JP2020114764A - ケーブル保持装置 - Google Patents

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廣澤 清
Kiyoshi Hirosawa
清 廣澤
栄二 曽根
Eiji Sone
栄二 曽根
芳朗 大槻
Yoshiro Otsuki
芳朗 大槻
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Abstract

【課題】巻かれた状態のケーブルを安定的に保持して、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業をより安全に実施することを可能にするケーブル保持装置を提供すること。【解決手段】本発明は、ベース部と、前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、前記芯部材の一端側において前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、前記芯部材の他端側において前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、を備え、前記芯部材は、少なくとも部分的に、当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっていることを特徴とするケーブル保持装置である。【選択図】図5

Description

本発明は、巻かれた状態のケーブルを安定的に保持して、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業をより安全に実施することを可能にするケーブル保持装置に関する。
従来より、巻かれた状態のケーブルを保持するリール構造が知られている。従来のリール構造は、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材を備えている。
そして、当該芯部材の一端側において、当該芯部材よりも当該芯部材によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材が設けられている。従来の一側跳ね出し防止部材は、典型的には、鍔状の部材によって構成される。
同様に、前記芯部材の他端側においても、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材が設けられている。従来の他側跳ね出し防止部材も、典型的には、鍔状の部材によって構成される。
従来のリール構造において、芯部材、一側跳ね出し防止部材及び他側跳ね出し防止部材は、概ね「ボビン」のような形態を構成し、それらが支柱部を介してベース部に支持されている。
従来のリール構造については、例えば特許文献1に詳細が開示されている。その他、長さが非常に長いケーブルは、ケーブルドラムに巻かれた状態で出荷され、ケーブルジャッキを使用してケーブルの引き出しが行われることもある。
特開2015−218060号公報
従来のリール構造は、巻かれた状態のケーブルを組み込んだ状態で組み付けられて出荷されることが想定されている。
一方、例えば携帯電話の基地局で用いられる約50mの長さの通信ケーブル(例えば株式会社フジクラ・ダイヤケーブル製の「WF−H50−7S」:外径28mm、概算重量500kg/km)等は、巻かれた状態で段ボール等の箱に入れられて流通している。
そのような態様で搬送されてくるケーブルを、各種の現場において安全かつ効率良く引き出すためのケーブル保持装置が所望されている。(ケーブル保持装置を使用しないでケーブルの引き出しを行うと、引き出されたケーブルが捩れてしまって、その捩れを直すのに手間がかかるという問題がある。)
しかしながら、現在入手できる従来のリール構造は、別途に搬送されてくる巻かれた状態のケーブルを現場においてセットすることが容易でない。
具体的には、ケーブルを芯部材に到達させるために、典型的には鍔状である一側跳ね出し防止部材または他側跳ね出し防止部材を乗り越えさせる必要があるが、この作業は非常に面倒である(ケーブルの巻き状態を緩める必要がある)。
また、ケーブルを芯部材に到達させたとしても、当該ケーブルと芯部材との間の径方向のギャップが存在することによって、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下するおそれがある。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、巻かれた状態のケーブルを安定的に保持して、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業をより安全に実施することを可能にするケーブル保持装置を提供することである。
本発明は、ベース部と、前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、を備え、前記芯部材は、少なくとも部分的に、当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっていることを特徴とするケーブル保持装置である。
本発明によれば、芯部材が少なくとも部分的に当該芯部材によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能であることにより、巻かれた状態のケーブルの内周と前記芯部材との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することができ、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを抑制することができる。
