等の取付面に、取付具を介して固定されたブラケットによって両端部を支持するようにフレームが取付けられており、フレームの後辺から取付面近傍まで上方に延びる上部ガイド片が形成されている。上部ガイド片の上端部には隙間遮蔽用のゴム片が取着されている。このゴム片は、フレームの全長に亘って取着され、上部ガイド片から上方へ延びて取付面に弾性的に当接して、上部ガイド片と取付面との間の隙間を遮蔽するようになっている。
特開2009−138327号公報
ところで、特許文献1に開示されるような従来のブラインドでは、隙間遮蔽用のゴム片が取着されるフレームの上部ガイド片は、フレームの後方において上方に立ち上がるように形成されているため、ブラケットをフレームの背面側に設置することができない。このため、ブラケットの形状が限定されてしまうという課題があった。
そこで本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、隙間防止部材を備えたブラインドにおいて使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることの可能なブラインドを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明によれば、建物の開口部に配置される支持部材と、前記支持部材を前記開口部の固定面に固定するブラケットと、前記支持部材に一端が支持されるとともに前記支持部材から昇降可能に垂下する遮蔽材と、を有するブラインドであって、前記支持部材と前記固定面との間の隙間を遮蔽可能な隙間防止部材を備え、前記隙間防止部材は、前記ブラケットより前方の位置において、前記ブラケットと干渉しない位置に配置されることを特徴とする、ブラインドが提供される。なお、ここでいう前方の位置とは、ブラインドを正面(使用者がブラインドを操作する側の面)から見たときにブラケットよりも手前の位置であり、ブラケットを視覚的に遮断する位置である。
かかる構成によれば、隙間防止部材は支持部材に対してブラケットより前方の位置に設けられるため、ブラケットは隙間防止部材よりも後方側では形状を問わなくなる。よって、略L型形状等、使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることができる。
また、使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることができるため、特別な隙間防止機能を有さない通常のブラインドと同様の施工にて、支持部材の取付け及び取外しができる。さらに、ブラケットの前方に隙間防止部材が設けられるため、ブラケットに支持部材を取り付けると、支持部材の上方に露出されるブラケットを覆い隠すことができる。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記支持部材には、前記ブラケットに係止されるためのツバ部が形成され、前記隙間防止部材は前記ツバ部の上面に設けられるようにしてもよい。ブラケットに係止されるためのツバ部の上面を利用することで、支持部材に新たに隙間防止部材を取り付けるためのスペースを設けたり、支持部材の形状を変更したりすることを要することなく、取り付けが可能となる。
また、前記支持部材は、前記ブラケットよりも前方に張り出して形成されており、張り出した部分の上面に前記隙間防止部材が設けられるようにしてもよい。支持部材の前面の張り出した部分の上面に隙間防止部材を設けるため、例えば、外嵌め式のブラケットを用いた場合でも、隙間防止部材がブラケットに干渉することはない。
また、前記支持部材の前面には、化粧カバーを収容する収容部が前方に突出して形成されており、前記収容部の上面に前記隙間防止部材が設けられるようにしてもよい。支持部材の前面に前方に突出して形成される収容部の上面に隙間防止部材が設けられるため、隙間防止部材がブラケットに干渉することはない。
また、前記隙間防止部材は、前記固定面に設けられるようにしてもよい。隙間防止部材を固定面に設けるようにすることで、ブラケットや支持部材の形状に左右されないため、使用可能なブラケットや支持部材の形状に自由度を持たせることができる。
また、前記隙間防止部材は、前記支持部材に一体に形成されていてもよい。隙間防止部材を支持部材に一体に形成することによって、隙間防止部材を別途取付ける必要がなく、施工時間の短縮につながる。
本発明によれば、隙間防止部材を備えたブラインドにおいて使用可能なブラケットの形状に自由度を持たせることの可能なブラインドを提供することができる。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
第1の実施形態のブラインド100の全体構成を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 ブラインド100の側断面図である。 ブラケットに支持部材を係止した状態を示す斜視図である。 ヘッドボックス110をブラケット130に着脱する工程を説明するための断面図であり、(a)は係止した状態を示し、(b)は係止を解除した状態を示す。 第2の実施形態のブラインド200の構成を示す断面図であり、(a)は隙間防止部材240がモヘアの例を示し、(b)は隙間防止部材240が軟質材の例を示す。 第3の実施形態のブラインド300の構成を示す断面図である。 第4の実施形態のブラインド400の構成を示す断面図である。 第5の実施形態のブラインド500の構成を示す断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
