JP2009105478A - デジタルカメラ及びその外装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で放熱性、防水性の高いデジタルカメラ及びその外装体を提供する。
【解決手段】外装ケース16の内側にメインフレーム18を収容配置し、このメインフレーム18に基板22、レンズユニット14等を直接固定する。メインフレーム18は、金属の押出成型によって形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明はデジタルカメラ及びその外装体に係り、特に放熱性、防水性の高いデジタルカメラ及びその外装体に関する。
近年、デジタルカメラは、処理速度を向上させるために、撮像素子、信号処理回路ともに駆動クロックが上昇しており、発熱量が増加する傾向にある。
一方、CCD等の撮像素子は、温度が上昇すると、暗電流が増加し、画質が低下するという問題がある。
そこで、撮像素子等で発生する熱を放熱するための技術が種々提案されている。たとえば、特許文献1では、外装体の内側に放熱板を配置し、この放熱板に撮像素子を固定することが提案されている。また、特許文献2では、画像表示装置の冷却構造として、押出成型により形成された金属製のフレームに熱伝達部材を介して表示パネルを取り付けることが提案されている。
特開2004−104632号公報 特開2000−321989号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、放熱板の形状が複雑であるため、加工に手間がかかるという欠点がある。また。特許文献2に記載の技術では、熱伝達部材が必要になるため、構成が複雑になるとともに組立工数も多くなるという欠点がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、シンプルな構成で放熱性、防水性の高いデジタルカメラ及びその外装体を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、外装体の内側に金属製のフレームを配置し、該フレームに内部モジュールが直接固定されるデジタルカメラであって、前記フレームが押出成型によって形成されることを特徴とするデジタルカメラを提供する。
請求項1に係る発明によれば、内部モジュールが直接固定されるフレームが金属の押出成型によって形成される。これにより、フレームを簡単に加工することができる。また、内部モジュールを直接固定することにより、組立工数を削減することができる。さらに、金属で形成することにより、放熱性を向上させることができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記フレームの外周の一部が前記外装体から露出し、外装の一部を構成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラを提供する。
請求項2に係る発明によれば、フレームの外周の一部が外装体から露出する。これにより、放熱性を更に向上させることができる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記フレームの上面にアクセサリーシューが一体成型され、該アクセサリーシューが前記外装体の上面から突出して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラを提供する。
請求項3に係る発明によれば、フレームの上面にアクセサリーシューが一体成型される。これにより、アクセサリーシューの強度を確保することができ、フラッシュ等のアクセサリー機器を安定して保持することができる。また、別途アクセサリーシューを設ける必要がなくなるため、部品点数を削減できる。また、これにより、組立工数も削減できる。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記フレームの底面に三脚ネジ穴が形成され、該三脚ネジ穴が前記外装体の底面に露出して設けられることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のデジタルカメラを提供する。
