JP2020116046A - トイレットロール - Google Patents

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【課題】トイレットペーパーの柔らかさを維持可能なトイレットロールを提供する。【解決手段】少なくとも2プライのトイレットペーパー1をロール状としたトイレットロール10であって、トイレットペーパー1の紙厚の実測値をTrとし、トイレットロール10の回転軸Cに直交した切断面において、トイレットペーパー1が占める面積Sを、トイレットロール10に巻かれたトイレットペーパー1の巻長Lで除して得られる算出値をTiとしたときに、実測値Trを算出値Tiで除して得られる復元値が0.90以上である。【選択図】図3

Description

本発明は、トイレットロールに関するものであり、より詳細には、トイレットペーパーの柔らかさを維持可能なトイレットロールに関する。
従来、紙管にトイレットペーパーを多く巻いて、巻径をできるだけ変えずに使用可能な巻長を長くしたトイレットロール、いわゆるロングロール(以下、単に「ロングロール」ともいう)が広く使用されている。ロングロールから引き出されたトイレットペーパーは、ロングロールではない通常のトイレットロールのものと比較して、巻き固さが強い分、柔らかさが低下するおそれがある。
そこで、トイレットペーパーを構成するシートにエンボス加工を施すことで、シート間に空隙を形成させ、柔らかさの向上を図ったものが、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2016−198409号公報
ところで、構成するシートの形状や構造に工夫を施したトイレットペーパーは、その紙厚が厚いものとなり、それをロール状にしたものは、巻径が太くなり、使用可能な巻長も制限される傾向がある。一方、例えば、構成するシートにエンボス加工を施したトイレットペーパーの場合、トイレットロールの巻径を細くするため、トイレットペーパーを紙管に巻き付ける力(つまり巻き固さ)を強くすると、エンボスの形状がくずれ、柔らかさが損なわれるおそれがある。
特許文献1では、トイレットロールのトイレットペーパーの柔らかさを向上させるため、トイレットロールの巻き固さを調整している。しかしながら、依然として、使用可能な巻長の確保、柔らかさの維持、の2つの観点から、トイレットペーパーを構成するシートの最適な形状、構造は改良の余地がある。
本発明の目的は、トイレットペーパーの柔らかさを維持可能なトイレットロールを提供することにある。
本発明によるトイレットロールは、少なくとも2プライのトイレットペーパーをロール状としたトイレットロールであって、前記トイレットペーパーの紙厚の実測値をTrとし、前記トイレットロールの回転軸に直交した切断面において、前記トイレットペーパーが占める面積を、前記トイレットロールに巻かれた前記トイレットペーパーの巻長で除して得られる算出値をTiとしたときに、前記実測値Trを前記算出値Tiで除して得られる復元値が0.90以上であることを特徴とする。
本発明によれば、トイレットペーパーを構成するシートの、柔らかさを向上させる形状、構造が保持されるため、トイレットペーパーの柔らかさを維持することが可能となる。
本発明の第1形態に係るトイレットロールの全体斜視図である。 第1形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパーであって、凸部同士が一部接着されたエンボスを有するものについて説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のIIb−IIb方向断面図である。 第1形態に係るトイレットロールの模式的な断面図である。 本発明の第2形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパーであって、2プライのシートを重ねられた状態で片側にエンボス加工を施したものについて説明するための図であり、図2(a)のIIb−IIb方向断面図である。
本発明によるトイレットロールの形態について、図1から図4を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は本形態の態様に限定されるものではない。
<第1形態>
本発明の第1形態は、エンボスを1プライのトイレットペーパーに施し、それを重ねて2プライのロール状にしたものである(いわゆるダブルエンボス)。