本実施形態に係るブラインド100の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態のブラインド100の全体構成を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。図2は、ブラインド100の側断面図である。
ブラインド100は、図1及び図2に示したように、建物の開口部APに固定されるヘッドボックス(支持部材)110と、ヘッドボックス110に一端が支持されるとともにヘッドボックス110から昇降可能に垂下するハニカムスクリーン(遮蔽材)120と、ヘッドボックス110を開口部APに固定するためにヘッドボックス110を係止可能なブラケット130とを有する。そして、ヘッドボックス110と開口部APの上部の固定面との間の隙間を遮蔽可能な隙間防止部材140を設け、隙間防止部材140は、ヘッドボックス110を係止するブラケット130より前方の位置において、ブラケット130と干渉しない位置に設けられるようにしたことを特徴とする。以下、本実施形態の各構成について詳細に説明する。
(ヘッドボックス110)
ヘッドボックス110は、図1に示したように、建物の開口部APの上部の固定面にブラケット130を介して固定される支持部材である。ヘッドボックス110の前側の上端には、図2に示したように、ブラケット130を係止するためのツバ部110aが上方に突出して形成されている。また、ヘッドボックス110の後ろ側の上端には、ブラケット130に係止される係止片110bが後方に突出して形成されている。
ヘッドボックス110内には、回転軸112が回転可能に配置されている。回転軸112は、巻取ドラム114を貫通しており、一体に回転する。回転軸112の一端部はヘッドボックス110の一端に設けられた操作部116に連結されており、操作部116によって回転軸112が回転操作される。回転軸112が回転操作されると、下端がハニカムスクリーン120の下端に設けられたボトムレール122に連結され、上端が巻取ドラム114に連結される図示していない昇降コードが巻取ドラム114に巻取り及び巻解かれて、ハニカムスクリーン120が昇降する。
ヘッドボックス110の上端には、図2に示したように、ヘッドボックス110内の部品を保護するためのヘッドボックスカバー118が設けられている。ヘッドボックスカバーには、ブラケット130の下面が当接する。
図1に示したように、建物の開口部APの両側部に沿って上下方向全体にわたってフレーム150が配置されている。フレーム150は、図1(b)及び図2に示したように、開口部APに固定されるベース部152とベース部152からヘッドボックス110及びハニカムスクリーン120の方向に突出する第1遮蔽片154と、第1遮蔽片154の先端から突出する第2遮蔽片156と、から構成される。第1遮蔽片154は、ヘッドボックス110及びハニカムスクリーン120の両側端部と開口部APとの間の空間を遮蔽する。第2遮蔽片156は、ハニカムスクリーン120の上端から開口部APの下端まで設けられており、ハニカムスクリーン120とボトムレール122の内部に挿入される。
(ハニカムスクリーン120)
ハニカムスクリーン120は、開口部を閉塞したり開放したりする遮蔽材である。ハニカムスクリーン120は、図2に示したように、断面6角形の筒状のセルが上下方向に連結されて畳み込み及び展開可能に形成されている。ハニカムスクリーン120は、上端がヘッドボックス110に連結されており、下端がボトムレール122に連結されている。
ハニカムスクリーン120とボトムレール122及びボトムレールキャップ124の両側部は、上下方向に切欠部120a、122a、124aが設けられており、切欠部120a、122a、124aには、遮蔽片156が挿入している。ボトムレール122の下面には、下部隙間防止部材126が取付けられている。下部隙間防止部材126は、ボトムレール122を最も下降させたときに、ボトムレール122と開口部APの下端との隙間を遮蔽する。下部隙間防止部材126は、例えば、弾性変形可能な樹脂などによって構成することができる。
(ブラケット130)
ブラケット130は、ヘッドボックス110を開口部APに固定するためのものである。ブラケット130は、図1に示したように、ヘッドボックス110の長手方向に複数設けられており、上部130aが開口部APの上部の固定面に固定されている。ブラケット130の前端には、図2に示したように、ヘッドボックス110のツバ部110aに係止可能な係止部130bがブラケット本体130cの上方に突出するように形成されている。
ブラケット130の後部には、ヘッドボックス110の係止片110bを係止したり係止を解除したりするブラケット操作部132が設けられている。ブラケット操作部132は、下方に位置しているときに係止片110bを係止し、押し上げられて上方に位置しているときに係止片110bの係止を解除する。
(隙間防止部材140)
