JP4620847B2 - メンテナンス情報配信制御システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばインターネットを利用して住宅アフターサービスに関連する情報をクラブ会員に対して提供するようなシステムにおいて、無数のメンテナンス情報の中から必要なメンテナンス情報のみをタイムリィに提供することが可能なメンテナンス情報配信制御システムを提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば住宅アフターサービスに関連する情報をクラブ会員に対して提供するような場合において、住宅メンテナンスに関する情報を冊子にして、定期的に会員に郵送することによって提供していた。
【0003】
しかし、このような冊子による配布では、各会員に対して画一的な情報しか提供することができない。
【0004】
しかも、会員は、そのような配布される冊子を必ずしも保存しているわけではないので、必要なときに情報を取り出すことができない虞がある。
【0005】
そこで、近年、インターネットによる会員制クラブを利用して、住宅アフターサービスに関連する情報をクラブ会員に対して提供するシステムが普及している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このインターネットを利用したシステムにおいては、提供する情報の鮮度、保存性という観点においては、冊子よりも改善されているが、幅広い会員に対して画一的な情報しか提供することができないという問題がある。
【0007】
また、このようなインターネットを通じて住宅アフターサービスを提供する場合、住宅のメンテナンスに関する情報が多過ぎて、会員にとって判りにくいという問題がある。つまり、新築1年以内の会員にも、築20年の会員にも、画一的な同じメンテナンス情報が提供されるという問題がある。
【0008】
さらに、提供されるメンテナンス情報数は非常に多いが、会員がその時期に必要としている情報は限られている。
【0009】
ここで、従来の情報提供例について説明する。
【0010】
図8は、従来のインターネットを利用してメンテナンス情報を提供する場合の例を示す。
【0011】
各会員は、パソコン等の表示画面に表示されたホームページ10上で、住宅アフターサービスに関する数多くのメンテナンス情報11を知ることができる。
【0012】
この場合、新築ほやほやの会員に対して「外壁吹き替えお勧め」というメンテナンス情報11の提供は好ましくない。逆に、築20年以上で外壁吹き替えしていない会員に対しては、「外壁吹き替えお勧め」というメンテナンス情報11は必須の提供となる。
【0013】
また、台風予報が出されれば、台風が来る地域の会員には、サッシ・天窓の雨進入防止対策、屋根雨漏れの応急対策、給湯器の点検などのメンテナンス情報11は必要だが、その他の、キッチンセットのお手入れ、居間の床、お風呂のタイル、エアコン等のメンテナンス情報11は不要である。このようにホームページ10において、べたで多くのメンテナンス情報11が羅列されていても、会員は必要な情報のみを選択して取得できない。
【0014】
また、自分で住まいの手入れが苦手、或いは、手入れする時間がない会員に対して、DIY(Do It Yourself)で外壁洗浄するメンテナンス情報11を提供しても興味を示さないばかりか、自分にとっては非常に多くの無駄なメンテナンス情報11であるため、検索してみようという意欲までもなくし、結局のところ、インターネット会員を脱会することになりかねない。
【0015】
そこで、本発明の目的は、通信手段を介したクラブ会員に対して、住宅アフターサービスに関連する情報を、各会員のニーズに応じて、必要な情報のみをタイムリーに提供することが可能な情報提供装置、情報提供システム、並びに情報提供方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明は、メンテナンス情報配信システムであって、該システムは、メンテナンス情報源を有する情報提供装置と、該情報提供装置と通信手段を介して接続された複数の情報端末機とを具え、前記メンテナンス情報源は、住宅アフターサービスに対応した各種のメンテナンス情報が記憶され、前記情報提供装置は、前記メンテナンス情報源を構成する前記各種のメンテナンス情報に関連する建物データと会員データを、個々の会員の情報端末機毎に収集して個別データを生成する個別データ生成手段と、ここで、前記建物データは、建物の劣化に関する情報であるメンテナンス時期に関連するメンテナンス項目として