JP2020098374A - 設定支援システム、設定支援方法、設定支援プログラム - Google Patents

設定支援システム、設定支援方法、設定支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性の高い設定支援システム、設定支援方法および設定支援プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明の設定支援システムは、ユーザによる改善施策の設定を支援する設定支援システムであって、前記改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する改善施策抽出部と、前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を前記所定の優先順に前記ユーザへ提示させる改善施策提示部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、設定支援システム、設定支援方法、設定支援プログラムに関し、特に、WWW(World Wide Web)サーバ(以下、Webサーバともいう)に格納されたWebページを、インターネットを通じて閲覧させる際に適用して好適なものである。
近年インターネット上には、多数の仮想店舗が開設されており、一般消費者にとって当該仮想店舗において商品・サービスを購入することは珍しいことではなくなってきている。一方で、インターネット上に多数の仮想店舗が開設されている状況下、店舗間の競争は激化しており、各店舗は業績を維持・向上させるために取扱商品・サービスの販売促進活動が重要なものとなってきている。
そのようなインターネット上での販売促進活動に関するものとして、リスティング広告がある。リスティング広告とは、PPC(Pay Per Click)広告の一種であり、Yahoo(登録商標)やGoogle(登録商標)のような検索エンジンの検索結果に表示される広告であり、検索サイトにおいて、検索者が入力した一または複数個のキーワードに対して予め登録されたリンク設定付のテキストデータからなる広告文を、上記キーワードに基づく検索エンジンによる検索結果と共に検索結果画面に列挙する広告手法である。
このリスティング広告においては、広告主は、広告文と共に、当該広告文を登録すべき一または複数個のキーワード,広告期間,当該広告期間中の広告費の総予算,1クリック当たりに広告業者に払い込む広告費(クリック単価)などを指定(設定)する。すると、検索者が上記一または複数個のキーワードを指定して検索エンジンに対する検索要求を行った場合、検索結果画面には、当該一または複数個のキーワードに対して登録されている複数の広告文が、原則としてそのクリック単価の順に表示される。なお、クリック単価は、広告主が直接指定する場合の他、広告主が設定した1日分の予算内でクリック数が最大となるように自動設定される場合もある。
従来においては、広告主(広告担当者)は、経験上効果が高いと思われる広告文やキーワード(以下、広告文など)を複数パターン作成し、作成した広告文などを広告業者が提供するテスト機能を用いてテストするか実際に広告を出稿し、その実績値が高い方の広告文などを残して低い方を廃棄し、再び別の広告文などを作成して、残された従前の広告文などと一緒にテスト若しくは出稿するという手順を、満足できる実績値が得られるまで繰り返さなければならなかった。このように、従来の手法によるリスティング広告の改善施策は、広告主(広告担当者)の経験に依存した属人的なものであり、多数の広告文を試行錯誤的に作成して長期間にわたってテストをする必要があるので、広告文などの最終版が決定するまでの間に、商機を逸失したり、広告配信の運用コストが高くなってしまうという問題があった。
特開2008−204486号公報 特開2008−52444号公報 特表2009−509244号公報
以上のように、従来のリスティング広告の改善施策は、広告主(広告担当者)の経験に依存した属人的なものであり、経験の少ない広告主にとって顧客訴求力の高い広告配信の改善施策を行うことは難しいものである。このため、改善施策の設定を支援する利便性の高い設定支援システムが求められている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、利便性の高い設定支援システム、設定支援方法および設定支援プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の設定支援システムは、ユーザによる改善施策の設定を支援する設定支援システムであって、前記改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する改善施策抽出部と、前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を前記所定の優先順に前記ユーザへ提示させる改善施策提示部と、を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、利便性の高い設定支援システム、設定支援方法および設定支援プログラムを提供することができる。
実施形態に係る設定支援システムの概略構成図である。 実施形態に係るユーザ端末の構成図である。 実施形態に係るサーバ(設定支援装置)の構成図である。 実施形態に係るサーバ(設定支援装置)の記憶装置に記憶されているデータベースの一例である。 実施形態に係るサーバ(設定支援装置)のデータベースに格納されている情報(データ)の一例である。 実施形態に係る設定支援システムで利用される代表的な指標の一覧表である。 実施形態に係る設定支援システムの処理の一例を示す図である(プロモーション設定処理)。 実施形態に係る設定支援システムの処理の一例を示す図である(広告出稿処理)。 実施形態に係る設定支援システムの処理の一例を示す図である(改善施策の提示処理)。 実施形態に係る設定支援システムの処理の一例を示す図である(改善施策の設定処理)。 実施形態に係る設定支援システムの処理の一例を示す図である(設定済改善施策のUNDO処理)。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(実施形態)
