JP2020099247A - コンバイン - Google Patents
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Abstract
Description
また、コンバインによる一経路での刈取作業時に排出される排藁が、隣接する未刈穀稈に掛かり、この隣接する経路での刈取作業時に支障を来す問題があった。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を配置し、該刈取装置(3)の後側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置(4)を配置したコンバインにおいて、
前記脱穀装置(3)の後側に脱穀後の排藁を細断する排藁処理装置(10)を設け、該排藁処理装置(10)の左壁の下部に、前後方向に延在する左回転軸(11)に上部を支持した左案内板(12)を設け、該排藁処理装置(10)の右壁の下部に、前後方向に延在する右回転軸(21)に上部を支持した右案内板(22)を設け、GPSの受信信号が入力されるコントローラ(40)によって、コンバインが畦の近傍を走行している状態と判定された場合には、機体背面視において、前記左回転軸(11)を反時計方向に回転させて、前記左案内板(12)を左回転軸(11)から垂下する中立姿勢に姿勢変更し、前記右回転軸(21)を時計方向に回転させて、前記右案内板(22)を左下がり傾斜姿勢に姿勢変更させる構成としたことを特徴とするコンバインである。
該ドロッパー(30)の前部に左右方向に延在する回転軸(31)に上部を支持した受部材(32)を設け、
前記コントローラ(40)によって、コンバインが畦の近傍を走行している状態と判定された場合には、左側面視において、前記回転軸(31)を時計方向に回転させて、前記受部材(32)を回転軸(31)から垂下する排出姿勢と、前記回転軸(31)を反時計方向に回転させて、前記受部材(32)が後方へ延在する保持姿勢とに姿勢変更する間隔が短くなる構成とした請求項1又は2記載のコンバインである。
次に、操縦部5の後部に設けられた排藁処理装置10、ドロッパー30等の駆動を制御するコントローラ40について説明する。
次に、排藁処理装置の駆動方法について説明する。図9に示すように、ステップS1で、コントローラ40は、GPSからの送信されるコンバインの位置情報をGPSセンサ50を介して読み取って、ステップS2に進む。
また、ステップS6で、コントローラ40は、背面視において、左駆動装置60を駆動して左回転軸11を時計方向に回転させて左案内板12を左下がり姿勢にし、右駆動装置61を駆動して右回転軸21を反時計方向に回転させて右案内板22を右下がり姿勢にすることもできる。これにより、細断された排藁が、コンバインの進行方向の左側に位置する未刈穀稈と、コンバインの進行方向の右側に位置する刈取作業が終了した圃場に細断された排藁を排出することができ、細断された排藁が排藁処理装置10で滞留するのを防止することができる。なお、本実施形態の排藁処理装置の駆動方法は、汎用コンバインに適用することができる。
次に、ドロップ装置の駆動方法について説明する。図10に示すように、ステップS1で、コントローラ40は、GPSからの送信されるコンバインの位置情報をGPSセンサ50を介して読み取って、ステップS2に進む。
次に、コンバインの直進方法について説明する。図11に示すように、ステップS1で、コントローラ40は、所定の間隔を隔ててGPSからの送信されるコンバインの位置情報(便宜上、位置情報1、位置情報2という)をGPSセンサ50を介して読み取って、ステップS2に進む。また、位置情報1、位置情報2に替えて、田植え機の植え付けデータを利用することもできる。これにより、田植え機の植え付けデータに沿ってコンバインを走行させることができる。
次に、コンバインとドローンの共同作業方法について説明する。コンバインの上空にドローンを飛行させ、コントローラ40は、ドローンからの送信される障害物の情報をドローンセンサ55を介して読み取って、コントローラ40が、コンバインの進行方向に障害物があると判断した場合には、走行装置2を停止して障害物が取り除かれるまで待機し、コントローラ40が、コンバインの進行方向に障害物がないと判断した場合には、走行装置2の走行を継続する。これにより、排藁の回収作業を行っている作業者の作業環境の安全性を維持することができる。
次に、コンバインと穀粒搬送用車両の共同作業方法について説明する。コンバインを走行させ、コントローラ40は、距離センサ58の入力からコンバインの走行距離と、穀粒センサ59の入力からグレンタンク7に収穫された穀粒から、グレンタンク7に穀粒が一杯になる時間と場所を算出して、事前に穀粒搬送用車両に車両が待機する時間と場所を送信する。これにより、穀粒搬送用車両が到着するのに要する時間を短縮してコンバインから穀粒搬送用車両に穀粒を効率良く引き渡すことができる。
次に、コンバインを圃場の侵入位置から侵入させて、コンバインを圃場における外周部から内周部に向けて反時計回りに走行させる。コントローラ40は、圃場の侵入位置と、GPSセンサ50を介してGPSからの送信されるコンバインの現在位置に基づいて、現在位置から侵入位置に戻る最短の最短経路を算出して、コントローラ40は、最短経路に沿って走行装置2を走行させる。なお、最短経路を算出時には、未刈穀稈を迂回して算出する。これにより、コンバインに燃料を給油する給油作業等の時間を短縮することができる。
3 刈取装置
4 脱穀装置
10 排藁処理装置
11 左回転軸
12 左案内板
21 右回転軸
22 右案内板
30 ドロッパー
31 回転軸
32 受部材
