JP2000200301A - ビルの情報化診断・提案システム - Google Patents

ビルの情報化診断・提案システム

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JP2000200301A
JP2000200301A JP1299A JP1299A JP2000200301A JP 2000200301 A JP2000200301 A JP 2000200301A JP 1299 A JP1299 A JP 1299A JP 1299 A JP1299 A JP 1299A JP 2000200301 A JP2000200301 A JP 2000200301A
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Yutaka Daimon
豊 大門
Yoko Shionoya
洋子 塩野谷
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報化対応を視点とした診断及び提案書の作
成を行えるようにする。 【解決手段】 基本調査データ毎に情報化の類別した診
断シートのデータ、各種提案の画像データ、基本調査デ
ータ及び情報化度に応じ各種提案の画像データを含む提
案事例データ、基本調査データ毎に診断シート及び提案
事例のデータの格納情報などを有するデータベース2
と、入力された基本調査データに基づき診断シートを選
択し、診断シートに基づき入力される診断データを演算
し診断項目毎に情報化度を算出し、入力された基本調査
データと算出された情報化度に基づき提案事例データベ
ースから複数の提案事例を検索して、採用された提案事
例を画像と共に出力する手段1とを備え、基本調査デー
タ及び診断データを入力することにより、情報化度を算
出して提案事例を検索して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、事務所ビルの情報
化度の診断を行い改善提案を行うビルの情報化診断・提
案システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】第5の
経営資源と言われるオフィスをはじめ、企業が所有、利
用する施設全体を経営的視点から管理運用し、ファシリ
ティコストを抑制し、競争力を強化しようとする動きが
活発化している。
【0003】従来、建物の診断機能には、構造や設備の
ような劣化によるものが中心であったが、情報化対応を
視点とした社会的陳腐化に対応するものは確立されてい
なかった。したがって、評価項目や判定基準等診断シス
テムがないため、ビジネスチャンスに的確に対応できな
かった。
【0004】また、情報化診断を行った結果をもとに顧
客に対してプレゼンテーションを行うが、提案書のフォ
ーマットの決定や提案書作成時に必要となるデータや資
料を捜すために、効果的なインパクトのある顧客の状況
にあったオーダーメイド的な提案をするには、多大な時
間を必要としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するものであって、情報化対応を視点とした診断及び
提案書の作成を行えるようにするものである。
【0006】そのために本発明は、事務所ビルの情報化
度の診断を行い改善提案を行うビルの情報化診断・提案
システムであって、ビルの業種や規模などの基本調査デ
ータ毎に情報化の類別した診断項目に基づき診断データ
を入力するための診断シートのデータを有する診断シー
トデータベースと、各種提案の画像データを有する画像
データベースと、前記基本調査データ及び情報化度に応
じ前記各種提案の画像データを含む提案事例データを有
する提案事例データベースと、前記基本調査データ毎に
前記診断シート及び前記提案事例のデータの格納情報を
有する基本データベースと、入力された前記基本調査デ
ータに基づき前記診断シートデータベースから前記診断
シートを選択する診断シート選択手段と、前記選択され
た診断シートに基づき入力される診断データを演算し前
記診断項目毎に情報化度を算出する情報化度算出手段
と、前記入力された前記基本調査データと前記算出され
た情報化度に基づき前記提案事例データベースから複数
の提案事例を検索する提案事例検索手段と、前記提案事
例検索手段により検索された複数の提案事例から選択入
力により採用された提案事例を画像と共に出力する出力
制御手段とを備え、前記基本調査データ及び診断データ
を入力することにより、情報化度を算出して提案事例を
検索して出力することを特徴とするものである。
【0007】また、前記診断データは、情報化度の機能
毎に分類され、さらに各機能を細分類された診断項目か