、少なくとも、住宅の築年属性、メンテナンス日、メンテ項目メンテナンス履歴属性を含み、前記個別データ生成手段は、前記建物データから得られた建物の劣化度合いを示すデータランクを用いて推定劣化経年ラインを算出し、該推定劣化経年ラインに基づいて前記建物の前記メンテナンス時期を決定する手段を含み、前記収集された個々の会員の情報端末機毎の個別データを用いて、各会員の個別データである、前記住宅の築年属性の築年数、前記メンテ項目の点検年月日、または前記メンテナンス日の最終メンテナンスからの経過年数が、所定の経過年数以上か否かを調べて、当該メンテナンス項目についてメンテナンス時期に達しているか否かを判断することによって、該メンテナンス時期に達している第一のグループと、該メンテナンス時期に達していないその他の第二のグループとに分類し、該分類後にさらに、該第二のグループについては、前記メンテナンス項目に基づいて再度分類することによって、自己メンテナンスに関連する第三のグループを作成する属性分類手段と、前記第一のグループには、前記メンテナンス情報源の中から、当該第一のグループのメンテナンス時期に関連するメンテナンス工事の案内に係るメンテナンス情報を選択し、前記第二のグループに基づく前記第三のグループには、前記メンテナンス情報源の中から、当該第三のグループメンテナンス情報を選択することによって、当該第一のグループおよび第三のグループの各会員の情報端末機へ前記選択された各メンテナンス情報のデータを配信するための制御を行う情報配信制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0017】
前記情報配信制御手段は、前記第一のグループおよび第三のグループの各会員の情報端末機に前記選択された各メンテナンス情報のデータを配信するに際して、メンテナンスが必要とされるメンテナンス情報に対して配信する優先順位を付す手段をさらに含んでもよい。
【0018】
前記情報配信制御手段は、前記優先順位が付けられたメンテナンス情報のデータを、所定のデータを参照して、各情報端末機のフロントページに表示させるか、又は第2番目、第3番目以下のページにランクを下げて表示させるかを決定する手段をさらに含んでもよい。
【0019】
前記情報配信制御手段は、前記メンテナンス情報のデータを前記各会員の情報端末機に配信するが、該配信に際して直近のメンテナンス終了後の所定期間は配信しないように制御する手段をさらに含んでもよい
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0033】
(システム構成)
図1は、本発明に係る情報提供システムの構成例を示す。
【0034】
本システムは、情報提供装置100と、該装置100とインターネット200を介して接続された会員210とから構成される。
【0035】
情報提供装置100は、住宅アフターサービスに関連する情報を、各会員210に対して提供する装置である。
【0036】
この情報提供装置100には、情報源110と、データ収集部120と、情報分類部130と、情報選択部140と、情報提供制御部150と、管理部160と、処理部170と、入出力部180とが備えられている。
【0037】
情報源110は、住宅アフターサービスに関連する各種の数多くのメンテナンス情報111から構成される。
【0038】
このメンテナンス情報111は、部材・部品、部位、仕様年、特別注意情報、新製品性能、メンテナンス方法、標準メンテナンス費用、メンテナンス時期等からなる。
【0039】
データ収集部120は、各種のメンテナンス情報111に関連する個別データ121を備えている。このデータ収集部120は、各種のメンテナンス情報111に関連する個別データ121を、個々の会員毎に収集する機能をもつ。
【0040】
この個別データ121は、会員データ122と、建物データ123と、非定常データ(オプションデータ)124とからなり、会員210毎(氏名・会員No.の識別番号)に登録される。
【0041】
会員データ122は、家族構成、職業、共働き、ガーデニング、車有無、DIY能力、風呂好き、料理好き、ペット、老人要介護(介護ランク)、氏名、住所等からなる。
【0042】
建物データ123は、築年(引渡日)、直近メンテナンス年、建設位置、日照・雨量、振動、交通量、樹木・鳥・動物、アンテナ劣化(錆)、酸性雨、点検データ(劣化度)、メンテナンス履歴、氏名等からなる。すなわち、建物の劣化に関係する情報である。
【0043】
非定常データ124は、台風情報、梅雨情報、寒気情報、地震、氏名等からなる。
【0044】
