JP2020120790A - 空気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】次亜塩素酸揮発量が安定する空気浄化装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の貯水区画24内には、給水部17から水が供給され、第2の貯水区画25内と第2の貯水区画25の周囲には、貯水容器16に貯水される必要最大水量を検知する第1検知部40と、貯水容器16に貯水される必要最小水量を検知する第2検知部41とを有している。第1検知部40と第2検知部41からの検知信号によって、給水部17を制御する制御部4を設け、制御部4は、第1検知部40からの検知信号を検知すると、給水部17からの給水を止め、第2検知部41からの検知信号を検知すると、給水部17からの給水を開始し、連通孔27は、第2検知部41が必要最小水量を検知する水面より下方に配置されることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、水に通電することにより得られる電解水を用いて、空気中の細菌、真菌、ウイルス、臭いなどの除去を行う空気浄化装置に関するものである。
従来のこの種の空気浄化装置の構造は、以下のようになっていた。
すなわち、水道管から電解槽に水が供給され、電解槽には一対の電極を有し、電極に電圧を印加することにより、水を電気分解して次亜塩素酸を含む電解水を生成させる。この電解水が、フィルター部分に滴下され、フィルター部分に送風機によって空気が送風される構成となっていた(例えば下記特許文献1)。
特開2008−51416号公報
このような従来の空気浄化装置においては、電解ユニットが、電解槽内の水を電気分解し、次亜塩素酸を生成する。そのため、電解槽内の水量が変化すると、電解ユニットが電解槽内に生成する電解水の次亜塩素酸濃度に、ばらつきが発生する。この電解水をフィルター部分へ滴下させ、フィルター部分に送風機によって空気を送ると、次亜塩素酸の揮発量が不安定になるという課題があった。
そして、この目的を達成するために本発明は、塩化ナトリウムを含む水を貯水する貯水容器と、前記貯水容器に水を滴下する給水部と、前記貯水容器内に設けられ、前記貯水容器内の塩化ナトリウムを含む水を電気分解する電解ユニットと、前記貯水容器内の水に一部が浸漬する気液接触部分と、前記気液接触部分に空気を送風する送風機とを備え、前記貯水容器は、前記電解ユニットが配置される第1の貯水区画と、前記気液接触部分の一部が配置される第2の貯水区画と、前記第1の貯水区画と前記第2の貯水区画とを仕切る仕切り板と、前記仕切り板に設け、前記第1の貯水区画と前記第2の貯水区画とを連通する連通孔とを有し、前記第1の貯水区画内には、前記給水部から水が供給され、前記第2の貯水区画内と前記第2の貯水区画の周囲には、前記貯水容器に貯水される必要最大水量を検知する第1検知部と、前記貯水容器に貯水される必要最小水量を検知する第2検知部と、を有し、前記第1検知部は、浮力を有する第1フロート部分と、前記第1フロート部分の位置を検知する第1検知部分とを有し、前記第2検知部は、浮力を有する第2フロート部分と、前記第2フロート部分の位置を検知する第2検知部分とを有し、前記第1検知部分と前記第2検知部分からの検知信号によって、前記給水部を制御する制御部を設け、前記制御部は、前記第1検知部分からの検知信号を検知すると、前記給水部からの給水を止め、前記第2検知部分からの検知信号を検知すると、前記給水部からの給水を開始し、前記連通孔は、前記第2検知部が必要最小水量を検知する水面より下方に配置されることを特徴としたものであり、これらの手段により、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、次亜塩素酸揮発量が安定する空気浄化装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の斜視図 同空気浄化装置の断面図 同空気浄化装置の貯水容器の斜視図 同空気浄化装置のフィルターとフィルター枠の斜視図 同空気浄化装置の貯水容器とフィルターとフィルター枠を示す図 同空気浄化装置の貯水容器内の水の流れを示す図
