JP2020110435A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者以外の者により現在の設定値を推測されるのを抑制しつつ、現在の設定値を示唆する演出を行う。【解決手段】パチンコ機は、第1遊技状況の到来に起因して、現在の設定値を示唆する示唆演出を行うと共に、第2遊技状況の到来に起因して、現在の設定値を示唆しない通常演出を行う。示唆演出と通常演出とでは、実質的に同一又は類似の演出音が出力される。また、第1及び第2遊技状況が相違する場合には、示唆演出及び通常演出において視覚情報が出力されるか否かや、該視覚情報の内容は、適宜定められる。一方、第1及び第2遊技状況が同一の場合には、示唆演出及び通常演出において異なる視覚情報が出力されるか、又は、これらのうちの一方で視覚情報が出力され、他方では視覚情報が出力されない。【選択図】図13

Description

本発明は、遊技機に関する。
特許文献1に記載されているように、始動口への入球に起因して抽選を行う遊技機において、抽選で大当りとなる確率を、設定スイッチの操作により段階的に設定可能とすることが知られている。さらに、特許文献1の遊技機は、大当りとなる確率の設定に応じて演出用テーブルを切り換えるようにし、演出により該設定を示唆するよう構成されている。
特開2003−199931号公報
特許文献1の遊技機によれば、遊技者は、図柄演出等の内容から遊技機の設定を推測可能となる。しかしながら、大当りの確率の設定を示唆する演出で固有の演出音が用いられた場合、その遊技機で遊技を行っている遊技者のみならず、遊技者の付近に存在する者までも、演出音に基づき遊技機の設定を推測できてしまう。これにより、実際に遊技を行っていない者が高確率の設定の遊技機を把握できる可能性がある。その結果、遊技者間の公平性が損なわれ、遊技意欲の減退を招く恐れや、パチンコ店が不利益を被る恐れがある。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、遊技者以外の者により現在の設定値を推測されるのを抑制しつつ、現在の設定値を示唆する演出を行うことを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に記載された遊技機は、遊技者の有利さの度合いを定めるための複数の設定値が設けられており、外部からの指示により設定値のうちのいずれかを現在の設定値として選択可能であると共に、演出音及び/又は視覚情報を出力することで演出を行う。遊技機は、予め定められた遊技の進行状況である第1遊技状況が到来したことに起因して、現在の設定値を示唆する演出である示唆演出を行う示唆演出手段と、予め定められた遊技の進行状況である第2遊技状況が到来したことに起因して、現在の設定値を示唆しない演出である通常演出を行う通常演出手段と、を備える。そして、示唆演出と通常演出とでは、実質的に同一又は類似の演出音が出力される。
上記構成によれば、示唆演出により現在の設定値が示唆されると共に、示唆演出と、現在の設定値を示唆しない通常演出とにおいて、実質的に同一又は類似の演出音が出力される。このため、演出音に基づき示唆演出と通常演出とを区別するのが困難又は不可能になり、遊技状況や、示唆演出や通常演出で出力される視覚情報を把握していない者が、示唆演出の出現を把握することが困難又は不可能になる。したがって、遊技者以外の者により現在の設定値を推測されるのを抑制しつつ、現在の設定値を示唆する演出を行うことができる。
なお、請求項2に記載されているように、第1遊技状況と第2遊技状況とは、異なる遊技の状況であっても良い。
上記構成によれば、示唆演出や通常演出が出現した際、遊技状況を把握している遊技者であれば、これらの演出で出力される視覚情報や演出音に頼ることなく、その時の遊技状
況に基づき、出現した演出が示唆演出と通常演出とのうちのどちらであるかを区別できる。このため、示唆演出と通常演出とにおいて実質的に同一又は類似の演出音が出力されるにも関わらず、示唆演出により現在の設定値を好適に示唆することができる。
また、示唆演出と通常演出とにおいて、同じ態様で視覚情報が出力されるか、又は、視覚情報が出力されなくても良い。
上記構成によれば、視覚情報に基づき示唆演出と通常演出とを区別できなくなる。このため、遊技状況を把握していないと、示唆演出の出現を把握することが困難又は不可能になる。したがって、より一層、遊技者以外の者により現在の設定値を推測されるのを抑制できる。
また、示唆演出と通常演出とにおいて、異なる態様で視覚情報が出力されるか、又は、示唆演出と通常演出とのうちの一方で視覚情報が出力され、他方では該覚情報が出力されなくても良い。
上記構成によれば、視覚情報に基づき示唆演出と通常演出とを区別できる。このため、示唆演出と通常演出とにおいて実質的に同一又は類似の演出音が出力されるにも関わらず、示唆演出により現在の設定値を好適に示唆することができる。
また、請求項3に記載されているように、第1遊技状況と第2遊技状況とは、同一の遊技の状況であり、示唆演出と通常演出とにおいて、異なる態様で視覚情報が出力されるか、又は、示唆演出と通常演出とのうちの一方で視覚情報が出力され、他方では視覚情報が出力されなくても良い。
上記構成によれば、視覚情報に基づき示唆演出と通常演出とを区別できる。このため、同一の遊技の状況が到来した際に示唆演出と通常演出とが行われ、且つ、示唆演出と通常演出とにおいて実質的に同一又は類似の演出音が出力されるにも関わらず、示唆演出により現在の設定値を好適に示唆することができる。
パチンコ機の遊技盤の正面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 第1及び第2特図の各大当り図柄で大当りとなった際の総ラウンド数及び遊技状態を示す表である。 メインルーチンについてのフローチャートである。 始動入賞処理についてのフローチャートである。 当否判定処理についてのフローチャートである。 特別図柄確定処理についてのフローチャートである。 特別遊技処理についてのフローチャートである。 特別遊技処理についてのフローチャートである。 特別遊技処理についてのフローチャートである。 特別遊技処理についてのフローチャートである。 特別遊技処理についてのフローチャートである。 類似する示唆演出音及び通常演出音の一例を示す表、及び、対応する示唆演出及び通常演出についての、第1及び第2遊技状況並びに視覚情報等を示す表である。 示唆演出処理1についてのフローチャートである。 各設定値に対応する第1抽選の当選確率の一例を示す表、及び、示唆視覚情報の各パターンの選択確率の一例を示す表である。 通常演出処理1についてのフローチャートである。 示唆演出処理2についてのフローチャートである。 各設定値に対応する第1抽選の当選確率の一例を示す表、及び、演出画面の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
(1)全体の構成について
図1は、本実施形態におけるパチンコ機の遊技盤1の正面図である。なお、このパチンコ機の全体的な構成は公知技術に沿っているので図示及び説明は割愛する。遊技盤1には公知のガイドレール2a、2bによって囲まれた略円形の遊技領域3が設けられ、図示しない多数の遊技釘が植設されている。遊技領域3の略中央には、窓部を有する液晶枠飾り5が設けられており、演出図柄表示装置6(図2参照)のLCD画面(以後、演出画面とも記載)が遊技者から視認可能に構成され、図示しない公知のワープ入口、ワープ通路、ステージ等も設けられている。
液晶枠飾り5の下には、第1始動口11と、可変入賞装置である普通電動役物で構成された第2始動口12とが配置される。第2始動口12は、第1始動口11の右方に位置する。なお、本実施形態では、第2始動口12は、閉鎖時には遊技球が入球できない構成となっているが、閉鎖時にも稀に入球可能となっていても良い。また、第2始動口12の下方には、可変入賞装置である大入賞口14が配置される。また、液晶枠飾り5の右方には、普通図柄作動ゲート17が配置される。
また、第1始動口11の左方には、4個の一般入賞口31〜34が配置されている。なお、これらの一般入賞口31〜34は、入球率が変化しない普通入賞口である。
遊技領域3の右下部には、複数個のLEDを含む普通図柄表示装置7と、普通図柄保留数表示装置8と、第1特別図柄保留数表示装置18と、第2特別図柄保留数表示装置19と、7セグメント表示装置を含む第1特別図柄表示装置9及び第2特別図柄表示装置10とが配置されている。以後、特別図柄のことを単に特図とも記載する。
上記のように遊技盤1を構成することによって、普通図柄作動ゲート17に遊技球が入球(普通図柄作動スイッチ17a(図2参照)が遊技球を検出)すると、普通図柄による当否判定(以後、普通図柄抽選)が行なわれると共に、普通図柄表示装置7で普通図柄の変動表示が開始される。そして、所定時間後に普通図柄表示装置7に確定表示した普通図柄により、普通図柄抽選の結果が示される。そして、普通図柄抽選に当選すると、所定期間にわたって第2始動口12である普通電動役物を開放する普図遊技が行われる。