隙間防止部材140は、ヘッドボックス110と開口部APの上部の固定面との間の隙間を遮蔽可能なものである。隙間防止部材140は、図2に示したように、モヘアで構成されており、ヘッドボックス110のツバ部110aの上面に取付けられている。隙間防止部材140の上端は開口部APの上部の固定面に当接しており、ヘッドボックス110と開口部APの上部の固定面との間の隙間を遮蔽する。隙間防止部材140は、図3に示したように、例えば貼付けなどの手段でツバ部110aの上部に設けられている。このため、ツバ部110aに係止されたブラケット130と干渉しない。よって隙間防止部材140は、ヘッドボックス110の上方に露出されるブラケット130を覆い隠す。
以上、本実施形態のブラインド100の構成について説明した。以下、ヘッドボックス110をブラケット130に着脱する工程について、図4を参照しながら説明する。図4は、ヘッドボックス110をブラケット130に着脱する工程を説明するための断面図であり、(a)は係止した状態を示し、(b)は係止を解除した状態を示す。
ヘッドボックス110がブラケット130に係止しているときは、図4(a)に示したように、ヘッドボックス110のツバ部110aにブラケット130の係止部130bが係止している。また、ヘッドボックス110の係止片110bがブラケット130のブラケット操作部132と連動する掛止片131に係止している。
ヘッドボックス110とブラケット130の係止を解除するときは、図4(b)に示したように、ブラケット130のブラケット操作部132を図中の矢印Aで示したように、上方に移動させる。すると、ブラケット操作部132の上端の斜面によって掛止片131が図中右方向へ押され、係止片110bの係止が解除されて、ヘッドボックス110はツバ部110aのみがブラケット130の係止部130bに係止された状態になる。よって、ヘッドボックス110は、図中の矢印Bで示したように、ツバ部110aを中心として揺動し、ツバ部110aが係止部130bから取り外しやすい状態になる。この後、ツバ部110aを係止部130bから取り外すことにより、ヘッドボックス110をブラケット130から取り外すことができる。
また、ヘッドボックス110をブラケット130に係止させるときは、取り外しと逆の工程で行うことができる。ヘッドボックス110をブラケット130に着脱するときに、隙間防止部材140はヘッドボックス110のツバ部110aの上面に設けられているため、隙間防止部材140がブラケット130に干渉しない。このため、隙間防止部材140がブラケット130によって押しつぶされたり、変形したりすることがない。
(第1の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、隙間防止部材140はヘッドボックス110に対してブラケット130よりも前方の位置に設けられるため、ブラケット130は隙間防止部材140よりも後方側では形状を問わなくなり、略L型形状等、使用可能なブラケット130の形状に自由度を持たせることができる。
また、使用可能なブラケット130の形状に自由度を持たせることができるため、特別な隙間防止機能を有さない通常のブラインドと同様の施工にてヘッドボックス110の取付け及び取外しができる。さらに、ブラケット130の前方に隙間防止部材140が設けられるため、ブラケット130にヘッドボックス110を取り付けると、ヘッドボックス110の上方に露出されるブラケット130を覆い隠すことができる。よって、意匠性を向上させることができる。
また、ブラケット130に係止されるためのツバ部110aの上面を利用することで、ヘッドボックス110に新たに隙間防止部材140を取り付けるためのスペースを設けたり、ヘッドボックス110の形状を変更したりすることを要することなく、取り付けが可能となる。
また、ヘッドボックス110と開口部APの上部の固定面との隙間をヘッドボックス110の幅方向全長にわたって隙間防止部材140で塞ぐことができるため、ブラインド100の上部からの空気の流入や光漏れを防止し、断熱効果や遮光性を高めることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係るブラインド200について、図5を参照しながら説明する。図5は、本実施形態のブラインド200の構成を示す断面図であり、(a)は隙間防止部材240がモヘアの例を示し、(b)は隙間防止部材240が軟質材の例を示す。本実施形態は、ヘッドボックス210とブラケット230の構成が外嵌め式である点が上記第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の隙間防止部材240は、第1の実施形態の隙間防止部材140に対応するため、説明を省略する。
(ヘッドボックス210)
ヘッドボックス210は、図5に示したように、上端部の前後にブラケット230に係止する前係止片210aと後係止片210bとが設けられている。また、ヘッドボックス210の前面は、前係止片210aよりも前方に張り出しており、張り出した部分の上面に隙間防止部材240が取付けられる。隙間防止部材240は、図5(a)に示したように、第1の実施形態の隙間防止部材140と同様のモヘアでもよく、図5(b)に示したように、軟質材の樹脂などによって構成されていてもよい。隙間防止部材240は、ブラケット230の前方に配置されるためブラケット230に干渉しない。また、隙間防止部材240の長さは、ブラケット230よりも上方に突出する長さであり、ブラケット230を覆い隠すことができる。
