JP6376789B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、強制空冷構造を備える撮像装置に関する。
小型化と高機能化した撮像装置が市場から要望されるに伴い、消費電力の増大、外装温度の高温化および内部電気素子の保証温度を超えることによる熱暴走などが近年問題となっている。例えば、特許文献1では、ファンを用いた強制空冷構造を備える撮像装置が提案されている。
特開2006-295855号公報
特許文献1の撮像装置には、ファンにより空気を吸気するための吸気口と、吸気口からファンまでの経路で内部発熱を吸入された空気に伝える内部ダクト、暖められた空気を外部に排出する排気口が形成されている。しかしながら、吸気口と排気口は、撮影装置の使用時に塞がれない位置に配置する必要があり、また、ゴミの侵入や、降雨時には雨水の侵入に注意する必要がある。
このような課題を鑑みて、本発明は、ファンの排気口または吸気口をバッテリーの着脱時に必要な領域に配置することで、本体の小型化、さらにゴミの侵入や雨水の侵入を防ぐことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての光学機器は、ファンと、前記ファンを内部に保持し、前記ファンの駆動によって外部の空気を吸入する吸気口と、前記ファンの駆動によって生じた気流を排出する排気口が形成された外装部材と、バッテリーが装着される装着領域と、前記バッテリーを摺動させ、前記装着領域に前記バッテリーを着脱可能に取り付ける着脱用領域と、を有するバッテリー取り付け部と、を有する撮像装置であって前記吸気口は、前記撮像装置の側面または底面の少なくとも一方に形成され、前記排気口は、前記着脱用領域に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ファンの排気口または吸気口をバッテリーの着脱時に必要な領域に配置することで、本体の小型化、さらにゴミの侵入や雨水の侵入を防ぐことが可能な撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 後方左上側から見た撮像装置の斜視図である。 バッテリーを取り外した状態の後方右下側から見た撮像装置の斜視図である。 撮像装置の吸気カバーの分解図である。 撮像装置の分解図である。 メインユニットの斜視図である。 センサー基板の周辺図である。 レンズユニットに図7(f)のユニットを取り付けた状態を示した図である。 弾性導電放熱部材の全体図である。 カメラユニットの斜視図である。 ファンの説明図である。 ダクトユニットの説明図である。 ファンダクトユニットの説明図である。 ファンダクトユニットとメイン放熱板の説明図である。 レンズメインユニットの説明図である。 CFカード基板ユニットの分解斜視図である。 CFユニットの斜視図である。 レンズメインユニットとCFユニットの説明図である。 排気ダクトの斜視図である。 リアカバーユニットにバッテリーを取り付ける際の説明図である。 リアカバーダクトユニットの斜視図である。 メインユニットの説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、撮像装置100の構成を示すブロック図である。各機能ブロックは、それぞれデータバス118を介して互いにデータ通信可能に接続されている。
レンズユニット101は、フォーカスおよびズーム等の光学制御系を含む光学レンズ群および絞りを有する。撮像部102は、光学信号を光電変換可能なCCDなどの撮像素子500を有する。メモリ111は、プログラム記憶領域とデータ作業領域を有し、データバス118を介して各機能ブロックでタイム・シェアリングして使用され、メモリ制御部112により制御および管理されている。CPU113は、所定のプログラムを実行することで、撮像装置100全体を統括制御する中央演算処理回路である。操作部114は、ユーザーからのキー操作などに基づいて、CPU113に対して動作指示する。デジタルI/F115は、HDMI(登録商標)やUSB等の規格に従い、信号を授受する。電源制御部117は、バッテリ検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。バッテリー702は、リチウムイオン電池等であり、撮像装置100に電源を供給する。ファン300は、ファン制御部124によりPWM(pulse width modulation)制御で、回転数を制御されており、CPU113やその他の内部電気素子の強制空冷を行っている。