第1始動口11に遊技球が入球(第1始動口スイッチ11a(図2参照)が遊技球を検出)すると、第1特別図柄表示装置9において第1特別図柄が変動を開始し、所定時間後に停止する。また、第2始動口12である普通電動役物に遊技球が入球(第2始動口スイッチ12a(図2参照)が遊技球を検出)すると、第2特別図柄表示装置10において第2特別図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止する。
第1特別図柄及び第2特別図柄の変動中は、演出図柄表示装置6において、各々の特別図柄の変動に連動した演出図柄の変動表示(換言すれば、図柄演出)が行われる。これにより、遊技者は、遊技領域3の中央に配置された演出図柄表示装置6上の演出図柄によって大当り抽選の結果を認識することになる。また、第1特別図柄の変動よりも、第2特別図柄の変動(換言すれば、第2特別図柄の当否判定)を優先して実施する。具体的には、第1特別図柄の保留記憶がある場合、第2特別図柄の変動が停止し且つ第2特別図柄保留記憶が無い状態となった時に、第1特別図柄保留記憶分の変動を開始する。第1特別図柄及び第2特別図柄が大当り表示態様となると、大当り遊技(換言すれば、特別遊技)が行
われ、所定数のラウンドにわたって大入賞口14が開放される。
(2)電気的構成について
次に、図2を用いて、本実施形態におけるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図を説明する。図2では、電源の供給系統に関する記載は行わないが、電源が必要な制御装置若しくはアクチュエータ類には、電源装置(図示せず)から直接的又は間接的に供給される構成となっている。
主制御装置80の入力端には、遊技盤中継端子板74を介して、第1始動口11に入球した遊技球を検出する第1始動口スイッチ11aと、第2始動口12である普通電動役物に入球した遊技球を検出する第2始動口スイッチ12aと、普通図柄作動ゲート17に入球した遊技球を検出する普通図柄作動スイッチ17aと、大入賞口14に入球した遊技球を検出するカウントスイッチ14aと、一般入賞口31〜34に入球した遊技球を検出する一般入賞口スイッチ31aと、が接続されている。
また、主制御装置80には、裏配線中継端子板75を介してガラス枠が開放していることを検出するガラス枠開放スイッチ35と、内枠が開放していることを検出する内枠開放スイッチ36と、が接続されている。なお、主制御装置80の入力端に接続された各種入賞検出スイッチ(第1始動口スイッチ11a、第2始動口スイッチ12a、普通図柄作動スイッチ17a、カウントスイッチ14a、一般入賞口スイッチ31a)は、電波(電磁波)ゴトに有効(遊技球検出状態時のみ電波の影響を受ける)なスイッチであるノーマルクローズタイプ(NCタイプ)の近接スイッチ(遊技球通過孔を備えた形状)を用いている。
主制御装置80の出力端には、遊技盤中継端子板74を介して、大入賞口14の扉部材を駆動する大入賞口ソレノイド14bと、第2始動口12となる普通電動役物の扉部材を駆動する普通電役ソレノイド12bとが接続されており、図柄表示装置中継端子板95を介して、第1特別図柄を表示する第1特図表示装置9と、第1特別図柄の保留記憶数を表示する第1特図保留数表示装置18と、第2特別図柄を表示する第2特図表示装置10と、第2特別図柄の保留記憶数を表示する第2特図保留数表示装置19と、普通図柄を表示する普通図柄表示装置7と、普通図柄の保留記憶数を表示する普図保留数表示装置8とが接続されており、裏配線中継端子板75及び外部接続端子板78を介して、ホールコンピュータ87が接続されている。
主制御装置80はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載するROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される各種検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種コマンド等を生成し、払出制御装置81及びサブ統合制御装置83に出力する。ここで、主制御装置80と払出制御装置81とは双方向通信回路として構成され、主制御装置80とサブ統合制御装置83とは、主制御装置80からサブ統合制御装置83への一方向通信回路として構成されている。
また、主制御装置80には、設定表示装置80aと、RAMクリアSW80bと、設定キーSW80cとが設けられている。設定表示装置80a、RAMクリアSW80b、及び、設定キーSW80cは、遊技者による視認や操作が不可能な位置に配置されており、内枠を開放することで、これらの視認及び操作が可能となる。
設定表示装置80aは、7セグメントLED表示器等を有する。詳細は後述するが、本実施形態のパチンコ機は、第1又は第2始動口11、12への入球により行われる特図の当否判定で大当りとなる確率を段階的に変更可能となっている。設定表示装置80aは、この大当りの設定(以後、設定値等とも記載)を表示する。なお、設定表示装置80aを設けない構成としても良い。
また、RAMクリアSW80bは、主制御装置80のRAMを初期化(クリア)するためのスイッチである。また、RAMクリアSW80bは、大当りの設定の変更(以後、設定変更とも記載)にも用いられる。
また、設定キーSW80cは、設定キーを挿入可能な部位である。設定キーSW80cは、ON状態とOFF状態とを有し、設定キーを設定キーSW80cに挿入して回すことで、ON状態とOFF状態との切り替えが可能となる。設定キーSW80cがON状態である場合に、大当りの設定変更が可能となる。
また、主制御装置80は、現在の設定値を記憶するための図示しない不揮発性メモリ(例えば、EEPROM)を備える。
払出制御装置81の入力端には、裏配線中継端子板75を介して球タンク又はタンクレール内の遊技球が不足していることを検出する球切れスイッチ23と、裏配線中継端子板75及び払出中継端子板76を介して払い出した遊技球を検出する払出スイッチ21と、各種端子板を介することなく下皿への経路に遊技球が多数あることを検出する満杯スイッチ22とが接続されている。払出制御装置81の出力端には、裏配線中継端子板75及び払出中継端子板76を介して遊技球を上皿へと払い出す払出モータ20が接続されている。
払出制御装置81はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載するROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される各種検出信号ならびに主制御装置80から入力されるコマンドに基づいて遊技球の払い出しに関わる各種コマンド等を生成し、主制御装置80及び発射制御装置84に出力する。ここで、払出制御装置81と主制御装置80とは双方向通信回路として構成され、払出制御装置81と発射制御装置84とは払出制御装置81から発射制御装置84への一方向通信回路として構成されている。
また、払出制御装置81は、外部接続端子板78を介して賞球に関する情報などをホールコンピュータ87に送信するほか、発射制御装置84に対して発射停止信号を送信する。発射制御装置84は発射モータ30を制御して、遊技球を遊技領域3に遊技球を発射させる。なお、発射制御装置84には、払出制御装置81以外に、発射ハンドル64からの回動量信号、タッチスイッチ28からのタッチ信号、発射停止スイッチ29から発射停止スイッチ信号が入力される。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64に触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射出来ないようになっている。
サブ統合制御装置83の入力端には、遊技者により操作可能な演出ボタン67が接続されている。サブ統合制御装置83の出力端には、図示しない意匠枠及び遊技盤1に備えられる各種LED・ランプ26と、前面枠及びスピーカユニットに備えられるスピーカ66と、が接続されている。尚、サブ統合制御装置83と主制御装置80とは、主制御装置80からサブ統合制御装置83への一方向通信回路として構成され、サブ統合制御装置83と演出図柄制御装置82とは、サブ統合制御装置83から演出図柄制御装置82への一方向通信回路として構成されている。
サブ統合制御装置83はCPU、ROM、RAM等の電気部品を備えており、搭載する
ROMに記憶されたプログラムに従ってCPUにて処理を実行し、入力される演出ボタン67の入力ならびに主制御装置80から入力されるコマンドに基づいて演出に関わる各種コマンド等を生成し、演出図柄制御装置82に出力する。
また、サブ統合制御装置83には、音量を調節する音量調節スイッチ83aが備えられ、音量調節スイッチ83aの状態(位置)を検出し、その検出結果とスピーカ66へ送信する内容とを判断し、スピーカ66から出力する音量をソフト的に制御するように構成されている。
演出図柄制御装置82は、サブ統合制御装置83から受信したデータ及びコマンド(共に主制御装置80から送信されてきたものとサブ統合制御装置83が生成したものとがある)に基づいて演出図柄表示装置6を制御して演出図柄等の演出画像を表示する。
なお、本パチンコ機は、機外に賞球を払出す構成となっているが、所定数の遊技球を機内に封入し、発射した遊技球を遊技機内で回収して循環的に使用することで遊技を行う封入式遊技機としても、何ら問題なく本発明の効果を発揮する。
