JP2020118272A - 弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストを実現できる、改良された定圧弁を提供する。【解決手段】定圧弁1は、冷媒が通過する圧力検出室PDと、ガスが封入された圧力作動室POとを内部に備えたケース8と、ケース8内において、圧力検出室PDと圧力作動室POとを仕切る可撓性のダイアフラム7と、弁体62cを備え、ダイアフラム7の変位に応じて移動する円筒軸62と、冷媒が通過するオリフィス部20eを備え、ケース8に接合された弁本体2と、弁体62cをオリフィス部20eに向かって付勢するコイルばね3と、を有し、オリフィス部20eに弁体62cが接近することにより、オリフィス部20eの開口制限がなされ、円筒軸62は、オリフィス部20e内に挿通され、一端が塑性変形されている。【選択図】図1

Description

本発明は、弁装置に関する。
空調機において冷媒の流量制御を行う弁装置として、機械式定圧弁や膨張弁が知られている。このような弁装置において、コストダウンが要請されている。
弁装置においてコストダウンを図るには、部品の一体化を図ることで部品点数を減少させることが一案である。特許文献1においては、感温部のハウジングと弁部のボディとをプレス加工品で形成した温度式膨張弁が開示されている。
特開2003−75025号公報 特開2011−133157号公報
ところで、特許文献1の膨張弁では、球状の弁体と、ダイアフラムに当接するセンターディスクとを棒状の部材により連結しているが、それぞれ別体で形成されているため、部品点数の増大を招いている。また特許文献1に具体的な開示がないが、取扱い性を高めるため、少なくとも弁体と棒状の部材とは溶接などで接合されていると推認される。しかしながら、このような部材間の溶接はコストの増大を招く要因となる。
また特許文献2には、作動棒によって球状の弁体を押し下げることで開弁する膨張弁が開示されている。ここで、作動棒と弁体とが連結した一体品を形成すれば、部品点数が削減される。しかしながら、そのような一体品は一端のみ膨径しているので、これを切削加工にて形成しようとすると、切削量の増大や加工時間の延長、更には切削工具の著しい損耗を招き、却ってコストを増大させる虞れがある。
そこで本発明は、低コストで製造可能な、改良された定圧弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による弁装置は、
冷媒が通過する圧力検出室と、ガスが封入された圧力作動室とを内部に備えたケースと、
前記ケース内において、前記圧力検出室と前記圧力作動室とを仕切る可撓性のダイアフラムと、
弁体を備え、前記ダイアフラムの変位に応じて移動する弁棒と、
前記冷媒が通過するオリフィス部を備え、前記ケースに接合された弁本体と、
前記弁体を前記オリフィス部に向かって付勢する付勢部材と、を有し、
前記オリフィス部に前記弁体が接近することにより、前記オリフィス部の開口制限がなされ、
前記弁棒は、前記オリフィス部内に挿通され、一端に塑性変形されている箇所を有する、ことを特徴とする。
本発明により、低コストで製造可能な、改良された定圧弁を提供することができる。
図1は、第1の実施形態における定圧弁を示す概略断面図である。 図2は、円筒軸を上部開口に挿通した状態での弁本体の下部付近を示す拡大断面図である。 図3(a)は、製造工程中における本変形例1−1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図であり、図3(b)は、製造工程後における本変形例1−1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図である。 図4は、第1の実施形態の変形例1−2における弁本体付近を拡大して示す断面図である。 図5(a)は、本変形例1−3の弁本体付近を拡大して示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A線における断面を上面視した図である。 図6は、第2の実施形態における膨張弁を、冷媒循環システムに適用した例を模式的に示す概略断面図である。 図7は、リングばねを示す斜視図である。 図8は、冷凍サイクルに適用される変形例2−1における膨張弁の概略断面図である。
以下、図面を参照して、本発明にかかる実施形態について説明する。
