JP2001214469A - 建設機械の操作系制御装置 - Google Patents

建設機械の操作系制御装置

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JP2001214469A
JP2001214469A JP2000024392A JP2000024392A JP2001214469A JP 2001214469 A JP2001214469 A JP 2001214469A JP 2000024392 A JP2000024392 A JP 2000024392A JP 2000024392 A JP2000024392 A JP 2000024392A JP 2001214469 A JP2001214469 A JP 2001214469A
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lever
construction machine
combination pattern
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Hiroshi Watanabe
洋 渡邊
Shuji Ohira
修司 大平
Kazuo Fujishima
一雄 藤島
Hiroshi Ogura
弘 小倉
Sadahisa Tomita
▲禎▼久 冨田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】建設機械の操作系制御装置において、特別の書
き込み器を用意しなくても操作レバー装置と油圧アクチ
ュエータを駆動する流量制御弁との組み合わせパターン
を任意の組み合わせパターンに変更でき、かつ安易に組
み合わせパターンを変更して誤操作を招くことが無いよ
うにする。 【解決手段】運転室に備えられる表示装置9の表示部9
6に編集用の画面を表示し、スイッチ操作により操作レ
バー装置1,2と流量制御弁31〜34の任意の組み合
わせパターンを編集できるようにし、編集した組み合わ
せパターンはコントローラ8のEEPROM85に記憶
する。また、表示装置9は、機械の電源投入始動時に今
まで設定されていた組み合わせパターンを表示し、スイ
ッチ操作で変更を指示すると、編集用の画面表示に切り
換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を出力す
る操作レバー装置とこの操作レバー装置により操作され
る油圧アクチュエータとの組み合わせパターンを任意に
変更可能とする油圧ショベル等の建設機械の操作系制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等の建設機械は複数の作業
装置を複数の油圧アクチュエータで駆動する構成となっ
ており、複数の操作レバー装置によりそれぞれの油圧ア
クチュエータを操作することにより所望の動作・作業が
行われる。このような建設機械に備えられる操作レバー
装置の配置と駆動される油圧アクチュエータの組み合わ
せは建設機械メーカ毎に異なっている。そのため、有る
メーカの建設機械に乗り慣れたオペレータが他社の建設
機械を使用して作業を行う場合に、その組み合わせの違
いに神経を使って作業しなければならず作業効率が悪く
なる、疲労度が増す、あるいは誤操作による危険度が増
すなどの不具合がある。そのため、操作レバー装置とそ
の操作レバースイッチにより操作される油圧アクチュエ
ータの組み合わせを種々に変更可能とする技術が提案さ
れている。
【0003】例えば、特公平3−61811号公報で
は、制御器内に複数の操作レバー装置と操作用電磁比例
弁の連動関係を記憶する手段を持ち、それら連動関係の
中で制御器に接続された入力手段により指示される連動
関係に応じて操作レバーの指令に基づいて操作用電圧を
操作用電磁比例弁へ付与する構成が示されている。
【0004】また、特開平6−213211号公報に
は、制御部内にEEPROM等の不揮発性メモリを備
え、制御部に脱着可能なパターン書き込み器を接続した
状態で所望の操作レバー装置とコントロール弁の組み合
わせパターンを書き込み器からEEPROMに書き込み
・記憶する構成が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術には次のような問題がある。
【0006】例えば、特公平3−61811号公報の構
成では、複数の操作レバー装置と操作用電磁比例弁の連
動関係を制御器に接続された入力手段により簡単に変更
することが可能であるが、予め制御器内に複数の操作レ
バー装置と操作用電磁比例弁の連動関係を記憶する必要
があり、記憶されている連動関係以外の組み合わせに対
処できない。また、連動関係の変更操作が入力手段によ
り簡単に変更できることが、間違えて入力手段を操作し
てしまった場合、あるいは1台の機械を複数のオペレー
タが使い回す場合などにオペレータの意図する連動関係
とは異なった組み合わせに変更されやすく、誤操作を招
くことが考えられる。
【0007】また、特開平6−213211号公報は制
御部に脱着可能なパターン書き込み器を接続した状態で
所望の操作レバー装置とコントロール弁の組み合わせパ
ターンを書き込み器からEEPROMに書き込み・記憶
する構成なので、書き込み器を外してしまえば特公平3
−61811号公報のように安易に組み合わせを変更し
てしまうことがなく、誤操作を招くことは無くなる。ま
た、書き込み器により任意の組み合わせパターンを書き
込むことも可能である。しかし、この発明では組み合わ
せパターンを変更する都度、パターン書き込み器を接続
する必要があり、書き込み器が建設機械を使用している
現場に無く、急に組み合わせパターンを変更する必要が
生じたときに対応できない。
【0008】本発明の目的は、特別の書き込み器を用意
しなくても操作レバー装置と油圧アクチュエータを駆動
する流量制御弁との組み合わせパターンを任意の組み合
わせパターンに変更でき、かつ安易に組み合わせパター
ンを変更して誤操作を招くことが無い建設機械の操作系
制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、操作量に応じた電気信号を出力す
る複数の操作レバー装置と、これら操作レバー装置の電
気信号に応じて開度が制御される複数の流量制御弁と、
これら流量制御弁の開度に応じて調整された油圧流量で
駆動制御される複数の油圧アクチュエータとを有する建
設機械の操作系制御装置であって、前記複数の操作レバ
ー装置と複数の流量制御弁の特定の組み合わせパターン
を記憶する第1記憶手段と、この第1記憶手段に記憶さ
れた特定の組み合わせパターンに従って、前記操作レバ
ー装置の電気信号を対応する流量制御弁へ出力するよう
演算制御を行う制御部とを備えた建設機械の操作系制御
装置において、前記操作レバー装置と流量制御弁の任意