[動作の説明]
(1)設定変更機能について
上述したように、本パチンコ機は、特図の当否判定で当選する確率の設定(換言すれば、遊技における遊技者の有利さの度合い)を変更可能となっており、一例として、設定1〜設定6の6段階の設定値の変更が可能となっている。本パチンコ機は、選択された設定値が高くなるに従い遊技者にとって有利になる(換言すれば、当否判定の当選確率が高くなる)。無論、これに限らず、5段階以下、又は、7段階以上の設定値の変更が可能となっていても良い。設定値は、主制御装置80における不揮発性メモリに保存される。主制御装置80は、電源投入時に不揮発性メモリに保存されている設定値をRAMに保存し、該設定値を現在の設定値とする。
また、パチンコ機では、電源投入時におけるRAMクリアSW80b及び設定キーSW80cの操作により、設定変更が行われる。具体的には、RAMクリアSW80bがオンされており、且つ、設定キーSW80cがON状態である場合に、パチンコ機の電源が投入されると、主制御装置80は設定変更モードに移行する。設定変更モードでは、まず、現在の設定値が設定表示装置80aに表示され、設定キーSW80cが操作される度に、設定表示装置80aに表示される設定値が順番に変更する。そして、設定キーSW80cがOFF状態となるように操作されると、その時に設定表示装置80aに表示されていた設定値が、新たに、パチンコ機の現在の設定値となる。この時、主制御装置80は、新たな現在の設定値を不揮発性メモリに保存すると共に、現在の設定値を示す設定値コマンドと、設定変更がなされた旨を示す設定変更コマンドとを、サブ統合制御装置83に送信する。主制御装置80は、設定値コマンドを、例えば、電源投入時や、設定変更モードの終了時や、保留記憶の発生時や、特図の変動開始時や、特図の確定表示時や、大当り図柄の確定表示時等に、サブ統合制御装置83に送信しても良い。また、主制御装置80は、設定変更コマンドを、例えば、設定変更モードの終了時や、保留記憶の発生時や、特図の変動開始時や、特図の確定表示時や、大当り図柄の確定表示時等に、サブ統合制御装置83に送信しても良い。なお、設定変更が行われた時期を不揮発性メモリに記憶し、設定変更後、一定期間にわたって設定変更がなされた旨を示す設定変更コマンドを、サブ統合制御装置83に送信しても良い。
(2)遊技の概要について
パチンコ機では、第1始動口11及び第2始動口12への入球により大当り抽選(換言すれば、当否判定)が行われ、大当り抽選では、大当り又は小当りに当選する。大当りに当選した場合には、大入賞口14を所定のラウンド数にわたって開放する大当り遊技が行われる。一方、小当りに当選した場合には、大入賞口14が、一例として1.6秒間開放
される。
また、パチンコ機は、大当り遊技の終了後、遊技状態が、高確率状態(確変状態とも記載)と時短状態との双方又は一方に移行する。以後、高確率状態でない遊技状態を、低確率状態とする。また、高確率状態及び時短状態のいずれでもない遊技状態を、通常状態とする。
高確率状態では、確変機能が作動し、低確率状態に比べ、大当り抽選で大当りとなる確率が高くなる。なお、小当りに当選する確率は、遊技状態に関わらず常に一定となっている。また、高確率状態における大当りの確率と、低確率状態における大当りの確率とは、現在の設定値に応じて定められる。つまり、現在の設定値が高くになるに従い、大当り確率が高くなり、遊技者に有利になる。
また、時短状態では、開放延長機能が作動し、普通図柄抽選の当選確率が向上すると共に、普図遊技の際に第2始動口12への入球が容易となる。具体的には、開放延長機能が作動していない場合は、普図遊技では、0.2秒にわたって第2始動口12を開放させる開放動作が1回行われる。一方、開放延長機能の作動中は、普図遊技では、1.0秒にわたって第2始動口12を開放させる開放動作が3回行われる。また、時短状態では、第1及び第2特別図柄の平均的な変動時間が短くなり、単位時間あたりの特別図柄の変動回数が増加する。さらに、時短状態では、普通図柄の変動時間も短くなる。これにより、単位時間当りの普通図柄の変動回数が増加する。
上述したように、普通電動役物として構成された第2始動口12は、閉鎖時には遊技球が入球せず、開放時のみ入球が可能となっている。このため、時短状態でない場合は、遊技者は、常時入球が可能な第1始動口11を狙い打つ。具体的には、液晶枠飾り5の左方を狙い打つ左打ちを行う。一方、時短状態である場合は、遊技者は、液晶枠飾り5の右方を狙い打つ右打ちを行い、遊技球が普通図柄作動ゲート17及び第2始動口12の付近を流下するようにする。これにより、普通図柄抽選での当選が頻発し、高い頻度で第2始動口12が開放され、多くの遊技球が第2始動口12に入球する。
ここで、大当りとなった際に確定表示される特図を、大当り図柄とする。図3(a),(b)に示すように、パチンコ機では、第1特図の大当り図柄として第1特図A〜Hが設けられていると共に、第2特図の大当り図柄として第2特図A〜Hが設けられている。そして、大当り図柄の種類に応じて、大当り遊技の内容(例えば、総ラウンド数)や、大当り遊技後の遊技状態が定められる。
そして、第1又は第2特図の大当り抽選で特定の大当り図柄にて大当りになるという特典条件が充足された場合には、大当り遊技後の遊技状態が、他の特別図柄で大当りになった場合よりも遊技者に有利な特典状態となる。具体的には、図3(a),(b)に示すように、大当り図柄が第1特図A,C及び第2特図A,Cである場合には、遊技状態が高確率状態且つ時短状態となり、大当り図柄が第1特図B,D及び第2特図B,Dである場合には、遊技状態が時短状態となる。本実施形態では、一例として、高確率状態且つ時短状態に移行した状態を、特典状態としている。しかし、例えば、時短状態、又は、高確率状態且つ時短状態に移行した状態を、特典状態としても良い。この他にも、例えば、特典状態において、大当り抽選で小当りに当選する確率を増加し、小当りが頻発するようにしても良い。
なお、図3(a),(b)に示すように、第2特図で大当りとなった場合には、第1特図で大当りとなった場合よりも、遊技者に有利な大当り遊技が行われる確率が高くても良い。具体的には、第2特図の大当りの場合には、第1特図の大当りの場合に比べ、総ラウンド数の多い大当り図柄の選択確率が高くなっても良いし、時短状態となる大当り図柄の
選択確率が高くなっても良い。一方、高確率状態に移行する大当り図柄の選択確率については、第2特図の大当りの場合も第1特図の大当りの場合も、同程度であっても良い。
(3)メインルーチンについて
次に、図4のフローチャートを用いて、主制御装置80が実行する「メインルーチン」を説明する。「メインルーチン」はマイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、ほとんどが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
S10が否定判定、即ち、正常割り込みでないと判断されると(S10:no)、初期設定(例えば、前記メモリの所定領域への所定値を書き込み、特別図柄及び普通図柄を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)が為され(S15)、残余処理(初期乱数更新処理(S80))に移行する。
正常割り込みとの肯定判断がなされると(S10:yes)、初期値乱数更新処理(S20)、大当り決定用乱数更新処理(S25)、大当り図柄決定用乱数1更新処理(S30)、大当り図柄決定用乱数2更新処理(S35)、小当り図柄判定用乱数更新処理(S40)、当り決定用乱数更新処理(S45)、リーチ判定用乱数更新処理(S50)、変動パターン決定用乱数更新処理(S55)が行われる。
続く入賞確認処理(S60)では、第1始動口11、第2始動口12、普通図柄作動ゲート17、大入賞口14、及び、一般入賞口31〜34への入球又は通過、並びに、主制御装置80に接続された各スイッチ類への入力を検出する処理が実行される。これらの入賞口への入球や遊技球のゲートの通過が検出された場合、主制御装置80からサブ統合制御装置83に対し、その旨を示すコマンドが送信される。続いて、当否判定処理(S65)、画像出力処理等の各出力処理(S70)、不正監視処理(S75)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S80)をループ処理する。
(4)始動入賞処理について
次に図5のフローチャートを用いて、主制御装置80が実行する始動入賞処理を説明する。始動入賞処理は、メインルーチンにて実行される入賞確認処理の1つである。始動入賞処理は、第1始動口11又は第2始動口12に遊技球が入球したとき、又は普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに取得する当否乱数等の種々の乱数を、保留記憶として主制御装置80に格納(記憶)する処理となる。また本処理では、記憶した乱数が予め設定された値か否かを、後述する当否判定処理を実施する以前に判定する先読判定処理を行う。また、始動入賞処理では、第1始動口11及び第2始動口12への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置83に送信する処理を行う。以後、第1始動口11に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第1保留記憶、第2始動口12に遊技球が入球したときに格納される保留記憶を第2保留記憶、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過したときに格納される保留記憶を普図保留記憶として説明する。
