JP2020115892A - トラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータがトラクタ側で、どの作業機と連動しているかの確認及びどの作業機と連動させるかの設定を行うことができるトラクタを提供する【解決手段】作業機を装着できるトラクタにおいて、前記トラクタの操作部の操作を前記作業機の作動と連動可能に構成し、前記作業機を連動状態に切り換え可能な決定操作部を設け、前記決定操作部にて連動状態に決定された作業機を制御する制御部を設け、前記制御部に接続された前記トラクタの操作部と、前記トラクタの操作部に設けられた操作具とを備え、前記作業機としてスプレイヤーが連動されている場合、前記操作具に、前記スプレイヤーの散布開始/停止機能、前記スプレイヤーの散布量の調整機能、前記スプレイヤーのブームの伸縮調整機能、前記ブームの傾斜調整機能、前記ブームの開閉調整機能、前記ブームの昇降調整機能のうち、少なくともひとつの機能が割り当てられている。【選択図】図11

Description

本発明は、作業機を装着できるトラクタに関する。
従来、農作業用のトラクタや土木作業用のホイルローダーといった作業車両が知られている。このような作業車両には作業内容に応じた作業機を装着して使用するものがある。さらに、作業機のなかには作業車両と連動可能なものがある。例えば、トラクタはローダー、スプレイヤー、ブロードキャスタ等と連動可能である(特許文献1参照)。
通常、作業機には、トラクタとの連動を入切させる連動スイッチと、トラクタと連動していることを示す表示ランプとが設けられており、トラクタとの連動状態を操作及び表示するようになっている。
特開2004−329067号公報
しかしながら、トラクタには作業機との連動状態を操作及び表示する手段はなかった。そのため、トラクタに乗車中のオペレータは、トラクタから降りて作業機まで移動して連動状態の確認及び操作をする必要があった。特に、ローダーとブロードキャスタのように、同時に前後に作業機を装着している場合には、オペレータは両方の作業機に行って確認する必要があり、手間が掛かっていた。
本発明は、オペレータがトラクタ側で、どの作業機と連動しているかの確認及びどの作業機と連動させるかの設定を行うことができるトラクタを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明においては、作業機を装着できるトラクタにおいて、前記トラクタの操作部の操作を前記作業機の作動と連動可能に構成し、前記作業機を連動状態に切り換え可能な決定操作部を設けたものである。
請求項2に係る発明においては、前記決定操作部にて連動状態に決定された作業機を制御する制御部を設け、前記制御部に接続された前記トラクタの操作部と、前記トラクタの操作部に設けられた操作具とを備え、前記作業機としてスプレイヤーが連動されている場合、前記操作具に、前記スプレイヤーの散布開始/停止機能、前記スプレイヤーの散布量の調整機能、前記スプレイヤーのブームの伸縮調整機能、前記ブームの傾斜調整機能、前記ブームの開閉調整機能、前記ブームの昇降調整機能のうち、少なくともひとつの機能が割り当てられているものである。
請求項3に係る発明においては、前記決定操作部にて連動状態に決定された作業機を制御する制御部を設け、前記制御部に接続された前記トラクタの操作部と、前記トラクタの操作部に設けられた操作具とを備え、前記作業機としてブロードキャスタが連動されている場合、前記操作具に、前記ブロードキャスタの散布開始/停止機能、前記ブロードキャスタの散布量の調整機能のうち、少なくともひとつの機能が割り当てられているものである。
請求項1に係る発明によれば、トラクタの操作部の操作を作業機の作動と連動可能に構成し、作業機を連動状態に切り換え可能な決定操作部を設けたことにより、オペレータはトラクタ側で作業機との連動状態を設定及び確認できる。よって、トラクタに乗車中のオペレータは、どの作業機と連動しているかの確認又はどの作業機と連動させるかの設定を行うために、トラクタから降りて作業機まで移動する必要がなく、トラクタに乗車したまま行うことができるので、作業効率が向上する。
請求項2、3に係る発明によれば、トラクタの操作部に設けられた操作具に、連動中の作業機を操作する所望の機能を割り当てることができるように構成することにより、オペレータは、割り当てた機能を操作する場合に、操作部から手を離す必要がなく、手元で簡単に操作できるので、手間がかからない。すなわち、操作性及び作業効率が向上し、オペレータの負担を軽減することができる。
トラクタの外観斜視図である。 図1の矢印Xから見た図である。 図1の矢印Yから見た図である。 図1の矢印Zから見た図である。 トラクタの動力伝達系統を示す図である。 トラクタのリンク機構を示す図である。 トラクタの運転座席とその周囲を示す図である。 オペレータの視界を示す図である。 トラクタの情報ネットワークを示す図である。 ディスプレイを示す図である。 トラクタの制御システムにおけるディスプレイに関連する部分を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 アームレストに設けられた操縦具を示す図である。 CANの一例を示す図である。 トラクタと作業機とのCAN接続の概要を示す図である。 トラクタにおけるCANの構成を示すブロック図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 インストルメントパネルを示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 スプレイヤーの散布量を上げた場合の制御を示す模式図であり、(a)は車速一定制御、(b)は散布圧一定制御を示す模式図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。 ディスプレイに表示された画面を示す図である。
本発明の技術的思想は、あらゆる作業車両に適用することが可能である。以下では、代表的な作業車両であるトラクタを用いて説明する。
まず、トラクタ1について簡単に説明する。
