JP2020117853A - エンドレスフィラメントからなるスパンボンド不織布 - Google Patents
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Abstract
Description
− 分析すべき不織布の試験片を固定して取り付ける、
− 八つのプレートを装備した標準ロータを不織布表面上まで下げる。不織布試料上に対するロータの力が100mNの時に、ロータは2/秒の速度で回転する。
− この回転によって、不織布試料またはロータが振動/ノイズを起こすようになり、そしてマイクロフォンがこの応答を記録する。測定されたノイズは、フーリエ変換を用いて、サンプリング周波数スペクトルに変換する。
− 約6550Hz辺りの範囲中の局所的な音量最大の音量が、測定装置から「TS7」として出力される。
コア成分中に及び/またはシース成分中に、(好ましくはそれぞれ相溶性の)原料混合物を使用することができる。コア−シース構成とは、本発明の枠内では、シース成分が、コア成分を完全にまたは実質的に完全に取り囲んでいることを意味する。該スパンポンド不織布のエンドレスフィラメントは、本発明の全ての実施形態において、好ましくは1.0〜2.5デニールの繊度、特に好ましくは1.2〜2.2デニールの繊度を有する。
本発明の第一の実施形態の実施態様の一つは、本発明によるスパンボンド不織布のエンドレス繊維のコア成分、シース成分の両方とも、ホモポリオレフィン、好ましくはホモポリプロピレンからなるかまたは本質的にこれらからなることを特徴とする。第一の実施形態のこれらの実施態様では、コア成分とシース成分との間の質量比は、有利には40:60〜90:10、好ましくは67:33〜75:25である。第一の実施形態では、前記少なくとも一種の滑剤はコア成分のみと混合されるか、または前記滑剤は、少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも98重量%がコア成分中に存在するようにすることが推奨される。これらの実施態様においては、全エンドレスフィラメント中に、滑剤が250〜5000ppm、好ましくは1000〜5000ppmの割合または平均割合で存在することが推奨される。コア−シース構成を持つフィラメントのより高いシース割合は、コアからの滑剤の移行をより効果的に妨げ、他方で、最終効果のためには、潤滑剤の割合は常に更に高める必要がある。この場合、例えば使用した押出機によってまたはリサイクル材料のコアへの再利用によって、コア割合の下限が与えられる。
単成分フィラメントをホモポリプロピレン(Borealis社、MFI25のHG455FB)を製造した。カレンダ加工を、カレンダロールの表面温度を約148℃として行った。製造されたスパンボンド不織布は良好な強度を有していたが、以下の実施例と比べると満足な柔軟な手触りを持っていなかった。
二成分フィラメントでできたスパンボンド不織布を本発明の第一の実施形態に従い製造した。この際、コア成分も、シース成分も、軟質の追加ポリプロピレンとして出光社の「L−MODU X901S」を8%含むホモポリプロピレン(Borealis社のMFI25のHG455FB)から構成した。コア成分とシース成分との間の質量比は70:30であった。コア中にのみ、エルカ酸アミドをベースとするConstab社の滑剤SL05068PPを含ませた。滑剤の含有率は、全フィラメントに対して2000ppmであった。このスパンボンド不織布を、カレンダロールの表面温度を約142℃としてカレンダ加工した。このエンドレスフィラメントから生成したスパンボンド不織布は、一日間の堆積時間の後に滑らかに柔軟な手触りを有していた。
この実施例のスパンボンド不織布も、本発明の第一の実施形態に従い生成した。このスパンボンド不織布の二成分フィラメントは、コア成分中にも、シース成分中にも、軟質の追加コポリプロピレン(Exxon社のVistamaxx VM6202)10重量%を含むホモポリプロピレン(Basell社のMFI25のMoplen HP561R)を含んでいた。コア成分とシース成分との間の質量比はこの場合も70:30であった。滑剤としては、この場合も、エルカ酸アミドをベースとするConstab社のSL05068PPを使用した。この滑剤はコア中にのみ含まれ、そして滑剤の含有率は全フィラメントを基準にして2500ppmであった。このスパンボンド不織布のカレンダ加工は、カレンダロールの表面温度を132℃として行った。生成されたフィラメントの手触りは、最初はざらざらしたものと等級づけせざるを得なかったが、一日間の堆積時間の後に滑らかで柔軟な手触りが現れた。これは、滑剤の遅延された移行を示す。
このスパンボンド不織布は、本発明の第二の実施形態に従い生成した。二成分フィラメントは、コア中にはホモポリプロピレン(Borealis社のHG475FB)を、シース中にはポリプロピレンコポリマー(Basell社のMFI30のMoplen RP248R)を含んでいた。コア成分とシース成分との間の質量比は70:30であった。シースのポリプロピレンコポリマー中には、成核剤及び帯電防止剤が含まれる。このスパンボンド不織布のカレンダ加工は、カレンダロールの表面温度を121℃として行った。製造されたスパンボンド不織布の手触りは、最初はざらざらしたものと等級づけせざるを得なかったが、一日間の堆積時間の後に滑らかで柔軟な手触りが現れた。この場合も、これは、滑剤またはここでは帯電防止剤の遅延された移行を示す。