本実施形態においては、普通図柄保留数表示装置8、第1特図保留数表示装置18、第2特図保留数表示装置19による各々の点灯数の最大個数は4個(最大保留記憶数が4個)となっているが、これに限るわけではなく、例えばそれぞれの最大記憶個数が8個であってもよい。また、それぞれの保留記憶数が0であっても、第1始動口11、第2始動口
12に遊技球が入賞したとき、又は普通図柄作動ゲート17に遊技球が入球したときに抽出される当否乱数等の種々の乱数は、最大値未満の記憶数がある場合と同様に主制御装置80に格納される。
S100では、第1始動口スイッチ11aが遊技球を検出したか否か判定する。否定判定なら(S100:no)S130に進み、肯定判定なら(S100:yes)、主制御
装置80に格納されている第1保留記憶の数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S1
05)。否定判定なら(S105:no)、過剰入賞が生じたものとしてS107に進み
、サブ統合制御装置83に対し、第1始動口11への過剰入賞が生じた旨を示すコマンドが送信される。そして、S130に移行する。一方、肯定判定であれば(S105:ye
s)、抽出した大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数を第1保留記憶として記憶し、第1保留記憶の数を示す第1保留記憶カウンタに1を加算する(S110)。
S110に続いては、記憶した第1保留記憶の先読判定を行う(S115)。具体的には、S110で記憶した大当り判定用乱数の値が大当りを生起させる値か否かを確認し、大当り値なら大当り図柄の種類を確認する。大当り判定がハズレなら、小当りを生起する値か否かを確認し、ハズレならリーチ決定用乱数がスーパーリーチとなる値か否かを確認する。スーパーリーチでなければ、リーチとなる値か否かを確認し、変動パターン決定用乱数の値から変動時間を確認する。上記判定を行うことによって、保留記憶した乱数が、遊技者が大当りの期待が持てる特定の値か否か(はずれでも大当りを期待させる演出が可能な否か)を確認する。なお、抽出した乱数を保留記憶する前に、先読判定を行うようにしても良い。
続いて、S115の判定結果に基づいて第1先読判定コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し(S120)、S110で加算した第1保留記憶カウンタの値を示す第1保留数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信する(S125)。
S125の処理、又はS100、S105の否定判定(S100:no、S105:no)に続いては、第2始動口スイッチ12aが遊技球を検出したか否か判定する(S13
0)。否定判定なら(S130:no)、S160に進み、肯定判定なら(S130:yes)、主制御装置80に格納されている第2保留記憶の数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S135)。否定判定なら(S135:no)、過剰入賞が生じたものとしてS137に進み、サブ統合制御装置83に対し、第2始動口12への過剰入賞が生じた旨を示すコマンドが送信される。そして、S160に移行する。一方、肯定判定であれば(S1
35:yes)、抽出した大当り判定用乱数、大当り図柄決定用乱数1、大当り図柄決定用乱数2、小当り図柄判定用乱数、リーチ決定用乱数、変動パターン決定用乱数を第2保留記憶として記憶し、第2保留記憶数を示す第2保留記憶カウンタに1を加算し(S140)、S110と同様に記憶した第2保留記憶の先読判定を行う(S145)。なお、抽出した乱数を保留記憶する前に、先読判定を行うようにしても良い。
続いて、S145の判定結果に基づいて第2先読判定コマンドを生成してサブ統合制御装置83に送信し(S150)、S140で加算した第2保留記憶カウンタの値を示す第2保留数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信して(S155)、S160に進む。
S160では、普通図柄作動スイッチ17aが遊技球を検出したか否か判定する(S1
60)。否定判定なら(S160:no)リターンに抜け、肯定判定なら(S160:yes)、主制御装置80に格納されている普図保留記憶数が上限値(=4個)未満か否か判定する(S165)。否定判定なら(S165:no)リターンに抜け、肯定判定であれば(
S165:yes)、抽出した当り判定用乱数と当り図柄決定用乱数とを普図保留記憶として記憶し、普図保留記憶数を示す普図保留記憶カウンタに1を加算し(S170)、加
算した普図保留記憶カウンタの値を示す普図保留記憶数指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S175)、リターンする。
サブ統合制御装置83は第1及び第2保留記憶数指示コマンドを受信すると、受信したコマンドが示す保留記憶数に応じて演出図柄表示装置6上で表示する保留図柄の数を変化させる指示信号を演出図柄制御装置82に送信する。また、本実施形態では、演出図柄表示装置6上では普通図柄の保留記憶数表示は行わないが、普図保留記憶数指示コマンドの受信に応じて表示する構成としてもよいし、普図保留記憶数指示コマンド自体を送信しない構成としてもよい。また、普図の先読判定を実施し判定結果をサブ統合制御装置83に送信する構成も考えられる。これにより、普通電動役物(第2始動口12)の開放を期待させる先読予告演出の実施が可能となる。
(5)当否判定処理について
次に、図6を用いて主制御装置80が実行する当否判定処理を説明する。本処理は、メインルーチンにて実行される。
S200では、特図の始動条件が成立しているか否か判定する。具体的には、大当り遊技中でないこと、第1特別図柄及び第2特別図柄が変動中又は確定表示中でないこと、及び、小当り遊技中でないことを確認する。S200が否定判定なら(S200:no)特別図柄確定処理に移行する。肯定判定であれば(S200:yes)、第2保留記憶が有るか否か判定する(S205)。肯定判定なら(S205:yes)、S215に進み、否定判定なら(S205:no)第1保留記憶が有るか否か判定する(S210)。S210が否定判定なら(S210:no)特別図柄確定処理に移行し、肯定判定なら(S210:yes)、S215に進む。S205とS210の判定順により、第2保留記憶の当否判定を優先して実施する構成となっている。なお、本実施形態では、特別図柄が複数(第1特別図柄と第2特別図柄)の構成となっているが、特別図柄を1つとした構成であっても良い。また、第2保留記憶の当否判定を優先して実行せず、先に生じた保留記憶から順に当否判定を行う構成であっても良い。
S205又はS210が肯定判定なら(S205:yes、S210:yes)、時短フラグが0か否か判定する(S215)。否定判定なら(S215:no)、時短状態中の処理に進む。時短状態中の処理では、後述するS220〜S275と同様にして当否判定や特別図柄の変動パターンの設定等が行われるが、選択される変動パターンの時間が、時短状態でない場合に比べ短くなっている。このため、詳細な説明は省略する。
時短フラグは、主制御装置80にて記憶される値であり、時短フラグの値が「0」のときは、時短状態ではないことを、時短フラグの値が「1」のときは、時短状態であることを主制御装置80が判断する。時短状態では、普通図柄、第1及び第2特別図柄の変動時間が短縮されるとともに、開放延長機能が作動し普通電動役物の作動回数が増加するとともに作動時間が通常状態よりも延長される。
S215が肯定判定なら(S215:yes)、当否判定の対象となる保留記憶のシフト処理を行うと共に保留記憶カウンタから1を減算し(S220)、当否判定の対象となる保留記憶の大当り判定用乱数と予め設定された特図当否判定テーブルとを比較して、大当り判定用乱数の値が特図当否判定テーブル内の判定値と一致するか比較する(S225)。特図当否判定テーブルは、高確率状態用と低確率状態用の2種類のテーブルがあり、当否判定時の遊技状態が低確率状態であれば低確率状態用の当否判定テーブルを用いて比較し、高確率状態用であれば高確率状態用の当否判定テーブルを用いて比較する。
続いてS225の比較結果が大当りか否かを判定し(S230)、肯定判定なら(S230:yes)、図柄モード設定処理を行う(S235)。図柄モード設定処理では、判
定対象となる第1又は第2保留記憶の大当り図柄決定用乱数1に基づいて、大当り遊技終了後の遊技状態を決定する図柄モードを設定する。
続いて、設定した図柄モードの種類と大当り図柄決定用乱数2に基づいて大当り図柄選択処理を行う(S240)。これは、図柄モードの種類毎に設定された図柄郡の中から確定表示する大当り図柄を決定する処理となる。