図1に本発明の第1形態に係るキッチンペーパーロール10の全体斜視図を示す。図2は、本形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパーであって、凸部同士が一部接着されたエンボスを有するものについて説明するための図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb方向断面図である。図3に本形態に係るキッチンペーパーロール10の模式的な断面図を示す。
本形態に係るトイレットロール10は、2プライ(2層)のトイレットペーパーが紙管14(巻き芯)に巻かれて構成されている。当該トイレットペーパーを構成するシートには、紙管14に巻かれる前にエンボス加工が施されている。
本実施形態に係るトイレットペーパーでは、図2(b)に示すように、第1エンボス部11eと第2エンボス部12eとは、それぞれ1プライのシートをエンボス加工することで形成されている。本実施形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパー1は、第1シート(外側シート)11と第1シート11よりもトイレットロールの径方向内側に位置する第2シート(内側シート)12との各々にエンボス加工を施すことによって、第1シート11には第1エンボス部11eが形成され、第2シート12には第2エンボス部12eが形成され、第1シートと第2シートとが積層された連続シート13である。第1エンボス部11eは、図2(b)に示すように、第1シート11の一方面に第1エンボス凸部11p、他方面に第1エンボス凸部11pに対応する第1エンボス凹部11rがそれぞれ形成されることで構成される。また、第2エンボス部12eは、図2(b)に示すように、第2シート12の一方面に第2エンボス凸部12p、他方面に第2エンボス凸部12pに対応する第2エンボス凹部12rがそれぞれ形成されることで構成される。
本形態に係るトイレットペーパーに施される第1エンボス部11eは、複数のドット状のエンボスe1によって構成され、第2エンボス部12eは、複数のドット状のエンボスe2によって構成される。本形態に係るトイレットペーパーに施される第1エンボス部11eおよび第2エンボス部12eの上面視の形状は、図1および図2(a)に示すように、ドット状のエンボスが斜め格子状に配列されたパターンとなっている。本形態では、第1エンボス部11eと第2エンボス部12eとでは、図1および図2(a)に示すように、エンボスの大きさ、ピッチが異なっている。本形態に係るキッチンペーパー1では、図2(b)に示すように、第1エンボス凸部11pの頂部と第2エンボス凸部12pの頂部とが対向する部位において接着部15を介して一部接着されている。本実施形態に係るトイレットペーパー1では、図2(b)に示すように、第1エンボス部11eおよび第2エンボス部12eの凹凸形状によって、柔らかくすることが可能となっている。また、本実施形態に係るトイレットペーパー1では、図2(b)に示すように、第1エンボス凹部11rの凹部形状によって、液体に接触する面積が広くなり、液体を効率よく吸収することが可能となっている。
本発明の第1形態に係るトイレットペーパーでは、図2(b)に示すように、第1エンボス凹部11rの深さH1と、第1エンボス凸部11pの高さH2の、本発明の効果を有効に奏する好適な範囲は、0.015mm〜0.120mmである。または、図2(b)に示すように、第2エンボス凹部12rの深さH3と、第2エンボス凸部12pの高さH4の、本発明の効果を有効に奏する好適な範囲は、0.015mm〜0.120mmである。
また、本発明に係るトイレットペーパーの単位面積当たりの複数のドット状のエンボスeの密度(個数)(またはエンボス凹部の密度)は、1個/cm2〜100個/cm2(より好ましくは15〜100個/cm2、さらに好ましくは15〜80個/cm2)である。本発明では、第1シート11の単位面積当たりの第1エンボス凹部11rのエンボス凹部の密度と、第2シート12の単位面積当たりの第2エンボス凹部12rのエンボス凹部の密度とは、異ならせてもよい。つまり、第1シート11の単位面積当たりの第1エンボス凹部11rのエンボス凹部の密度よりも、第2シート12の単位面積当たりの第2エンボス凹部12rのエンボス凹部の密度を、高くしてもよいし、逆に、第1シート11の単位面積当たりの第1エンボス凹部11rのエンボス凹部の密度よりも、第2シート12の単位面積当たりの第2エンボス凹部12rのエンボス凹部の密度を、低くしてもよい。しかし、本発明の効果を奏する上でより好ましくは、第1シート11の単位面積当たりの第1エンボス部11eのエンボスe1の密度(またはエンボス凹部11rの密度)は、15個/cm2〜50個/cm2であり、更に好ましくは、20個/cm2〜40個/cm2である。本発明の効果を奏する上でより好ましくは、第2シート12の単位面積当たりの第2エンボス部12eのエンボスe2の密度(またはエンボス凹部12rの密度)は、50個/cm2〜100個/cm2であり、更に好ましくは、60個/cm2〜80個/cm2である。