(実施の形態1)
図1、図2、図3は、本発明の実施の形態1の空気浄化装置の斜視図である。なお、図1は、空気浄化装置を前面側から見た図である。図2は、パネルを開いた空気浄化装置を前面側から見た図である。図3は、空気浄化装置を右側から見た断面図である。
以下、空気浄化装置の詳細な構成について説明する。図1から図3に示すように、本実施の形態の空気浄化装置は、略箱形状の本体ケース1と、送風機2と、空気浄化部3と、制御部4と、操作部5とを備える。
本体ケース1には、吸気口6と、吹出口7と、パネル8とが設けられている。
吸気口6は、本体ケース1の両側面に設けられている。吹出口7は、開閉式であって、本体ケース1の天面における背面側に設けられている。なお、図1、図2では、吹出口7は閉じた状態である。本体ケース1の天面における前面側には、操作部5が設けられている。
本体ケース1の右側面には、開閉可能なパネル8が設けられている。パネル8における本体ケース1の前面側には、吸気口6の一つを備えている。
パネル8を開くと、本体ケース1内には、空洞部9が設けられている。空洞部9は、本体ケース1における右側面の縦長四角形状の開口9aから、本体ケース1における左側へ水平方向に延びた穴である。空洞部9内には、空気浄化部3が設けられている。空気浄化部3は、空洞部9内から本体ケース1外へ取り出すことが出来る。
本体ケース1内には、図3に示すように、吸気口6と吹出口7とを連通する風路10が設けられている。この風路10には、吸気口6から順に、空気浄化部3(貯水容器、フィルター部分)、送風機2、吹出口7が設けられている。
送風機2は、本体ケースの中央部に設けられ、モータ部11と、モータ部11により回転するファン部12と、それらを囲むスクロール形状のケーシング部13とを備えている。
モータ部11は、ケーシング部13に固定されている。
ファン部12は、シロッコファンで、モータ部11から水平方向に延びた回転軸(図示せず)に固定されている。モータ部11の回転軸は、本体ケース1の背面側から前面側に延びている。
ケーシング部13には、吐出口14と吸込口15とが設けられている。吐出口14は、ケーシング部13の本体ケース1における上面側に設けられている。また、吸込口15は、ケーシング部13の本体ケース1における背面側に設けられている。モータ部11によって、ファン部12が回転すると、ケーシング部13の吸込口15からケーシング部13内に空気が吸い込まれ、この吸い込まれた空気は、吐出口14からケーシング部13外へ送風される。
空気浄化部3は、貯水容器16と、給水部17と、気液接触部分18と、電解ユニット19とを備えている。
貯水容器16は、天面に開口が設けられた略箱形状をしており、水を貯水できる構造となっている。貯水容器16は、本体ケース1の下部に配置されており、空洞部9から水平方向にスライドして着脱可能となっている。貯水容器16は、給水部17から供給される水を貯水する。
給水部17は、ノズル部分17aと、複数の弁部分(図示せず)とを有している。
ノズル部分17aは、管形状であり、水道管と直結されている。ノズル部分17aの一方端側は、水道管に連結され、水道管から水道管内の水が、ノズル部分17aの一方側から管内に流れ込む。ノズル部分17aの管内に流れ込んだ水は、ノズル部分17aの他方端側から貯水容器16に滴下する。ノズル部分17aは、ノズル部分17aの途中に、複数の弁部分を備えている。
弁部分は、ノズル部分17a内の水を止めたり、流したりする構造である。弁部分は、開閉する弁機構を備えている。弁部分の一例は、電磁弁である。この弁機構は、電磁弁に所定の電流が流れると弁機構が開き、電磁弁へ電流が流れないと弁機構が閉じる構成である。電磁弁に所定の電流が流れると弁機構が開き、ノズル部分17a内を水が流れ、電磁弁へ電流が流れないと弁機構が閉じ、ノズル部分17a内の水の流れが止まる。