次にS235で設定した図柄モードに基づいてモードバッファ設定処理を行う(S245)。モードバッファは当否判定時に確定した大当り遊技終了後の遊技状態の内容を、該遊技状態を設定する大当り遊技終了時まで記憶する装置である(大当り遊技中は遊技状態を設定する確変フラグ及び時短フラグをクリアする必要があるため)。モードバッファとしては、具体的な遊技内容(確変機能および開放延長機能(時短機能)の作動とその作動回数)は記憶せず、具体的な遊技内容に対応した値を記憶する構成となっている。
次に、当否判定の対象とした保留記憶のリーチ決定用乱数および変動パターン決定用乱数に基づいて、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10、及び演出図柄表示装置6に表示する図柄の変動時間となる変動パターンを、変動パターン選択テーブルから選択する(S250)。
次に、選択した大当り図柄および変動パターンの情報を、変動指示コマンドとしてサブ統合制御装置83へ送信する(S255)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づいて、演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、第1又は第2特別図柄の大当り図柄及び変動パターンの情報に基づいて、第1又は第2特図に対応した演出図柄の演出変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
S230が否定判定、即ちハズレなら(S230:no)、S225の比較処理の結果が小当りであるか否か判定し(S260)、肯定判定なら(S260:yes)、小当り図柄を選択し(S265)、続いて小当り遊技の開放パターン設定処理を行い(S270)、小当り図柄に対応する変動パターン選択処理を行い(S250)、小当り図柄および変動パターンの情報となる変動指示コマンドをサブ統合制御装置83へ送信する(S255)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、小当り図柄および変動パターンの情報に基づいた第1又は第2特図に対応した演出図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に、主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は、第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
S260が否定判定なら(S260:no)、ハズレ図柄を選択し(S275)、続いてハズレ図柄に対応する変動パターン設定処理を行い(S250)、ハズレに関する図柄及び変動パターンの情報となる変動指示コマンドをサブ統合制御装置83へ送信する(S255)。この情報を受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づき演出図柄制御装置82は演出図柄表示装置6を制御し、ハズレ図柄および変動パターンの情報に基づいた第1又は第2特図に対応した演出図柄の変動表示を開始する。サブ統合制御装置83への送信とほぼ同時に主制御装置80は、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を直接制御して特別図柄の変動を開始する。
(6)特別図柄確定処理について
次に、図7のフローチャートを用いて主制御装置80が実行する特別図柄確定処理を説明する。本処理は、当否判定処理に続いて実行される。
S300では、特別図柄の変動中か否か判定し、否定判定なら(S300:no)特別遊技処理に移行し、肯定判定なら(S300:yes)、S250で選択した第1又は第
2特別図柄の変動パターンが示す変動時間が経過したか否か判定する(S305)。否定判定なら(S305:no)特別遊技処理に移行し、肯定判定なら(S305:yes)、確定表示される特図や、該特図が第1及び第2特図のうちのいずれであるかを示す確定コマンドをサブ統合制御装置83へ送信するとともに、図6のS240,S265,又はS275で選択された特別図柄を第1特図表示装置9又は第2特図表示装置10に確定表示する(S310)。確定コマンドを受信したサブ統合制御装置83からの指示に基づいて、演出図柄制御装置82は、演出図柄表示装置6に演出図柄を確定表示する。
続いて、第1特図表示装置9又は第2特図表示装置10に確定表示した図柄が、大当りの際に確定表示される特図である大当り図柄か否か判定する(S315)。肯定判定なら(S315:yes)、条件装置作動開始処理を行い(S320)、役物連続作動装置作動開始処理(S325)を行う。これにより、大当り遊技が開始される。その後、大当りフラグに1をセットし(S330)、大当り遊技の内容を示す大当り遊技開始コマンドをサブ統合制御装置83に送信して(S335)特別遊技処理に移行する。
S315が否定判定なら、確定した図柄が小当り図柄か否か判定し(S340)、否定判定なら(S340:no)特別遊技処理に移行し、肯定判定なら(S340:yes)、小当りフラグに1をセットし(S345)、小当り開始コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S350)特別遊技処理に移行する。
(7)特別遊技処理について
次に、図8〜12のフローチャートを用いて、主制御装置80が実行する特別遊技処理を実行する。本処理は、大当り遊技開始処理に続いて実行される。
S500では、大当りフラグに基づいて条件装置が未作動か否かを判定する。S500が肯定判定、即ち、大当り中でなければ(S500:yes)、小当り遊技として大入賞口14が作動中か否かを判定する(S505)。S505が否定判定なら(S505:no)リターンし、肯定判定なら(S505:yes)、小当り開始インターバル中であるか否かを判定し(S510)、肯定判定なら(S510:yes)、小当り開始インターバル時間が経過したか否かを判定し(S520)、否定判定なら(S520:no)、リターンし、肯定判定なら(S520:yes)、小当り遊技として大入賞口14を開放するとともに、サブ統合制御装置83に大入賞口小当り演出指示コマンドを送信し(S525)リターンする。なお、一例として、小当り遊技は、大入賞口14が1.6秒の開放を1回行う構成となっている。
S510が否定判定なら(S510:no)、小当り動作中か否か(大入賞口14が1.6秒の開放を行っているか否か)を判定し(S535)、肯定判定なら(S535:yes)、カウントスイッチ14aが遊技球を検出したか否か判定し(S540)、肯定判定なら(S540:yes)、当該小当り遊技時の大入賞口14への遊技球の入球数が9個未満か否か判定する(S545)。S540が否定判定(S540:no)、又はS545が肯定判定(S545:yes)なら、大入賞口14の小当り遊技の開放時間が経過したか否か判定し(S550)、否定判定なら(S550:no)リターンする。
S545が否定判定(S545:no)、又はS550が肯定判定(S550:yes)なら、小当り遊技を行う大入賞口14の閉鎖処理を行い(S555)、続いて小当り終了演出処理を行い(S560)リターンする。
S535が否定判定で小当り遊技中ではないなら(S535:no)、小当り終了演出の時間が経過したか否かを判定し(S565)、否定判定なら(S565:no)リターンし、肯定判定なら(S565:yes)、小当り遊技終了処理を行ない(S570)リターンに抜ける。
図8のS500が否定判定、即ち大当りフラグが立っていれば(S500:no)、図9のフローチャートに進み、大入賞口14が閉鎖中か否か判定し(S600)、肯定判定なら(S600:yes)、大当り遊技の開始演出中か否か判定する(S605)。S605が肯定判定なら(S605:yes)、大当り遊技の開始演出時間が経過したか否かを判定し(S610)、否定判定なら(S610:no)リターンし、肯定判定なら(S610:yes)、大入賞口14の開放処理を行うとともに、サブ統合制御装置83に大入賞口開放演出を指示するコマンドを送信し(S615)リターンする。
S605が否定判定なら(S605:no)、即ち、大当り遊技の開始演出中ではないなら、インターバル中か否か判定し(S620)、否定判定なら(S620:no)、大当り遊技の終了演出中か否か判定し(S630)、否定判定なら(S630:no)、大当り開始演出処理を行いサブ統合制御装置83に大当り遊技の開始演出を指示するコマンドを送信し(S635)、リターンする。該コマンドにより、大当り遊技開始処理にて決定された開始演出時間(換言すれば、開始演出の継続時間)がサブ統合制御装置83に通知される。また、該コマンドを受信したサブ統合制御装置83は、後述する開始演出を実行する。
S620が肯定判定、即ち、インターバル中なら(S620:yes)、インターバル時間が経過したか否か判定し(S625)、否定判定なら(S625:no)リターンし、肯定判定なら(S625:yes)上述したS615に進む。
