JP2020118130A - 車両用内燃機関の補機支持構造 - Google Patents

車両用内燃機関の補機支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】シリンダブロックの第1の側面の構造を最適化して補機支持部や補機支持部の周辺の剛性を向上でき、補機が振動することを抑制できる車両用内燃機関の補機支持構造を提供すること。【解決手段】エンジン4のシリンダブロック11の前側面11aに、前側面11aから外方に膨出し、オイルを冷却するオイルクーラ本体32が装着されるオイルクーラ本体取付用膨出部31を有し、オイルクーラ本体取付用膨出部31は、前側面11aの気筒列方向L1の中央部Loに対して支持部26側に設置され、かつ、支持部26と気筒列方向L1で並んで設置されている。シリンダブロック11の前側面11aに、気筒列方向L1に沿って延びる第1の補強リブ36が設けられており、オイルクーラ本体取付用膨出部31と支持部26とが第1の補強リブ36によって連結されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用内燃機関の補機支持構造に関する。
従来、内燃機関本体に設けられた補機が振動することを抑制するものとして、特許文献1に記載される内燃機関の補機の支持構造が知られている。
この内燃機関の補機の支持構造は、チェーンカバーに設けられ、補機の下部を支持するブラケットと、シリンダヘッドの後側面に突設され、吸気マニホールドが締結される吸気マニホールド締結部と、シリンダヘッドの右側面の側縁に沿って延設され、チェーンカバーの側縁が締結されるカバー締結部とを備えている。
さらに、内燃機関の補機の支持構造は、シリンダヘッドにおけるカバー締結部から後側面に対して外向きに突設され、補機としてのACG(オルタネータ)の上部を支持する上部ACG支持部と、シリンダヘッドの後側面に延設され、吸気マニホールド締結部と上部ACG支持部とを連結する第1補強リブとを備えている。
特開2013-83190号公報
このような従来の内燃機関の補機の支持構造にあっては、ACGが駆動や停止を繰り返すことにより、ACGが内燃機関の縦横方向に振動する。この振動を抑制するために、吸気マニホールド締結部と上部ACG支持部と連結する第1補強リブを設けている。
しかしながら、特許文献1において、第1補強リブは、シリンダヘッド側に設けられており、シリンダブロック側においてACGを支持する支持部や支持部の周辺の剛性を高めるための構成は、開示されていない。
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、シリンダブロックの第1の側面の構造を最適化して補機支持部や補機支持部の周辺の剛性を向上でき、補機が振動することを抑制できる車両用内燃機関の補機支持構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、一列に配列された複数の気筒と、前記複数の気筒の配列方向に沿って延びる第1の側面と、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の端部に設けられた第2の側面と、前記第2の側面を覆うように前記第2の側面の外周縁に締結されたカバー部材とを有するシリンダブロックを備え、前記第2の側面の外周縁に、補機を支持する補機支持部が設けられた車両用内燃機関の補機支持構造であって、前記第1の側面に、前記第1の側面から外方に膨出し、オイルを冷却するオイルクーラ本体が装着されるオイルクーラ本体取付用膨出部が設けられており、前記オイルクーラ本体取付用膨出部は、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の中央部に対して前記補機支持部側に設置され、かつ、前記補機支持部と前記複数の気筒の配列方向で並んで設置されており、前記第1の側面に、前記複数の気筒の配列方向に沿って延びる補強リブが設けられており、前記オイルクーラ本体取付用膨出部と前記補機支持部とが前記補強リブによって連結されていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、シリンダブロックの第1の側面の構造を最適化して補機支持部や補機支持部の周辺の剛性を向上でき、補機が振動することを抑制できる。
図1は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関を備えたパワーユニットの正面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の正面図であり、過給機、触媒コンバータおよびオイルクーラ本体を取り外した状態を示す図である。 図3は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の正面図であり、ISG、過給機、触媒コンバータおよびオイルクーラ本体を取り外した状態を示す図である。 図4は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の右側面図である。 図5は、図3のV−V方向矢視断面図である。 図6は、図3のVI−VI方向矢視断面図である。 