JP2020101754A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ基板や制御基板で発生した熱を効率的に放熱する。【解決手段】第1の放熱部材(放熱部材200、201)は、光軸10bに略平行な4つの面(右上放熱部材200の上面部200a、右面部200b、左下放熱部材201の下面部201a、左面部201b)で撮像光学系を四方から囲むようにレンズユニット10に固定される。制御基板215と熱的に結合される左下放熱部材201は放熱部材200、201に固定される。熱伝導部材212は、光軸10b方向における撮像センサ基板206とセンサ放熱板211との間において、撮像センサ基板206とセンサ放熱板211の双方に接するように配設される。【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置に関する。
一般に、ビデオカメラ等の撮像装置には、撮像光学系によって結像された被写体像に応じた電気信号を出力する撮像センサが設けられている。また、撮像装置には、撮像センサから出力された画像信号に所定の信号処理を施す信号処理回路や装置全体を駆動制御する制御回路が搭載された電子部品が実装された制御基板が設けられている。撮像センサや制御基板に実装された電子部品は発熱して高温になるほど性能が低下するため、温度上昇を抑制して動作を安定化する必要がある。
特に、近年の撮像装置においては、画素密度の高い撮像センサの搭載が求められている。高密度の撮像センサは、動作に伴う発熱量が大きいため、これまで以上に効果的な放熱対策を必要とする。放熱対策のため、撮像センサの背面に放熱フィンを設けると共に、撮像装置に内蔵したファンにより放熱フィンに冷風を送ることで、撮像センサを冷却する撮像装置が知られている(特許文献1)。
特開2009−206951号公報
しかしながら、特許文献1の撮像装置では、装置内部にファンを設置する必要があるため、構成が複雑化すると共に、撮像装置の大型化やコスト上昇に繋がる。従って、制御基板やセンサ基板を効率的に冷却する上で改善の余地があった。
本発明は、センサ基板や制御基板で発生した熱を効率的に放熱することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、撮像光学系を有するレンズユニットと、前記撮像光学系によって結像された被写体像に応じた電気信号を出力する撮像センサと、前記撮像センサが実装されたセンサ基板と、前記撮像光学系の光軸に略平行な4つの面を有し、前記4つの面で前記撮像光学系を四方から囲むように前記レンズユニットに固定された第1の放熱部材と、前記第1の放熱部材に熱的に結合された制御基板と、前記センサ基板に対し、前記光軸方向における前記撮像光学系の反対側に配置され、前記第1の放熱部材に固定された第2の放熱部材と、前記光軸方向における前記センサ基板と前記第2の放熱部材との間において、前記センサ基板および前記第2の放熱部材の双方に接するように配設された熱伝導部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、センサ基板や制御基板で発生した熱を効率的に放熱することができる。
撮像装置の斜視図である。 ビデオカメラの左面における部分拡大図である。 メディアカバー周りの要部展開斜視図である。 図1(a)のA−A平面、B−B平面、C−C平面における、メディアカバー周囲の断面を示す図である。 閉状態のメディアカバーおよび前側取り付け部を左側から見た図である。 ビデオカメラの内部構造を示す斜視図である。 撮像センサ周りの主要部品の分解斜視図である。 熱伝導部材を説明する斜視図である。 レンズユニット周りの構成部品の背面図である。 ビデオカメラの内部構造を表す要部の斜視図、背面図である。 ビデオカメラの内部構造の斜視図、部分拡大図である。 ビデオカメラの斜視図である。 ズーム操作部周りの展開斜視図である。 ズーム操作ユニットの部分斜視図である。 図1(a)のE−E平面、D−D平面における断面を示す図である。 熱伝導部材を説明する斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)(b)(c)は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の斜視図である。この撮像装置としてビデオカメラ1を例示する。ただし、本発明が適用される装置は、撮像光学系を有するレンズユニットと撮像センサとを有する装置であればよく、カメラと呼称される電子機器に限定されない。
以降、ビデオカメラ1の上下左右前後方向を呼称するとき、XYZ座標系を用いる。Z軸はビデオカメラ1の撮影光軸方向であり、Z軸が正(+)となる方向を前方、負(−)となる方向を後方とする。従って、被写体側が前側、撮影者側が後側となる。Z軸に直行するXY平面上において、X軸はビデオカメラ1の左右方向(幅方向)、Y軸は高さ方向であるとする。Y軸が正となる側を上方、負となる側を下方とする。またX軸が正となる側面を右側、負となる側面を左側とする。
すなわち、左右方向については、ビデオカメラ1を被写体側から見た状態を基準とする。これらの定義に則れば、図1(a)(b)は、ビデオカメラ1を前方左方から見た外観斜視図であり、図1(c)は後方左方から見た外観斜視図である。なお、図1(b)においては、後述するメディアカバー14を開くと共に、前端子保護カバーと後端子保護カバーを取り外した状態を示している。
ビデオカメラ1はレンズユニット10を内蔵し、レンズユニット10の対物面10aが前側に露出している。レンズユニット10は、各種の撮像光学系を構成する光学素子を有する。この撮像光学系の光軸が、光軸10bである。ビデオカメラ1は、接眼表示部11、ズーム操作部13、メディアカバー14、前端子保護カバー15、後端子保護カバー16、グリップベルト17、フォーカス操作リング25を備える。ビデオカメラ1の後面には、撮影ボタン18および撮影画像拡大ボタン19が設けられている(図1(c))。メディアカバー14の開状態(図1(b))においては、カード開口4a、4bが露出する。
図1(b)、図1(c)では、グリップベルト17を外した状態が示されている。グリップベルト17は、ビデオカメラ1の左面の外観面から突出した前側取り付け部20と後側取り付け部21とに対して着脱自在に構成されている。また、後側取り付け部21の周囲には後側ベルト取り付け凸部5が形成されている。撮影者は、前側取り付け部20および後側取り付け部21を繋ぐように取り付けられたグリップベルト17に掌を通し、ビデオカメラ1を把持する。この状態でグリップベルト17を締め付けることにより、撮影者の掌がビデオカメラ1の外観面に密着し、ズーム操作部13や、撮影ボタン18、撮影画像拡大ボタン19の操作を、安定した姿勢で行うことができる。