初めに、図1を参照して設定支援システム1の構成について説明する。設定支援システム1は、複数のユーザ端末2と、これら複数のユーザ端末2とネットワーク4を介して接続されたサーバ3(設定支援装置)とを少なくとも備える。なお、設定支援システム1が備えるユーザ端末2及びサーバ3の数はそれぞれ任意である。また、ネットワーク4は、ユーザ端末2及びサーバ3が相互に通信できればよくどのような通信網で構成されていてもかまわない。
(ユーザ端末2)
図2は、ユーザ端末2の構成図である。図2(a)は、ユーザ端末2のハードウェア構成図、図2(b)は、機能構成図である。ユーザ端末2は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)、ノート型PC、タブレット型PCなどである。
図2(a)に示すように、ユーザ端末2は、通信IF200A、記憶装置200B、入力装置200C、表示装置200D及びCPU200Eなどを備える。
通信IF200Aは、サーバ3と通信するためのインターフェースである。
記憶装置200Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。なお、記憶装置200Bは、情報(データ)の書き込み、読み出しが可能であれば、他の装置や機器であってもよい。記憶装置200Bには、端末ID(ユーザ端末2の識別情報)や設定支援プログラムなどが記憶されている。端末IDは、ユーザ端末2を識別するための識別子である。ユーザ端末2から送信される情報に端末IDを付与することで、サーバ3は、受信した情報がどのユーザ端末2から送信されたものであるかを認識することができる。なお、端末IDは、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよく、サーバ3がユーザ端末2に対して付与するようにしてもよい。
入力装置200Cは、例えば、キーボード、マウス、タッチパネルなどであり、ユーザUは、入力装置200Cを操作することで、設定支援システム1の利用に必要な情報を入力することができる。なお、入力装置200Cは、設定支援システム1の利用に必要な情報を入力することができれば、他の装置や機器であってもよい。
表示装置200Dは、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器であってもよい。表示装置200Dは、設定支援システム1の利用に必要な画面を表示する。
CPU200Eは、ユーザ端末2を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
図2(b)に示すように、ユーザ端末2は、受信部201、記憶装置制御部202、入力受付部203、表示装置制御部204、送信部205などの機能を有する。
受信部201は、サーバ3から送信されるデータ、例えば、表示装置200Dへ表示させるためのデータなどを、ネットワーク4を介して受信する。
記憶装置制御部202は、記憶装置200Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部202は、記憶装置200Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
入力受付部203は、入力装置200Cでの入力操作を受け付ける。
表示装置制御部204は、表示装置200Dを制御する。具体的には、表示装置制御部204は、表示装置200Dを制御して本実施形態に係る設定支援システム1の利用に必要な画面を表示させる。
送信部205は、受信部201で受信された情報や入力装置200Cを利用して入力された情報に端末IDを付与してサーバ3へ送信する。
(サーバ3)
図3Aは、サーバ3の構成図である。図3A(a)は、ユーザ端末2のハードウェア構成図、図3A(b)は、機能構成図である。
図3(a)に示すように、サーバ3は、通信IF300A、記憶装置300B及びCPU300Cなどを備える。
通信IF300Aは、ユーザ端末2とネットワーク4を介して通信するためのインターフェースである。
記憶装置300Bは、例えば、HDDや半導体記憶装置である。なお、記憶装置300Bは、情報(データ)の書き込み、読み出しが可能であれば、他の装置や機器であってもよい。記憶装置300Bには、各種データベース(以下、DBともいう)や設定支援プログラムなどが記憶されている。また、後述する図4A及び図4BでユーザUにより設定されるプロモーションの設定情報及び広告出稿の設定情報が、ユーザU毎に記憶されている。
(データベースの構成)
図3Bは、記憶装置300Bに記憶されている各種DBの一例を示す図である。図3Cは、各種DBに格納されている情報(データ)の一例である。記憶装置300Bには、例えば、改善施策DB1、設定時間DB2、設定履歴DB3などが格納されている。なお、本実施形態では、これらDB1からDB3は、記憶装置300Bに記憶されているが、コンピュータ読み取り可能な外部記憶媒体(例えば、USBメモリや外付けHDD)に記憶されていてもよいし、ネットワーク4を介して他のコンピュータやサーバ等から読出可能及び/又は書込可能に構成されていてもよい。
改善施策DB1には、広告配信の成果を改善するための1以上の改善施策が格納されている。図3C(a)は、改善施策DB1に格納されている情報(データ)の一例である。図3C(a)に示すように、改善施策DB1には、改善施策ごとに施策内容が改善施策の識別子(施策ID)に関連付けて格納されている。「内容」は、例えば、キーワードの追加・削除を含む変更、広告文のオプション設定の追加、広告文のテストの実施、広告媒体の新規追加などである。