請求項4に係る発明によれば、フレームの底面に三脚ネジ穴が形成される。これにより、三脚ネジ穴の強度を確保することができ、デジタルカメラを安定して三脚に取り付けることができる。また、別途三脚ネジ穴用の部品を取り付ける必要がなくなるため、部品点数を削減できる。また、これにより、組立工数も削減できる。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、デジタルカメラの外装体であって、金属の押出成型によって、前面、背面、上面、底面が一体成型された筒状の外装体本体と、前記外装体本体の開口した両側面に水密状態で取り付けられる一対の側面部材と、からなり、前記外装体本体は、底面部が肉厚に形成され、該底面部に三脚ネジ穴が、内部に貫通しないように形成されることを特徴とするデジタルカメラの外装体を提供する。
請求項5に係る発明によれば、前面、背面、上面、底面が一体成型された筒状の外装体本体の底面部が肉厚に形成され、その底面部に三脚ネジ穴が直接形成される。これにより、内部の防水性を確保することができる。すなわち、別途、三脚ネジ穴用の部品を取り付けると、その取付部の隙間から水が浸入するおそれがあるが、底面部に三脚ネジ穴を直接形成することにより、このような不具合が生じることがない。また、部品点数を削減することができ、これにより、組立工数も削減することができる。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、デジタルカメラの外装体であって、金属の押出成型によって、前面、背面、上面、底面が一体成型されるとともに、内部の底面近傍に仕切壁が形成された筒状の外装体本体と、前記外装体本体の開口した両側面に水密状態で取り付けられる一対の側面部材と、前記外装体本体の底面に形成された孔と、三脚ネジ穴を有し、前記孔に取り付けられる三脚ネジ穴部材と、からなることを特徴とするデジタルカメラの外装体を提供する。
請求項6に係る発明によれば、前面、背面、上面、底面が一体成型された筒状の外装体本体の内部に仕切壁が一体成型され、底面部が、いわゆる二重底で形成される。そして、外側の底面に孔が形成され、その孔に三脚ネジ穴部材が取り付けられる。これにより、たとえ孔と三脚ネジ穴取付部材との隙間から水が浸入しても、内部モジュールが収容される、外装体本体の内側まで水が侵入するのを防止できる。
本発明によれば、シンプルな構成で放熱性、防水性の高いデジタルカメラ及びその外装体を提供することができる。
以下、添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラ及びその外装体の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係るデジタルカメラの第1の実施の形態の外観構成を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ10は、いわゆるコンパクトカメラとして構成されており、そのカメラボディ12は、平たい矩形の箱状に形成されている。
被写体の光学像を撮像素子の受光面上に結像させるためのレンズユニット14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、カメラの電源をONすると、そのレンズ鏡筒がカメラボディ12の前面から垂直に繰り出される。そして、カメラの電源をOFFすると、カメラボディ12の内側に沈胴し、カメラボディ12の前面はフラットになる。
このレンズユニット14には、レンズの前玉を保護するためのレンズバリア14Aが組み込まれており、レンズ鏡筒の沈胴、繰り出しに応じて自動で開閉される。
レンズユニット14を介して結像された被写体の光学像を撮像するための撮像素子(たとえば、CCD、CMOS等)28は、このレンズユニット14の後端部に図示しない取付フレームを介して取り付けられている(図3参照)。
図2は、図1に示したデジタルカメラの要部の構成を示す分解斜視図である。
同図に示すように、カメラボディ12を構成する外装カバー(外装体)16は、フロントカバー16Aとリアカバー16Bとで構成され、カメラボディ12のほぼ中央位置で前後に分割可能に形成されている。
外装カバー16の内側には、メインフレーム18が収容配置されており、フロントカバー16Aとリアカバー16Bは、このメインフレーム18にビス20でネジ止めされて取り付けられている。すなわち、フロントカバー16Aとリアカバー16Bの両側面には、それぞれ通し孔16a、16bが形成されており、この通し孔16a、16bにビス20を通し、そのビス20をメインフレーム18の外周部18Aの両側面に形成されたネジ穴18Gに螺合させることにより、フロントカバー16Aとリアカバー16Bが、メインフレーム18に取り付けられる。そして、このフロントカバー16とリアカバー16Bとがメインフレーム18に取り付けられることにより、デジタルカメラ10のカメラボディ12が構成され、外装が構成される。
