JP2020131543A - 生コンクリートの製造装置及びミキサー車 - Google Patents
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Abstract
Description
このような生コンクリートの製造装置においては、コンクリート材料を効率よく撹拌するために、例えば特許文献1や特許文献2のように、シャフトに生コンクリート材料をせん断するためのブレード等を用いた撹拌手段を設けたものが知られている。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)請求項1及び請求項3に記載の各発明においては、撹拌手段としてシャフトに固定したワイヤーを用いているため、生コンクリート材料と面で接触することがなく、生コンクリート材料の付着を防止することができる。
(2)また、ワイヤーを用いているため、生コンクリートをせん断した際に、ワイヤーがたわみ振動するため、生コンクリート材料が付着したとしても、振動により除去することができる。
(3)構造が簡単なため、安価に製造することができ、メンテナンスやワイヤーの交換も容易に行うことができる。
(4)請求項2及び請求項4に記載の各発明も前記(1)〜(3)と同様な効果が得られるとともに、ワイヤーの左右端部を弾発部材を介して取り付けているので、生コンクリート材料をせん断した場合に、ワイヤーがより容易に振動するため、生コンクリート材料の付着を防止することができる。
図8乃至図11は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図1乃至図7に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は使用現場で生コンクリートを製造することができる本発明の生コンクリートの製造装置で、この生コンクリートの製造装置1は、その内側周壁面2aに螺旋状のブレード3が固定された傾倒状の回転ドラム2と、この回転ドラム2を傾斜状態で、かつ、周方向に回転可能に支持する枠状のフレーム4と、回転ドラム2を正・逆回転させることができるように前記フレームに設置された駆動装置5と、先端部が回転ドラム2の内側底壁面略中央部に軸受8を介して取り付けられ、他端部がフレーム4の一端部に固定的に取り付けられたシャフト(固定軸)6と、このシャフト6の先端部付近又は先端部寄りの部位に取付けられた撹拌手段7とで構成されている。
なお、ここでシャフト6の先端部とは、前記回転ドラム2の内側底壁面2b側をいう。
この取付具10は、本実施形態では略円形状の金属板で、その中心よりも下方にシャフト6が挿入される挿入孔12が形成されている。この挿入孔12にシャフト6が挿入された状態で、シャフト6に溶接等により固定する。
次に、図8乃至図11に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
2a:内側周壁面、 2b:内側底壁面、
3:ブレード、 4:フレーム、
5:駆動装置、 6:シャフト、
7、7A:撹拌手段、 8:軸受、
9:生コンクリート材料、 10:取付具、
11:ワイヤー、 12:挿入孔、
13:弾発部材、 14、14A:ミキサー車、
15:車両、 16:荷台、
17:ホッパー、 18:排出シュート、
19:計量混練水タンク、 20:軸受部材、
21:支持台。
Claims (4)
- その内側周壁面に螺旋状のブレードが固定され、駆動装置で正・逆回転させることができる回転ドラムを用いた生コンクリートの製造装置において、
前記生コンクリートの製造装置は、その先端部が前記回転ドラムの内側底壁面略中央部に設けられたシャフトと、該シャフトに取付けられ、かつ、前記回転ドラムの回転で混練されながら前記内側底壁面方向へと移動してくる混練材料を撹拌する撹拌手段とで構成され、
前記撹拌手段は、前記シャフトに該シャフトの軸方向に所定間隔を有して取り付けられた一対の取付具と、該一対の取付具に両端部がそれぞれ取り付けられているとともに、前記シャフトの半径方向に互いに所定間隔を有して並ぶように、かつ、前記シャフトの軸方向に延在するよう設けられた複数個のワイヤーとからなる生コンクリートの製造装置。 - 前記複数個のワイヤーは、前記取付具に弾発部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の生コンクリートの製造装置。
- その内側周壁面に螺旋状のブレードが固定され、駆動装置で正・逆回転させることができる回転ドラムを用いた生コンクリートの製造装置を搭載するミキサー車において、
前記生コンクリートの製造装置は、その先端部が前記回転ドラムの内側底壁面略中央部に設けられたシャフトと、該シャフトに取付けられ、かつ、前記回転ドラムの回転で混練されながら前記内側底壁面方向へと移動してくる混練材料を撹拌する撹拌手段とで構成され、
前記撹拌手段は、前記シャフトに該シャフトの軸方向に所定間隔を有して取り付けられた一対の取付具と、該一対の取付具に両端部がそれぞれ取り付けられているとともに、前記シャフトの半径方向に互いに所定間隔を有して並ぶように、かつ、前記シャフトの軸方向に延在するよう設けられた複数個のワイヤーとからなるミキサー車。 - 前記複数個のワイヤーは、前記取付具に弾発部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のミキサー車。
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JP2019027643A JP6749614B2 (ja) | 2019-02-19 | 2019-02-19 | 生コンクリートの製造装置及びミキサー車 |
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Cited By (1)
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CN115194943A (zh) * | 2022-07-12 | 2022-10-18 | 中建幸福有限公司 | 建筑物立面用陶砾石材料及其生产工艺 |
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