(方向の定義)
本明細書において、弁体からダイアフラムに向かう側を「上方」と定義し、ダイアフラムから弁体に向かう側を「下方」と定義する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、第1の実施形態における弁装置としての定圧弁1の構成について説明する。図1は、本実施形態における定圧弁1を示す概略断面図である。
定圧弁1は、弁本体2と、付勢部材を構成するコイルばね3と、弁体及び作動棒を備えたストッパ部材6と、ダイアフラム7と、これらを内包するケース8とを具備する。定圧弁1の軸線をLとする。
ケース8は、中央に上側開口81aを備えた略円盤状の上蓋部材81と、ダイアフラム7を挟んで上蓋部材81と対向する受け部材82とを有する。上蓋部材81と受け部材82は、それぞれ金属製の単一の板材をプレス加工することによって形成される。
上蓋部材81の中央はドーム状に盛り上がっており、上側開口81aの周囲は薄肉状とされ、内側に向かって円形に陥没した陥没部81bとなっている。陥没部81bに接合されるようにして、栓83が上側開口81aを封止している。
受け部材82は、外径が上蓋部材81と略等しい環状のフランジ部82aと、フランジ部82aの内周に上端を接合した中空有底の円筒部82bとを有する。円筒部82bの底部中央には、下側開口82cが形成され、円筒部82bの側壁には、側壁開口82dが形成されている。接続部である側壁開口82dには、流出管104の一端がロウ付けにより固定されている。流出管104の他端は、不図示のエバポレータに連結されている。流出管104の軸線をOとする。
ダイアフラム7は、同心円の凹凸形状を複数個形成した薄い可撓性の板材からなり、フランジ部82aの外径とほぼ同じ外径を有する。
略円筒状の弁本体2は、円筒部82bから離間した円筒状の胴部22と、胴部22の下方に同軸に接続され下側開口82cに嵌合する円管部23と、胴部22と円管部23の接続部から径方向外側に延在する下側フランジ部24とを有する。胴部22の下端には、円筒状の凹部25が形成されている。
円管部23の下端は、ケース8の下側開口82cから下方に突出するように延在している。下側開口82c内において、円管部23の下端には流入管105の上端が内挿されて、段部に突き当てられており、この状態で円管部23と流入管105とはロウ付けにより固定されている。流入管105の下端は、不図示のコンデンサに連結されている。流入管105の軸線は、定圧弁1の軸線Lに一致する。
弁本体2には、軸線Lに直交する方向に胴部22を貫通する連通孔20cが形成されている。連通孔20cの軸線は、流出管104の軸線Oと一致していると好ましいが、ずれていてもよい。
また弁本体2には、その上端から軸線Lに沿って連通孔20cまで、円筒状の上部開口20aが形成され、また連通孔20cから凹部25まで、円筒状のオリフィス部20eが同軸に形成されている。オリフィス部20eは、上部開口20aよりも小径である。上部開口20aとオリフィス部20eが、軸線Lに沿って弁本体2を貫通する円筒状空間を形成している。オリフィス部20eの内径は、流量制御の観点から精度良く形成する必要があるが、連通孔20cまでの短い距離の加工で足りるため、比較的加工が容易である。
上蓋部材81とダイアフラム7とで囲われた空間が圧力作動室POを形成し、ダイアフラム7と受け部材82とで囲われた空間が圧力検出室PDを形成する。
ダイアフラム7の下方に、ストッパ部材6が配置されている。ストッパ部材6は、ダイアフラム7に対向する円板61と、円板61の下面中央の植設された円筒軸62とを有する。円板61の下面中央に円筒軸62の上端を溶接することで、ストッパ部材6を形成できる。円筒軸62は、大径軸62aと小径軸62bとを有する。大径軸62aは、弁本体2の上部開口20aよりも軸線長が長くなっており、連通孔20c内まで延在するとともに、上部開口20aに摺動可能に嵌合している。小径軸62bは、大径軸62aの下端に同軸に接合され、オリフィス部20eに隙間を開けて挿通されている。小径軸62bの下端に、後述するようにして円錐形状の弁体62cが形成される。円筒軸62が、弁体を備えた弁棒を構成する。
