JP2020099109A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020099109A5 JP2020099109A5 JP2018235324A JP2018235324A JP2020099109A5 JP 2020099109 A5 JP2020099109 A5 JP 2020099109A5 JP 2018235324 A JP2018235324 A JP 2018235324A JP 2018235324 A JP2018235324 A JP 2018235324A JP 2020099109 A5 JP2020099109 A5 JP 2020099109A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- core material
- iron core
- positioning hole
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 66
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 3
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Images
Description
特許文献1に記載されるロータでは、ロータコアの内周面に径方向内側に突出するキーが設けられ、回転軸の外周面に各段コアそれぞれに対応する複数のロータコア固定用のキー溝がスキュー角に相当する分ずらした位置に設けられている。回転軸の各段コアに対応するキー溝にキーが嵌め込まれるように順に複数の段コアを積層することによりステップスキュー構造のロータを形成する。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るロータは、駆動軸と、第1のロータコアユニットと、第2のロータコアユニットとを具備する。
上記第1のロータコアユニットは、上記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第1の鉄心材と、上記第1の鉄心材に設けられる複数の第1の永久磁石とを有し、上記第1の鉄心材と上記第1の永久磁石とが面一又は上記第1の永久磁石よりも上記第1の鉄心材の方が突出した第1の基準面を有する。
上記第2のロータコアユニットは、上記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第2の鉄心材と、上記第2の鉄心材に設けられる複数の第2の永久磁石とを有し、上記第2の鉄心材と上記第2の永久磁石とが面一又は上記第2の永久磁石よりも上記第2の鉄心材の方が突出した第2の基準面を有し、上記第1の基準面と上記第2の基準面とが接するように上記第1のロータコアユニット上に軸方向に積層される。
上記第1のロータコアユニットは、上記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第1の鉄心材と、上記第1の鉄心材に設けられる複数の第1の永久磁石とを有し、上記第1の鉄心材と上記第1の永久磁石とが面一又は上記第1の永久磁石よりも上記第1の鉄心材の方が突出した第1の基準面を有する。
上記第2のロータコアユニットは、上記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第2の鉄心材と、上記第2の鉄心材に設けられる複数の第2の永久磁石とを有し、上記第2の鉄心材と上記第2の永久磁石とが面一又は上記第2の永久磁石よりも上記第2の鉄心材の方が突出した第2の基準面を有し、上記第1の基準面と上記第2の基準面とが接するように上記第1のロータコアユニット上に軸方向に積層される。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るロータの製造方法は、駆動軸が挿入される貫通孔を有する複数のロータプレートを平坦な作業面上で積層して鉄心材を形成し、上記鉄心材を上記作業面上に載置した状態で上記鉄心材に永久磁石を取り付け、上記作業面と接する面を基準面とするロータコアユニットを形成し、2つの上記ロータコアユニットを、互いの上記基準面が対向するように軸方向に配置し、2つの上記ロータコアユニットの互いの上記基準面を当接させ、2つの上記ロータコアユニットに荷重をかけて上記貫通孔に上記駆動軸を圧入する。
バスバーユニット40は、ケーシング10の内部に配置され、駆動軸321と同心的に、ステータコイルに接続される。複数の接続端子41aは、U相、V相及びW相のステータコイルの一端にそれぞれ電気的に接続され、複数の電源端子41bは、ヒートシンク23に固定された部品実装基板21上のコネクタ部品22と電気的に接続される(図2参照)。
ロータコアユニット63は略円筒状を有し、基準面61と、当該基準面61に対向する対向面62とを有する(例えば図8参照)。
詳細については後述するが、本実施形態では、後述するロータの製造方法において、ロータコアユニット63の組立工程時に、組立治具200の作業面201に接する側が基準面となる。
詳細については後述するが、本実施形態では、後述するロータの製造方法において、ロータコアユニット63の組立工程時に、組立治具200の作業面201に接する側が基準面となる。
