JP2020126845A - 遮蔽されたワイヤケーブルをスプライス接続するための方法およびそれによって作製されたケーブル - Google Patents
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Abstract
Description
[0001]本出願は、2014年5月12日出願の米国特許出願第14/274、857号の利益を主張するものであり、その開示全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
Connectivity Corporation(以前はTyco Corporation)から入手可能である。
の遮蔽導体によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3のコア導体を有する第3の遮蔽されたワイヤケーブルとを含み、この場合、第1、第2、および第3のコア導体は、直接的に接合された部分を形成し、第1、第2、および第3の遮蔽導体は、互いから物理的に分離される。ワイヤハーネス組立体はまた、長手方向軸線ならびに第1、第2、および第3の遮蔽導体の一部分を封入する第1の軸方向通路を画定し、第1の遮蔽導体に取り付けられる第1の接点、第2の遮蔽導体に取り付けられる第2の接点、および第3の遮蔽導体に取り付けられる第3の接点を画定する導電性スリーブも含み、この場合、第1、第2、および第3の絶縁性ジャケットは、互いから分離され、第1、第2、および第3の遮蔽導体の封入された部分は、長手方向軸線に対して実質的に平行である。ワイヤケーブル組立体は、さらに、第1、第2、および第3の絶縁性ジャケットと封止可能に係合し導電性スリーブを封入する外側絶縁体を含む。
)を含むことができ、この場合、第1、第2、および第3の接点は、複数のフェルールの少なくとも1つにおいて取り付けられる。複数のフェルール内の少なくとも1つのフェルールは、はんだから形成され得る。
2の接点を第2の遮蔽導体に、第3の接点を第3の遮蔽導体に取り付け、それによって、第1と、第2と、第3の遮蔽導体との間に導電性通路をもたらすステップと、非導電性材料から形成された外側絶縁体を用意するステップと、遮蔽体を外側絶縁体内に配設するステップと、外側絶縁体を、第1、第2、および第3の絶縁性ジャケットに封止可能に係合させ、それによって、遮蔽体を外側絶縁体内に封入するステップとを含む。接合された第1、第2、および第3のコア導体は、第2の軸方向通路内に摺動可能に配設され得、第1、第2、および第3の遮蔽導体は、第1の軸方向通路内に摺動可能に配設され得る。
はまた、端部キャップを少なくとも1つの遮蔽されたワイヤケーブルに封止可能に係合させるステップと、端部キャップを外側絶縁体に封止可能に係合させ、それによって遮蔽体を外側絶縁体内に封入するステップとを含むことができる。
の一部分ならびに可撓性導電層の第2の部分の周りに巻き付けるステップと、第1および第2のフェルールを用意するステップと、第1のフェルールを、第2の遮蔽されたワイヤケーブルの絶縁層の周りに巻き付けるステップと、第2のフェルールを、第1のフェルールに隣接して第3の遮蔽されたワイヤケーブルの絶縁層の周りに巻き付けるステップとを含むことができる。第1および第2のフェルールは、二重壁熱収縮管材料の区分内に配設され得る。
10、112、114のコア導体116、118、120および遮蔽導体130、132、134の両方が一緒にスプライス接続される、遮蔽されたケーブル組立体150を形成するプロセスの非限定的な例を示す。ここで示される実施形態は、3つの遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114をYスプライス接続構成で一緒にスプライス接続するように構成される。しかし、2つだけの遮蔽されたワイヤケーブルを、または4つ以上の遮蔽されたワイヤケーブルをスプライス接続するように構成された代替的実施形態が、企図され得る。
と称される軸方向通路154を画定する。図5および6に示されるように、内側絶縁体152は、次いで、単一の遮蔽されたケーブル110の上方で長手方向軸線Aに沿って方向156に連結部122の上で摺動され得、遮蔽導体130、132、134を露出させる。
10上に置かれたとき、配向に関係なくスリーブ160を内側絶縁体152に固定する。当業者によく知られている他の係止要素が、代替的には、スリーブ160を内側絶縁体152の上で所定位置に固定するために利用されてよい。内側絶縁体152の肩部158およびスリーブ160の係止要素168は共働して、露出された遮蔽導体130、132、134またはフェルールを接点162、164、166に対して位置決めする。これは、製造プロセスにおいて、接点と遮蔽導体の間のより一貫した連結という利益を提供する。