ストッパ部材6の円板61と、弁本体2の下側フランジ部24との間にコイルばね3が配置され、両者を離間する方向に付勢しており、それによりストッパ部材6を弁体62cと共に上昇させるので、弁体62cがオリフィス部20eの縁に当接する。かかる状態からダイアフラム7が下方に変位すると、弁体62cがオリフィス部20eの縁から離間し、それにより流入管105からオリフィス部20eを介して圧力検出室PDに冷媒が流入するようになっている。ただし、弁体62cがオリフィス部20eに当接した場合でも、制限された量の冷媒を流入管105から流出管104へと流すこともある。
(定圧弁の組み立て工程)
定圧弁1の組み立て工程について説明する。まず、金属製の板材をプレス加工することによって図1に示す形状に塑性変形させ、上蓋部材81と受け部材82を得る。次いで、上蓋部材81に上側開口81aをプレス打ち抜き加工などにより形成し、受け部材82に下側開口82cと側壁開口82dをプレス打ち抜き加工などにより形成する。プレス加工品を用いてケース8を形成することにより、コスト低減を図れる。
なお、弁本体2は切削加工などで形成するが、これらは比較的小型であるので、切削量が少なくコストを抑制できる。また、その他の部品は汎用品を用いることができ、コストを低減できる。
次に、図1に示す態様で、受け部材82に弁本体2を上方から挿入し、円管部23を下側開口82cから露出させ、円管部23と円筒部82bの底壁との間を、例えばTIG溶接やレーザ溶接、プラズマ溶接等により周溶接して一体化し、溶接部W2を形成する。
その後、流出管104の端部を受け部材82の側壁開口82dに挿入して、流出管104の端部外周と側壁開口82dの周囲との間をロウ付けすることにより固定する。
ストッパ部材6の円筒軸62は、弁本体2に組み込む前において、下端の弁体62cが軸線に平行な薄肉円筒状となっていて、小径軸62bと同径となっている(図2の点線参照)。よって、弁本体2の周囲にコイルばね3を配置した状態で、ストッパ部材6の円筒軸62を、弁本体2の上部開口20aから挿入してオリフィス部20eを貫通させ、弁体62cを凹部25内に露出させることができる。
図2は、円筒軸62を上部開口20aに挿通した状態での弁本体2の下部付近を示す拡大断面図である。弁本体2及びストッパ部材6の円板61を不図示の治具により固定し、凹部25内に露出した弁体62cに対し、先端がテーパ形状に尖ったカシメ工具TL(図2の点線で示す)の先端を同軸で接近させ、大きな力で押圧すると、弁体62cが塑性変形して所定のテーパ状(傘状)に押し広げられる。カシメ工具TLの押圧力及び/又は先端のテーパ形状を調整することで、弁体62cの軸線Lに対する開き角(テーパ角)を調整できる。テーパ状となった弁体62cの最大径はオリフィス部20eの径よりも大きいので、治具から取り外した後、コイルばね3により付勢されても弁本体2からストッパ部材6が分離することがない。
その後、図1において、上蓋部材81と、ダイアフラム7と、受け部材82のフランジ部82aのそれぞれ外周部(当接部)を重ね合わせた状態で、当該外周部を例えばTIG溶接やレーザ溶接、プラズマ溶接等により周溶接して一体化し、溶接部W1を形成する。このようにして接合された上蓋部材81と受け部材82とで、ケース8を構成する。
続いて、上蓋部材81に形成された上側開口81aから、上蓋部材81とダイアフラム7とで囲われる空間(圧力作動室PO)内に、不活性ガスなどの作動ガスを封入した後、上側開口81aを栓83で封止し、更にプロジェクション溶接等を用いて、栓83を上蓋部材81に固定する。このとき、陥没部81bの周囲が薄肉であるので、適切な溶接を行うことができる。また、栓83の外周形状に対応して、陥没部81bが所定の円錐形状に形成されているので、溶接により生じたスパッタなどがダイアフラム7上に落下することを回避できる。以上で、定圧弁1が完成する。
(定圧弁の動作)
図1を参照して、定圧弁1の動作例について説明する。不図示のコンプレッサで加圧された冷媒(流体)は、コンデンサで液化され、流入管105を介して定圧弁1に送られる。定圧弁1から排出された冷媒はエバポレータに送り出され、エバポレータにて、その周囲を流れる空気と熱交換される。更にエバポレータを通過した冷媒は、コンプレッサ側へ戻される。このようにして、冷媒循環システム内を冷媒が循環する。
定圧弁1には、コンデンサから高圧冷媒が供給される。より具体的には、コンデンサからの高圧冷媒は、流入管105に進入し、弁体62cの周囲に達する。