さらに、本発明に係るトイレットペーパーにおいて、1個のドット状のエンボスe1、e2の形成された面積(またはエンボス凹部11r、12rの形成された面積)は、0.01mm2〜10.00mm2であり、本発明の効果を奏する上でより好ましくは、第1エンボス部11eの1個のエンボスe1の形成された面積(または1個のエンボス凹部11rの形成された面積)が0.01mm2〜2.00mm2であり、更に好ましくは、0.50mm2〜1.20mm2である。本発明の効果を奏する上でより好ましくは、第2エンボス部12eの1個のエンボスe2の形成された面積(または1個のエンボス凹部12rの形成された面積)が0.01mm2〜1.50mm2であり、更に好ましくは、0.10mm2〜0.49mm2である。
本発明に係るトイレットペーパーを構成するシートの坪量は、13.0〜18.0g/m2であるのが望ましい。より好ましくは15.0〜17.0g/m2である。なお、坪量は、JIS P 8124 (1998)による。本発明に係るトイレットペーパーは、繊維材料として、トイレットペーパーに適した既知の組成のパルプ繊維が採用されて作製されており、バージンパルプを50〜100質量%含むのが適している。
本形態に係るトイレットロールは、一定の条件(例えば、復元率、復元量に相当するパラメータの下限値など)を充足するように、製造されている。
本形態では、トイレットロールから引き出されたトイレットペーパー1の紙厚は、ISO13625−3に準拠して測定される。このトイレットペーパー1の紙厚の実測値をTrとし、本形態に係るトイレットロールの回転軸Cに直交した切断面において、トイレットペーパーが占める面積Sを、本形態に係るトイレットロールに巻かれたトイレットペーパーの巻長Lで除して得られる算出値をTiとしたときに、実測値Trを算出値Tiで除して得られる復元値の下限が0.9以上である。本発明の効果を奏する上でより好ましくは、復元値の下限は0.95以上であり、さらに好ましくは1.00以上、特に好ましくは1.10以上である。本発明の効果を奏する上で好ましくは、復元値の上限は1.75以下である。実測値Trを算出値Tiで除して得られる値は、トイレットペーパーの復元力(或いは復元率、復元量)を表すことになる。
上記トイレットペーパーが占める面積Sは、紙管14の直径をdとし、トイレットロールの巻径をDとしたときに、D/2の2乗にπを掛けたものからd/2の2乗にπを掛けたものを引いて得られた値である。
実測値Trを算出値Tiで除して得られる値が0.9以上だと、充分な復元力があるためエンボスの形が安定するため柔らかさが保持されるが、0.9未満だと、充分な復元力がないためにエンボスの形が変形し、エンボスの形がくずれる場合があり柔らかさが保持されないおそれがある。
従来、広く使用されているロングロールから引き出されたトイレットペーパーは、ロングロールではない通常のトイレットロールのものと比較して、巻き固さが強い分、柔らかさが低下するおそれがある。そこで、トイレットペーパーを構成するシートにエンボス加工を施すことで、シート間に空隙を形成させ、柔らかさの向上を図ったものが、例えば、特許文献1に開示されている。
ところで、構成するシートの形状や構造に工夫を施したトイレットペーパーは、その紙厚が厚いものとなり、それをロール状にしたものは、巻径が太くなり、使用可能な巻長も制限される傾向がある。一方、例えば、構成するシートにエンボス加工を施したトイレットペーパーの場合、トイレットロールの巻径を細くするため、トイレットペーパーを紙管に巻き付ける力(つまり巻き固さ)を強くすると、エンボスの形状がくずれ、柔らかさが損なわれるおそれがある。
本形態によれば、トイレットペーパーを構成するシートの、柔らかさを向上させる形状、構造が保持されるため、トイレットペーパーの柔らかさを維持することが可能となる。
また、トイレットペーパーの柔らかさを担保しつつ、巻径をコンパクトにすることが可能となるため、使用可能な巻長を確保することが可能となる。
さらに、後述するように、本発明の第1形態および第2形態によれば、吸水性を維持することができ、肌触り感を向上させることが可能となる。