図1は、トラクタ1を示している。図2は、図1の矢印Xから見た図であり、図3は、図1の矢印Yから見た図である。また、図4は、図1の矢印Zから見た図である。なお、図中には、トラクタ1の前後方向、左右方向及び上下方向を表す。
トラクタ1は、主に、フレーム11と、エンジン12と、トランスミッション13と、フロントアクスル14と、リヤアクスル15と、で構成されている。また、トラクタ1は、キャビン16を備えている。キャビン16は、その内側が操縦室になっており、運転座席161のほか、アクセルペダル162やシフトレバー163などが配置されている(図7参照)。
フレーム11は、トラクタ1の前部における骨格をなす。フレーム11は、トランスミッション13やリヤアクスル15とともにトラクタ1のシャシを構成する。また、フレーム11には、トラクタ1の前部に装着される作業機(例えばローダー)を支持する作業機支持部32が一対設けられている。
作業機支持部32は、フレーム11の左右の側面からそれぞれ外側に突出して上方に延びる板状の部材で構成されている。作業機支持部32の上部には、作業機を取り付けるための孔及び切欠きが形成されている。
エンジン12は、フレーム11によって支持される。エンジン12は、燃料を燃焼させて得た熱エネルギーを運動エネルギーに変換する。つまり、エンジン12は、燃料を燃やすことによって回転動力を生み出す。なお、エンジン12には、エンジン制御装置が接続されている(図示せず)。エンジン制御装置は、オペレータがアクセルペダル162(図7参照)を操作すると、その操作に応じてエンジン12の運転状態を変更する。また、エンジン12には、排気浄化装置12Eが備えられている。排気浄化装置12Eは、排気に含まれる微粒子や一酸化炭素、炭化水素などを酸化させる。
トランスミッション13は、エンジン12の回転動力をフロントアクスル14やリヤアクスル15に伝達する。トランスミッション13には、連結機構を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、トランスミッション13には、無段変速装置(I−HMT)131が備えられている(図5参照)。無段変速装置131は、オペレータがシフトレバー163(図7参照)を操作すると、その操作に応じてトランスミッション13の作動状態を変更する。
フロントアクスル14は、エンジン12の回転動力をフロントタイヤ141に伝達する。フロントアクスル14には、トランスミッション13を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、フロントアクスル14には、操舵装置が並設されている(図示せず)。操舵装置は、オペレータがハンドル164(図7参照)を操作すると、その操作に応じてフロントタイヤ141の舵角を変更する。
また、フロントアクスル14には、油圧ポンプ142が設けられている(図5参照)。油圧ポンプ142は、オペレータがジョイスティック176(図7参照)を操作すると、その操作に応じてトラクタ1の前部に装着された作業機に油圧を伝達する。
リヤアクスル15は、エンジン12の回転動力をリヤタイヤ151に伝達する。リヤアクスル15には、トランスミッション13を介してエンジン12の回転動力が入力される。なお、リヤアクスル15には、PTO出力装置152が設けられている(図5参照)。PTO出力装置152は、オペレータがPTOスイッチ165(図7参照)を操作すると、その操作に応じて牽引する作業機に回転動力を伝達する。また、リヤアクスル15には、リンク機構35が設けられている(図6参照)。
次に、トラクタ1の動力伝達系統について説明する。
図5は、トラクタ1の動力伝達系統を示している。但し、本図は、本願発明の説明に必要な部分のみを簡略的に表している。
上述したように、トランスミッション13は、エンジン12の回転動力をフロントアクスル14やリヤアクスル15に伝達する。即ち、トランスミッション13は、フロントアクスル14に回転動力を伝達する機構と、リヤアクスル15に回転動力を伝達する機構と、を有している。ここでは、フロントアクスル14に回転動力を伝達する機構をフロントドライブ機構33として説明する。
フロントドライブ機構33は、駆動シャフト331と、定速駆動ギヤ332と、増速駆動ギヤ333と、を具備している。また、フロントドライブ機構33は、等速クラッチ334と、等速従動ギヤ335と、増速クラッチ336と、増速従動ギヤ337と、を具備している。更に、フロントドライブ機構33は、出力シャフト338を具備している。
駆動シャフト331は、ベアリングを介して回転自在に支持されている。定速駆動ギヤ332は、駆動シャフト331に取り付けられている。増速駆動ギヤ333も、駆動シャフト331に取り付けられている。そのため、定速駆動ギヤ332と増速駆動ギヤ333は、駆動シャフト331と一体となった状態で回転する。
等速クラッチ334は、ベアリングを介して回転自在に支持されている。等速従動ギヤ335は、定速駆動ギヤ332に噛み合った状態で等速クラッチ334のインナーハブに取り付けられている。そのため、等速従動ギヤ335は、等速クラッチ334のインナーハブと一体となった状態で回転する。一方、増速クラッチ336も、ベアリングを介して回転自在に支持されている。増速従動ギヤ337は、増速駆動ギヤ333に噛み合った状態で増速クラッチ336のインナーハブに取り付けられている。そのため、増速従動ギヤ337は、増速クラッチ336のインナーハブと一体となった状態で回転する。
出力シャフト338は、ベアリングを介して回転自在に支持されている。等速クラッチ334は、そのアウターシリンダが出力シャフト338に取り付けられている。そのため、等速クラッチ334のアウターシリンダは、出力シャフト338と一体となった状態で回転する。一方、増速クラッチ336も、そのアウターシリンダが出力シャフト338に取り付けられている。そのため、増速クラッチ336のアウターシリンダは、出力シャフト338と一体となった状態で回転する。