の遮蔽されたワイヤケーブル110上に事前装填され得る。熱収縮管材料は、次いで、当業者によく知られている方法を用いて加熱されて、遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114の少なくとも1つの外側絶縁層124、126、128と封止可能に係合し、図13に示されるようにスリーブ160を封入することができる。本明細書では、封止可能に係合されるとは、外側絶縁体182が、埃、ゴミ、または流体などの汚染物質が、外側絶縁層124、126、128と外側絶縁体182の間に入らないようにすることを意味する。これは、外側絶縁体182が気密封止部を形成することを意味しない。あるいは、外側絶縁体182は、スリーブ160および遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114の上に施された、シリコーンベース材料などのコンフォーマルコーティング184を含んでよく、またはこれからなってよい。本発明者らは、スリーブによる遮蔽されたケーブルの絶縁層の分離が、外側絶縁体と遮蔽されたケーブルの間の封止を改良するという利益をもたらすことを発見した。作動のいかなる特定の論理にも同調することなく、外側絶縁体または外側絶縁体内の封止材は、外側絶縁層126、128の円周全体と接触することができ、したがって、外側絶縁層126、128が分離されなかったまたは接触していた場合に作り出され得るいかなる空隙または隙間も回避する。
2、134の両方が一緒にスプライス接続される、遮蔽されたケーブル組立体150を形成するプロセスの非限定的な例を示す。ここで示される実施形態は、3つの遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114をYスプライス接続構成で一緒にスプライス接続するように構成される。しかし、2つだけの遮蔽されたワイヤケーブルを一緒に、または4つ以上の遮蔽されたワイヤケーブルを一緒にスプライス接続するように構成された他の実施形態が、企図されてよい。
、スリーブ260から突起し、遮蔽導体130、132、134またはフェルールに適合するように構成された弧状形状を形成する。図19に示されるように、接点262、264、266は、接点262、264、266の周りに圧着され得る帯状部またはスリーブなどの別個の締め付け装置284によって遮蔽導体130、132、134に固定され得る。
れてもよい。
、したがって、外側絶縁層126、128が分離されなかったまたは接触していた場合に作り出され得るいかなる空隙または隙間も回避する。
する」は、第1のコア導体を第2のコア導体および第3のコア導体に接合して、図3に示されるようにコア導体間の機械的および電気的連結を形成するステップを含む。コア導体は、音波溶接、はんだ付け、または当業者に知られているワイヤを接合する他の方法によって接合され得る。内側絶縁体およびフェルールは、コア導体を接合する前に遮蔽されたケーブル上に事前装填され得る。
び第3のフェルールを第1、第2、および第3の遮蔽導体それぞれに取り付ける」を含むことができ、これは、第1、第2、および第3のフェルールを第1、第2、および第3の遮蔽導体それぞれに取り付けるステップを含む。
び第3のフェルールを第1、第2、および第3の接点それぞれに圧着する」を含むことができ、これは、第1、第2、および第3のフェルールを第1、第2、および第3の接点それぞれに圧着するステップであって、それによって第1、第2、および第3の接点を第1、第2、および第3の遮蔽導体それぞれに取り付ける、ステップを含む。
を第1、第2、および第3の接点の内部に、そこに画定された穴を通して注入する」を含むことができ、これは、はんだペーストを第1、第2、および第3の接点の内部に、第1、第2、および第3の接点によって画定された穴を通して注入するステップを含む。
、これがリフローするまで加熱する」を含むことができ、これは、はんだペーストを、これがリフローするまで加熱するステップであって、それによって第1、第2、および第3の接点を第1、第2、および第3の遮蔽導体それぞれにはんだ付けする、ステップを含む。
部分を第2のスリーブ部分に接合する」を含むことができ、これは、第1のスリーブ部分を第2のスリーブ部分に接合するステップであって、それによって、接合された第1、第2、および第3のコア導体を第2の軸方向通路内に配設するステップを含み、この場合、スリーブは、第1のスリーブ部分および第2のスリーブ部分を含む。
体部分を第2の内側絶縁体部分に接合する」を含むことができ、これは、第1の内側絶縁体部分を第2の内側絶縁体部分に接合するステップであって、それによって、内側絶縁体ならびに第1、第2、および第3の遮蔽導体を第1の軸方向通路内に配設する、ステップを含み、この場合、内側絶縁体は、第1の内側絶縁体部分および第2の内側絶縁体部分を含む。
