JP2002287968A - 障害管理システム - Google Patents

障害管理システム

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JP2002287968A
JP2002287968A JP2001092493A JP2001092493A JP2002287968A JP 2002287968 A JP2002287968 A JP 2002287968A JP 2001092493 A JP2001092493 A JP 2001092493A JP 2001092493 A JP2001092493 A JP 2001092493A JP 2002287968 A JP2002287968 A JP 2002287968A
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JP
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countermeasure
fault
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Yoko Soma
洋子 相馬
Hisakazu Ogura
久和 小倉
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害管理システムにおいて、従来、未対策の
障害が多数存在する場合、対策者が関係する範囲での全
残存障害の内容を把握し、その重要度を吟味した上で対
策を行う順番を決定する必要があり、日程に制限があっ
た場合には重大な障害が残存する可能性があるといった
課題があった。 【解決手段】 障害情報管理部1に、調査担当者が内容
登録を行う対策優先順位項目、および対策担当者項目を
設ける。対策優先順位決定手段6は、対策優先順位項目
の登録内容、および対策担当者項目の登録内容を参照し
て、対策優先順位の高い障害から順番に、障害情報管理
部1の対策者インターネットアドレス項目の登録内容か
ら該当インターネットアドレスを抽出し、対策要求通知
手段7に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトウェア開発
の下流工程で実施するシステムテストにおいて、検出さ
れた障害をデータベースを利用して管理する障害管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、障害管理システムは、特開平7−
175683号公報に記載されたものが知られている。
【0003】ここでは、テスト実行結果と結果判定デー
タとを比較することによってバグ票の出力を自動化し、
バグ情報ばかりではなくバグ原因までも含めて一括管理
ができるバグ情報管理部を有する障害管理システムが提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この障害管理システム
においては、未対策の障害が多数存在する場合、対策者
が関係する範囲での全残存障害の内容を把握し、その重
要度を吟味した上で、対策を行う順番を決定することが
要求されている。また、対策者が複数に渡る場合には、
担当範囲内での個人の局所的な判断による対策がなされ
るため全体的な最適化が行われず、さらに、日程に制限
があった場合には重大な障害が残存する可能性があると
いう問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、総合的な視点で障害対策の優先順位を決定し、最
適な品質向上を行うことができる障害管理システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本願第1の発明の障害管理システムは、発生障害の
情報を管理する障害情報管理部と、障害発見者がテスト
過程で発生した障害を前記障害情報管理部に登録する障
害登録手段と、前記障害情報管理部にあらかじめ設定さ
れた調査担当者に対して電子メールで調査要求を発信す
る調査要求通知手段と、前記調査担当者が調査結果を前
記障害情報管理部に登録する調査結果登録手段と、前記
障害情報管理部に登録された調査結果から障害対策の優
先順位を決定する対策優先順位決定手段と、前記対策優