らなり、前記提案事例検索手段は、診断項目全体の情報
化度、各診断項目の情報化度に基づき提案事例を検索す
ることを特徴とするものである。
【0008】さらに、前記基本調査データ及び情報化度
に応じ前記各種提案の画像データを含む提案実績事例の
データを有する提案実績事例データベースと、前記入力
された前記基本調査データと前記算出された情報化度に
基づき前記提案事例データベースから複数の提案事例を
検索すると共に前記提案実績事例データベースから提案
実績事例を検索する提案事例検索手段と、前記提案事例
検索手段により検索された提案事例又は提案実績事例の
選択入力により採用された提案事例又は提案実績事例を
画像と共に前記フォーマットデータベースの指定された
出力フォーマットに基づき出力する出力制御手段とを備
え、前記基本調査データ及び診断データを入力すること
により、情報化度を算出して提案事例又は提案実績事例
を検索し選択された提案事例又は提案実績事例を指定さ
れた出力フォーマットに基づき画像化と共に出力し、前
記出力制御手段は、採用された提案事例又は提案実績事
例を提案実績事例データベースに追加することを特徴と
するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るビルの情報
化診断・提案システムの実施の形態を示す図であり、1
はデータ処理装置、2はデータベース、3は入力装置、
4は出力装置、11は診断シート選択部、12は情報化
度算出部、13は事例検索部、14は出力制御部、15
は登録処理部、21は診断シートデータベース、22は
基本データベース、23は提案事例データベース、24
は採用実績データベース、26は画像データベース、2
7はフォームデータベースを示す。
【0010】図1において、データ処理装置1は、ビル
の業種や、築年数、規模、所有形態、地域などの基本調
査データ及びネットワーク環境、生活・業務支援機能な
どの類別した情報化の診断項目の現状の評価、改善の緊
急度からなる診断データを入力して情報化度を求め、基
本調査データ及び求めた情報化度に応じて提案事例を検
索し、プレゼンテーションを行うものである。データベ
ース2は、診断データの入力、情報化度の算出、提案事
例の検索、そのプレゼンテーションを行うために必要な
各種データベース(21〜26)を有するものである。
入力装置3は、データベース2に登録するデータの入力
や基本調査データ、診断データの入力、データ処理装置
1に対する処理命令の入力などを行うキーボードやマウ
スその他のポインティングデバイス、スキャナなどから
なり、出力装置4は、入力装置3から入力されるデー
タ、データベース2に登録されたデータ、データ処理装
置1により処理されたデータなどの表示、印刷出力を行
うディスプレイやプリンタ、XYプロッタなどからなる
ものである。
【0011】データベース2のうち基本データベース2
2は、業種や、築年数、規模、所有形態、地域などの基
本調査データ毎に診断シート及び提案事例のデータの格
納情報を有するものである。診断シートデータベース2
1は、基本調査データ毎に類別した情報化の診断項目に
基づき診断データを入力するための診断シートに関する
データを有するものである。提案事例データベース23
は、基本調査データ毎に情報化度に応じ提案事例のデー
タを有するものである。提案実績事例データベース24
は、基本調査データ及び情報化度毎に各種提案の画像デ
ータを含む提案実績事例のデータを有するものである。
画像データベース25は、各種提案の画像データを有す
るものである。フォーマットデータベース26は、選択
された事例を提案する複数の出力フォーマットを有する
ものである。
【0012】データ処理装置1の診断シート選択部11
は、入力された基本調査データに基づき診断シートデー
タベース21から診断シートを選択するものであり、例
えば業種が違えば、また築年数が違えば、その違いに応
じ、それぞれに適合した異なる内容の診断シートが選択
される。情報化度算出部12は、選択された診断シート
に基づき入力される診断データを演算し診断項目毎、各
診断項目を集計した情報化度を算出する。事例検索部1
3は、入力された基本調査データと算出された情報化度
に基づき提案事例データベース23から複数の提案事例
を検索すると共に提案実績事例データベースから提案実
績事例を検索するものである。出力制御部14は、提案
事例検索部13により検索された複数の提案事例又は提
案実績事例を出力装置4の画面に表示し、その選択入力
により選択された提案事例又は提案実績事例を画像と共
に出力するものであり、その出力フォーマットは、フォ
ーマットデータベース26の指定された出力フォーマッ
トに基づき編集される。登録処理部15は、入力装置3