図4は、本発明の実施の形態1の貯水容器の斜視図である。図5は、本発明の実施の形態1のフィルターとフィルター枠の斜視図である。
図4、図5に示すように、気液接触部分18は、貯水容器16に貯水された水と、送風機2によって本体ケース1内に吸込まれた室内空気とを接触させる部材である。気液接触部分18は、フィルター20と、フィルター枠21と、駆動部(図示せず)とを有している。
フィルター20は、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられた構成である。フィルター20は、フィルター20の一端が貯水容器16の水に浸漬するように、フィルター枠21に装着されている。
フィルター枠21は、貯水容器16に設けられた軸受け部23に回転支持されている。フィルター20とフィルター枠21とは、駆動部によって回転する構造となっている。
図6は、本発明の実施の形態1の貯水容器とフィルターとフィルター枠と電解ユニットとを示す図である。フィルター枠21は、貯水容器16に装着されている。
電解ユニット19は、本体ケース1に上下方向に移動可能に設けられている。図7は、電解ユニット19は、下方に移動された状態である。この状態で、電解ユニット19の下部が、貯水容器16内の水に浸漬する。電解ユニットは、第1の電極(図示せず)と、第2の電極(図示せず)とを有する。貯水容器16を、本体ケース1の下部の空洞部9に装着し、電解ユニット19を下方に移動させると、第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態となる(図3参照)。第1の電極と第2の電極とを貯水容器16内に浸らせた状態で第1の電極と第2の電極に電圧を印加すると、使用者によって投入された電解促進溶剤(図示せず)が入った貯水容器16内の水を電気化学的に処理するものである。なお、電解促進溶剤の一例は、塩化ナトリウムであり、電解ユニット19によって、塩化ナトリウム水溶液から次亜塩素酸が発生する。また、電解ユニット19は、本体ケース1から着脱可能な構成である。
制御部4は、電解ユニット19と、気液接触部分21(駆動部)と、送風機2(モータ部14)と、弁部分とを制御する。具体的には、制御部4は、操作部5の操作に応じて、電解ユニット19である第1の電極と第2の電極に印加する電圧、気液接触部分18である駆動部の動作、送風機2であるファン部12の回転数などを制御する。送風機2のモータ部11によってファン部12が回転すると、吸気口6から本体ケース1内に入った外部の空気は、順に、空気浄化部3(貯水容器16、フィルター20)、送風機2、吹出口7を介して、本体ケース1から吹き出される。
図4、図5、図6に示すように、貯水容器16は、第1の貯水区画24と、第2の貯水区画25と、仕切り板26と、連通孔27とを有している。
第1の貯水区画24は、電解ユニット19と、給水部17であるノズル部分17aの先端部とが配置された区画である。図4では、右側の区画である。第1の貯水区画内には、ノズル部分17aから水が供給される。
第2の貯水区画25は、気液接触部分18の一部であるフィルター20とフィルター枠21とが配置された区画である。図4では、左側の区画である。
仕切り板26は、第1の貯水区画24と第2の貯水区画25とを仕切る板である。仕切り板26は、貯水容器16の底面から上方に延び、仕切り板26の上端は、水面より上方に配置されている。
連通孔27は、横長の開口であり、仕切り板26の下端に配置されている。連通孔27は、第1の貯水区画24と第2の貯水区画25とを連通する。第1の貯水区画24の水は、連通孔27を介して、第2の貯水区画25へ流れ込む。なお、第1の貯水区画24の底面と、第2の貯水区画25の底面とは、同一面上に配置されている。