設定時間DB2には、改善施策ごとに、該改善施策の設定に必要な時間(以下、設定時間ともいう)が格納されている。図3C(b)は、設定時間DB2に格納されている情報の一例である。図3C(b)に示すように、設定時間DB2には、改善施策ごとに設定時間(単位:分)が改善施策の識別子(施策ID)に関連付けて格納されている。なお、図3C(b)では、設定時間の単位を分としているが、秒、時間、日、週など、他の単位としてもよい。
設定履歴DB3には、ユーザUによる設定及び後述の改善施策設定部304による設定を問わず、実際に設定が行われた改善施策ごとに設定前と設定後の設定内容の履歴と、改善施策の設定により得られた成果、設定が行われた日時(何年何月何日何時何分何秒)が関連付けて格納されている。実際に設定が行われた改善施策ごとに設定前と設定後の設定内容の履歴を格納することで、改善施策を設定前の状態に戻すことができる。図3C(c)は、設定履歴DB3の一例である。図3C(c)に示すように、設定履歴DB3には、設定前後の設定内容の履歴と、設定により得られた成果とが改善施策の識別子(施策ID)に関連付けて格納されている。
図3C(c)に示す設定内容は、例えば、デバイス、ブランド名、エリア、広告文、キーワード、広告媒体などである。ここで、デバイスは、広告を出稿する機器の種別であり、例えば、PC、タブレット、スマートフォンなどである。ブランドは、例えば、店舗名、会社名、商品名などである。エリアは、広告を出稿する範囲である。キーワードは、検索に使用される単語などである。媒体は、広告を出稿する媒体であり、例えば、グーグル(登録商標)やヤフー(登録商標)である。また、広告運用に必要なその他の設定項目、例えば、広告期間、当該広告期間中の広告費の総予算(月額予算など)、1クリック当たりに広告業者に払い込む広告費(クリック単価)なども設定内容に含まれる。
設定履歴DB3(設定内容の変更前と変更後)を参照することで、例えば、キーワードの追加や削除、広告文のオプション設定の追加や削除、広告文のテストの実施、広告媒体の新規追加や削除などが改善施策の設定により行われたことがわかる。
また、成果は、後述の改善成果取得部307により取得される各種の指標の成果である。指標には、例えば、インプレッション数、クリック数、コンバージョン数、クリック率、コンバージョン率、CPA(Return On Advertising Spend:コンバージョンの獲得単価)、ROAS(Return On Advertising Spend:投資した広告費用の回収率(広告掲載料1円あたりの売上額))、ROI(Return on Investment:1クリックあたりの投資成果を利益ベースで表す指標)などが含まれる。図3Dに代表的な指標を記載する。
CPU300Cは、サーバ3を制御し、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
図3A(b)に示すように、サーバ3は、受信部301、記憶装置制御部302、改善施策抽出部303、改善施策設定部304、改善施策提示部305、設定済改善施策提示部306、改善成果取得部307、改善成果提示部308、設定初期化部309及び送信部310などの機能を有する。
受信部301は、ネットワーク4を介してユーザ端末2から送信されるデータを受信する。このデータには、ユーザUが入力装置200Cを使用して入力したデータなど広告運用に必要な設定を行う際に入力されるデータなどが含まれる。
記憶装置制御部302は、記憶装置300Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部302は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
改善施策抽出部303は、設定時間DB2を参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に改善施策DB1から抽出する。具体的には、改善施策抽出部303は、ユーザUにより設定された改善目的(得たい成果:例えば、コンバージョン率を向上させたいなど)に基づいて改善施策DB1から改善施策を抽出する。なお、改善施策抽出部303は、ユーザUにより設定された改善目的に応じて、施策を提示させる所定の優先順位を変化させる。具体的には、改善施策抽出部303は、改善の効果が高いものから一定時間内に設定可能な分の改善施策を抽出する。なお、改善施策抽出部303は、ユーザUにより設定された改善目的に基づいて、広告運用の改善施策を改善施策DB1から抽出するだけでなく、ユーザUにより設定された改善目的に基づいて、アルゴリズムにより改善施策を生成するようにしてもよい。
改善施策設定部304は、改善施策抽出部303で抽出された改善施策を設定する。具体的には、改善施策設定部304は、改善施策提示部305により提示された改善施策のうち、後述する改善施策提示部305による提示から一定期間(例えば、1週間や1カ月など)経過しても設定されなかった改善施策を設定する。なお一定期間は任意の期間であり、例えば、1分や1時間など短い時間であってもよい。また、設定支援システム1の管理者やユーザUが自由に設定できるようにしてもよい。また、以下の説明では、改善施策設定部304による改善施策の設定を自動設定ともいい、ユーザUによる改善施策の設定を手動設定ともいう。
改善施策提示部305は、改善施策抽出部303により抽出された改善施策を設定時間とともに提示させる。具体的には、改善施策提示部305は、改善施策抽出部303により抽出された改善施策、設定時間及び優先順の情報をユーザ端末2へ送信するように送信部310へ指示する。送信された改善施策及び設定時間の情報は、ユーザ端末2の表示装置200Dへ前記優先順位に表示される。
設定済改善施策提示部306は、設定履歴DB3を参照し、ユーザUにより手動設定された改善施策及び改善施策設定部304により設定された改善施策をユーザUが一覧可能な状態で提示させる。具体的には、設定済改善施策提示部306は、設定履歴DB3を参照し、設定済みの改善施策の情報をユーザ端末2へ送信するように送信部310へ指示する。送信された設定済みの改善施策は、ユーザ端末2の表示装置200Dへ一覧表示される。