このような構造により、等速クラッチ334のインナーハブとアウターシリンダが連結すると(等速クラッチ334が作動すると)、駆動シャフト331の回転が出力シャフト338へ伝えられる。すると、プロペラシャフト43が回転し、デファレンシャル機構34を介してフロントタイヤ141が回転されるのである。このように、等速クラッチ334を作動させて四輪駆動とした場合は、リヤタイヤ151の周速度とフロントタイヤ141の周速度が等しくなる(等速四輪駆動と称する)。
同様に、増速クラッチ336のインナーハブとアウターシリンダが連結しても(増速クラッチ336が作動しても)、駆動シャフト331の回転が出力シャフト338へ伝えられる。すると、プロペラシャフト43が回転し、デファレンシャル機構34を介してフロントタイヤ141が回転されるのである。このように、増速クラッチ336を作動させて四輪駆動とした場合は、リヤタイヤ151の周速度よりもフロントタイヤ141の周速度が早くなる(増速四輪駆動と称する)。
次に、トラクタ1のリンク機構35について説明する。
図6は、トラクタ1のリンク機構35を示している。リンク機構35は、リヤアクスル15の後部に取り付けられたトップブラケット351と、トップブラケット351のヒンジ部に取り付けられたトップリンク352とを具備している。また、リンク機構35は、リヤアクスル15の下部に取り付けられたロワブラケット353と、ロワブラケット353のヒンジ部に取り付けられたロワリンク354とを具備している。
更に、リンク機構35は、リヤアクスル15の側部に取り付けられたリフトアーム355と、リフトアーム355の中央部に取り付けられた昇降用アクチュエータ356と、左側のリフトアーム355とロワリンク354に取り付けられたリフトリンク357と、右側のリフトアーム355とロワリンク354に取り付けられた傾倒用アクチュエータ358とを具備している。
このようなリンク機構35の構成により、トラクタ1に装着される作業機は、トップリンク352及び2本のロワリンク354による3本のリンクで昇降自在、傾倒自在に支持される。
次に、トラクタ1の操縦室について説明する。
図7は、運転座席161とその周囲を示している。また、図8は、オペレータの視界を示している。図17は、アームレスト161rに設けられた操縦具を示している。
上述したように、キャビン16は、その内側が操縦室になっており、運転座席161のほか、アクセルペダル162やシフトレバー163などが配置されている。また、運転座席161の周囲には、ブレーキペダル166やクラッチペダル167、リバーサレバー168、スピードダイヤル169、インストルメントパネル170、コントロールパネル171、変速レバー172、作業機昇降スイッチ173、作業機昇降微調整スイッチ174などが配置されている。オペレータは、運転座席161に座った状態でアクセルペダル162やシフトレバー163などを操作し、トラクタ1を操縦することができる。
コントロールパネル171は、開閉可能なアームレスト161rの内部に配置されており、制御装置3に接続されている。コントロールパネル171は作業機に関する各種設定を行うための操作具である。オペレータは、コントロールパネル171を操作することにより、接続されている作業機に適した各種の設定を行うことができる。
変速レバー172は、アームレスト161rの前部上面に配置されており、制御装置3に接続されている。変速レバー172は回動自在であり、オペレータにより任意に傾けられることで、変速操作される。これにより、オペレータは、走行速度を自在に調整できる。
作業機昇降スイッチ173は、変速レバー172の前面に配置されている(図17参照)。作業機昇降スイッチ173は、トラクタ1の後部に装着される作業機を昇降させるためのスライド式のスイッチである。作業機昇降スイッチ173は、制御装置3に接続されており、作業機昇降スイッチ173が上側にスライドされると作業機を上昇させ、下側にスライドされると作業機を下降させるように構成されている。これにより、オペレータは、トラクタ1の後部に装着される作業機を自在に昇降させることができる。
作業機昇降微調整スイッチ174は、変速レバー172の左面に上下一対で配置されている(図17参照)。作業機昇降スイッチ174は、トラクタ1の後部に装着される作業機を微小範囲で昇降させるための押動自在のスイッチである。作業機昇降微調整スイッチ174は、制御装置3に接続されており、上側のスイッチが押下されると作業機を微小範囲で上昇させ、下側のスイッチが押下されると作業機を微小範囲で下降させるように構成されている。これにより、オペレータは、トラクタ1の後部に装着される作業機を自在に昇降させることができる。よって、オペレータは、作業機の高さを作業機昇降スイッチ173で大まかに調整した後、作業機昇降微調整スイッチ174で微調整することができる。
また、運転座席161の右側にジョイスティック176が配置されている(図7参照)。オペレータは、運転座席161に座った状態でジョイスティック176を操作し、トラクタ1の前部に装着された作業機(例えばローダー)を操縦することができる。
更に、本トラクタ1においては、運転座席161の近傍にディスプレイ2を具備している。ディスプレイ2は、オペレータが右手で操作できるよう、運転座席161の右前側に配置されている。以下に、トラクタ1の情報ネットワークについて簡単に説明するとともに、ディスプレイ2及び該ディスプレイ2を含む制御システムについて詳しく説明する。
図9は、トラクタ1の情報ネットワークを示している。図10は、ディスプレイ2を示している。図11は、本トラクタ1の制御システムにおけるディスプレイ2に関連する部分を示している。制御装置3は記憶部31を備え、制御に必要な情報を記憶しておくことが可能である。なお、記憶部31は制御装置3の外部に設けてもよい。
本トラクタ1は、最大限の性能を発揮できるよう、各所に情報ネットワークが張り巡らされている。具体的には、エンジン12のほか、トランスミッション13、インストルメントパネル170、コントロールパネル171、ディスプレイ2が互いに情報を共有できるコントローラ・エリア・ネットワーク(CAN)を構成している。