先順位決定手段における結果に基づいて前記障害情報管
理部にあらかじめ設定された対策担当者に対して電子メ
ールで対策要求を発信する対策要求通知手段と、前記対
策担当者が対策結果を前記障害情報管理部に登録する対
策結果登録手段と、前記障害情報管理部にあらかじめ設
定された確認担当者に対して障害対策が正しく行われて
いることの確認要求を電子メールで発信する確認要求通
知手段と、前記確認担当者が確認結果を前記障害情報管
理部に登録する確認結果登録手段とを備えたものであ
る。
【0007】本願第2の発明の障害管理システムは、障
害情報管理部が、過去発生した障害一覧の並び替え手
段、および、過去発生した障害の検索手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0008】本願第3の発明の障害管理システムは、対
策優先順位決定手段が、前記障害情報管理部に登録され
た調査結果と現在のテスト工程を比較した結果、対策工
数がテスト計画日程を超過する場合に、前記調査担当者
に対して通知を行うことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1から図12を用いて説明する。
【0010】(実施の形態1)図1は、本願第1の発明
の一実施例である障害管理システムの構成を示すブロッ
ク図である。図1において障害情報管理部1は、発生障
害情報の管理部と表示手段、インターネットアドレスの
管理部、テスト工程の管理部から構成される。障害登録
手段3はテスト過程で発生した障害を障害発見者が登録
する手段であり、調査要求通知手段4は障害情報管理部
1から通知された調査担当者に対して電子メールで調査
要求を発信する手段、調査結果登録手段5は調査担当者
が調査結果を障害情報管理部1に登録する手段である。
対策優先順位決定手段6は障害情報管理部1に登録され
た調査結果とテスト工程から障害対策項目の優先順位、
および対策担当者を決定する手段である。対策要求通知
手段7は対策優先順位決定手段6における結果に基づい
て対策担当者に電子メールで対策要求を発信する手段で
あり、対策結果登録手段8は、対策担当者が対策結果を
障害情報管理部1に登録する手段である。確認要求通知
手段9は障害情報管理部1から通知された確認担当者に
対して障害対策が正しく行われていることの確認要求を
電子メールで発信する手段であり、確認結果登録手段1
0は確認担当者が確認結果を障害情報管理部1に登録す
る手段である。
【0011】図2は、障害情報管理部1の構成を示す図
である。障害情報管理部1は、障害登録手段3、調査結
果登録手段5、対策結果登録手段8および確認結果登録
手段10からの入力に基づき発生障害情報の管理を行う
データベース11と、各担当者のインターネットアドレ
ス保存部12と、リリース計画と実績を保存するテスト
工程保存部2と、管理情報表示手段13から構成され
る。
【0012】図3は、障害情報管理部1を構成するデー
タベース11に格納される1障害あたりのレコード構造
を示す図である。障害レコードは、システム管理項目1
4、障害登録項目15、調査結果登録項目16、対策結
果登録項目17、確認結果登録項目18からなる。
【0013】図4は、障害情報管理部1を構成するイン
ターネットアドレス保存部12に格納される1プロジェ
クトあたりのレコード構造を示す図である。インターネ
ットアドレスレコードは、受信可能アドレス19、調査
者アドレス20、対策者アドレス21、確認者アドレス
22からなる。
【0014】以上のように構成された障害管理システム
について、以下、その動作を述べる。
【0015】プログラム開発のシステムテスト実施工程
において障害を発見した場合、障害登録手段3は、障害
情報管理部1に対して図7に示す内容を入力する。この
とき、入力方法としては、イントラネット上のWEBへ
の直接入力、ならびに遠隔地からのインターネットを利
用した電子メールによる入力がある。インターネットを
利用した登録が行われた場合、障害情報管理部1は、イ
ンターネットアドレス保存部12の受信可能アドレス1
9を参照し、送信元の「氏名」「コンピュータ名」「SM
TPサーバ名」「インターネットアドレス」が、受信可能
アドレス19の各項目と一致するかどうかを判定し、一
致しない場合には登録を行わず、送信元に拒絶のメール
を返信する。入力が正常に行われた場合、障害情報管理