ここで、設定済改善施策提示部306は、ユーザUにより手動設定された改善施策と、改善施策設定部304により設定された改善施策とを識別可能な状態で提示させる。例えば、設定済改善施策提示部306は、表示装置200Dに設定済みの改善施策を提示させる際に、画面左側に手動設定による改善施策を提示させ、画面右側に自動設定による改善施策を提示させるようにしてもよい(画面の異なる場所に提示)。また、手動設定による改善施策と自動設定による改善施策とを異なる色で提示させてもよい(画面に異なる色で提示)。また、手動設定による改善施策と自動設定による改善施策とを画面の異なる場所に異なる色で提示させるようにしてもよい。
改善成果取得部307は、設定した改善施策の成果を取得する。具体的には、改善成果取得部307は、インプレッション数、クリック数、コンバージョン数など、リスティング広告の成果を確認するうえで必要となるデータを所定時間や所定日数ごとに取得する。また、改善成果取得部307は、取得したデータから、図3Dに示した各種指標を算出する。また、改善成果取得部307により取得および算出された成果は、設定履歴DB3に施策IDに関連付けて格納される。
改善成果提示部308は、改善成果取得部307により取得された改善施策の成果を提示させる。
設定初期化部309は、ユーザUによる改善施策を設定前の状態に戻す操作を受け付けると、設定履歴DB3を参照し、改善施策を設定後(変更後)の状態から設定前(変更前)の状態に戻す。
図4Aから図4Dは、実施形態に係る設定支援システム1の処理を示すフローチャートである。以下、図4Aから図4Dを参照して、設定支援システム1の処理について説明するが、ユーザUの属性(例えば、氏名、年齢、性別、連絡先(メールアドレス、電話番号、住所など)、課金のための情報(クレジットカード番号や銀行口座番号など)、ログインID(以下、LIDともいう)、パスワード(以下、PWともいう))については、既に登録及び設定がされているものとして設定支援システム1について説明する。
(プロモーション設定処理)
図4Aは、設定支援システム1のプロモーション設定処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4Aを参照して、設定支援システム1のプロモーション設定処理について説明する。
(ステップS101)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作してサーバ3へアクセスする。ユーザ端末2からアクセスがあると、サーバ3は、LIDおよびPWを入力するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御してログイン画面を表示する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、LIDおよびPWを入力して、画面の所定のアイコン(例えば、「送信」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205からサーバ3へと送信される。
(ステップS102)
サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報(LID及びPW)を受信する。サーバ3は、受信部301で受信されたLIDとPWの組み合わせが、予め登録されているLIDとPWの組み合わせと一致するかどうかを判定する。LIDとPWの組み合わせが一致しない場合(NO)、サーバ3は、ステップS101の処理へと戻る。なお、ステップS101の処理へと戻る際に、ログインエラーをユーザ端末2の表示装置200Dに表示するようにしてもよい。また、LIDとPWの組み合わせが一致する場合(YES)、サーバ3は、ログインを許可する。
(ステップS103)
ユーザUがユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、プロモーションの新規作成を実行すると、該情報がユーザ端末2の送信部205からサーバ3へと送信される。
(ステップS104)
サーバ3は、受信部301でプロモーションの新規作成を実行する旨の情報が受信されると、基本情報を入力するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して基本情報入力画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、プロモーション名および月額予算を入力するとともに、成果指標を選択する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS105)
次に、サーバ3は、連携設定を入力するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して連携情報入力画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、媒体アカウント種別を選択するとともに、アカウントID、アカウントの識別名を入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS106)
次に、サーバ3は、利用機能を入力するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して利用機能入力画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、利用機能についての設定を選択するとともに、広告を使ってユーザUを誘導したい注力商材のWebページのURLを入力して、広告をクリックした際に表示される、いわゆるランディングページを設定する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS107)