ビデオカメラ1の後部には、バッテリ22が着脱自在に取り付けられている。また、ビデオカメラ1の前部上面には、金属製のアクセサリ取り付け用金具23が設けられている。アクセサリ取り付け用金具23には、被写体投影用のライトなど種々のアクセサリを取り付けることができる。メディアカバー14は、ビデオカメラ1の前後方向で前側取り付け部20を跨ぐ所定位置に設けられている。撮影者は、カバー開閉ツマミ24を操作することで、メディアカバー14を図1(a)に示す閉状態から図1(b)に示す開状態へと移行させることができる。撮影者は、メディアカバー14を開くことで、カード開口4a、4bを露出させ、カード記録メディア1000a、1000bの着脱が可能となる。
ビデオカメラ1の内部には、撮像光学系によって結像された被写体像に応じた電気信号を出力する撮像センサ207(図6(b))が設けられる。対物面10aから入射した被写体像は、撮像センサ207によって電気信号に変換され、後述する制御基板215に実装された信号処理部(不図示)によって画像信号処理が施された後、カード記録メディア1000a、1000bに保存される。
レンズユニット10はズームレンズであり、撮影者によるズーム操作部13の操作によって、内部の光学部材が移動し、撮影画角が広角側、望遠側に変化する。レンズユニット10が捉えた被写体像は撮像センサ207上に結像されて電気信号に変換され、信号処理部により表示用の画像信号処理が施されて接眼表示部11に映像として表示される。撮影者は、接眼表示部11の表示映像を確認しながらズーム操作部13を操作することで、撮影画角を意図したものに調整できる。そして、撮影者は、撮影したいタイミングで、撮影ボタン18を押圧することで撮影を開始し、再度、撮影ボタン18を押圧することで撮影を終了する。
ビデオカメラ1は、フォーカス操作リング25が回転操作されることで、レンズユニット10内部の光学部材を駆動し、撮影画像の合焦位置制御を行うことができる。また、ビデオカメラ1は、撮影画像拡大ボタン19が押圧されることで、接眼表示部11に表示される映像の拡大ができる。撮影者は、撮影前または撮影中に撮影画像拡大ボタン19を押圧することで、映像を拡大させ、映像の合焦状態を詳細に確認できる。
前端子保護カバー15および後端子保護カバー16は各々、不図示の腕部を有し、この腕部は、ビデオカメラ1の内部に挿入されていて、先端には鉤部が設けられている。これにより、保護カバー15、16は、ビデオカメラ1から引き出した後、腕部を曲げることで開閉自在となっている。また、保護カバー15、16は、先端の鉤部によりビデオカメラ1に対する抜け止めがなされるが、鉤部を回復可能な範囲で変形させることで、取り外した状態(図1(b))とすることも可能であり、また、再挿入することも可能となっている。
保護カバー15、16は、ビデオカメラ1を外部機器と接続するための端子を覆うフタ部材である。図1(b)に示すように、前端子保護カバー15で覆う範囲に、HDMI(登録商標)端子26、USB端子27、映像出力端子28、音声出力端子29、音声入力端子30が配されている。また、後端子保護カバー16で覆う範囲に、電源入力端子31と、有線での遠隔操作を行うためのリモート操作用端子32が配されている。
図2(a)(b)は、ビデオカメラ1の左面における、後端子保護カバー16の周囲の部分拡大図である。図2(a)は後端子保護カバー16を装着した状態、図2(b)は、後端子保護カバー16を外し、機器にケーブルを接続した状態を示している。
図1(a)(b)(c)に示すように、ビデオカメラ1の外観面は、上面、左面、後面が各々略垂直に交わるように構成されている。撮影者は、メディアカバー14の凹部に、薬指、小指を掛け、人差し指と中指でズーム操作部13を操作する。また、撮影者は、親指と人差し指の間で後側取り付け部21の周囲の後側ベルト取り付け凸部5を挟み、ビデオカメラ1を把持しつつ、親指で撮影ボタン18あるいは撮影画像拡大ボタン19を操作する。
図2(a)、(b)において、境界線Pは、ズーム操作部13の後端部から、ズーム操作部13の操作方向と平行に延長した架空線であり、撮影者がビデオカメラ1を把持した状態で、ズーム操作部13を操作するときの人差し指の置かれる位置の境界を示している。ビデオカメラ1の左面において、撮影者が把持した際に、この境界線Pと後側ベルト取り付け凸部5の上方が、最も手が触れにくい領域である。そこで、この領域に後端子保護カバー16を配置している。
また、後端子保護カバー16の主たる面16aは、ビデオカメラ1の左面と略同一面になるように形成されている。さらに、撮影者が前端子保護カバー15を開くときに指を掛ける後端子保護カバー16の指掛け部16bは、境界線Pから離れた後端子保護カバー16の主たる面16aの後方端から突出して形成されている。これによって、ビデオカメラ1を把持した際に、後端子保護カバー16の主たる面16a、および、後端子保護カバー16の指掛け部16bは、撮影者が把持している右手の邪魔にならない。また、ビデオカメラ1を把持した状態で、後端子保護カバー16が露出しているため、把持していない左手で、後端子保護カバー16の開閉、あるいは着脱動作を容易に行うことができる。
図2(b)において、電源入力端子31、リモート操作用端子32は、破線で示されたビデオカメラ1の内部に配置された外部電源基板33に実装されている。また、外部電源基板33は、後述する電源ワイヤ220を介して制御基板215と電気的に接続されている(図10(a))。電源入力端子31、リモート操作用端子32は、後端子保護カバー16に覆われる範囲に配置されており、後端子保護カバー16を開いた状態で露出する。そのため、電源入力端子31、リモート操作用端子32に、電源ケーブル34やリモートケーブル35などの外部ケーブルが装着されている状態でビデオカメラ1を把持しても、外部ケーブルは、撮影者の右手の邪魔にならない。また、電源入力端子31、リモート操作用端子32を、上下に配置することで、ビデオカメラ1の前後方向の外形を広げることなく複数の端子を配置できている。
図3は、メディアカバー14周りの要部展開斜視図である。図1(b)、図3に示すように、カード開口4a、4bの内部には、カード記録メディア1000a、1000bをそれぞれ着脱可能な2つのカード保持部6a、6bが備えられている。図3に示すように、メディアカバー14は、カード開口4a,4bを保護する閉位置とカード開口4a,4bを露出させる開位置との間で回転軸100a,100bを中心に回転可能に設けられている。
