JP2020103201A - 野菜収穫機 - Google Patents

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JP2020103201A
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高木 真吾
Shingo Takagi
高木  真吾
英明 黒瀬
Hideaki Kurose
英明 黒瀬
二宮 浩二
Koji Ninomiya
浩二 二宮
村並 昌実
Masami Muranami
村並  昌実
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明は、野菜を収穫して満杯の収穫袋を圃場へ放置して収穫作業を続ける野菜収穫機において、放置した収穫袋を迂回することなく、機体を直進させて収穫作業を継続出来るようにすることを課題とする。【解決手段】収穫部5で収穫した野菜を選別部6に送り選別した後に収容部7の収容袋Bに収納し、満杯の収容袋Bを圃場に落下放置する野菜収穫機において、収容袋Bを機体から離れた側方へ落下させる側方落下手段10を設けたことを特徴とする野菜収穫機とする。【選択図】図3

Description

本発明は、野菜収穫機に関する。
ダイコンやカブなどの根菜類野菜を圃場から引き抜いて収穫する野菜収穫機として、特許文献1に記載の構成がある。
特許第4238780号公報
しかしながら、前記の野菜収穫機は、圃場から引き抜いた野菜を選別して収穫袋へ袋詰めを行い、収穫袋が満杯になると収穫台から収穫袋を落として圃場へ放置しながら収穫作業を続行するが、収穫袋の落下位置が機体の走行幅内であるために、圃場の収穫袋を迂回して走行することで抜き残しの野菜が生じ、後で抜き残しの野菜を収穫する必要があって作業効率が悪い。
本発明は、野菜を収穫して満杯の収穫袋を圃場へ放置して収穫作業を続ける野菜収穫機において、放置した収穫袋を迂回することなく、機体を直進させて収穫作業を継続出来るようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、収穫部5で収穫した野菜を選別部6に送り選別した後に収容部7の収容袋Bに収納し、満杯の収容袋Bを圃場に落下放置する野菜収穫機において、収容袋Bを機体から離れた側方へ落下させる側方落下手段10を設けたことを特徴とする野菜収穫機とする。
請求項2の発明は、側方落下手段10が収容袋Bを載せた載置台24Rを側後方へ下傾斜させることであることを特徴とする野菜収穫機とする。
請求項3の発明は、載置台24Rの上面に滑り材16を設けたことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機とする。
請求項4の発明は、載置台24側部に収容袋Bの底側部を下端部にガイドするガイド縁17を設けたことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機とする。
請求項1の発明で、収穫した野菜を満杯にした収容袋Bが側方落下手段10で機体の側方へ落下するので、機体をそのまま直進させて収穫作業を継続しても圃場の収容袋Bが邪魔にならない。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、収容袋Bを載せた載置台24Rを側後方へ下傾斜させるだけで、収容袋Bが機体から離れた側方に滑り落ちるので、作業が楽である。
請求項3の発明で、請求項2の効果に加えて、滑り材16で載置台24Rを少し傾けるだけで収容袋Bが直に滑り落ちるので、作業を迅速に行える。
請求項4の発明で、収容袋Bが載置台24Rのガイド縁17で確実に側方へ誘導して落下する。
野菜収穫機の野菜収穫機の左側面図である。 野菜収穫機の野菜収穫機の右側面図である。 野菜収穫機の平面図である。 野菜収穫機の背面図である。 載置台の斜視図である。 載置台枢支軸の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。なお、実施例の説明においては、機体の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものでは無い。
本発明の構成例に係る野菜収穫機の左右の側面図を図1、図2に夫々示す。図1、図2において、野菜収穫機は、左右のクローラ3,3等からなる走行装置によって支持される機体1に、走行および機器操作のための操縦部4、圃場に植生する根菜系作物を取り込む収穫部5、取り込んだ作物を選別作業するための選別部6、選別後の作物を収容する収容部7等を備えて構成される。