また、CANは図18に示すように、作業機を含む構成であってもよい。通信によりトラクタ1と作業機A〜Cとの間でやり取りされる情報としては、例えば、エンジン12の回転数や水温、車速、変速段、トランスミッション13の状態、リンク機構35の状態(深さ、傾き等)などが挙げられる。そして、エンジン12、トランスミッション13、リンク機構35が制御装置3によって統合制御されるとともに、インストルメントパネル170やディスプレイ2にこれらの情報や警告が表示される。このように、トラクタ1と作業機A〜Cとの間で様々な情報をやり取りすることで、高度な制御が可能となっている。これにより、操作性及び作業効率が向上し、オペレータの負担を軽減することができる。
図19は、トラクタ1と作業機とのCAN接続の概要を示す図である。図19に示すように、トラクタ1にトラクタ側コントローラである制御装置3が設けられ、作業機に作業機を制御する作業機側コントローラ5が設けられ、トラクタ側コントローラと作業機側コントローラ5とが接続コネクタ6を介して接続されている。接続コネクタ6としては、AG−PORT規格やISOBUS規格のコネクタを用いることができる。これにより、トラクタ側コントローラと作業機側コントローラ5との間で双方向に通信可能となっている。よって、例えば作業機の操作をトラクタ1側のレバー等に割り当てることが可能となり、より一体感のある操作性を実現できる。また、キャビン16内の配線も少なくすることができる。
図20は、トラクタ1におけるCANの構成を示すブロック図である。図20では、トラクタ1に作業機としてローダー、スプレイヤー、ブロードキャスタをCAN接続可能な構成を例に説明する。トラクタ側コントローラである制御装置3にはCANを介して、ディスプレイ2と、接続コネクタ6と、エンジン12と、トランスミッション13と、インストルメントパネル170と、コントロールパネル171と、変速レバー172と、作業機昇降スイッチ173と、作業機昇降微調整スイッチ174と、ローダー用操作パネル175と、CANインターフェース177と、ブロードキャスタ用コントローラ181とが接続されている。また、ローダー用操作パネル175にはジョイスティック176が接続されている。CANインターフェース177には、スプレイヤー用操作パネル178と、散布用コントローラ179と、ブーム操作用コントローラ180とが接続されている。
ローダー用操作パネル175は、ローダーの設定を行うための専用の操作具である。オペレータは、ローダー用操作パネル175を操作することにより、ローダーに関する各種の設定を行うことができる。これにより、制御装置3は、ローダー用操作パネル175で設定された内容に関する情報を取得することができる。また、オペレータは、ジョイスティック176を操作することにより、各種設定に沿ってローダーを操作することができる。
CANインターフェース177は、スプレイヤー用操作パネル178と、散布用コントローラ179と、ブーム操作用コントローラ180とをそれぞれCANを介して制御装置3へ接続するためのインターフェースである。
スプレイヤー用操作パネル178は、スプレイヤーの設定を行うための専用の操作具である。オペレータは、スプレイヤー用操作パネル178を操作することにより、スプレイヤーに関する各種の設定(単位面積あたりの農薬散布量の設定など)を行うことができる。これにより、制御装置3は、スプレイヤー用操作パネル178で設定された内容に関する情報を取得することができる。
散布用コントローラ179は、噴霧ノズルへ農薬を供給する散布バルブの開閉操作を行うためのものである。制御装置3は、散布用コントローラ179で設定された散布バルブの状態に関する情報を取得し、散布バルブを制御する。これにより、オペレータは散布用コントローラ179を操作することにより、農薬の散布開始/停止や散布量の調整を行うことができる。
ブーム操作用コントローラ180は、ブームの伸縮調整、ブームの傾斜調整、ブームの開閉調整、ブームの昇降調整などを操作するためのものである。制御装置3は、ブーム操作用コントローラ180で設定されたブームの状態に関する情報を取得し、ブームを制御する。これにより、オペレータはブーム操作用コントローラ180を操作することにより、ブームの伸縮調整、ブームの傾斜調整、ブームの開閉調整、ブームの昇降調整などを行うことができる。
ブロードキャスタ用コントローラ181は、ブロードキャスタの散布開始/停止やブロードキャスタの散布量の調整などを操作するためのものである。制御装置3は、ブロードキャスタ用コントローラ181で設定されたブロードキャスタの状態に関する情報を取得し、ブロードキャスタを制御する。これにより、オペレータはブロードキャスタ用コントローラ181を操作することにより、ブロードキャスタの散布開始/停止やブロードキャスタの散布量の調整などを行うことができる。
本トラクタ1において、ディスプレイ2は、サイドコンソールの上に配置されている(図7、図8参照)。ディスプレイ2は、液晶パネル(表示部)21と、エンコーダダイヤル(操作部)22と、エンターボタン(操作部)23と、5つのコマンドボタン(操作部)24〜28とが一体に設けられて構成される(図10参照)。
液晶パネル21は、ディスプレイ2の前面中央に設けられている。液晶パネル21は、制御装置(制御部)3からの指示に基づいて所定の画面を表示できる。例えば、液晶パネル21は、制御装置3からの指示に基づいてオープニング画面S1を表示できる(図12参照)。また、液晶パネル21は、制御装置3からの指示に基づいてその他の画面を表示できる(図13から図16参照)。なお、表示部は液晶パネル21に限定されることはなく、有機EL(electroluminescence)又は無機ELを用いたELパネル等の薄型表示パネルなどを用いることもできる。
エンコーダダイヤル22は、ディスプレイ2の上面右側に設けられている。エンコーダダイヤル22は、ロータリエンコーダを内蔵し、液晶パネル21に表示された要素(項目)の選択に際して、タブをスクロールさせる若しくはハイライト表示をトラバースさせる旨のオペレータの意思(選択操作)を制御装置3へ伝達できる。例えば、エンコーダダイヤル22は、表示された数字や英文字の選択に際して、タブをスクロール(図13参照)させる旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。また、エンコーダダイヤル22は、表示されたアイコンの選択に際して、ハイライト表示をトラバースさせる旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図14から図16参照)。