ねじりコイルバネ101は、メディアカバー14を、開方向に付勢する。メディアカバー14は、内部機構で構成されているカンヌキにより、閉位置が維持されるようになっている。また、ビデオカメラ1は、メディアカバー14が閉位置にあることを検出する検出機構を備えている。この検出機構は、検出SW106と、検出レバー片108と、操作ボス107とで構成される。検出レバー片108は、検出レバーコイルバネ1006によって上方に付勢されており、検出レバー片の操作部108aは、外装カバーに設けられた開口4cから露出している。
メディアカバー14の閉位置では、操作ボス107が、機器本体側の開口4cに挿入され、検出レバー片の操作部108aが下側に押し下げられる。検出レバー片の操作部108aが押し下げられると、検出レバー片108によって、検出SW106が操作され、ビデオカメラ1はメディアカバー14が閉位置になったことを検出できる。また、メディアカバー14が開いた状態では、操作ボス107による検出レバー片の操作部108aの押し込みが成されないため、検出レバー片108は、検出レバーコイルバネ1006によって上方に移動し、検出SW106から離間する。このように、ビデオカメラ1は、メディアカバー14の閉位置を電気的に識別することが可能となっている。
図1(a)、(c)に示すように、メディアカバー14は、ビデオカメラ1の上面を構成する第1の蓋凸部109を有する。また、メディアカバー14は、第1の蓋凸部109よりも高い第2の蓋凸部110と、第1の蓋凸部109と第2の蓋凸部110との間を滑らかに接続する蓋凹部111とを有する。メディアカバー14の前方の外観カバーには、蓋凹部111とほぼ同一面で形成された外観カバー凹部114が形成されている。
図4(a)(b)(c)は、図1(a)に示すA−A平面、B−B平面、C−C平面における、メディアカバー14周囲の断面を示す図である。図5は、閉状態のメディアカバー14および前側取り付け部20を左側から見た図である。
図3に示すように、前側取り付け部20よりも前側(Z軸正側:+Z側)にツマミ操作開口部115が形成されている。ツマミ操作開口部115にはカバー開閉ツマミ24のツマミ操作部116が露出している。カバー開閉ツマミ24は、メディアカバー14を閉位置に維持する係止位置とメディアカバー14を閉位置から開位置に開放する退避位置との間でスライド移動可能になっている。カバー開閉ツマミ24のスライド移動方向は、光軸10bと略平行である。カバー開閉ツマミ24は、係合凸部117を備える。メディアカバー14の閉位置において、カバー開閉ツマミ24の係合凸部117は、メディアカバー14の側面に設けられた係合凹部118に係合して、メディアカバー14を閉状態に維持する。
撮影者は、ツマミ操作部116を操作することにより、カバー開閉ツマミ24を係止位置から退避位置へ移動させる。これにより、係合凸部117と係合凹部118との係合は解除され、メディアカバー14はねじりコイルバネ101の付勢力で開位置へと回転移動する。カバー開閉ツマミ24は、自由状態では圧縮コイルバネ105によって係止位置に常に戻る。外観カバー凹部114に、カバー開閉ツマミ24のツマミ操作部116を配置することにより、撮影者がビデオカメラ1を把持した時に、ツマミ操作部116に不用意に触れることを防止することができる。また、撮影者がビデオカメラ1を把持した時に、メディアカバー14の第2の蓋凸部110が指先に掛かることにより、安定した状態でビデオカメラ1を把持することができる。
メディアカバー14の蓋凹部111において、上面側から見てカード記録メディア1000a、1000bの投影位置を覆う領域には窓開口部119が形成されている(図4(a))。窓開口部119には、透過性を有する材料で構成された窓部材120が露出している。これにより、メディアカバー14が閉位置であっても、窓部材120を通してカード記録メディア1000a、1000bの有無を外部から視認できる。
また、第2の蓋凸部110の内部には、メディアカバー14の回転軸100a、100bと、メディアカバー14を内部で受ける蓋受け部121(図4(a))が設けられている。蓋受け部121の側面は、メディアカバー14と突き当たり、開位置を規制している。メディアカバー14の蓋受け部121に突き当たる部分には、衝突緩和部材122が設けられており、衝突音が緩和される。
さらに、蓋受け部121を設けたことにより、撮影者がビデオカメラ1を把持した時に、部品公差の積み重ねで生じるガタつきが規制される。ねじりコイルバネ101を前側取り付け部20よりも前側(Z軸正側)に設けることで、ねじりコイルバネ101の付勢力によりメディアカバー14の前部が開き方向に付勢され、上下隙間F(図5)が大きくなる。逆に、メディアカバー14の後部は、メディアカバー14の傾きの支点となるため、上下隙間Gは狭くなる。よって、撮影者は、前側取り付け部20の後部でビデオカメラ1を把持するため、指が掛かるメディアカバー14の後方のガタつきが少なくなり、安定した把持が可能となる。
また、前側取り付け部20よりも前側(Z軸正側)に設けた圧縮コイルバネ105により、カバー開閉ツマミ24の係合凸部117が、メディアカバー14を後方に付勢する。そのため、後方隙間Hが狭くなり、前方隙間Jが広がる(図5)。そのため、撮影者がビデオカメラ1を把持したときにメディアカバー14を後方に引き込む動きとなっても、引き込み方向へのガタつきが少なくなり、ビデオカメラ1の把持が安定する。
図6(a)〜(c)は、ビデオカメラ1の内部構造を示す斜視図である。特に、図6(a)は、レンズユニット10まわりの構成部品を結合した前側斜視図、図6(b)は、主たる構成要素を展開した後側斜視図、図6(c)は、レンズユニット10周りの構成部品を結合した前側斜視図である。図7は、撮像センサ周りの主要部品の分解斜視図である。図8(a)〜(d)は、熱伝導部材212を説明する斜視図である。
図9(a)(b)は、レンズユニット10周りの構成部品の背面図である。図9(a)では補強ホルダ213が表示され、図9(b)では補強ホルダ213が非表示にされている。図10(a)、(b)は、ビデオカメラ1の内部構造を表す要部の斜視図、背面図である。図11(a)、(b)は、ビデオカメラ1の内部構造の斜視図、部分拡大図である。図11(a)では、図6(a)の状態から一部の部品を非表示にしている。図11(b)では、図11(a)のA部を拡大している。
本実施の形態のビデオカメラ1は、制御基板215の電子部品および撮像センサ207が発生させる熱を放熱するための主な放熱部材として、第1の放熱部材と第2の放熱部材とを有する。第1の放熱部材は、右上放熱部材200と左下放熱部材201とから構成される。第2の放熱部材には、センサ放熱板211が該当する。