の組み合わせパターンを編集し、これを前記第1記憶手
段に前記特定の組み合わせパターンとして記憶させるレ
バー・パターン設定手段を備えるものとする。
【0010】このように操作レバー装置と流量制御弁の
任意の組み合わせパターンを編集し、第1記憶手段に記
憶させるレバー・パターン設定手段を設けることによ
り、特別の書き込み器を用意しなくても操作レバー装置
と流量制御弁との組み合わせパターンを任意の組み合わ
せパターンに変更でき、かつ安易に組み合わせパターン
を変更して誤操作を招くことを防止できる。
【0011】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記レバー・パターン設定手段は運転室に備えられる表
示装置を有し、この表示装置は、表示部及び入力手段
と、前記表示部に編集用の画面を表示し、前記入力手段
の操作により前記操作レバー装置と流量制御弁の任意の
組み合わせパターンを編集する手段とを有する。
【0012】これによりオペレータは表示部を見ながら
操作レバー装置と流量制御弁の任意の組み合わせパター
ンを容易に編集できる。
【0013】(3)また、上記(2)において、好まし
くは、前記表示装置は、建設機械の電源系統または動力
系統を作動可能とした時点で前記表示部に今まで前記第
1記憶手段に記憶されていた操作レバー装置と流量制御
弁の特定の組み合わせパターンを表示する手段と、前記
入力手段の操作で操作レバー装置と流量制御弁の組み合
わせパターンの変更が指示されると、前記表示部を前記
編集用の画面表示に切り換える手段とを有する。
【0014】これにより建設機械に電源を投入した始動
時に必ず表示装置の表示部に現在設定されている組み合
わせパターンを表示するものとなり、オペレータが頻繁
に変わるような建設機械でも誤操作を防ぐことができ
る。
【0015】(4)上記(3)において、好ましくは、
前記表示装置は、前記編集用の画面表示で前記任意の組
み合わせパターンの編集が完了すると、その編集した任
意の組み合わせパターンを前記第1記憶手段に前記特定
の組み合わせパターンとして記憶させ、かつ前記編集用
の画面表示を終了する手段を更に有する。
【0016】これにより操作レバー装置と流量制御弁の
組み合わせパターンを変更できるのは建設機械に電源を
投入した始動時だけとなり、作業中に不用意に操作レバ
ー装置と流量制御弁の組み合わせパターンを切り換えて
誤操作をしてしまうことが防げる。
【0017】(5)また、上記(3)において、好まし
くは、前記表示装置は、前記建設機械の電源系統または
動力系統を作動可能とした時点の後予め定めた時間が経
過しても前記操作手段により操作レバー装置と流量制御
弁の組み合わせパターンの変更の指示がないときは、前
記第1記憶手段に記憶され前記表示部に表示された操作
レバー装置と流量制御弁の特定の組み合わせパターンを
確定する手段を更に有する。
【0018】これにより操作手段により前記特定の組み
合わせパターンの変更の指示がないときは、自動的に今
まで第1記憶手段に記憶されていた特定の組み合わせパ
ターンを選択でき、操作の煩わしさを解消できる。ま
た、本発明の操作に不貫れなオペレータが使用しようと
したときでも、既に記憶されている特定の組み合わせパ
ターンをそのまま使用することができ、不用意な操作ミ
スを防ぐことができる。
【0019】(6)また、上記(1)又は(2)におい
て、好ましくは、前記レバー・パターン設定手段は、建
設機械の電源系統または動力系統を作動可能とした時点
から前記特定の組み合わせパターンが確定するまでの
間、前記流量制御弁を作動不能状態にする。
【0020】これにより機械本体に電源を投入した後、
特定の組み合わせパターンが確定するまでの間に不用意
に操作レバー装置を操作しても、流量制御弁は作動しな
いので、組み合わせパターンの誤認による誤操作を防ぐ
ことができる。
【0021】(7)また、上記(2)において、好まし
くは、前記レバー・パターン設定手段は、前記表示装置
に脱着可能なメモリカードなどの第2記憶手段を更に備
え、前記表示装置は、前記入力手段の操作によりこの第
2記憶手段に前記編集した任意の組み合わせパターンを
記憶させる手段とを更に有する。
【0022】これにより過去に設定した操作レバー装置
と流量制御弁の組み合わせパターンに戻したいとき、簡
単な操作で行うことができる。
【0023】(8)更に、上記(2)において、前記レ
バー・パターン設定手段は、前記表示装置に脱着可能な
メモリカードなどの第2記憶手段を更に備え、前記表示
装置は、前記入力手段の操作により前記第2記憶手段に
記憶した操作レバー装置と流量制御弁の組み合わせパタ
ーンを前記表示部に表示する手段と、前記表示部に前記
第2記憶手段に記憶した組み合わせパターンが表示され
たとき、その組み合わせパターンを前記第1記憶手段に
前記特定の組み合わせパターンとして記憶させる手段と
を更に有する。
【0024】これにより過去に設定した操作レバー装置
と流量制御弁の組み合わせパターンに戻したいとき、簡
単な操作で行うことができる。
【0025】(9)上記(8)において、好ましくは、
前記第2記憶手段は、外部の処理装置によって前記操作
レバー装置と流量制御弁の任意の組み合わせパターンを
編集し記憶したものである。
【0026】これにより建設機械の使用中でも、パソコ
ン等の外部の処理装置で操作レバー装置と流量制御弁の
組み合わせパターンの編集をし第2記憶手段に記憶させ
ておくことで、建設機械を使うときに迅速に組み合わせ
パターンを変更できる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0028】まず、本発明の第1の実施の形態による建
設機械の操作系制御装置を図1〜図11により説明す
る。この実施の形態は、一例として、油圧ショベルの作
業装置の操作系制御装置に本発明を適用したものであ
る。
【0029】図1において、1,2は操作レバー装置で
あり、操作レバー装置1,2は、それぞれ、操作レバー
1a,2aとポテンショメータ1b,1c及び2b,2
cとを有し、操作レバー1aが前後方向Aに操作される
とその操作量をポテンショメータ1bが検出し、当該操
作量に応じた電気的な操作信号X1を出力し、操作レバ
ー1aが左右方向Bに操作されるとその操作量をポテン
ショメータ1cが検出し、当該操作量に応じた電気的な
操作信号X2を出力し、操作レバー2aが前後方向Cに
操作されるとその操作量をポテンショメータ2bが検出
し、当該操作量に応じた電気的な操作信号X3を出力
し、操作レバー2aが左右方向Dに操作されるとその操
作量をポテンショメータ2cが検出し、当該操作量に応
じた電気的な操作信号X4を出力する。
【0030】ポテンショメータ1b,1c及び2b,2
cから出力された操作信号X1,X2及びX3,X4は
制御部(コントローラ)8に送られ、このコントローラ
