JP2020108318A - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インバータケースにおける放熱をより効率的に行うことができる発電装置を提供する。【解決手段】エンジン4の駆動により発電を行うオルタネータ5と、前記オルタネータ5のインバータ回路が内蔵されたインバータケース6と、前記エンジン4に供給する燃料を貯留する燃料タンク3と、少なくとも前記エンジン4、前記オルタネータ5および前記インバータケース6を収容するケーシング2とを備え、前記インバータケース6および前記燃料タンク3は、前記ケーシング2より熱伝導率の高い材料で形成され、前記インバータケース6は、前記燃料タンク3に接触して配置されている構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、エンジンなどをケーシングの内部に収容した防音型の発電装置に関する。
発電装置として、エンジンなどをケーシングの内部に収容した防音型の発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
発電装置は、一般に、エンジンの駆動により発電を行うオルタネータと、オルタネータのインバータ回路が内蔵されたインバータケースと、エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクとを備える。
防音型の発電装置は、これらエンジンなどのすべての構成をケーシングの内部に収容し、発電時の音をケーシングの外部に伝わりにくくしている。
また、防音型の発電装置では、熱源となるエンジンおよびオルタネータとともに、インバータケースがケーシングの内部に収容されているため、発電時には、エンジンなどの熱で、インバータケースおよびそれに内蔵されたインバータ回路の温度が高くなる。インバータ回路は、温度が高くなるほど、その電気抵抗値が高くなる。
そこで、防音型の発電装置では、インバータケースの表面に放熱フィンを設け、その放熱フィンに、ケーシングの外部から取り入れた空気を接触させることができるよう、ケーシングの内部に空気の流路が設けられている。
空気の流路は、放熱フィンと燃料タンクとの間、インバータケースと燃料タンクとの間などに設けられた隙間である。
特開2008−282581号公報
防音型の発電装置に対しては、それ自体の小型化および燃料タンクの大容量化が要望されている。
しかしながら、発電装置の小型化および燃料タンクの大容量化を進めていくと、空気の流路を確保することが困難になることから、インバータケースに対して、より効率的な放熱対策が求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、インバータケースにおける放熱をより効率的に行うことができる発電装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、エンジンの駆動により発電を行うオルタネータと、前記オルタネータのインバータ回路が内蔵されたインバータケースと、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、少なくとも前記エンジン、前記オルタネータおよび前記インバータケースを収容するケーシングとを備え、前記インバータケースおよび前記燃料タンクは、前記ケーシングより熱伝導率の高い材料で形成され、前記インバータケースは、前記燃料タンクに接触して配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、インバータケースおよび燃料タンクは、ケーシングより熱伝導率の高い材料で形成され、インバータケースは、燃料タンクに接触して配置されているため、インバータケースの熱を燃料タンクに伝えやすく、燃料タンクで放熱することができる。しかも、燃料タンクの表面積はインバータケースの表面積より一般に広いことから、インバータケースにおける放熱をより効率的に行うことができる。
前記構成において、前記燃料タンクの少なくとも一部が前記ケーシングの外部に露出していることを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクに伝わった熱がケーシングの外部に放熱されやすくなっているため、インバータケースにおける放熱をより一層効率的に行うことができる。
前記構成において、前記燃料タンクの下側部分に凹部を形成し、前記凹部に前記インバータケースを配置したことを特徴とする。
本発明によれば、インバータケースを燃料タンクと一体化することができる。そのため、それぞれを保持する保持部品を統合することができ、その分、発電装置の小型化および軽量化ならびに燃料タンクの大容量化を図ることができる。
前記構成において、前記燃料タンクの前記ケーシングの内部に位置する部位に、燃料が前記インバータケースに流れないように案内する樋を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、樋の分、放熱に係わる表面積が増加するため、放熱効率を向上させることができる。
前記構成において、前記燃料タンクの前記ケーシングの内部に位置する部位は、板厚を他の部位より厚く形成したことを特徴とする。
本発明によれば、燃料タンクをケーシングのフレームの一部とすることができ、フレーム構造を簡略化することができる。それとともに、インバータケースの熱を効率よく燃料タンク全体に伝えることができる。
前記構成において、前記燃料タンクの前記ケーシングの外部に位置する箇所に、凹凸を形成したことを特徴とする。
本発明によれば、その凹凸により、燃料タンクの表面積が増加するため、放熱効率を向上させることができる。さらに、凹凸により、意匠性の向上を図ることもできる。