図6(c)に示すように、右上放熱部材200は、レンズユニット10の光軸10b方向に略平行な2面(2壁)である上面部200aおよび右面部200bが板金で一体に構成さて成り、前方から見て逆L字形状を呈する。左下放熱部材201は、光軸10bに略平行な他の2面(2壁)である下面部201aおよび左面部201bが板金で一体に構成されて成り、前方から見てL字形状を呈する。右上放熱部材200と左下放熱部材201とは、端部同士が面接触した状態で、側面固定ビス203(203a、203b)(図6(c))および上面固定ビス202(202a、202b)(図6(a))で締結されている。
従って、第1の放熱部材(放熱部材200、201)は、前方から見て矩形を呈する。これにより、レンズユニット10は、光軸10b周りの4側面を、一体に構成された第1の放熱部材で囲われている。右上放熱部材200と左下放熱部材201は、高い熱伝導率と高い機械的強度を持つ高強度アルミニウム合金で製造されており、いずれもレンズユニット10に対して複数のビスで結合されている。従って、第1の放熱部材は、光軸10bに略平行な4つの面(200a、200b、201a、201b)を有し、これら4つの面で撮像光学系を四方から囲むように、レンズユニット10に固定されている。
図6(b)、図7に示すように、撮像センサ207は撮像センサ基板206に実装される。撮像センサ基板206の前側にはセンサ固定板金208が配される。ここで、レンズユニット10の焦点位置および光軸10bの向きは個体バラつきを含んでいるため、レンズユニット10の個体バラつきに応じて撮像センサ207を適切な位置や姿勢に配置する必要がある。センサ固定板金208は、撮像センサ207の周囲に対応する開口を有するロの字形状(環状の矩形)である。センサ固定板金208と撮像センサ207とは、相対位置が精度よく合わせられた後、不図示の接着剤にて固定される。
センサ固定板金208は、レンズユニット10と互いに離間する方向に付勢力を発生させるセンサコイルバネ209a、209b、209cを挟んで配置されている。さらに、センサ固定板金208の後方から、センサ位置調整ビス210a、210b、210cが、センサコイルバネ209a〜209cの反力に打ち勝つよう締め付けられている。これにより、センサ固定板金208のセンサ位置調整ビス210a〜210cの配置箇所をそれぞれ個別に前後移動させることが可能となっている。
作業者は、センサ位置調整ビス210a〜210cの締め付けをそれぞれ適正に実施することで、レンズユニット10の個体バラつきの影響なく、撮像センサ207を配置することができる。すなわち、撮像センサ207の前後位置と光軸10bに対する傾きを調整することができる(あおり調整)。撮像センサ207が実装された撮像センサ基板206は、このように個別に調整して固定されるため、レンズユニット10に対する撮像センサ基板206の位置はビデオカメラ1の個体ごとに異なる。
制御基板215(図6(a)(b))は、撮像センサ207を含むビデオカメラ1全体の主たる制御を行う回路基板である。制御基板215は、左下放熱部材201に複数の基板固定ビス216a〜216eにて結合されている。制御基板215には、レンズコネクタ部215a(図6(a))、センサコネクタ部215b(図6(b))および電源コネクタ部215c(図6(a))が実装されている。
センサコネクタ部215bに撮像センサ基板206のコネクタ部206aが接続されることで、制御基板215と撮像センサ基板206とが電気的に結合される。また、レンズコネクタ部215aに、レンズユニット10から延びたフレキシブル配線板10cが接続されることで、制御基板215とレンズユニット10とが電気的に結合される。
図6(b)に示すように、制御基板215と左下放熱部材201との間に、柔らかく変形可能な伝熱ゴム217が配置される。伝熱ゴム217は、制御基板215に実装された発熱源となる電気部品(不図示)と左下放熱部材201との間に配置され、圧縮変形した状態で両者に密着する。これにより、制御基板215は左下放熱部材201に熱的に結合される。制御基板215の電気部品が発する熱は伝熱ゴム217を通じて左下放熱部材201へ伝えられる。
撮像センサ基板206の後方には、熱伝導部材212、センサ放熱板211、補強ホルダ213が配置される。ところで、図6(a)に示すように、右上放熱部材200の前部上面には、外装締結部材204が固定されている。アクセサリ取り付け用金具23は、外装締結部材204に対して金具固定ビス205(図1(c))で締結されている。外装締結部材204は、右上放熱部材200と比較して、熱伝導率が低いステンレス材で形成される。アクセサリ取り付け用金具23を、高い剛性を持つ右上放熱部材200に固定することによって、アクセサリ装着時にかかる外部からの静圧や、衝撃力に耐えられる強い構造となっている。
また、撮影者が触れる可能性がある金属製のアクセサリ取り付け用金具23は、熱伝導率が低い材料で形成された外装締結部材204および外観カバーを介して、右上放熱部材200と接続されている。そのため、右上放熱部材200からアクセサリ取り付け用金具23への熱の伝わりが制限され、アクセサリ取り付け用金具23が高温になることが抑制される。
図7に示すように、センサ放熱板211の中央部211aには、前方から熱伝導部材212が貼り付け固定されている。熱伝導部材212は、光軸10b方向に低荷重の弾性を有し、撮像センサ基板206とセンサ放熱板211の両者に面接触するよう配置される。すなわち、熱伝導部材212は、光軸10b方向における撮像センサ基板206とセンサ放熱板211との間において、撮像センサ基板206とセンサ放熱板211の双方に接するように配設される。
ここで、撮像センサ基板206の後面(撮像センサ207が実装される側とは反対側の面)であり撮像センサ207の投影領域は、放熱面206bとなっている。放熱面206bには、他の電気部品が配置されず、基板表面の導体絶縁保護膜が除去され、撮像センサ基板206の導体が露出している。熱伝導部材212は撮像センサ基板206の放熱面206bに面接触する。また、熱伝導部材212は、センサ放熱板211の中央部211aにおける、光軸10bに略垂直な前側の面に対して面接触する。このように熱伝導部材212を介した構成により、撮像センサ基板206と、センサ放熱板211との間で熱経路が形成される。これにより、撮像センサ207の熱を、後方のセンサ放熱板211へ効果的に伝熱できる。
熱伝導部材212の構成についてさらに詳しく説明する。熱伝導部材212は、図8(a)に示すように、光軸10b方向から見て略矩形の弾性部材212aと、薄厚の矩形状の銅箔で形成された銅箔シート部材212d(熱伝導シート)とから構成される。弾性部材212aは、低荷重の弾性を有し、扁平な直方体形状を成している。