フィルター20は、円筒状に構成され、円周部分に空気が流通可能な孔が設けられている。フィルター20は、フィルター20の一端が貯水容器16の水に浸漬するように、フィルター20の水平方向に延びた中心軸を回転中心として貯水容器16内に、フィルター枠21によって回転自在に内蔵されている。
フィルター枠21は、貯水容器16の軸受け部23に回転支持される構造となっている。フィルター枠21は、フィルター20の内面と接する内枠(図示せず)と、第1の軸カバー29と、第2の軸カバー30とを備えている。
第1の軸カバー29は、内枠の中心軸方向における一方側に固定される円形状の板である第1のカバー29aと、第1のカバー29aの中心から外方に突出した円柱形状の突起である第1の軸29bとを備えている。第1の軸29bは、貯水容器16における一方側の軸受け部23に回転自在に装着できる構造となっている。第1のカバー29aと第1の軸29bとは、一体の構造である。
第2の軸カバー30は、内枠の中心軸方向における他方側に着脱自在な円形状の板である第2のカバー30aと、第2のカバー30aの中心から外方に突出した円柱形状の突起である第2の軸30bとを備えている。第2の軸30bは、貯水容器16における他方側の軸受け部23に回転自在に装着できる構造となっている。内枠と第2のカバー30aと第2の軸30bとは、一体の構造である。第2の軸30bの先端部分に外周面には、多数の突起である、多数の歯30cを備えている。第2の軸30bの多数の歯30cは、駆動部(図示せず)の歯車と接触し、駆動部の歯車の回転によって、第2の軸30bを介して、フィルター枠21が回転する構造である。
駆動部は、歯車(図示せず)を備え、歯車の回転によってフィルター枠21を回転させ、フィルター枠21の回転によってフィルター20が回転する。フィルター20の一端が貯水容器16の水に浸漬するように配置されているので、水と室内空気を連続的に接触させる構造となっている。
また、第2の貯水区画内と第2の貯水区画の周囲には、第1検知部40と、第2検知部41と、第3検知部42とを有している。
第1検知部40は、貯水容器16に貯水される必要最大水量を検知する。第1検知部40は、浮力を有する第1フロート部分40aと、第1フロート部分40aの位置を検知する第1検知部分(図示せず)とで構成されている。第1フロート部分40aは、第2の貯水区画25内に配置され、第1検知部分は、第2の貯水区画25の周囲である貯水容器16の外側、つまり本体ケース1に配置されている。第1フロート部分40aが、第1所定の高さまで浮動すると、第1検知部分は、第1フロート部分40aを検知し、制御部4に第1信号を送る。制御部4は、第1信号を受信すると、給水部17の弁部分によって、給水部17から貯水容器16への給水を停止する。
第2検知部41は、貯水容器16に貯水される必要最小水量を検知する。第2検知部41は、浮力を有する第2フロート部分41aと、第2フロート部分41aの位置を検知する第2検知部分(図示せず)とで構成されている。第2フロート部分41aは、第2の貯水区画25内に配置され、第2検知部分は、第2の貯水区画25の周囲である貯水容器16の外側である空洞部9に配置されている。第2検知部分は、第2フロート部分41aが、第2所定の高さまで浮動すると、第2検知部分は、第2フロート部分41aを検知し、制御部4に第2信号を送る。制御部4は、第2信号を受信すると、給水部17の弁部分によって、給水部17から貯水容器への給水を開始する。
第3検知部42は、貯水容器16内の水が排水されたことを検知する。第3検知部42は、浮力を有する第3フロート部分42aと、第3フロート部分42aの位置を検知する第3検知部分(図示せず)とで構成されている。第3フロート部分42aは、第2の貯水区画25内に配置され、第3検知部分は、第2の貯水区画25の周囲である貯水容器16の外側、つまり本体ケース1に配置されている。第3検知部分は、第3フロート部分42aが、第3所定の高さまで移動すると、第3検知部分は、第3フロート部分42aを検知し、制御部4に第3信号を送る。