からの入力に従い各種データベース(21〜26)の必
要な登録処理を行うものである。
【0013】図2は7つの大分類の診断項目からなる診
断シートデータベースの構成例を示す図、図3はネット
ワーク環境の大分類の診断項目で展開されている細分類
の診断項目と現状の評価、改善の緊急度の例を示す図、
図4は生活・業務支援機能の大分類の診断項目で展開さ
れている細分類の診断項目とウエイト付けの例を示す
図、図5はオフィスプランニングの大分類の診断項目で
展開されている細分類の診断項目と評価ポイントの例を
示す図である。
【0014】診断シートデータベース21に格納される
診断シートは、図2に示すように例えばネットワーク環
境、生活・業務支援機能、オフィスプランニング、作業
環境の快適性、ビルライフケア、防災防犯、情報セキュ
リティからなる大分類の診断項目に基づき情報化度を求
めるためのものであり、それらは、先に述べたように業
種(金融、サービス、メーカー、……)、築年数(5
年、10年、15年、……)、規模(5000m2 、1
0000m2 、20000m2 、……)、所有形態(自
社、テナント、共有、……)、地域(都市型、郊外型、
……)などの基本調査データ毎に有している。それぞれ
の大分類の診断項目には細分類の診断項目を有し、大分
類の診断項目の情報化度は、細分類の診断項目で現状の
評価、改善の緊急度を入力することにより、それぞれに
ウエイト付けを行って集計し求められる。
【0015】例えばネットワーク環境の大分類の診断項
目における細分類の診断項目と現状の評価、改善の緊急
度の例を示したのが図3である。現状の評価、改善の緊
急度は、それぞれ図3に示すように「−2」、「−
1」、「0」、「+1、「+2」の五段階評価と「0」
〜「3」の四段階で入力される。例えば1のコンピュー
タの充足度、利用率の診断項目は、1人当たりの端末
数、時間などを評価のポイントとし、0.09のウエイ
ト付けが設定され、2のネットワーク機能の充足度の診
断項目は、ネットワークの種類、速さなどを評価のポイ
ントとし、0.09、同様に次の診断項目3は、インタ
ーネットなどを評価のポイントとし、0.13、診断項
目4は障害発生頻度などを評価のポイントとし、0.0
9、診断項目5は全社レベル、事業所レベルの基準、ル
ールなどを評価のポイントとし、0.13、診断項目6
は、ネットワーク管理者の有無、ネットワーク機器の保
守などを評価のポイントとし、0.09、診断項目7
は、情報コンセント等と机、什器、配線方式などを評価
のポイントとし、0.13、診断項目8は、インフラ等
との整合性などを評価のポイントとし、0.13、診断
項目9は、データ障害、ディスプレイ障害などを評価の
ポイントとし、0.13のウエイト付けがそれぞれ設定
される。
【0016】生活・業務支援機能の大分類の診断項目に
おける12の細分類の診断項目とそれぞれのウエイト付
けの例を示したのが図4であり、オフィスプランニング
の大分類の診断項目における12の細分類の診断項目と
それぞれの評価のポイントの例を示したのが図5であ
る。また、作業環境の快適性では、執務室内の色彩的明
るさや、窓からの採光、眺望、執務中に気分転換できる
環境、あるいは場所があるか、執務室の騒音(機器、電
話、会話等)、執務室内に長時間いても疲れない環境
か、執務室内の喫煙ルール、執務室内の温度、湿度、気
流やその清浄度、執務机の作業面の明るさ、コンピュー
タ画面への写り込み対策などについての細分類の診断項
目を有し、ビルライフケアでは、時間外における空調延
長運転、鍵の管理、施設の省エネ才覚、施設の長期保全
対策などについての細分類の診断項目を有し、防災防犯
では、施設の耐震、防火、施設への時間外入退館、執務
室の入退室に対する防犯・セキュリティ、情報系機器へ
の耐震、防火、漏水対策、執務室内の情報・電気配線方
式、サーバー等のデータバックアップ、情報機器の障害
時のメーカー対応、施設の防犯対策などについての細分
類の診断項目を有し、情報セキュリティでは、ハッカー
等の侵入防止対策、電源の停電時下位追う、落雷等によ
る障害対策、情報機器や汎用ソフトのバージョン管理、
情報システムの保守契約、機器更新等システムの保全計
画、データサービス、文書管理、不要台帳の処分、ユー
ザID、機密データの利用、高機密性システムのパスワ
ードの切り換えなどについての細分類の診断項目を有す
る。図3〜5に示すようにネットワーク環境、生活・業
務支援機能、オフィスプランニング、作業環境の快適
性、ビルライフケア、防災防犯、情報セキュリティの各
大分類の診断項目とも、細分類の診断項目毎に現状の評
価、改善の緊急度、ウエイト付け、評価のポイントが設
定される。
【0017】次に、具体的な処理について説明する。図