S600が否定判定、即ち、大入賞口14が開放中なら(S600:no)、図10のフローチャートに進み、大入賞口14が開放中か否か、即ち、大当り遊技の実行中か否か判定し(S700)、肯定判定なら(S700:yes)、カウントスイッチ14aが遊技球を検出したか否か判定し(S705)、肯定判定なら(S705:yes)、当該開放中のカウントスイッチ14aの検出数が上限数(一例として、9個)未満か否か判定する(S710)。S705が否定判定、又はS710が肯定判定(S710:yes)なら、大入賞口14の開放時間が経過したか否か判定し(S715)、否定判定なら(S715:no)リターンし、S710が否定判定(S710:no)、又はS715が肯定判定なら(S715:yes)、大入賞口14の閉鎖処理を行う(S720)。なお、S710が否定判定であった場合には、サブ統合制御装置83に対し、大入賞口14への過剰入賞が生じた旨を示すコマンドが送信される(S712)。
S700が否定判定であれば、図11のフローチャートに進み、終了した大入賞口14の動作が最終ラウンドか否か判定する(S750)。S750にて肯定判定であれば(S750:yes)、大当り終了演出処理を行い、サブ統合制御装置83に大当り終了演出を指示するコマンドを送信し(S755)、リターンする。S750が否定判定なら(S750:no)、大当りインターバル処理を行い、サブ統合制御装置83にインターバル演出を開始する指示信号を送信し(S760)リターンする。
図9に戻り、S630が肯定判定、即ち、大当り終了演出中なら(S630:yes)、図12のフローチャートに進み、大当り終了演出時間が経過したか否か判定し(S800)否定判定なら(S800:no)、リターンに抜ける。S800が肯定判定なら(S800:yes)、役物連続作動装置の停止処理(S805)と条件装置の作動停止処理(S810)を行って大当り遊技を終了し、図6のS245(特図当否判定処理)で設定したモードバッファを参照して(S815)、モードバッファの内容に応じて、確変フラグ(S820)、確変カウンタ(S825)、時短フラグ(S830)、時短カウンタ(S835)を設定し、モードバッファをクリアし(S840)、サブ統合制御装置83に終了コマンドと(S845)、設定した確変フラグと時短フラグに基づく状態指定コマンドを送信し(S850)、大当りフラグに0をセットして(S855)リターンする。
(8)演出について
本パチンコ機では、遊技の進行に応じて演出音及び/又は視覚情報を出力することで、演出が行われる。なお、演出音とは、スピーカ66等から出力される。また、視覚情報とは、演出図柄表示装置6の演出画面に表示される画像や、各種LED、ランプ26により出力される光等といった、視覚を通じて認識される情報である。サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに従い、演出図柄表示装置6の演出画面や、スピーカ66や、LED、ランプ26等を介して演出を行う。演出により遊技の進行状況が示されたり、大当り抽選の結果が示唆されたり、現在の設定値が示唆されたりする。具体的には、例えば、図柄演出や予告演出等といった演出により、大当り抽選の結果が示唆されても良い。
ここで、現在の設定値を示唆する演出を示唆演出と記載する。なお、現在の設定値を示唆するとは、例えば、現在の設定値が所定の設定値である可能性や、一定期間内(例えば、前日から現時点までの期間や、前回の電源投入時から現時点までの期間)に現在の設定値が変更された可能性を示すことを意味する。また、現在の設定値が所定の設定値であるとは、例えば、現在の設定値が所定の設定値以上(或いは、所定の設定値以下)であることや、現在の設定値が偶数又は奇数であることを意味する。なお、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信した設定値コマンドや設定変更コマンドに基づき、示唆演出を行う。
パチンコ機では、1又は複数の示唆演出が行われる。また、パチンコ機には、少なくとも1つの示唆演出に対応して、現在の設定値が示唆されない通常演出が設けられている。示唆演出及び通常演出は、それぞれ、演出音と視覚情報とを出力する演出であっても良いし、演出音のみを出力する演出であっても良い。また、示唆演出と、該示唆演出に対応する通常演出とでは、実質的に同一又は類似の演出音が出力される。以後、示唆演出における該演出音を示唆演出音とし、通常演出における該演出音を通常演出音と記載する。示唆演出音及び通常演出音は、示唆演出又は通常演出に伴い新たに出力される演出音であり、他の演出により音声が出力されている場合であれば、該音声に重畳して示唆演出音又は通常演出音が出力されても良いし、他の演出の音声の音量を低下させたり、該音声の出力を停止させたりしたうえで、示唆演出音又は通常演出音が出力されても良い。また、示唆演出音及び通常演出音は、示唆演出及び通常演出に対応して固有に設けられた演出音であっても良い。
また、示唆演出音と通常演出音とが実質的に同一であるとは、平均的な聴力を有する者が、これらの演出音を同一と認識し得る程度に類似している場合を含む。また、示唆演出音と通常演出音とが類似するとは、示唆演出音と通常演出音とが実質的に同一の音声を含んでいることにより、これらの演出音を聞いた平均的な聴力を有する者が、これらの演出音を同一と認識し得る程度に類似している場合を含む。
ここで、示唆演出音と通常演出音とに含まれる実質的に同一の音声を、共通音声とし、示唆演出音と通常演出音とに含まれる共通音声以外の音声を、付加音声とする。図13(a)に示すように、類似する示唆演出音と通常演出音とにおいて、共通音声と付加音声とが出力される順番としては、様々なパターンが考えられる。一例として、示唆演出音と通常演出音とにおいて、共通音声の出力期間が、示唆演出音又は通常演出音の全体の出力期間の70%以上である場合には、示唆演出音と通常演出音とは少なくとも類似するとみなしても良い。この他にも、例えば、示唆演出音と通常演出音とを出力する際、共通音声が遊技者の周辺の者に聞こえる程度の音量で出力され、付加音声が遊技者の周辺の者に聞こえない程度の音量で出力されるような場合には、示唆演出音及び通常演出音が類似するとみなしても良い。
また、示唆演出や通常演出で出力される視覚情報とは、例えば、演出図柄表示装置6の演出画面等により表示される所定の画像であっても良いし、演出画面等により既に表示されている画像の少なくとも一部を所定の色や模様に変化させることであっても良いし、各種LED、ランプ26により所定の色の光を出力することであっても良い。
そして、示唆演出は、第1遊技状況が到来したことを契機として実行され、該示唆演出に対応する通常演出は、第2遊技状況が到来したことを契機として実行される。第1及び第2遊技状況とは、予め定められた遊技の進行状況である。第1及び第2遊技状況は、同一の遊技状況であっても良いし、異なる遊技状況であっても良い。なお、第1遊技状況と第2遊技状況とが異なる場合、第2遊技状況は、第1遊技状況よりも到来する確率が高くても良い。これにより、示唆演出の出現頻度を、通常演出の出現頻度よりも低くすることができる。また、以後、示唆演出で出力される視覚情報を示唆視覚情報とし、通常演出で出力される視覚情報を通常視覚情報とする。
示唆演出と、これに対応する通常演出とでは、実質的に同一又は類似の演出音が出力されるため、演出音に基づき示唆演出と通常演出とを区別するのは困難又は不可能である。このため、遊技者は、これらの演出が行われた際の遊技状況が第1及び第2遊技状況のどちらであるかに基づいて示唆演出と通常演出とを区別するか、又は、視覚情報に基づいて示唆演出と通常演出とを区別することが考えられる。
第1及び第2遊技状況が異なる場合、図13(b)の“A”〜“D”に示すように、示唆演出及び通常演出にて視覚情報を出力するか否かは、適宜定められる。なぜならば、これらの演出で視覚情報が出力されなくても、遊技者は、示唆演出音又は通常演出音に基づき示唆演出又は通常演出の出現を把握でき、また、その時の遊技状況に基づき、示唆演出と通常演出とのうちのどちらが行われたかを区別できるためである。
具体的には、“A”の場合には、示唆演出と通常演出とにおいて視覚情報が出力される。なお、この場合、示唆視覚情報と通常視覚情報とは、同一の態様であっても良いし、異なる態様であっても良い。また、“B”、“C”の場合には、示唆演出と通常演出とのうちの一方で視覚情報が出力され、他方では視覚情報は出力されない。また、“D”の場合には、示唆演出と通常演出との双方において視覚情報は出力されない。
なお、示唆視覚情報と通常視覚情報とが同一の態様であるとは、例えば、演出図柄表示装置6の演出画面等に同一の画像が表示されたり、演出画面等により表示されている画像の少なくとも一部が、同一の色や模様に変化したり、各種LED、ランプ26により同一の色の光が出力されたりすることであっても良い。つまり、示唆視覚情報と通常視覚情報とが同一の態様であるとは、視覚を通じてこれらの視覚情報を区別できないことを意味する。反対に、示唆視覚情報と通常視覚情報とが異なる態様であるとは、例えば、演出図柄表示装置6の演出画面等に異なる画像が表示されたり、演出画面等により表示されている画像の少なくとも一部が、異なる色や模様に変化したり、各種LED、ランプ26により異なる色の光が出力されたりすることであっても良い。つまり、示唆視覚情報と通常視覚情報とが異なる態様であるとは、視覚を通じてこれらの視覚情報を区別できることを意味する。