本実施形態の効果を有効に発揮する上で好適な範囲としては、トイレットロールの重量が150g〜200g、トイレットロールの巻径Dが100mm〜116mm、トイレットペーパーの巻長Lが36m〜60m(より好ましくは40m〜60m)、紙管14の直径dが34mm〜42mm、トイレットペーパー1の紙厚の実測値Trが170μm〜280μmである。トイレットペーパー1のエンボス付与前の原紙の1プライの厚みは、トイレットペーパー1の紙厚の実測値Trと同様に、ISO12625−3に準拠して測定され、85μm〜95μmであることが好ましい。
<第2形態>
本発明の第2形態は、第1形態と異なり、重ねられた状態の2プライのトイレットペーパーにエンボス(いわゆるシングルエンボス)を施し、それをロール状にしたものである。
図4は、本形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパーであって、2プライのシートを重ねられた状態で片側にエンボス加工を施したものについて説明するための図であり、図2(a)のIIb−IIb方向断面図である。本形態に係るトイレットロールを構成する各要素のうち、同様の機能を有するものについては、第1形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
本形態に係るトイレットペーパーでは、図4に示すように、第1エンボス部11’eと第2エンボス部12’eとは、2プライのシートを重ねてエンボス加工することで形成されている。本形態に係るトイレットロールから引き出されたトイレットペーパー1’は、第1シート11’と第2シート12’とが積層された積層シートにエンボス加工を施すことで、第1シート11’に第1エンボス部11’eが形成され、第2シート12’に第2エンボス部12’eが形成された連続シート13’である。第1エンボス部11’eは、図4に示すように、第1シート11’の一方面に第1エンボス凸部11p、他方面に第1エンボス凸部11pに対応する第1エンボス凹部11rがそれぞれ形成されることで構成される。また、第2エンボス部12’eは、図4に示すように、第2シート12’の一方面に第2エンボス凸部12p、他方面に第2エンボス凸部12pに対応する第2エンボス凹部12rがそれぞれ形成されることで構成される。本形態に係るトイレットペーパー1’では、図4に示すように、第1エンボス部11’eおよび第2エンボス部12’eの凹凸形状によって、第1形態と同様に、柔らかくすることが可能となっている。また、本形態に係るトイレットペーパー1’では、図4に示すように、第1エンボス凹部11rの凹部形状によって、第1形態と同様に、液体に接触する面積が広くなり、液体を効率よく吸収することが可能となっている。
本形態に係るトイレットペーパーに施される第1エンボス部11’eおよび第2エンボス部12’eの上面視の形状は、第1形態と同様に、図2(a)に示すように、ドット状のエンボスが斜め格子状に配列されたパターンとなっている。
本発明の第2形態に係るトイレットペーパーでは、図4に示すように、第1エンボス凹部11rおよび第2エンボス凹部12rの深さH’1と、第1エンボス凸部11pおよび第2エンボス凸部12pの高さH’2の、本発明の効果を有効に奏する好適な範囲は、第1形態と同様に、0.015mm〜0.120mmである。
本形態に係るトイレットロールから引き出したトイレットペーパー1’の紙厚についても、第1形態と同様に、ISO12625−3に準拠して測定され、実測値Trを算出値Tiで除して得られる復元値が1.00以上である。この構成により、第1形態と同様に、トイレットペーパーを構成するシートの、柔らかさを向上させる形状、構造が保持されるため、トイレットペーパーの柔らかさを維持することが可能となり、また、トイレットペーパーの柔らかさを担保しつつ、巻径をコンパクトにすることが可能となるため、使用可能な巻長を確保することが可能となる。
<本発明に係るトイレットロールの製造方法>
本発明のトイレットロールの製造方法は、繊維原料を含むスラリーを抄紙し、1プライのトイレットペーパーウェブを得る工程を含む。
スラリーを抄紙する工程の前には、繊維原料を漂白する工程を含んでもよい。漂白工程使用する漂白剤としては、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤等の公知の漂白剤を使用することができる。
1プライのトイレットペーパーウェブを得る工程は、繊維原料を含むスラリーを得る工程を含む。スラリーを得る工程においては、繊維原料を叩解する工程を含むことが好ましい。叩解工程においては、例えば、ダブルディスクリファイナー等を用いて叩解処理を施すことができる。叩解処理時には、針葉樹パルプと広葉樹パルプをそれぞれ単独で叩解してもよいし、混合させた後に叩解してもよい。
