JP2020126202A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、実施例1のタンデム方式(4ドラム系)のカラー画像形成装置の構成図である。ここで、各符号の英文字aはイエロー(Y)、bはマゼンタ(M)、cはシアン(C)、dはブラック(Bk)の構成及びユニットを示す。なお、以下の説明において、特定のユニットを説明する場合を除いて英文字a,b,c,dを省略する。
次に、実施例1における定着装置50の構成について図2を用いて説明する。ここで、長手方向とは、後述する用紙Pの搬送方向と略直交する加圧ローラ53の回転軸方向のことである。また、搬送方向に略直交する方向(長手方向)の用紙Pの長さを幅という。図2(a)は、定着装置50の断面模式図、図2(b)はヒータ54と電力制御部97の模式図である。
(ヒータ)
ヒータ54について、図2(b)を用いて詳しく説明する。ヒータ54は、基板54a、複数の発熱体である発熱体54b1、54b2、導体54c、接点54d1〜54d3、保護ガラス層54eからなる。基板54a上に、発熱体54b1、54b2、導体54c、接点54d1〜54d3が形成され、その上に発熱体54b1、54b2とフィルム51との絶縁を確保するために保護ガラス層54eが形成されている。第1の発熱体である発熱体54b1と第2の発熱体である発熱体54b2とは、長手方向の長さ(以下、サイズともいう)が異なっている。具体的には、発熱体54b1の長手方向の長さがL1であり、発熱体54b2の長手方向の長さがL2であり、長さL1と長さL2は、L1>L2の関係になっている。発熱体54b1の長さL1は、この画像形成装置によって印刷する(又は、搬送する)ことが可能な用紙Pのうち最大の幅(以下、最大通紙幅という)を有する用紙Pを定着可能な長さになっている。以下、長さL1の用紙PをL1幅の用紙P、長さL2の用紙PをL2幅の用紙Pともいう。発熱体54b1は導体54cを介して接点54d1、54d3に電気的に接続されており、発熱体54b2は導体54cを介して接点54d2、54d3に電気的に接続されている。すなわち、接点54d3は、発熱体54b1、54b2に共通して接続されている接点である。
図2(b)には定着装置50の制御回路である電力制御部97も示している。定着装置50の電力制御部97は、発熱体54b1、54b2(ヒータ54)、交流電源55、双方向サイリスタ(以下、トライアックという)56、切替手段である発熱体切り替え器57からなる。発熱体切り替え器57は、ヒータ54の発熱体54b1又は発熱体54b2のいずれか一方に対して電力供給可能となるように電力供給経路を切り替える。トライアック56は、交流電源55から発熱体54b1、54b2へ電力を供給する際に導通し、交流電源55から発熱体54b1、54b2への電力の供給を遮断する際に非導通となる。トライアック56は、電力のヒータ54への供給を接続又は遮断する接続手段として機能する。エンジンコントローラ92は定着温度センサ59の検知結果である温度情報に基づいて、発熱体54b1、54b2を目標温度(目標となる定着温度)に制御するために必要な電力を算出し、トライアック56を導通又は非導通に制御する。
図3は、制御手段であるエンジンコントローラ92に係る機能ブロックと、外部機器400、ビデオコントローラ91、ハードウェア403を示した図である。エンジンコントローラ92における、発熱体選択部421、発熱体制御部422、定着温度検知部423、幅検知手段である幅検知部424、サイズ記憶部425、紙有無検知部426のそれぞれは機能ブロックを示す。エンジンコントローラ92は、記憶部であるメモリ95を有する。また、幅センサ160、紙有無センサ102、トライアック56、発熱体切り替え器57、定着温度センサ59のそれぞれはハードウェア403を構成する。トライアック56、発熱体切り替え器57は電力制御部97でもある。以下、それぞれについて具体的に説明する。
実施例1では、給紙部16m、16nに積載された用紙Pのサイズが変わった時点で選択する発熱体54bを切り替える方法について説明する。図4は、画像形成装置の印刷シーケンスの一例を示す図であり、図4(a)には比較例を示し、図4(b)には実施例1を示す。いずれも、(i)はビデオコントローラ91とエンジンコントローラ92との間の印刷指示等のコマンドを示し、(ii)は選択している発熱体54bを示し、(iii)は画像形成装置の動作(印刷動作等)を示す。なお、説明の便宜上、比較例においても実施例1と同様の構成を用いて説明する。
実施例1における処理の流れについて、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の処理が開始されるとき、発熱体54bは発熱体選択部421によって発熱体54b1及び発熱体54b2のいずれか一方に選択されている状態にあり、以下、「現在選択している発熱体54b」と表現する。ステップ(以下、Sとする)600でエンジンコントローラ92は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pのサイズが変わったか否かを判断する。例えば、エンジンコントローラ92は、紙有無検知部426により用紙Pが、有り→無し→有りと変化し、幅センサ160による検知結果とメモリ95に記憶されている用紙Pのサイズとが異なる場合等に、用紙Pのサイズが変わったと判断する。
実施例2の画像形成装置は、給紙部16m、16nに加えて、更に給紙部(不図示)を有する。説明上、3つ目の給紙部16pと表記する。給紙部16pは給紙部16m、16nと同様に、幅センサ(不図示)(説明上、幅センサ160pと表記する)によって用紙Pの幅方向のサイズを検知することができる。また、紙有無センサ(不図示)(説明上、紙有無センサ102pと表記する)によって用紙Pの有無を検知することができる。なお、各給紙部16にどのようなサイズの用紙Pが積載されているかの情報は、実施例1と同様にサイズ記憶部425によってメモリ95に記憶されている。