6は全体の処理の流れを説明するための図、図7は診断
データの入力画面の表示例を示す図、図8は算出した情
報化度に基づく診断結果のレーダーチャート画面の例を
示す図である。
【0018】情報化診断の処理では、図6に示すように
まず、基本調査データの入力を行い(ステップS1
1)、入力された基本調査データに対応して診断シート
を選択し(ステップS12)、例えば図7に示すように
細分類の診断項目を表示して現状の評価、改善の緊急度
について該当する値を選択入力する(ステップS1
3)。このとき、評価のポイントは、細分類の診断項
目、現状の評価、改善の緊急度の入力メニューと併せて
表示してもよいし、入力マニュアルとして用意しておい
てもよい。各細分類の診断項目について現状の評価、改
善の緊急度の入力があると、ウエイト付けにしたがって
各細分類の診断項目の情報化度を算出し、それらの集計
を行って大分類の診断項目の情報化度を算出する(ステ
ップS14)。そして、算出した情報化度を例えば図8
に示すようなレーダーチャート等で表示し、あるいはリ
ストで表示すると共に、ステップS11で入力した基本
調査データに対応する提案事例から情報化度による診断
結果と同じような提案事例の検索を行い(ステップS1
5)、提案書を作成する(ステップS16)。
【0019】図9は提案事例データベース及び提案採用
事例データベースの構成例を示す図、図10は画像デー
タベース及びフォームデータベースの構成例を示す図、
図11は診断結果に基づく提案書の作成処理の例を説明
するための図である。
【0020】診断結果に基づき提案事例を検索するため
の提案事例データベースは、例えば図9(A)に示すよ
うに算出されるそれぞれの情報化度、それが総合値か大
分類の診断項目の値か細分類の診断項目の値かの診断分
類、基本調査データはいずれかに応じ、そのときの提案
内容、それまでの提案採用件数に関するデータを格納し
ている。同様に、提案採用実績データベースは、例えば
図9(B)に示すようにそれぞれの提案案件名毎に、そ
の診断分類、採用提案名、改善効果度、採用フォーム、
採用画像に関するデータを格納している。改善効果度
は、現状を診断し、その結果の提案に基づき情報化を行
った後に再診断して求めた値である。また、画像データ
ベースは、例えば図10(A)に示すように画像名毎に
提案名、ファイル形式、素材の種類、キーワードなどに
関するデータを格納し、フォームデータベースは、例え
ば図10(B)に示すように各フォーム名毎にファイル
形式や用途、サイズ、色などに関するデータを格納して
いる。
【0021】次に、提案書の作成処理について説明す
る。まず、提案事例検索用のデータとして、例えば案件
名から基本調査データと算出した情報化度を取得し(ス
テップS21)、提案事例データベースから診断分類毎
に提案事例の抽出を行い(ステップS22)、診断分類
毎の提案事例一覧を表示する(ステップS23)。そし
て、その中から採用された事例を採用提案として登録す
る(ステップS24)。次に、該当案件につきフォーム
データベースからフォーム選択しフォーム一覧を表示し
(ステップS25)、採用フォームを登録する(ステッ
プS26)。さらに、選択された提案事例に対応する画
像の抽出を画像データベースから行い(ステップS2
7)、抽出された中から画像を選択する(ステップS2
8)。上記ステップS26〜S28までの処理を診断分
類数終了するまで繰り返し実行し(ステップS29)、
提案書を作成し(ステップS30)、採用した提案事例
を提案採用事例として提案採用事例データベースへ追加
する(ステップS31)。
【0022】以上のように建物の情報化診断は、基本調
査データと機能診断問診リストのデータを入力すること
により行う。その際、以前に情報化診断を行った建物の
データをデータベースより参照し、基本調査データから
データベース上の特性を抽出する。そして、情報化度
は、建物全体の情報化度、診断分類毎の情報化度のいず
れも求めることを可能し、診断を行った案件については
データベースに蓄積する。すなわち、提案書作成時に、
建物の情報化診断システムにより算出された情報化度、
カテゴリスコアや、基本データベースの業種、規模、築
年、地域などを条件として、新規案件に対する提案を既
案件提案による提案事例データベースから、ネットワー
ク環境、生活・業務支援機能、オフィスプランニング、
作業環境の快適性、ビルライフケア、防災防犯、情報セ
キュリティの分類別に蓄積されている提案データを抽出
し表示し、その中から新規案件に該当する提案を取り込
み、その提案に関連する画像も画像データベースより取
り込む。同様にフォームもフォームデータベースより取
り込むことで、簡単に短時間で案件に対応したシステム