図7は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関においてオイルと冷却水の流れる方向を示す図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用内燃機関の補機支持構造は、一列に配列された複数の気筒と、複数の気筒の配列方向に沿って延びる第1の側面と、第1の側面の複数の気筒の配列方向の端部に設けられた第2の側面と、第2の側面を覆うように第2の側面の外周縁に締結されたカバー部材とを有するシリンダブロックを備え、第2の側面の外周縁に、補機を支持する補機支持部が設けられた車両用内燃機関の補機支持構造であって、第1の側面に、第1の側面から外方に膨出し、オイルを冷却するオイルクーラ本体が装着されるオイルクーラ本体取付用膨出部が設けられており、オイルクーラ本体取付用膨出部は、第1の側面の複数の気筒の配列方向の中央部に対して補機支持部側に設置され、かつ、補機支持部と複数の気筒の配列方向で並んで設置されており、第1の側面に、複数の気筒の配列方向に沿って延びる補強リブが設けられており、オイルクーラ本体取付用膨出部と補機支持部とが補強リブによって連結されている。
これにより、本発明の一実施の形態に係る車両用内燃機関の補機支持構造は、シリンダブロックの第1の側面の構造を最適化して補機支持部や補機支持部の周辺の剛性を向上でき、補機が振動することを抑制できる。
以下、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関の補機支持構造について、図面を用いて説明する。
図1から図7は、本発明の一実施例に係る車両用内燃機関を示す図である。図1から図7において、上下前後左右方向は、車両に設置された状態の車両用内燃機関の上下前後左右方向とし、車両の前後方向に対して直交する方向が左右方向、車両用内燃機関の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1は、左サイドフレーム2Lおよび右サイドフレーム2Rを備えており、左サイドフレーム2Lおよび右サイドフレーム2Rは、車両1の幅方向に離隔し、車両1の前後方向に延びている。
車両1にはパワーユニット3が設けられている。パワーユニット3は、熱エネルギーを機械的エネルギーに変換する車両用内燃機関としてのエンジン4と、エンジン4の回転速度を変速して出力する変速機5とを含んで構成されている。
エンジン4は、シリンダブロック11、シリンダヘッド12、シリンダヘッドカバー13よび潤滑用のオイルが貯留されるオイルパン14を備えている。
シリンダブロック11には複数の気筒11A(図6参照)が設けられている。本実施例のエンジン4は、4つの気筒11Aを有する4気筒エンジンから構成されているが、4気筒エンジンに限定されるものではない。
気筒11Aには図示しないピストンが収納されており、ピストンは、気筒11Aに対して上下方向に往復運動する。ピストンは、図示しないコネクティングロッドを介してクランク軸11S(図5参照)に連結されており、ピストンの往復運動は、コネクティングロッドを介してクランク軸11Sの回転運動に変換される。
シリンダブロック11の気筒11Aの配列方向(以下、気筒列方向L1という)の左端部にはフランジ部11Bが設けられている。フランジ部11Bは、シリンダブロック11の左端部からクランク軸11Sの放射方向外方に延びている。
変速機5は、変速機ケース5Aを備えており、変速機ケース5Aの右端部にはフランジ部5Fが設けられている。フランジ部5Fは、フランジ部11Bに合致するようにフランジ部5Fと同一形状に形成されている。エンジン4は、フランジ部5Fが図示しないボルトによってフランジ部11Bに締結されることにより、変速機5に連結されている。
シリンダブロック11の気筒列方向L1の右端部にはフランジ部11Cが設けられており、フランジ部11Cにはボルト8Aによってチェーンカバー7が締結されている(図4参照)。シリンダブロック11の気筒列方向L1の右端部は、本発明のシリンダブロックの気筒の配列方向の一端部を構成し、シリンダブロック11の気筒列方向L1の左端部は、本発明のシリンダブロックの気筒の配列方向の他端部を構成する。
エンジン4は、右マウント装置6Rを介して右サイドフレーム2Rに弾性的に支持されており、変速機5は、左マウント装置6Lを介して左サイドフレーム2Lに弾性的に支持されている。
シリンダヘッド12にはいずれも図示しない複数の吸気ポート、吸気ポートを開閉する複数の吸気バルブ、複数の排気ポートおよび排気ポートを開閉する複数の排気バルブなどが設けられている。
シリンダヘッド12の後面には図示しない吸気マニホールドが設けられており、吸気マニホールドは、吸入空気を、吸気ポートを通して気筒11Aに導入する。
シリンダヘッド12の内部には図示しない排気マニホールドが形成されており、排気マニホールドは、気筒11Aに連通される図示しない複数の排気ポートを有し、気筒11Aから排出される排気ガスを集合する。
図3において、排気マニホールドは、排気ガス出口15を有する。排気ガス出口15は、気筒列方向L1の中央部においてシリンダヘッド12の前側面12aに開口している。
気筒11Aから排出される排気ガスは、排気マニホールドで集合された後、排気ガス出口15からシリンダヘッド12の外部に排出される。
