JP2020107423A - 組立てコネクタ - Google Patents
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Abstract
Description
前記上壁と前記下壁とを繋ぐ中間壁が備わるところに特徴を有する(1)記載のものである。
本実施形態に係る組立てコネクタ1は、図1に示されるように、サブハウジング20と、ハウジングケース10とからなる。ハウジングケース10は、ハウジングケース10の
みからなる。なお、サブハウジング20は、電線Wに接続されたコンタクトCが所定位置に装着されたサブコネクタの状態でハウジングケース10に組立てられるものではあるが、組立て構造が明瞭になるように、本説明では、コンタクトCを省略した状態のサブハウジング20と、ハウジングケース10について説明する。コンタクトCが装着された状態のサブコネクタについては、図5に示されている。
ハウジングケース10は、図3に示されるように、上壁11、下壁12、後壁13、からなる収容部150が内側に形成された半箱体状で、前面、及び左右側面は開口面である。収容部150は、中壁14で右側収容部と、左側収容部とに分割されている。右側収容部と、左側収容部とは、中壁14に対して左右対称構造である。中壁14は、上端で上壁11と、下端で下壁12とに繋がっているので、上壁11と、下壁12とは、中壁14を介して外方向への反りが抑制されている。
サブハウジング20は、図4に示されるように、上壁21、下壁22、右壁24、左壁25、後壁23からなる、前面が開口した箱体で内部に端子収容部260が形成されている。端子収容部260は、縦壁と横壁で複数の部屋に区画されている。区画された端子収容部260には、単一のコンタクトCが収容され、図示しない係止部でコンタクトCを保持する。
前ガイド溝210は、上壁21を切り欠いたものであって溝底壁はなく、端子収容部260にまで貫通した溝穴である。前ガイド溝210は、左右方向に延びた溝穴で、左端は左壁25の前切り欠き部250に連通し、右端は上壁21の右端近傍にまで延びている。
前ガイド溝220は、下壁22を切り欠いたものであって溝底壁はなく、端子収容部260にまで貫通した溝穴である。前ガイド溝220は、左右方向に延びた溝穴で、左端は左壁25の前切り欠き部250に連通し、右端は下壁22の右端近傍にまで延びている。
後ガイド溝221は、下壁22を切り欠いたものであって溝底壁はなく、端子収容部260にまで貫通した溝穴である。後ガイド溝221は、左右方向に延びた溝穴で、左端は左壁25の後切り欠き部252にそのまま連通し、右端は右壁24内面にまで達している。
下壁22には、図4に示されるように、前寄り左端に凹状の係止部225が形成されている。係止部225の右方には右壁を貫くくぼ地が形成されている。
。
サブハウジング20と、ハウジングケース10との組立は、図2、図4に示されるように、ハウジングケース10の側方から左右方向に沿ってサブハウジング20が組立てられる。
組立開始位置で、ハウジングケース10の下壁12の後ガイドリブ121の先端は、サブハウジング20の下壁22の後ガイド溝221の間口(後切り欠き部252)に係り、ハウジングケース10の上壁11の後ガイドリブ111の先端は、サブハウジング20の上壁21の後ガイド溝211の間口(後切り欠き部251)に係り、ハウジングケース10の上壁11の前ガイドリブ110の先端は、サブハウジング20の上壁21の前ガイド溝210の間口(前切り欠き部250)に係る。
組立終了位置で、ハウジングケース10の上壁11及び下壁12の後ガイドリブ111、121は、図5に示されるように、サブハウジング20に収容されたコンタクトCを保持する機能を備えている。また、ハウジングケース10の上壁11の前ガイドリブ110は、電線Wの周面に当接又は近接する位置にある。これにより、電線Wの振れが抑制された組立コネクタ1が得られる。
・ハウジングケース10には、ガイドリブ110、111、120、121が備わり、サブハウジング20にはガイド溝210、211、220、221が備わるので、組立がスムーズにおこなえる組立コネクタ1が得られる。
・ハウジングケース10には、上壁11及び下壁12に造繋がる中壁14が備わるので反り(開き)が抑制された組立コネクタ1が得られる。
・ハウジングケース10の後ガイドリブ111、121の先端の上係止突部112、及び下係止突部122は、サブハウジング20の右側壁24の上係止孔部240及び下係止孔部241に係止するので、ハウジングケース10の上壁11及び下壁12の反り(開き)
が抑制された組立コネクタ1が得られる。
・組立状態で、ハウジングケース10の前ガイドリブ110(保持部1100)、120(1200)の先端が電線Wに近接又は当接するので、電線Wの触れが抑制された組立コネクタ1が得られる。