例えば、前記芯部材は、互いに平行な複数の支持棒を有している。この場合には、前記複数の支持棒の少なくとも一部が、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっていることが好ましい。
巻かれた状態のケーブルの内周と前記複数の支持棒の少なくとも一部との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することは、比較的容易である。
更に具体的には、例えば、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な伸縮機構が設けられていて、前記複数の支持棒の少なくとも一部の各々の基端部が、前記伸縮機構の対応する位置に取り付けられていることが好ましい。
この場合、伸縮機構を動作させることによって、前記複数の支持棒の少なくとも一部の各々を同時に(一括に)移動させることができるため、巻かれた状態のケーブルの内周と前記複数の支持棒の少なくとも一部との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することが、更に容易である。
前記伸縮機構は、例えばパンタグラフ機構(平行リンク機構の一種)を含むように構成され得る。
また、本件発明者による各種の実験結果によれば、一側跳ね出し防止部材が鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように前記支柱部に固定され、前記複数の支持棒が前記一端側から前記他端側に向かって水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜している場合において、ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを更に効果的に抑制することができる。
また、前記支柱部は、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱を有しており、前記他側跳ね出し防止部材は、片持ち梁状に前記支柱部に支持されていることが好ましい。この場合、支柱部の構造が簡素化されるため、装置の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
更に、この場合、前記一対の傾斜支柱の各々は、前記ベース部材に対して回動可能であり、前記一対の傾斜支柱の上方端同士は、互いから取り外し可能であり、前記一対の傾斜支柱の一方は、前記一対の傾斜支柱の他方に対して前後に移動可能であることが好ましい。この場合、一対の傾斜支柱の相互に対する前後移動とベース部材に対する回動とを利用して、一対の傾斜支柱をコンパクトに収納する(畳む)ことができる。
少なくとも本願出願の時点においては、当該特徴に基づく以下の発明についても、本願による保護対象である。すなわち、本発明は、ベース部と、前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、を備え、前記一側跳ね出し防止部材は、鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように前記支柱部に固定されており、前記芯部材は、前記一端側から前記他端側に向かって、水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜しており、前記支柱部は、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱を有しており、前記他側跳ね出し防止部材は、片持ち梁状に前記支柱部に支持されていることを特徴とするケーブル保持装置である。
また、前記他側跳ね出し防止部材は、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な第2伸縮機構を有していることが好ましい。
この場合、第2伸縮機構を縮退させることによって、ケーブルが当該第2伸縮機構を乗り越えて芯部材に到達することが容易である。また、ケーブルが芯部材に到達した後は、第2伸縮機構を伸長させておくことによって、ケーブルの他側への跳ね出しを有効に防止することができる。
少なくとも本願出願の時点においては、当該特徴に基づく以下の発明についても、本願による保護対象である。すなわち、本発明は、ベース部と、前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、を備え、前記他側跳ね出し防止部材は、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な第2伸縮機構を有していることを特徴とするケーブル保持装置である。
本発明の第1の特徴によれば、芯部材が少なくとも部分的に当該芯部材によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能であることにより、巻かれた状態のケーブルの内周と前記芯部材との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することができ、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを抑制することができる。