(ブラケット230)
ブラケット230は、ヘッドボックス210を外側から支持する外嵌め式のブラケットである。ブラケット230は、図5に示したように、ヘッドボックス210の前係止片210a及び後係止片210bをそれぞれ係止する前係止部230a及び後係止部230bが対向する方向に突出して設けられている。前係止部230aはブラケット230の前面に設けられているブラケット操作部232によって前後に移動可能である。後係止部230bは、ブラケット本体230cに固定されている。前係止部230aを前後に移動させてヘッドボックス210の前係止片210aを係止したり係止を解除したりすることにより、ヘッドボックス210がブラケット230に着脱される。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、ヘッドボックス210の前面をブラケット230に係止する前係止片210aよりも前方に張り出した形状とし、張り出した部分に隙間防止部材240を設ける。このため、外嵌め式のブラケット230を用いた場合でも、隙間防止部材240がブラケット230に干渉することはない。
(第3の実施形態)
第3の実施形態に係るブラインド300について、図6を参照しながら説明する。図6は、本実施形態のブラインド300の構成を示す断面図である。本実施形態は、ヘッドボックス310とブラケット330の構成が上記第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態の隙間防止部材340は、第1の実施形態の隙間防止部材140に対応するため、説明を省略する。
(ヘッドボックス310)
ヘッドボックス310は、図6に示したように、上端部の前後にブラケット330に係止する前係止片310aと後係止片310bとが対向する側に折り曲げられて下方に突出して設けられている。また、ヘッドボックス310の前面には、化粧カバー319を収容する収容部310cが前方に突出して設けられている。化粧カバー319は任意の構成とすることができるが、例えばスラットを流用してもよい。収容部310cの上面に隙間防止部材340が取付けられる。隙間防止部材340は、ブラケット330の前方に配置されるためブラケット330に干渉しない。また、隙間防止部材340の長さは、第1の実施形態の隙間防止部材140よりも長く、ブラケット330よりも上方に突出する長さであり、ブラケット330を覆い隠すことができる。
(ブラケット330)
ブラケット330は、ヘッドボックス310を内側から支持する内嵌め式のブラケットである。ブラケット330は、図6に示したように、ヘッドボックス310の前係止片310a及び後係止片310bをそれぞれ下から係止する前係止部330a及び後係止部330bが前後方向に突出して設けられている。前係止部330aは、ブラケット本体330cに固定されている。後係止部330bはブラケット330の前面に設けられているブラケット操作部332によって前後に移動可能である。後係止部330bを前後に移動させてヘッドボックス310の後係止片310bを係止したり係止を解除したりすることにより、ヘッドボックス310がブラケット330に着脱される。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、ヘッドボックス310の前面に設けられる化粧カバー319を収容する収容部310cの上面に隙間防止部材340が取付けられる。このため、隙間防止部材340がブラケット330に干渉することはない。
(第4の実施形態)
第4の実施形態に係るブラインド400について、図7を参照しながら説明する。図7は、本実施形態のブラインド400の構成を示す断面図である。本実施形態は、隙間防止部材440の取付位置が上記第1の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のヘッドボックス410、ツバ部410a、ブラケット430は、第1の実施形態のヘッドボックス110、ツバ部110a、ブラケット130に対応するため、説明を省略する。
隙間防止部材440は、図7に示したように、モヘアの先端がツバ部410aに当接するように開口部APの上部の固定面に固定されている。よって隙間防止部材440は、ヘッドボックス410の上方に露出されるブラケット430を覆い隠す。
(第4の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、隙間防止部材440を開口部APの上部の固定面に設けるようにすることで、ブラケット430やヘッドボックス410の形状に左右されないため、使用可能なブラケット430やヘッドボックス410の形状に自由度を持たせることができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態に係るブラインド500について、図8を参照しながら説明する。図8は、本実施形態のブラインド500の構成を示す断面図である。本実施形態は、ヘッドボックス510と隙間防止部材540が一体に成形されている点が上記第2の実施形態と異なるものである。本実施形態では、上記第2の実施形態と異なる点を中心に説明する。実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のブラケット530、ブラケット操作部532は、上記第2の実施形態のブラケット230、ブラケット操作部232に対応するため、説明を省略する。