次に、サーバ3は、商材設定を行うための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して商材設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、ページURL、商材の識別名、および商材に関する代表的なキーワードなどを入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS108)
次に、サーバ3は、設定確認を行うための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して設定確認画面を表示する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、「登録する」のアイコンをクリックした操作が受け付けられると(YES)、サーバ3は、登録確認画面に表示されている内容でプロモーション基本情報を設定する。また、ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、「編集」のアイコンをクリックした操作が受け付けられると(NO)、サーバ3は、ステップS104の処理に戻る。
なお、図4Aを参照して説明した処理では、ログインから処理が始まっているが、すでにログインしている場合には、ステップS103から処理が始まる構成としてもよい。
(広告出稿処理)
図4Bは、設定支援システム1の広告出稿処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4Bを参照して、設定支援システム1の広告出稿処理について説明する。なお、以下の越明では、ユーザUは、既にサーバ3へログインしているものとして説明する。
(ステップS201)
ユーザUがユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告の出稿設定を実行すると、該情報がユーザ端末2の送信部205からサーバ3へと送信される。
(ステップS202)
サーバ3は、受信部301で広告の出稿設定を実行する旨の情報が受信されると、出稿媒体を設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して出稿媒体設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告を出稿する媒体を入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS203)
次に、サーバ3は、デバイスを設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御してデバイス設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告を出稿するデバイス(デバイスのタイプ)を入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS204)
次に、サーバ3は、ブランドを設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御してブランド設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告出稿対象のブランド名を入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS205)
次に、サーバ3は、広告出稿エリアを設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して広告出稿エリア設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告を出稿するエリアを入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS206)
次に、サーバ3は、広告文を設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して広告文設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、広告文(広告文は、複数あってもよい)を入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS207)
次に、サーバ3は、キーワードを設定するための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御してキーワード設定画面を表示する。ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、複数のキーワードを入力する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、画面の所定のアイコン(例えば、「次へ」アイコン)を選択すると、入力した情報がユーザ端末2の送信部205から送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。サーバ3の記憶装置制御部302は、受信部301で受信された情報を記憶装置300Bへ格納する。
(ステップS208)
次に、サーバ3は、設定確認を行うための画面データを生成する。送信部310は、生成された画面データをユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201で画面データが受信されると、表示装置制御部204は、画面データに基づいて、表示装置200Dを制御して広告出稿確認画面を表示する。ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、「登録する」のアイコンをクリックした操作が受け付けられると(YES)、サーバ3は、広告出稿確認画面に表示されている内容で広告出稿を設定する。また、ユーザUが、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、「編集」のアイコンをクリックした操作が受け付けられると(NO)、サーバ3は、ステップS202の処理に戻る。