撮像装置100の撮影動作および記録動作、再生動作について説明する。例えば、操作部114により撮影動作および記録動作が指示された場合、被写体からの光は、レンズユニット101により所定の明るさ、画角、およびフォーカス等が制御された光学信号となって撮像部102に入力される。撮像部102は、入力された光学信号を電気信号に変換し、カメラ信号処理部103に出力する。カメラ信号処理部103は、この電気信号をデジタル画像信号に変換し、デジタル画像信号に対して、色分離、階調補正、およびホワイトバランス調整などの信号処理を施した後、画像データとして出力する。音声信号処理部110は、マイクロフォン109より入力された音声信号を所定レベルにゲインコントロールしてデジタル化することで、音声データとして出力する。圧縮伸張処理部104は、カメラ信号処理部103から出力された画像データおよび音声信号処理部110から出力された音声データを所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化する。記録再生処理部106は、圧縮伸張処理部104で得られた圧縮符号化後のデータに対して、エラー訂正符号化処理や変調処理等を施す。処理を施された画像データ等は、カード制御部107によりSDカードやCFカード等の脱着式の記録媒体であるメモリーカード119に記録される。
操作部114により再生動作が指示された場合、記録再生処理部106は、メモリーカード119から読み出したデータから元のデジタルデータを検出し、エラー訂正および復調等の処理を施す。また、PLL(Phase Locked Loop)回路によりこの再生データに同期したクロックを生成する。圧縮伸張処理部104は、記録再生処理部106から出力されたデータに対して、所定の圧縮符号化方式に対応した伸張処理を施し、圧縮符号化前の撮影データおよび音声データを取得する。表示部105は、圧縮伸張処理部104で得られた再生データを表示する。
また、操作部114によりデジタルI/F115からの入力データを記録する指示があった場合、CPU113はデジタルI/F115により、外部装置121からの画像データあるいは音声データをデジタル信号の状態で入力し、記録再生処理部106に送る。この際、外部装置121からの画像データあるいは音声データは既に符号化されているものとし、記録再生処理部106はこの入力データに対して前述したように記録に必要な処理を施してメモリーカード119に記録する。
また、操作部114により、入出力部116からの入力信号を記録する指示があった場合、CPU113は、入出力部116を制御し、外部装置122から出力された画像あるいは音声信号を入力する。入出力部116は、外部装置122から出力された画像あるいは音声信号をデジタルデータに変換してメモリ111に出力する。CPU113は、メモリ111に記憶された画像あるいは音声データを圧縮伸張処理部104に出力して圧縮符号化し、記録再生処理部106に送る。記録再生処理部106は、この符号化されたデータに対して前述したように記録に必要な処理を施してメモリーカード119に記録にする。
次に、撮像装置100の外観構成について説明する。図2は後方左上側から見た撮像装置100の斜視図であり、図3はバッテリー702を取り外した状態の後方右下側から見た撮像装置100の斜視図である。
表示部105は、液晶表示部105aとハンドル部126の後部に配置されるEVF(Electronic View Finder)105bを有し、圧縮伸張処理部104で画像信号化された画像を表示する。また、表示部105は、必要に応じて撮像装置100の動作状況をオンスクリーン・ディスプレイ情報として表示する。
操作部114は、レンズの画角をワイド側またはテレ側に変化させるズーム操作を行うためのズームツマミ114aと、押圧動作することで動画撮影のスタート/ストップを行うことが可能である動画撮影ボタン114bを有する。ズームツマミ114aと動画撮影ボタン114bは、撮像装置100に対して回動可能なグリップ部130に配置されている。
撮像装置100の外装面には、後述するファン300の駆動によって外部の空気を吸入する吸気口と、ファン300の駆動によって生じた気流を排出する後述する排気口706が形成されている。吸気口は、撮像装置100のグリップ側側面の側面吸気口140と撮像装置100の本体底面の底面吸気口141の2か所に形成されている。図3に示すように、グリップ部130を回転させずに撮影する場合は、グリップ部130が吸気口の開口を完全に隠すことがないため、空気は側面吸気口140と底面吸気口141の2か所から吸気される。撮像装置100を机の上に置いた場合や三脚に取り付けた場合は、底面吸気口141から撮像装置100の本体内部に吸気することはできなくなるが、側面吸気口140から吸気されるので、内部電気部品の温度上昇を防ぐことができる。後述する排気口706は、リアカバーユニット700のバッテリー室であるバッテリー取り付け部703の上面に形成されている。
図4は、撮像装置100の吸気カバー166の分解図である。吸気カバー166はビス169でボトムカバー164に固定されており、吸気カバー166の内側には吸気フィルター165が組み込まれている。吸気の際、撮像装置100は空気と一緒にゴミも吸い込もうとするが、完全なオープンセル構造のウレタンフォームの部材の吸気フィルター165によりゴミが装置内部に侵入することを防止することができる。吸気フィルター165は、厚みのあるフィルターであり、吸気カバー166の側面吸気口140、底面吸気口141の両方から吸気した空気に対して高い粉塵捕集率を得ることができる。