1プライのトイレットペーパーウェブを得る工程は、繊維原料を含むスラリーを抄紙する工程を含む。抄紙する工程で用いられる抄紙機としては、例えば、サクションブレストフォーマー(円網タイプ、長網タイプ)、ツインワイヤーフォーマー、円網フォーマー(Cラップ、Sラップ)、クレセントフォーマー等の抄紙機を挙げることができる。
抄紙する工程では、トイレットペーパーの長さ方向の湿潤引張強度をTwとし、幅方向の湿潤引張強度をYwとした場合、Tw/Ywが1.30以上2.60以下となるように抄き出し水流速度/ワイヤー速度の比(ジェットワイヤー比(J/W比))を調整することが好ましい。ジェットワイヤー比とは、スラリーの供給速度とワイヤー走行速度の比であり、ジェットワイヤー比が1よりも大きい場合は、スラリーの供給速度がワイヤーの走行速度よりも速く、この場合を「押し地合」という。また、ジェットワイヤー比が1以下の場合は、スラリーの供給速度はワイヤーの走行速度よりも遅く、この場合を「引き地合」という。
抄紙する工程では、網状のワイヤー上に繊維原料を含むスラリーが供給されてパルプの薄層が形成される。その後、プレスパートに向かって移送されながら、パルプの薄層の水分が網の下へ抜かれることでパルプの薄層は脱水される。このような工程を脱水工程と呼ぶこともある。一般に、ワイヤーは、金属またはプラスチック製の網を環にしたものである。
脱水工程の後、湿紙はワイヤーからフェルトへと移動する。フェルトを介してプレスロールで圧力を加えられることにより、湿紙はさらに機械的に搾水される。これを、プレス工程あるいは搾水工程と呼ぶこともある。
抄紙する工程では、例えば、針葉樹パルプと広葉樹パルプを混合したパルプスラリーを抄紙して均一な1つの層として湿紙を形成する方法、もしくは、針葉樹パルプ層と広葉樹パルプ層を抄き合わせて1枚の湿紙を形成する方法などがあるが、いずれの手法を採用してもよい。
抄紙する工程は、搾水工程の後に乾燥工程を含む。乾燥工程は、例えば、湿紙に向かって熱風を吹き付ける工程、もしくは、湿紙をヤンキードライヤーの外周面に圧着させる工程であることが好ましい。ヤンキードライヤーによる乾燥工程では、乾燥された紙をヤンキードライヤーからドクターブレードで掻き取ることにより、ちりめん上の皺を形成させるクレープ処理を行うことが好ましい。
乾燥工程の後には、カレンダー処理工程を含んでもよい。カレンダー処理は、例えば2本の金属ロールによるカレンダー処理、あるいは2本のロールのうち1本を弾性ロールとするソフトカレンダー処理等を挙げることができる。カレンダー処理を行う場合は、カレンダーの線圧が0.1kg/cm以上であることが好ましく、1.0kg/cm以上であることがより好ましく、2.0kg/cm以上であることがより好ましい。また、カレンダーの線圧は、13kg/cm以下であることが好ましく、12kg/cm以下であることがより好ましく、11kg/cm以下であることがさらに好ましい。線圧を上記範囲内とすることにより、トイレットペーパーウェブを所望の厚みと柔らかさに調整することが容易となる。
カレンダー処理工程の後には、原紙巻取り工程が設けられる。原紙巻取り工程では、上記の工程を経て仕上げられたトイレットペーパーウェブ(薄葉紙)が巻取られることで、1プライの原紙巻取が得られる。
原紙巻取り工程の後にも、カレンダー処理工程を含んでもよい。この場合、巻き取られたトイレットペーパーウェブを一度巻き解きながらカレンダー処理を行うことができる。カレンダー処理は、例えば2本の金属ロールによるカレンダー処理、あるいは2本のロールのうち1本を弾性ロールとするソフトカレンダー処理等を挙げることができる。カレンダー処理を行う場合は、カレンダーの線圧が0.1kg/cm以上とすることが好ましく、1.0kg/cmとすることがより好ましく、2.0kg/cm以上であることがより好ましい。また、カレンダーの線圧は、13kg/cm以下とすることが好ましく、12kg/cm以下とすることがより好ましく、11kg/cm以下とすることがさらに好ましい。線圧を上記範囲内とすることにより、トイレットペーパーウェブを所望の厚みと柔らかさに調整することが容易となる。
エンボス加工は、エンボスの付与されたエンボスロールにより加圧することで行う。ヤンキードライヤーによる乾燥工程において、ヤンキードライヤーの外周面に接する側のトイレットペーパーウェブ面にエンボスロールが接するようにエンボス加工を行うことが好ましい。エンボスロールの凸部に対応してトイレットペーパーウェブに凹部が形成される。エンボスロールの押し込み量または押し込み圧を変更することによって、所定のエンボス高さを有するエンボス形状を形成することができる。