排気ガス出口15の周囲においてシリンダヘッド12の前側面12aには取付面12Aが設けられており、取付面12Aには過給機21(図1参照)が取付けられている。
図1において、過給機21は、シリンダヘッド12の前側面12a側に設置されており、タービンハウジング22およびコンプレッサハウジング23を有する。
シリンダブロック11の前側面11aは、気筒列方向L1に沿って延びている。図6において、前側面11aの延びる方向の右端部には右側面11bが設けられており、右側面11bのフランジ部11Cには右側面11bを覆うようにチェーンカバー7が締結されている。
本実施例のシリンダブロック11の前側面11aは、本発明の第1の側面を構成し、右側面11bは、本発明の第2の側面を構成する。フランジ部11Cは、本発明の第2の側面の外周縁を構成し、チェーンカバー7は、本発明のカバー部材を構成する。
図1において、タービンハウジング22は、複数のボルト8Bによって取付面12Aに取付けられており、タービンハウジング22には排気ガス出口15から排出される排気ガスが導入される。
タービンハウジング22には図示しないタービンホイールが回転自在に設けられており、タービンホイールは、排気ガス出口15からタービンハウジング22に導入された排気ガスによって回転駆動される。
コンプレッサハウジング23は、図示しないターボインレット配管に連結されており、コンプレッサハウジング23は、図示しないターボアウトレット配管を介して図示しないインタクーラに接続されている。
コンプレッサハウジング23には図示しないコンプレッサホイールが回転自在に設けられており、コンプレッサホイールは、タービンホイールと一体で回転する。
過給機21において、タービンホイールが排気流によって回転されると、コンプレッサホイールがタービンホイールと一体で高速で回転される。コンプレッサホイールが回転されると、ターボインレット配管からコンプレッサハウジング23に導入された空気がターボアウトレット配管を介してインタクーラに過給される。
インタクーラは、過給機21によって過給された圧縮空気を冷却して空気の密度を高め、圧縮空気を図示しないインタクーラアウトレット配管を介して吸気マニホールドに導入する。
タービンハウジング22には排気浄化装置24が接続されている。排気浄化装置24は、例えば、図示しない三元触媒とパティキュレートフィルタとが収容されている。三元触媒は、排気ガス中に含まれるHC、CO、NOxを酸化還元反応により同時に浄化処理する。
パティキュレートフィルタは、三元触媒の下流側に設置されており、排気ガス中の粒子状物質であるPM(パティキュレートマター)として、黒鉛、燃料の燃え残り(SOF:可燃性有機成分)、エンジンオイルの燃え滓(オイルアッシュ)などを捕集する。
排気浄化装置24の下流端は、図示しない排気管に接続されており、排気浄化装置24によって浄化された排気ガスは、排気管を通して外部に排出される。
図3に示すように、チェーンカバー7と排気ガス出口15との間において、シリンダヘッド12の前側面12aにはボス形状の一対の締結部25A、25Bが設けられており、締結部25A、25Bは、リブ25Cによって連結されている。
図2において、締結部25A、25Bにはボルト8C(締結部25A側のボルトのみを図示で示す)によってブラケット27が締結されている。
図3において、シリンダブロック11のフランジ部11Bには筒状の支持部26が設けられている。支持部26と気筒列方向L1で対向するチェーンカバー7の外周縁には切り欠き7Aが形成されている。
図1に示すように、エンジン4にはISG(Integrated Starter Generator)28が設けられている。ISG28は、エンジン4を始動する始動装置と、電力を発電する発電機とを統合した回転電機である。ISG28は、外部からの動力により発電する発電機の機能と、電力が供給されることで動力を発生する電動機の機能とを有する。
図4に示すように、ISG28の上部には上側ブラケット28Aが設けられており、上側ブラケット28Aは、ボルト8Dによってブラケット27に固定されている。
ISG28の下部には下側ブラケット28Bが設けられておいる。下側ブラケット28Bは、ボルト8Eがスリット7Aを通して支持部26に締結されることにより、支持部26に固定されている。
このように、ISG28は、シリンダブロック11とシリンダヘッド12とに取付けられている。本実施例の支持部26は、本発明の補機支持部を構成する。
図3において、シリンダブロック11の前側面11aにはそれぞれ筒状の第1のオイル通路部29と第2のオイル通路部30が設けられており、第1のオイル通路部29と第2のオイル通路部30は、第1の側面から外方(前方)に膨出している。
第1のオイル通路部29の内部にはオイル通路29A(図6参照)が設けられており、第2のオイル通路部30の内部にはオイル通路29Aに連通する図示しないオイル通路が設けられている。
第1のオイル通路部29は、気筒列方向L1に沿って延びており、延びる方向の右端部29aが第1のオイル通路部29と支持部26とに連結されている。
第2のオイル通路部30は、フランジ部11Cに沿って上下方向に延びており、右側外周部がフランジ部11Cに連結されている。第2のオイル通路部30の下端部30aは、支持部26に連結されている。エンジン4の高さ方向(気筒11Aの軸方向)と上下方向とは、同一方向である。