外装カバー16の内部に収容配置される基板22やレンズユニット14等の内部モジュールもこのメインフレーム18に直接取り付けられている。
図3は、メインフレーム18の構成を示す斜視図である。同図に示すように、メインフレーム18は、その外周部18Aが、外装カバー16の外周形状に対応して所定の奥行き(D)を有する矩形の枠状に形成されている。そして、その外周部18Aの内側にはレンズユニット14を取り付けるためのレンズ取付部18Bと仕切板18Cとが一体成型されている。
レンズ取付部18Bは、外周部18Aと同じ奥行き(D)をもってリング状に形成されており、その外周部の四カ所をリブ18Dによって外周部18Aの内面及び仕切板18Cの側面に連結されている。このレンズ取付部18Bの内径は、レンズユニット14の鏡筒部14Bの外径とほぼ同径に形成されており、レンズユニット14は、その鏡筒部14Bをレンズ取付部18Bの内側に収容して、メインフレーム18に取り付けられる。
ここで、このレンズユニット14は、その鏡筒部14Bの基端部外周にフランジ14Cが一体成型されており、このフランジ14Cをビス24でレンズ取付部18Bにネジ止めすることにより、レンズ取付部18Bに取り付けられる。フランジ14Cには、このビス24でネジ止めするための通し孔14Dが120°間隔で三カ所に形成されている。また、レンズ取付部18Bには、フランジ14Cに形成された通し孔14Dに対応して、ネジ穴18Eが三カ所に形成されている。レンズユニット14は、そのフランジ14Cに形成された3つの通し孔14Dにそれぞれビス24を通し、各ビス24をレンズ取付部18Bに形成されたネジ穴18Eに螺合させることにより、メインフレーム18に取り付けられる。
仕切板18Cは、外周部18Aと同じ奥行き(D)を有する板状に形成されており、外周部18Aの内側を左右に二分するように配置されている。この仕切板18Cは、基板22の取付部を構成する。すなわち、この仕切板18Cの上端部と下端部(上下の外周部18Aとの連結部)、及び、外周部18Aの左側の側面部の上端部と下端部(外周部18Aの左上隅と左下隅)には、それぞれ基板22をビス26でネジ止めするためのネジ穴18Fが形成されており、基板22は、その四隅に形成された通し孔22Aにビス26を通し、そのビス26をネジ穴18Fに螺合させることにより、メインフレーム18に取り付けられる。
このように、外装カバー16の内側に配置される基板22やレンズユニット14等の内部モジュールは、メインフレーム18に直接取り付けられる。
このメインフレーム18は、アルミニウム合金やステンレス鋼、銅合金、マグネシウム合金、亜鉛合金等の金属によって形成され、特に押出成型によって形成される(本例ではアルミニウム合金による押出成型で形成されている)。このため、その形状は押出成型が可能な形状に形成される。本例では、レンズユニット14を取り付けた際、その光軸と同じ方向に押出成型されるように形成されている。すなわち、各部(外周部18A、レンズ取付部18B、仕切板18C、リブ18D、ネジ穴18E等)が光軸と平行に形成され、同じ奥行き(D)をもって一体的に形成されている。
このように、メインフレーム18を押出成型で得る構成とすることにより、簡単に加工することができ、コストを大幅に削減することができる。また、強度も確保することができる。
また、メインフレーム18を金属で形成し、このメインフレーム18に内部モジュールを直接取り付ける構成にすることにより、放熱性を高めることができる。
なお、外装カバー16の材質については、特に限定されないが、メインフレーム18と同様に金属とすることが好ましい。これにより、さらに放熱性を高めることができる。
図4は、本発明に係るデジタルカメラの第2の実施の形態の要部の構成を示す分解斜視図である。
本実施の形態のデジタルカメラ10Aは、メインフレーム18の一部が外装カバー16から露出している点で上記第1の実施の形態のデジタルカメラ10と相違している。