本発明によれば、インバータケースが燃料タンクに接触しており、インバータケースおよび燃料タンクがケーシングより熱伝導率の高い材料で形成されているため、インバータケースの熱を燃料タンクに伝えやすく、燃料タンクで放熱することができる。その結果、インバータケースの表面に従来設けていた放熱フィンを小さくするないし無くすことができ、その分、発電装置の小型化および燃料タンクの大容量化を図ることができる。さらに、インバータケースと燃料タンクとの間に従来設けていた隙間(空気の流路)が不要となり、その分、発電装置の小型化および燃料タンクの大容量化を図ることができる。
本発明に係る発電装置の第1の実施形態を示す斜視図である。 第1の実施形態の発電装置を図1とは異なる方向から見た斜視図である。 第1の実施形態の発電装置の断面図である。 第1の実施形態の発電装置の燃料タンクの断面図である。 本発明に係る発電装置の第2の実施形態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1および図2は、第1の実施形態の発電装置の外観を示す斜視図である。図3は、発電装置の断面図である。図4は、発電装置の燃料タンクの断面図である。
図1および図2に示すように、発電装置1は、ケーシング2と、一部分がケーシング2の外部に露出した燃料タンク3とを備えており、図3に示すように、ケーシング2の内部には、エンジン4と、オルタネータ5と、インバータケース6とが収容されている。
ケーシング2は、樹脂製であり、図3に示すように、前側(図3において左側)が開放された略直方体状に形成されている。図1および図2に示すように、ケーシング2の頂板25には、取っ手21が形成されており、底板26には、複数の脚22が取り付けられている。また、ケーシング2の前板27の下側部分(燃料タンク3の下方)および対向する一対の側板28には、吸気口23が形成されており、後板29には、排気口24が形成されている。なお、前板27の下側部分の吸気口は、図では表れていない。
燃料タンク3は、エンジン4に供給する燃料を貯留するものである。そして、燃料タンク3は、図3に示すように、ケーシング2の前方を塞いだ状態で、ケーシング2の一部を構成している。燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位(図4の斜線部分38)は、板厚を他の部位より厚くしている。図1および図2に示すように、燃料タンク3の対向する一対の側板32は、ケーシング2の側板28と面一となるように形成されている。
燃料タンク3の一方の側板32におけるケーシング2の外部に露出した部位には、図2に示すように、操作板11を配置するための方形状の第1凹部34が形成されている。また、燃料タンク3の頂板31には、円筒状の給油口35が上方に突出した状態で頂板31と一体に形成されている。
燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位には、図3に示すように、下側部分に、インバータケース6を設置するための方形状の第2凹部36が形成されている。また、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する後面には、給油口35から漏れた燃料がインバータケース6に流れないように案内する板状の樋37が、燃料タンク3と一体に設けられている。
燃料タンク3および樋37の材料は、ケーシング2の材料(樹脂)より熱伝導率の高いものであり、例えば、金属などの材料が挙げられる。なかでも、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金が実用的である。
エンジン4は、出力軸(図示せず)が前後方向に延在するように、ケーシング2の内部の後方(排気口24側)に配置されている。その出力軸は、エンジン4の前方に突出している。また、エンジン4の後方には、排気口24に至るマフラー7が設けられている。
オルタネータ5は、エンジン4の前方に突出した出力軸に、その出力軸と同軸状に接続されている。また、出力軸のオルタネータ5の前方には、ファン8が同軸状に取り付けられている。
インバータケース6は、略直方体状に形成されており、インバータケース6は、燃料タンク3の第2凹部36に設置されている。インバータケース6の上面および前面は、第2凹部36の上面および後面に密着されている。これにより、インバータケース6の前面および上面の大部分が第2凹部36に当接している。インバータケース6は、オルタネータ5のインバータ回路を内蔵しており、ファン8の前方に距離をおいて配置されている。
インバータケース6の材料は、ケーシング2の材料(樹脂)より熱伝導率が高いものであり、例えば、金属などの材料が挙げられる。なかでも、鉄、アルミニウム、アルミニウム合金が実用的である。
また、ケーシング2の内部には、ファン8の周辺部から、オルタネータ5、エンジン4およびマフラー7までを覆うシュラウド9が設けられている。
さらに、ケーシング2の内部には、防音および防振のためのゴムマウント10が複数設けられている。ゴムマウント10は、ケーシング2の上部における取っ手21の前側の根元部分と燃料タンク3の頂板31の露出していない部分との間、取っ手21の後側の根元部分とエンジン4の頂部との間、ケーシング2の下部におけるインバータケース6の位置に対応する燃料タンク3の底板33とケーシング2の底板26との間、シュラウド9の前方下部とケーシング2の底板26との間、エンジン4の後方下部とケーシング2の底板26との間に設置されている。
燃料タンク3に形成された第1凹部34には、操作板11が配置されている。操作板11には、電源コンセント、操作ボタンなど(図示せず)が設けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