本実施形態において、圧力検出室PDは、流出管104を介してエバポレータの冷媒入口と連通している。このため、流出管104へと流れる冷媒の温度、圧力に応じて、ダイアフラム7により隔てられた圧力作動室PO内の作動ガスの相(気相、液相等)が変化する。圧力作動室PO内の作動ガスが液化されると内圧が減少し、コイルばね3の付勢力に抗しきれずにダイアフラム7と共にストッパ部材6は上方向に変位し、弁体62cがオリフィス部20eに着座する。
一方、圧力作動室PO内の作動ガスが気化されると内圧が増大し、コイルばね3の付勢力に抗してダイアフラム7と共にストッパ部材6は下方向に変位し、弁体62cがオリフィス部20eから離間する。こうして定圧弁1の開状態と閉状態との間の切り換えが行われる。
定圧弁1が開状態であると、弁体62cとオリフィス部20eとの間を通過した冷媒は、オリフィス部20eから連通孔20cに進入し、更に圧力検出室PDを通過して流出管104からエバポレータへと送られる。このように定圧弁1では、エバポレータへと戻る冷媒の温度、圧力に応じて、定圧弁1からエバポレータに向けて供給される冷媒の量が自動的に調整される。
本実施形態によれば、円筒軸62の一端を塑性変形することにより弁体62cを形成しているので、溶接などを行う必要がなく、製造コストを低減できる。
更に本実施形態によれば、板材を塑性変形したプレス加工品にてケースを形成し、溶接やロウ付けにより各部を接合しているので、部品同士のつなぎ目で冷媒漏れが生じる虞れが少ない。また、例えばケースと弁本体とをねじ連結した定圧弁においては、冷媒漏れを確保すべく、特殊なシールが必要になることもあるが、本実施形態ではそのようなシールは不要である。更に、ねじ連結に比べ溶接やロウ付けは耐圧性が高く、冷媒温度や環境温度の影響も受けにくいので、定圧弁1の信頼性も向上する。
(第1の実施形態の変形例1−1)
次に、図3を参照して、第1の実施形態の変形例1−1について説明する。図3(a)は、製造工程中における本変形例1−1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図であり、図3(b)は、製造工程後における本変形例1−1の弁本体下部付近を拡大して示す断面図である。
本変形例1−1においては、ストッパ部材の円筒軸及び弁体の構成が異なっている。より具体的に、図3(a)に示すように、円筒軸62Aは、その下端に弁体を形成する代わりに、小径軸62bより小径のカシメ円筒部62dを形成している。
また、本変形例1−1においては、ストッパ部材とは別体の弁体4を設けている。弁体4は、単一の金属板をプレス加工または機械加工することによって形成され、円錐部41と、円錐部41の上端に接続された頂部42とを有する。頂部42の中央には、円形の開口43が形成されている。弁体4を取り付けた円筒軸62Aが弁棒を構成する。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同じ符号を付すことで重複説明を省略する。
組み付け時には、図3(a)に示すように、弁本体2の凹部25内に露出したカシメ円筒部62dに開口43を挿通させるようにして、弁体4の頂部42を小径軸62bの下端に当接させ、更に開口43から下方に突き出したカシメ円筒部62dに対し、図2と同様なカシメ工具の先端を同軸で接近させ、大きな力で押圧すると、カシメ円筒部62dが塑性変形して開口43より大径のテーパ状(傘状)に押し広げられる。これにより弁体4が小径軸62bの下端に取り付けられる。
本実施の形態によれば、精度良い形状の弁体4をストッパ部材とは別体で形成することによって、カシメ円筒部62dの塑性変形具合に係わらず、弁体4とオリフィス部20eとの隙間を精度よく管理することができ、開弁時の冷媒の流量を精度良く制御できる。また、ロウ付けや溶接などによらずに、弁体4と小径軸62bとの連結を塑性変形により行っているので、製造コストを低減できる。
(第1の実施形態の変形例1−2)
次に、図4を参照して、第1の実施形態の変形例1−2について説明する。図4は、本変形例1−2の弁本体付近を拡大して示す断面図である。本変形例1−2においては、ストッパ部材6Bは、係止開口61cを中央に備えた円板61Bと、弁棒である円筒軸62Bとから形成される。係止開口61cは内周下部が縮径されてなり、これにより係止開口61c内に段部61dが形成される。