弾性部材212aにおける最も広い面積を有する互いに対向する面を主平面と定義する。主平面は、光軸10bに略垂直である。各主平面にはそれぞれ、第1両面テープ212bと第2両面テープ212cとが貼り付けられている。第1両面テープ212bおよび第2両面テープ212cが、弾性部材212に粘着面を提供する。銅箔シート部材212dは、複数の切欠き212eを有しており、銅箔シート部材212dの一端の幅212fは弾性部材212aの一端の長さ212gより短い。
弾性部材212aは、第1両面テープ212bによって銅箔シート部材212dの中央部に貼り付けられている。銅箔シート部材212dにおける弾性部材212aが貼り付けられていない両側部を腕部212kと呼称する。2つの腕部212kは、切欠き212eを指標として弾性部材212aを包むように折り返され、第2両面テープ212cに貼り付け固定される。これにより、熱伝導部材212には、銅箔シート部材212dによって表裏の間に伝熱経路212h(図8(d))が形成される。
また、熱伝導部材212には、第2両面テープ212cにより、長手方向に亘って露出領域212iが形成され、短手方向に渡って露出領域212jが形成されている。露出領域212i、212jは、第2両面テープ212cの一部であるので、粘着性を有している。露出領域212i、212jがセンサ放熱板211に固着される。露出領域212i、212jで成る露出領域の全体は、弾性部材212aにおける2つの主平面に連接する全ての面(上下左右の端面)に対して連接している。
このように、熱伝導部材212は、銅箔シート部材212dにより、表裏への伝熱経路212hを形成しつつ、露出領域212i、212jを有することでセンサ放熱板211への貼り付け固定も可能となっている。センサ放熱板211をレンズユニット10に組みつけた状態では、熱伝導部材212は圧縮され、銅箔シート部材212dの銅箔面が、放熱面206bおよびセンサ放熱板211に密着する。露出領域212iと露出領域212jは、弾性部材212aの長手方向と短手方向の両方に渡っており、すなわち、弾性部材212aにおける2つの主平面に連接する全ての面に対して連接しているため、熱伝導部材212を安定して貼り付けることができる。
また、弾性部材212aは全体的に圧縮され、撮像センサ基板206に過大な負荷を与えることなく、確実に密着させることができる。弾性部材212aの圧縮量は、焦点位置および光軸10bに対する垂直方向の傾きの調節量によって、レンズユニット10に対する撮像センサ基板206の位置がビデオカメラ1の個体ごとに異なっても、確実に密着する圧縮量となっている。例えば、熱伝導部材212は、撮像センサ基板206のあおり調整による光軸10bに対する倒れに応じた圧縮状態で、撮像センサ基板206とセンサ放熱板211との間に介在する。これにより、撮像センサ基板206のあおり調整をし易くすることができる。
次に、センサ放熱板211および補強ホルダ213について詳しく説明する。一般に、高密度の撮像センサは、撮像光学系に対するバックフォーカス位置の変化、すなわち光軸変化に対する感度が高く、わずかな変化でも撮影映像に影響を与えてしまう。そのため、撮像センサの放熱は、撮像光学系及び撮像センサに、外部からの過度なストレスを与えない構造にて効果的に実施することが望まれる。本実施の形態では、これらのことを考慮して、センサ放熱板211および補強ホルダ213が構成されている。
図7に示すセンサ放熱板211は、純銅や純アルミニウム等、比較的軟質であるが熱伝導率の高い材料で構成された金属板で形成される。センサ放熱板211において、広い平面状の中央部211aを中心に、+X側へ延出した右腕部211bと、上下2箇所において−X側へ延出した上腕部211c、下腕部211dとが、一体に形成されている。センサ放熱板211の後方(光軸10b方向における撮像光学系の反対側)に、保護部材としての補強ホルダ213が配置されている。補強ホルダ213は、熱伝導率が金属と比較して低いプラスティック材料等で形成されている。補強ホルダ213には、センサ放熱板211の右腕部211bを後方から覆うように右腕部213bが設けられている。また、センサ放熱板211の上腕部211c、下腕部211dを後方から覆うように、補強ホルダ213には左上腕部213c、左下腕部213dが設けられている。
補強ホルダ213は、光軸10b方向から見てセンサ放熱板211と重なる状態で、後方から一体化ビス214にてセンサ放熱板211と締結されることで、センサ放熱板211と一体となっている。センサ放熱板211は、熱伝導性が高いが機械的強度が弱く変形しやすい。しかし、補強ホルダ213とセンサ放熱板211とが一体に構成されることで、センサ放熱板211の機械的強度が確保され、変形の抑制に寄与する。
一体となったセンサ放熱板211と補強ホルダ213とは、右上放熱部材200の固定部200cと、左下放熱部材201の上固定部201cと、下固定部201dとの3箇所で、固定ビス222a〜222cにより締結される。これにより、熱伝導率の高い材料で形成されたセンサ放熱板211と、右上放熱部材200および左下放熱部材201とは、面接触した状態で固定される。従って、補強ホルダ213はセンサ放熱板211と一体になった状態で、第1の放熱部材(放熱部材200、201)に対して固定される。特に、補強ホルダ213とセンサ放熱板211とは光軸10b方向から見て同じ3箇所で第1の放熱部材に固定される。しかも、上記3箇所は、互いに離間した位置にあるので、補強ホルダ213および第1の放熱部材の補強効果が高い。なお、第1の放熱部材への固定箇所は3箇所に限定されず、離間した2箇所以上が好ましく、4箇所以上であってもよい。
ところで、撮像センサ基板206には撮像センサ207が位置を微調整して固定されるため、撮像センサ基板206およびレンズユニット10の後部は、外力に対し敏感な部位である。図9(a)に示すように、補強ホルダ213は、光軸10b方向から見て、右上放熱部材200と左下放熱部材201とで形成される四角筒形状の後側開口に跨がるように配置されている。これにより、補強ホルダ213が、右上放熱部材200および左下放熱部材201の梁のように機能するので、右上放熱部材200と左下放熱部材201との相互位置関係を強固なものにできる。