8から電磁比例弁31a,31b〜34a,34bに指
令電流が送られる。電磁比例弁31a,31b〜34
a,34bは流量制御弁31〜34のそれぞれの油圧駆
動部31c,31d〜34c,34dに対応して設けら
れ、流量制御弁31〜34は電磁比例弁31a,31b
〜34a,34bにより指示されるパイロット圧力に応
じて切換方向及び開度を調整し、油圧ポンプ3から油圧
アクチュエータ4〜7へ供給される圧油の方向及び流量
を制御する。油圧ポンプ3は圧油は図示しない原動機に
より駆動される。
【0031】コントローラ8は操作系制御装置の一部を
構成するものであり、操作信号X1,X2及びX3,X
4を読み込み、その操作信号を電磁比例弁31a,31
b〜34a,34bに対する指令電流に変換して出力す
る。また、コントローラ8は角度センサ20,21,2
2の信号を入力し、コントローラ8と共に操作系制御装
置を構成する表示装置9に表示データを出力したり、表
示装置9からの信号を受信する。表示装置9は入力した
表示データやスイッチ97a,97b,97cの操作に
基づき適宜表示部(例えばLCD)96に画像表示を行
う。
【0032】図2に油圧ショベルの外観を示す。油圧シ
ョベルは、走行体102、走行体102上に旋回可能に
設けれられた旋回体103、旋回体103の前部左側に
設置された運転室104、旋回体103の前部中央に支
持された作業装置105を備えている。上記の操作レバ
ー装置1,2及び表示装置9は運転室104内に設置さ
れている。
【0033】作業装置105は、旋回体103に俯仰動
可能に設けられたブーム108と、このブーム108の
先端に回動可能に設けられたアーム109と、このアー
ム109の先端に回動可能に設けられたバケット110
とを有している。
【0034】図1に示されるアクチュエータ4〜7は油
圧ショベルの作業装置105及び旋回体103を駆動す
るものであり、アクチュエータ4〜6は、それぞれ、ブ
ーム108を俯仰動させるブームシリンダ、アーム10
9を回動させるアームシリンダ、バケット110を回動
させるバケットシリンダであり、アクチュエータ7は旋
回体103を駆動する旋回モータである。
【0035】また、ブーム108、アーム109、バケ
ット110のそれぞれの回動基端部には上記の角度セン
サ20,21,22が設けられ、ブーム108、アーム
109、バケット110のそれぞれの回動角(以下フロ
ント角度という)α,β,γを検出する。
【0036】図3にコントローラ8の構成の詳細を示
す。コントローラ8は操作レバー装置1,2からの操作
信号X1〜X4及び角度センサ20,21,22からの
フロント角度α,β,γの検出信号を切換えて入力する
マルチプレクサ80、マルチプレクサ80からのアナロ
グ信号である操作信号X1〜X4及びフロント角度α,
β,γの検出信号を入力し、これをデジタル信号に変換
して出力するAD変換器81、プログラムに従いコント
ローラ8全体の制御及び演算を行うCPU82、そのプ
ログラムを記憶してあるROMメモリ83、CPU82
の制御あるいは演算中に一時的に数値を記憶するRAM
メモリ84、設定値などを記憶する書き換え可能な不揮
発性メモリ85(ここでは代表的な例としてEEPRO
Mとする)、CPU82の制御に従い表示装置9との通
信を行う通信インターフェイス86、CPU82で演算
した電磁比例弁へのデジタル値である電流指令値を電磁
比例弁のドライバ88への指令値に変換するDA変換器
などの電磁比例弁インターフェイス87、DA変換器の
出力する指令値に応じて電磁比例弁へ電流を出力する電
磁比例弁ドライバ88からなる。
【0037】図4に表示装置9の構成の詳細を示す。表
示装置9は、スイッチ97a,97b,97c、そのス
イッチ信号を入力するデジタルインターフェイス91、
コントローラとの通信を行う通信インターフェイス9
0、プログラムに従い表示装置9全体の制御及び演算を
行うCPU92、そのプログラムを記憶してあるROM
メモリ93、CPU92の制御あるいは演算中に一時的
に数値を記憶するRAMメモリ94、CPU92の制御
指令に従ってLCDなどの表示部96に表示する画面の
制御を行う表示処理部95、及びその表示部96からな
る。
【0038】次に、コントローラ8のROMメモリ83
に記憶されたプログラムを図5及び図6にフローチャー
トで示し、表示装置9のROMメモリ93に記憶された
プログラムを図7及び図8にフローチャートで示し、コ
ントローラ8及び表示装置9の動作をこれらのフローチ
ャートを用いて説明する。
【0039】図5において、まず、コントローラ8の電
源が入れられ、プログラムがスタートすると、ステップ
100の処理が実行される。ステップ100ではEEP
ROM85に記憶されているレバー・パターン情報を読
み込む。ここで、レバー・パターン情報とは、操作レバ
ー装置1,2と油圧アクチュエータ4〜7を駆動する流
量制御弁31〜34との組み合わせパターンのことであ
る。次にステップ200においてステップ100で読み
込んだレバー・パターン情報を表示装置9へ送信する。
【0040】次いでステップ300では表示装置9から
のスイッチ入力情報を判定する。ここで、スイッチ入力
情報が「確認」の場合(後述)は、コントローラ8のE
EPROM85に記憶していたレバー・パターンをその
まま使う場合であり、直ちにステップ600の通常制御
に移る。一方、ステップ300において、表示装置9か
らのスイッチ入力情報が「変更」である(後述)と判定
されると、ステップ400において表示装置9から変更
後のレバー・パターン情報が通信されてくるのを待ち、
その情報を入力する。ステップ500において入力した
変更後のレバー・パターン情報をEEPROM85へ記
憶する。そして、ステップ600の通常制御に移る。
【0041】図5にこのステップ600の詳細を示す。
ステップ600では、まずステップ601においてマル
チプレクサ80、およびAD変換器81を介して操作レ
バー1,2の操作信号X1,X2,X3,X4を読み込
む。次にステップ602においてマルチプレクサ80、
およびAD変換器81を介して角度センサ20,21,
22のフロント角度α,β,γの信号を読み込み、ステ
ップ603においてフロント角度α,β,γとフロント
寸法L1,L2,L3を用いてバケット110の先端深さ
(高さ)hを演算する。ここで、フロント寸法L1
2,L3とは図2に示すブーム108、アーム109、
バケット110の長さであり、既知の値としてROM8
3に記憶しておく。次にステップ604において、バケ
ット先端深さhの情報を表示装置9へ送信する。
【0042】また、次にステップ605において、ステ
ップ100でEEPROM85から読み込んだレバー・
パターン情報、あるいはオペレータがレバー・パターン
情報を変更した場合はステップ400で表示装置9から