発熱体選択部421は、長さL2より大きいサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数と、長さL2以下のサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数とを比較する。発熱体選択部421は、比較の結果、長さL2より大きいサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数の方が多い場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。一方、発熱体選択部421は、長さL2以下のサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数の方が多い場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b2に決定する。発熱体選択部421は、長さL2より大きいサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数と、長さL2以下のサイズの用紙Pが積載されている給紙部16の数とが等しい場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。
実施例2の処理の流れについて、図6のフローチャートを用いて説明する。なお、図6のS700、S705〜S707の処理は、実施例1の図5で説明したS600、S604〜S606の処理と同じであり、説明を省略する。S701でエンジンコントローラ92は、サイズ記憶部425によって、幅センサ160の検知結果に基づいて用紙Pのサイズ情報(幅の情報)を給紙部16毎にメモリ95に記憶する。
実施例3の画像形成装置は、実施例1の構成と同様に、給紙部16m、16nを有する構成とする。
図7は、エンジンコントローラ92に係る機能ブロックと、外部機器400、ビデオコントローラ91、ハードウェア403を示した図である。印刷履歴記憶部800は機能ブロックを示す。その他は実施例1の図3と同様であり、以下、実施例1、2と異なる個所について具体的に説明する。
発熱体選択部421は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pの幅が全て長さL2以下の場合は選択する発熱体54bを発熱体54b2に決定し、全て長さL2より大きい場合は選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。発熱体選択部421は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pの幅について、長さL2以下の幅の用紙Pと長さL2より大きい幅の用紙Pとが混在している場合は、次のように決定する。すなわち、発熱体選択部421は、メモリ95に記憶している給紙部16m、16nの印刷累積枚数に応じて選択する発熱体54bを決定する。例えば、給紙部16mに長さL2以下の幅の用紙Pが積載されており、給紙部16nに長さL2より大きい幅の用紙Pが積載されている場合、発熱体選択部421は次のように発熱体54bを選択する。発熱体選択部421は、メモリ95に記憶している印刷累積枚数が給紙部16m(長さL2以下の幅の用紙P積載)の方が多い場合は選択する発熱体54bを発熱体54b2に決定する。一方、発熱体選択部421は、メモリ95に記憶している印刷累積枚数が給紙部16n(長さL2より大きい幅の用紙P積載)の方が多い場合は選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。発熱体選択部421は、給紙部16m、16nの印刷累積枚数が等しい場合、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。また、発熱体選択部421は、給紙部16m、16nのどちらにも用紙Pが積載されていない場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。
実施例3の処理の流れについて、図8のフローチャートを用いて説明する。なお、S900、S909〜S911の処理は、図5のS600、S604〜S606の処理と同じであり、説明を省略する。S901でエンジンコントローラ92は、サイズ記憶部425によって用紙Pのサイズ情報(幅の情報)を給紙部16毎にメモリ95に記憶する。S902でエンジンコントローラ92は、すべての給紙部16に積載されている用紙Pの幅が長さL2以下であるか否かを判断する。S902以降の処理では、発熱体選択部421が、サイズ記憶部425によってメモリ95にサイズ情報が記憶されている(「用紙無し」と記憶していない)給紙部16において、次の決定を行う。すなわち、発熱体選択部421は、メモリ95に記憶しているサイズ情報(幅の情報)と印刷累積枚数の情報とに基づいて、選択する発熱体54bを決定する。
発熱体選択部421は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pの幅が全て長さL2以下の場合は選択する発熱体54bを発熱体54b2に決定し、全て長さL2より大きい場合は選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。発熱体選択部421は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pの幅が、長さL2以下の幅の用紙Pと長さL2より大きい幅の用紙Pとが混在している場合は、最も大きい幅の用紙Pに合わせて選択する発熱体54bを決定する。例えば、発熱体選択部421は、給紙部16mに長さL2以下の幅の用紙Pが積載されており、給紙部16nに長さL2より大きい幅の用紙Pが積載されている場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。また、発熱体選択部421は、給紙部16m、16nのどちらにも用紙Pが積載されていない場合は、選択する発熱体54bを発熱体54b1に決定する。