スパンボンド不織布は、本発明の第二の実施形態に従い生成した。この二成分フィラメントのコア成分は、ホモポリプロピレン(Borealis社のMFI25のHG475FW)から構成され、そしてシース成分は、ポリプロピレンコポリマー(Basell社のMFI30のMoplen RP248R)から構成された。コア成分とシース成分との間の質量比は50:50であった。ポリプロピレンコポリマー中には、成核剤及び帯電防止剤が含まれていた。固定化は、121℃の表面温度を有するカレンダロールを用いて行った。製造されたスパンボンド不織布の手触りは、最初はざらざらしたものと等級づけされ、そして一日間の堆積時間の後に滑らかで柔軟な手触りが現れた。この場合も、これは、滑剤として使用されたステアレートの遅延された移行を示す。実施例3と比べて、ホモポリプロピレンと比べてより多い割合のポリプロピレンコポリマーに起因する不織布の低下した強度(以下の表参照)が生じる。
このスパンボンド不織布の二成分フィラメントは、コア中にホモポリプロピレン(Borealis社のMFI25のHG475FB)を、シース中にポリプロピレンコポリマーを含んでいた。コア成分とシース成分との間の質量比は70:30であった。使用されたポリプロピレンコポリマーは上記コポリマーMoplen RP248Rと同等であるが、成核剤、帯電防止剤のいずれも含んでいない。スパンボンド不織布の固定化は、121℃の表面温度を有するカレンダロールを用いて行った。三日間の堆積時間の後でも、このように製造されたスパンボンド不織布は、実施例3の滑らかで柔軟な手触りを達成しなかった。これは、ポリプロピレンコポリマーの使用だけでは十分ではなく、そして本発明の特性の実現のためには移行性滑剤が必要であることを示している。
この実施例は、硬度の相違にまたは記載した硬度測定に関連する相違に関する。本発明によるスパンボンド不織布S1及び比較用不織布V1について、ドイツ連邦共和国ライプチヒ在のEmtec社製の慣用の測定装置TSA(ティッシュー・ソフトネス・アナライザー)を用いて硬度を測定した。測定方法は既に先に説明した。測定ヘッドを、100mNの力で不織布表面上に押し圧した。ここでは、堆積スクリーンベルトとは反対側のスパンボンド不織布表面を測定した。測定ヘッドに八つの回転するまたは回転可能な測定シートを装備し、そして回転数は測定の間に2/秒に達した。前記測定装置を用いて、本発明によるスパンボンド不織布及び比較用不織布について、それぞれ音量/周波数スペクトルを記録し、そしてそれぞれの場合に、6550Hzでのピーク最大の音量(TS7値)を決定した。それぞれ5回の個別の測定を平均化した。これらの両スパンボンド不織布は、同じスパンボンド装置で製造し、同じやり方で予備固定または固定し(すなわち、同じ条件のカレンダ固定で)、そして両スパンボンド不織布は、1.8デニールの同じ繊度を持つフィラメントを含んだ。両スパンボンド不織布のフィラメント間の相違点は、各々のフィラメントに紡糸される前の紡糸プレートから出る際のポリマー溶融物中への滑剤の分配にある。本発明によるスパンボンド不織布S1では、フィラメントは、ホモポリプロピレンとポリプロピレンコポリマーとの均一な混合物から成っていた。該二成分フィラメントのための原料は、上記の実施例2と同様にして選択し、滑剤の割合は、全フィラメントを基準にして2000ppmであり、そして表面割合19%のカレンダ彫刻「U2888」を使用した。コアの割合は50%であった(コア成分とシース成分との間の質量比が50:50)。該二成分フィラメントのコア成分には、応じて4000ppmの滑剤を計量添加した。比較用不織布V1としては、同じ成分からなるフィラメントを使用したスパンボンド不織布を使用し、但しこの際、滑剤は、2000ppmの量でフィラメント断面にわたって均一に分配させた。両不織布S1及びV1について、音量値(TS7値)を求めた、詳しくはフィラメントを堆積スクリーンベルト上に堆積してからの三つの時点、すなわち15分間、2時間及び96時間後に求めた。本発明によるスパンボンド不織布S1及び比較用不織布V1の音量値は以下の表から明らかである:
実施例6と同じプラント及び固定化を用いて、原料の組み合わせを実施例5に相応して選択したが、但し滑剤を用いた。コア中には、ホモポリプロピレンであるMoplen HP561Rを使用し、シースには実施例5からのMFR30のランダム−CoPPを使用した。70:30のコア−シース比を調節し、そして実施例6と同じカレンダ温度を用いて加工した。本発明によるスパンボンド不織布S2では、2900ppmの滑剤をコア中のみに計量添加した。比較用不織布V2では、それぞれ2000ppmの滑剤をコア中にもシース中にも計量添加した。この場合も、実施例6と類似のTS7値の関係が再び生じ、しかしこの際、ここで使用されたシース原料は、それの異なる基本柔軟さ及び結晶化速度もしくは移行速度の故に、異なる時間的経過を与える。このTS7の差は、ここでは特に2時間後に生じる。
本願は、特許請求の範囲に記載の発明に係るものであるが、本願の開示は以下も包含する:
1. 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントが、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは、少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤は、排他的にまたは少なくとも90重量%が、好ましくは少なくとも95重量%がコア成分中に存在し、前記コア成分とシース成分との間の質量比は50:50〜90:10、とりわけ60:40〜85:15、好ましくは65:35〜80:20、特に好ましくは65:35〜75:25であり、及び前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準にして、250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、特に好ましくは700〜2500ppmである、前記スパンボンド不織布。