本実施例の第1のオイル通路部29は、本発明の主オイル通路部を構成しており、第1のオイル通路部29および第2のオイル通路部30は、本発明のオイル通路部を構成している。第1のオイル通路部29の右端部29aは、本発明の第1のオイル通路部の延びる方向の端部を構成し、第2のオイル通路部30の下端部30aは、本発明の第2のオイル通路部の延びる方向の端部を構成する。
シリンダブロック11の前側面11aには環状のオイルクーラ本体取付用膨出部31が設けられており、オイルクーラ本体取付用膨出部31は、前側面11aから外方(前方)に膨出している。
オイルクーラ本体取付用膨出部31にはボルト8F(図1参照)によってオイルクーラ本体32(図2、図6参照)が取付けられている。オイルクーラ本体取付用膨出部31およびオイルクーラ本体32は、オイルを冷却するためのオイルクーラを構成している。
図3において、オイルクーラ本体取付用膨出部31は、上下方向で支持部26と重なり、かつ、気筒列方向L1で支持部26と並ぶ位置に設置されている。オイルクーラ本体取付用膨出部31は、前側面11aの気筒列方向L1の中央部Loに対して支持部26側に片寄って設置されている。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、冷却水が流れる冷却水入口室31aを形成する冷却水入口室用膨出部31Aを備えており、冷却水入口室用膨出部31Aは、冷却水入口室31aが上下方向に延びるように冷却水入口室31aを取り囲んでいる。冷却水入口室31aにはシリンダブロック11に設けられた図示しないウォータジャケットから冷却水が導入される。本実施例の冷却水入口室31aは、本発明の冷却水室を構成し、冷却水入口室用膨出部31Aは、本発明の冷却水室用膨出部を構成する。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、冷却水出口室31bを形成する冷却水出口室用膨出部31Bを備えている。冷却水出口室用膨出部31Bは、冷却水出口室31bを取り囲んでいる。
冷却水出口室31bは、オイルクーラ本体32に設けられた図示しない冷却水通路を通して冷却水入口室31aに連通しており、冷却水出口室31bには冷却水入口室31aからオイルクーラ本体32の冷却水通路を通して冷却水が導入される。
冷却水出口室31bは、シリンダブロック11に設けられた図示しないオイル通路を通してシリンダヘッド12に設けられた図示しないウォータジャケットに連通している。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、オイル入口室31cを形成するオイル入口室用膨出部31Cを備えている。オイル入口室用膨出部31Cは、冷却水出口室用膨出部31Bの下方において冷却水入口室用膨出部31Aから支持部26側に膨出している。オイル入口室31cは、オイル入口室用膨出部31Cによって取り囲まれている。
オイル入口室用膨出部31Cは、オイル入口室31cの上下方向寸法(エンジン4き高さ方向の寸法)に対して、オイル入口室31cの気筒列方向L1の寸法が大きくなるように環状に形成されている。本実施例のオイル入口室31cは、本発明のオイル室を構成し、オイル入口室用膨出部31Cは、本発明のオイル室用膨出部を構成する。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、オイル出口室31dを形成するオイル出口室用膨出部31Dを備えている。オイル出口室用膨出部31Dは、冷却水入口室用膨出部31Aに対して気筒列方向L1でオイル入口室用膨出部31Cと反対側に設けられており、オイル出口室31dは、オイル出口室用膨出部31Dによって取り囲まれている。
オイルクーラ本体32にはオイル通路32Aが形成されており、(図2参照)、オイル通路32Aは、オイル入口室31cとオイル出口室31dとを連通している。
これにより、オイル入口室31cに導入されたオイルは、オイルクーラ本体32のオイル通路32Aを通してオイル出口室31dに導入される。そして、オイル通路32Aを流れるオイルは、オイルクーラ本体32の冷却水通路を流れる冷却水によって冷却される。
オイル出口室31dにはオイル出口31mが開口しており(図6参照)、オイル出口31mは、第1のオイル通路部29のオイル通路29Aに連通している。オイル出口31mは、上下方向でオイル入口室用膨出部31Cと重なる位置に設置されている。
シリンダブロック11の下方にはオイルを濾過するオイルフィルタ41が設けられており、オイルフィルタ41は、オイルパン14に取付けられている。
オイルクーラ本体取付用膨出部31よりも下方においてシリンダブロック11の前側面11aには筒状のフィルタ入口オイル通路部33とフィルタ出口オイル通路部34が設けられている。
フィルタ入口オイル通路部33とフィルタ出口オイル通路部34は、前側面11aから外方(前方)に膨出している。フィルタ出口オイル通路部34は、フィルタ入口オイル通路部33に連結されている。
チェーンカバー7側において、クランク軸11Sの端部にはオイルポンプ35(図3に仮想線で示す)が設けられており、オイルポンプ35は、クランク軸11Sによって駆動される。