(圧入装置の構成)
まず、駆動軸圧入工程で用いられる圧入装置7の構成について説明する。
図8は、駆動軸圧入工程を説明するための図であり、圧入装置7の概略断面図である。図8において、図面を見やすくするために、各ロータコアユニット63a、63bに設けられている貫通孔841、位置決め用孔821、831の図示は省略している。
まず、駆動軸圧入工程で用いられる圧入装置7の構成について説明する。
図8は、駆動軸圧入工程を説明するための図であり、圧入装置7の概略断面図である。図8において、図面を見やすくするために、各ロータコアユニット63a、63bに設けられている貫通孔841、位置決め用孔821、831の図示は省略している。
下段用支持台712に設けられる第1の位置決め用支持ピン7122及び第2の位置決め用支持ピン7123は、それぞれ、対向面62aが下面、基準面61aが上面に位置する下段ロータコアユニット63aの第1の位置決め用孔821a、第2の位置決め用孔831aに挿入可能な位置に、配置される。
上段用支持台722に設けられる第1の位置決め用支持ピン7222及び第2の位置決め用支持ピン7223は、それぞれ、対向面62bが上面、基準面61bが下面に位置する上段ロータコアユニット63bの第1の位置決め用孔821b、第2の位置決め用孔831bに挿入可能な位置に、配置される。
このように、上段用支持台722における第1及び第2の位置決め用支持ピン7222及び7223の位置を設定することにより、上述の組立工程で組み立てたロータコアユニット63bを、対向面62bを上面とし基準面61bを下面として、上段用支持台722に設置することができる。
同様に、下段用支持台712における第1及び第2の位置決め用支持ピン7122及び7123の位置を上述のように設定することにより、上述の組立工程で組み立てたロータコアユニット63aを、対向面62aを下面とし基準面61aを上面として、下段用支持台712に設置することができる。
まず、図9に示すように、下段ロータコアユニット63aを、下段用支持台712上に、各位置決め用孔821a、831aが位置決め用ピン7122、7123に挿入されるように設置する。
下段ロータコアユニット63aは、図8及び図9に示すように、基準面61aが上側に位置し、対向面62aが下側に位置するように設置される。下段ロータコアユニット63aの貫通孔841aと、下段用支持台712の挿入孔7121及び下段用台座711の挿入孔7111とは連通する。
下段ロータコアユニット63aは、図8及び図9に示すように、基準面61aが上側に位置し、対向面62aが下側に位置するように設置される。下段ロータコアユニット63aの貫通孔841aと、下段用支持台712の挿入孔7121及び下段用台座711の挿入孔7111とは連通する。
同様に、上段ロータコアユニット63bは、上段用支持台722上に、各位置決め用孔821b、831bが位置決め用ピン7222、7223に挿入されるように設置される。
上段ロータコアユニット63bは、基準面61bが下側に位置し、対向面62bが上側に位置するように設置される。上段ロータコアユニット63bの貫通孔841bと、上段用支持台722の挿入孔7221及び上段用台座721の挿入孔7211とは連通する。
上段ロータコアユニット63bは、基準面61bが下側に位置し、対向面62bが上側に位置するように設置される。上段ロータコアユニット63bの貫通孔841bと、上段用支持台722の挿入孔7221及び上段用台座721の挿入孔7211とは連通する。
その後、図8に示すように、下段ロータコアユニット63aに駆動軸321を仮挿入する。駆動軸321は、ナーリング加工がなされている面321aより下側の領域が下段ロータコアユニット63a、下段用支持台712、下段用台座711それぞれの挿入孔を貫通して、仮挿入される。
尚、図13(A)に示すように、永久磁石9よりも鉄心材8の方が突出する面同士が対向配置された場合には、永久磁石9同士は衝突しないため、駆動軸圧入工程で永久磁石の破損は生じない。永久磁石9よりも鉄心材8の方が突出する場合であって、このような面同士を対向配置させて2つのロータコアユニット63a、63bを積層する場合、上段のロータコアユニット63bの永久磁石9bと下段のロータコアユニット63aの永久磁石9aとに隙間が生じる。この隙間は、例えば0.4mm以下であることが好ましい。
Claims (5)
- 駆動軸と、
前記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第1の鉄心材と、
前記第1の鉄心材に設けられる複数の第1の永久磁石と
を有し、
前記第1の鉄心材と前記第1の永久磁石とが面一又は前記第1の永久磁石よりも前記第1の鉄心材の方が突出した第1の基準面を有する
第1のロータコアユニットと、
前記駆動軸が挿入される貫通孔を有する第2の鉄心材と、
前記第2の鉄心材に設けられる複数の第2の永久磁石と
を有し、
前記第2の鉄心材と前記第2の永久磁石とが面一又は前記第2の永久磁石よりも前記第2の鉄心材の方が突出した第2の基準面を有し、
前記第1の基準面と前記第2の基準面とが接するように前記第1のロータコアユニット上に軸方向に積層される
第2のロータコアユニットと
を具備するロータ。 - 請求項1に記載のロータであって、
前記第1の鉄心材及び前記第2の鉄心材は、それぞれ、同じ形状の複数のロータプレートが積層されて構成され、