制御部4は、第1検知部分からの検知信号である第1信号を検知すると、給水部17からの給水を止め、第2検知部分からの検知信号である第2信号を検知すると、給水部17からの給水を開始する。
制御部4は、電解ユニット19と、気液接触部分21(駆動部)と、送風機2(モータ部14)と、弁部分を所定時間動作させると、使用者に貯水容器16内の水を排水するように促す。具体的には、制御部4は、弁部分を閉じ、電解ユニット19と、気液接触部分21(駆動部)と、送風機2(モータ部14)とを停止させ、お手入れランプを点灯させる。使用者は、本体ケース1から貯水容器を取り外し、貯水容器内の水を排水し、再び本体ケース1に装着する。ここで、制御部4が、第3検知部から第3信号を受信した後に、制御部は、弁部分を開き、電解ユニット19と、気液接触部分21(駆動部)と、送風機2(モータ部14)との動作を開始する。
本実施形態における特徴は、第1検知部40は、浮力を有する第1フロート部分40aと、第1フロート部分40aの位置を検知する第1検知部分とを有し、貯水容器16の連通孔27は、第2検知部41が必要最小水量を検知する水面より下方に配置されている点である。
つまり、給水部17から貯水容器16に給水する場合には、給水部17から貯水容器16の第1の貯水区画24内に水が滴下し、この滴下によって、第1の貯水区画24内の水面が波打つ場合がある。しかし、貯水容器16の連通孔27は、第2検知部41が必要最小水量を検知する水面より下方に配置されているので、第1の貯水区画24内の水面が波打っても、第2の貯水区画25内に波が伝わりにくい。これにより、第1フロート部分40aの上下動が小さくなり、第1検知部分の検知精度が向上し、貯水容器16に貯める必要最大水量の水量精度も向上する。結果として、電解ユニット19によって貯水容器16内の水中に発生する次亜塩素酸濃度が安定し、次亜塩素酸揮発量も安定する。
また、第1フロート部分40aと仕切り板26との距離は、第2フロート部分41aと仕切り板26との距離より大きい。
これにより、第1検知部40の第1フロート部分40aは、仕切り板26の連通孔27から離れるので、第1の貯水区画24内の水面が波打った場合に、連通孔27から波が伝わり、第2の貯水区画25内に波が発生しても、第1検知部40の第1フロート部分40aには伝わりにくくなる。結果として、貯水容器16に貯める必要最大水量の水量精度も向上し、次亜塩素酸揮発量が安定する。
また、気液接触部分18の第1の軸カバー29は、仕切り板26側に配置され、貯水容器16内の水に水流を発生させる水流発生部31を有している。水流発生部31は、第2の貯水区画25内の水の一部を貯水容器16内に設けた水流変更部32へ流し、水流変更部32に流れた水の一部は、第2の貯水区画25内において、内枠の中心軸方向における他方側へ流れる。
これにより、水流発生部31が配置された第2の貯水区画25内で水流が発生し、この水流によって、電解ユニット19が配置された第1の貯水区画24内の水(次亜塩素酸の濃度が高い水)が、仕切り板26の連通孔27を介して誘引され、第2の貯水区画25内へ流れ込み易くなる。結果として、第2の貯水区画25内の次亜塩素酸濃度が上昇し、第2の貯水区画25内に配置されたフィルター20が保水する次亜塩素酸濃度も上昇し、フィルター20から放出される次亜塩素酸揮発量が安定する。なお、第2の軸カバー30には、水流発生部31を設けない。
また、水流発生部31は、第2の貯水区画25内の水の一部を貯水容器16内に設けた水流変更部32へ流す。水流変更部32に流れた水の一部は、第2の貯水区画25内において、内枠の中心軸方向における他方側(図6では左側)へ流れる。この流れによって、電解ユニット19が配置された第1の貯水区画24内の水(次亜塩素酸濃度の高い水)が、フィルター20の回転軸方向における第1の軸カバー29から第2の軸カバー30まで流れ易くなる。結果として、次亜塩素酸濃度の高い水がフィルター20全体に供給され、フィルター20が保水する次亜塩素酸濃度も上昇し、フィルター20から放出される次亜塩素酸揮発量が安定する。