情報分類部130は、収集された個々の会員毎の個別データ121の内容に応じて、会員210をグループ化する機能をもつ。
【0045】
情報選択部140は、グループ化された各グループ毎に、情報源110の中からグループ特性に基づいてメンテナンス情報111を選択する機能をもつ。
【0046】
情報提供制御部150は、情報選択部140によって選択されたメンテナンス情報111を、当該グループの各会員210に提供するための制御を行う機能をもつ。
【0047】
管理部160は、CPU等を備え、データの収集、管理等に関する本システム全体の統括的な制御を行う機能をもつ。
【0048】
処理部170は、本発明に係る制御プログラム等の各種のプログラムを記録するROM7、各種の演算処理に用いられるRAM等から構成される。
【0049】
入出力部180は、各種のデータを入力する入力機能、画像データやホームページを含む各種の情報を表示する出力機能等を有している。
【0050】
200は、通信手段としてのインターネット等のネットワークである。
【0051】
210は、ネットワーク200に接続された会員であり、ここでは情報端末機(パーソナルコンピュータ等)によって、情報提供装置100から提供されるホームページ300,310(後述する図6、図7参照)を閲覧することができる。
【0052】
(個別データ)
次に、個別データ121について説明する。
【0053】
図2(a)は、各会員210毎に分類した個別データ121を示す。
【0054】
個別データ121は、前述したように、建物データ123、会員データ122等を用いて構成することができる。
【0055】
この例では、個別データ121は、会員の識別番号125aと、邸名125b、住所125c、引渡日125d、年数属性(Y)125e、メンテナンス日125f、メンテ項目125g、メンテナンス履歴属性125h(経過年)等からなる建物データ123と、DIY属性125iからなる会員データ122とに基づいて、各会員210毎に登録される。
【0056】
年数属性125eは、建物の築年数(Y)、築年数等から決まる耐久性基本データ、建築エリアに関する属性である。
【0057】
メンテナンス日125fは、98年12月1日、97年、5月12日等の年月日が記載される。
【0058】
メンテ項目125gは、水洗・点検等のメンテナンス内容が記載される。
メンテナンス履歴属性125hは、例えば、何年何月何日に外壁の点検済み、屋根の点検済みといった、メンテナンスの履歴に関する属性である。例えば、メンテナンス後において、最終メンテナンスからの経過年をデータとして持っている。
【0059】
DIY属性125iは、メンテナンスを会員自分で行うか否かを示す属性であり、自分で行う場合にはイエス(=Y)、そうでない場合はノー(=N)で表現する。
【0060】
また、必要に応じて、個別データ121として、図2(b)に示すような非定常データ124を加えることができる。この例では、非定常データ124は、提供季節(春・夏・秋・冬)、天候(台風・雹・地震)等に関するデータ群からなる。
【0061】
(建物データ)
図3は、建物データ123の1例を示す。
【0062】
建物データ123は、メンテナンス点検時に建物を調査して判定する属性である。その調査内容としては、例えば、外壁洗浄、防水シートの張り替え、配水管洗浄、屋根の雨漏れ、お風呂のタイル、居間の床の張り替え、給湯器の点検等の点検データがある。
【0063】
以下、調査内容として、外壁塗装を例に挙げる。
【0064】
外壁塗装における劣化度の経年変化の割合は、経験則から基本的に決まっている。外壁の点検内容としては、防水、汚れを調べる。
【0065】
図3において、点検データ20(ランク3)は、標準劣化度を示すものであり、10年目を外壁の塗装時期とする。つまり、10年経過した時点で、標準的な日照による紫外線劣化や、雨・風などによる汚れが生じ、標準的な施工にて塗装する必要があるものと判断する。
【0066】
ところが、日照条件や建築場所(海岸に近い)によって劣化度合いが標準から変化すると、点検データ21(ランク1)や点検データ22(ランク5)に変化する。点検データ21(ランク1)は、劣化度合いが標準よりも大きい場合であり、塗装時期を7年と短く設定した例である。点検データ22(ランク5)は、劣化度合いが標準よりも小さい場合であり、塗装時期を14年とより長く設定した例である。
【0067】
このような劣化の割合は、点検員が点検時に防水、汚れ等の劣化評価を行い、データランク(ランク1〜ランク5)を決定する。このデータランクにより、計算式に基づいて推定劣化経年ライン20,21,22を算出する。この推定劣化経年ライン20〜22に基づいて、外壁塗装の時期を判断する。