(改善施策の提示処理)
図4Cは、設定支援システム1の改善施策の提示処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4Cを参照して、設定支援システム1の改善施策の提示処理について説明する。
(ステップS301)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、改善目的(得たい成果:例えば、コンバージョン率を向上させたいなど)を入力すると、入力した情報が入力受付部203で受け付けられる。入力受付部203で受け付けられ情報は、ユーザ端末2の送信部205からサーバ3へと送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2からの情報を受信する。
(ステップS302)
改善施策抽出部303は、受信部301で受信された改善目的に基づいて改善施策DB1から改善施策を抽出する。具体的には、改善施策抽出部303は、改善の効果が高いものから一定時間内に設定可能な分の改善施策を抽出する。
(ステップS303)
改善施策提示部305は、改善施策抽出部303により抽出された改善施策を設定時間とともに提示させる。具体的には、改善施策提示部305は、改善施策抽出部303により抽出された改善施策、設定時間及び優先順の情報をユーザ端末2へ送信するように送信部310へ指示する。送信された改善施策及び設定時間の情報は、ユーザ端末2の表示装置200Dへ前記優先順位に表示される。
(改善施策の設定処理)
図4Dは、設定支援システム1の改善施策の設定処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4Dを参照して、設定支援システム1の改善施策の設定処理について説明する。
(ステップS401)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、ユーザ端末2の表示装置200Dに表示された改善施策のうち、実行したい改善施策の設定を行う。入力された設定情報は、入力受付部203で受け付けられる。
(ステップS402)
入力受付部203で受け付けられた設定情報は、ユーザ端末2の送信部205からサーバ3へと送信される。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2からの設定情報を受信する。改善施策設定部304は、受信部301で受信された情報に基づいて改善施策を設定する。
(ステップS403)
改善施策設定部304は、改善施策提示部305により提示された改善施策のうち、ユーザUにより設定が行われていない改善施策があるか否かを判定する。なお、ステップS403にて、ユーザUにより設定が行われていない改善施策がない場合(NO)、サーバ3は、改善施策の設定処理を終了する。
(ステップS404)
ステップS403にて、ユーザUにより設定が行われていない改善施策がある場合(YES)、改善施策設定部304は、改善施策提示部305による提示から一定期間が経過しているか否かを判定する。なお、ステップS404にて、改善施策提示部305による提示から一定期間が経過している改善施策がない場合(NO)、サーバ3は、改善施策の設定処理を終了する。
(ステップS405)
ステップS404にて、改善施策提示部305による提示から一定期間が経過している改善施策がある場合(YES)、改善施策設定部304は、改善施策提示部305による提示から一定期間が経過している改善施策を設定する。
(設定済改善施策のUNDO処理)
図4Eは、設定支援システム1の設定済改善施策のUNDO処理の一例を示すフローチャートである。以下、図4Eを参照して、設定支援システム1の設定済改善施策のUNDO処理について説明する。
(ステップS501)
サーバ3の設定済改善施策提示部306及び改善成果提示部308は、設定履歴DB3を参照する。
(ステップS502)
設定済改善施策提示部306は、ユーザUにより手動設定された改善施策及び改善施策設定部304により設定された改善施策をユーザUが一覧可能な状態で提示させる。具体的には、設定済改善施策提示部306は、設定履歴DB3からユーザUにより手動設定された改善施策及び改善施策設定部304により設定された設定済みの改善施策をユーザ端末2へ送信するように送信部310へ指示する。
(ステップS503)
改善成果提示部308は、改善成果取得部307により取得された改善施策の成果を提示させる。具体的には、改善成果提示部308は、設定済改善施策提示部306により抽出された改善施策に関連付けられた成果を設定履歴DB3から抽出する。改善成果提示部308は、抽出した成果をユーザ端末2へ送信するように送信部310へ指示する。
(ステップS504)
送信部310は、設定済改善施策提示部306により抽出された設定済みの改善施策及び改善成果提示部308により抽出された成果をユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2の受信部201は、サーバ3から送信された設定済みの改善施策及び成果の情報を受信する。表示装置制御部204は、受信部201で受信された設定済みの改善施策及び成果を表示装置200Dへ一覧表示させる。
(ステップS505)
ユーザUは、ユーザ端末2の入力装置200Cを操作して、一覧表示された改善施策の設定を設定前の状態に戻す操作を行うと、操作内容が入力受付部203で受け付けられる。なお、ステップS505で、改善施策の設定を設定前の状態に戻す操作が受け付けられない場合(NO)、サーバ3は、設定済改善施策のUNDO処理を終了する。
(ステップS506)