ここで、水流発生部31と第2フロート部分41aとの距離は、水流発生部31と第3フロート部分42aとの距離より大きい。第3フロート部分42aは、第2フロート部分41aと仕切り板26との間に配置された。仕切り板26と第3フロート部分42aとの距離は、仕切り板26と水流発生部31との距離は、ほぼ同じである。これにより、第2フロート部分41aは、水流発生部31の影響を受けにくいので、貯水容器16に貯める必要最小水量の水量精度も向上し、次亜塩素酸揮発量が安定する。
また、第2検知部41が配置された下方の貯水容器16の底面である第2の底面(図示せず)は、第1検知部40が配置された下方の貯水容器16の底面である第1の底面(図示せず)より低い。第3検知部42が配置された下方の貯水容器16の底面である第3の底面(図示せず)は、第2検知部41が配置された下方の貯水容器16の底面である第2の底面より低い。第2フロート部分41aは、第1フロート部分40aより低い位置に配置され、第3フロート部分42aは、第2フロート部分41aより低い位置に配置されている。第1フロート部分40aと、第2フロート部分41aと、第3フロート部分42aとは、一直線上であり、内枠の中心軸方向と平行に配置されている。
これにより、第1の底面と第2の底面と第3の底面とが、一直線上に配置されているので、第2の貯水区画25内の水は、第1検知部40から第3検知部42へ水が流れ易くなると考えられる。結果として、次亜塩素酸濃度の高い水がフィルター20全体に供給され、フィルター20が保水する次亜塩素酸濃度も上昇し、フィルター20から放出される次亜塩素酸揮発量が安定する。
図7は、本発明の実施の形態1の貯水容器内の水の流れを示す図である。
図5、図6、図7に示すように、水流変更部32は、内枠の中心軸を含む上下方向に延びる鉛直面を境に、鉛直面に対して垂直方向における一方側(図6、図7では下側)に配置され、一直線上に配置された第1の底面と第2の底面と第3の底面側とは、内枠の中心軸を含む上下方向に延びる鉛直面を境に、鉛直面に対して垂直方向における他方側(図6、図7では上側)に配置されている。水流発生部31は、略円板形状の第1の軸カバー29の周縁から外方に延びた多数のフィン31aである。フィルター20が、駆動部によって回転し、貯水容器16の内の水に浸漬したフィン31aは、一直線上に配置された第1の底面と第2の底面と第3の底面側から、水流変更部32側へ回転する。なお、水流変更部32は、フィルター20の回転軸と平行に配置された壁部32aである。
具体的には、水流発生部31は、略円板形状の第1の軸カバー29、つまり円形状の板である第1のカバー29aの周縁から外方であり第1の軸29bの軸方向に延びた板形状の多数のフィン31aである。第1のカバー29aは、第1のカバー29aの外面から外方であり第1の軸29bの軸方向に延びた円筒形状の筒部31bを有している。多数のフィン31aは、第1の軸29bを中心に放射状に、筒部31bの外面から外方に延びている。多数のフィン31aは、第1のカバー29aの外面と繋がっている。内枠の中心軸は、仕切り板26の面に対して垂直方向に延びている。円形状の板である第1のカバー29aの外面は、仕切り板26の面と平行に配置されている。ここで、フィルター20が、駆動部によって回転し、貯水容器16の内の水に浸漬したフィン31aは、一直線上に配置された第1の底面と第2の底面と第3の底面とからは離れるように、水流変更部32には近づくように回転する。
このようにフィン31aが回転することによって、まず、フィン31aの近傍の水の一部は、第1のカバー29aの下方から第1のカバー29aの回転軸方向に対して垂直方向(仕切り板26の面と平行な方向)へ、貯水容器16の底面を沿うように水流変更部32側へ流れる(第1の水流33)。この貯水容器16の底面を沿う流れによって、電解ユニット19が配置された第1の貯水区画24内の水(次亜塩素酸濃度の高い水)が、仕切り板26の下端に配置された連通孔27を介して誘引され(第2の水流34)、第2の貯水区画25内へ流れ込み易くなる。