一方、第1及び第2遊技状況が同一である場合、遊技状況に基づき示唆演出と通常演出とを区別できない。このため、視覚情報により示唆演出と通常演出とを区別可能にする必要がある。したがって、図13(b)の“E”のように、示唆演出及び通常演出で視覚情報を出力し、且つ、これらの視覚情報を異なる態様とするか、又は、“F”〜“G”のように、示唆演出と通常演出とのうちの一方で視覚情報を出力し、他方では視覚情報を出力しないようにすることが考えられる。
また、例えば、示唆演出では、当該示唆演出が行われる頻度により現在の設定値が示唆されても良い(以後、第1態様)。また、例えば、示唆演出により、100%の確率で、現在の設定値が所定の設定値であることや、設定変更の有無を示しても良い(以後、第2態様)。また、例えば、示唆演出で出力される示唆視覚情報により現在の設定値が示唆されても良い。すなわち、例えば、示唆演出にて、複数の異なる示唆視覚情報のパターンを出力可能とし、どのパターンの示唆視覚情報が出力されたかにより、現在の設定値が示唆されても良い(以後、第3態様)。
(9)示唆演出等の実行契機
次に、第1及び第2遊技状況が相違する場合と、第1及び第2遊技状況が同一である場合とにおいて、示唆演出及び通常演出が実行されるまでの処理について説明する。なお、これらの処理は、サブ統合制御装置83により実行される。
(a)第1及び第2遊技状況が相違する場合
第1及び第2遊技状況が相違する場合には、示唆演出処理1により示唆演出が実行されると共に、通常演出処理1により通常演出が実行される。これらの処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
(ア)示唆演出処理1
示唆演出処理1では、第1遊技状況が到来した際に、第1抽選の結果(換言すれば、第1抽選に当選したか否か)と、現在の設定値とに基づき、示唆演出を行うか否かが決定される。
図14に示すように、示唆演出処理1のS1000では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンドに基づき、第1遊技状況が到来したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1000:Yes)、S1005に移行し、否定判定が得られた場合には(S1000:No)、本処理を終了する。
S1005では、サブ統合制御装置83は、第1抽選を実行する。なお、第1抽選は、例えば、主制御装置80からコマンドを受信した際に抽出された乱数に基づき行われても良い。そして、第1抽選に当選した場合には(S1010:Yes)、S1015に移行して示唆演出を実行し、本処理を終了する。一方、第1抽選に当選しなかった場合には(S1010:No)、本処理を終了する。
第1態様の示唆演出を行う場合、第1抽選は、現在の設定値や、設定変更が行われたか否かに応じて当選確率が定められる。具体的には、例えば、現在の設定値が遊技者に有利になるに従い、当選確率が高くなっても良いし、反対に当選確率が低くなっても良い。一例として、図15(a)に示すように、現在の設定値に応じて第1抽選の当選確率が定められても良い。また、設定変更が行われた場合には、当選確率が高くなっても良いし、反対に当選確率が低くなっても良い。これにより、示唆演出が行われる頻度により、現在の設定値や設定変更の有無を示唆することができる。また、この場合、示唆演出では、示唆視覚情報を出力しないようにしても良い。また、この場合、示唆演出では、現在の設定値や設定変更の有無とは無関係な示唆視覚情報を出力しても良い。
また、第2態様の示唆演出を行う場合、第1抽選は、現在の設定値や、設定変更が行われたか否かに関わらず当選確率が定められる。そして、第1抽選に当選した場合には、示唆演出を実行することで、現在の設定値が所定の設定値であることや、設定変更が行われたことが示される。なお、この場合、第1抽選を行うことなく、第1遊技状況が到来した場合に、無条件で示唆演出が行われても良い。
また、第3態様の示唆演出を行う場合、第1遊技状況が到来した際に、無条件で示唆演出を行っても良い。また、この場合、現在の設定値や、設定変更の有無に応じた確率の振
分抽選により、示唆視覚情報のパターンを選択することが考えられる。一例として、示唆視覚情報のパターンとしてA〜Cを設けても良い。なお、パターンAは現在の設定値が6であることを示唆し、パターンBは現在の設定値が5であることを示唆し、パターンCは現在の設定値が5であることを示唆する。そして、図15(b)に示すように、現在の設定値に応じて示唆視覚情報の各パターンが選択される確率を定めても良い。そして、S1015では、振分抽選により選択されたパターンの示唆視覚情報を出力しても良い。
(イ)通常演出処理1
通常演出処理1では、第2遊技状況が到来した際に第2抽選が行われ、第2抽選の結果(換言すれば、第2抽選に当選したか否か)に基づき、通常演出を行うか否かが決定される。
図16に示すように、通常演出処理1のS1100では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンドに基づき、第2遊技状況が到来したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1100:Yes)、S1105に移行し、否定判定が得られた場合には(S1100:No)、本処理を終了する。
S1105では、サブ統合制御装置83は、第2抽選を実行する。第2抽選は、現在の設定値とは無関係に当選確率が定められる。なお、第2抽選は、例えば、主制御装置80からコマンドを受信した際に抽出された乱数に基づき行われても良い。そして、続くS1110では、第2抽選に当選した場合には(S1110:Yes)、S1115に移行して通常演出を実行し、本処理を終了する。一方、第2抽選に当選しなかった場合には(S1110:No)、本処理を終了する。なお、第2抽選を行うこと無く、無条件で通常演出が実行されるようにしても良い。
(b)第1及び第2遊技状況が同一の場合
第1及び第2遊技状況が同一である場合には、図17に示す示唆演出処理2により示唆演出と通常演出とが実行される。該処理は、サブ統合制御装置83にて周期的に実行される。
示唆演出処理2では、第1遊技状況(換言すれば、第2遊技状況)が到来した際に、第3抽選の結果(換言すれば、第3抽選に当選したか否か)と、現在の設定値とに基づき、示唆演出を行うか、又は、通常演出を行うかが決定される。
示唆演出処理2のS1200では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から受信したコマンドに基づき、第1遊技状況が到来したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1200:Yes)、S1205に移行し、否定判定が得られた場合には(S1200:No)、本処理を終了する。
S1205では、サブ統合制御装置83は、主制御装置80からのコマンドに基づき、示唆演出を行うべき状況か否かを判定する。換言すれば、示唆演出にて示唆される事象が生じているか否かを判定する。具体的には、例えば、示唆演出にて現在の設定値が所定の設定値である可能性が高いことを示す場合には、現在の設定値が該所定の設定値であるか否かを判定する。また、例えば、示唆演出にて一定期間内に設定変更が行われた可能性が高いことを示す場合には、一定期間内に設定変更が行われたか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1205:Yes)、S1210に移行し、否定判定が得られた場合には(S1205:No)、S1225に移行して通常演出を実行し、本処理を終了する。
S1210では、サブ統合制御装置83は、第3抽選を実行する。なお、第3抽選は、例えば、主制御装置80からコマンドを受信した際に抽出された乱数に基づき行われても良い。そして、第3抽選に当選した場合には(S1215:Yes)、S1220に移行して示唆演出を実行し、本処理を終了する。一方、第3抽選に当選しなかった場合には(
S1215:No)、S1225に移行して通常演出を実行し、本処理を終了する。なお、通常演出で出力される通常視覚情報は、現在の設定値を示唆しないのは言うまでもない。また、通常演出は、示唆演出にて示唆される事象が生じている場合にも、そうでない場合にも実行される。また、示唆演出にて示唆される事象が生じている場合、通常演出が一定以上の確率で実行されるよう第3抽選の当選確率が調整されている。このため、通常演出の実行頻度は、実質的に現在の設定値を示唆しない。なお、S1205にて否定判定が得られ場合、抽選を行うことで、示唆演出にて示唆される事象が生じていない場合における通常演出の実行頻度と、示唆演出にて示唆される事象が生じている場合における通常演出の実行頻度とが、同程度となるように調整されても良い。また、第1遊技状況が到来した際、一定の確率で、示唆演出と通常演出とのいずれも実行されないようにしても良い。
第1態様の示唆演出を行う場合、示唆演出処理1と同様、第3抽選は、現在の設定値や、設定変更が行われたか否かに応じて当選確率が定められる。
また、第2態様の示唆演出を行う場合、示唆演出処理1と同様、第3抽選は、現在の設定値や、設定変更が行われたか否かに関わらず当選確率が定められる。