部1は、データベース11に図3に示す新しい障害レコ
ードを追加し、障害登録項目15の内容欄に障害入力内
容を登録する。次に、障害情報管理部1は、システム管
理項目14の内容欄を登録する。この際、「サブプロジ
ェクト」項目は障害情報管理部1が保有する情報から抽
出し、「障害受付番号」項目は昇順の連番で付加する。
また、「障害処理優先度」は図8の対応表に従って入力
を行う。ここで、「障害処理優先度」を決定する基準と
しての対応表を用意することによって、障害の重大度を
客観的に判断、表示するという作用がある。
【0016】次に、障害情報管理部1は、インターネッ
トアドレス保存部12の調査者アドレス20を参照し、
「報告部署条件」項目が障害登録項目15の「報告部
署」項目内容と一致するインターネットアドレス、およ
び、報告部署条件項目が未記入のインターネットアドレ
スを抽出し、調査要求通知手段4に通知する。ここで、
「報告部署条件」項目を設けることにより、障害調査に
適応した調査者を選択できるという作用がある。
【0017】調査要求通知手段4は、メーラーを立ち上
げ、登録済みのシステム管理項目14および障害登録項
目15の内容を、障害情報管理部1から通知されたイン
ターネットアドレスに対して電子メールにて送信を行
う。
【0018】調査結果登録手段5は、障害情報管理部1
に対して図9に示す内容を入力する。このとき、入力方
法としては、イントラネット上のWEBへの直接入力、
ならびに遠隔地からのインターネットを利用した電子メ
ールによる入力がある。インターネットを利用した登録
が行われた場合、障害情報管理部1は、インターネット
アドレス保存部12の受信可能アドレス19を参照し、
送信元の「氏名」「コンピュータ名」「SMTPサーバ名」
「インターネットアドレス」が、受信可能アドレス19
の各項目と一致するかどうかを判定し、一致しない場合
には登録を行わず、送信元に拒絶のメールを返信する。
入力が正常に行われた場合、障害情報管理部1は、デー
タベース11の調査結果登録項目16の内容欄に調査結
果入力内容を登録する。ここで、システム全般を把握す
る調査担当者が障害の対策優先順位と対策担当者をアサ
インし登録することによって、対策担当者の独断にとら
われない総合的な視点が得られるという作用がある。
【0019】対策優先順位決定手段6は、データベース
11の調査結果登録項目16における対策優先順位欄登
録内容を参照して、対策優先順位の高い障害から順番
に、対策担当者欄内容を抽出する。次に、インターネッ
トアドレス保存部12の対策者アドレス21を参照し、
「対策者欄表記」および「調査者条件」項目がそれぞれ
調査結果登録項目16の「対策担当者名」および「調査
者名」項目内容と一致するインターネットアドレスを抽
出し、対策要求通知手段7に通知する。
【0020】対策要求通知手段7は、メーラーを立ち上
げ、システム管理項目14、障害登録項目15、および
調査結果登録項目16の登録内容を、対策優先順位決定
手段6から通知されたインターネットアドレスに対して
電子メールにて送信を行う。
【0021】対策結果登録手段8は、障害情報管理部1
に対して図10に示す内容を入力する。このとき、入力
方法としては、イントラネット上のWEBへの直接入
力、ならびに遠隔地からのインターネットを利用した電
子メールによる入力がある。インターネットを利用した
登録が行われた場合、障害情報管理部1は、インターネ
ットアドレス保存部12の受信可能アドレス19を参照
し、送信元の「氏名」「コンピュータ名」「SMTPサーバ
名」「インターネットアドレス」が、受信可能アドレス
19の各項目と一致するかどうかを判定し、一致しない
場合には登録を行わず、送信元に拒絶のメールを返信す
る。入力が正常に行われた場合、障害情報管理部1は、
データベース11の対策結果登録項目17の内容欄に対
策結果入力内容を登録する。
【0022】次に、障害情報管理部1は、インターネッ
トアドレス保存部12の確認者アドレス22を参照し、
「報告部署条件」項目が障害登録項目15の「報告部
署」項目内容と一致するインターネットアドレス、およ
び、報告部署条件項目が未記入のインターネットアドレ
スを抽出し、確認要求通知手段9に通知する。このと
き、確認者アドレス22が設定されていない場合には、