提案書の作成が可能となる。また、提案書を作成した案
件については、画像、フォーム、提案事例の各データベ
ースに蓄積され、特に提案に関しては、実際に提案を実
施した結果について改善効果度、提案採用件数のカウン
トなどのフォローデータを蓄積することで、次回からの
提案選択時の採用判定で多いに活用でき、システム提案
書の提案に対する効果度がより向上できる。
【0023】本発明のシステムの全体構成は、画像、フ
ォーム登録、提案書事例検索、フォーム検索、システム
提案書作成となっており、画像、フォーム登録は、提案
書作成に利用される画像データや提案書フォーマットな
どをデータベースとして登録、提案書事例検索は、既に
提案された事例を提案内容、技術名、建物用途などを検
索キーとして検索、参照し、フォーム検索は、提案書の
フォーマット事例をフォームデータベースより検索、参
照を行う。なお、検索を行う際には、プルダウンメニュ
ーを用意することにより、検索効率の向上を図ることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ビルの業種や規模などの基本調査データ毎に
情報化の類別した診断項目に基づき診断データを入力す
るための診断シートのデータを有する診断シートデータ
ベースと、各種提案の画像データを有する画像データベ
ースと、基本調査データ及び情報化度に応じ各種提案の
画像データを含む提案事例データを有する提案事例デー
タベースと、基本調査データ毎に診断シート及び提案事
例のデータの格納情報を有する基本データベースと、入
力された基本調査データに基づき診断シートデータベー
スから診断シートを選択する診断シート選択手段と、選
択された診断シートに基づき入力される診断データを演
算し診断項目毎に情報化度を算出する情報化度算出手段
と、入力された基本調査データと算出された情報化度に
基づき提案事例データベースから複数の提案事例を検索
する提案事例検索手段と、提案事例検索手段により検索
された複数の提案事例から選択入力により採用された提
案事例を画像と共に出力する出力制御手段とを備え、基
本調査データ及び診断データを入力することにより、情
報化度を算出して提案事例を検索して出力するので、従
来対応できなかった情報化をトリガーとした建物の社会
的陳腐化を診断、評価する標準を提供することができ
る。しかも、システムツール化により、診断のバラツキ
や個人差を解消でき、診断品質の確保が図られるととも
に診断作業の省力化の面でも大きな効果を発揮する。ま
た、システムツール化により、既存のデータが簡単に活
用できることから、システム提案の案件毎のバラツキや
個人差が解消できるようになるとともに、オフィス改善
の定量的なデータ分析が可能になる。さらに提案書作成
作業の省力化の面でも効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るビルの情報化診断・提案システ
ムの実施の形態を示す図である。
【図2】 7つの大分類の診断項目からなる診断シート
データベースの構成例を示す図である。
【図3】 ネットワーク環境の大分類の診断項目で展開
されている細分類の診断項目と現状の評価、改善の緊急
度の例を示す図である。
【図4】 生活・業務支援機能の大分類の診断項目で展
開されている細分類の診断項目とウエイト付けの例を示
す図である。
【図5】 オフィスプランニングの大分類の診断項目で
展開されている細分類の診断項目と評価ポイントの例を
示す図である。
【図6】 全体の処理の流れを説明するための図であ
る。
【図7】 診断データの入力画面の表示例を示す図であ
る。
【図8】 算出した情報化度に基づく診断結果のレーダ
ーチャート画面の例を示す図である。
【図9】 提案事例データベース及び提案採用事例デー
タベースの構成例を示す図である。
【図10】 画像データベース及びフォームデータベー
スの構成例を示す図である。
【図11】 診断結果に基づく提案書の作成処理の例を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…データ処理装置、2…データベース、3…入力装
置、4…出力装置、11…診断シート選択部、12…情
報化度算出部、13…事例検索部、14…出力制御部、
15…登録処理部、21…診断シートデータベース、2
2…基本データベース、23…提案事例データベース、
24…採用実績データベース、26…画像データベー
ス、27…フォームデータベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事務所ビルの情報化度の診断を行い改善
    提案を行うビルの情報化診断・提案システムであって、
    ビルの業種や規模などの基本調査データ毎に情報化の類