エンボス加工工程の後には、再度巻取り工程が設けられる。この巻取り工程においては、所定の製品長を満たすように、所定の長さ分の巻取りを行う。エンボス加工工程によって形成された凹部が外周側となるように巻取りを行うことが好ましい。この巻取り工程は、得られた巻取を所定の幅に断裁し、トイレットロール(トイレットペーパー製品)を得る工程を含む。
<物性の比較評価>
本発明の実施例1から実施例5の各実施例に係るトイレットロールにおいて、物性に係る19個のパラメータについて、比較例1および比較例2に対する比較評価を行った。その比較評価について、以下の表1に示す。尚、実施例1から実施例4、および比較例2は上述した第1形態のようなダブルエンボス(図2を参照)であり、実施例5および比較例1は上述した第2形態のようなシングルエンボス(図4を参照)である。比較例1は上述の第2形態のようなシングルエンボスであり、比較例2は上述の第1形態のようなダブルエンボスではあるが、後述するように、Tr/Ti(ISO/理論値、つまり復元値)、伸び、外側シート(または内側シート)のエンボスの高さ、吸水度、肌触り感、等が、実施例1から実施例5と明らかに異なるものとなっていることが、表1から理解される。
Figure 2020116046

<エンボスの高さについて>
表1に記載の「外側シートのエンボスの高さ」と「内側シートのエンボスの高さ」との合計は、構成がダブルエンボスである場合、エンボス加工前の原紙の紙厚(ISOで測定)と、製品状態の紙厚(ISOで測定)との差を表すものである。すなわち、当該合計は、紙厚の実測値Trから2プライの原紙の紙厚を引いたときの差を表すものである。構成がシングルエンボスの場合、「エンボスの高さ」は、紙厚の実測値Trから原紙の2プライの紙厚を引いたときの差を表すものである。ここで、2プライの原紙の紙厚は、140μm前後とするが、坪量により紙厚は変動するため一概には規定されない。
本発明に係るトイレットペーパーに施されたエンボスの形状については、3D形状測定器VR−3200および解析アプリケーションVR−H2A(いずれもキーエンス社製)を用いてエンボスの面積を測定した。測定の手順を下記I〜IVのようにした。
I:3D形状測定器VR−3200を用いて、倍率12倍でエンボス凸部の3D形状を撮影した。
II:解析アプリケーションVR−H2Aの機能を用いて、エンボス凸部の3D形状の全てを対象に基準線を設定した。
III:同解析アプリケーションが備える形状補正ツールのゆがみ修正機能を用いて、エンボス凸部の3D形状の測定データについてゆがみを修正した。
IV:同解析アプリケーションの機能を用いて、基準線より上の部分をエンボス凸部として、エンボス凸部を2次元的(平面的)に見た場合の面積を「エンボス凸部の面積」として算出した。
本発明では、上述の測定方法で測定されるエンボス凸部の面積は、エンボス凹部の面積に対応するものであり、表1では、単に「エンボスの面積」と称している。
<密度について>
表1中の密度について、本発明のトイレットペーパーの密度は、1枚(1プライ)あたりの坪量(g/m2)からトイレットペーパーの紙厚の実測値Tr(μm)を除して、その値を2倍して得た値(g/cm3)である。本発明の効果を奏する上で好ましくは、トイレットペーパーの密度は0.110g/cm3〜0.180g/cm3であり、より好ましくは0.110g/cm3〜0.165g/cm3である。
<引張強さについて>
表1中の引張強さについて、本発明のトイレットペーパーの長さ方向(縦方向)の引張強さ(N)は、1.5〜2.2であることが好ましく、1.5〜2.1であることがより好ましい。
本明細書におけるトイレットペーパーの引張強度(表1中の引張強さ)は、トイレットペーパーを幅15mm、スパン長100mmにカットしたサンプルを、引張速度50mm/分の条件で測定をし、6回の測定の平均を算出した値である。引張強度の測定には、例えば、横型引張試験機(熊谷理機工業株式会社製)を用いることができる。引張強度の測定は、ISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行った。
<伸びについて>
表1中の伸びについて、本発明のトイレットペーパーの長さ方向(縦方向)の伸び率(%)は12.0%〜16.0%以上であることが好ましく、12.3%〜15.5%であることがより好ましい。