このような構成の発電装置1では、発電時に、次のように空気が流れる(図3の矢印参照)。
発電を行う場合、エンジン4を始動することで、エンジン4の出力軸が回転駆動される。これにより、オルタネータ5で発電が行われるとともに、ファン8が回転する。そして、ファン8の回転により、吸気口23から、外部の空気がケーシング2の内部に取り入れられる。そのうち、ケーシング2の一対の側板28に形成された吸気口23からの空気は、シュラウド9の外側を、そのシュラウド9に沿って、ファン8に向かって流れる。このとき、その空気は、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する後面およびインバータケース6に接触しながら流れる。ケーシング2の前板27の下側部分に形成された吸気口からの空気は、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する底板33およびインバータケース6に接触しながら、ファン8に向かって流れる。ファン8を通った空気の一部は、エンジン4に取り込まれて燃料の燃焼に使われた後、マフラー7から排気され、残部は、ファン8の回転により、シュラウド9で囲われた内部空間に取り入れられた後、その内部空間を通って排気口24から排気される。
発電時には、エンジン4およびオルタネータ5が発熱することから、ケーシング2の内部の温度が高くなり、それに伴って、インバータケース6およびそれに内蔵されたインバータ回路の温度も高くなる。
しかし、先に述べた空気の流れにより、外部から取り入れた空気がインバータケース6、オルタネータ5およびエンジン4の表面に接触することにより、それらの過度の温度上昇を防止している。
また、この第1の実施形態の発電装置1では、インバータケース6が燃料タンク3に接触し、その燃料タンク3の一部分がケーシング2の外部に露出し、インバータケース6の材料および燃料タンク3の材料が熱伝導率の高いものとなっている。そのため、インバータケース6の熱が燃料タンク3に伝わりやすくなっているとともに、燃料タンク3に伝わった熱が外部に放熱されやすくなっている。すなわち、燃料タンク3がインバータケース6おける放熱用ヒートシンクとなっている。そのため、インバータケース6の温度上昇をより一層防止することができる。
それにより、インバータケース6に内蔵されたインバータ回路の過度の温度上昇も防止することができ、その電気抵抗値の過度の上昇を防止することができる。その結果、インバータ回路による電力変換を適正に行うことができる。
以上述べたように、本実施形態においては、エンジン4の駆動により発電を行うオルタネータ5と、オルタネータ5のインバータ回路が内蔵されたインバータケース6と、エンジン4に供給する燃料を貯留する燃料タンク3と、少なくともエンジン4、オルタネータ5およびインバータケース6を収容するケーシング2とを備え、インバータケース6および燃料タンク3は、ケーシング2より熱伝導率の高い材料で形成され、インバータケース6は、燃料タンク3に接触して配置されている。
これにより、インバータケース6の熱を燃料タンク3に伝えやすく、燃料タンク3で放熱することができる。しかも、燃料タンク3の表面積はインバータケース6の表面積より一般に広いことから、インバータケース6における放熱をより効率的に行うことができる。
その結果、インバータケース6の表面に従来設けていた放熱フィンを小さくするないし無くすことができ(図示のものは無くしている)、その分、発電装置1の小型化および燃料タンク3の大容量化を図ることができる。さらに、インバータケース6と燃料タンク3との間に従来設けていた隙間(空気の流路)が不要となり、その分、発電装置1の小型化および燃料タンク3の大容量化を図ることができる。
また、本実施形態においては、燃料タンク3の少なくとも一部がケーシング2の外部に露出している。
これにより、燃料タンク3に伝わった熱がケーシング2の外部に放熱されやすくなっているため、インバータケース6における放熱をより一層効率的に行うことができる。
また、本実施形態においては、燃料タンク3の下側部分に第2凹部36を形成し、第2凹部36にインバータケース6を配置している。
これにより、インバータケース6を燃料タンク3と一体化することができる。そのため、それぞれを保持する保持部品を統合することができ、その分、ケーシング2を小型化することができる。その結果、発電装置1の小型化および燃料タンク3の大容量化を図ることができる。
また、本実施形態においては、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位に、燃料がインバータケース6に流れないように案内する樋37を設けている。
これにより、樋37の分、放熱に係わる表面積が増加するため、放熱効率を向上させることができる。また、樋37により、燃料がインバータケース6に流れないようにできるため、インバータ回路を燃料から保護することができる。
また、本実施形態においては、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位(図4の斜線部分38)は、板厚を他の部位より厚く形成している。
これにより、燃料タンク3をケーシング2のフレームの一部とみなすことができ、フレーム構造を簡略化することができる。それとともに、インバータケース6の熱およびケーシング2の内部の高温の空気の熱を効率よく燃料タンク3の全体に伝導することができる。
さらに、本実施形態においては、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位のうち、インバータケース6が接触していない部分は、ケーシング2の内部の高温の空気に接触しており、その空気の熱も、燃料タンク3を介して外部に放熱されやすくなっている。そのため、エンジン4に取り込まれる空気の温度を低下させ、その空気の酸素分子の密度を高めることができることから、エンジン4における燃料の燃焼効率を向上させ、発電効率の向上を図ることができる。