なくとも1つの遮蔽されたワイヤケーブルに封止可能に係合させる」を含むことができ、これは、端部キャップを少なくとも1つの遮蔽されたワイヤケーブルに接合し、封止可能に係合させるステップを含み、この場合、外側絶縁体は、さらに、外側絶縁体および少なくとも1つの遮蔽されたワイヤケーブルと封止可能に係合するように構成された端部キャップを含む。
側絶縁体に封止可能に係合させる」を含むことができ、これは、端部キャップを外側絶縁体に係合させるステップであって、それによって遮蔽体を外側絶縁体内に封入する、ステップを含む。
的な方法400を示している。方法400は、以下のステップを含む。
性絶縁層、可撓性導電層ならびに二重壁熱収縮管材料を用意する」は、図3に示されるように、第1の絶縁性ジャケット124によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1の遮蔽導体130によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1の内側絶縁層136によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1のコア導体116を有す
る第1の遮蔽されたワイヤケーブル110を用意するステップと、第2の絶縁性ジャケット126によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2の遮蔽導体132によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2の内側絶縁層138によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2のコア導体118を有する第2の遮蔽されたワイヤケーブル112を用意するステップと、第3の絶縁性ジャケット128によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3の遮蔽導体134によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3の内側絶縁層140によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3のコア導体120を有する第3の遮蔽されたワイヤケーブル114を用意するステップとを含む。ステップ410はまた、熱収縮性プラスチック(たとえばポリオレフィン)、布テープ、またはプラスチックテープから作製された熱収縮性プラスチック管材料などの可撓性の誘電性材料から形成され得る可撓性の誘電性絶縁層を用意するステップも含む。用意された可撓性絶縁層は、可変長さの複数の区分材に分割されてよく、ならびに/または可撓性絶縁層は、上記で説明され、ワイヤハーネス組立体のさまざまな部分に適用されるものなどのさまざまなタイプの絶縁を含むことができる。ステップ410は、さらに、編組された撚り線(たとえば、すずめっきされた銅撚り線)、金属箔(銅またはアルミニウム箔)または金属化プラスチックフィルム(たとえばアルミニウムめっきされたMYLARフィルム)のスリーブから形成され得る可撓性導電層518を用意するステップを含む。可撓性導電層518は、はんだに含浸されず、はんだを含まない。
2、および第3の遮蔽されたワイヤケーブルから除去する」は、第1、第2、および第3の遮蔽ワイヤケーブル110、112、114の外側絶縁性ジャケット124、126、128の一部分を除去して遮蔽導体130、132、134を露出させるステップと、遮蔽導体130、132、134および内側絶縁層136、138、140の一部分を除去して図3に示されるようにコア導体116、118、120を露出させるステップとを含む。
合する」は、第1のコア導体116を第2のコア導体118および第3のコア導体120に接合して、図3に示されるようにコア導体116、118、120の間に機械的および電気的連結部122を形成するステップを含む。コア導体116、118、120は、音波溶接、はんだ付け、または当業者に知られているワイヤを接合する他の方法によって接合されてよい。
露出された接合部分の周りに巻き付ける」は、第1の可撓性絶縁層510を接合された部分122およびコア導体116、118、120の露出された部分に巻き付け、それによって図29に示されるように、遮蔽導体130、132、134を露出させながらコア導体116、118、120の露出された部分を完全に覆い、封入するステップを含む任意選択のステップである。第1の可撓性絶縁層510は、熱収縮性プラスチック管材料、布テープ、またはプラスチックテープなどの可撓性の誘電性材料から形成されてよい。