2. 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントは、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準として250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、非常に好ましくは700〜2500ppmであり、前記滑剤は、少なくとも90重量%が、とりわけ少なくとも95重量%がコア成分中に存在し、前記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から150分間までの期間内は、その他の点で同じ条件下に製造されたフィラメント断面に関して滑剤の均一な分布を持つ比較用スパンボンド不織布よりも、より高い硬度、特に3%超高い硬度を有し、及び上記スパンボンド不織布の表面は、96時間後に、前記比較用スパンボンド不織布と同じ硬度またはほぼ同じ硬度を有し、この時、前記硬度は、好ましくは最大3%異なっている、前記スパンボンド不織布。
3. コア成分とシース成分との間の質量比が67:33〜73:27、好ましくは70:30または約70:30である、上記1または2に記載のスパンボンド不織布。
4. 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントは、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準にして250〜5500ppm、とりわけ1000〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、特に好ましくは500〜2500ppmであり、及び前記シース成分中には更に、前記シース成分を通る滑剤の移行速度を低下させる少なくとも一種の添加物質が含まれる、前記スパンボンド不織布。
5. 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントが、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準として、250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、非常に好ましくは700〜2500ppmであり、前記滑剤はとりわけ前記シース成分中に存在し、前記シース成分中には、このシース成分中を通る滑剤の移行速度を低下させる少なくとも一種の添加物質が含まれ、前記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から150分間までの期間内は、滑剤の移行速度を低下させる添加物質を含まない他の点では同じ条件で製造された比較用スパンボンド不織布よりも高い硬度、特に3%超高い硬度を有し、及び上記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から96時間後に、前記比較用スパンボンド不織布と同じ硬度またはほぼ同じ硬度を有し、この時、柔軟度は好ましくは最大で3%異なっている、前記スパンボンド不織布。
6. 不織布表面でのスパンボンド不織布の硬度として、TSA測定装置(ドイツ連邦共和国ライプチヒ在のEmtec社)のTS7値、すなわち約6550Hzでの音量/周波数スペクトルのピーク最大における音量を使用する、上記2、3または5に記載のスパンボンド不織布。
7. 前記コア成分及び/または前記シース成分が、少なくとも90重量%、とりわけ少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも96重量%の、「ポリオレフィン、ポリオレフィンコポリマー、ポリオレフィンとポリオレフィンコポリマーとの混合物」の群からの少なくとも一種の成分を含む、上記1〜6のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
8. 前記コア成分及び/または前記シース成分が、少なくとも90重量%、とりわけ少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも96重量%の、「ポリプロピレン、ポリプロピレンコポリマー、ポリプロピレンとポリプロピレンコポリマーとの混合物」の群からの少なくとも一種の成分を含む、上記1〜7のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
9. 前記コア成分が、ホモポリオレフィンから、特にホモポリプロピレンからなるかまたは本質的になるか、あるいは前記コア成分が、少なくとも80重量%、とりわけ少なくとも85重量%、好ましくは少なくとも90重量%、特に好ましくは少なくとも95重量%のホモポリオレフィン、特にホモポリプロピレンを含む、上記1〜8のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
10. 前記シース成分が、ポリオレフィンコポリマーから、特にポリプロピレンコポリマーから及び/またはポリオレフィンとポリオレフィンコポリマーとの混合物から、特にポリプロピレンとポリプロピレンコポリマーとの混合物からなるかまたは本質的になる、上記1〜9のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