本明細書におけるトイレットペーパーの伸び率(表1中の伸び)は、トイレットペーパーを幅15mm、スパン長100mmにカットしたサンプルを、引張速度50mm/分の条件で測定し、6回の測定の平均を算出した値である。伸び率の測定は、ISO187に準拠した環境(温度23±1℃、相対湿度50±2%)で行った。
当該伸び率(%)は、以下の式より算出される。
伸び率(%)=試料の伸び量(mm)×100/スパン長(mm)
なお、「引張強さ」、「伸び」については、JIS P 8113に準拠した試験方法で行われうる。
<ソフトネス>
表1中のソフトネスについて、本発明のトイレットペーパーのソフトネスは、29より大きいことが好ましく、30〜33であることがより好ましく、34以上が更に好ましい。なお、「ソフトネス」については、JAPAN TAPPI No.34に準拠した測定方法で測定されうる。
<吸水度について>
表1中の吸水度について、本発明のトイレットペーパーの吸水度は、21より大きいことが好ましく、22〜23であることがより好ましく、24以上が更に好ましい。
なお、表1中の吸水度の測定については、JIS 8141を準用するものである。具体的には、試験片をロール幅方向15mm、ロールの流れ方向に200mmで採取し、ロール流れ方向(縦長)に試験片を固定し、下から15mmまでを水面に浸漬させ、1分後の浸水の到達点(高さ)を計測する。
<肌触り感について>
表1中の肌触り感の評価方法については、50人の評価者に「肌触り感」について、「特に優れている」と感じたものを4点とし、「優れている」と感じたものを3点とし、「良好」と感じたものを2点とし、「劣る」と感じたものを1点として、四段階に評価してもらい、評価点の平均値が1点以上であって1.5点未満であれば「×」とし、1.5点以上であって2.5点未満であれば「△」とし、2.5点以上であって3.5未満であれば「○」とし、3.5以上であって4点以下であれば「◎」とした。
<復元値について>
復元値(Tr/Ti)が0.90以上であれば、吸水度については「22」以上が得られ、肌触り感については「△」以上が得られる。表1に示すように、本発明の実施例1から実施例5に係る復元値はそれぞれ0.95、1.24、1.03、1.31、および1.14となっており、実施例1から実施例5の各実施例によれば吸水度については28、25、23、28、および27がそれぞれ得られ、肌触り感については○、◎、○、◎、および△がそれぞれ得られる。
表1に示すように、本発明の実施例1から実施例5の各実施例に係る復元値は、それぞれ0.90以上となっているため、本発明の実施例1から実施例5の各実施例によれば、吸水性を維持することができ、肌触り感を向上させるという本発明の効果を有効に得られることになる。一方、比較例1および比較例2については、復元値は0.90未満となっているため、上述した本発明の効果を得られないことになる。
本発明に係るトイレットペーパーの復元値は、トイレットペーパーの「伸び」に影響するものである。当該復元値は、エンボスが復元することを表す値ともいえ、伸縮性が影響している。この伸縮性に効く要因の一つとして、伸び(%)が関係している。表1を参照すると、実施例1から実施例5のトイレットペーパーの「伸び」は、縦方向が12.4%から15.6%の範囲(第1の範囲)となっている一方、比較例1および比較例2のトイレットペーパーの「伸び」は、この範囲から逸脱しており、縦方向が12.0%から12.3%の範囲となっている。すなわち、トイレットペーパーの縦方向の「伸び」を上記第1の範囲に設定することによって、復元値が0.90以上のトイレットロールを製造することが可能となっている。この縦方向の「伸び」は、上記製造工程のうち脱水工程、プレス工程や乾燥工程におけるクレープ処理によって、調整することが可能となっている。
また、表1を参照すると、実施例1から実施例5の2プライのトイレットペーパーの外側シート(または内側シート)のエンボスの高さは、0.021mmから0.066mmの範囲(第2の範囲)となっている一方、比較例1および比較例2の2プライのトイレットペーパーの外側シート(または内側シート)のエンボスの高さは、この範囲から逸脱しており、比較例1が0.122mm、比較例2が0.014mmとなっている。すなわち、2プライのトイレットペーパーの外側シート(または内側シート)のエンボスの高さを上記第2の範囲に設定することによって、復元値が0.90以上のトイレットロールを製造することが可能となっている。この2プライのトイレットペーパーの外側シート(または内側シート)のエンボスの高さは、上述した本発明に係るトイレットロールの製造方法のうちエンボス加工において、トイレットペーパーにエンボス加工を施すためのエンボスロールの凸部の高さを変更することによって、調整することが可能となっている。