実施例4の処理の流れについて、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、図9のS1000〜S1005、S1009〜S1011の処理は、実施例3の図8のS900〜S905、S909〜S911の処理を同様であり、説明を省略する。S1006でエンジンコントローラ92は、全ての給紙部16の中で積載されている用紙Pの幅が最も大きい用紙Pでも長さL2以下の幅であるか否かを判断する。S1006でエンジンコントローラ92は、全ての給紙部16の中で積載されている用紙Pの幅が最も大きい用紙Pでも長さL2以下の幅であると判断した場合、処理をS1007に進める。
(ヒータ)
ヒータ54について、図10を用いて詳しく説明する。ヒータ54は、基板54a、複数の発熱体である発熱体54m1〜54m3、接点54n1〜54n4、保護ガラス層54eからなる。基板54a上に、発熱体54m1〜54m3、接点54n1〜54n4が形成され、その上に発熱体54m1〜54m3とフィルム51との絶縁を確保するために保護ガラス層54eが形成されている。第1の発熱体である発熱体54m1と第2の発熱体である発熱体54m2と第3の発熱体である発熱体54m3は、長手方向の長さが異なっている。具体的には、発熱体54m1の長手方向の長さがL1であり、発熱体54m2の長手方向の長さがL2であり、発熱体54m3の長手方向の長さがL3である。長さL1と長さL2と長さL3は、L1>L2>L3の関係になっている。発熱体54m1の長さL1は、この画像形成装置によって印刷する(又は、搬送する)ことが可能な用紙Pのうち最大の幅(以下、最大通紙幅という)を有する用紙Pを定着可能な長さになっている。以下、長さL1の用紙PをL1幅の用紙P、長さL2の用紙PをL2幅の用紙P、長さL3の用紙PをL3幅の用紙Pともいう。発熱体54m1は接点54n1、54n4に電気的に接続されており、発熱体54m2は接点54n2、54n4に電気的に接続されており、発熱体54m3は接点54n2、54n3に電気的に接続されている。すなわち、接点54n2は、発熱体54m2、54m3に共通して接続されている接点であり、接点54n4は、発熱体54m1、発熱体54m2に共通して接続されている接点である。
図10には定着装置50の制御回路である電力制御部97も示している。定着装置50の電力制御部97は、発熱体54m1〜54m3(ヒータ54)、交流電源55、双方向サイリスタ(以下、トライアックという)56a、56b、切替手段である発熱体切り替え器57からなる。
実施例5における処理の流れについて、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、以下の処理が開始されるとき、発熱体54mは発熱体選択部421によって発熱体54m1〜発熱体54m3のいずれか一つが選択されている状態にあり、以下、「現在選択している発熱体54m」と表現する。S1100でエンジンコントローラ92は、給紙部16m、16nに積載されている用紙Pのサイズが変わったか否かを判断する。例えば、エンジンコントローラ92は、紙有無検知部426により用紙Pが、有り→無し→有りと変化し、幅センサ160による検知結果とメモリ95に記憶されている用紙Pのサイズとが異なる場合等に、用紙Pのサイズが変わったと判断する。
160 幅センサ
50 定着装置
54b、54b1、54b2 発熱体
57 発熱体切り替え器
92 エンジンコントローラ
P 用紙
Claims (14)
- 記録材を積載する少なくとも1つの給紙部と、
前記給紙部から給紙された記録材にトナー像を形成する画像形成手段と、
第1の発熱体と、記録材の搬送方向と直交する方向である長手方向における長さが前記第1の発熱体よりも短い第2の発熱体と、を少なくとも有するヒータを備え、記録材上に形成された未定着のトナー像に定着処理を行う定着手段と、
前記給紙部に積載された記録材の前記長手方向の長さを検知する検知手段と、
前記ヒータの前記第1の発熱体又は前記第2の発熱体のいずれか一方に対して電力供給可能となるように電力供給経路を切り替える切替手段と、
前記切替手段により切り替える前記電力供給経路を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記検知手段による検知結果に応じて、画像形成を開始する前に前記電力供給経路を切り替えるように前記切替手段を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成を開始する前とは、印刷指示を受け取る前であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記検知手段によって検知した交換された記録材の前記長手方向の長さに基づいて前記切替手段を制御して前記電力供給経路を制御することにより前記定着処理に用いる発熱体を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、
前記検知手段によって検知した交換された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
前記検知手段によって検知した交換された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さより大きい場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記ヒータは、前記長手方向における長さが前記第2の発熱体よりも短い第3の発熱体を有し、
前記制御手段は、前記検知手段によって検知した交換された記録材の前記長手方向の長さが前記第3の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第3の発熱体を選択することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 複数の前記給紙部に積載された記録材の情報を前記給紙部ごとに記憶する記憶部を備え、