なお、この点以外は上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10の構成と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して、その説明は省略する。
図4に示すように、メインフレーム18の外周部18Aの左右の両側面部の外周面には、それぞれ四角いプレート状の放熱部18Hが突出して形成されている。この放熱部18Hは、メインフレーム18に外装カバー16(フロントカバー16Aとリアカバー16B)を取り付けると、図5に示すように、その外装カバー16の両側面から露出し、外装の一部を構成する。外装カバー16を構成するフロントカバー16Aとリアカバー16Bの両側面部には、それぞれ放熱部18Hの外周形状に対応した切欠き16c、16dが形成されており、放熱部18Hは、この切欠き16c、16dを介して外装カバー16の表面に露出する。
このように、メインフレーム18の一部を外装カバー16から露出させることにより、放熱性をさらに向上させることができる。
なお、本例では、メインフレーム18の外周部18Aの両側面部の一部を外装カバー16から露出させているが、露出させる部位は、これに限定されるものではない。この他、底面部を露出させるようにしてもよいし、また、片側の側面部のみを露出させるようにしてもよい。さらに、全周を露出させるようにしてもよい。
なお、このように放熱部を形成する場合もメインフレームは押出成型可能な形状に形成する。すなわち、放熱部18Hは、各部(外周部18A、レンズ取付部18B、仕切板18C、リブ18D、ネジ穴18E等)と平行に形成し、同じ奥行き(D)をもって外周部18Aに一体的に形成する。
図6は、本発明に係るデジタルカメラの第3の実施の形態の外観構成を示す斜視図である。
本実施の形態のデジタルカメラ10Bは、カメラボディ12の上面にアクセサリーシュー30を有している点で上記第1の実施の形態のデジタルカメラ10と相違している。
なお、この点以外は上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10の構成と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して、その説明は省略する。
図7は、図6に示したデジタルカメラ10Bのメインフレーム18の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、アクセサリーシュー30は、メインフレーム18に一体形成されている。すなわち、メインフレーム18の外周部18Aの上面部に一体的に形成されている。
図6に示すように、外装カバー16を構成するフロントカバー16Aとリアカバー16Bの上面部には、それぞれこのアクセサリーシュー30の外周形状に対応した切欠き16e、16fが形成されており、アクセサリーシュー30は、この切欠き16e、16fを介して外装カバー16の上面から突出して設けられる。
なお、このアクセサリーシュー30も押出成型可能な形状に形成する。すなわち、放熱部18Hは、各部(外周部18A、レンズ取付部18B、仕切板18C、リブ18D、ネジ穴18E等)と平行に形成し、同じ奥行き(D)をもって外周部18Aに一体的に形成する。
このように、メインフレーム18にアクセサリーシュー30を一体成型することにより、アクセサリーシュー30の強度を確保することができ、フラッシュ等のアクセサリー機器を安定して保持することができる。特に、アクセサリーシュー30の偏肉設定ができるため、容易にアクセサリーシュー30の強度を上げることができる。
また、別途アクセサリーシューを設ける必要がなくなるため、部品点数を削減できる。また、これにより、組立工数も削減できる。さらに、気密性も高めることができ、防水性を向上させることができる。また、この露出したアクセサリーシュー30を介して熱を放熱することができ、放熱性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態では、メインフレーム18にアクセサリーシュー30のみを設けているが、アクセサリーシュー30とともに放熱部を設けるようにしてもよい。
図8は、第4の実施の形態のデジタルカメラのメインフレーム18の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラのメインフレーム18には、三脚ネジ穴32が一体形成されている。