本発明の第2の特徴によれば、一側跳ね出し防止部材が鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように前記支柱部に固定され、前記複数の支持棒が前記一端側から前記他端側に向かって水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜していることにより、ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを更に効果的に抑制することができる。更に、前記支柱部が上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱を有しており、前記他側跳ね出し防止部材が片持ち梁状に前記支柱部に支持されていることにより、支柱部の構造が簡素化され、装置の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、第2伸縮機構を縮退させることによって、ケーブルが当該第2伸縮機構を乗り越えて芯部材に到達することが容易であり、また、ケーブルが芯部材に到達した後は、第2伸縮機構を伸長させておくことによって、ケーブルの他側への跳ね出しを有効に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るケーブル保持装置の概略正面図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置の概略右側面図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置の概略背面図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置の概略平面図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置のパンタグラフ機構の伸縮動作を説明するための図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置の第2伸縮機構の伸縮動作を説明するための図である。 本実施形態に係るケーブル保持装置の支柱部の収納状態を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るケーブル保持装置100の概略正面図であり、図2は、本実施形態に係るケーブル保持装置100の概略右側面図であり、図3は、本実施形態に係るケーブル保持装置100の概略背面図であり、図4は、本実施形態に係るケーブル保持装置100の概略平面図である。また、図5は、本実施形態に係るケーブル保持装置100のパンタグラフ機構40の伸縮動作を説明するための図であり、図5(a)は、パンタグラフ機構40が縮退した状態を示しており、図5(b)は、パンタグラフ機構40が伸長した状態を示している。
図1乃至図4に示されるように、本実施形態に係るケーブル保持装置100は、地面上に載置されるベース部10と、ベース部10から上方に立ち上がる支柱部20と、支柱部20の上方部に支持された芯部材30と、を備えている。
本実施形態のベース部10は、特に図2及び図4を参照して、横方向に延びる前後一対の断面L字部材11、12(例えば、長さ148cm)が互いに向かい合うように配置され、当該断面L字部材11、12の左右両端部が縦方向に延びる左右一対の円筒部材13、14(例えば、長さ49cm)によって連結されて、構成されている。
また、本実施形態の支柱部20は、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱21、22(例えば、長さ120cm)を有している。一方の傾斜支柱21の下端部は、一方の円筒部材13の後端部に回動可能に連結されており、傾斜支柱21は、断面L字部材11、12に固定された円筒部材13に対して回動可能となっている。同様に、他方の傾斜支柱22の下端部は、他方の円筒部材14の後端部に回動可能に連結されており、傾斜支柱22は、断面L字部材11、12に固定された円筒部材14に対して回動可能となっている。
更に、本実施形態の支柱部20は、一方の傾斜支柱21の下端部から約3分の1の高さの部位と一方の円筒部材13の前端部側の部位とを連結する補助支柱23を有している。当該補助支柱23も、傾斜支柱21と共に、断面L字部材11、12に固定された円筒部材13に対して回動可能となっている。同様に、本実施形態の支柱部20は、他方の傾斜支柱22の下端部から約3分の1の高さの部位と他方の円筒部材14の前端部側の部位とを連結する補助支柱24を有している。当該補助支柱24も、傾斜支柱22と共に、断面L字部材11、12に固定された円筒部材14に対して回動可能となっている。
また、詳細は図7を参照して後述されるが、他方の傾斜支柱22の上端部は、一方の傾斜支柱21の上端部に固定された中央軸固定部材21tに対して、取り付け及び取り外し可能となっている(図7を参照して後述される)。中央軸固定部材21tには、水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに延びる中央軸芯29(例えば、直径2cm、長さ34cm)が固定されている。
また、本実施形態の芯部材30は、互いに平行な前方円板31及び後方円板32と、当該前方円板31及び後方円板32の周縁部同士を連結する4本の周縁軸34〜37(例えば、各々直径1.7cm、長さ26cm)と、を有している。4本の周縁軸34〜37は、周方向に60°、120°、240°、300°の各角度位置において設けられている(図5参照)。また、前方円板31及び後方円板32の各中心部は、中央軸28によって貫かれて支持されるようになっている(中央軸28に対する回動は可能であってもよい)。また、中央軸28は中空であって、中央軸芯29(図7参照)を収容することで当該中央軸芯29に連結されるようになっている。
本実施形態の前方円板31及び後方円板32は、共に直径40cmの円板であり、中央軸28及び中央軸芯29によって貫かれることで、鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜した状態で支柱部20に支持される。この時、周縁軸34〜37は、中央軸28及び中央軸芯29と平行であって、すなわち、後方側(一端側)から前方側(他端側)に向かって水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜している。