入力した変更後のレバー・パターンに従い、ステップ6
01で入力した操作信号X1〜X4を各アクチュエータ
4〜7に対応した流量制御弁31〜34の指令値Qb,
Qa,Qc,Qsへ変換する。
【0043】次に、ステップ606において、各アクチ
ュエータ4〜7の流量制御弁31〜34の指令値Qb,
Qa,Qc,Qsを電磁比例弁31a,31b〜34
a,34bの指令値Ib1,Ib2,Ia1,Ia2,
Ic1,Ic2,Is1,Is2へ変換する。最後にス
テップ607において、これら電磁比例弁指令値Ia1
〜Is2に相当する電流を電磁比例弁インターフェイス
87、電磁比例弁ドライバ88を介して電磁比例弁31
a〜34bへ出力する。その結果、電磁比例弁は流量制
御弁指令値に相当するパイロット圧力を発生し、そのパ
イロット圧力で流量制御弁31〜34が駆動されて所望
の圧油がアクチュエータ4〜7へ流れる。
【0044】一方、図7において、表示装置9では電源
が入るとプログラムがスタートし、最初にステップ10
00の処理が実行される。ステップ1000では先にコ
ントローラ8がステップ200で送信したレバー・パタ
ーン情報を受信する。次にステップ1100において受
信したレバー・パターン情報を表示処理部95を介して
表示部96に表示する。
【0045】その画面表示例を図9に画面表示1として
示す。この画面表示1ではグラフィカルに左右の操作レ
バー1a,2aの識別、レバー操作方向と該当するアク
チュエータを分かり易く表示している。つまり、図示左
側の十字の矢印は操作レバー1aの操作方向A,Bに対
応し、図示右側の十字の矢印は操作レバー2aの操作方
向C,Dに対応し、それぞれの矢印に「レバー1」、
「レバー2」、「レバー3」、「レバー4」と「旋
回」、「アーム」、「ブーム」、「バケット」の表示が
なされている。このレバー・パターンでは、操作信号X
1で旋回用の流量制御弁34を操作し、操作信号X2で
アーム用の流量制御弁32を操作し、操作信号X3でブ
ーム用の流量制御弁31を操作し、操作信号X4でバケ
ット用の流量制御弁33を操作するものとなる。
【0046】ただし、表示方法はこの例に限らず文字だ
けで示す、或いはアクチュエータを絵で示す等種々の方
法が考えられる。
【0047】また、画面表示1の右側にはオペレータに
対してレバー・パターンの確認を促すように「確認」及
び「変更」の表示がなされ、かつ「確認」及び「変更」
のうち現在選択されているもの(図示の例では「確
認」)の背景を色表示している。オペレータはスイッチ
97a又は97bの操作で背景の色表示を移動して「確
認」「変更」のどちらかを選択し、スイッチ97cを押
すことで確定する。
【0048】表示装置9はステップ1200において、
このオペレータのスイッチ操作を入力する。
【0049】次に表示装置9の処理はステップ1300
へ移り、ステップ1200で入力したスイッチ入力情報
をコントローラ8へ送信する。コントローラ8では、前
述したようにステップ300で表示装置9からのスイッ
チ入力情報を判定する。
【0050】次に表示装置9の処理はステップ1400
へ移り、同様に先にステップ1200で入力したスイッ
チ入力情報を判定する。ここで、スイッチ入力情報が
「確認」の場合、オペレータが現在のレバー・パターン
を変更する意志が無いと判定して通常表示処理のステッ
プ1700へ処理を移す。ステップ1400においてス
イッチ入力情報が「変更」であると判定された場合、処
理はステップ1500へ移る。
【0051】図8にステップ1500の詳細フローチャ
ートを示す。まず、ステップ1501において編集開始
画面を表示する。図10に編集開始画面(画面表示2)
の例を示す。この画面では先に示した画面表示1に対
し、左右の操作レバー1a,1bの操作方向のレバー1
〜4の各位置に対応するアクチュエータ名を入力待ち状
態にし、またアクチュエータの選択表示領域を右側へ設
けている。アクチュエータの選択表示領域では、「ブー
ム」、「アーム」、「バケット」、「旋回」の表示がな
され、かつそれらのうち現在選択されているもの(図示
の例では「ブーム」)の背景を色表示している。オペレ
ータはスイッチ97a又は97bの操作で背景の色表示
を移動して所望のアクチュエータを選択し、スイッチ9
7cを押すことで確定する。
【0052】ステップ1502において、オペレータの
スイッチ97cの操作による画面表示のレバー1の位置
に対するアクチュエータの選択情報を入力する。ステッ
プ1503においてステップ1502で入力したアクチ
ュエータの選択情報に従い、画面表示のレバー1の位置
にそのアクチュエータ名を表示する。以下、ステップ1
502,1503と同様にステップ1504,150
5,1506の順にレバー2〜4に対するアクチュエー
タ情報を入力し、アクチュエータ名を表示する。そし
て、ステップ1507において、レバー2〜4に対する
アクチュエータ名の表示が完了するとアクチュエータの
選択表示領域の背景の色表示を消去して編集開始画面
(画面表示2)を終了し、ステップ1502〜1506
において入力し設定されたレバー・パターンを図11に
示す編集終了画面(画面表示3)のように表示してステ
ップ1500を終了する。
【0053】次に表示装置9では、図7のステップ16
00においてステップ1500で設定した変更後のレバ
ー・パターン情報をコントローラ8へ通信する。
【0054】コントローラ8では、前述したように、図
5のステップ400において表示装置9から変更後のレ
バー・パターン情報が通信されてくるのを待ち、その情
報を入力する。また、図6のステップ605では、図5
のステップ100でEEPROM85から読み込んだレ
バー・パターン情報、あるいはステップ400で表示装
置9から入力した変更後のレバー・パターンに従い操作
信号X1〜X4を各アクチュエータ4〜7に対応した流
量制御弁31〜34の指令値Qb,Qa,Qc,Qsへ
変換する。
【0055】例えば、図9に示した画面表示1のレバー
・パターンであれば、操作信号X1から旋回用流量制御
弁34の指令値Qsを、操作信号X2からアーム用流量
制御弁32の指令値Qaを、操作信号X3からブーム用
流量制御弁31の指令値Qbを、操作信号X4からバケ
ット用流量制御弁33の指令値Qcを求める。また、オ
ペレータがレバー・パターンを図11の画面表示3に示
すように変更した場合は、操作信号X1からアーム用流
量制御弁32の指令値Qaを、操作信号X2から旋回用
流量制御弁34の指令値Qsを、操作信号X3からブー
ム用流量制御弁31の指令値Qbを、操作信号X4から
バケット用流量制御弁33の指令値Qcを求める。この
変換は予め操作信号と流量制御弁指令値の関係をテーブ
ル化しておき、それを読み込んでも良いし、演算式を設
定しておき計算しても良い。
【0056】そして、表示装置9では、図7のステップ
1700へ移り通常表示処理を行う。この通常表示処理