る」は、図30に示されるように、遮蔽導体130、132、134を依然として露出させながら第1の可撓性絶縁層510を覆って第2の可撓性絶縁層512を巻き付けるステップを含む。第2の可撓性絶縁層512は、熱収縮性プラスチック管材料の区分材でよく、この熱収縮性プラスチック管材料は、第1の可撓性絶縁層510を覆って配置され、これが第1の可撓性絶縁層510と圧縮接触状態になり第1の可撓性絶縁層510を封入するまで加熱される。第2の可撓性絶縁層512は、第1の可撓性絶縁層510を、第1の可撓性絶縁層510の絶縁特性を劣化させ得る水分から保護することができる。第1の可
撓性絶縁層510は、接合された部分122の縁部によって引き起こされ得る摩耗から第2の可撓性絶縁層を保護するために裏面接着式のポリエステルテープでよい。裏面接着式は、布テープの貼り付けを簡単にし得る。
ワイヤケーブルの外側絶縁層を覆って巻き付ける」は、第1および第2の非導電性フェルール514、516を第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128を覆って巻き付けるまたは配置するステップであって、それにより、図31に示されるように、第1および第2のフェルール514、516は、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の露出された遮蔽導体132、134に近接し、互いに隣接する、ステップを含む任意選択のステップである。第1および第2のフェルール514、516は、熱収縮性プラスチック管材料の区分材から形成されてよく、この熱収縮性プラスチック管材料は、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114を覆って配置され、これが、ワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128と圧縮接触状態になるまで加熱される。あるいは、第1および第2のフェルール514、516は、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128を覆って配置されたプラスチックリングでよい。第1および第2のフェルール514、516は、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128間に空隙をもたらす。
ケーブルの露出された遮蔽導体の周りに巻き付ける」は、可撓性導電層518を、図32に示されるように、遮蔽導体130、132、134のすべてと電気接触状態になるように、露出された遮蔽導体130、132、134の少なくとも一部分を覆って巻き付けるステップを含む。可撓性導電層518は、好ましくは、遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114の外側絶縁層124、126、128と接触状態にはならない。
側絶縁層の一部分および可撓性導電層の一部分を覆って巻き付ける」は、第3の可撓性絶縁層520を、図33に示すように、露出された遮蔽導体130に近接する第1の遮蔽されたワイヤケーブル112の外側絶縁層124の一部分を覆って、且つ可撓性導電層518の一部分を覆って巻き付けるステップを含む任意選択のステップである。ステップ424は、熱収縮性プラスチック管材料の区分材である第3の可撓性絶縁層520を、第1の遮蔽ワイヤケーブル112の外側絶縁層124および可撓性導電層518の一部分を覆って配置するステップと、熱収縮性管材料を、これが、第1の遮蔽ワイヤケーブル112の外側絶縁層124および可撓性導電層518の一部分と圧縮接触状態になり、これらを封入するまで加熱するステップとを含むことができる。遮蔽導体130は、好ましくは、第3の可撓性絶縁層520によって完全に封入される。
ーブルの外側絶縁層の一部分および可撓性導電層の一部分を覆って巻き付ける」は、図34に示されるように、第4の可撓性絶縁層522を、露出された遮蔽導体132、134に近接する、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128の一部分を覆って、且つ、可撓性導電層518の一部分を覆って、但し、第1および第2のフェルール514、516は覆わずに巻き付けるステップを含む任意選択のステップである。第4の可撓性絶縁層522はまた、第3の可撓性絶縁層520上に重なるように第3の可撓性絶縁層520の一部分を覆って施されてもよい。ステップ426は、熱収縮性プラスチック管材料の区分材である第4の可撓性絶縁層522を、第2および第3の遮蔽ワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128および可撓性導電層518の一部分を覆って配置するステップと、熱収縮性管材料を、これが、第2およ