障害登録手段3において障害登録を行った障害報告者の
インターネットアドレスを通知する。
【0023】確認要求通知手段9は、メーラーを立ち上
げ、システム管理項目14、障害登録項目15、調査結
果登録項目16、および対策結果登録項目17の登録内
容を、障害情報管理部1から通知されたインターネット
アドレスに対して電子メールにて送信を行う。
【0024】確認結果登録手段10は、障害情報管理部
1に対して図11に示す内容を入力する。このとき、入
力方法としては、イントラネット上のWEBへの直接入
力、ならびに遠隔地からのインターネットを利用した電
子メールによる入力がある。インターネットを利用した
登録が行われた場合、障害情報管理部1は、インターネ
ットアドレス保存部12の受信可能アドレス19を参照
し、送信元の「氏名」「コンピュータ名」「SMTPサーバ
名」「インターネットアドレス」が、受信可能アドレス
19の各項目と一致するかどうかを判定し、一致しない
場合には登録を行わず、送信元に拒絶のメールを返信す
る。入力が正常に行われた場合、障害情報管理部1は、
データベース11の確認結果登録項目18の内容欄に確
認結果入力内容を登録する。
【0025】(実施の形態2)図5は本願第2の発明の
障害管理システムの障害情報管理部1を構成する管理情
報表示手段13が表示する画面の一実施例を示す。図5
において27はデータベース11に格納されたプロジェ
クト毎の障害の一覧表示領域、28は一覧表示領域27
への表示障害を特定するための状況特定ボタン、29は
一覧表示領域27への表示障害の並べ替えの順番を指定
するための順序選択ボタン、30は指定した語句を含む
障害レコードを検索するための検索ボタンである。
【0026】以上のように構成された障害管理システム
について、以下、その動作を述べる。
【0027】管理情報表示手段13は、指定されたプロ
ジェクトについて、データベース11に格納された障害
レコードから各障害の「障害受付番号」「障害項目」等
重要項目を抽出し、一覧表示領域27に、1行につき1
障害を表示した一覧表示を行う。一覧表示領域27にお
いて、各行の「障害受付番号」を選択することにより、
データベース11に格納された図3で示す該当障害レコ
ード全体を表示することができる。
【0028】状況特定ボタン28は、一覧表示領域27
における障害の表示を“ある状況にあるもの”に制限す
るために、表示する障害の状況を特定するボタンであ
る。ここで「調査中」ボタンを選択することにより、障
害登録手段3によって障害が登録されており、かつ調査
結果登録手段5によって調査結果が登録される以前の状
況にある障害を全て表示させることができる。「対策
中」ボタンは、調査結果登録手段5によって調査結果が
登録されており、かつ対策結果登録手段8によって対策
結果が登録される以前の状況にある障害を全て表示させ
ることができる。「確認中」ボタンは、対策結果登録手
段8によって対策結果が登録されており、かつ確認結果
登録手段10によって確認結果が登録される以前の状況
にある障害を全て表示させることができる。「完了」ボ
タンは、確認結果登録手段10によって確認結果が登録
され、障害の対策・確認が全て完了した障害を全て表示
させることができる。このように、障害の表示を制限す
ることで、過去の障害の検索を容易にするという効果が
得られる。また、「全体」ボタンは、全ての障害を表示
する。ここで、複数ボタンを選択することで、それぞれ
の該当障害の和集合表示を行うこともできる。
【0029】順序選択ボタン29は、一覧表示領域27
における障害の表示順序を入れ替えるために、並び替え
の基準となる方法を選択するボタンである。デフォルト
は「障害登録順」であり、障害登録手段3によって障害
登録された順番で、新しいものから順に表示を行う。そ
の他の並び替え基準としては、「報告部署順」、「障害
優先順」、「障害等級順」、「テスト番号順」、「発生
日順」、「対策日順」、「確認日順」があり、それぞれ
の基準に従い並び替えを行った後に障害表示を行う。
【0030】検索ボタン30は、一覧表示領域27に表
示された障害一覧の中から、指定した語句と一致する語
句を含む障害を検索し表示する。
【0031】順序選択ボタン29および検索ボタン30
を使用することで、参照を希望する障害に関する一部分
の情報だけで、過去に蓄積された多数の障害群の中か