なお、この点以外は上述した第1又は第3の実施の形態のデジタルカメラ10、10Bの構成と同じなので、同じ部材には同じ符号を付して、その説明は省略する。
この三脚ネジ穴32は、メインフレーム18の外周部18Aの底面部に形成されている。この外周部18Aの底面部には、四角いプレート状の突起部18Jが下方向に突出して形成されており、この突起部18Jの中央に三脚ネジ穴32が形成されている。この突起部18Jは、メインフレーム18に外装カバー16(フロントカバー16Aとリアカバー16B)を取り付けると、その外装カバー16の底面から露出し、外装の一部を構成する。
なお、図示は省略するが、外装カバー16を構成するフロントカバー16Aとリアカバー16Bの底面部には、それぞれこの突起部18Jの外周形状に対応した切欠きが形成され、突起部18Jは、この切欠きを介して外装カバー16の表面に露出する。
また、この突起部18Jも押出成型可能な形状に形成する。すなわち、放熱部18Hは、各部(外周部18A、レンズ取付部18B、仕切板18C、リブ18D、ネジ穴18E等)と平行に形成し、同じ奥行き(D)をもって外周部18Aに一体的に形成する。
また、三脚ネジ穴32は、メインフレーム18の加工後、ドリル等で突起部18Jに穴を開け、ダイス等を利用して形成する。この際、三脚ネジ穴32は、メインフレーム18の底面に対して垂直に形成する。
このように、メインフレーム18に三脚ネジ穴32を一体成型することにより、三脚ネジ穴32の強度を確保することができ、デジタルカメラを安定して三脚に取り付けることができる。また、別途三脚ネジ穴用の部品を取り付ける必要がなくなるため、部品点数を削減できる。また、これにより、組立工数も削減できる。さらに、気密性も高めることができ、防水性を向上させることができる。また、この露出した三脚ネジ穴32を介して熱を放熱することができ、放熱性の向上を図ることができる。
なお、本実施の形態では、三脚ネジ穴32と同時にアクセサリーシュー30もメインフレーム18に一体成形しているが、三脚ネジ穴32のみをメインフレーム18に形成するようにしてもよい。また、三脚ネジ穴とともに放熱部をメインフレームに一体成型するようにしてもよい。
図9は、本発明に係るデジタルカメラの第5の実施の形態の外観構成を示す斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ50もコンパクトカメラとして構成されており、そのカメラボディ52は、平たい矩形の箱状に形成されている。このデジタルカメラ50のレンズユニットは、いわゆる屈曲光学系のズームレンズで構成されており、カメラボディ52の内部に収容配置されている。
図10は、図9に示したデジタルカメラのカメラボディを構成する外装カバーの分解斜視図である。
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ50の外装カバー54は、カメラボディ52の前面、背面、上面、底面を構成する筒状のカバー本体56と、そのカバー本体56の左右両端の開口部56Aに取り付けられ、カメラボディ52の両側面を構成する一対の蓋体(側面部材)58とで構成されている。
カバー本体56は、四角い筒状に形成されており、前面、背面、上面、底面が一体的に形成されている。このカバー本体56は、アルミニウム合金やステンレス鋼、銅合金、マグネシウム合金、亜鉛合金等の金属によって形成されており、特に押出成型によって形成されている(本例ではアルミニウム合金による押出成型で形成されている)。したがって、その形状は、押出成型可能な形状に形成されている。すなわち、各面の厚さが長手方向(本例の場合、左右方向)に均一に形成されている。
ここで、図11に示すように、カバー本体56は、前面、背面、上面が、共に同じ厚さで形成されており、底面部のみが肉厚に形成されている。そして、この底面部のほぼ中央位置に三脚ネジ穴60が形成されている。
なお、この三脚ネジ穴60は、カバー本体56を加工後、ドリル等でカバー本体56の底面部に穴を開け、ダイス等を利用して形成する。この際、三脚ネジ穴60は、カバー本体56の底面に対して垂直に形成する。
この他、カバー本体56に形成するレンズ用の開口部やフラッシュ用の開口部、モニタ用の開口部、操作ボタン用の開口部等もカバー本体56を加工後に形成する。
また、カバー本体56の底面部は、三脚ネジ穴60が直接形成されることから、三脚ネジ穴60が形成可能な肉厚をもって形成される。