【0068】
従って、建物データ123の建物属性として、点検によって入力したデータランクに基づいて、推奨の塗装時期を7年、10年、14年のいずれかに決定することができる。
【0069】
以上説明したような各会員210毎の個別データ121を用いて、グループ化処理を行うことになる。
【0070】
(システム動作)
次に、本システムの動作を、図4および図5に基づいて説明する。
【0071】
本システムでは、住宅アフターサービスに関連する各種のメンテナンス情報111からなる情報源110を用い、上述したような各種のメンテナンス情報111に関連する個別データ121を個々の会員210毎に収集する収集処理と、収集された個々の会員毎の個別データ121を用いて該会員210をグループ化するグループ化処理と、グループ化された各グループ毎に情報源110の中からグループ特性に基づいてメンテナンス情報111を抽出して、当該グループの会員210に提供するための制御を行う情報提供制御処理とに分けられる。
【0072】
以下、グループ化処理、情報提供制御処理を、具体例を挙げて説明する。なお、会員データ122の収集処理については前述したので、ここでの説明は省略する。
【0073】
[事例1]
まず、第1の事例について説明する。
【0074】
山田邸、建設地埼玉県大宮市、引渡93年12月1日、築6年、2階建、外壁ALC、3年前の建物では外壁評価劣化は、点検データのランク5とする。また、DIY属性125iは、「Y」とする。
【0075】
このような会員210に関する属性データは、前述した図2(a)に示したような個別データ121として登録される。
【0076】
(グループ化処理)
図4は、図2(a)の個別データ121を用いて、会員210のグループ化処理を行う1例を示す。
【0077】
ステップS1では、築年が5年以上経過しているか否かを調べる。ここでは、築年Y=6であるため、ステップS2に移行する。
【0078】
ステップS2では、10年以上か否かを調べ、ここでは10年以下であるため、ステップS3に進む。
【0079】
ステップS3では、DIY=Yと設定されているため、山田会員210はグループG1に分類される。
【0080】
その他、DIY=Nの場合には、グループG3に分類される。また、ステップS1で5年以下の場合には、ステップS4に進み、DIYの値によって、グループG3又はグループG4に分類される。また、ステップS2で10年以上の場合には、グループG2に分類される。
【0081】
以上のようなグループ化処理によって、各会員210は、グループ特性、すなわち、住宅アフターサービスとして要望している情報毎に、分類される。
【0082】
この例では、G1の山田会員210の場合には、主に「自分でできる外壁点検」等に類するメンテナンス情報111のグループに分けられたことになる。
【0083】
なお、G2の会員210は主に「外壁塗装のお勧め」のメンテナンス情報111に関連したグループ特性に属し、G3の会員210は主に「水洗・点検有料サービス」のメンテナンス情報111に関連したグループ特性に属し、G4の会員210は主に「壁の水洗方法」のメンテナンス情報111に関連したグループ特性に属する。
【0084】
(情報提供制御処理)
図5において、図4のグループ化処理を行った後の情報提供制御処理を説明する。
【0085】
上記のグループ化処理によって、会員210がG1〜G6に分類されているものとする。
【0086】
このようにしてグループ化された各グループ毎に、情報源110の中からグループ特性に基づいてメンテナンス情報111を選択する。
【0087】
例えば、情報源110として10万種類のメンテナンス情報111を備えている場合、10万種類のメンテナンス情報111の中から、各グループに最も関連する情報のみを選択する。
【0088】
G1の山田会員210の場合、10万種類のデータのうち、グループ特性として主に自分でできる外壁点検等に類するメンテナンス情報111が選択され、ここでは10個のデータ400〜410が選択されるものとする。
【0089】
同様に、G6の会員210の場合、10万種類のデータのうち、グループ特性として防水シートの張替等に類するメンテナンス情報111、すなわち5個のデータ400〜405が選択されるものとする。その他、G2,G3,G4,G5についても同様に、各グループ毎に必要なデータのみが選択される。
【0090】