ステップS505で、改善施策の設定を設定前の状態に戻す操作が受け付けられた場合(YES)、送信部205は、入力受付部203で受け付けられた操作内容に応じた情報をサーバ3へ送信する。サーバ3の受信部301は、ユーザ端末2から送信された情報を受信する。設定初期化部309は、受信部301がユーザ端末2から送信された情報を受信すると、設定履歴DB3を参照し、改善施策を設定前(変更前)の状態に戻す。
(効果)
以上のように、本実施形態に係る設定支援システム1は、ユーザUによる改善施策の設定を支援する設定支援システムである。そして、設定支援システム1は、改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納された設定時間DB2を参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する改善施策抽出部303と、改善施策抽出部303で抽出された改善施策を前記所定の優先順にユーザへ提示させる改善施策提示部305とを備える。本実施形態では、一定時間内に設定可能な改善施策が所定の優先順に抽出されて提示が行われるので、優先度の高い改善施策から順次改善施策の提示が行われ、優先度の低い成果の乏しい改善施策まで延々と提示されることがない。このため、利便性の高い設定支援システムを提供できる。
また、設定支援システム1は、改善施策抽出部303で抽出された改善施策を設定する改善施策設定部304を備える。本実施形態では、一定時間内に設定可能な改善施策が所定の優先順に抽出されて設定が行われるので、優先度の高い改善施策から順次改善施策の設定が行われ、優先度の低い成果の乏しい改善施策まで延々と設定されることがない。このため、利便性の高い設定支援システムを提供できる。
また、設定支援システム1は、ユーザUによる改善施策の設定を受け付ける入力受付部203(第1受付部)を備える。そして、改善施策設定部304は、改善施策提示部305により提示された改善施策のうち、入力受付部203でユーザUによる設定が受け付けられなかった改善施策を設定する。改善施策提示部305により提示された優先度の高い改善施策のうち、ユーザUにより設定がなされなかった改善施策が自動設定されるためユーザUの利便性が向上する。
設定支援システム1の改善施策設定部304は、改善施策提示部305により提示された改善施策のうち、入力受付部203で設定が受け付けられなかった改善施策を、該改善施策の提示から一定期間経過後に設定する。このため、ユーザUが後で設定を行うつもりであり、一時的に設定を行っていない場合にも、改善施策が自動設定されないため、ユーザUの利便性が向上する。
また、設定支援システム1は、改善施策設定部304により設定された改善施策を一覧可能な状態で提示させる設定済改善施策提示部306を備える。改善施策設定部304により設定された設定済みの改善施策が提示されるため、どのような改善施策が自動設定されたのかを一覧することができユーザの利便性が向上する。
また、設定支援システム1は、改善施策設定部304により設定された改善施策の成果を取得する改善成果取得部307と、改善成果取得部307により取得された改善施策の成果を提示させる改善成果提示部308と、を備える。このため、改善施策設定部304により自動設定された改善施策によりどのような成果を得ることができたか確認をすることができユーザUの利便性が向上する。
また、設定支援システム1の設定済改善施策提示部306は、改善施策設定部304により設定された改善施策と、入力受付部203で設定が受け付けられた改善施策とを、識別可能に一覧可能な状態で提示させる。改善施策設定部304により自動設定された改善施策と、入力受付部203で設定が受け付けられた改善施策とを識別可能に、一覧にして提示させることで、何の改善施策が自動設定され、何の改善施策が手動設定されたのかを直ぐに把握することができ、ユーザUの利便性が向上する。
また、設定支援システム1は、改善施策設定部304により設定された改善施策を設定前の状態に戻す操作を受け付ける入力受付部203(第2受付部)と、改善施策設定部304により設定された改善施策の設定前後の状態が記憶された設定履歴DB3を参照し、入力受付部203で受け付けられた改善施策を設定前の状態に戻す設定初期化部309と、を備える。思った成果が得られない場合など、一度設定された改善施策の設定を元に戻すことができるため、ユーザUの利便性が向上する。
また、設定支援システム1の改善成果提示部308は、入力受付部203で受け付けられた改善施策について、該改善施策により得られた成果を提示させる。このため、一度設定された改善施策の設定を元に戻す際に、該改善施策により得ることができた成果を確認することができ、ユーザUの利便性が向上する。
(その他の実施形態)
本発明は、前記各形態の構造、形状のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない限りにおいて適宜に設計変更して具体化できる。例えば、上記実施形態では、リスティング広告を例に、本発明の設定支援システム、設定支援方法および設定支援プログラムについて説明した。しかしながら、本発明は、リスティング広告に限られず、他の手法による広告、例えば、ディスプレイ広告や、SNS内に表示される広告などにも適用可能な発明である。
なお、上記実施形態においては、サーバ3が、改善施策DB1、設定時間DB2及び設定履歴DB3を備えるともに、改善施策抽出部303、改善施策設定部304、改善施策提示部305、設定済改善施策提示部306、改善成果取得部307、改善成果提示部308及び設定初期化部309の機能を有し、サーバ3において、図4Aから図4Eの処理を行っている。しかし、ユーザ端末2が、改善施策DB1、設定時間DB2及び設定履歴DB3を備えるともに、改善施策抽出部303、改善施策設定部304、改善施策提示部305、設定済改善施策提示部306、改善成果取得部307、改善成果提示部308及び設定初期化部309の機能を有し、ユーザ端末2において、図4Aから図4Eの処理を行うようにしてもよい。