さらに、本変形例1−2でも、円筒軸と弁体が一体となっている。より具体的には、円板61Bとは別体で形成される円筒軸62Bは、軸線Lに沿って、弁本体2の上部開口20aから突き出した薄肉円筒部362cと、弁本体2の上部開口20aに嵌合して案内される大軸部362aと、オリフィス部20eに隙間を開けて挿入された小軸部362bと、円錐状の弁体部303eとを連結した構成となっている。
円筒軸62Bは、旋盤を用いた切削加工などで形成できる。組み付け時には、ストッパ部材6Bを載置した弁本体2のオリフィス部20e側から円筒軸62Bを挿通して、薄肉円筒部362cを弁本体2の上面から突き出させ、更に係止開口61c内に挿通する。かかる状態で、不図示のカシメ工具を用いて薄肉円筒部362cを押し広げるように塑性変形させると、図4に示すように薄肉円筒部362cが円錐状になり、その外周面が段部61dに当接することで、円板61Bと円筒軸62Bとが固定される。それ以外の構成は、第1の実施形態と同様であるので、同じ符号を付すことで重複説明を省略する。
本実施形態によれば、溶接個所を減らすことによるコスト低減のほか、薄肉円筒部362cのカシメ量を調整することで、円筒軸62Bの突き出し量が変わるため、それにより弁体部303eのオリフィス部20eに対する着座のタイミングを調整できる。
(第1の実施形態の変形例1−3)
次に、図5を参照して、第1の実施形態の変形例1−3について説明する。図5(a)は、本変形例1−3の弁本体付近を拡大して示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)のA−A線における断面を上面視した図である。
本変形例1−3におけるストッパ部材6Cは、変形例1-2と同様な円板61Bと、弁棒である円筒軸62Cとから形成される。ただし図5(b)に示すように、円筒軸62Cの弁体部303fを六角錐形状としている。弁本体2のオリフィス部20eは、図5(b)に点線で示すように円形であるから、弁体部303fが着座しても両者間には隙間ができるため、開口制限時にも制限された量の冷媒を、オリフィス部20eを通過させることができる。なお、弁体部303fは、六角錐形状に限らず、任意の多角錐形状を採用できる。それ以外の構成は、第1の実施形態の変形例1−2と同様であるので、同じ符号を付すことで重複説明を省略する。
(第2の実施形態)
次に、図6を参照して、第2の実施形態における弁装置である膨張弁201の概要について説明する。図6は、本実施形態における膨張弁201を、冷媒循環システム100に適用した例を模式的に示す概略断面図である。本実施例では、膨張弁201は、コンプレッサ101と、コンデンサ102と、エバポレータ103とに流体接続されている。
膨張弁201は、弁室VSを備える弁本体202と、付勢装置204と、作動棒205と、リングばね206と、パワーエレメント208とを具備する。膨張弁201の軸線をLとする。作動棒205が、弁体を備えた弁棒を構成する。
弁本体202は、弁室VSに加え、第1流路221および第2流路222を備える。第1流路221は供給側流路であり、弁室VSには、供給側流路を介して冷媒(流体ともいう)が供給される。第2流路222は排出側流路であり、弁室VS内の流体は、作動棒挿通孔227及び排出側流路を介して膨張弁外に排出される。第1流路221と弁室VSとの間は、第1流路221より小径の接続路221aにより連通している。作動棒挿通孔227の下縁により、オリフィス部を形成する。
作動棒205の下端に弁体203が形成されている。弁体203は、上記実施の形態と同様に、作動棒205の下端に形成された薄肉円筒部を、カシメ工具にて押し広げることでテーパ形状としたものである。
弁体203は弁室VS内に配置される。弁体203が弁本体202のオリフィス部に当接しているとき、第1流路221と第2流路222とは非連通状態となる。一方、弁体203がオリフィス部から離間しているとき、第1流路221と第2流路222とは連通状態となる。
作動棒挿通孔227に隙間を持って挿通された作動棒205は、付勢装置204による付勢力に抗して弁体203を開弁方向に押圧することができる。作動棒205が下方向に移動するとき、弁体203は、オリフィス部から離間し、膨張弁201が開状態となる。
次にパワーエレメント208について説明する。パワーエレメント208は、弁本体202の頂部に設けられた凹部202aに取り付けられている。凹部202aは連通路202bを介して、エバポレータ103からの冷媒が通過する、弁本体202内の戻り流路223と連通している。連通路202b内を作動棒205が通過している。凹部202aの内周に雌ねじが形成されている。