び第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128および可撓性導電層518の一部分と圧縮接触状態になり、これらを封入するまで加熱するステップとを含むことができる。第4の可撓性絶縁層522はまた、第3の可撓性絶縁層520の一部分上に重なることもでき、それにより、可撓性導電層518の封入が保証される。第4の可撓性絶縁層522に使用される熱収縮管材料の区分材は、これが加熱される前は、ステップ424において第3の可撓性絶縁層520に使用される熱収縮管材料の区分材より大きい直径を有することができる。
ける」は、図35に示されるように、二重壁熱収縮管材料524の区分材を、少なくとも可撓性導電層518ならびに第1、第2、および第3の遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114の外側絶縁層124、126、128の一部分を覆って巻き付けるステップを含む。二重壁熱収縮管材料524は、ポリオレフィンなどの熱収縮性プラスチックから作製された外壁と、熱可塑性接着封止剤526から作製された内壁とを有する。二重壁熱収縮管材料524が加熱されたとき、内壁上の熱可塑性接着封止剤526は、溶融し、外壁が、遮蔽されたケーブル110、112、114および可撓性導電層518に適合するように収縮するにつれて外側絶縁層124、126、128に接着し、こうして、封止された、遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528を形成する。封止剤526の一部分は、外壁が収縮するときに二重壁熱収縮管材料524から突出することができる。二重壁熱収縮管材料524はまた、第3および第4の可撓性絶縁層520、522ならびに第1および第2のフェルール514、516の周りに巻き付けられてもよく、こうして、加熱されたときにこれらの要素を二重壁熱収縮管材料524内に封止する。第1および第2のフェルール514、516は、第2および第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114の外側絶縁層126、128間に空隙をもたらし、この空隙は、封止剤526によって充填されて、第2と第3の遮蔽されたワイヤケーブル112、114間の漏出の可能性がある通路を遮る。
ワイヤケーブルのスプライス接続528は、3つの遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114を含むが、2つの遮蔽されたワイヤケーブルまたは4つ以上の遮蔽されたワイヤケーブルを有する、方法400および封止された、遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528の他の実施形態が、企図されてよい。フェルールは、別の遮蔽されたワイヤケーブルに隣接する各々の遮蔽されたワイヤケーブルの外側絶縁層の周りに巻き付けられて空隙をもたらし、この空隙は、二重壁熱収縮管材料524の接着封止剤526によって充填される。
遮蔽されたワイヤケーブルをスプライス接続する方法400が、提供される。方法400は、環境的汚染から封止された遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528をもたらす。遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528および方法400は、可撓性導電層518を遮蔽導体130、132、134に接合するのにはんだを使用しない。これは、方法400が、可撓性絶縁層および二重壁熱収縮管材料524を、上記で説明された従来技術の方法によって必要とされる、はんだのリフローに必要とされるより低い温度に加熱することによって、遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528を形成することを可能にする。使用されるより低温の熱は、熱の印加からの遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114に対する損傷の可能性を低減するという利点をもたらす。遮蔽されたワイヤケーブル110、112、114のコア導体116、118、120が、音波溶接プロセスを用いて接合されるとき、はんだの使用は、方法400および遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続528から完全に除かれる。はんだを排除することは、はんだの使用に伴って必要とされる環境的予防措置の必要性を取り除く。作動のいかなる特
定の論理にも同調することなく、第3および第4の可撓性絶縁層520、522および/または二重壁熱収縮管材料524の可撓性導電層518との圧縮接触は、可撓性導電層518を遮蔽導体130、132、134と接触状態に維持し、それによって可撓性導電層518と遮蔽導体130、132、134の間に確実な電気的連結をもたらす。