次に、第1のカバー29aの下方から第1のカバー29aの回転軸に対して垂直方向(仕切り板26の面と平行)へ、貯水容器16の底面を沿うように流れる水の一部は、水流変更部32である壁部32aに流れる。壁部32aは、貯水容器16の底面から上方に延びた板形状であり、フィルター20の回転軸方向と平行に配置されている。壁部32aは、貯水容器16の側面の一部でもよい。この水流変更部32である壁部32aに流れた水の一部は、壁部32aに沿うように、第2の貯水区画25内において、内枠の中心軸方向における第2の軸カバー30側へ流れる(第3の水流35)。この流れによって、電解ユニット19が配置された第1の貯水区画24内の水(次亜塩素酸濃度の高い水)が、フィルター20の回転軸方向における第1の軸カバー29から第2の軸カバー30まで流れ易くなる。
次に、第2の軸カバー30側へ流れた(第3の水流35)水は、第2の貯水区画における、仕切り板26と対向した貯水容器16の内面に沿って、一直線上に配置された第1の底面と第2の底面と第3の底面側へ流れる(第4の水流36)。この流れは、更に第1の底面側から第3の底面側へ流れる(第5の水流37)。ここで、第1の底面、第2の底面、第3の底面の順に、底面の高さが低くなるので、第1の底面側から第3の底面側へ流れ易くなると考えられる。これにより、連通孔27を介して誘引された(第2の水流34)電解ユニット19が配置された第1の貯水区画24内の水(次亜塩素酸濃度の高い水)が、貯水容器16の第2の貯水区画25内を循環し易くなるので、結果として、次亜塩素酸濃度の高い水がフィルター20全体に供給され、フィルター20が保水する次亜塩素酸濃度も上昇し、フィルター20から放出される次亜塩素酸揮発量が安定する。
本発明は、空間に浮遊する微生物を除去する空気浄化装置として適している。
1 本体ケース
2 送風機
3 空気浄化部
4 制御部
5 操作部
6 吸気口
7 吹出口
8 パネル
9 空洞部
9a 開口
10 風路
11 モータ部
12 ファン部
13 ケーシング部
14 吐出口
15 吸込口
16 貯水容器
17 給水部
17a ノズル部分
18 気液接触部分
19 電解ユニット
20 フィルター
21 フィルター枠
23 軸受け部
24 第1の貯水区画
25 第2の貯水区画
26 仕切り板
27 連通孔
29 第1の軸カバー
29a 第1のカバー
29b 第1の軸
30 第2の軸カバー
30a 第2のカバー
30b 第2の軸
30c 歯
31 水流発生部
31a フィン
31b 筒部
32 水流変更部
32a 壁部
33 第1の水流
34 第2の水流
35 第3の水流
36 第4の水流
37 第5の水流
40 第1検知部
40a 第1フロート部分
41 第2検知部
41a 第2フロート部分
42 第3検知部
42a 第3フロート部分

Claims (6)

  1. 塩化ナトリウムを含む水を貯水する貯水容器と、
    前記貯水容器に水を滴下する給水部と、
    前記貯水容器内に設けられ、前記貯水容器内の塩化ナトリウムを含む水を電気分解する電解ユニットと、
    前記貯水容器内の水に一部が浸漬する気液接触部分と、
    前記気液接触部分に空気を送風する送風機とを備え、
    前記貯水容器は、
    前記電解ユニットが配置される第1の貯水区画と、
    前記気液接触部分の一部が配置される第2の貯水区画と、
    前記第1の貯水区画と前記第2の貯水区画とを仕切る仕切り板と、
    前記仕切り板に設け、前記第1の貯水区画と前記第2の貯水区画とを連通する連通孔とを有し、
    前記第1の貯水区画内には、前記給水部から水が供給され、
    前記第2の貯水区画内と前記第2の貯水区画の周囲には、
    前記貯水容器に貯水される必要最大水量を検知する第1検知部と、
    前記貯水容器に貯水される必要最小水量を検知する第2検知部と、