前記ロータプレートは位置決め用孔を有し、前記ロータプレートをその表裏を逆向きにして重ね合わせたときに、互いの前記位置決め用孔は一致しない
ロータ。 - 請求項2に記載のロータであって、
前記ロータプレートは、前記位置決め用孔として、前記ロータプレートの中心からの距離が異なる位置に位置する第1の位置決め用孔と第2の位置決め用孔を有する
ロータ。 - 請求項2に記載のロータであって、
前記ロータプレートは、前記位置決め用孔として、大きさの異なる第1の位置決め用孔と第2の位置決め用孔を有し、前記第1の位置決め用孔と前記第2の位置決め用孔とは前記ロータプレートの中心を対称中心とした点対称の位置関係にない
ロータ。 - 駆動軸が挿入される貫通孔を有する複数のロータプレートを平坦な作業面上で積層して鉄心材を形成し、
前記鉄心材を前記作業面上に載置した状態で前記鉄心材に永久磁石を取り付け、前記作業面と接する面を基準面とするロータコアユニットを形成し、
2つの前記ロータコアユニットを、互いの前記基準面が対向するように軸方向に配置し、2つの前記ロータコアユニットの互いの前記基準面を当接させ、2つの前記ロータコアユニットに荷重をかけて前記貫通孔に前記駆動軸を圧入する
ロータの製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018235324A JP7228182B2 (ja) | 2018-12-17 | 2018-12-17 | ロータ及びロータの製造方法 |
US16/701,624 US11611269B2 (en) | 2018-12-17 | 2019-12-03 | Rotor and rotor manufacturing method |
CN201911256113.7A CN111327134A (zh) | 2018-12-17 | 2019-12-10 | 转子及转子的制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018235324A JP7228182B2 (ja) | 2018-12-17 | 2018-12-17 | ロータ及びロータの製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020099109A JP2020099109A (ja) | 2020-06-25 |
JP2020099109A5 true JP2020099109A5 (ja) | 2022-04-14 |
JP7228182B2 JP7228182B2 (ja) | 2023-02-24 |
Family
ID=71071860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018235324A Active JP7228182B2 (ja) | 2018-12-17 | 2018-12-17 | ロータ及びロータの製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11611269B2 (ja) |
JP (1) | JP7228182B2 (ja) |
CN (1) | CN111327134A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102021123150A1 (de) | 2021-09-07 | 2023-03-09 | Nidec Corporation | Elektromotor mit einer in das Lagerschild integrierten magnetischen Abschirmung |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0612936B2 (ja) | 1983-12-01 | 1994-02-16 | 株式会社日立製作所 | 電動機用固定子鉄心の製造方法 |
JP3487180B2 (ja) * | 1998-06-15 | 2004-01-13 | 株式会社日立製作所 | 永久磁石形同期回転電機のロータ |
JP4035994B2 (ja) * | 2002-01-10 | 2008-01-23 | 松下電器産業株式会社 | 回転機械 |
JP4855123B2 (ja) * | 2006-04-05 | 2012-01-18 | 株式会社三井ハイテック | 回転子積層鉄心の製造方法 |
JP5170878B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2013-03-27 | アイチエレック株式会社 | 永久磁石回転機の回転子 |
JP5309630B2 (ja) * | 2008-03-14 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | 永久磁石埋込形電動機 |
JP5231082B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2013-07-10 | 東芝産業機器製造株式会社 | 回転電機の回転子 |
JP5581013B2 (ja) * | 2009-06-23 | 2014-08-27 | 株式会社三井ハイテック | 回転子鉄心 |