フィルタ入口オイル通路部33は、フランジ部11Cからフランジ部11Bに向かって水平に延びた後、下方に折れ曲がり、オイルフィルタ41まで延びている。フィルタ入口オイル通路部33の内部には図示しないオイル通路が形成されている。
オイルポンプ35から吐出されるオイルは、フィルタ入口オイル通路部33のオイル通路を通してオイルフィルタ41に導入され、オイルフィルタ41によって濾過される。
フィルタ出口オイル通路部34は、オイルフィルタ41から第1のオイル通路部29に向かって上方に延びており、延びる方向の上端部がオイル入口室用膨出部31Cに連結されている。
フィルタ出口オイル通路部34にはオイル通路34A(図5参照)が形成されており、オイルフィルタ41によって濾過されたオイルは、フィルタ出口オイル通路部34のオイル通路34Aを通してオイル入口室31cに導入される。
図7において、オイルの流れを破線の矢印で示す。図7において、オイルポンプ35から吐出されたオイルは、フィルタ入口オイル通路部33を通してオイルフィルタ41に導入され、オイルフィルタ41によって濾過される。
オイルフィルタ41によって濾過されたオイルは、フィルタ出口オイル通路部34のオイル通路34Aを通してオイル入口室31cに導入された後、オイルクーラ本体32のオイル通路32Aを通してオイル出口室31dに導入される。
一方、シリンダブロック11のウォータジャケットを流れる冷却水は、冷却水入口室31aに導入された後、冷却水入口室31aに沿って下方に流れる。冷却水入口室31aの下方に流れた冷却水は、オイルクーラ本体32の冷却水通路を通して冷却水出口室31bに導入された後、シリンダブロック11の冷却水通路を通してシリンダヘッド12のウォータジャケットに排出される。
オイル通路32Aを流れるオイルは、オイルクーラ本体32の冷却水通路を流れる冷却水によって冷却される。これにより、オイル出口室31dには冷却水によって冷却されたオイルが導入される。冷却後のオイルは、オイル出口31mから第1のオイル通路部29のオイル通路29Aに導入される。
第1のオイル通路部29は、メインギャラリを構成しており、第1のオイル通路部29に導入されたオイルは、シリンダブロック11に収容された潤滑部位に供給され、潤滑部位を潤滑する。
また、第1のオイル通路部29に導入されたオイルは、第2のオイル通路部30を通してシリンダヘッド12に収容された潤滑部に供給され、シリンダヘッド12の潤滑部位を潤滑する。
図3において、第1のオイル通路部29は、フランジ部11B側からオイルクーラ本体取付用膨出部31を通してフランジ部11C側に延びており、オイル入口室用膨出部31Cと支持部26とを連結している。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、気筒列方向L1と直交し、かつ、気筒11Aの軸方向L2と直交する方向でISG28と重なっている(図6参照)。気筒列方向L1と直交し、かつ、気筒11Aの軸方向L2と直交する方向は、前後方向である。
オイル入口室用膨出部31Cは、上下方向で第1のオイル通路部29とフィルタ入口オイル通路部33とに挟まれる位置に設置されている。
シリンダブロック11の前側面11aには第1の補強リブ36が設けられている。第1の補強リブ36は、第1のオイル通路部29に連結されており、第1のオイル通路部29に沿って気筒列方向Lに延びている。
第1の補強リブ36は、オイル入口室用膨出部31Cと支持部26とを連結しており、支持部26と第1の補強リブ36とオイル入口室用膨出部31Cとは、気筒列方向L1で並び、かつ、上下方向で重なっている。本実施例の第1の補強リブ36は、本発明の補強リブを構成する。
シリンダブロック11の前側面11aには第2の補強リブ37と第3の補強リブ38が設けられている。
第2の補強リブ37は、支持部26からオイルクーラ本体取付用膨出部31の下方を通過し、前側面11aの気筒列方向L1の他端部(フランジ部11B)に向かって斜め下方に延びている。
第3の補強リブ38は、支持部26の下側で、かつ、前側面11aの気筒列方向L1の一端部(フランジ部11C)からオイルクーラ本体取付用膨出部31の下方を通過し、前側面11aの気筒列方向L1の他端部に向かって斜め上方に延びている。
第2の補強リブ37の延びる方向の上端部37aと第3の補強リブ38の延びる方向の上端部38aとを結ぶ仮想線L3を設定した場合に、オイルクーラ本体取付用膨出部31の下部は、第2の補強リブ37と第3の補強リブ38と仮想線L3とで囲まれた領域内に設置されている。
オイルクーラ本体取付用膨出部31の下端部は、第2の補強リブ37および第3の補強リブ38に連結されている。
次に、作用を説明する。
エンジン4は、シリンダヘッド12を有し、シリンダヘッド12の前側面12aには締結部25A、25Bが設けられており、締結部25A、25Bは、リブ25Cによって連結されている。
締結部25A、25Bにはボルト8Cによってブラケット27が締結されており、ブラケット27にはISG28の上側ブラケット28Aがボルト8Dによって取付けられている。
また、エンジン4は、複数の気筒11Aと、気筒列方向L1に沿って延びる前側面11aと、前側面11aの気筒列方向L1の端部に設けられた右側面11bと、右側面11bを覆うように右側面11bのフランジ部11Cに締結されたチェーンカバー7とを有するシリンダブロック11を備えている。