さらに、補強ホルダ213には、延出部213aが設けられている(図9(a))。延出部213aは、上固定部201cの近傍に位置し、後方から見て撮像センサ基板206およびレンズユニット10に対し、上方に突出している。言い換えると、延出部213aは、光軸10b方向から見て、撮像センサ基板206の外郭よりも外方で、且つ、レンズユニット10の外郭よりも外方へ延出している。これにより、撮像センサ基板206およびレンズユニット10の後部(特に撮像センサ基板206が取り付く部分の近傍)が外力から保護される。従って、ビデオカメラ1の外観面に加わる外的負荷が、撮像センサ基板206や、撮像センサ基板206が取りつくレンズユニット10の後部に印加されにくいようにして保護することができる。
次に、ズーム操作部13の構造を説明する。図12は、ズーム操作部13周りの構成要素を露出させたビデオカメラ1の斜視図である。図13は、ズーム操作部13周りの展開斜視図である。図14(a)、(b)、(c)、(d)は、ズーム操作ユニットの部分斜視図である。図14(e)は、図14(b)のB部の拡大図である。図14(f)は、図14(d)のC部の拡大図である。図15(a)、(b)は、図1(a)のE−E平面、D−D平面における断面を示す図である。
図12〜図15において、ズーム操作ユニット300は、ズーム操作部13、ズームユニットホルダ301、基板放熱部材303(図13等)を含む。基板放熱部材303は、制御基板215におけるレンズユニット10とは反対側の面に配置され、左下放熱部材201に複数の固定ビス304a〜304dにて制御基板215に結合されている。外側伝熱ゴム305は、柔らかくて変形可能な材料で構成される。外側伝熱ゴム305は、制御基板215におけるレンズユニット10とは反対側の面上に実装された発熱源となる電気部品(不図示)と基板放熱部材303との間に介在し、電気部品の形状に合わせて変形して両者に密着する。外側伝熱ゴム305は、電気部品が発する熱を基板放熱部材303へと伝える。
ビデオカメラ1は、ズーム操作部13における前部または後部の押圧部を内部方向に押し込み操作されたことを検出すると、レンズユニット10の撮影画角を、望遠側または広角側に変化させる。ズーム操作部13の押圧部を押し込み操作された際に押圧部が外観カバーと接触しないように、隙間302(図15(b))が設けられている。隙間302から仮に水滴が侵入した場合、水滴は、直交方向斜面301aを伝って底面側へ移動する。直交方向斜面301aの底面はビデオカメラ1後方へ傾斜した平行方向斜面301b(図14(e)、図15(a))となっているため、水滴は、ビデオカメラ1の後方へ伝っていく。
平行方向斜面301bの後端には、ビデオカメラ1の内部へ貫通した底面開口301c(図15(b))が設けられており、水滴は底面開口301cを通過してビデオカメラ1の内部へ移動する。底面開口301cの出口には、底面開口301cに連続してガイドリブ301dが形成され、ガイドリブ301dの下方にガイド斜面301eが形成されている。水滴はガイドリブ301d、ガイド斜面301eを伝って、さらにビデオカメラ1の内部に移動する。ガイド斜面301eの終端位置付近では、基板放熱部材303がズームユニットホルダ301に近接している。このため、水滴がガイド斜面301eから制御基板215方向へ落下しても、基板放熱部材303の表面に落下するため、制御基板215へ直接落下することはない。
基板放熱部材303の上端部には、ズームユニットホルダ301側に180°曲げられた曲げ部303aが形成され(図15(b))、基板放熱部材303の上端部から制御基板215への水滴の伝わりを防いでいる。水滴は、ガイド斜面301eの下部、あるいは基板放熱部材303の表面を伝わって、さらに底面へ移動しても、外観カバー底面内壁に落下するので、制御基板215に落下することはない。
次に、ビデオカメラ1の電源回りの構造について詳しく説明する。図10に示すように、ビデオカメラ1の後部にはバッテリケースユニット218が設けられている。バッテリケースユニット218の内部にバッテリ端子219が設けられている。バッテリケースユニット218は、ビデオカメラ1の後面の一部を成している。バッテリ22が装着された状態で、バッテリ22とバッテリ端子219との電気的接続がなされる。
バッテリ端子219は、図10(b)に示す電源フレキシブル配線板250に半田付けで実装される。電源フレキシブル配線板250は制御基板215の電源コネクタ部215c(図10(a))と結合されることで、制御基板215と電気的に接続される。外部電源基板33は、機器の後部上面側に配置されている。外部電源基板33には、電源入力端子31とリモート操作用端子32が実装されている。外部電源基板33には、電源ワイヤ220が接続されており、電源ワイヤ220を、制御基板215のコネクタ部215dに装着することで、電源入力端子31と制御基板215とが電気的に接続される。電源ワイヤ220は製造上の都合により、長さにばらつきを有している。
バッテリケースユニット218には、後方に延出した後方リブ218bと、左面側に延出した側面リブ218cとが形成されている。後方リブ218bは、ビデオカメラ1の後方に向かって延びている。バッテリケースユニット218には、電源フレキシブル配線板250の両端218e、218fに略平行な方向で、左側に延出した離間リブ218g、218hが形成される。後方リブ218bと側面リブ218cとは、互いに直交した方向に延出しており、電源ワイヤ220の外径分のワイヤ隙間218wを持って設置されている。外部電源基板33に接続された電源ワイヤ220は、後方リブ218bに沿ってコの字状に配線された後、後方リブ218bと側面リブ218cとの間を通って配線される。その後、電源ワイヤ220は、側面リブ218cと制御基板215との間で電源ワイヤ220の長さの個体ばらつきを吸収する余長処理をされた状態で、制御基板215のコネクタ部215dに接続される。
このように、後方リブ218bと側面リブ218cとによって、電源フレキシブル配線板250と電源ワイヤ220とが保持される。電源フレキシブル配線板250を避けながら電源ワイヤ220を配線することで、電源フレキシブル配線板250と電源ワイヤ220との接触による電波的な相互影響や、挟み込みによる機械的な断線を回避している。
次に、ビデオカメラ1の構造と放熱経路に関して説明する。図7に示す撮像センサ207の熱は、撮像センサ基板206の放熱面206bから熱伝導部材212を介してセンサ放熱板211に伝達され、その後、右上放熱部材200および左下放熱部材201に伝達される。図9(b)に示すように、センサ放熱板211の右腕部211bの幅は、上腕部211cの幅と下腕部211dの幅とを合わせた幅より広い。これを、センサ放熱板211の中央部211aから第1の放熱部材(放熱部材200、201)までの熱伝導経路の幅という観点で言い換えると次のようになる。