・サブコネクタ20は、左右対称構造なので、金型の一部の部品を組み換えることで作りわけができる。
図6は、他の実施形態の主要部を示す断面図である。前ガイド溝210、220及び前ガイドリブ110、120がない形態である。このような形態でも電線の抑制効果は弱まるが概ね上述した効果が奏される。
10 ハウジングケース
11 上壁
110 前ガイドリブ
1100 保持部
1110 保持部
111 後ガイドリブ
112 上係止突部
115 ロックアーム
12 下壁
120 前ガイドリブ
121 後ガイドリブ
1200 保持部
1210 保持部
122 下係止突部
13 後壁
130 端子穴
14 中壁
140 係止部
150 収容部
20 サブハウジング
21 上壁
210 前ガイド溝
211 後ガイド溝
22 下壁
220 前ガイド溝
221 後ガイド溝
225 係止部
226 くぼ地
23 後壁
230 端子穴
24 右側壁
240 上係止孔部
241 下係止孔部
25 左側壁
250 前切り欠き部
251 後切り欠き部
252 後切り欠き部
260 端子収容部
W 電線
C コンタクト
Claims (5)
- 2個以上のサブハウジングと前記サブハウジングを収容するハウジングケースとからなる組立てコネクタであって、
前記ハウジングケースは後壁、上壁、下壁を備え左側面、右側面、前面が開口した半完成状態の箱体で、前記上壁及び前記下壁には係止部が備わり、
前記サブハウジングは前記左右方向に沿って前記開口を通して前記ハウジングケースに挿入されて挿入終了位置に至り、
前記サブハウジングには前記係止部に対応する位置に被係止部が備わり、
前記サブハウジングの前記挿入終了位置で前記サブハウジングの前記被係止部が前記ハウジングケースの前記係止部に係止し、前記上壁及び前記下壁のそりが抑制されるところに特徴を有する組立てコネクタ。 - 前記ハウジングケースの収容室には前記上壁と前記下壁とを繋ぐ中間壁が備わるところに特徴を有する請求項1記載の組立てコネクタ。
- 前記ハウジングケースには前記サブハウジングの前記挿入をガイドするためのガイドリブが備わり、前記サブハウジングには前記ガイドリブに対応するガイド溝が備わるところに特徴を有する請求項1又は2記載の組立てコネクタ。
- 前記ガイドリブの先端には前記係止部が備わり、前記ガイド溝と前記サブハウジングの側壁とが交差する位置に前記被係止部が備わるところに特徴を有する請求項3記載の組立てコネクタ。
- 請求項4記載の係止部は凸部であり、請求項4記載の被係止部は凹部であるところに特徴を有する組立てコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2018243095A JP7191321B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 組立てコネクタ |
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JP2018243095A JP7191321B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 組立てコネクタ |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018243095A Active JP7191321B2 (ja) | 2018-12-26 | 2018-12-26 | 組立てコネクタ |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7474721B2 (ja) | 2021-03-16 | 2024-04-25 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11111378A (ja) * | 1997-10-02 | 1999-04-23 | Yazaki Corp | 合体コネクタ |
JP2011014353A (ja) * | 2009-07-01 | 2011-01-20 | Yazaki Corp | コネクタ |
JP2015095376A (ja) * | 2013-11-13 | 2015-05-18 | タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 | コネクタ位置保証機構を備えたコネクタ、およびコネクタ嵌合体 |
-
2018
- 2018-12-26 JP JP2018243095A patent/JP7191321B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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