右側面11bのフランジ部11CにはISG28を支持する支持部26が設けられており、支持部26にはISG28の下側ブラケット28Bがボルト8Eによって取付けられている。
これにより、ISG28は、シリンダブロック11とシリンダヘッド12に支持されている。ところで、ISG28は、駆動や停止を繰り返すこと等により、図2に示す車両1の側面視でエンジン4の縦横方向、すなわち、上下方向(矢印X方向)と気筒列方向L1(矢印Y方向)に振動する。
これに対して、本実施例のエンジン4の補機構造は、リブ25Cに連結された締結部25A、25Bにブラケット27が固定されており、ブラケット27の剛性を高くできる。これにより、シリンダヘッド12側でISG28が縦横方向に振動することを抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、シリンダブロック11の前側面11aに、前側面11aから外方に膨出し、オイルを冷却するオイルクーラ本体32が装着されるオイルクーラ本体取付用膨出部31を有する。
オイルクーラ本体取付用膨出部31は、シリンダブロック11の前側面11aの気筒列方向L1の中央部Loに対して支持部26側に設置され、かつ、支持部26と気筒列方向L1で並んで設置されている。
さらに、シリンダブロック11の前側面11aに、気筒列方向L1に沿って延びる第1の補強リブ36が設けられており、オイルクーラ本体取付用膨出部31と支持部26とが第1の補強リブ36によって連結されている。
これにより、支持部26の周辺の前側面11aの平坦面の面積を少なくし、オイルクーラ本体取付用膨出部31と第1の補強リブ36によって支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性を高くできる。このため、シリンダブロック11側でISG28が縦横方向に振動することを抑制できる。
このように、本実施例のエンジン4の補機支持構造は、シリンダブロック11の前側面11aの構造を最適化して支持部26と支持部26の周辺の剛性を高くでき、ISG28が縦横方向に振動することを抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造は、オイルクーラ本体取付用膨出部31は、冷却水が流れる冷却水入口室31aを形成する冷却水入口室用膨出部31Aと、冷却水入口室用膨出部31Aから支持部26側に膨出し、オイルが流れるオイル入口室31cを形成するオイル入口室用膨出部31Cを有する。
さらに、本実施例のエンジン4の補機支持構造は、冷却水入口室用膨出部31Aに対して気筒列方向L1で冷却水入口室用膨出部31Aと反対側に設けられ、オイル入口室31cからオイルクーラ本体32を通してオイルが導入されるオイル出口室31dを形成するオイル出口室用膨出部31Dを有する。
これに加えて、オイル入口室用膨出部31Cは、気筒列方向L1で支持部26と並んで設置されており、第1の補強リブ36によって支持部26に連結されている。
これにより、オイル入口室用膨出部31Cを支持部26により一層近づけて設置できることに加えて、第1のオイル通路部29によってオイル入口室用膨出部31Cと支持部26とを連結することによって、支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をオイルクーラ本体取付用膨出部31と第1の補強リブ36によってより一層高くできる。
これに加えて、支持部26の周辺の前側面11aの平坦面の面積を少なくでき、支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くできる。この結果、ISG28が縦横方向に振動することを効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、シリンダブロック11の下方にオイルを濾過するオイルフィルタ41が設置されている。
さらに、シリンダブロック11の前側面11aに、前側面11aから外方に膨出するとともに、オイルフィルタ41からオイル入口室用膨出部31Cに向かって延び、オイルフィルタ41からオイル入口室31cにオイルを導入する筒状のフィルタ出口オイル通路部34が設けられている。
これに加えて、オイル入口室31cの上下方向寸法に対して、オイル入口室31cの気筒列方向L1の寸法が大きくなるようにオイル入口室用膨出部31Cが形成されている。
これにより、気筒列方向L1でオイル入口室用膨出部31Cを支持部26により一層近づけて設置できることに加えて、支持部26の周辺の前側面11aの平坦面の面積をより一層少なくでき、支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くできる。この結果、ISG28が縦横方向に振動することをより効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、シリンダブロック11の前側面11aに、シリンダブロック11の右側面11bから外方に膨出するとともに、気筒列方向L1に沿って延びる筒状の第1のオイル通路部29が設けられている。