更に、本実施形態の芯部材30は、図5に示すように、支持対象の巻かれた状態のケーブル(図5に二点鎖線で示されている)の径方向に伸縮可能なパンタグラフ機構40(伸縮機構の一例)を有している。図5(a)は、パンタグラフ機構40が縮退した状態を示しており、取り扱い可能な巻かれたケーブルの最小内径(例えば50cm)に対応し(周縁軸34〜37がケーブルを支持する)、図5(b)は、パンタグラフ機構40が伸長した状態を示しており、取り扱い可能な巻かれたケーブルの最大内径(例えば60cm)に対応する(後述するケーブル支持棒51〜54がケーブルを支持する)。
パンタグラフ機構40は、芯部材30が中央軸28に組み付けられた状態で当該中央軸28回りに回動する一対の中央リンクバー41、42と、各中央リンクバー41、42の左端部にそれぞれ回動可能に接続された一対の左リンクバー43、44と、各中央リンクバー41、42の右端部にそれぞれ回動可能に接続された一対の右リンクバー45、46と、を有している。
一対の左リンクバー43、44同士は、共通の回動ピン47回りに互いに回動可能であるように連結されている。同様に、一対の右リンクバー45、46同士は、共通の回動ピン48回りに互いに回動可能であるように連結されている。本実施形態では、中央軸28と回動ピン47と回動ピン48とが、水平方向に整列するように配置されている。
更に、回動ピン47及び回動ピン48は、それぞれ、後方円板32に設けられた水平方向の摺動溝32a、32b内を摺動可能となっている一方、当該摺動溝32a、32b内の所望の位置においてナット47n、48n(図3参照)を締め付けること等によって固定可能となっている。
これにより、パンタグラフ機構40は、ナット47n、48nを緩めることで、図5(a)の縮退状態から図5(b)の伸長状態までの間の任意の状態に姿勢変更可能であり、ナット47n、48nを締め付けることで、当該任意の状態を維持可能となっている。
そして、左リンクバー43、44の左端部と右リンクバー45、46の右端部とに、それぞれ、ケーブル支持棒51〜54の基端部が取り付けられている。ケーブル支持棒51〜54は、中央軸28及び周縁軸34〜37と平行に、すなわち、後方側(一側)から前方側(他側)に向かって水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように設けられている。ケーブル支持棒51〜54は、例えば、各々直径1.7cm、長さ22cmである。
以上のような構成により、芯部材30の一部である4本のケーブル支持棒51〜54が、芯部材30によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっている(図5(a)及び図5(b)参照)。そして、当該4本のケーブル支持棒51〜54が、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するようになっている(図5(b)参照)。
また、特に図3を参照して、後方円板32には、巻かれた状態のケーブルの後方側(一側)への跳ね出しを防止する跳ね出し防止部材として、略花びら状に6個のU字状の跳ね出し防止部材61〜66が固定されている。6個のU字状の跳ね出し防止部材61〜66は、芯部材30の一端側(後方側)において、芯部材30よりも当該芯部材30によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられている。6個のU字状の跳ね出し防止部材61〜66の外周縁によって形成される直径は、例えば90cmである。
また、本実施形態では、6個のU字状の跳ね出し防止部材61〜66は、後方円板32と平行に設けられており、すなわち、鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜している。また、6個のU字状の跳ね出し防止部材61〜66は、周方向に60°毎の各角度位置に設けられている(図1及び図3参照)。
また、特に図2を参照して、前方円板31には、巻かれた状態のケーブルの前方側(他側)への跳ね出しを防止する跳ね出し防止部材として、支持対象の巻かれた状態のケーブル(図1に二点鎖線で示されている)の径方向に伸縮可能な上下左右4個(周方向に90°毎)の第2伸縮機構71〜74が設けられている。図1は、第2伸縮機構71〜74が伸長した状態を示しており、図6は、第2伸縮機構71〜74が縮退した状態を示している。
図2及び図6に示すように、上下の第2伸縮機構71、73は、それぞれ、前方円板31の前面上に固定された鉛直方向に延びる摺動筒71a、73aと、当該摺動筒71a、73a内を鉛直方向に摺動移動可能な摺動棒71b、73bと、当該摺動棒71b、73b上に設けられて当該摺動棒71b、73bの摺動筒71a、73aに対する移動範囲を規定する一対のストッパ71c、73cと、を有している。
略同様に、図4に示すように、左右の第2伸縮機構72、74は、それぞれ、前方円板31の裏面上に固定された水平方向に延びる摺動筒72a、74aと、当該摺動筒72a、74a内を水平方向に摺動移動可能な摺動棒72b、74bと、当該摺動棒72b、74b上に設けられて当該摺動棒72b、73bの摺動筒72a、74aに対する移動範囲を規定する一対のストッパ72c、74cと、を有している。
各摺動筒71a〜74aの長さは、例えば15cmであり、各一対のストッパ71c〜74c間の間隔は、例えば40cmであって、これにより各第2伸縮機構71〜74において例えば24cmの移動(伸縮)ストロークが実現されている。また、各摺動棒71b〜74bは、例えば直径1.7mmの円筒棒である。