エンターボタン23は、エンコーダダイヤル22と一体的に設けられている。エンターボタン23は、エンコーダダイヤル22の上下動に対応した操作ボタンであり、エンコーダダイヤル22の上面が押されることによって操作される。なお、エンターボタン23は、エンコーダダイヤル22の上端面に設けた押しボタンであってもよい。
エンターボタン23は、液晶パネル21に表示された要素(項目)のうち、一の要素を決定した旨のオペレータの意思(決定操作)を制御装置3へ伝達できる。例えば、エンターボタン23は、表示された数字や英文字のうち、一の数字若しくは英文字を決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図13参照)。また、エンターボタン23は、表示されたアイコンのうち、一のアイコンを決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる(図14から図16参照)。
5つのコマンドボタン24〜28は、画面上端に表示されたアイコンを決定操作する操作ボタンである。各コマンドボタン24〜28はディスプレイ2の前面上部に横並びで設けられ、各コマンドボタン24〜28は液晶パネル21に表示された直下のアイコンに対応している。コマンドボタン24〜28は、直下のアイコンを決定した旨のオペレータの意思を制御装置3へ伝達できる。コマンドボタン24〜28の何れかが押されると、制御装置3はそのアイコンに対応したコマンドを実行する。各コマンドボタン24〜28に割り当てられるアイコン及びコマンドは画面毎に異なり、各画面で必要となるアイコン及びコマンドが割り当てられる。
コマンドとしては、第1ホーム画面S3への切り替えを指示するコマンド(アイコンは「HOME」)、ショートカット画面(オペレータが任意に設定した画面)への切り替えを指示するコマンド(アイコンは「フリー1」又は「フリー2」)、エンターボタン23と同様に一の要素の決定を指示するコマンド(アイコンは「決定」)、一つ前の画面への切り替えを指示するコマンド(アイコンは「戻る」)、タブをスクロールさせる方向若しくはハイライト表示をトラバースさせる方向を指示するコマンド(アイコンは方向を示す矢印)などがある。
なお、操作部として液晶パネル21にタッチパネルを設けてもよい。この場合、エンコーダダイヤル22、エンターボタン23、コマンドボタン24〜28は適宜省略することができる。
ところで、作業機にはトラクタ1と連動可能なものがあり、連動可能な作業機がトラクタ1に装着された場合、トラクタ1とその作業機とを連動させることができる。連動とは、作業機の動作に合わせてトラクタ1が最適に動作することを指す。また、連動とは、トラクタ1の動作に合わせて作業機が最適に動作することを含んでもよい。トラクタ1に連動可能な作業機としては、前部に装着されるローダー、後部に装着されるスプレイヤーやブロードキャスタ等がある。
例えば、トラクタ1にローダーを装着して連動させた場合、トラクタ1はローダーに最適な設定に自動制御される。具体例としては、増速四輪駆動から自動的に等速四輪駆動に制御される。また、ローダーが倒されたことを検知した場合など、次にローダーを上げることが予測される場合には、エンジンの回転数を上げてローダーの上昇スピードを上げるように制御する。
そのため、記憶部31には連動可能な作業機の一覧が記憶されている。そして、制御装置3は、記憶部31から連動可能な作業機の一覧を読み出して作業機連動画面S5(図16参照)を生成し、液晶パネル21に表示させるように制御する。複数のメニューが選択可能に表示される画面(例えば第2ホーム画面S4参照)に作業機連動をメニューの1つとして加えておき、作業機連動が選択、決定操作されることで、作業機連動画面S5を表示させるようにすることができる。作業機連動画面S5では、装着された連動可能な作業機が選択可能に表示されるとともに、連動中の作業機が識別可能に表示される。
選択可能とは、オペレータが所望の作業機を選ぶことができればどのような手段を用いてもよい。例えば、操作部(エンコーダダイヤル22、エンターボタン23、コマンドボタン24〜28)の操作によってハイライト表示をトラバースさせることで所望の作業機を選択可能にすることができる。識別可能とは、オペレータが連動中の作業機を区別できればどのような手段を用いてもよい。例えば、連動中の作業機のアイコンに連動中であることを示す印(ONの表示など)を重畳表示し、非連動中の作業機のアイコンに非連動中であることを示す印(OFFの表示など)を重畳表示することで識別可能にすることができる。
一方、装着されていない連動可能な作業機は識別可能かつ選択不可能に表示される。例えば、アイコンを灰色にすることで装着されていないことを識別可能にでき、操作部の操作によって選択できないように制御することで選択不可能にできる。これにより、オペレータは装着されていない連動可能な作業機を一目で識別することができるので利便性が高い。また装着されていない作業機は選択できないので、オペレータが間違って選択してしまうことを防止できる。
制御装置3は、作業機連動画面S5において操作部(エンコーダダイヤル22、エンターボタン23、コマンドボタン24〜28)による選択、決定操作を受け付け、決定操作された作業機を記憶部31に記憶させるように制御する。
また、制御装置3は作業機連動画面S5において所望の作業機が決定操作された場合、連動中の作業機があれば非連動とし、決定操作された作業機を連動させるように制御する。これにより、トラクタ1の前後に作業機が装着されている状態であっても、同時には1つの作業機のみが連動することになり、トラクタ1の制御に不具合は発生しない。
また、制御装置3は装着された連動可能な状態にある作業機を所定周期(例えば、10秒毎や、第2ホーム画面S4において作業機連動が決定操作された場合など)で検出するように制御する。連動可能な状態にあるか否かは、例えば作業機との通信により判別することができる。これにより、作業機連動画面S5に常に最新の状態を表示させることができる。