パワーエレメント208は、栓281と、上蓋部材282と、ダイアフラム283と、ストッパ部材284と、受け部材286とを有する。
上蓋部材282は、中央の円錐部282aと、円錐部282aの下端から外周に広がる環状のフランジ部282bとを有する。円錐部282aの頂部には開口282cが形成され、栓281により封止可能となっている。
ダイアフラム283は、同心円の凹凸形状を複数個形成した薄い板材からなり、フランジ部282bの外径とほぼ同じ外径を有する。
ストッパ部材284は、下端中央に嵌合孔284aを有する。
受け部材286は、上蓋部材282のフランジ部282bの外径とほぼ同じ外径を持つフランジ部286aと、軸線Lと略直交する環状の支持面286bを持つ段差部286cと、中空円筒部286dとを有している。中空円筒部286dの外周には雄ねじが形成されている。
パワーエレメント208の組み立て手順を説明する。図6に示すような位置関係となるように、上蓋部材282、ダイアフラム283、ストッパ部材284、及び受け部材286を配置する。
更に、上蓋部材282のフランジ部282bと、ダイアフラム283と、受け部材286のフランジ部286aのそれぞれ外周部を重ね合わせた状態で、当該外周部を例えばTIG溶接やレーザ溶接、プラズマ溶接等により周溶接して一体化する。上蓋部材282と受け部材286とでケースを構成する。
続いて、上蓋部材282に形成された開口282cから、上蓋部材282とダイアフラム283とで囲われる空間(圧力作動室PO)内に作動ガスを封入した後、開口282cを栓281で封止し、更にプロジェクション溶接等を用いて、栓281を上蓋部材282に固定する。
このとき、圧力作動室POに封入された作動ガスにより、ダイアフラム283は受け部材286側に張り出す形で圧力を受けるため、ダイアフラム283と受け部材286とで囲われる空間(圧力検出室PD)に配置されたストッパ部材284の上面と当接して支持される。
パワーエレメント208の組み付け時には、ストッパ部材284の嵌合孔284aに作動棒205の上端を嵌合させた状態で、受け部材286の中空円筒部286dの雄ねじを、弁本体202の凹部202aの雌ねじに螺合させて、パワーエレメント208を弁本体202に固定する。かかる状態で、パワーエレメント208の圧力検出室PDは戻り流路223と連通し、すなわち同じ内圧となる。
次に、リングばね206について説明する。リングばね206は、図6において弁本体202の凹状にくぼんだ環状部226内に設置されている。図7は、リングばね206を示す斜視図である。
リングばね206は、板状の部材を図7に示されるように円筒形状に湾曲させ、かつ第1の弾性片261、第2の弾性片262及び第3の弾性片263を内側に折り曲げて構成される。
第1の弾性片261、第2の弾性片262、第3の弾性片263は内側に切り起こすようにして折り曲げられるが、それぞれ先端近傍に設けられた第1の凸状当接部261a、第2の凸状当接部262a、第3の凸状当接部263aは、円周を3等分した位置になるように設計されている。そして、軸線L(図1)に直交する面内において、第1の凸状当接部261a、第2の凸状当接部262a、第3の凸状当接部263aの頂部を結ぶ内接円の直径寸法は、作動棒205の外径より小さな径に形成される。これにより、第1の凸状当接部261a、第2の凸状当接部262a、第3の凸状当接部263aから作動棒205の外周に対して所定の押圧力が付与されることとなる。
次に、付勢装置204について説明する。図6において、付勢装置204は、円形の線材を螺旋状に巻いたコイルばね(付勢部材)241と、コイルばね241の上端に取り付けられて弁体203を支持する弁体サポート242と、コイルばね241の下端を支持しつつ弁本体202に取り付けるばね受け部材243とを有する。ばね受け部材243は弁本体202の弁室VSを密閉するとともに、弁体203をオリフィス部に向かって付勢するコイルばね241の端部を支持する機能を有する。