すなわち、センサ放熱板211の中央部211aと左面部201bとの間の熱伝導経路の幅の方が、センサ放熱板211の中央部211aと右面部200bとの間の熱伝導経路の幅よりも狭い。ここで、左面部201bは、制御基板215と熱的に結合された面であるので、上腕部211c、下腕部211dよりも、右腕部211bの方が制御基板215から遠い。従って、撮像センサ基板206から伝わった熱は、左面部201bに伝えるよりも、制御基板215から遠い側の面である右面部200bに伝える方が、放熱効率の観点で好ましい。そこで、熱伝導経路の幅を上記のように設定することで、撮像センサ基板206から伝わった熱を右面部200bへ伝えやすくなっている。
図7に示すように、補強ホルダ213の右腕部213bには、センサ放熱板211に向けて突出した上突出形状213fおよび下突出形状213gが設けられている。上突出形状213fおよび下突出形状213gは、センサ放熱板211の右腕部211bを右上放熱部材200側へ押圧し、これにより、右上放熱部材200とセンサ放熱板211との間の伝熱効率が高まるようになっている。
次に、左下放熱部材201のうち制御基板215と熱的に結合された左面部201bからセンサ放熱板211までの熱伝導経路を長くする工夫について説明する。図7、図11(b)に示すように、左面部201bから、光軸10b方向における撮像光学系の反対側(後方)に延設部201eが延設されている。延設部201eは、上方に延びた後、前方に向かって延伸する。前方に向かって延伸した部分の先端に、上固定部201cが設けられる。上固定部201cにはセンサ放熱板211が固定されるので、延設部201eは左面部201bからセンサ放熱板211への熱伝導経路となる。
延設部201eは途中で屈曲した形状であるので、上記熱伝導経路には、光軸10b方向において方向が反転する箇所が1箇所ある。これにより、熱伝導経路が長くなっている。熱伝導経路を長くした延設部201eの形状によって、左面部201bとセンサ放熱板211との間の伝熱量が少なくなる。従って、センサ放熱板211で発生した熱は、左面部201bに伝達されにくくなる一方、制御基板215から遠い側の面である右面部200bに伝達されやすくなる。左下放熱部材201は、制御基板215に実装された電気部品の発熱によって温度上昇しているので、センサ放熱板211の熱を極力、右面部200bに伝えることで、ビデオカメラ1全体の放熱を効率よく行うことが可能となる。なお、熱伝導経路を長くする観点から、延設部201eにおける方向が反転する箇所は2以上であってもよい。
本実施の形態によれば、第1の放熱部材(放熱部材200、201)は、光軸10bに略平行な4つの面(200a、200b、201a、201b)で撮像光学系を四方から囲むようにレンズユニット10に固定される。制御基板215と熱的に結合される左下放熱部材201は放熱部材200、201に固定される。熱伝導部材212は、撮像センサ基板206とセンサ放熱板211の双方に接する。これにより、撮像センサ基板206や制御基板215で発生した熱を効率的に放熱することができる。従って、従来のようなファンを設けなくても済む。
また、センサ放熱板211の中央部211aと左面部201bとの間の熱伝導経路の幅の方が、センサ放熱板211の中央部211aと右面部200bとの間の熱伝導経路の幅よりも狭い。これにより、撮像センサ基板206の発熱を、第1の放熱部における制御基板215から遠い右面部200bに伝えやすくして、放熱効率を高めることができる。
また、熱伝導部材212は、弾性部材212aと銅箔シート部材212dとから構成され、銅箔シート部材212dが貼り付けられていない露出領域212i、212jが粘着面としてセンサ放熱板211に固着される。しかも、銅箔シート部材212dの一部(212k)がセンサ放熱板211に接する。これにより、熱伝導部材212は、簡単な構成で固定機能と伝熱機能とを確保することができる。しかも、露出領域212i、212jは、弾性部材212aにおける2つの主平面に連接する全ての面に対して連接するので、センサ放熱板211に対して熱伝導部材212を安定して固定できる。
また、延設部201eにおける熱伝導経路には、光軸10b方向において方向が反転する箇所があって熱伝導経路を長くしているので、センサ放熱板211で発生した熱を、制御基板215から遠い右面部200bに伝達させやすくすることができる。
また、補強ホルダ213は、光軸10b方向から見てセンサ放熱板211と重なる状態でセンサ放熱板211と締結され、しかも、両者が一体となった状態で第1の放熱部材(放熱部材200、201)に固定される。これにより、センサ放熱板211の補強を図ると共に、第1の放熱部材の補強効果も得ることができる。さらに、補強ホルダ213の一部(延出部213a)が、光軸10b方向から見て、撮像センサ基板206の外郭よりも外方で、且つ、レンズユニット10の外郭よりも外方へ延出している。これにより、撮像センサ基板206およびレンズユニット10の後部(特に撮像センサ基板206が取り付く部分の近傍)を外力から保護することができる。
ところで、センサ放熱板211は、第1の放熱部材の4つの面(200a、200b、201a、201b)のうち、互いに対向する2つの面(200b、201b)に対して固定される。これにより、第1の放熱部材の補強および、第1の放熱部材と第2の放熱部材との連結の剛性を高めている。しかし、互いに対向する2つの面は、上面部200aと下面部201aであてもよい。なお、補強効果や剛性を高める観点からは、4つの面のうちセンサ放熱板211が固定される面は3面以上であってもよい。
なお、第1の放熱部材は、右上放熱部材200と左下放熱部材201の2つの部材から構成された。しかし、光軸10bに略平行な4つの面(壁部)を有すれば、第1の放熱部材は、1つの部材で構成されてもよいし、3つ以上の部材を連結固定して構成されてもよい。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、第1の実施の形態に対し、熱伝導部材の構成が異なり、その他の構成は同様である。
図16は、熱伝導部材500を説明する斜視図である。熱伝導部材500は、弾性部材212aと銅箔シート部材500aとから構成される。弾性部材212aの構成は、図8(a)で示したものと同じである。銅箔シート部材500aは、銅箔シート部材212dに対して形状が異なる。銅箔シート部材500aは、薄厚の十字形状で表面に銅箔が露出している。銅箔シート部材500aは、十字方向に延びる複数の腕部500b、複数の切欠き500cおよび複数の面取り500dを有する。