では、例えば、コントローラ8で図6のステップ603
で演算し、ステップ604で表示装置9に送信したバケ
ット先端深さhを、バケットのイラスト等を用いてグラ
フィカルに表示する。
【0057】以上において、コントローラ8のEEPR
OM85は、複数の操作レバー装置1,2と複数の流量
制御弁31〜34の特定の組み合わせパターンを記憶す
る第1記憶手段を構成し、コントローラ8の図5に示す
ステップ600の機能は、第1記憶手段(EEPROM
85)に記憶された特定の組み合わせパターンに従っ
て、操作レバー装置1,2の電気信号を対応する流量制
御弁31〜34へ出力するよう演算制御を行う制御部を
構成する。また、コントローラ8の図5に示すステップ
100〜500の機能及び表示装置9は、操作レバー装
置1,2と流量制御弁31〜34の任意の組み合わせパ
ターンを編集し、これを第1記憶手段(EEPROM8
5)に前記特定の組み合わせパターンとして記憶させる
レバー・パターン設定手段を構成する。
【0058】以上のように構成した実施の形態によれば
次の効果が得られる。
【0059】(1)油圧ショベル(機械本体)に備えら
れた表示装置9を用いてレバー・パターンを設定するの
で、特別の書き込み器を用意しなくても操作レバー装置
1,2と油圧アクチュエータ4〜7を駆動する流量制御
弁31〜34の特定の組み合わせを任意の組み合わせパ
ターンに変更できる。
【0060】(2)スイッチでレバー・パターンを変更
するのではなく、表示装置9を用いて編集操作で意識的
にレバー・パターンを変更するので、安易に組み合わせ
を変更して誤操作を招くことが無い。
【0061】(3)機械本体に電源を投入した始動時に
必ず表示装置9に現状設定されているレバー・パターン
を表示するので、オペレータが頻繁に変わるような機械
でも誤操作を防ぐことができる。
【0062】(4)レバー・パターンを変更できるのは
機械本体に電源を投入した始動時であり、通常の作業に
入るとレバー・パターンを変更できない。従って、作業
中に不用意にレバー・パターンを切り換えて誤操作をし
てしまうことが防げる。
【0063】(5)機械本体に電源を投入した後、レバ
ー・パターンを確認、又は変更終了するまでの間に不用
意に操作レバーを操作しても、その間、制御装置8は通
常制御(図5のステップ600)を開始しないので、レ
バー・パターンの誤認による誤操作を防ぐことができ
る。
【0064】本発明の第2の実施の形態を図12〜図1
9により説明する。図中、図1〜図11に示した部材及
び機能と同様のものには同じ符号を付している。
【0065】図12において、この実施の形態では図1
の第1の実施の形態に対して、表示装置9Aに脱着可能
で書き換え可能かつ不揮発性のメモリ装置、例えばメモ
リカード10aと、表示装置9Aとメモリカード10a
間のデータ授受を制御するメモリインターフェイス10
が設置されている。メモリ装置10aはメモリカード以
外、ICカードあるいはFD等の記憶媒体であっても良
い。
【0066】この実施の形態は、メモリカード10aを
用いてコントローラ8Aに設定されているレバー・パタ
ーンあるいは編集したレバー・パターン情報を記憶して
おき、必要な時に呼び出して利用したり、機械本体外で
パソコン等を用いてレバー・パターンを編集し、それを
コントローラ8Aに設定するものである。そのため、ま
ず、この実施の形態においては、先に図9で示した初期
画面(画面表示1)を図13で示す初期画面(画面表示
4)に、図10で示した編集開始画面(画面表示2)を
図14で示す編集開始画面(画面表示5)に、図11で
示した編集終了画面(画面表示3)を図15で示す編集
終了画面(画面表示6)に変更し、更に図16に示すメ
モリ読み込み時のパターン確認画面(画面表示7)が追
加される。
【0067】コントローラ8AのROMメモリ83(図
3参照)に記憶されたプログラムを図17にフローチャ
ートで示し、表示装置9AのROMメモリ93(図4参
照)に記憶されたプログラムを図18及び図19にフロ
ーチャートで示し、コントローラ8A及び表示装置9A
の動作をこれらのフローチャートを用いて説明する。
【0068】図17において、まず、コントローラ8A
の電源が入れられ、プログラムがスタートすると、ステ
ップ100の処理が実行される。ステップ100ではE
EPROM85(図3参照)に記憶されているレバー・
パターン情報を読み込む。次にステップ200において
ステップl00で読み込んだレバー・パターン情報を表
示装置9Aへ送信する。ここまでは先の第1の実施の形
態と同じである。
【0069】次いでステップ310では表示装置9Aか
らのスイッチ入力情報を判定する。ここで、スイッチ入
力情報が「確認」あるいは「メモリ記憶」であった場合
(後述)は、コントローラ8AのEEPROM85に記
憶していたレバー・パターンをそのまま使う場合であ
り、処理をステップ600の通常制御へ移す。一方、ス
テップ310において、表示装置9Aからのスイッチ入
力情報が「変更」である(後述)と判断されると、処理
はステップ400へ移る。以下、第1の実施の形態と同
様にステップ400において、表示装置9Aから変更後
のレバー・パターン情報が通信されてくるのを待ち、そ
の情報を入力する。ステップ500において入力した変
更後のレバー・パターン情報をEEPROM85へ記憶
する。そして、ステップ600の通常制御に移る。ステ
ップ600は先の第1の実施の形態と同様である。
【0070】一方、図18において、表示装置9Aでは
電源が人るとプログラムがスタートし、最初にステップ
1000の処理が実行される。ステップ1000では先
にコントローラ8Aがステップ200で送信したレバー
・パターン情報を受信する。次にステップ1101にお
いて受信したレバー・パターン情報を表示処理部95を
介して表示部96に表示する。
【0071】その画面表示例が図13の画面表示4であ
る。この画面表示4では先の第1の実施の形態の画面表
示1に加え、オペレータに対してレバー・パターンの確
認を促す「確認」、「変更」の表示の下に「メモリ記
憶」が表示され、オペレータはスイッチ97a又は97
bの操作で背景の色表示を移動して「確認」「変更」あ
るいは「メモリ記憶」のどれかを選択し、スイッチ97
cを押すことで確定する。
【0072】表示装置9Aはステップ1200におい
て、このオペレータのスイッチ操作を入力する。
【0073】次に表示装置9Aの処理はステップ130
0へ移り、ステップ1200で入力したスイッチ入力情
報をコントローラ8Aへ送信する。コントローラ8Aで
は、前述したようにステップ300で表示装置9Aから
のスイッチ入力情報を判定する。
【0074】次に表示装置9Aの処理はステップ140
1へ移り、同様に先にステップ1200で入力したスイ
ッチ入力情報を判定する。ここで、スイッチ入力情報が
「確認」の場合、オペレータが現在のレバー・パターン