弁体サポート242は、上部を形成するサポート円錐部242aと、下部を形成するサポート円筒部242bと、中央外周から放射状に延在するサポートフランジ部242cとを有する。サポート円錐部242aは、作動棒205の下端に形成された弁体203のテーパ状下面に当接し、作動棒205を軸線Lに対してセンタリング(位置決め)する。サポート円筒部242b及びサポートフランジ部242cは、弁室VS内に配置されたコイルばね241の上端に嵌合及び当接して、これを支持する。
(膨張弁の動作)
図6を参照して、膨張弁201の動作例について説明する。コンプレッサ101で加圧された冷媒は、コンデンサ102で液化され、膨張弁201に送られる。また、膨張弁201で断熱膨張された冷媒はエバポレータ103に送り出され、エバポレータ103で、エバポレータの周囲を流れる空気と熱交換される。エバポレータ103から戻る冷媒は、膨張弁201(より具体的には、戻り流路223)を通ってコンプレッサ101側へ戻される。
膨張弁201には、コンデンサ102から高圧冷媒が供給される。より具体的には、コンデンサ102からの高圧冷媒は、第1流路221を介して弁室VSに供給される。
弁体203が、オリフィス部に当接しているとき(換言すれば、膨張弁201が閉状態のとき)には、弁室VSの上流側の第1流路221と弁室VSの下流側の第2流路222とは、非連通状態である。他方、弁体203が、オリフィス部から離間しているとき(換言すれば、膨張弁201が開状態のとき)には、弁室VSに供給された冷媒は、作動棒挿通孔227及び第2流路222を通って、エバポレータ103へ送り出される。なお、膨張弁201の閉状態と開状態との間の切り換えは、パワーエレメント208に接続された作動棒205によって行われる。
図6において、パワーエレメント208の内部には、ダイアフラム283により仕切られた圧力作動室POと圧力検出室PDとが設けられている。このため、圧力作動室PO内の作動ガスが液化されると、作動棒205は上方向に移動し、液化された作動ガスが気化されると、作動棒205は下方向に移動する。こうして、膨張弁201の開状態と閉状態との間の切り換えが行われる。
更に、パワーエレメント208の圧力検出室PDは、戻り流路223と連通している。このため、戻り流路223を流れる冷媒の温度、圧力に応じて、圧力作動室PO内の作動ガスの相(気相、液相等)が変化し、作動棒205が駆動される。換言すれば、図6に記載の膨張弁201では、エバポレータ103から膨張弁201に戻る冷媒の温度、圧力に応じて、膨張弁201からエバポレータ103に向けて供給される冷媒の量が自動的に調整される。
上記特許文献2などの従来技術によれば、弁体を球状として作動棒205と連結させていたので、部品点数の増大を招いていた。これに対し本実施形態によれば、作動棒205の下端を塑性変形させることにより弁体203を一体で形成しており、これにより部品点数及びコストの低減を図れる。
(第2の実施形態の変形例2−1)
次に、図8を参照して、第2の実施形態の変形例2−1における弁装置である膨張弁201Aについて説明する。図8は、冷凍サイクル100Aに適用される変形例2−1における膨張弁201Aの概略断面図である。
本変形例2−1においては、第2の実施形態に対し、ストッパ部材の形状が異なり、また付勢装置を省略した点が異なっている。より具体的に、パワーエレメント208Aのストッパ部材284Aは、円形である単一の金属板材をプレス加工することによって形成され、開口284bを中央に備えた環状部284cと、当接部284dとを有する。環状部284cは、開口284bの周囲で盛り上がり、下面がダイアフラム283と当接している。当接部284dは、環状部284cの周囲で下方にシフトして設けられ、受け部材286の支持面286bに対向する。開口284bには作動棒205の上端が嵌合し、ロウ付けなどによってストッパ部材284Aと接合されている。
さらに本変形例においては、受け部材286の内側において、コイルばね241Aが、ストッパ部材284Aの環状部284cと、弁本体202Aの凹部底壁220cとの間に配置され、両者を離間する方向に付勢している。
図8に示すように、本変形例では第1流路221Aが延長され、その内部が弁室VSと兼用されている。作動棒205の下端の弁体203は、作動棒205を弁本体202Aに組み付けた後に、第1の実施形態と同様に形成することができる。より具体的には、下端に薄肉円筒部を形成した作動棒205の上端を、ストッパ部材284Aに接合する。そのストッパ部材284Aを第2の実施形態と同様な態様でパワーエレメント208A内に組み付け、同時に作動棒205を弁本体202Aに組み付ける。その際に、作動棒205の下端を作動棒挿通孔227内に挿通して、薄肉円筒部を弁室VSへと突出させる。かかる状態で、第1流路221Aの内部に挿入されたカシメ治具(不図示)の先端を、作動棒205の下端の薄肉円筒部に押し当てることで塑性変形させ、弁体203を形成することができる。それ以外の構成は、第2の実施形態と同様であるので、同じ符号を付すことで重複説明を省略する。