図5は、撮像装置100の構成を示す図である。図5(a)は左側面側(グリップ部130)から見た撮像装置100の分解図であり、図5(b)は右側面側(液晶表示部105a側)から見た撮像装置100の分解図である。撮像装置100は、Fカバーユニット160、Rカバーユニット161、Lグリップユニット162、BNCユニット163、ボトムカバー164、ハンドルユニット167、およびメインユニット168を有する。Rカバーユニット161は液晶表示部105aを有し、Lグリップユニット162はグリップ部130を有する。また、ハンドルユニット167は、EVF105bが形成されたハンドル部126を有する。
図6は、撮像装置100から外装部材を取り外したメインユニット168の斜視図である。図6(a)は図5(a)と同じ方向から見た図であり、図6(b)は図5(b)と同じ方向から図である。メインユニット168は、カメラユニット560、ファンダクトユニット330、メイン基板204、リアカバーダクトユニット720およびCFユニット820を有する。
図7は、センサー基板200周辺の図である。図7(a)は撮像素子500とセンサー基板200を取り付けた状態の図であり、図7(b)は図7(a)の裏面から見た図である。図7(c)は、センサー基板200とメイン基板204との接続図である。図7(d)は、AD変換IC201に放熱部材205を貼り付けた図である。撮像素子500は、センサー貼り付け板510に貼り付けられた状態でセンサー基板200に半田付けされる。センサー基板200の撮像素子500の実装面とは反対側の面には、撮像素子500の光電変換された信号をデジタル信号に変換するAD変換IC201および周辺回路が実装されている。センサー基板200でAD変換された映像信号はBtoB接続部202に実装されたBtoBコネクタ203を介して、図7(c)に示すように、制御IC204aが実装されたメイン基板204に接続される。また、図7(d)に示すように、AD変換IC201の放熱を行うために、放熱部材205がAD変換IC201に貼り付けられる。図7(e)はセンサー基板200とセンサー放熱板206の分解斜視図であり、図7(f)はセンサー放熱板206を組み付けた状態の背面斜視図である。センサー放熱板206は、センサー基板200と平行な主面206a、上下左右にそれぞれ伸びた腕部206b,206c,206d,206eが形成されている。センサー貼り付け板510は主面206a、腕部206b,206cにおいて、ビス215により固定され、センサー基板200は腕部206d,206eにおいて、ビス215により固定される。センサー放熱板206の主面206aと放熱部材205が接触することで、AD変換IC201の放熱が効率よく行われる。
図8は、レンズユニット101に図7(f)のユニットを取り付けた状態を示した図である。レンズユニット101に形成されたセンサー位置決めボス177およびセンサー回転止めボス178がレンズ位置決め穴516およびレンズ回転止め穴517を挿通している。撮像素子500は、CMOSやCCDを使用しているため、素子自体が発する熱によってノイズ等が増え、画質が低下するという問題がある。また、センサー基板200上の回路も発熱して撮像素子500に熱を供給するため、撮像素子500およびセンサー基板200周辺の熱を放熱する必要がある。センサー放熱板206だけでは放熱が不十分であることが多く、熱を他の構造部材に放熱する必要がある。しかし、センサー放熱板206を他の部品と接触させてビス止めなどの固定をしてしまうと、撮像装置100が落下したときにセンサー基板200がずれる可能性がある。そのため、センサー基板200の放熱は弾性を損なわないような方法で行う必要がある。また、センサー基板200が発する電気ノイズを低減するためには、メイン基板204とのBtoB接続部202での接続だけでは不十分で、構造部材にセンサー基板200のグランド配線を導通させる必要がある場合が多い。そのため、この導電に関しても放熱と同様に弾性的な接続状態を損なわないように行う必要がある。
図9は、弾性導電放熱部材220の全体図である。弾性導電放熱部材220は、0.05mmから0.3mm程度のプラスチックシート221に0.05mmから0.5mm程度の銅箔等の金属箔222を貼り付けたシートを、金属箔222面が外側を向くように折り曲げている。また、弾性導電放熱部材220は、両面テープ223を貼り付けた弾性部材224を内側に挟んでいる。両面テープ223は、金属箔222およびプラスチックシート221に対して一部露出されるように、弾性部材224に貼り付けられている。弾性導電放熱部材220は、この露出個所を用いてセンサー放熱板206の背面211に貼り付けられる。金属箔222は、銅箔やアルミ箔のような高熱伝導性および低導電抵抗の金属である。弾性部材224は、発泡ウレタンやスポンジなどの弾性材である。