を変更する意志が無いと判定して通常表示処理のステッ
プ1700へ処理を移す。スイッチ入力情報が「メモリ
記憶」であると判定された場合はステップ1800へ処
理を移す。ステップ1800では先にステップ1000
でコントローラ8Aより受信したレバー・パターンをメ
モリ装置10aへ記憶し、通常表示処理ステップ170
0へ処理を移す。一方、ステップ1401においてスイ
ッチ入力情報が「変更」であると判定された場合、処理
はステップ1510へ移る。
【0075】図19にステップ1510の詳細フローチ
ャートを示す。まず、ステップ1501において編集開
始画面を表示する。図14に編集開始画面(画面表示
5)の例を示す。この画面では先に示した画面表示2に
対し、アクチュエータの選択表示領域の下に「メモリ読
込み」の表示が設けられ、オペレータはスイッチ97a
又は97bの操作で背景の色表示を移動して「メモリ読
込み」を選択し、スイッチ97cを押すことで確定す
る。この状態で処理はステップ1511へ移る。
【0076】ステップ1511において、オペレータの
スイッチ97cの操作により画面表示5の「メモリ読込
み」が選択された場合、処理はステップ1512へ移
る。ステップ1512ではメモリ装置10aに記憶され
ているレバー・パターンを読み込む。そしてステップ1
513において図16に示すパターン確認画面(画面表
示7)を表示する。パターン確認画面にはメモリ装置1
0aから読み込んだレバー・パターンの確認のために
「OK」、「NG」の表示がなされ、オペレータはスイ
ッチ97a又は97bの操作で背景の色表示を移動して
「OK」、「NG」のいずれかを選択し、スイッチ97
cを押すことで確定する。
【0077】次にステップ1514において、スイッチ
入力情報が「NG」であると判定されると先のステップ
1501へ戻り、最初からステップ1510の処理をや
り直す。ステップ1514において、スイッチ人力情報
が「OK」であると判定された場合はステップ1510
を終アする。
【0078】一方、ステップ1511においてスイッチ
入力情報がアクチュエータの選択であった場合は、先の
第1の実施の形態と同様にステップ1502〜1506
を実行する。そして、ステップ1515において、ステ
ップ1502〜1506において設定されたレバー・パ
ターンを図15に示す編集終了画面(画面表示6)のよ
うに表示する。この編集終了画面には編集したレバー・
パターンに対し「メモリヘ記憶」あるいは「記憶しな
い」の表示がなされ、オペレータはスイッチ97a又は
97bの操作で背景の色表示を移動して「メモリヘ記
憶」、「記憶しない」のいずれかを選択し、スイッチ9
7cを押すことで確定する。
【0079】次にステップ1516においてスイッチ入
力情報が「メモリヘ記憶」であった場合は処理をステッ
プ1517へ移し、メモリ装置10aへ編集したレバー
・パターンを記憶する。そしてステップ1500を終了
する。ステップ1516においてスイッチ入力情報が
「記憶しない」であった場合はこのままステップ150
0を終了する。
【0080】次に表示装置9Aでは、図18のステップ
1600においてステップ1510で設定した変更後の
レバー・パターン情報をコントローラ8Aへ通信する。
そして、ステップ1700へ移り、通常表示処理を行う
のは第1の実施の形態と同様である。
【0081】本実施の形態によれば、先の第1の実施の
形態の利点に加え、過去に設定したレバー・パターンに
戻したいとき、簡単な操作で行うことができる。従っ
て、複数のオベレータが一台の機械を共有する場合には
それぞれが個人のレバー・パターンを記憶したメモリ装
置10aを持ち、機械本体を使用するときにメモリ装置
10aからレバー・パターンを読み込めば簡単に所望の
レバー・パターンに変更できる。
【0082】更に、パソコンなどの外部機器にメモリ装
置10aのインターフェイスとレバー・パターン編集機
能を持たせ、このメモリ装置10aにパソコン上で編集
したレバー・パターン情報を記憶させることもできる。
この構成によれば、レバー・パターンの編集を機械本体
が他に使用されている時に予め行ってメモリ装置10a
に記憶しておくことができ、機械本体を使うときに迅速
にレバー・パターン変更を行うことができるようにな
る。
【0083】本発明の第3の実施の形態を図20及び図
21により説明する。図中、図5及び図7に示した機能
と同様のものには同じ符号を付している。この実施の形
態は第1の実施の形態に対し、初期画面(画面表示1)
において「変更」または「確認」の選択を行う煩わしさ
を解消したものである。
【0084】本実施の形態のハードウェア構成は先の第
1の実施の形態で示した図1と同様である。便宜上、コ
ントローラ及び表示装置には図1と同じ符号を用いる。
【0085】コントローラ8のROMメモリ83(図3
参照)に記憶されたプログラムを図20にフローチャー
トで示し、表示装置9のROMメモリ93(図4参照)
に記憶されたプログラムを図21にフローチャートで示
し、コントローラ8及び表示装置9の動作をこれらのフ
ローチャートを用いて説明する。
【0086】図20において、まず、コントローラ8の
電源が入れられ、プログラムがスタートすると、ステッ
プ100の処理が実行される。ステップ100ではEE
PROM85(図3参照)に記憶されているレバー・パ
ターン情報を読み込む。次にステップ200においてス
テップ100で読み込んだレバー・パターン情報を表示
装置9へ送信する。ここまでは第1の実施の形態と同じ
である。
【0087】次いでステップ311では表示装置9から
のスイッチ入力情報を判定する。ここで、スイッチ入力
情報が「無し」あるいは「確認」であった場合(後
述)、処理は通常制御600へ移る。「変更」であった
場合(後述)は処理400,500を実行後、処理60
0へ移る。この部分は第1の実施の形態と同様である。
一方、図21において、表示装置9では電源が入るとプ
ログラムがスタートし、最初にステップ1000の処理
が実行される。ステップ1000では先にコントローラ
8がステップ200で送信したレバー・パターン情報を
受信する。次にステップ1100において受信したレバ
ー・パターン情報を表示処理部95を介して表示部96
に表示する。その画面表示例は図9の画面表示1であ
り、ここまでの処理は第1の実施の形態と同様である。
【0088】次に、ステップ1210において、このオ
ペレータのスイッチ操作を入力する。ここでスイッチ入
力情報が無い場合、処理はステップ1220へ移り、規
定時間(例えば5秒間)終了したかを判定する。まだ終
了していない場合、処理はステップ1210,1220
を循環し、ステップ1220で規定時間終了したと判定
された場合、処理はステップ1230へ移り、図9の画
面表示1において選択用の「確認」の背景を色表示を消
去してEEPROM85(図3参照)から読み込んだレ