    を有し、
    前記第1検知部は、浮力を有する第1フロート部分と、前記第1フロート部分の位置を検知する第1検知部分とを有し、
    前記第2検知部は、浮力を有する第2フロート部分と、前記第2フロート部分の位置を検知する第2検知部分とを有し、
    前記第1検知部分と前記第2検知部分からの検知信号によって、前記給水部を制御する制御部を設け、
    前記制御部は、前記第1検知部分からの検知信号を検知すると、前記給水部からの給水を止め、前記第2検知部分からの検知信号を検知すると、前記給水部からの給水を開始し、
    前記連通孔は、前記第2検知部が必要最小水量を検知する水面より下方に配置されることを特徴とする空気浄化装置。
  2. 前記第1フロート部分と前記仕切り板との距離は、前記第2フロート部分と前記仕切り板との距離より大きいことを特徴とする請求項1に記載の空気浄化装置。
  3. 前記貯水容器内の水が排水されたことを検知する第3検知部を設け、
    前記第3検知部は、浮力を有する第3フロート部分と、前記第3フロート部分の位置を検知する第3検知部分とを有し、
    前記気液接触部分は、
    中心軸が水平方向に延びる円筒形状のフィルターと、
    前記フィルターを円筒形状に保ち、前記貯水容器の軸受け部に回転支持するフィルター枠と、
    前記フィルター枠を回転させる駆動部とを有し、
    前記フィルター枠は、
    前記フィルターの内面と接する内枠と、
    前記内枠の中心軸方向における一方側に設けられ、前記軸受け部に回転自在に装着される第1の軸カバーと、
    前記内枠の中心軸方向における他方側に設けられ、前記軸受け部に回転自在に装着される第2の軸カバーとを有し、
    前記第1の軸カバーは、前記仕切り板側に配置され、前記貯水容器内の水に水流を発生させる水流発生部を有し、
    前記水流発生部は、前記第2の貯水区画内の水の一部を前記貯水容器内に設けた水流変更部へ流し、
    前記水流変更部に流れた水の一部は、前記第2の貯水区画内において、前記内枠の中心軸方向における他方側へ流れ、
    前記水流発生部と前記第2フロート部分との距離は、前記水流発生部と前記第3フロート部分との距離より大きいことを特徴とする請求項2に記載の空気浄化装置。
  4. 前記第2検知部が配置された下方の前記貯水容器の底面である第2の底面は、前記第1検知部が配置された下方の前記貯水容器の底面である第1の底面より低く、
    前記第3検知部が配置された下方の前記貯水容器の底面である第3の底面は、前記第2検知部が配置された下方の前記貯水容器の底面である前記第2の底面より低く、
    前記第1フロート部分と、前記第2フロート部分は、前記第3フロート部分とは、一直線上であり、前記内枠の中心軸方向と平行に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の空気浄化装置。
  5. 前記内枠の中心軸を含む上下方向に延びる鉛直面を境に、鉛直面に対して垂直方向における一方側には、前記水流変更部が配置され、
    前記内枠の中心軸を含む上下方向に延びる鉛直面を境に、鉛直面に対して垂直方向における他方側には、一直線上に配置された前記第1の底面と前記第2の底面と前記第3の底面側とが配置され、
    前記水流発生部は、略円板形状の前記第1の軸カバーの周縁から外方に延びた多数のフィンであり、
    前記フィルターが、前記駆動部によって回転し、前記貯水容器の内の水に浸漬した前記フィンは、一直線上に配置された前記第1の底面と前記第2の底面と前記第3の底面側から前記水流変更部側へ回転することを特徴とする請求項4に記載の空気浄化装置。
  6. 前記水流変更部は、前記フィルターの回転軸と平行に配置された壁部であることを特徴とする請求項4または5に記載の空気浄化装置。
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