このようにして各グループ毎に選択されたデータは、情報提供装置100から、各会員210へネットワーク200を通じて提供される。この場合、情報提供装置100は、メンテナンス情報111として選択したデータ400〜410等を単に送るのではなく、データに優先順位を付し、会員210にとって最も必要と思われるデータを優先させて配信する制御を行う。
【0091】
すなわち、情報提供装置100は、G1の山田会員210に対して、10個のデータ400〜410を配信するわけであるが、そのデータのうち優先順位の最も高いデータ400をまず最初に配信する。これにより、山田会員210は、パソコンに表示されたホームページ上で、その配信されたフロントページのデータ400を閲覧することができる。このデータ400には、前述した図4に示したような「自分でできる外壁点検」という会員が最も希望とする内容が記載されている。
【0092】
同様に、G6の会員210におけるパソコンのフロントページには、5個のデータ400〜405のうち、優先順位の最も高いデータ400として「防水シートの張替」が掲載される。また、G2の会員210に対しては「外壁塗装のお勧め」、G3会員210に対しては「水洗・点検有料サービス」、G4会員210に対しては「壁の水洗方法」といった内容がフロントページに掲載される。
【0093】
また、データを優先してフロントページに掲載するか否かは、図2(b)に示すように、非定常データ124を参照して、天気予報が雨ならばランクを下げて、2番目、3番目のページに表示するデータ401,402にしてもよい。
【0094】
この他に情報提供装置100からの情報提供方法として、メンテナンス履歴属性125hに関連するメンテナンス情報111の配信に際して、メンテナンスが一旦終了した後は、一定期間だけ提供を行わないように制御してもよい。また、顧客属性121aの内容、すなわち、所定の会員210によっては、選択したメンテナンス情報の提供を行わないように制御してもよい。
【0095】
[事例2]
まず、第2の事例について説明する。
【0096】
伊藤邸、建設地平塚市、引渡97年3月30日、築3年、3階建、外壁ALCとする。また、DIY属性125iは、DIY=「N」とする。
【0097】
このような会員210に関する個別データデータは、図2(a)の個別データ121として登録される。
【0098】
(グループ化処理)
図4は、図2(a)の個別データ121を用いて、会員210のグループ化処理を行う1例を示す。
【0099】
ステップS1では、築年が5年以上経過しているか否かを調べる。ここでは、築年Y=3であるため、ステップS2に移行する。
【0100】
ステップS2では、10以下であるため、ステップS3に進み、DIY=Nであり、伊藤会員210はグループG3に分類される。
【0101】
この例では、G3の伊藤会員210は、後述する主に「水洗・点検有料サービス」等に関するメンテナンス情報111を最も望んでいるグループに振り分けられたことになる。
【0102】
(情報提供制御処理)
図5において、伊藤会員210はG3のグループに属するので、情報源110の中から、G3のグループ特性すなわち個別データに対応したメンテナンス情報111が選択される。
【0103】
ここでは、メンテナンス情報111として、まず、優先度の最も高い水洗・点検有料サービスに関するデータ400が選択される。この選択された水洗・点検有料サービスに関する情報は、G3グループの各会員210に配信され、伊藤会員210のパソコン上にフロントページとして掲載されることになる。
【0104】
(フロントページデータ)
次に、各グループの会員210に配信されるデータ例を、図6および図7に基づいて説明する。
【0105】
図6は、G1の山田会員210のパソコンの表示画面300上に表示されるデータ例を示す。
【0106】
この表示画面300上のフロントページには、情報提供装置100から配信されたデータ400が表示される。
【0107】
上段の欄には、会員の氏名として、「山田泰三さん」が表示される。中段の欄には、住まいのワンポイントアドバイスとして、データ400の「自分でできる外壁点検」の内容が具体的に表示される。
【0108】
ここでは、「暖かい日に外壁洗浄をしましょう」と表示され、以下、その外壁洗浄に関する各種の具体的な項目として、「○○製高所用高圧シャワーを買いましょう。」、「△△ホームセンタ、▲▲店などで替えます。」、「長靴、濡れてもいい服装に着替えて下さい。」、「作業は次の要領で」が記載されている。さらに、詳細な内容を知りたいならば、その項目についてクリックを行うことによって、その内容が表示される。なお、下段の欄には、連絡先として、「山本芳夫まで」と表示される。