ら、目的とする障害を素早く見つけ出すことができると
いう効果がある。
【0032】(実施の形態3)図6は、本願第3の発明
の障害管理システムの障害情報管理部1を構成するテス
ト工程保存部の一実施例を示す。図6において23は対
象となるアプリケーションのバージョンを記入するアプ
リバージョン欄、24はアプリバージョン欄23に記載
のアプリケーションをリリース(出荷)する予定の日
時、時刻を記入するリリース予定日時欄であり、25は
アプリケーションリリースまでの残り時間を表示する残
存時間表示欄である。
【0033】以上のように構成された障害管理システム
について、以下、その動作を述べる。データベース11
の調査結果登録項目16の内容欄に登録が行われた時点
で、障害管理システムを構成する対策優先順位決定手段
6が起動される。
【0034】図12は対策優先順位決定手段6における
処理の内容の一例をフローチャートに基づいて詳細に説
明した図である。図12で、まずステップ26において
テスト工程保存部2のアプリバージョン欄23を参照
し、データベース11の調査結果登録項目16のAPバ
ージョン欄内容と同じアプリケーションバージョンのリ
リース予定日時欄24内容と現在日時から残存時間を計
算する。このとき1日の定義は午前9時から午後5時半
とし、工数としては1日につき8時間とする。
【0035】ここで算出した残存時間が、残存時間表示
欄25の内容と異なる場合、ステップ27において残存
時間表示欄25の更新を行う。
【0036】次に、ステップ28において全障害を参照
し、データベース11の調査結果登録項目16のAPバ
ージョン欄内容が前記アプリケーションバージョンであ
り、かつ、対策結果登録項目17が登録されていない未
対策障害を抽出する。さらに、抽出した全障害につい
て、障害調査結果登録項目16の対策工数見積り欄の値
を合計する。
【0037】次に、ステップ29では、残存時間表示欄
25の値とステップ28において計算した全対策工数見
積り値とを比較し、同値または残存時間値の方が大きい
場合は、対策優先順位決定手段6における処理を終了す
る。残存時間値の方が小さい場合は、ステップ30へと
進む。
【0038】ステップ30では、ステップ28において
抽出を行った未対策障害について、調査結果登録項目1
6の対策優先順位欄の優先順位が“高位”の障害と“中
位”の障害のみの対策工数見積り欄の合計値と残存時間
表示欄25の値とを比較し、同値または残存時間値の方
が大きい場合は、31の処理1を行う。残存時間値の方
が小さい場合は、ステップ32へと進む。
【0039】ステップ32では、ステップ28において
抽出を行った未対策障害について、調査結果登録項目1
6の対策優先順位欄の優先順位が“高位”の障害のみの
対策工数見積り欄の合計値と残存時間表示欄25の値と
を比較し、同値または残存時間値の方が大きい場合は、
33の処理2を行う。残存時間値の方が小さい場合は、
34の処理3を行う。
【0040】31の処理1、33の処理2、34の処理
3ではいずれも、調査結果登録項目16の調査者E-Mail
欄の調査担当者に以下の内容のメールを送信する。
【0041】処理1のメール内容の一例としては、「現
在のリリース計画では、対策優先順位が“高位”および
“中位”の障害を対策する工数は確保できます。が、
“低位”の障害を対策するための工数が不足していま
す。」、処理2のメール内容の一例としては、「現在の
リリース計画では、対策優先順位が“高位”の障害のみ
を対策する工数は確保できます。が、対策優先順位が
“中位”および“低位”の障害を対策するための工数が
不足しています。」、処理3のメール内容の一例として
は、「現在のリリース計画では、障害対策のための工数
が不足しています。対策優先順位が“高位”の障害の対
策でさえ、全て行うことができません。」がある。
【0042】このように、テスト工程の現状と障害対策
に必要な工数との比較を行い、自動的に工数不足を通知
することによって、障害の対策優先順位の決定が容易に
行えるという効果がある。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、システム
全般を把握する調査担当者が障害の対策優先順位と対策
担当者をアサインした結果を基に、自動的に各対策担当