さらに、オイル出口室31dに、第1のオイル通路部29のオイル通路に連通するオイル出口31mが開口されており、オイル出口31mは、上下方向でオイル入口室用膨出部31Cと重なる位置に設置されている。
これに加えて、オイル入口室用膨出部31Cと支持部26とが第1のオイル通路部29によって連結されている。
これにより、第1のオイル通路部29とオイル入口室用膨出部31Cとを上下方向で重ねて設置できるとともに、オイル入口室用膨出部31Cと支持部26とを第1のオイル通路部29によって連結することにより、支持部26に近いオイル入口室用膨出部31Cの剛性をより一層高くできる。
これに加えて、より一層剛性の高いオイル入口室用膨出部31Cを第1のオイル通路部29を介して支持部26に連結することができ、支持部26の剛性や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くできる。
また、第1のオイル通路部29とオイル入口室用膨出部31Cとを上下方向で重ねて設置できるとともに、オイル入口室用膨出部31Cと支持部26とを第1のオイル通路部29に連結できるので、ISG28から印加される気筒列方向L1の荷重を、いずれも高い剛性を有する支持部26と第1のオイル通路部29とオイル入口室用膨出部31Cによって受けることができる。このため、ISG28が横方向に振動することをより効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、第1の補強リブ36は、第1のオイル通路部29に連結され、第1のオイル通路部29に沿って延びている。
これにより、第1の補強リブ36を第1のオイル通路部29によって補強でき、支持部26とオイルクーラ本体取付用膨出部31とを強固に連結できる。
この結果、支持部26の剛性や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くでき、ISG28が縦横方向に振動することをより効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、第2の補強リブ37は、支持部26からオイルクーラ本体取付用膨出部31の下方を通過し、前側面11aの気筒列方向L1の他端部に向かって斜め下方に延びている。
さらに、第3の補強リブ38は、支持部26の下側で、かつ、前側面11aの気筒列方向L1の一端部からオイルクーラ本体取付用膨出部31の下方を通過し、前側面11aの気筒列方向L1の他端部に向かって斜め上方に延び、第1のオイル通路部29に連結されている。
これに加えて、第2の補強リブ37の延びる方向の上端部37aと第3の補強リブ38の延びる方向の上端部38aとを結ぶ仮想線L3を設定した場合に、オイルクーラ本体取付用膨出部31の下部は、第2の補強リブ37と第3の補強リブ38と仮想線L3とで囲まれた領域内に設置されている。
これにより、オイルクーラ本体取付用膨出部31を第2の補強リブ37と第3の補強リブ38によって補強でき、オイルクーラ本体取付用膨出部31の剛性をより一層高くできる。このため、オイルクーラ本体取付用膨出部31の剛性を高くでき、支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くできる。この結果、ISG28が縦横方向に振動することをより効果的に抑制できる。
また、本実施例のエンジン4の補機支持構造によれば、オイルクーラ本体取付用膨出部31の下端部は、第2の補強リブ37および第3の補強リブ38に連結されている。
これにより、オイルクーラ本体取付用膨出部31を第2の補強リブ37と第3の補強リブ38によってより強固に補強でき、オイルクーラ本体取付用膨出部31の剛性をより一層高くできる。
これに加えて、オイルクーラ本体取付用膨出部31と第2の補強リブ37の間の前側面11aの平坦面と、オイルクーラ本体取付用膨出部31と第3の補強リブ38の間の前側面11aの平坦面との面積を少なくできるので、支持部26や支持部26の周辺の前側面11aの剛性をより一層高くできる。
なお、オイルクーラ本体取付用膨出部31の下端部は、第2の補強リブ37のみに連結されてもよく、第3の補強リブ38のみに連結されてもよい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...車両、4...エンジン(車両用内燃機関)、7...チェーンカバー(カバー部材)、11...シリンダブロック、11A...気筒、11C...フランジ部(第2の側面の外周縁)、11a...前側面(第1の側面)、11b...右側面(第2の側面)、26...支持部(補機支持部)、29...第1のオイル通路部(主オイル通路部)、31...オイルクーラ本体取付用膨出部、31A...冷却水入口室用膨出部、31a...冷却水入口室、31C...オイル入口室用膨出部、31c...オイル入口室、31D...オイル出口室用膨出部、31d...オイル出口室、31m...オイル出口、32...オイルクーラ本体、33...フィルタ入口オイル通路部、34 ...フィルタ出口オイル通路部、36...第1の補強リブ(補強リブ)、37...第2の補強リブ、37a...上端部(第2の補強リブの延びる方向の上端部)、38...第3の補強リブ、38a...上端部(第3の補強リブの延びる方向の上端部)、41...オイルフィルタ、L1...気筒列方向(複数の気筒の配列方向)、Lo...気筒列方向の中央部(複数の気筒の配列方向の中央部)