【0109】
図7は、G3の伊藤会員210のパソコンの表示画面300上に表示されるデータ例を示す。
【0110】
この表示画面300上のフロントページには、情報提供装置100から配信されたデータ400が表示される。
【0111】
上段の欄には、会員の氏名として、「伊藤健児さん」が表示される。中段の欄には、住まいのワンポイントアドバイスとして、データ400の「水洗・点検有料サービス」の内容が具体的に表示される。
【0112】
ここでは、サービスに関する「方法」、「費用」、「梅雨に入る前の5月中に工事をお勧めします。」等の項目が表示される。そして、これら各項目をクリックすることによって、各々詳細なサービス内容が表示されることになる。なお、下段の欄には、連絡先として、「横山功まで」と表示される。
【0113】
上記表示例では、フロントページとして表示されるデータ400を例に挙げたが、表示画面300内でクリック操作等を行うことによって、2ページ目にデータ401、3ページ目にデータ402というように、各グループ毎に選択されたデータのうち優先順位の高いのもから順に表示される。
【0114】
従って、会員にとっては、単にクリック操作を繰り返すことによって、自分の要望しているデータのみが順次表示され、無関係なデータは全く表示されないため、操作上の煩わしさを無くすことができる。これにより、長時間、表示画面300に向かって多数のデータの中から所望のデータのみを選択してサービスのアドバイスを受けるといったような作業をなくすことができるため、多忙な会員にとっても有益なものとすることができる。
【0115】
また、新築1年以内の会員210には、主に新築時に生じる各種の問題に対処したサービスを、築20年の会員210には、主に点検・修理・改築に関するサービスを、それぞれ個人のニーズに沿った形で個別のメンテナンス情報111を提供することができる。
【0116】
なお、上記例では、情報提供装置100を例に挙げたが、これに限るものではなく、例えば、メンテナンス情報111を有する情報源110を情報提供装置100から分離して別体として設けて情報提供システムとして構成しても同様な作用効果を得ることができる。この場合、例えば、情報源110を海外の地域に設置して、インターネット200を介してメンテナンス情報111を情報提供装置100にとり込み、会員210との間で住宅アフターサービスに関する情報の提供を行うことが可能である。
【0117】
また、本発明は、上記説明したように、住宅のような長期に渡って使用するものに有効である。すなわち、住宅の各部分の耐久期間(劣化)が大きく異なる場合、住んでいるものにとって各部分の耐久について認識しにくいのである。更には、使用者が認識しにくい使用条件の差によって耐久性が異なってくるのである。ここでいう、住宅の部分とは、住宅メーカが供給するものに限らず、大型家電製品や車などを含めることも可能である。
【0118】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、住宅アフターサービスに関連する各種のメンテナンス情報からなるメンテナンス情報源を用い、メンテナンス情報に関連する個別データを会員毎に収集し、収集された個別データを用いて会員をグループ化し、各グループ毎にメンテナンス情報源の中からグループ特性に基づいてメンテナンス情報を抽出し、その抽出したメンテナンス情報のみをグループの会員に提供する制御を行うようにしたので、膨大なデータ群の中から各会員のニーズに沿った必要な情報のみをタイムリーに提供することができ、また、インターネット上に無駄な情報が流れないので、会員にとって接続料、電話代を節約することができる。
【0119】
また、本発明によれば、優先順位の高いメンテナンス情報から優先してデータを抽出して配信するようにしたので、会員にとって一段と効率良く利用することができる。
【0120】
また、本発明によれば、メンテナンスが一旦終了したメンテナンス情報については一定期間提供をしないような制御、また、顧客属性の内容によっては抽出されたメンテナンス情報の提供をしないような制御を行うようにしたので、会員のニーズに沿った一段と質の高いサービスを提供することができ、すなわち、会員は、必要プラスアルファ程度のみを受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である、情報提供システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】(a)は個別データ、(b)は非定常データを示す説明図である。