11. 上記ポリオレフィンコポリマー、特にポリプロピレンコポリマーが、2.5〜6、好ましくは3〜5.5、非常に好ましくは3.5〜5の分子量分布またはモル質量分布(M w /M n )を有する、上記1〜10のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
12. 滑剤として、少なくとも一種の脂肪酸誘導体、好ましくは「脂肪酸エステル、脂肪酸アルコール、脂肪酸アミド」の群からの少なくとも一種の物質が使用される、上記1〜11のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
13. 滑剤として、少なくとも一種のステアレート及び/または少なくとも一種のエルカ酸アミド及び/または少なくとも一種のオレイン酸アミドが使用される、上記1〜12のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
14. 滑剤がシース成分中に含まれ、及び実施形態の一つではシース成分中にのみ含まれる、上記4〜14のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
15. シース成分中の滑剤の移行速度を低下させる添加物質として、少なくとも一種の成核剤及び/または少なくとも一種のフィラー、とりわけ少なくとも一種の成核剤が含まれる、上記4〜13のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
16. 滑剤の移行速度を低下させる添加物質として及び特に成核剤として、「芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸の塩、ソルビトール誘導体、タルク、カオリン、キナクリドン、ピメリン酸塩、スベリン酸塩、ジシクロヘキシル−ナフタレンジカルボキサミド、有機ホスフェート、トリフェニル化合物、トリフェニルジチアジン」の群からの少なくとも一種の添加物質が使用される、上記4〜15のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
17. フィラーとして、少なくとも一種の金属塩、及び/または「二酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク」の群からの少なくとも一種の物質が使用される、上記15または16に記載のスパンボンド不織布。
Claims (17)
- 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントが、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは、少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤は、排他的にまたは少なくとも90重量%が、好ましくは少なくとも95重量%がコア成分中に存在し、前記コア成分とシース成分との間の質量比は50:50〜90:10、とりわけ60:40〜85:15、好ましくは65:35〜80:20、特に好ましくは65:35〜75:25であり、及び前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準にして、250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、特に好ましくは700〜2500ppmである、前記スパンボンド不織布。
- 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントは、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準として250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、非常に好ましくは700〜2500ppmであり、前記滑剤は、少なくとも90重量%が、とりわけ少なくとも95重量%がコア成分中に存在し、前記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から150分間までの期間内は、その他の点で同じ条件下に製造されたフィラメント断面に関して滑剤の均一な分布を持つ比較用スパンボンド不織布よりも、より高い硬度、特に3%超高い硬度を有し、及び上記スパンボンド不織布の表面は、96時間後に、前記比較用スパンボンド不織布と同じ硬度またはほぼ同じ硬度を有し、この時、前記硬度は、好ましくは最大3%異なっている、前記スパンボンド不織布。
- コア成分とシース成分との間の質量比が67:33〜73:27、好ましくは70:30または約70:30である、請求項1または2に記載のスパンボンド不織布。
- 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントは、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準にして250〜5500ppm、とりわけ1000〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、特に好ましくは500〜2500ppmであり、及び前記シース成分中には更に、前記シース成分を通る滑剤の移行速度を低下させる少なくとも一種の添加物質が含まれる、前記スパンボンド不織布。