Claims (7)

  1. 一列に配列された複数の気筒と、前記複数の気筒の配列方向に沿って延びる第1の側面と、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の端部に設けられた第2の側面と、前記第2の側面を覆うように前記第2の側面の外周縁に締結されたカバー部材とを有するシリンダブロックを備え、
    前記第2の側面の外周縁に、補機を支持する補機支持部が設けられた車両用内燃機関の補機支持構造であって、
    前記第1の側面に、前記第1の側面から外方に膨出し、オイルを冷却するオイルクーラ本体が装着されるオイルクーラ本体取付用膨出部が設けられており、
    前記オイルクーラ本体取付用膨出部は、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の中央部に対して前記補機支持部側に設置され、かつ、前記補機支持部と前記複数の気筒の配列方向で並んで設置されており、
    前記第1の側面に、前記複数の気筒の配列方向に沿って延びる補強リブが設けられており、前記オイルクーラ本体取付用膨出部と前記補機支持部とが前記補強リブによって連結されていることを特徴とする車両用内燃機関の補機支持構造。
  2. 前記オイルクーラ本体取付用膨出部は、冷却水が流れる冷却水室を形成する冷却水室用膨出部と、前記冷却水室用膨出部から前記補機支持部側に膨出し、オイルが導入されるオイル入口室を形成するオイル入口室用膨出部と、前記冷却水室用膨出部に対して前記複数の気筒の配列方向で前記オイル入口室用膨出部と反対側に設けられ、前記オイル入口室から前記オイルクーラ本体を通してオイルが導入されるオイル出口室を形成するオイル出口室用膨出部とを有し、
    前記オイル入口室用膨出部は、前記複数の気筒の配列方向で前記補機支持部と並んで設置され、前記補強リブによって前記補機支持部に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
  3. 前記シリンダブロックの下方にオイルを濾過するオイルフィルタが設置されており、
    前記第1の側面に、前記第1の側面から外方に膨出するとともに、前記オイルフィルタから前記オイル入口室用膨出部に向かって延び、前記オイルフィルタから前記オイル入口室にオイルを導入する筒状のフィルタ出口用オイル通路部が設けられており、
    前記車両用内燃機関の高さ方向における前記オイル入口室の寸法に対して、前記オイル入口室の前記複数の気筒の配列方向の寸法が大きくなるように前記オイル入口室用膨出部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
  4. 前記第1の側面に、前記第2の側面から外方に膨出するとともに、前記複数の気筒の配列方向に沿って延びる筒状の主オイル通路部が設けられており、
    前記オイル出口室に、前記主オイル通路部のオイル通路に連通するオイル出口が開口されており、
    前記オイル出口は、前記車両用内燃機関の高さ方向で前記オイル入口室用膨出部と重なる位置に設置されており、
    前記オイル入口室用膨出部と前記補機支持部とが前記主オイル通路部によって連結されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
  5. 前記補強リブは、前記主オイル通路部に連結され、前記主オイル通路部に沿って延びることを特徴とする請求項4に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
  6. 前記補機支持部が、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の一端部に設けられており、
    前記補強リブを第1の補強リブとした場合に、
    前記第1の側面は、前記補機支持部から前記オイルクーラ本体取付用膨出部の下方を通過し、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の他端部に向かって斜め下方に延びる第2の補強リブと、前記補機支持部の下側で、かつ、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の一端部から前記オイルクーラ本体取付用膨出部の下方を通過し、前記第1の側面の前記複数の気筒の配列方向の他端部に向かって斜め上方に延びる第3の補強リブとを有し、
    前記第2の補強リブの延びる方向の上端部と前記第3の補強リブの延びる方向の上端部とを結ぶ仮想線を設定した場合に、前記オイルクーラ本体取付用膨出部の少なくとも一部は、前記第2の補強リブと前記第3の補強リブと前記仮想線とで囲まれた領域内に設置されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
  7. 前記オイルクーラ本体取付用膨出部の下端部が、前記第2の補強リブおよび前記第3の補強リブの少なくとも一方に連結されていることを特徴とする請求項6に記載の車両用内燃機関の補機支持構造。
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