    別した診断項目に基づき診断データを入力するための診
    断シートのデータを有する診断シートデータベースと、
    各種提案の画像データを有する画像データベースと、前
    記基本調査データ及び情報化度に応じ前記各種提案の画
    像データを含む提案事例データを有する提案事例データ
    ベースと、前記基本調査データ毎に前記診断シート及び
    前記提案事例のデータの格納情報を有する基本データベ
    ースと、入力された前記基本調査データに基づき前記診
    断シートデータベースから前記診断シートを選択する診
    断シート選択手段と、前記選択された診断シートに基づ
    き入力される診断データを演算し前記診断項目毎に情報
    化度を算出する情報化度算出手段と、前記入力された前
    記基本調査データと前記算出された情報化度に基づき前
    記提案事例データベースから複数の提案事例を検索する
    提案事例検索手段と、前記提案事例検索手段により検索
    された複数の提案事例から選択入力により採用された提
    案事例を画像と共に出力する出力制御手段とを備え、前
    記基本調査データ及び診断データを入力することによ
    り、情報化度を算出して提案事例を検索して出力するこ
    とを特徴とするビルの情報化診断・提案システム。
  2. 【請求項2】 前記診断データは、情報化度の機能毎に
    分類され、さらに各機能を細分類された診断項目からな
    り、前記提案事例検索手段は、診断項目全体の情報化
    度、各診断項目の情報化度に基づき提案事例を検索する
    ことを特徴とする請求項1記載のビルの情報化診断・提
    案システム。
  3. 【請求項3】 事務所ビルの情報化度の診断を行い改善
    提案を行うビルの情報化診断・提案システムであって、
    ビルの業種や規模などの基本調査データ毎に情報化の類
    別した診断項目に基づき診断データを入力するための診
    断シートのデータを有する診断シートデータベースと、
    前記基本調査データ及び情報化度に応じ提案事例のデー
    タを有する提案事例データベースと、前記基本調査デー
    タ毎に前記診断シート及び前記提案事例データの格納情
    報を有する基本データベースと、各種提案の画像データ
    を有する画像データベースと、前記基本調査データ及び
    情報化度に応じ前記各種提案の画像データを含む提案実
    績事例のデータを有する提案実績事例データベースと、
    選択された事例を提案する複数の出力フォーマットを有
    するフォーマットデータベースと、入力された前記基本
    調査データに基づき前記基本データベースの格納情報を
    検索して前記診断シートデータベースから前記診断シー
    トを選択する診断シート選択手段と、前記選択された診
    断シートに基づき入力される診断データを演算し前記診
    断項目毎に情報化度を算出する情報化度算出手段と、前
    記入力された前記基本調査データと前記算出された情報
    化度に基づき前記提案事例データベースから複数の提案
    事例を検索すると共に前記提案実績事例データベースか
    ら提案実績事例を検索する提案事例検索手段と、前記提
    案事例検索手段により検索された提案事例又は提案実績
    事例の選択入力により採用された提案事例又は提案実績
    事例を画像と共に前記フォーマットデータベースの指定
    された出力フォーマットに基づき出力する出力制御手段
    とを備え、前記基本調査データ及び診断データを入力す
    ることにより、情報化度を算出して提案事例又は提案実
    績事例を検索し選択された提案事例又は提案実績事例を
    指定された出力フォーマットに基づき画像化と共に出力
    することを特徴とするビルの情報化診断・提案システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記診断データは、情報化度の機能毎に
    分類され、さらに各機能を細分類された診断項目からな
    り、前記提案事例検索手段は、診断項目全体の情報化
    度、各診断項目の情報化度に基づき提案事例を検索する
    ことを特徴とする請求項2記載のビルの情報化診断・提
    案システム。
  5. 【請求項5】 前記出力制御手段は、採用された提案事
    例又は提案実績事例を提案実績事例データベースに追加
    することを特徴とする請求項2記載のビルの情報化診断
    ・提案システム。
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