図10は、図8の状態に弾性導電放熱部材220を取り付けた状態を示した図である。弾性導電放熱部材220は、レンズユニット101のセンサー放熱板206に対して、両面テープ223で貼り付くとともに、金属箔222で接触している。センサー放熱板206の背面211に金属箔222が対向し、間に挟まれた弾性部材224によって付勢されることで導電および放熱を行うことが可能である。また、金属箔222の支持材としてプラスチックシート221を用いることによって、金属箔222の塑性変形を防止し、間に挟まれた弾性部材224の反発力を妨げない。このように構成することによって、弾性的に導電かつ放熱を放熱ゴムやガスケットを併用せず、1つの部材で安価かつ省スペースに実現することが可能である。
図11は、ファン300の説明図である。図11(a)はファン300の斜視図であり、図11(b)は図11(a)とは反対側から見たファン300の斜視図である。図11(c)は、ファン300からアルミプレート301を除いた図である。ファン300の外装は、アルミプレート301とアルミダイキャスト302で構成される。アルミダイキャスト302には、ビスでファン300を固定するために3か所の貫通穴303が形成されている。ファン300は、メイン基板204と電気的に接続するためのワイヤー304、ファン基板307を有する。また、ファン300には、空気の吸気口305および排気口306が形成されている。ファン300の内部には、空気を送るため、また圧力差を生み出すための羽部308と、羽部308を回転させるためのモータ部309が保持されている。アルミプレート301の凸部310は、モータ部309を逃げるための形状である。不図示であるが、モータ部309とワイヤー304は、ファン基板307を経由して電気的に接続されている。また、羽部308には磁石(不図示)、ファン基板307にはホール素子(不図示)が備えられ、羽部308の回転数を検知しフィードバック制御する手段を備えている。以上の構成により、ファン300は、空気を吸気口305から吸気し、排気口306から排出する機能を持ち、かつ回転数を制御可能となっている。
図12は、ダクトユニット331の説明図である。図12(a)はダクトユニット331の分解図、図12(b),(c)はヒートシンク340の斜視図、図12(d)はヒートシンク340の上面図である。また、図12(e)は、ダクト板金350の斜視図である。ダクトユニット331は、ヒートシンク340、ダクト板金350およびビス353を有する。ヒートシンク340は高い剛性と高い熱伝導率を得るためにアルミニウムダイキャストで作成されており、ダクト板金350は高い熱伝導率を得るために銅やアルミニウムの板材で作成されている。ヒートシンク340は、複数のフィンを所定間隔で並設させたヒートシンク部341と、ヒートシンク部341に対して傾斜している傾斜部342を有する。ヒートシンク部341には、ダクト板金位置決めボス343、ダクト板金回転止めボス344、およびビス穴345が形成されている。傾斜部342にも2か所のビス穴345が形成されている。ヒートシンク部341は放熱面積を拡大する目的のフィン346を多数備えており、放熱面積を増やすことで空気に効率よく伝熱し高効率な放熱を行うことができる。フィン346の裏面には、メイン基板204の制御IC204aに対応するように凸部354が形成されている。また、傾斜部342には、ファン300の吸気口305とほぼ同じ大きさの開口347が形成されている。傾斜部342の裏面348には、ファン300を固定するためのビス穴349が3か所形成されている。ヒートシンク部341に垂直な面と傾斜部342の角度はヒートシンクを成形するときの抜き勾配である約3度である。ダクト板金350は、それぞれヒートシンク部341と傾斜部342に対応する主面351と傾斜面352を有する。ダクト板金350は、ヒートシンク340のダクト板金位置決めボス343とダクト板金回転止めボス344によって位置が決められ、ビス353で固定されている。ダクトユニット331は、ヒートシンク340がダクト板金350で蓋されることで通風路が限定され、ダクトとして機能する。
図13は、ファンダクトユニット330の説明図である。ファンダクトユニット330は、ファン300、ダクトユニット331、ビス332およびスポンジ333を有する。スポンジ333は、ヒートシンク340の開口347の外周を囲うようにヒートシンク340に貼り付けられ、ファン300とヒートシンク340の間に挟まれて使用される。ファン300は、ビス332でヒートシンク340のビス穴349に固定される。上記構成によりダクトユニット331とファン300との間は密閉されるため、ヒートシンク340の開口347を通過する空気がファン300の吸気口305に吸い込まれる間で、他に漏れることがない。ファンダクトユニット330では、ヒートシンク340とダクト板金350で構成される吸気口334で吸気し、ヒートシンク340のヒートシンク部341内を通過する。その後、流入した空気は一度方向を変えてから傾斜部342内を通過して、開口347を経由しファン300の吸気口305に流入し、ファン300の排気口306から排気される。
