JP2020121283A5 - - Google Patents

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JP2020121283A5
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Claims (9)

  1. 鉛直上下方向に延在し、外殻を為す筐体と、
    前記筐体の内周面から離間して配置されるとともに、前記筐体内に供給された固体燃料が載置される回転テーブルと、
    前記内周面から前記回転テーブルの中心方向へ延びる支持部に支持され、該回転テーブル上に載置された前記固体燃料を粉砕して粉砕固体燃料とする複数の粉砕ローラと、
    前記回転テーブルの鉛直上方側に設けられ、前記粉砕固体燃料を所定粒径よりも大きい前記粉砕固体燃料と所定粒径よりも小さい前記粉砕固体燃料とに分級する分級部と、
    前記粉砕固体燃料を前記分級部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給し、前記回転テーブルよりも鉛直下方側に設けられる搬送用ガス供給部と、
    前記筐体の鉛直上下方向に延びる中心軸線に向かって斜め下方に延びる第1傾斜面及び該第1傾斜面よりも鉛直下方側に位置して前記中心軸線に向かって斜め上方に延びる第2傾斜面を有し、前記内周面に設けられる偏流部と、を備え、
    複数の前記粉砕ローラは、前記回転テーブルの周方向に沿って配置されていて、
    前記偏流部は、複数の前記粉砕ローラの間であって前記粉砕ローラと同じ高さ位置に設けられるとともに、
    前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の前記周方向の端縁が、各々、前記回転テーブルの半径方向に対して、一側の前記端縁の前記半径方向の内端が他側の前記端縁の前記半径方向の内端に近づくように傾斜していて、
    前記偏流部は、前記内周面に固定される固定部を有し、
    前記固定部は、前記第2傾斜面の下端から鉛直下方側に延びている粉砕機。
  2. 外殻を為す筐体と、
    前記筐体の内周面から離間して配置されるとともに、前記筐体内に供給された固体燃料が載置される回転テーブルを有し、前記回転テーブル上で前記固体燃料を粉砕して粉砕固体燃料とする粉砕部と、
    前記回転テーブルの鉛直上方側に設けられ、前記粉砕固体燃料を所定粒径よりも大きい前記粉砕固体燃料と所定粒径よりも小さい前記粉砕固体燃料とに分級する分級部と、
    前記粉砕固体燃料を前記分級部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給し、前記回転テーブルよりも鉛直下方側に設けられる搬送用ガス供給部と、
    前記筐体の鉛直上下方向に延びる中心軸線に向かって斜め下方に延びる第1傾斜面及び該第1傾斜面よりも鉛直下方側に位置して前記中心軸線に向かって斜め上方に延びる第2傾斜面を有し、前記内周面に設けられる偏流部と、を備え、
    前記第1傾斜面と水平面とが為す鋭角の角度は、前記第2傾斜面と水平面とが為す鋭角の角度よりも小さく、
    前記偏流部は、前記内周面に固定される固定部を有し、
    前記固定部は、前記第2傾斜面の下端から鉛直下方側に延びている粉砕機。
  3. 前記偏流部は、前記第2傾斜面の鉛直方向下端が所定の高さ位置に位置するように配置され、
    前記所定の高さ位置は、前記回転テーブルと前記筐体の前記内周面との間に形成された隙間の上端の高さ位置に対して前記回転テーブルの半径の25%の長さ分上方の高さ位置と、前記隙間の上端の高さ位置に対して前記回転テーブルの半径の25%の長さと分下方の高さ位置との間の高さ位置である請求項1または請求項2に記載の粉砕機。
  4. 前記第1傾斜面の水平面に対する傾斜角度は、35度以上であって、45度以下に設定されている請求項1から請求項3いずれかに記載の粉砕機。
  5. 前記第2傾斜面の水平面に対する傾斜角度は、45度よりも大きい角度であって、60度以下に設定されている請求項1から請求項4いずれかに記載の粉砕機。