このように、トラクタ1に作業機との連動状態を操作及び表示するディスプレイ2を設けることにより、オペレータはトラクタ1側で作業機との連動状態を設定及び確認できる。よって、トラクタ1に乗車中のオペレータは、どの作業機と連動しているかの確認又はどの作業機と連動させるかの設定を行うために、トラクタ1から降りて作業機まで移動する必要がなく、トラクタ1に乗車したまま行うことができるので、作業効率が向上する。
一方、作業機においては、トラクタ1との連動状態を操作及び表示する手段を省略すればコストを削減できる。また、作業機においてトラクタ1との連動状態を操作及び表示する手段を設ければ、オペレータはトラクタ1と作業機の何れでも連動状態を設定及び確認できるので、利便性が向上する。
以下に、トラクタ1と作業機との連動に関連してディスプレイ2に表示される画面及びディスプレイ2の操作方法について説明する。
図12から図16は、ディスプレイ2に表示される画面を示している。但し、各図は、本実施形態の説明に必要な部分のみを簡略的に表している。
まず、ディスプレイ2には、オープニング画面S1が表示される(図12参照)。オープニング画面S1では、中央付近にシンボルマークSmが表示される。シンボルマークSmは、サプライヤメーカを象徴する意匠である。シンボルマークSmは、黒色の背景画像に浮き上がり、オペレータに強い印象を与える。
次に、ディスプレイ2には、ロック解除画面S2が表示される(図13参照)。ロック解除画面S2では、横一列に暗証番号を入力するための4つのスクロールボックスSb1〜Sb4が表示される。スクロールボックスSb1〜Sb4は、選択されているいずれか1つがハイライト表示される(図中のH部参照)。スクロールボックスSb1〜Sb4は、0から9までの数字若しくはAからFまでの英文字を上下方向にスクロールできる。
また、ロック解除画面S2では、上端にコマンドボタン25〜28に対応したアイコン251・261・271・281が表示される。また、ロック解除画面S2では、オペレータ名が記されたダイアログボックスDb1と、作業機名が記されたダイアログボックスDb2とが表示される。オペレータは、これらのダイアログボックスDb1・Db2でオペレータ名及び作業機名が正しく設定されているかを確認できる。
オペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって数字若しくは英文字をスクロールさせて選択し、エンターボタン23を押すことによって決定できる。また、ロック解除画面S2においては、コマンドボタン25・26を押すことによって数字若しくは英文字をスクロールさせて選択し、コマンドボタン27を押すことによって決定することもできる。また、コマンドボタン28を押すことによって決定を取り消すこともできる。暗証番号を間違ったときは、その旨のメッセージが表示される。
次に、ディスプレイ2には、第1ホーム画面S3が表示される(図14参照)。第1ホーム画面S3では、メニュー又はページを選択するためのアイコンIa1〜Ia10が表示される。アイコンIa1〜Ia10は、選択されているいずれか1つがハイライト表示される(図中のH部参照)。そして、ハイライト表示は、エンコーダダイヤル22の回転に応じてトラバースされる。選択できないアイコンについては、グレーアウトされる(図中のG部参照)。また、第1ホーム画面S3では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン242・252・262・272・282が表示される。
「フリー1」のアイコン242又は「フリー2」のアイコン252への登録方法を「フリー1」への登録を例に簡単に説明する。まず、「フリー1」のアイコン242に対応したコマンドボタン24を長押し(例えば3秒)すると、登録画面(不図示)に遷移する。そして、登録画面でエンコーダダイヤル22を操作して所望のアイコン(例えば「OFF」のアイコン)を選択し、エンターボタン23を押すと、そのアイコンが「フリー1」のアイコン242に登録され、「フリー1」の表示に替えてそのアイコンが表示される。
第1ホーム画面S3においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコンIa1〜Ia10を選択し、エンターボタン23又はコマンドボタン27を押すことによって決定できる。ここでは、「次ページ」と記されたアイコンIa10を選択して決定する。
次に、ディスプレイ2には、第2ホーム画面S4が表示される(図15参照)。第2ホーム画面S4では、メニューを選択するためのアイコンIb1〜Ib10が表示される。アイコンIb1〜Ib10は、選択されているいずれか1つがハイライト表示される(図中のH部参照)。そして、ハイライト表示は、エンコーダダイヤル22の回転に応じてトラバースされる。また、第2ホーム画面S4では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン243・253・263・273・283が表示される。
第2ホーム画面S4においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコンIb1〜Ib10を選択し、エンターボタン23又はコマンドボタン27を押すことによって決定できる。ここでは、「作業機連動」と記されたアイコンIb2を選択して決定する。
次に、ディスプレイ2には、作業機連動画面S5が表示される(図16参照)。作業機連動画面S5では、作業機名とON又はOFFとが記された3つのアイコンIc1〜Ic3が表示される。また、作業機連動画面S5では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン244・254・264・274・284が表示される。
アイコンIc1〜Ic3は、連動可能な作業機の一覧となっている。アイコンIc1及びIc3は、装着された連動可能な作業機を示しており、選択可能に表示されている。一方、アイコンIc2は、装着されていない連動可能な作業機を示しており、選択不可能に表示されている。アイコンIc2は、選択不可能であることを示す灰色で表示されている。そして、選択不可能なアイコンIc2は、エンコーダダイヤル22の回転で選択されない。