ES2422754T5 (es) * | 2009-11-23 | 2019-04-17 | Abb Schweiz Ag | Disco rotor y método de montaje |
JP2014150626A (ja) | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Sanyo Denki Co Ltd | 永久磁石型モータ用ロータ、永久磁石型モータ用ロータの製造方法及び永久磁石型モータ |
JP2014236592A (ja) | 2013-06-03 | 2014-12-15 | 株式会社ジェイテクト | 回転電機用ロータおよびその製造方法 |
JP2017022854A (ja) | 2015-07-09 | 2017-01-26 | トヨタ自動車株式会社 | 回転電機ロータの製造方法 |
JP2017163757A (ja) * | 2016-03-10 | 2017-09-14 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ロータおよびロータの製造方法 |
MX2018012543A (es) * | 2016-04-13 | 2019-06-10 | Kuroda Precision Ind Ltd | Metodo para fabricar un nucleo con iman integrado. |
JP2017212867A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-30 | 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. | 埋込磁石型モータ及びこれを用いた圧縮機 |
-
2018
- 2018-12-17 JP JP2018235324A patent/JP7228182B2/ja active Active
-
2019
- 2019-12-03 US US16/701,624 patent/US11611269B2/en active Active
- 2019-12-10 CN CN201911256113.7A patent/CN111327134A/zh active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10608490B2 (en) | Axial flux machine | |
US10050481B2 (en) | Permanent magnet type motor and method for manufacturing permanent magnet type motor | |
CN204205793U (zh) | 内转子型马达 | |
JP6688068B2 (ja) | 電気モータ | |
JP6444497B2 (ja) | 回転電機およびその製造方法 | |
US20170331336A1 (en) | Stator core for rotating electrical machine, rotating electrical machine, and method of manufacturing rotating electrical machine | |
KR100624381B1 (ko) | 영구자석 매립형 전동기의 회전자와 그 제조방법 | |
CN108258854B (zh) | 马达 | |
US20150042200A1 (en) | Rotor of built-in permanent magnet motor and built-in permanent magnet motor using same | |
JP2014045634A (ja) | ロータ及びこのロータを備える回転電機 | |
JPWO2014129086A1 (ja) | 埋込磁石型回転子、埋込磁石型回転電機、及び埋込磁石型回転子の製造方法 | |
JP5916569B2 (ja) | 回転電機の固定子及び回転電機 | |
JP6655598B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP2004343938A (ja) | 回転機 | |
JP2020099109A5 (ja) | ||
JP7036613B2 (ja) | ステータの製造方法 | |
JP2015204680A (ja) | 回転電機の回転子、及びこれを備えた回転電機 | |
KR102490607B1 (ko) | 자석 압입형 모터 회전자 | |
JP7228182B2 (ja) | ロータ及びロータの製造方法 | |
KR101189074B1 (ko) | 영구자석의 이탈을 방지하는 회전자 및 그를 갖는 브러시리스 직류 모터 | |
JP2013021802A (ja) | ロータ及びロータを備える回転電機 | |
JP6612713B2 (ja) | 着磁ヨークの組付方法 | |
JP7302418B2 (ja) | 回転電機ロータの製造方法及び回転電機ロータの製造装置 | |
JP2015027175A (ja) | 回転電機及び回転電機の製造方法 | |
JP2014121244A (ja) | 電動機の固定子及びその製造方法 |