図14は、ファンダクトユニット330とメイン放熱板380の説明図である。図14(a)は分解図、図14(b)は組み立て後の斜視図である。ヒートシンク340の3か所の凸部354に対応するように、メイン放熱板380には3か所の凸部382が形成されている。また、3か所の凸部382に対応するように3枚の放熱部材381がメイン放熱板380に張り付けられている。
図15は、レンズメインユニット561の説明図である。図15(a)は分解図、図15(b)は上面図である。レンズメインユニット561は、ファンダクトユニット330、メイン放熱板380、カメラユニット560およびレンズホルダーユニット570を有する。レンズメインユニット561は、レンズホルダーユニット570に形成された不図示の位置決めボス、回転止めボスに対して、ヒートシンク340の不図示の位置決め穴、回転止め穴を合わせることで位置決めをしてビス562で固定される。図15(b)におけるスペース563は、後述するCFユニット820を組み付けるための空間である。
図16はCFカード基板ユニット(スロット)800の分解斜視図であり、図17はCFユニット820の斜視図である。CFカード基板ユニット800は、カード基板801にヘッダー802が実装されている。ヘッダー802に対してCFカード803が着脱可能な金属製のイジェクタ804が取り付けられる。カード基板801には、CFカード803にアクセスする際に点灯するLED805やメイン基板204に電気的接続するための不図示のフレキを接続するためのコネクタ807や他の電気部品などが実装される。CFユニット820は、ユニットベース821に対して、2枚のCFカード基板ユニット800が位置決めされ、CFトップフレーム822、CFボトムフレーム823とともにビス824で固定される。また、CFユニット820は、金属製のCFトップフレーム822およびCFボトムフレーム823でカード基板801に接しており、グランド接続されている。
図18(a)はレンズメインユニット561にCFユニット820を組み付ける途中の図であり、図18(b)はレンズメインユニット561にCFユニット820を組み付けた後の斜視図である。CFユニット820は、前述した図15(b)のスペース563に対して、A方向から組み付けて、ビス564で固定される。このとき、ヒートシンク340の傾斜部342がA方向に対して開いているので、CFユニット820を組み付けし易くなっている。
図19は、排気ダクト360の斜視図である。排気ダクト360は、パネル側排気ダクト361、グリップ側排気ダクト362およびスポンジ363を有する。パネル側排気ダクト361にはダクト位置決めボス364とダクト回転止めボス365が形成され、グリップ側排気ダクト362にはそれぞれに対応するようにダクト位置決め穴366とダクト回転止め穴367が形成されている。パネル側排気ダクト361とグリップ側排気ダクト362は、位置決めされた後、ビス370により組み付けられる。パネル側排気ダクト361とグリップ側排気ダクト362の2部品が組み付けられると、吸気側開口368と排気側開口369の2つの開口部分が形成される。スポンジ363は、吸気側開口368に両面テープで張り付けられる。
図20は、リアカバーユニット700にバッテリー702を取り付ける際の説明図である。図20(a)はリアカバーユニット700の背面図、図20(b)はバッテリー702を取り付ける途中のリアカバーユニット700の背面図、図20(c)はバッテリー702を装着した状態のリアカバーユニット700の背面図である。リアカバーユニット700には、バッテリーイジェクトつまみ701を操作することでバッテリー702を着脱可能に取付け可能なバッテリー取付け部703が形成されている。バッテリー取付け部703には、バッテリー702が装着されるバッテリー装着領域704と、バッテリー装着領域704に対しバッテリー702を摺動させて着脱させるためのスペースであるバッテリー着脱用領域705が形成されている。バッテリー着脱用領域705には、排気口706が形成されている。図20(b)に示すように、バッテリー着脱用領域705は、バッテリー装着領域704にバッテリー702を装着する、あるいはバッテリー702を取外す際に、バッテリー702を摺動させるために使用される。図20(c)に示すように、バッテリー702がバッテリー装着領域704に装着された状態では、バッテリー着脱用領域705は外部に露出した状態となる。したがって、本実施形態では、バッテリー702が排気口706を塞ぐことがないため、排気口706からの排気を妨げられることがない。また、バッテリー702が装着された際にはデッドスペースとなるバッテリー着脱用領域705に排気口706を形成しているため、撮像装置100の小型化に貢献している。