者に対して対策優先順に対策を依頼することによって、
対策担当者個々の判断にとらわれない総合的な視点に基
づいた障害対策を行うことができる。この結果、テスト
工程の業務効率を向上させることができるという効果が
得られる。また、テスト工程の現状と障害対策に必要な
工数との比較を行い、自動的に工数不足を通知すること
によって、障害の対策優先順位の決定が迅速に行えるよ
うになり、限られた日程の中で最適な品質向上を図るこ
とができるという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による障害管理システム
の構成を示すブロック図
【図2】図1中の障害情報管理部の構成を示す図
【図3】図2中のデータベースに格納される1障害あた
りのレコード構造を示す図
【図4】図2中のインターネットアドレス保存部に格納
される1プロジェクトあたりのレコード構造を示す図
【図5】図2中の管理情報表示手段が表示する画面の一
実施例を示す図
【図6】図2中のテスト工程保存部の一実施例を示す図
【図7】図3中の障害登録項目に登録する障害登録内容
の一実施例を示す図
【図8】障害優先度対応表の一実施例を示す図
【図9】図3中の調査結果登録項目に登録する調査結果
登録内容の一実施例を示す図
【図10】図3中の対策結果登録項目に登録する対策結
果登録内容の一実施例を示す図
【図11】図3中の確認結果登録項目に登録する確認結
果登録内容の一実施例を示す図
【図12】図1中の対策優先順位決定手段の処理を示す
流れ図
【符号の説明】
1 障害情報管理部 2 テスト工程保存部 3 障害登録手段 4 調査要求通知手段 5 調査結果登録手段 6 対策優先順位決定手段 7 対策要求通知手段 8 対策結果登録手段 9 確認要求通知手段 10 確認結果登録手段 11 データベース 12 インターネットアドレス保存部 13 管理情報表示手段 14 システム管理項目 15 障害登録項目 16 調査結果登録項目 17 対策結果登録項目 18 確認結果登録項目 19 受信可能アドレス 20 調査者アドレス 21 対策者アドレス 22 確認者アドレス 23 アプリケーションバージョン欄 24 リリース予定日時欄 25 残存時間表示欄

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生障害の情報を管理する障害情報管理
    部と、障害発見者がテスト過程で発生した障害を前記障
    害情報管理部に登録する障害登録手段と、前記障害情報
    管理部にあらかじめ設定された調査担当者に対して電子
    メールで調査要求を発信する調査要求通知手段と、前記
    調査担当者が調査結果を前記障害情報管理部に登録する
    調査結果登録手段と、前記障害情報管理部に登録された
    調査結果から障害対策の優先順位を決定する対策優先順
    位決定手段と、前記対策優先順位決定手段における結果
    に基づいて前記障害情報管理部にあらかじめ設定された
    対策担当者に対して電子メールで対策要求を発信する対
    策要求通知手段と、前記対策担当者が対策結果を前記障
    害情報管理部に登録する対策結果登録手段と、前記障害
    情報管理部にあらかじめ設定された確認担当者に対して
    障害対策が正しく行われていることの確認要求を電子メ
    ールで発信する確認要求通知手段と、前記確認担当者が
    確認結果を前記障害情報管理部に登録する確認結果登録
    手段とを備えたことを特徴とする障害管理システム。
  2. 【請求項2】 障害情報管理部が、過去発生した障害一
    覧の並び替え手段、および、過去発生した障害の検索手
    段を備えたことを特徴とする請求項1記載の障害管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 対策優先順位決定手段が、前記障害情報
    管理部に登録された調査結果と現在のテスト工程を比較
    した結果、対策工数がテスト計画日程を超過する場合
    に、前記調査担当者に対して通知を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の障害管理システム。
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