本変形例によれば、ストッパ部材284Aの環状部284cと、弁本体202Aの凹部底壁220cとを、コイルばね241Aにより互いに離間する方向に付勢している。この付勢力により、ストッパ部材284Aを作動棒205及び弁体203と共に上昇させるので、弁体203がオリフィス部に当接する。かかる状態からダイアフラム283が下方に変位すると、弁体203がオリフィス部から離間し、それにより第2流路222からオリフィス部を介して作動棒挿通孔227に冷媒が流入するようになっている。なお、コイルばね241Aの初期荷重は、弁本体202Aに対するパワーエレメント208Aのねじ込み量を調整することによって変更可能である。
本変形例においては、第2の実施形態に対して付勢装置を省略することができ、更にコスト低減を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されない。本発明の範囲内において、上述の実施形態の任意の構成要素の変形が可能であり、また上述の実施形態における任意の構成要素の追加または省略が可能である。
1 :定圧弁
2、202、202A :弁本体
62c、203 :弁体
62、62A、62B、62C :円筒軸
204 :付勢装置
205 :作動棒
6、6B、284,284A :ストッパ部材
7、283 :ダイアフラム
8 :ケース
20e :オリフィス部
3、241,241A :コイルばね
242 :弁体サポート
243 :ばね受け部材
282 :上蓋部材
286 :受け部材
100 :冷媒循環システム
101 :コンプレッサ
102 :コンデンサ
103 :エバポレータ

Claims (8)

  1. 冷媒が通過する圧力検出室と、ガスが封入された圧力作動室とを内部に備えたケースと、
    前記ケース内において、前記圧力検出室と前記圧力作動室とを仕切る可撓性のダイアフラムと、
    弁体を備え、前記ダイアフラムの変位に応じて移動する弁棒と、
    前記冷媒が通過するオリフィス部を備え、前記ケースに接合された弁本体と、
    前記弁体を前記オリフィス部に向かって付勢する付勢部材と、を有し、
    前記オリフィス部に前記弁体が接近することにより、前記オリフィス部の開口制限がなされ、
    前記弁棒は、前記オリフィス部内に挿通され、一端に塑性変形されている箇所を有する、
    ことを特徴とする弁装置。
  2. 前記弁体は、前記弁棒の一端を所定形状に塑性変形することによって形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記弁体は、前記弁棒とは別体で形成され、前記弁棒の一端を塑性変形することによって前記弁棒に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  4. 前記弁棒は、前記ダイアフラムに当接するストッパ部材に対し、前記弁棒の一端を塑性変形することによって取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の弁装置。
  5. 前記弁体は、前記弁棒の他端に形成されている、
    ことを特徴とする請求項4に記載の弁装置。
  6. 前記オリフィス部は円形の開口を有し、前記弁体は、円錐状又は多角錐状を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の弁装置。
  7. 前記付勢部材は、前記弁本体と前記ケースとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の弁装置。
  8. 前記付勢部材は、前記弁本体内に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の弁装置。

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