上述した第1の実施形態では、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位に樋37を設けたが、ケーシング2の外部に露出する部位にも樋を設け、燃料が操作板11に流れないように案内してもよい。
また、それら樋37は、燃料がインバータケース6および操作板11に流れることがなければ、設けなくてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、第2の実施形態の発電装置の外観を示す斜視図である。
第2の実施形態の発電装置50は、第1の実施形態の発電装置1(図1参照)において、燃料タンク3のケーシング2の外部に位置する前板39に、凹凸40を形成したものである。それ以外の部分は、上述した第1の実施形態と同様である。
このように、第2の実施形態においては、燃料タンク3のケーシング2の外部に位置する箇所に、凹凸40を形成している。
これにより、燃料タンク3の表面積を増加させることができ、放熱効率を向上させることができる。また、凹凸40が燃料タンク3のケーシング2の外部に位置する箇所に形成されているため、意匠性の向上を図ることもできる。
さらに、第2の実施形態においては、燃料タンク3が金属製であると、凹凸40の形成が容易である。特に、凹凸40の板厚を薄くすると、凹凸40の形成がより容易となるだけでなく、燃料タンク3の表面積を増加させることができるため、放熱効率をより向上させることができる。
第2の実施形態では、燃料タンク3のケーシング2の外部に位置する前板39に凹凸40を形成したが、その凹凸40は、燃料タンク3のケーシング2の外部に位置する側板32に形成してもよいし、頂板31に形成してもよい。この場合も、燃料タンク3の表面積を増加させて放熱効率を向上させることができるとともに、意匠性の向上を図ることもできる。
また、凹凸40は、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位に形成してもよい。この場合も、燃料タンク3の表面積を増加させることができ、ケーシング2の外部から取り入れた空気を内部の凹凸40に接触させることにより、放熱効率を向上させることができる。
なお、前記各実施形態においては、燃料タンク3の一部がケーシング2の外部に露出した場合の例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、燃料タンク3がすべてケーシング2の内部に収納されている構造としてもよい。
この場合であっても、インバータケース6および燃料タンク3を熱伝導率の高い材料で形成することにより、燃料タンク3をインバータケース6おける放熱用ヒートシンクとして機能させることができ、インバータケース6の温度上昇を防止することができる。
また各実施形態では、燃料タンク3の下側部分の第2凹部36において、インバータケース6を燃料タンク3と一体化させたが、インバータケース6が燃料タンク3に接触していれば、第2凹部36を形成しなくてもよいし、両者を一体化させなくてもよい。
また各実施形態では、燃料タンク3のケーシング2の内部に位置する部位の板厚を他の部位より厚く形成したが、そのように形成しなくても、インバータケース6における放熱をより効率的に行うことができるという所期の目的を達成することができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の態様の例示であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において任意に変形および応用が可能である。
1,50 発電装置
2 ケーシング
3 燃料タンク
4 エンジン
5 オルタネータ
6 インバータケース
36 第2凹部
37 樋
40 凹凸

Claims (6)

  1. エンジンの駆動により発電を行うオルタネータと、前記オルタネータのインバータ回路が内蔵されたインバータケースと、前記エンジンに供給する燃料を貯留する燃料タンクと、少なくとも前記エンジン、前記オルタネータおよび前記インバータケースを収容するケーシングとを備え、
    前記インバータケースおよび前記燃料タンクは、前記ケーシングより熱伝導率の高い材料で形成され、前記インバータケースは、前記燃料タンクに接触して配置されていることを特徴とする発電装置。
  2. 前記燃料タンクの少なくとも一部が前記ケーシングの外部に露出していることを特徴とする請求項1記載の発電装置。
  3. 前記燃料タンクの下側部分に凹部を形成し、前記凹部に前記インバータケースを配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の発電装置。
  4. 前記燃料タンクの前記ケーシングの内部に位置する部位に、燃料が前記インバータケースに流れないように案内する樋を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の発電装置。
  5. 前記燃料タンクの前記ケーシングの内部に位置する部位は、板厚を他の部位より厚く形成したことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発電装置。
  6. 前記燃料タンクの前記ケーシングの外部に位置する箇所に、凹凸を形成したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の発電装置。
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