また、上記説明では、改善施策設定部304は、ユーザUにより手動設定されなかった改善施策を、その提示から一定期間を経過すると自動設定する構成となっているが、改善施策提示部305により提示された改善施策を、ユーザUによる手動設定を待たず改善施策設定部304が順次自動設定するようにしてもよいし、改善施策提示部305により提示された改善施策が、その提示から一定期間経過すると改善施策設定部304が順次自動設定するようにしてもよい。
さらに、上記説明では、広告配信の改善施策の設定を支援する実施形態について説明したが、改善施策の設定を支援するものであれば、本発明を適用することができる。本発明は、例えば、健康管理、資産運用、学力向上、経営管理といった成果を数値等で測定し、その改善を支援するシステムについても適用が可能である。
以上説明したように、本発明は、利便性の高い設定支援システム、設定支援方法および設定支援プログラムを提供することができる。
1 設定支援システム
2 ユーザ端末
3 サーバ(設定支援装置)
4 ネットワーク
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C 入力装置
200D 表示装置
200E CPU
201 受信部
202 記憶装置制御部
203 入力受付部(第1,第2受付部)
204 表示装置制御部
205 送信部
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C CPU
301 受信部
302 記憶装置制御部
303 改善施策抽出部
304 改善施策設定部
305 改善施策提示部
306 設定済改善施策提示部
307 改善成果取得部
308 改善成果提示部
309 設定初期化部
310 送信部
DB1 改善施策データベース
DB2 設定時間データベース
DB3 設定履歴データベース

Claims (11)

  1. ユーザによる改善施策の設定を支援する設定支援システムであって、
    前記改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する改善施策抽出部と、
    前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を前記所定の優先順に前記ユーザへ提示させる改善施策提示部と、
    を備えることを特徴とする設定支援システム。
  2. 前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を設定する改善施策設定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の設定支援システム。
  3. 前記ユーザによる前記改善施策の設定を受け付ける第1受付部を備え、
    前記改善施策設定部は、
    前記改善施策提示部により提示された前記改善施策のうち、前記第1受付部で前記ユーザによる設定が受け付けられなかった改善施策を設定することを特徴とする請求項2に記載の設定支援システム。
  4. 前記改善施策設定部は、
    前記改善施策提示部により提示された前記改善施策のうち、前記第1受付部で設定が受け付けられなかった改善施策を、該改善施策の提示から一定期間経過後に設定することを特徴とする請求項3に記載の設定支援システム。
  5. 前記改善施策設定部により設定された改善施策を前記ユーザへ提示させる設定済改善施策提示部を備えることを特徴とする請求項3乃至請求項4のいずれかに記載の設定支援システム。
  6. 前記改善施策設定部により設定された改善施策の成果を取得する改善成果取得部と、
    前記改善成果取得部により取得された前記成果を提示させる改善成果提示部と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の設定支援システム。
  7. 前記設定済改善施策提示部は、
    前記改善施策設定部により設定された改善施策と、前記第1受付部で設定が受け付けられた改善施策とを、識別可能な状態で一覧にして提示させることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の設定支援システム。
  8. 前記改善施策設定部により設定された改善施策を設定前の状態に戻す操作を受け付ける第2受付部と、
    前記改善施策設定部により設定された改善施策の設定前後の設定内容が記憶されたデータベースを参照し、前記第2受付部で受け付けられた改善施策を設定前の状態に戻す設定初期化部と、
    を備えることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の設定支援システム。
  9. 前記改善成果提示部は、
    前記第2受付部で受け付けられた改善施策について、該改善施策により得られた成果を提示させることを特徴とする請求項8に記載の設定支援システム。
  10. ユーザによる改善施策の設定を支援する設定支援方法であって、
    改善施策抽出部が、前記改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する工程と、
    改善施策提示部が、前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を前記所定の優先順に前記ユーザへ提示させる工程と、
    を有することを特徴とする設定支援方法。
  11. ユーザによる改善施策の設定を支援する設定支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記改善施策と、該改善施策の設定に必要な時間とが関連付けて格納されたデータベースを参照し、一定時間内に設定可能な分の改善施策を所定の優先順に抽出する改善施策抽出部、
    前記改善施策抽出部で抽出された改善施策を前記所定の優先順に前記ユーザへ提示させる改善施策提示部、
    として機能させることを特徴とする設定支援プログラム。

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