また、第3態様の示唆演出を行う場合、第3抽選で当選した場合に、さらに、示唆演出処理1と同様の振分抽選が行われ、振分抽選により選択されたパターンの示唆視覚情報が、示唆演出にて出力される。
(10)具体例について
(a)第1及び第2遊技状況が相違する場合
まず、第1及び第2遊技状況が相違する場合における、示唆演出及び通常演出の実行契機等の具体例について説明する。なお、この場合には、示唆演出処理1と通常演出処理1とにより、示唆演出及び通常演出が実行される。
<具体例1>
第1遊技状況とは、第1又は第2始動口11、12への過剰入賞であっても良い。なお、始動口への過剰入賞とは、対応する保留記憶の数が上限数に達している始動口に遊技球が入球することである。一方、第2遊技状況とは、第1又は第2始動口11、12への入賞により、新たに保留記憶が発生することであっても良い。
<具体例2>
第1遊技状況とは、第1又は第2始動口11、12への過剰入賞であっても良い。一方、第2遊技状況とは、一般入賞口31〜34への入賞であっても良い。この場合、示唆演出処理1における第1抽選の当選確率は、例えば図15(a)のようにして、現在の設定値に応じて定められても良い。また、第2遊技状況が到来した際には、通常演出処理1において、無条件で通常演出を行っても良いし、第2抽選に当選した場合に通常演出を行っても良い。
<具体例3>
第1遊技状況とは、遊技球が特定の領域(以後、第1領域)に進入することであり、第2遊技状況とは、遊技球が第1領域とは異なる特定の領域(以後、第2領域)に進入することであっても良い。より詳しくは、例えば、第1遊技状況とは、一般入賞口31〜34のうちの一部(以後、一般入賞口A)に入球することであり、第2遊技状況とは、一般入賞口A以外の一般入賞口(以後、一般入賞口B)に入球することであっても良い。
この場合、例えば、一般入賞口Aへの入球確率を、一般入賞口Bの入球確率よりも低くしても良い。より詳しくは、例えば、1つの一般入賞口を一般入賞口Aとすると共に、3つの一般入賞口を一般入賞口Bとすることで、一般入賞口Aへの入球確率を、一般入賞口Bの入球確率よりも低くしても良い。そして、一般入賞口A又は一般入賞口Bに入球した
場合には、示唆演出処理1及び通常演出処理1にて第1又は第2抽選を行うこと無く、無条件で示唆演出又は通常演出が行われるようにしても良い。
また、例えば、一般入賞口Aへの入球時に行われる示唆演出処理1での第1抽選の当選確率を、一般入賞口Bへの入球時に行われる通常演出処理1での第2抽選の当選確率よりも低くしても良い。また、例えば、一般入賞口Aへの入球時には必ず示唆演出を実行し、一般入賞口Aへの入球時においては、第2抽選での当選確率を所定の確率(例えば、1/5)としてもよい。
(b)第1及び第2遊技状況が同一である場合
次に、第1及び第2遊技状況が同一である場合における、示唆演出等の実行契機等の具体例について説明する。なお、この場合には、示唆演出処理2により示唆演出及び通常演出が実行される。
<具体例4>
第1及び第2遊技状況とは、特定の遊技状態に移行することであっても良い。特定の遊技状態とは、例えば、特典状態や、高確率状態や、時短状態や、通常状態であっても良い。なお、具体例4では、一例として、高確率状態を特定の遊技状態とする。
そして、第1遊技状況が到来した場合、例えば、現在の設定値が設定4〜設定6であり、且つ、第1抽選に当選した場合に、示唆演出が行われ、そうでない場合には、通常演出が行われても良い。また、第1遊技状況が到来した場合、例えば、現在の設定値が設定6であり、且つ、第1抽選(当選確率は1/6)に当選した場合に、示唆演出が行われ、そうでない場合には、通常演出が行われても良い。
また、一例として、示唆演出では、演出画面における所定の部分(例えば、演出画面の背景)を金色とすることで示唆視覚情報を出力し、通常演出では、該所定の部分を銀色とすることで、示唆視覚情報とは異なる通常視覚情報を出力しても良い。
<具体例5>
第1及び第2遊技状況とは、大当り遊技中に大入賞口14への過剰入賞が生じることであっても良い。なお、大入賞口14への過剰入賞とは、大当り遊技におけるラウンドにおいて、大入賞口14に入球した遊技球数が上限数を超えることである。
この場合、示唆演出処理2において、例えば、図18(a)に示す当選確率で第3抽選を行い、示唆演出を行うことで、現在の設定値が偶数であることを示唆しても良い。また、示唆演出では、図18(b)に示すように、演出画面1300にキャラクタ1301を表示することで示唆視覚情報を出力し、通常演出では通常視覚情報を出力しないようにしても良い。
(c)その他の具体例
第1及び第2遊技状況が相違する場合においても、具体例4のように、特定の遊技状態に移行することを第1及び第2遊技状況としても良い。具体的には、例えば、高確率状態に移行することを第1遊技状況とし、時短状態に移行することを第2遊技状況としても良い。また、該場合において、具体例5のように、大入賞口14への過剰入賞を、第1及び第2遊技状況としても良い。具体的には、例えば、大当り遊技の特定のラウンドでの大入賞口14への過剰入賞を第1遊技状況とし、別のラウンドでの大入賞口14への過剰入賞を第2遊技状況としても良い。
第1及び第2遊技状況が同一である場合においても、具体例1、2のように、第1又は第2始動口11、12への過剰入賞や、第1又は第2始動口11、12への入賞により新たに保留記憶が発生することを、第1及び第2遊技状況としても良い。また、具体例3の
ように、遊技球が特定の領域に進入したことを、第1及び第2遊技状況としても良い。
[効果]
上記実施形態によれば、示唆演出により現在の設定値が示唆されると共に、示唆演出と、現在の設定値を示唆しない通常演出とにおいて、実質的に同一又は類似の演出音が出力される。このため、演出音に基づき示唆演出と通常演出とを区別するのが困難又は不可能になり、遊技状況や、示唆演出や通常演出で出力される視覚情報を把握していない者が、示唆演出の出現を把握することが困難又は不可能になる。したがって、遊技者以外の者により現在の設定値を推測されるのを抑制しつつ、現在の設定値を示唆する演出を行うことができる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態は、一例として、設定変更機能を有するパチンコ機にて、示唆演出と通常演出とを実行する構成を示した。しかし、パチンコ機に限らず、設定変更機能が設けられたスロットマシンにおいても、上記実施形態と同様にして、示唆演出と通常演出とを実行しても良い。この場合においても、スロットマシンにおける所定の遊技の進行状況を、第1及び第2遊技状況としても良い。具体的には、例えば、特定の役に当選した場合や、ボタン操作により特定の役が成立した場合や、特定の遊技状態に移行した場合等を、第1又は第2遊技状況としても良い。
(2)また、上記実施形態のパチンコ機や、(1)のスロットマシンにおいて、通常演出が設けられた示唆演出に加え、さらに、通常演出が設けられていない示唆演出が行われても良い。また、演出音を出力しない示唆演出が設けられていて良い。
[特許請求の範囲との対応]
上記実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
パチンコ機が遊技機の一例に相当する。また、示唆演出処理1のS1015、示唆演出処理2のS1220が、示唆演出手段の一例に相当する。また、通常演出処理1のS1115、示唆演出処理2のS1225が、通常演出手段の一例に相当する。
1…遊技盤、3…遊技領域、6…演出図柄表示装置、9…第1特別図柄表示装置、10…第2特別図柄表示装置、11…第1始動口、12…第2始動口、14…大入賞口、18…第1特別図柄保留数表示装置、19…第2特別図柄保留数表示装置、80…主制御装置、82…演出図柄制御装置、83…サブ統合制御装置。

Claims (3)

  1. 遊技者の有利さの度合いを定めるための複数の設定値が設けられており、外部からの指示により前記設定値のうちのいずれかを現在の設定値として選択可能であると共に、演出音及び/又は視覚情報を出力することで演出を行う遊技機であって、
    予め定められた遊技の進行状況である第1遊技状況が到来したことに起因して、前記現在の設定値を示唆する前記演出である示唆演出を行う示唆演出手段と、
    予め定められた遊技の進行状況である第2遊技状況が到来したことに起因して、前記現在の設定値を示唆しない前記演出である通常演出を行う通常演出手段と、を備え、
    前記示唆演出と前記通常演出とでは、実質的に同一又は類似の前記演出音が出力されること、
    を特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載された遊技機において、
    前記第1遊技状況と前記第2遊技状況とは、異なる前記遊技の状況であること、
    を特徴とする遊技機。
  3. 請求項1に記載された遊技機において、
    前記第1遊技状況と前記第2遊技状況とは、同一の前記遊技の状況であり、
    前記示唆演出と前記通常演出とにおいて、異なる態様で前記視覚情報が出力されるか、又は、前記示唆演出と前記通常演出とのうちの一方で前記視覚情報が出力され、他方では前記視覚情報が出力されないこと、
    を特徴とする遊技機。
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