【図3】外壁点検データランクと推奨塗装時期との関係を示す特性図である。
【図4】グループ化処理を示すフローチャートである。
【図5】本システムの全体的な処理の流れを示す説明図である。
【図6】会員に配信されるフロントページのデータ内容を示す説明図である。
【図7】会員に配信されるフロントページのデータ内容を示す説明図である。
【図8】従来の会員に提供されるデータの表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 情報提供装置
110 情報源
111 メンテナンス情報
120 データ収集部
121 個別データ
122 会員データ
123 建物データ
124 非定常データ
130 情報分類部
140 情報選択部
150 情報提供制御部
160 管理部
170 処理部
180 入出力部
210 会員
300 表示画面
400〜410 データ

Claims (4)

  1. メンテナンス情報配信システムであって、該システムは、メンテナンス情報源を有する情報提供装置と、該情報提供装置と通信手段を介して接続された複数の情報端末機とを具え
    前記メンテナンス情報源は、住宅アフターサービスに対応した各種のメンテナンス情報が記憶され、
    前記情報提供装置は、
    前記メンテナンス情報源を構成する前記各種のメンテナンス情報に関連する建物データと会員データを、個々の会員の情報端末機毎に収集して個別データを生成する個別データ生成手段と、
    ここで、前記建物データは、建物の劣化に関する情報であるメンテナンス時期に関連するメンテナンス項目として、少なくとも、住宅の築年属性、メンテナンス日、メンテ項目メンテナンス履歴属性を含み、
    前記個別データ生成手段は、前記建物データから得られた建物の劣化度合いを示すデータランクを用いて推定劣化経年ラインを算出し、該推定劣化経年ラインに基づいて前記建物の前記メンテナンス時期を決定する手段を含み
    前記収集された個々の会員の情報端末機毎の個別データを用いて、各会員の個別データである、前記住宅の築年属性の築年数、前記メンテ項目の点検年月日、または前記メンテナンス日の最終メンテナンスからの経過年数が、所定の経過年数以上か否かを調べて、当該メンテナンス項目についてメンテナンス時期に達しているか否かを判断することによって、該メンテナンス時期に達している第一のグループと、該メンテナンス時期に達していないその他の第二のグループとに分類し、該分類後にさらに、該第二のグループについては、前記メンテナンス項目に基づいて再度分類することによって、自己メンテナンスに関連する第三のグループを作成する属性分類手段と、
    前記第一のグループには、前記メンテナンス情報源の中から、当該第一のグループのメンテナンス時期に関連するメンテナンス工事の案内に係るメンテナンス情報を選択し、前記第二のグループに基づく前記第三のグループには、前記メンテナンス情報源の中から、当該第三のグループメンテナンス情報を選択することによって、当該第一のグループおよび第三のグループの各会員の情報端末機へ前記選択された各メンテナンス情報のデータを配信するための制御を行う情報配信制御手段と
    を具えたことを特徴とするメンテナンス情報配信制御システム。
  2. 前記情報配信制御手段は、
    前記第一のグループおよび第三のグループの各会員の情報端末機に前記選択された各メンテナンス情報のデータを配信するに際して、メンテナンスが必要とされるメンテナンス情報に対して配信する優先順位を付す手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のメンテナンス情報配信制御システム。
  3. 前記情報配信制御手段は、
    前記優先順位が付けられたメンテナンス情報のデータを、所定のデータを参照して、各情報端末機のフロントページに表示させるか、又は第2番目、第3番目以下のページにランクを下げて表示させるかを決定する手段をさらに含むことを特徴とする請求項2記載のメンテナンス情報配信制御システム。
  4. 前記情報配信制御手段は、
    前記メンテナンス情報のデータを前記各会員の情報端末機に配信するが、該配信に際して直近のメンテナンス終了後の所定期間は配信しないように制御する手段をさらに含むことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のメンテナンス情報配信制御システム。
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