収穫部5には、作物の茎葉部を挟持し根菜本体部を吊下げた状態で後側上方に搬送して圃場から引き上げる左右一対の引上搬送ベルト12,12を設け、該引上搬送ベルト12,12の前側に根菜の葉部を引起しする引起装置11を配置し、引上搬送ベルト12,12の後部に引上搬送ベルト12,12から根菜を受けて茎葉部を切断する茎葉処理装置13を設ける。また、切断されて茎葉部から分離して落下する根菜本体部を受けて根菜本体部側に残る茎葉を取り除く残葉処理装置14等を備える。
その詳細な平面構成は、平面図を図3に示すように、機体1の左側には、引上搬送ベルト12,12からなる収穫装置を配置し、機体の右側には、収穫した作物を収容する収容袋Bをセットする収容部7と、その前方で作物を収容した収容袋Bを機体の前後方向に沿って複数個を載置可能な載置部24とを設ける。
選別部6について説明すると、茎葉処理装置13の下方を選別始端側に、収容部7の上方を搬送終端側とし、機体後部を機体平面視左右方向にわたって構成する選別ベルト6bを設けている。選別ベルト6bは搬送始端側から搬送終端側に向かって上昇するよう傾斜して構成し、その搬送途中部の一部には略平坦、あるいは緩やかな傾斜部分であり、作業者が不良作物を選別する不良作物選別部6pを構成している。該不良作物選別部6pは操縦部4の運転座席4sのすぐ後方にあり、操縦者が野菜収穫機を操縦しながら、選別ベルト6bを流れる収穫した作物から不良作物選別部6pで不良の作物を手で選別除去可能に構成している。
6cは選別ベルト停止ボタンで選別ベルト6bと運転座席4sとの間に配置することで、例えば、収容袋Bに作物が満杯になると操縦者が停止ボタン6cを押して選別ベルト6bを停止させることができる構成としている。
上記のような選別ベルト6bの構成とすることで操縦席4sにいる操縦者が野菜収穫機を操作しながら、片手で不良作物選別部6p上の不良作物を除去しやすくすることができる。
なお、不良作物選別部6pの後方には作物の不良品除去を行なう補助作業者が座る補助座席6sを設けている。
収容部7は、図5に示す如く、機体1の側部に取り付けた前載置台24Fとこの前載置台24Fの後側で枢支軸26に取り付けた後載置台24Rで構成し、枢支軸26の右端部を前載置台24Fの後右端に設ける右端ボス25に枢支し、枢支軸26の左端部を左端ボス29に枢支している。さらに、左端ボス29の支軸28を機体1に取り付けた張出シリンダ27のロッド先端ボス30に枢支している。また、右端ボス25は前載置台24Fに対して水平回動可能にしている。
従って、後載置台24Rは、張出シリンダ27が伸びると右端ボス25を中心にして後側方へ回動し、枢支軸26で後下方へ回動することで側方落下手段10としている。
また、後載置台24Rの上面には滑り材となるガイド線16を複数本横に並べて取り付け、左端縁にガイド縁17を立設している。なお、滑り材16は、後載置台24Rの上面に設ける突状線でも滑り板でも良い。
収穫作業中においては、選別部6で選別作業するオペレータが収容袋Bを支持杆20に吊り下げて前載置台24Fに載置した状態で収容袋B内に収穫作物が投入される。収容袋Bが満杯になると、収容袋Bを前載置台24Fに移動する。
やがて、次の収容袋Bも満杯になると、張出シリンダ27を伸ばして後載置台24Rを後側方へ押し出しながら下方へ傾斜させて、収容袋Bを圃場へ降ろすのであるが、降ろし位置が機体1から側方へ離れるようになる。
前載置台24Fの収容袋Bは、後載置台24R上に移動して同様に圃場へ降ろすのであるが、圃場に降ろされた収容袋Bは、機体1の右側方に離れているので、機体1を前進させて収穫作業を続けるに支障がない。
尚、前載置台24Fが回動し、後載置台24Rと同様に、前載置台24Fの上面には滑り材となるガイド線16を複数本横に並べて取り付け、左端縁にガイド縁17を立設しておいても良い。なお、滑り材16は、後載置台24Rの上面に設ける突状線でも滑り板でも良い。
B 収容袋
5 収穫部
6 選別部
7 収容部
10 側方落下手段
16 滑り材
17 ガイド縁
24R 載置台

Claims (4)

  1. 収穫部(5)で収穫した野菜を選別部(6)に送り選別した後に収容部(7)の収容袋(B)に収納し、満杯の収容袋(B)を圃場に落下放置する野菜収穫機において、
    前記収容袋(B)を機体から離れた側方へ落下させる側方落下手段(10)を設けたことを特徴とする野菜収穫機。
  2. 側方落下手段(10)が収容袋(B)を載せた載置台(24R)を側後方へ下傾斜させることであることを特徴とする野菜収穫機。
  3. 前記載置台(24R)の上面に滑り材(16)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機。
  4. 前記載置台(24)側部に収容袋(B)の底側部を下端部にガイドするガイド縁(17)を設けたことを特徴とする請求項2に記載の野菜収穫機。
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