- 熱可塑性プラスチック製のエンドレスフィラメントでできたスパンボンド不織布であって、前記エンドレスフィラメントが、コア−シース構成を有する多成分フィラメント、特に二成分フィラメントとして形成され、前記フィラメントは少なくとも一種の滑剤を含み、前記滑剤の割合は、全フィラメントを基準として、250〜5500ppm、とりわけ500〜5000ppm、好ましくは700〜3000ppm、非常に好ましくは700〜2500ppmであり、前記滑剤はとりわけ前記シース成分中に存在し、前記シース成分中には、このシース成分中を通る滑剤の移行速度を低下させる少なくとも一種の添加物質が含まれ、前記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から150分間までの期間内は、滑剤の移行速度を低下させる添加物質を含まない他の点では同じ条件で製造された比較用スパンボンド不織布よりも高い硬度、特に3%超高い硬度を有し、及び上記スパンボンド不織布の表面は、スパンボンド不織布生成から96時間後に、前記比較用スパンボンド不織布と同じ硬度またはほぼ同じ硬度を有し、この時、柔軟度は好ましくは最大で3%異なっている、前記スパンボンド不織布。
- 不織布表面でのスパンボンド不織布の硬度として、TSA測定装置(ドイツ連邦共和国ライプチヒ在のEmtec社)のTS7値、すなわち約6550Hzでの音量/周波数スペクトルのピーク最大における音量を使用する、請求項2、3または5に記載のスパンボンド不織布。
- 前記コア成分及び/または前記シース成分が、少なくとも90重量%、とりわけ少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも96重量%の、「ポリオレフィン、ポリオレフィンコポリマー、ポリオレフィンとポリオレフィンコポリマーとの混合物」の群からの少なくとも一種の成分を含む、請求項1〜6のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 前記コア成分及び/または前記シース成分が、少なくとも90重量%、とりわけ少なくとも95重量%、好ましくは少なくとも96重量%の、「ポリプロピレン、ポリプロピレンコポリマー、ポリプロピレンとポリプロピレンコポリマーとの混合物」の群からの少なくとも一種の成分を含む、請求項1〜7のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 前記コア成分が、ホモポリオレフィンから、特にホモポリプロピレンからなるかまたは本質的になるか、あるいは前記コア成分が、少なくとも80重量%、とりわけ少なくとも85重量%、好ましくは少なくとも90重量%、特に好ましくは少なくとも95重量%のホモポリオレフィン、特にホモポリプロピレンを含む、請求項1〜8のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 前記シース成分が、ポリオレフィンコポリマーから、特にポリプロピレンコポリマーから及び/またはポリオレフィンとポリオレフィンコポリマーとの混合物から、特にポリプロピレンとポリプロピレンコポリマーとの混合物からなるかまたは本質的になる、請求項1〜9のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 上記ポリプロピレンコポリマー、特にポリプロピレンコポリマーが、2.5〜6、好ましくは3〜5.5、非常に好ましくは3.5〜5の分子量分布またはモル質量分布(Mw/Mn)を有する、請求項1〜10のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 滑剤として、少なくとも一種の脂肪酸誘導体、好ましくは「脂肪酸エステル、脂肪酸アルコール、脂肪酸アミド」の群からの少なくとも一種の物質が使用される、請求項1〜11のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 滑剤として、少なくとも一種のステアレート及び/または少なくとも一種のエルカ酸アミド及び/または少なくとも一種のオレイン酸アミドが使用される、請求項1〜12のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 滑剤がシース成分中に含まれ、及び実施形態の一つではシース成分中にのみ含まれる、請求項4〜14のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- シース成分中の滑剤の移行速度を低下させる添加物質として、少なくとも一種の成核剤及び/または少なくとも一種のフィラー、とりわけ少なくとも一種の成核剤が含まれる、請求項4〜13のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- 滑剤の移行速度を低下させる添加物質として及び特に成核剤として、「芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸の塩、ソルビトール誘導体、タルク、カオリン、キナクリドン、ピメリン酸塩、スベリン酸塩、ジシクロヘキシル−ナフタレンジカルボキサミド、有機ホスフェート、トリフェニル化合物、トリフェニルジチアジン」の群からの少なくとも一種の添加物質が使用される、請求項4〜15のいずれか一つに記載のスパンボンド不織布。
- フィラーとして、少なくとも一種の金属塩、及び/または「二酸化チタン、炭酸カルシウム、タルク」の群からの少なくとも一種の物質が使用される、請求項15または16に記載のスパンボンド不織布。
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