ヘッドボックス510は2色成型部品であり、上部に隙間防止部材540が形成されている。すなわち、ヘッドボックス510は、図8に示したように、上記第2の実施形態のヘッドボックス210と同様に前面が係止片510aより前方に張り出して形成されており、張り出した部分の上面に隙間防止部材540が一体に形成されている。ヘッドボックス510は硬質の樹脂で構成されており、隙間防止部材540は軟質の樹脂で構成されている。隙間防止部材540の上端は、前方に傾くように弾性変形しつつ先端が開口部APの上部の固定面に当接している。
(第5の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、隙間防止部材540をヘッドボックス510に一体に形成することによって、隙間防止部材540を別途取付ける必要がなく、施工時間の短縮につながる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、隙間防止部材を支持部材又は開口部に設けたが、本発明はこれに限定されない。ヘッドボックスと開口部との隙間を閉鎖することができれば、隙間防止部材の取付位置は限定されない。例えば、隙間防止部材をブラケットに設けてもよい。
また、上記実施形態では、遮蔽材をハニカムスクリーンとしたが、本発明はこの例に限定されず任意の遮蔽材を用いることができる。例えば、プリーツスクリーンやロールスクリーンなどでもよい。
また、上記実施形態では、隙間防止部材をモヘアや軟質材の樹脂としたが、本発明はこの例に限定されない。ヘッドボックスと開口部との隙間を閉鎖することができれば任意の設計とすることができる。例えば、隙間防止部材を紙や綿などとしてもよい。
また、上記実施形態において、隙間防止部材がブラケットと干渉しない位置に配置されるとは、隙間防止部材がブラケットによって変形されない位置に配置されることを指し、隙間防止部材の一部がブラケットに接触する程度のものは、本願の干渉しない範囲に含まれる。
以上説明した実施形態・応用例・変形例等は、適宜組み合わせて実施することができる。
100、200、300、400、500 ブラインド
110、210、310、410、510 ヘッドボックス(支持部材)
110a、410a ツバ部
110b 係止片
112 回転軸
114 巻取ドラム
116 操作部
118 ヘッドボックスカバー
120 ハニカムスクリーン(遮蔽材)
120a 切欠部
122 ボトムレール
122a 切欠部
124 ボトムレールキャップ
124a 切欠部
126 下部隙間防止部材
130、230、330、430、530 ブラケット
130a 上部
130b 係止部
130c、230c、330c ブラケット本体
131 掛止片
132、232、332、532 ブラケット操作部
140、240、340、440、540 隙間防止部材
150 フレーム
152 ベース部
154 第1遮蔽片
156 第2遮蔽片
210a、310a 前係止片
210b、310b 後係止片
230a、330a 前係止部
230b、330b 後係止部
310c 収容部
319 化粧カバー
AP 開口部

Claims (6)

  1. 建物の開口部に配置される支持部材と、前記支持部材を前記開口部の固定面に固定するブラケットと、前記支持部材に一端が支持されるとともに前記支持部材から昇降可能に垂下する遮蔽材と、を有するブラインドであって、
    前記支持部材と前記固定面との間の隙間を遮蔽可能な隙間防止部材を備え、
    前記隙間防止部材は、前記ブラケットより前方の位置において、前記ブラケットと干渉しない位置に配置されることを特徴とする、ブラインド。
  2. 前記支持部材には、前記ブラケットに係止されるためのツバ部が形成され、前記隙間防止部材は前記ツバ部の上面に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。
  3. 前記支持部材は、前記ブラケットよりも前方に張り出して形成されており、張り出した部分の上面に前記隙間防止部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。
  4. 前記支持部材の前面には、化粧カバーを収容する収容部が前方に突出して形成されており、前記収容部の上面に前記隙間防止部材が設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。
  5. 前記隙間防止部材は、前記固定面に設けられることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。
  6. 前記隙間防止部材は、前記支持部材に一体に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のブラインド。

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