なお、本実施形態の前方円板31及び4個の第2伸縮機構71〜74は、中央軸28及び周縁軸34〜37を介して片持ち梁状に支柱部20に支持されている。
その他、図7は、本実施形態に係るケーブル保持装置100の支柱部20の収納状態を説明するための図である。図7(a)はベース部10及び支柱部20の組立状態の正面図であり、図7(b)はベース部10及び支柱部20の収納状態の正面図であり、図7(c)はベース部10及び支柱部20の収納状態の平面図である。
図7に示すように、傾斜支柱21、22の上方端同士を互いから取り外し可能に構成し、更に傾斜支柱22を傾斜支柱21に対して前後に移動可能であるように構成しておけば(本実施形態では円筒部材14が二重構造となっていて、一対の断面L字部材11、12を連結する内筒に対して、円筒部材14(の外筒)と傾斜支柱22と補助支柱24とが、一体的に前後に移動可能となっている)、傾斜支柱21、22の円筒部材13、14に対する回動を利用して、図7(a)の状態(図4の状態)から図7(b)及び図7(c)の状態へとコンパクトに収納する(畳む)ことができる。
芯部材30、U字状の跳ね出し防止部材61〜66及び第2伸縮機構71〜74は、通常は組み付けられた状態が維持されて搬送等されるが、これらについても更に分解されて搬送等されてもよい。
(使用方法)
以上のような本実施形態によるケーブル保持装置100は、例えば図7(b)及び図7(c)に示される収納状態で搬送されてきたベース部10及び支柱部20が、図7(a)に示される組立状態とされ、更に、これに芯部材30、U字状の跳ね出し防止部材61〜66及び第2伸縮機構71〜74が組み付けられて、図1乃至図4に示すような装置状態とされる。そして、図6に示すように、第2伸縮機構71〜74が縮退した状態とされる。
そして、引き出し(巻き出し)が所望される巻かれた状態のケーブルが、例えば搬送用の段ボール箱から取り出され、縮退した状態の第2伸縮機構71〜74を乗り越えて、芯部材30の上方の2本の周縁軸34、35に掛けられる(図5(a)参照)。
そして、パンタグラフ機構40の回動ピン47、48の位置が調整されることにより、引き出し(巻き出し)対象のケーブルの内径に対応するように、当該ケーブルの径方向外側にパンタグラフ機構40が伸長される(図5(b)参照)。
パンタグラフ機構40の調整が終了したら、第2伸縮機構71〜74が伸長した状態とされる。このようにセットされた状態から、ケーブルの引き出し(巻き出し)が開始される。
(効果)
以上のような本実施形態のケーブル保持装置100によれば、芯部材30の一部であるケーブル支持棒51〜54が当該芯部材30によって支持される巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能であることにより、巻かれた状態のケーブルの内周と芯部材30(ケーブル支持棒51〜54)との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することができ、当該ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを抑制することができる。
特に、本実施形態のケーブル保持装置100によれば、互いに平行な4本のケーブル支持棒51〜54がケーブルの径方向に関して位置変更可能となっているため、ケーブルの内周と当該ケーブル支持棒51〜54との間の径方向のギャップを所望量以下に調整することが比較的容易である。
更に、本実施形態のケーブル保持装置100によれば、巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な伸縮機構であるパンタグラフ機構40が設けられていて、ケーブル支持棒51〜54の基端部が当該パンタグラフ機構40の対応する位置に取り付けられているため、当該パンタグラフ機構40を動作させることによって、ケーブル支持棒51〜54の各々を同時に(一括に)移動させることができる。
なお、本件発明者による各種の実験結果によれば、跳ね出し防止部材61〜66が鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように支柱部20に固定され、ケーブル支持棒51〜54が後方側(一側)から前方側(他側)に向かって水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜していることも、ケーブルの引き出し(巻き出し)作業中に不所望の振動が生じてしまって作業の安全性が低下することを抑制する上で有効である。
また、支柱部20が、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱21、22を有しており、前方側(他側)の跳ね出し防止部材である前方円板31及び第2伸縮機構71〜74が片持ち梁状に支持されていることにより、支柱部20の構造が簡素化され、ケーブル保持装置100の軽量化及びコストダウンを図ることができる。
また、第2伸縮機構71〜74を縮退させることによって、ケーブルが当該第2伸縮機構71〜74を乗り越えて芯部材30に到達することが容易である。また、ケーブルが芯部材30に到達した後は、第2伸縮機構71〜74を伸長させておくことによって、ケーブルの前方側(他側)への跳ね出しを有効に防止することができる。
10 ベース部
11、12 断面L字部材
13、14 円筒部材
20 支柱部
21、22 傾斜支柱
21t 中央軸固定部材
23、24 補助支柱
28 中央軸
29 中央軸芯
30 芯部材
31 前方円板
32 後方円板
32a、32b 摺動溝
34〜37 周縁軸
40 パンタグラフ機構
41、42 中央リンクバー
43、44 左リンクバー
45、46 右リンクバー
47、48 回動ピン
47n、48n ナット
51〜54 ケーブル支持棒