弾性部材212aが、第1両面テープ212bによって銅箔シート部材500aの中央部に貼り付けられた状態で、銅箔シート部材500aが複数の切欠き500cを指標として折り返され、第2両面テープ212cに貼り付け固定される。これにより、熱伝導部材500には、銅箔シート部材500aによって表裏の間に伝熱経路500e(図11(b))が形成される。第1の実施の形態では露出領域212i、212jが形成されたが、本実施の形態では、十字状の露出領域500f、500gが形成される。露出領域500gは、互いに隣接する面取り500dの間に形成される。露出領域500gは露出領域500fの中央から弾性部材212aの四隅の角部に向かって形成される。熱伝導部材500は、露出領域500gと露出領域500fとによって、センサ放熱板211に貼り付けられる。
露出領域500f、500gで成る露出領域の全体は、弾性部材212aにおける2つの主平面に連接する全ての面に対して連接している。第1の実施の形態と同様に、熱伝導部材500は圧縮され、その銅箔面が、放熱面206bおよびセンサ放熱板211に密着する。露出領域500gが中央から四隅の角部に向かって形成されているので、熱伝導部材500を安定して貼り付けることができる。
また、弾性部材212aは全体的に圧縮され、撮像センサ基板206に過大な負荷を与えることなく、確実に密着させることができる。その他、弾性部材212aの圧縮変形による効果は第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、撮像センサ基板206や制御基板215で発生した熱を効率的に放熱することに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
10 レンズユニット
200 右上放熱部材
201 左下放熱部材
206 撮像センサ基板
207 撮像センサ
211 センサ放熱板
212 熱伝導部材
215 制御基板

Claims (13)

  1. 撮像光学系を有するレンズユニットと、
    前記撮像光学系によって結像された被写体像に応じた電気信号を出力する撮像センサと、
    前記撮像センサが実装されたセンサ基板と、
    前記撮像光学系の光軸に略平行な4つの面を有し、前記4つの面で前記撮像光学系を四方から囲むように前記レンズユニットに固定された第1の放熱部材と、
    前記第1の放熱部材に熱的に結合された制御基板と、
    前記センサ基板に対し、前記光軸方向における前記撮像光学系の反対側に配置され、前記第1の放熱部材に固定された第2の放熱部材と、
    前記光軸方向における前記センサ基板と前記第2の放熱部材との間において、前記センサ基板および前記第2の放熱部材の双方に接するように配設された熱伝導部材と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記センサ基板は、前記撮像センサが実装される面の反対側に放熱面を有し、
    前記熱伝導部材は、前記放熱面に対して面接触していることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記熱伝導部材は、前記第2の放熱部材の、前記光軸に略垂直な面に対して面接触していることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記第2の放熱部材は、前記第1の放熱部材における前記4つの面のうち、少なくとも互いに対向する2つの面に対して固定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の放熱部材は、前記第1の放熱部材における前記4つの面のうち前記制御基板と熱的に結合された面と、前記熱的に結合された面と対向する面とに固定され、
    前記第1の放熱部材における前記熱的に結合された面と前記第2の放熱部材との間の熱伝導経路の幅の方が、前記第1の放熱部材における前記熱的に結合された面と対向する面と前記第2の放熱部材との間の熱伝導経路の幅よりも狭いことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記熱伝導部材は、弾性を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記熱伝導部材は、前記撮像センサのあおり調整による前記光軸に対する倒れに応じた圧縮状態で、前記センサ基板と前記第2の放熱部材との間に介在することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記熱伝導部材は、粘着面を有する弾性部材と、熱伝導シートとから構成され、
    前記熱伝導シートが前記弾性部材の前記粘着面に貼り付けられ、
    前記粘着面のうち前記熱伝導シートが貼り付けられておらず露出する露出領域が、前記第2の放熱部材に貼り付けられると共に、前記熱伝導シートの一部が前記第2の放熱部材に接していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記弾性部材は、前記光軸方向から見て略矩形に構成され、前記光軸に略垂直な2つの主平面を有し、
    前記露出領域は、前記2つの主平面のうち少なくとも一方に形成され、
    前記露出領域は、前記弾性部材における、前記2つの主平面に連接する全ての面に対して連接することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の放熱部材における前記4つの面のうち前記制御基板と熱的に結合された面から、前記光軸方向における前記撮像光学系の反対側に延設部が延設され、
    前記第2の放熱部材は前記延設部に設けられた固定部に固定され、
    前記第1の放熱部材における前記制御基板と熱的に結合された面から前記延設部を通じた前記第2の放熱部材への熱伝導経路には、前記光軸方向において方向が反転する箇所が少なくとも1箇所あることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記第2の放熱部材に対し、前記光軸方向における前記撮像光学系の反対側に配置された保護部材をさらに有し、
    前記保護部材は、前記光軸方向から見て前記第2の放熱部材と重なる状態で前記第1の放熱部材に固定されたことを特徴とする請求項1乃至10に記載の撮像装置。
  12. 前記保護部材は前記第2の放熱部材に固定されて前記第2の放熱部材と一体になった状態で、前記第1の放熱部材に対して固定されることを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記保護部材の一部は、前記光軸方向から見て、前記センサ基板の外郭よりも外方へ延出していることを特徴とする請求項11または12に記載の撮像装置。
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