うに限定されるよう意図されず、それよりも、後続の特許請求の範囲に記載された程度にのみ限定されるよう意図される。さらに、用語の第1、第2などの使用は、重要性の程度を示すものではなく、用語の第1、第2などは、1つの要素を別のものと区別するために使用される。さらに、用語1つ(a)、1つ(an)などの使用は、量の限定を示すもので
はなく、参照される項目の少なくとも1つの存在を示す。
2、12 電池パック
3 正極
4 負極
5、15 ヒューズ
13 正極ケーブル
14 負極ケーブル
16 ケーブル連結器
17、116、118、120 コア導体
20 遮蔽されたケーブルスプライス接続装置
22 制御装置
110 第1の遮蔽されたワイヤケーブル
112 第2の遮蔽されたワイヤケーブル
114 第3の遮蔽されたワイヤケーブル
122 連結部
124、126、128 外側絶縁性ジャケット
130、132、134 遮蔽導体
136、138、140 内側絶縁層
142 電圧沿面距離
144、146、148 導電性フェルール
150 遮蔽されたケーブル組立体
152 内側絶縁体
154、254A 溝
156 方向
158 肩部
160、260 スリーブ
161、261 空洞
162、164、166、262、262A、262B、264、264A、264B、266、266A、266B 接点
168 係止要素
170 傾斜構造体
172 スロット
174、176、178、180 帯状部
182 外側絶縁体
184 コンフォーマルコーティング
250 ワイヤケーブル組立体
252A 第1の内側絶縁体
252B 第2の内側絶縁体
253 柱状部
255 凹部
260A 第1のスリーブ
260B 第2のスリーブ
284 締め付け装置
286 圧着翼
288 第1の端部キャップ
290 第2の端部キャップ
292 封止要素
294 雄型取り付け要素
296 雌型取り付け要素
510 第1の可撓性絶縁層
512 第2の可撓性絶縁層
514 第1の非導電性フェルール
516 第2の非導電性フェルール
518 可撓性導電層
520 第3の可撓性絶縁層
522 第4の可撓性絶縁層
524 二重壁熱収縮管材料
526 熱可塑性接着封止剤
528 遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続
A 長手方向軸線
t 中心導体
Claims (20)
- 複数の遮蔽されたワイヤケーブル(110、112、114)をスプライス接続する方法(400)であって、
第1の絶縁性ジャケット(124)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1の遮蔽導体(130)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1のコア導体(116)を有する第1の遮蔽されたワイヤケーブル(110)を用意するステップ(410)と、
第2の絶縁性ジャケット(126)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2の遮蔽導体(132)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2のコア導体(118)を有する第2の遮蔽されたワイヤケーブル(112)を用意するステップ(410)と、
第3の絶縁性ジャケット(128)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3の遮蔽導体(134)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3のコア導体(120)を有する第3の遮蔽されたワイヤケーブル(114)を用意するステップ(410)と、
可撓性絶縁層(510)を用意するステップ(410)と、
可撓性導電層(518)を用意するステップ(410)であって、前記可撓性導電層(518)が、はんだを含まない、ステップ(410)と、
二重壁熱収縮管材料(524)の区分を用意するステップ(410)と、
前記可撓性絶縁層の第1の部分(510)を、接合された前記第1、第2、および第3のコア導体(116、118、120)の周りに巻き付けるステップ(416)と、
前記可撓性導電層(518)を、前記第1、第2、および第3の遮蔽導体(130、132、134)の周りに巻き付けるステップ(422)と、
前記可撓性導電層(518)ならびに前記第1、第2、および第3の絶縁性ジャケット(124、126、128)の一部分を、二重壁熱収縮管材料(524)の前記区分内に配設するステップ(428)とを含む方法。 - 前記可撓性絶縁層の第2の部分(512)を前記可撓性絶縁層の前記第1の部分(510)の周りに巻き付けるステップ(418)をさらに含む、請求項1に記載の方法(400)。