バー・パターンの表示を確定し、更にステップ1240
におてコントローラ8に対し、スイッチ入力情報「無
し」を通信する。そして、通常表示処理1700へ処理
を移す。先のステップ1210で「確認」または「変
更」のスイッチ入力情報があった場合、第1の実施の形
態と同様にステップ1300〜1600が実行された
後、処理は通常表示処理1700へ移る。
【0089】以上の第3の実施の形態によれば、先の第
1の実施の形態の効果に加え、初期画面(画面表示1)
において「変更」または「確認」の選択を行う煩わしさ
を解消することができる。また、本発明の操作に不貫れ
なオペレータが使用しようとしたときでも、予め設定さ
れていたレバー・パターンをそのまま使用することがで
き、不用意な操作ミスを防ぐことができる。
【0090】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0091】(1)操作レバー装置と流量制御弁の任意
の組み合わせパターンを編集し、第1記憶手段に記憶さ
せるレバー・パターン設定手段を設けたので、特別の書
き込み器を用意しなくても操作レバー装置と流量制御弁
との組み合わせパターンを任意の組み合わせパターンに
変更できる。
【0092】(2)レバー・パターン設定手段による編
集操作で意識的に操作レバー装置と流量制御弁の組み合
わせパターン変更するので、安易に組み合わせパターン
を変更して誤操作を招くことを防止できる。
【0093】(3)建設機械に電源を投入した始動時に
必ず表示装置の表示部に現在設定されている組み合わせ
パターンが表示されるので、オペレータが頻繁に変わる
ような建設機械でも誤操作を防ぐことができる。
【0094】(4)操作レバー装置と流量制御弁の組み
合わせパターンを変更できるのは建設機械に電源を投入
した始動時だけなので、作業中に不用意に操作レバー装
置と流量制御弁の組み合わせパターンを切り換えて誤操
作をしてしまうことが防げる。
【0095】(5)建設機械に電源を投入した始動の後
予め定めた時間が経過しても組み合わせパターンの変更
の指示がないときは、第1記憶手段に記憶されている特
定の組み合わせパターンを保持するので、自動的に今ま
での特定の組み合わせパターンを選択でき、操作の煩わ
しさを解消できる。また、本発明の操作に不貫れなオペ
レータが使用しようとしたときでも、既に記憶されてい
る特定の組み合わせパターンをそのまま使用することが
でき、不用意な操作ミスを防ぐことができる。
【0096】(6)電源投入した後、特定の組み合わせ
パターンが確定するまでの間は、流量制御弁を作動不能
状態にするので、その間に不用意に操作レバー装置を操
作しても、流量制御弁は作動しないため、組み合わせパ
ターンの誤認による誤操作を防ぐことができる。
【0097】(7)メモリカードなどの第2記憶手段を
設けるので、過去に設定した操作レバー装置と流量制御
弁の組み合わせパターンに戻したいとき、簡単な操作で
行うことができる。従って、複数のオベレータが一台の
機械を共有する場合にはそれぞれが個人の組み合わせパ
ターンを記憶した第2記憶手段を持ち、機械本体を使用
するときに第2記憶手段から組み合わせパターンを読み
込めば、簡単に所望の組み合わせパターンに変更でき
る。
【0098】(8)また、外部の処理装置に操作レバー
装置と流量制御弁の組み合わせパターンの編集機能を持
たせれば、建設機械の使用中に外部の処理装置で操作レ
バー装置と流量制御弁の組み合わせパターンの編集をし
第2記憶手段に記憶させておくことで、建設機械を使う
ときに迅速に組み合わせパターンを変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる建設機械の
操作系制御装置を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態が適用される油圧シ
ョベルの外観を示す図である。
【図3】図1に示すコントローラの構成の詳細を示す図
である。
【図4】図1に示す表示装置の構成の詳細を示す図であ
る。
【図5】図1に示すコントローラ中のROMメモリに記
憶されているプログラムのフローチャートである。
【図6】図5に示したフローチャート中のステップ60
0の通常制御の詳細フローチャートである。
【図7】図1に示す表示装置中のROMメモリに記憶さ
れているプログラムのフローチャートである。
【図8】図7に示したフローチャート中のステップ15
00のレバー・パターン編集処理の詳細フローチャート
である。
【図9】第1の実施の形態における表示装置に表示され
る初期画面を示す図である。
【図10】第1の実施の形態における表示装置に表示さ
れる編集開始画面を示す図である。
【図11】第1の実施の形態における表示装置に表示さ
れる編集終了画面を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係わる建設機械
の操作系制御装置を示す図である。
【図13】第2の実施の形態における表示装置に表示さ
れる初期画面を示す図である。
【図14】第2の実施の形態における表示装置に表示さ
れる編集開始画面を示す図である。
【図15】第2の実施の形態における表示装置に表示さ
れる編集終了画面を示す図である。
【図16】第2の実施の形態における表示装置に表示さ
れるパターン確認画面を示す図である。
【図17】図12に示すコントローラ中のROMメモリ
に記憶されているプログラムのフローチャートである。
【図18】図12に示す表示装置中のROMメモリに記
憶されているプログラムのフローチャートである。
【図19】図18に示したフローチャート中のステップ
1510のレバー・パターン編集処理の詳細フローチャ
ートである。
【図20】本発明の第3の実施の形態におけるコントロ
ーラ中のROMメモリに記憶されているプログラムのフ
ローチャートである。
【図21】本発明の第3の実施の形態における表示装置
中のROMメモリに記憶されているプログラムのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1,2 操作レバー装置 1a,2a 操作レバー 1b,1c,2b,2c ポテンショメータ 3 油圧ポンプ 4 油圧アクチュエータ(ブームシリンダ) 5 油圧アクチュエータ(アームシリンダ) 6 油圧アクチュエータ(バケットシリンダ) 7 油圧アクチュエータ(旋回モータ) 8 コントローラ 80 マルチプレクサ 81 AD変換器 82,92 CPU 83,93 ROMメモリ 84,94 RAMメモリ 85 不揮発性メモリ(EEPROM)(第1記憶手