<その他>
本発明は、上述した各実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
例えば、上記各実施形態またはその変形例に係るトイレットロールは、上述した構造に限定されるわけではなく、例えば、2プライでエンボス加工が施されていないものや、3プライ以上のものも含まれる。
1、1’ トイレットペーパー
10 トイレットロール
11 第1シート
11e、11’e エンボス部(第1エンボス部)
11p、11’p エンボス凸部(第1エンボス凸部)
11r、11’r エンボス凹部(第1エンボス凹部)
12 第2シート
12e、12’e 第2エンボス部
12p、12’p 第2エンボス凸部
12r、12’r 第2エンボス凹部
13、13’ 連続シート
14 紙管
d 紙管の直径
e1、e2 エンボス
C 回転軸
D トイレットロールの直径
L 巻長
S トイレットペーパーの占める面積
Tr トイレットペーパーの紙厚の実測値
Ti トイレットペーパーの紙厚の算出値

Claims (8)

  1. 少なくとも2プライのトイレットペーパーをロール状としたトイレットロールであって、
    前記トイレットペーパーの紙厚の実測値をTrとし、前記トイレットロールの回転軸に直交した切断面において、前記トイレットペーパーが占める面積を、前記トイレットロールに巻かれた前記トイレットペーパーの巻長で除して得られる算出値をTiとしたときに、前記実測値Trを前記算出値Tiで除して得られる復元値が0.90以上であることを特徴とするトイレットロール。
  2. 前記トイレットペーパーの少なくとも1プライには、エンボス加工によりエンボス部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のトイレットロール。
  3. 前記トイレットロールの巻径は100mm〜116mmであり、前記巻かれた前記トイレットペーパーの巻長は36m〜60mであり、前記トイレットペーパーの1プライあたりの密度は0.110g/cm3〜0.180g/cm3であることを特徴とする請求項1に記載のトイレットロール。
  4. 前記エンボス部は、前記トイレットペーパーの少なくとも1プライの一方面にエンボス凸部、他方面に前記エンボス凸部に対応するエンボス凹部が形成されることで構成され、
    前記エンボス凹部の深さは、0.015mm〜0.120mmであることを特徴とする請求項2に記載のトイレットロール。
  5. 前記エンボス部は、複数のエンボス凹部によって構成され、
    前記トイレットペーパーの単位面積当たりの前記複数のエンボス凹部の密度は、1個/cm2〜100個/cm2であり、
    1個の前記エンボス凹部の形成された面積が0.01mm2〜10.00mm2であることを特徴とする請求項2に記載のトイレットロール。
  6. 前記トイレットペーパーは、前記複数のエンボス凹部によって構成された第1エンボス凹部が形成された第1層と、前記複数のエンボス凹部によって構成された第2エンボス凹部が形成された第2層とを有する少なくとも複数層が重ねられて構成され、
    前記第1層の単位面積当たりの前記第1エンボス凹部のエンボス凹部の密度と、前記第2層の単位面積当たりの前記第2エンボス凹部のエンボス凹部の密度とは、異なることを特徴とする請求項5に記載のトイレットロール。
  7. 前記第1層は、前記第2層よりも前記トイレットロールの径方向外側に位置し、
    前記第1層の単位面積当たりの前記第1エンボス凹部のエンボス凹部の密度よりも、前記第2層の単位面積当たりの前記第2エンボス凹部のエンボス凹部の密度が、高いことを特徴とする請求項6に記載のトイレットロール。
  8. 前記第1層の単位面積当たりの前記第1エンボス凹部のエンボス凹部の密度は、15個/cm2〜50個/cm2であり、前記第2層の単位面積当たりの前記第2エンボス凹部のエンボス凹部の密度は、50個/cm2〜100個/cm2であり、
    前記第1エンボス凹部の1個のエンボス凹部の形成された面積が0.01mm2〜2.00mm2であり、前記第2エンボス凹部の1個のエンボス凹部の形成された面積が0.01mm2〜1.50mm2であることを特徴とする請求項6に記載のトイレットロール。
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