よって、作業機連動画面S5においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を回すことによって所望のアイコンIc1又はIc3を選択し、エンターボタン23を押すことによってON及びOFFの切り替えができる。ONは連動中であることを表し、OFFは非連動中であることを表す。
図16ではアイコンIc2が選択不可能であるので、アイコンIc1又はIc3が決定操作された場合、連動中の作業機があれば、それに対応するアイコンIc1又はIc3がONからOFFに変わることで非連動中であることを示し、決定操作された作業機に対応するアイコンIc1又はIc3がOFFからONに変わることで連動中であることを示す。よって、同時には1つの作業機のみが連動することになる。
図21に、作業機連動画面の他の例を示す。アイコンId1〜Id3は、連動可能な作業機の一覧となっている。この作業機連動画面S51では、装着された連動可能な作業機を選択可能に表示するために、ハイライト表示を用いている(アイコンId1)。また、作業機連動画面S51では、連動中の作業機を識別可能に表示するために、連動中の作業機のアイコンに緑色ランプの画像Id4を重畳表示している。また、作業機連動画面S51では、装着されていない連動可能な作業機は識別可能かつ選択不可能に表示するために、アイコンの背景を灰色で表示している(アイコンId2)。
なお、連動状態を報知するために、図22に示すように、インストルメントパネル170に連動ランプ170aを設けてもよい。トラクタ1と作業機とが連動中であるときに連動ランプ170aが点灯し、非連動中である時に連動ランプ170aが消灯する。これにより、オペレータはインストルメントパネル170を見ることで作業機が連動中であるか、非連動中であるかを容易に確認することができる。
次に、トラクタ1と作業機の連動に関する他の特徴的な構成について説明する。以下では、連動する作業機がスプレイヤーである場合と、ブロードキャスタである場合とに分けて説明する。
連動中の作業機がスプレイヤーである場合、作業機昇降スイッチ173と作業機昇降微調整スイッチ174に、スプレイヤーの散布開始/停止機能、スプレイヤーの散布量の調整機能、スプレイヤーのブームの伸縮調整機能、ブームの傾斜調整機能、ブームの開閉調整機能、ブームの昇降調整機能の何れかの機能が割り当て可能となっている。なお、作業機が非連動中である場合は、この割り当ては無効となる。
どのスイッチにどの機能を割り当てるかは、予めオペレータが設定することができる。この設定は、例えばディスプレイ2で行うことができる。第1ホーム画面S3でトラクタ設定(アイコンIa3)を選択して決定すると、トラクタの各種設定項目が表示されるので、その中からスプレイヤーのスイッチの割り当ての設定を呼び出す。そうすると、図23に示すようなスイッチ割り当て画面S6が表示される。
スイッチ割り当て画面S6では、割り当て可能なスイッチ名が記された2つのアイコンIe1、Ie2と、アイコンIe1、Ie2の右に配置され、各スイッチIe1、Ie2に割り当てる機能が記されたアイコンIe3、Ie4とが表示される。アイコンIe3、Ie4は選択可能に表示されている。また、スイッチ割り当て画面S6では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン244・254・264・274・284が表示される。
スイッチ割り当て画面S6においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を操作して所望のアイコンIe3又はIe4を選択し、エンターボタン23を押す。これにより、選択したアイコンの表示内容がエンコーダダイヤル22でスクロール可能となる。そして、オペレータは、エンコーダダイヤル22を操作して所望の機能を選択し、エンターボタン23を押す。そうすると、選択した機能が左側に表示されているアイコンに記されたスイッチに割り当てられる。
一例として、図23では、作業機昇降スイッチ173にスプレイヤーの散布開始/停止が割り当てられている。具体的には、作業機昇降スイッチ173が上側にスライドされると散布を開始させ、下側にスライドされると散布を停止させる。また、作業機昇降微調整スイッチ174にブームの昇降調整が割り当てられている。具体的には、作業機昇降微調整スイッチ174の上側のスイッチが押下されるとブームを上昇させ、下側のスイッチが押下されるとブームを下降させる。
このように、変速レバー172に設けられたスイッチ(作業機昇降スイッチ173、作業機昇降微調整スイッチ174)に、連動中の作業機を操作する所望の機能を割り当てることができるように構成することにより、オペレータは、割り当てた機能を操作する場合に、変速レバー172から手を離して散布用コントローラ179やブーム操作用コントローラ180を操作する必要がなく、手元で簡単に操作できるので手間がかからない。
さらに、連動する作業機がスプレイヤーである場合には、車速一定制御と散布圧一定制御との2通りの制御が可能となっている。車速一定制御は、散布量を変更したとき、散布圧を調整し、車速を一定に保つようにする制御である。一方、散布圧一定制御は、散布圧を変更したとき、車速を調整し、散布圧は一定で散布する制御である。
図24は散布量を上げた場合の両制御を示す模式図であり、(a)は車速一定制御、(b)は散布圧一定制御を示している。図24(a)に示すように、車速一定制御では、目標反当りの散布量を上げると、自動で車速が一定に保たれるとともに、散布圧力が自動で上昇する。一方、図24(b)に示すように、散布圧一定制御では、目標反当りの散布量を上げると、自動で車速が下がり、散布圧力が自動で一定に保たれる。散布圧一定制御によれば、散布量を変更したときに粒径が変化せず噴霧状態が変わらないので、精度の高い作業ができる。
そして、どちらの制御を行うかは、予めオペレータが設定できるように構成されている。制御モードの設定は、例えばディスプレイ2で行うことができる。第1ホーム画面S3でトラクタ設定(アイコンIa3)を選択して決定すると、トラクタ1の各種設定項目が表示されるので、その中からスプレイヤーの制御モードの設定を呼び出す。そうすると、図25に示すような制御モード選択画面S7が表示される。