段) 86,90 通信インターフェイス 87 電磁比例弁インターフェイス 88 ドライバ 20〜22 角度センサ 31〜34 流量制御弁 31a〜34b 電磁比例弁 9 表示装置 91 デジタルインターフェイス 95 表示処理部 96 表示部 97a,97b,97c スイッチ 10 メモリ・インターフェイス 10a メモリ装置(メモリカード)(第2記憶手段) 102 走行体 103 旋回体 104 運転室 105 作業装置 108 ブーム 109 アーム 110 バケット X1,X2,X3,X4 操作信号 Qb,Qa,Qc,Qs 流量制御弁指令値 Ib1,Ib2〜Is1,Is2 電磁比例弁電流指令
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤島 一雄 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 小倉 弘 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 冨田 ▲禎▼久 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 AA01 AB02 AB03 AB04 AC06 BA01 CA02 DA04 EA02 3H089 AA60 AA71 BB15 CC01 CC08 CC11 DA03 DB43 EE36 GG02 JJ01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作量に応じた電気信号を出力する複数の
    操作レバー装置と、これら操作レバー装置の電気信号に
    応じて開度が制御される複数の流量制御弁と、これら流
    量制御弁の開度に応じて調整された油圧流量で駆動制御
    される複数の油圧アクチュエータとを有する建設機械の
    操作系制御装置であって、前記複数の操作レバー装置と
    複数の流量制御弁の特定の組み合わせパターンを記憶す
    る第1記憶手段と、この第1記憶手段に記憶された特定
    の組み合わせパターンに従って、前記操作レバー装置の
    電気信号を対応する流量制御弁へ出力するよう演算制御
    を行う制御部とを備えた建設機械の操作系制御装置にお
    いて、 前記操作レバー装置と流量制御弁の任意の組み合わせパ
    ターンを編集し、これを前記第1記憶手段に前記特定の
    組み合わせパターンとして記憶させるレバー・パターン
    設定手段を備えることを特徴とする建設機械の操作系制
    御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記レバー・パターン設定手段は運転室に備
    えられる表示装置を有し、この表示装置は、表示部及び
    入力手段と、前記表示部に編集用の画面を表示し、前記
    入力手段の操作により前記操作レバー装置と流量制御弁
    の任意の組み合わせパターンを編集する手段とを有する
    ことを特徴とする建設機械の操作系制御装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記表示装置は、建設機械の電源系統または
    動力系統を作動可能とした時点で前記表示部に今まで前
    記第1記憶手段に記憶されていた操作レバー装置と流量
    制御弁の特定の組み合わせパターンを表示する手段と、
    前記入力手段の操作で操作レバー装置と流量制御弁の組
    み合わせパターンの変更が指示されると、前記表示部を
    前記編集用の画面表示に切り換える手段とを有すること
    を特徴とすることを特徴とする建設機械の操作系制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記表示装置は、前記編集用の画面表示で前
    記任意の組み合わせパターンの編集が完了すると、その
    編集した任意の組み合わせパターンを前記第1記憶手段
    に前記特定の組み合わせパターンとして記憶させ、かつ
    前記編集用の画面表示を終了する手段を更に有すること
    を特徴とすることを特徴とする建設機械の操作系制御装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記表示装置は、前記建設機械の電源系統ま
    たは動力系統を作動可能とした時点の後予め定めた時間
    が経過しても前記操作手段により操作レバー装置と流量
    制御弁の組み合わせパターンの変更の指示がないとき
    は、前記第1記憶手段に記憶され前記表示部に表示され
    た操作レバー装置と流量制御弁の特定の組み合わせパタ
    ーンを確定する手段を更に有することを特徴とすること
    を特徴とする建設機械の操作系制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載の建設機械の操作系制
    御装置において、前記レバー・パターン設定手段は、建
    設機械の電源系統または動力系統を作動可能とした時点
    から前記特定の組み合わせパターンが確定するまでの
    間、前記流量制御弁を作動不能状態にすることを特徴と
    する建設機械の操作系制御装置。
  7. 【請求項7】請求項2記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記レバー・パターン設定手段は、前記表示
    装置に脱着可能なメモリカードなどの第2記憶手段を更
    に備え、前記表示装置は、前記入力手段の操作によりこ
    の第2記憶手段に前記編集した任意の組み合わせパター
    ンを記憶させる手段とを更に有することを特徴とする建
    設機械の操作系制御装置。
  8. 【請求項8】請求項2記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記レバー・パターン設定手段は、前記表示
    装置に脱着可能なメモリカードなどの第2記憶手段を更
    に備え、前記表示装置は、前記入力手段の操作により前
    記第2記憶手段に記憶した操作レバー装置と流量制御弁
    の組み合わせパターンを前記表示部に表示する手段と、
    前記表示部に前記第2記憶手段に記憶した組み合わせパ
    ターンが表示されたとき、その組み合わせパターンを前
    記第1記憶手段に前記特定の組み合わせパターンとして
    記憶させる手段とを更に有することを特徴とする建設機
    械の操作系制御装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の建設機械の操作系制御装置
    において、前記第2記憶手段は、外部の処理装置によっ
    て前記操作レバー装置と流量制御弁の任意の組み合わせ
    パターンを編集し記憶したものであることを特徴とする
    建設機械の操作系制御装置。
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