図21は、リアカバーユニット700に対して排気ダクト360を組み付けたリアカバーダクトユニット720の斜視図である。排気ダクト360は、排気側開口369がリアカバー701の排気口706に接するように位置決めをされて、ビス721でリアカバーダクトユニット720に固定されている。
図22は、メインユニット168の説明図である。図22(a)は、図18(b)で組み付けたユニットに対して、リアカバーダクトユニット720を組み付けた状態であり、図6(b)の状態に相当する。図22(b)は、メインユニット168をレンズユニット101の光軸を通る平面で切断した断面図である。吸気側開口368から吸気された空気は、メインユニット168の上方かつ後方に向かって延びた排気ダクト360の内部を通った後に、リアカバー701に形成された排気口706から排出される。ファン300の排気口306と排気ダクト360の吸気側開口368の間にはスポンジ363が挟まれているため、空気が漏れることはない。排気口706は、リアカバー701のバッテリー取り付け部703の上面に形成されており、排気口706から撮像装置100の内部にゴミや雨水が侵入しにくい。また、レンズリアダクトユニット730では、光軸方向において、レンズユニット101の後方に撮像素子500、2枚のカード基板801およびファン300の順に配置されている。そのため、ファン300のモータ部309が原因で発生する不要輻射ノイズをCFユニット820内の2つの金属製のイジェクタ804や2枚のカード基板801が遮断する。したがって、本実施形態では、撮像素子500が受ける不要輻射ノイズをシールド用部材を追加することなく低減することができる。なお、本実施形態では、CFユニット820によって、不要輻射ノイズを低減しているが、別の金属ユニットによって低減してもよい。
本実施形態ではバッテリー着脱用領域705の開口を排気口として説明したが、バッテリー着脱用領域705の開口を吸気口、撮像装置100の底面および側面に形成された開口を排気口として機能させ、空気の流れ方向を逆にした場合も本発明に含まれる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 撮像装置
140 側面吸気口
141 底面吸気口
300 ファン
703 バッテリー取付け部
704 バッテリー装着領域
705 バッテリー着脱用領域
706 排気口

Claims (9)

  1. ファンと、
    前記ファンを内部に保持し、前記ファンの駆動によって外部の空気を吸入する吸気口と、前記ファンの駆動によって生じた気流を排出する排気口が形成された外装部材と、
    バッテリーが装着される装着領域と、前記バッテリーを摺動させ、前記装着領域に前記バッテリーを着脱可能に取り付ける着脱用領域と、を有するバッテリー取り付け部と、を有する撮像装置であって
    前記吸気口は、前記撮像装置の側面または底面の少なくとも一方に形成され、
    前記排気口は、前記着脱用領域に形成されていることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記バッテリー取り付け部は、前記撮像装置の背面または側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記着脱用領域には、前記装着領域に接触する前記バッテリーの第1面と摺動する第1の領域と、前記第1の面と垂直な第2の面と摺動する第2の領域と、を有し、
    前記排気口は、前記第1および第2の領域に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 光学信号を光電変換可能な撮像素子を更に有し、
    前記ファンは、前記撮像装置の後方に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 光軸方向において、前記撮像素子と前記ファンの間に配置された金属ユニットを更に有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記金属ユニットは、記録媒体のスロットであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記ファンは、光軸に垂直な方向から所定の角度だけ傾いて配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記ファンと前記バッテリー取り付け部の前記開口部とを接続するダクトを更に有することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記ダクトは、前記ファンから後方かつ上方に向かって、形成されていることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
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