- 前記可撓性絶縁層の前記第1の部分(510)が、布テープから形成される、請求項2に記載の方法(400)。
- 前記可撓性絶縁層の第3の部分(520)を、前記第1の絶縁層(510)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第1の部分の周りに巻き付けるステップ(424)をさらに含む、請求項3に記載の方法(400)。
- 前記可撓性絶縁層の第4の部分(522)を、前記第2および第3の絶縁性ジャケット(126、128)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第2の部分の周りに巻き付けるステップ(428)をさらに含む、請求項4に記載の方法(400)。
- 前記可撓性絶縁層の前記第2、第3、および第4の部分(512、520、522)が、熱収縮管材料の区分から形成される、請求項5に記載の方法(400)。
- 前記可撓性絶縁層の前記第4の部分(522)が、収縮前、前記可撓性絶縁層の前記第3の部分(520)より大きい直径を有する、請求項6に記載の方法(400)。
- 第1のフェルール(514)および第2のフェルール(516)を用意するステップと
、
前記第1のフェルール(514)を前記第2の絶縁性ジャケット(126)の周りに巻き付けるステップ(420)と、
前記第2のフェルール(516)を前記第3の絶縁性ジャケット(128)の周りに前記第1のフェルール(514)に隣接して巻き付けるステップ(420)とをさらに含む、請求項1に記載の方法(400)。 - 前記第1および第2のフェルール(514、516)が、熱収縮管材料の区分から形成される、請求項8に記載の方法(400)。
- 前記第1および第2のフェルール(514、516)が、二重壁熱収縮管材料(524)の前記区分内に配設される、請求項8に記載の方法(400)。
- 前記可撓性導電層(518)が、編組された撚り線から形成される、請求項1に記載の方法(400)。
- 少なくとも3つの遮蔽されたワイヤケーブル(110、112、114)のスプライス接続を有するワイヤハーネス組立体であって、
第1の絶縁性ジャケット(124)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1の遮蔽導体(130)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1のコア導体(116)を有する第1の遮蔽されたワイヤケーブル(110)と、
第2の絶縁性ジャケット(126)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2の遮蔽導体(132)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2のコア導体(118)を有する第2の遮蔽されたワイヤケーブル(112)と、
第3の絶縁性ジャケット(128)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3の遮蔽導体(134)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3のコア導体(120)を有する第3の遮蔽されたワイヤケーブル(114)とを備え、前記第1のコア導体(116)は、前記第2のコア導体(118)および前記第3のコア導体(120)に電気的および機械的に結合され、さらに、前記ワイヤハーネス組立体は、
接合された前記第1、第2、および第3のコア導体(116、118、120)の周りに巻き付けられた第1の可撓性絶縁層(510)と、
前記第1、第2、および第3の遮蔽導体(130、132、134)の周りに巻き付けられた可撓性導電層(518)であって、はんだを含まない、可撓性導電層(518)と、
前記第1、第2、および第3の絶縁性ジャケット(124、126、128)の一部分が中に配設される、二重壁熱収縮管材料(524)の区分とを備える、ワイヤハーネス組立体。 - 前記可撓性導電層(518)が、編組された撚り線から形成される、請求項12に記載のワイヤハーネス組立体。
- さらに、前記第1の絶縁層(510)の周りに巻き付けられた第2の可撓性絶縁層(512)を備える、請求項12に記載のワイヤハーネス組立体。
- 前記第1の絶縁層(510)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第1の部分の周りに巻き付けられた第3の可撓性絶縁層(520)と、