  6. 前記第2傾斜面には、耐摩耗部が設けられている請求項1から請求項5のいずれかに記載の粉砕機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の粉砕機と、
    前記粉砕機で粉砕された前記固体燃料を燃焼し、蒸気を生成するボイラと、を備えたボイラシステム。
  8. 粉砕機の運転方法であって、
    前記粉砕機は、
    鉛直上下方向に延在し、外殻を為す筐体と、
    前記筐体の内周面から離間して配置されるとともに、前記筐体内に供給された固体燃料が載置される回転テーブルと、
    前記内周面から前記回転テーブルの中心方向へ延びる支持部に支持され、該回転テーブル上に載置された前記固体燃料を粉砕して粉砕固体燃料とする複数の粉砕ローラと、
    前記回転テーブルの鉛直上方側に設けられ、前記粉砕固体燃料を所定粒径よりも大きい前記粉砕固体燃料と所定粒径よりも小さい前記粉砕固体燃料とに分級する分級部と、
    前記粉砕固体燃料を前記分級部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給し、前記回転テーブルよりも鉛直下方側に設けられる搬送用ガス供給部と、
    前記筐体の鉛直上下方向に延びる中心軸線に向かって斜め下方に延びる第1傾斜面及び該第1傾斜面よりも鉛直下方側に位置して前記中心軸線に向かって斜め上方に延びる第2傾斜面を有し、前記内周面に設けられる偏流部と、を備え、
    複数の前記粉砕ローラは、前記回転テーブルの周方向に沿って配置されていて、
    前記偏流部は、複数の前記粉砕ローラの間であって前記粉砕ローラと同じ高さ位置に設けられるとともに、
    前記第1傾斜面及び前記第2傾斜面の前記周方向の端縁が、各々、前記回転テーブルの半径方向に対して、一側の前記端縁の前記半径方向の内端が他側の前記端縁の前記半径方向の内端に近づくように傾斜していて、
    前記偏流部は、前記内周面に固定される固定部を有し、
    前記固定部は、前記第2傾斜面の下端から鉛直下方側に延びていて、
    前記搬送用ガス供給部から供給された搬送用ガスを前記第2傾斜面に沿って前記中心軸線方向へ案内する工程と、
    前記分級部から前記回転テーブルに戻る前記粉砕固体燃料を前記第1傾斜面に沿って前記中心軸線方向へ案内する工程と、を備える粉砕機の運転方法。
  9. 粉砕機の運転方法であって、
    前記粉砕機は、
    外殻を為す筐体と、
    前記筐体の内周面から離間して配置されるとともに、前記筐体内に供給された固体燃料が載置される回転テーブルを有し、前記回転テーブル上で前記固体燃料を粉砕して粉砕固体燃料とする粉砕部と、
    前記回転テーブルの鉛直上方側に設けられ、前記粉砕固体燃料を所定粒径よりも大きい前記粉砕固体燃料と所定粒径よりも小さい前記粉砕固体燃料とに分級する分級部と、
    前記粉砕固体燃料を前記分級部へ搬送する搬送用ガスを前記筐体の内部に供給し、前記回転テーブルよりも鉛直下方側に設けられる搬送用ガス供給部と、
    前記筐体の鉛直上下方向に延びる中心軸線に向かって斜め下方に延びる第1傾斜面及び該第1傾斜面よりも鉛直下方側に位置して前記中心軸線に向かって斜め上方に延びる第2傾斜面を有し、前記内周面に設けられる偏流部と、を備え、
    前記第1傾斜面と水平面とが為す鋭角の角度は、前記第2傾斜面と水平面とが為す鋭角の角度よりも小さく、
    前記偏流部は、前記内周面に固定される固定部を有し、
    前記固定部は、前記第2傾斜面の下端から鉛直下方側に延びていて、
    前記搬送用ガス供給部から供給された搬送用ガスを前記第2傾斜面に沿って前記中心軸線方向へ案内する工程と、
    前記分級部から前記回転テーブルに戻る前記粉砕固体燃料を前記第1傾斜面に沿って前記中心軸線方向へ案内する工程と、を備える粉砕機の運転方法。
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