前記制御手段は、前記記憶部に記憶された前記記録材の情報に基づいて前記定着処理に用いる発熱体を選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部に記憶された前記記録材の情報は、記録材の前記長手方向の長さの情報であり、
前記制御手段は、前記記憶部に記憶された前記給紙部ごとの前記記録材の前記長手方向の長さの情報を読み出し、
前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下の前記長手方向の長さの記録材が積載されている給紙部の数が、前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きい前記長手方向の長さの記録材が積載されている給紙部の数よりも多い場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下の前記長手方向の長さの記録材が積載されている給紙部の数が、前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きい前記長手方向の長さの記録材が積載されている給紙部の数以下の場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記記憶部に記憶された前記記録材の情報は、前記給紙部ごとに印刷された記録材の累積の枚数の情報であり、
前記制御手段は、前記記憶部に記憶された前記給紙部ごとの前記累積の枚数の情報を読み出し、
前記制御手段は、
全ての前記給紙部について積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
全ての前記給紙部について積載された記録材の前記長手方向の長さが第2の発熱体の前記長手方向の長さより大きい場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択し、
前記複数の給紙部ごとに、積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下のものと前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きいものとが混在している場合には、前記累積の枚数に基づいて前記定着処理に用いる発熱体を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
前記複数の給紙部ごとに、積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下のものと前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きいものとが混在している場合には、
前記複数の給紙部のうち前記累積の枚数が最も多い給紙部に積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
前記複数の給紙部のうち前記累積の枚数が最も多い給紙部に積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きい場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、
全ての前記給紙部について積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
全ての前記給紙部について積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さより大きい場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択し、
前記複数の給紙部ごとに、積載された記録材の前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下のものと前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きいものとが混在している場合には、
前記複数の給紙部に積載された記録材の前記長手方向の長さのうち最も大きい前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さ以下である場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第2の発熱体を選択し、
前記複数の給紙部に積載された記録材の前記長手方向の長さのうち最も大きい前記長手方向の長さが前記第2の発熱体の前記長手方向の長さよりも大きい場合には、前記定着処理に用いる発熱体として前記第1の発熱体を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記発熱体に電力が供給されていないときに前記切替手段により前記発熱体を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ヒータにより加熱される第1の回転体と、
前記第1の回転体とともにニップ部を形成する第2の回転体と、
を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1の回転体は、フィルムであることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
- 前記ヒータは、前記フィルムの内面に接するように設けられており、
前記ニップ部は、前記フィルムを介して前記ヒータと前記第2の回転体により形成されていることを特徴とする請求項13に記載の画像形成装置。
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