前記第2および第3の絶縁層(512、520)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第2の部分の周りに巻き付けられた第4の可撓性絶縁層(522)とをさらに備える、請求項14に記載のワイヤハーネス組立体。 - 前記第2の絶縁性ジャケット(126)の周りに巻き付けられた第1のフェルール(514)と、
前記第3の絶縁性ジャケット(128)の周りに、かつ前記第1のフェルール(514)に隣接して巻き付けられた第2のフェルール(516)とを備え、前記第1および第2のフェルール(514、516)もまた、二重壁熱収縮管材料(524)の前記区分内に配設される、請求項15に記載のワイヤハーネス組立体。 - 前記第2、第3、および第4の可撓性絶縁層(512、520、522)ならびに第1および第2のフェルール(514、516)が、熱収縮管材料の区分から形成され、前記第1の絶縁層(510)が、布テープから形成され、前記可撓性導電層(518)が、編組された撚り線から形成される、請求項16に記載のワイヤハーネス組立体。
- 前記第4の可撓性絶縁層(522)が、収縮前、前記第3の可撓性絶縁層(520)より大きい直径を有する、請求項17に記載のワイヤハーネス組立体。
- 方法(400)によって形成された、少なくとも3つの遮蔽されたワイヤケーブルのスプライス接続を有するワイヤハーネス組立体であって、前記方法が、
第1の絶縁性ジャケット(124)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1の遮蔽導体(130)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第1のコア導体(116)を有する第1の遮蔽されたワイヤケーブル(110)を用意するステップ(410)と、
第2の絶縁性ジャケット(126)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2の遮蔽導体(132)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第2のコア導体(118)を有する第2の遮蔽されたワイヤケーブル(112)を用意するステップ(410)と、
第3の絶縁性ジャケット(128)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3の遮蔽導体(134)によって少なくとも部分的に軸方向に取り囲まれた第3のコア導体(120)を有する第3の遮蔽されたワイヤケーブル(114)を用意するステップ(410)と、
可撓性絶縁層(510)を用意するステップ(410)と、
可撓性導電層(518)を用意するステップ(410)であって、前記可撓性導電層(518)が、はんだを含まない、ステップ(410)と、
二重壁熱収縮管材料(524)の区分を用意するステップ(410)と、
前記可撓性絶縁層の第1の部分(510)を、接合された前記第1、第2、および第3のコア導体(116、118、120)の周りに巻き付けるステップ(416)と、
第2の可撓性絶縁層(512)を前記第1の絶縁層(510)の周りに巻き付けるステップ(418)と、
前記可撓性導電層(518)を、前記第1、第2、および第3の遮蔽導体(130、132、134)の周りに巻き付けるステップ(422)と、
第3の可撓性絶縁層(520)を、前記第1の絶縁層(510)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第1の部分の周りに巻き付けるステップ(424)と、
第4の可撓性絶縁層(522)を、前記第2および前記第3の絶縁層(512、520)の一部分および前記可撓性導電層(518)の第2の部分の周りに巻き付けるステップ(426)と、
第1のフェルール(514)を前記第2の絶縁性ジャケット(126)の周りに巻き付けるステップ(420)と、
第2のフェルール(516)を前記第3の絶縁性ジャケット(128)の周りに前記第1のフェルール(514)に隣接して巻き付けるステップ(420)と、
前記可撓性導電層(518)ならびに前記第1、第2、および第3の絶縁性ジャケット(124、126、128)の一部分を、二重壁熱収縮管材料(524)の前記区分内に
配設するステップ(428)であって、前記第1および第2のフェルール(514、516)が、二重壁熱収縮管材料(524)の前記区分内に配設される、ステップ(428)とを含む、ワイヤハーネス組立体。 - 前記第1の絶縁層(510)が、布テープから形成され、前記第2、第3、および第4の可撓性絶縁層(512、520、522)ならびに第1および第2のフェルール(514、516)が、熱収縮管材料の区分から形成され、前記可撓性導電層(518)が、編組された撚り線から形成される、請求項19に記載のワイヤハーネス組立体。
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