蓋体58は、カバー本体56の側面形状に合致した板状に形成されており、カバー本体56の左右両端の開口部56Aに取り付けられて、カバー本体56の開口部56Aを閉塞する。この蓋体58の内側面には、カバー本体56の開口部56Aの内周形状に合致した突起部58Aが形成されており、蓋体58は、この突起部58Aをカバー本体56の開口部56Aに嵌めることにより、カバー本体56に取り付けられる。この突起部58Aには、外周部にパッキン62が取り付けられ、このパッキン62の作用でカバー本体56は、その開口部56Aが水密状態で閉塞される。
なお、この蓋体58の材質については、特に限定されるものではなく、アルミニウム等の金属で形成してもよいし、樹脂で形成してもよい。
また、蓋体58の固定方法についても特に限定されるものではなく、ビス等でカバー本体56に固定してもよいし、爪等の係合部を形成して固定してもよい。
以上のように構成された本実施の形態のデジタルカメラ50の外装カバー54によれば、肉厚に形成されたカバー本体56の底面部に三脚ネジ穴60が直接形成されるので、内部の防水性を確保することができる。すなわち、別途、三脚ネジ穴用の部品を取り付けると、その取付部の隙間から水が浸入するおそれがあるが、カバー本体56の底面部に三脚ネジ穴60を直接形成することにより、このような不具合が生じることがない。また、部品点数を削減することができ、これにより、組立工数も削減することができる。また、三脚ネジ穴60の強度も確保することができ、三脚に取り付けた際、カメラを安定して支持することができる。
なお、本例では、カバー本体56の形状を四角い筒状に形成しているが、上面、底面、前面、背面が一体的に形成され、押出成型により加工可能な形状であれば、この形状に限定されるものではない。
図12は、本発明に係るデジタルカメラの第6の実施の形態の外装カバーの分解斜視図である。
本実施の形態のデジタルカメラの外装カバー64も上記第4の実施の形態のデジタルカメラの外装カバー54と同様に、カメラボディの前面、背面、上面、底面を構成する筒状のカバー本体66と、そのカバー本体66の左右両端に取り付けられ、カメラボディの両側面を構成する一対の蓋体68とで構成されている。
カバー本体66は、四角い筒状に形成されており、前面、背面、上面、底面が一体的に形成されている。また、その内部には、底面部近傍に仕切板66Aが一体的に形成されており、この仕切板66Aによって、カバー本体66の内部は、上部空間と下部空間とに仕切られている(いわゆる二重底構造)。
このカバー本体66は、アルミニウム合金やステンレス鋼、銅合金、マグネシウム合金、亜鉛合金等の金属によって形成されており、特に押出成型によって形成されている(本例ではアルミニウム合金による押出成型で形成されている)。したがって、その形状は、押出成型可能な形状に形成されている。すなわち、各面の厚さが長手方向(本例の場合、左右方向)に均一に形成されている。
このカバー本体66の底面部の中央には、図13に示すように、取付穴66Bが形成されており、この取付穴66Bに三脚ネジ穴部材70が取り付けられている。三脚ネジ穴部材70は、上端部が閉塞された円筒状に形成されており、その内周部に三脚ネジ穴70Aが形成されている。また、その基端部の外周にはフランジ70Bが形成されており、このフランジ70Bをビス(図示せず)でネジ止めして、カバー本体66の底面部に取り付けられる。
なお、この三脚ネジ穴部材70を取り付けるための取付穴66Bやレンズ用の開口部、フラッシュ用の開口部、モニタ用の開口部、操作ボタン用の開口部等は、カバー本体56を押出成型により加工した後に形成する。
蓋体68は、カバー本体66の側面形状に合致した板状に形成されており、カバー本体66の左右両端に取り付けられて、カバー本体66の開口部66C、66Dを閉塞する。この蓋体68の内側面には、カバー本体66の開口部66C、66Dの内周形状に合致した突起部68A、68Bが形成されており、蓋体68は、この突起部68A、68Bをカバー本体66の両端の開口部66C、66Dに嵌めることにより、カバー本体66に取り付けられる。この突起部68A、68Bには、外周部にパッキン72Aが取り付けられ、このパッキン72Aの作用でカバー本体66は、その開口部66C、66Dが水密状態で閉塞される。
なお、この蓋体68の材質については、特に限定されるものではなく、アルミニウム等の金属で形成してもよいし、樹脂で形成してもよい。