制御モード選択画面S7では、選択可能な制御モードが記された2つのアイコンIf1、If2を表示し、設定された制御モードを識別可能に表示するために、設定された制御モードのアイコンに緑色ランプの画像If3を重畳表示している。また、制御モード選択画面S7では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン244・254・264・274・284が表示される。
制御モード選択画面S7においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を操作して所望のアイコンIf1又はIf2を選択し、エンターボタン23を押す。これにより、選択したアイコンの右側に緑色ランプの画像If3が表示され、そのアイコンに記された制御モードに設定される。図25では、車速一定制御モードに設定されている状態を示している。
また、作業開始前のトラクタ1が止まっているときに、オペレータは散布量、適正車速、適正散布圧を設定することができる。スプレイヤー用操作パネル178でトラクタ1の停止中に変速レバー172の位置(走行車速情報)が確認できるので、変速レバー172の位置を調整すれば、後は走行を開始するだけである。
連動中の作業機がブロードキャスタである場合、作業機昇降スイッチ173と作業機昇降微調整スイッチ174に、ブロードキャスタの散布開始/停止機能又はブロードキャスタの散布量の調整機能が割り当て可能となっている。なお、作業機が非連動中である場合は、この割り当ては無効となる。
どのスイッチにどの機能を割り当てるかは、予めオペレータが設定することができる。この設定は、例えばディスプレイ2で行うことができる。第1ホーム画面S3でトラクタ設定(アイコンIa3)を選択して決定すると、トラクタの各種設定項目が表示されるので、その中からブロードキャスタのスイッチの割り当ての設定を呼び出す。そうすると、図26に示すようなスイッチ割り当て画面S8が表示される。
スイッチ割り当て画面S8では、割り当て可能なスイッチ名が記された2つのアイコンIg1、Ig2と、アイコンIg1、Ig2の右に配置され、各スイッチIg1、Ig2に割り当てる機能が記されたアイコンIg3、Ig4とが表示される。アイコンIg3、Ig4は選択可能に表示されている。また、スイッチ割り当て画面S8では、上端にコマンドボタン24〜28に対応したアイコン244・254・264・274・284が表示される。
スイッチ割り当て画面S8においてオペレータは、エンコーダダイヤル22を操作して所望のアイコンIeg又はIg4を選択し、エンターボタン23を押す。これにより、選択したアイコンの表示内容がエンコーダダイヤル22でスクロール可能となる。そして、オペレータは、エンコーダダイヤル22を操作して所望の機能を選択し、エンターボタン23を押す。そうすると、選択した機能が左側に表示されているアイコンに記されたスイッチに割り当てられる。
一例として、図26では、作業機昇降スイッチ173にブロードキャスタの散布開始/停止が割り当てられている。具体的には、作業機昇降スイッチ173が上側にスライドされると散布を開始させ、下側にスライドされると散布を停止させる。また、作業機昇降微調整スイッチ174に散布量の調整が割り当てられている。具体的には、作業機昇降微調整スイッチ174の上側のスイッチが押下されると散布量を増加させ、下側のスイッチが押下されると散布量を減少させる。
このように、変速レバー172に設けられたスイッチ(作業機昇降スイッチ173、作業機昇降微調整スイッチ174)に、連動中の作業機を操作する所望の機能を割り当てることができるように構成することにより、オペレータは、割り当てた機能を操作する場合に、変速レバー172から手を離してブロードキャスタ用コントローラ181を操作する必要がなく、手元で簡単に操作できるので手間がかからない。
1 トラクタ(作業車両)
3 制御装置(制御部)
21 液晶パネル(表示部)
22 エンコーダダイヤル(操作部)
23 エンターボタン(操作部)
24 コマンドボタン(操作部)
25 コマンドボタン(操作部)
26 コマンドボタン(操作部)
27 コマンドボタン(操作部)
28 コマンドボタン(操作部)
172 変速レバー
173 作業機昇降スイッチ(スイッチ)
174 作業機昇降微調整スイッチ(スイッチ)

Claims (3)

  1. 作業機を装着できるトラクタにおいて、
    前記トラクタの操作部の操作を前記作業機の作動と連動可能に構成し、
    前記作業機を連動状態に切り換え可能な決定操作部を設けた
    ことを特徴とするトラクタ。
  2. 前記決定操作部にて連動状態に決定された作業機を制御する制御部を設け、
    前記制御部に接続された前記トラクタの操作部と、前記トラクタの操作部に設けられた操作具とを備え、
    前記作業機としてスプレイヤーが連動されている場合、
    前記操作具に、前記スプレイヤーの散布開始/停止機能、前記スプレイヤーの散布量の調整機能、前記スプレイヤーのブームの伸縮調整機能、前記ブームの傾斜調整機能、前記ブームの開閉調整機能、前記ブームの昇降調整機能のうち、少なくともひとつの機能が割り当てられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
  3. 前記決定操作部にて連動状態に決定された作業機を制御する制御部を設け、
    前記制御部に接続された前記トラクタの操作部と、前記トラクタの操作部に設けられた操作具とを備え、
    前記作業機としてブロードキャスタが連動されている場合、
    前記操作具に、前記ブロードキャスタの散布開始/停止機能、前記ブロードキャスタの散布量の調整機能のうち、少なくともひとつの機能が割り当てられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトラクタ。
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