61〜66 跳ね出し防止部材
71〜74 第2伸縮機構
71a〜74a 摺動筒
71b〜74b 摺動棒
71c〜74c ストッパ
100 ケーブル保持装置

Claims (10)

  1. ベース部と、
    前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、
    前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、
    前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、
    前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、
    を備え、
    前記芯部材は、少なくとも部分的に、当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっている
    ことを特徴とするケーブル保持装置。
  2. 前記芯部材は、互いに平行な複数の支持棒を有しており、
    前記複数の支持棒の少なくとも一部が、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に関して位置変更可能となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル保持装置。
  3. 前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な伸縮機構が設けられており、
    前記複数の支持棒の少なくとも一部の各々の基端部が、前記伸縮機構の対応する位置に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のケーブル保持装置。
  4. 前記伸縮機構は、パンタグラフ機構を含んでいる
    ことを特徴とする請求項3に記載のケーブル保持装置。
  5. 前記一側跳ね出し防止部材は、鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように前記支柱部に固定されており、
    前記複数の支持棒は、前記一端側から前記他端側に向かって、水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜している
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載のケーブル保持装置。
  6. 前記支柱部は、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱を有しており、
    前記他側跳ね出し防止部材は、片持ち梁状に前記支柱部に支持されている
    ことを特徴とする請求項5に記載のケーブル保持装置。
  7. 前記一対の傾斜支柱の各々は、前記ベース部材に対して回動可能であり、
    前記一対の傾斜支柱の上方端同士は、互いから取り外し可能であり、
    前記一対の傾斜支柱の一方は、前記一対の傾斜支柱の他方に対して前後に移動可能である
    ことを特徴とする請求項6に記載のケーブル保持装置。
  8. 前記他側跳ね出し防止部材は、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な第2伸縮機構を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のケーブル保持装置。
  9. ベース部と、
    前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、
    前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、
    前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、
    前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、
    を備え、
    前記一側跳ね出し防止部材は、鉛直方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜するように前記支柱部に固定されており、
    前記芯部材は、前記一端側から前記他端側に向かって、水平方向に対して3〜10°の範囲で上向きに傾斜しており、
    前記支柱部は、上方側で互いに接近する一対の傾斜支柱を有しており、
    前記他側跳ね出し防止部材は、片持ち梁状に前記支柱部に支持されている
    ことを特徴とするケーブル保持装置。
  10. ベース部と、
    前記ベース部から上方に立ち上がる支柱部と、
    前記支柱部の上方部に支持され、巻かれた状態のケーブルの内周を支持するように構成された芯部材と、
    前記芯部材の一端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの一側への跳ね出しを防止する一側跳ね出し防止部材と、
    前記芯部材の他端側において、前記芯部材よりも当該芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向外側に延出するように設けられ、前記巻かれた状態のケーブルの他側への跳ね出しを防止する他側跳ね出し防止部材と、
    を備え、
    前記他側跳ね出し防止部材は、前記芯部材によって支持される前記巻かれた状態のケーブルの径方向に伸縮可能な第2伸縮機構を有している
    ことを特徴とするケーブル保持装置。
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