また、蓋体68の固定方法についても特に限定されるものではなく、ビス等でカバー本体66に固定してもよいし、爪等の係合部を形成して固定してもよい。
以上のように構成された本実施の形態のデジタルカメラの外装カバー64によれば、カバー本体66が二重底で構成されるので、内部の防水性を確保することができる。
また、上記第5の実施の形態のデジタルカメラの外装カバー64と比較して、押出材の体積を削減することができ、軽量化を図ることができる。
第1の実施の形態のデジタルカメラの外観構成を示す斜視図 図1に示したデジタルカメラの要部の構成を示す分解斜視図 図1に示したデジタルカメラのメインフレームの構成を示す斜視図 第2の実施の形態のデジタルカメラの要部の構成を示す分解斜視図 第2の実施の形態のデジタルカメラの外観構成を示す斜視図 第3の実施の形態のデジタルカメラの外観構成を示す斜視図 図6に示したデジタルカメラのメインフレームの構成を示す斜視図 第4の実施の形態のデジタルカメラのメインフレームの構成を示す斜視図 第5の実施の形態のデジタルカメラの外観構成を示す斜視図 図9に示したデジタルカメラの外装カバーの分解斜視図 図10の11−11断面図 第6の実施の形態のデジタルカメラの外観構成を示す斜視図 図12の13−13断面図
符号の説明
10、10A、10B…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…レンズユニット、14…レンズバリア、14B…鏡筒部、14C…フランジ、14D…通し穴、16…外装カバー、16A…フロントカバー、16B…リアカバー、16a、16b…通し穴、16c、16d…切欠き、18…メインフレーム、18A…外周部、18B…レンズ取付部、18C…仕切板、18D…リブ、18E…ネジ穴、18F…ネジ穴、18G…ネジ穴、18H…放熱部、18J…突起部、20…ビス、22…基板、22A…通し穴、30…アクセサリーシュー、32…三脚ネジ穴、50…デジタルカメラ、52…カメラボディ、54…外装カバー、56…カバー本体、56A…開口部、58…蓋体、58A…突起部、60…三脚ネジ穴、62…パッキン、64…外装カバー、66…カバー本体、66A…仕切板、66B…取付穴、66C、66D…開口部、68…蓋体、68A、68B…突起部、70…三脚ネジ穴部材、70A…三脚ネジ穴、72A、72B…パッキン

Claims (6)

  1. 外装体の内側に金属製のフレームを配置し、該フレームに内部モジュールが直接固定されるデジタルカメラであって、
    前記フレームが押出成型によって形成されることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記フレームの外周の一部が前記外装体から露出し、外装の一部を構成することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記フレームの上面にアクセサリーシューが一体成形され、該アクセサリーシューが前記外装体の上面から突出して設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記フレームの底面に三脚ネジ穴が形成され、該三脚ネジ穴が前記外装体の底面に露出して設けられることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のデジタルカメラ。
  5. デジタルカメラの外装体であって、
    金属の押出成型によって、前面、背面、上面、底面が一体成形された筒状の外装体本体と、
    前記外装体本体の開口した両側面に水密状態で取り付けられる一対の側面部材と、
    からなり、前記外装体本体は、底面部が肉厚に形成され、該底面部に三脚ネジ穴が、内部に貫通しないように形成されることを特徴とするデジタルカメラの外装体。
  6. デジタルカメラの外装体であって、
    金属の押出成型によって、前面、背面、上面、底面が一体成形されるとともに、内部の底面近傍に仕切壁が形成された筒状の外装体本体と、
    前記外装体本体の開口した両側面に水密状態で取り付けられる一対の側面部材と、
    前記外装体本体の底面に形成された孔と、
    三脚ネジ穴を有し、前記孔に取り付けられる三脚ネジ穴部材と、
    からなることを特徴とするデジタルカメラの外装体。
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