40 コント―ラ
Claims (4)
- 機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を配置し、該刈取装置(3)の後側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置(4)を配置したコンバインにおいて、
前記脱穀装置(3)の後側に脱穀後の排藁を細断する排藁処理装置(10)を設け、
該排藁処理装置(10)の左壁の下部に、前後方向に延在する左回転軸(11)に上部を支持した左案内板(12)を設け、
該排藁処理装置(10)の右壁の下部に、前後方向に延在する右回転軸(21)に上部を支持した右案内板(22)を設け、
GPSの受信信号が入力されるコントローラ(40)によって、コンバインが畦の近傍を走行している状態と判定された場合には、機体背面視において、前記左回転軸(11)を反時計方向に回転させて、前記左案内板(12)を左回転軸(11)から垂下する中立姿勢に姿勢変更し、前記右回転軸(21)を時計方向に回転させて、前記右案内板(22)を左下がり傾斜姿勢に姿勢変更させる構成としたことを特徴とするコンバイン。 - 前記コントローラ(40)によって、コンバインが未刈穀稈群の中を走行している状態と判定された場合には、背面視において、前記左回転軸(11)を反時計方向に回転させて、前記左案内板(12)を右下がり傾斜姿勢に姿勢変更し、前記右回転軸(21)を時計方向に回転させて、前記右案内板(22)を左下がり傾斜姿勢に姿勢変更させる構成とした請求項1記載のコンバイン。
- 前記排藁処理装置(10)の後側に、前記排藁処理装置(10)の上側を通過して放出される脱穀後の排藁を一時的に受止めるドロッパー(30)を設け、
該ドロッパー(30)の前部に左右方向に延在する回転軸(31)に上部を支持した受部材(32)を設け、
前記コントローラ(40)によって、コンバインが畦の近傍を走行している状態と判定された場合には、左側面視において、前記回転軸(31)を時計方向に回転させて、前記受部材(32)を回転軸(31)から垂下する排出姿勢と、前記回転軸(31)を反時計方向に回転させて、前記受部材(32)が後方へ延在する保持姿勢とに姿勢変更する間隔が短くなる構成とした請求項1又は2記載のコンバイン。 - 前記コントローラ(40)によって、コンバインが未刈穀稈群の中を走行している状態と判定された場合には、左側面視において、前記回転軸(31)を時計方向に回転させて、前記受部材(32)を回転軸(31)から垂下する排出姿勢と、前記回転軸(31)を反時計方向に回転させて、前記受部材(32)が後方へ延在する保持姿勢とに姿勢変更する間隔が短くなる構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2018239737A JP6860860B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018239737A JP6860860B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020099247A true JP2020099247A (ja) | 2020-07-02 |
JP6860860B2 JP6860860B2 (ja) | 2021-04-21 |
Family
ID=71138926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018239737A Active JP6860860B2 (ja) | 2018-12-21 | 2018-12-21 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6860860B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5650223U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-02 | ||
JPS56147829U (ja) * | 1980-04-04 | 1981-11-07 | ||
JPH11341916A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Seirei Ind Co Ltd | コンバインにおける排藁放出の構造 |
JP2018050520A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 井関農機株式会社 | コンバインの分草ガイド制御システム |
-
2018
- 2018-12-21 JP JP2018239737A patent/JP6860860B2/ja active Active
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JP2018050520A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | 井関農機株式会社 | コンバインの分草ガイド制御システム |
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Publication number | Publication date |
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JP6860860B2 (ja) | 2021-04-21 |
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