JP2015064710A - 防犯対策情報提供システム - Google Patents

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Abstract

【課題】防犯以外の効果が加味された防犯対策情報を提供することが可能な防犯対策情報提供システムを提供することを目的とする。【解決手段】住宅H1における複数の防犯対策情報10,11が記憶された防犯対策情報データベース7を備え、当該防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する防犯対策情報提供システムにおいて、複数の防犯対策情報10,11は、防犯対策情報データベース7に対して、複数のカテゴリーからなる検索条件が各防犯対策情報10,11に対応付けられた状態で記憶されている。また、複数のカテゴリーは、住宅H1における防犯効果についての複数の項目からなる第一カテゴリー12と、住宅における防犯以外の効果についての複数の項目からなる第二カテゴリー13と、を含んでいる。【選択図】図1

Description

本発明は、住宅における防犯以外の効果も加味した防犯対策情報を提供する防犯対策情報提供システムに関する。
近年、空き巣等の犯罪件数の増加に伴って住宅の防犯意識が高まっており、これを考慮して防犯対策情報を提供する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この装置は、防犯上危険な箇所を推定する処理装置によって個々の住宅における防犯上の危険箇所を抽出するものである。そして、その抽出結果に対応した防犯グッズの提供も行うことができる。
また、この他にも、防犯の学習を行ったり、防犯対応住宅の建築・リフォームを行ったりする際に用いられる種々の防犯対策情報提供装置やシステム、また住宅の設計手法等が提案されている。
特開2007−114846号公報
ところが、従来の技術においては防犯性の向上に重点が置かれるあまり、住宅としてのデザインや居住性等のような防犯以外の効果が等閑になる場合があった。このため、住宅としてのデザインや居住性等のような防犯以外の効果が加味された防犯対策情報の提供が望まれていた。
本発明の課題は、防犯以外の効果が加味された防犯対策情報を提供することが可能な防犯対策情報提供システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図8に示すように、住宅H1における複数の防犯対策情報10,11が記憶された防犯対策情報データベース7を備え、当該防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する防犯対策情報提供システムにおいて、
前記複数の防犯対策情報10,11は、前記防犯対策情報データベース7に対して、複数のカテゴリーからなる検索条件が各防犯対策情報10,11に対応付けられた状態で記憶されており、
前記複数のカテゴリーは、
前記住宅H1における防犯効果についての複数の項目からなる第一カテゴリー12と、
前記住宅における防犯以外の効果についての複数の項目からなる第二カテゴリー13と、を含むことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第一カテゴリー12と第二カテゴリー13とを含む検索条件が各防犯対策情報10,11に対応付けられているので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、第一カテゴリー12における複数の項目と第二カテゴリー13における複数の項目とを、それぞれ適宜選択して検索することによって、防犯効果だけでなく、防犯以外の効果が加味された防犯対策情報10,11を抽出して提供することができる。換言すれば、抽出して得られた防犯対策情報10,11にある防犯対策を実施することによって住宅H1における防犯効果を上げられるだけでなく、防犯以外の効果を上げることも可能となる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図7に示すように、請求項1に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
前記複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される前記住宅H1の部位を特定するための複数の項目からなる第三カテゴリー14を含むことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される住宅H1の部位を特定するための複数の項目からなる第三カテゴリー14を含むので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、第三カテゴリー14における複数の項目を適宜選択して検索することによって、住宅H1の部位を絞り込んだ防犯対策情報10(11)を抽出することができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1,図6,図7に示すように、請求項2に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
前記住宅H1の建築図面を記憶する記憶手段6を備えており、
前記防犯対策情報10,11には、防犯対策に係るアイテム・要素に係る情報が含まれており、
前記建築図面には、前記アイテム・要素の施行箇所が含まれることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、住宅H1の建築図面にアイテム・要素の施行箇所が含まれるので、防犯対策を実施するために必要なアイテム・要素に係る情報を参照しながら、建築図面を確認することができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1に示すように、請求項3に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
前記建築図面は、任意の住宅H1(H2)の建築図面に変更可能であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、建築図面は、任意の住宅H1(H2)の建築図面に変更可能であるため、例えば任意に設計された住宅H1(H2)の建築図面であっても防犯対策情報をリンクさせることができる。したがって、任意に設計された住宅H1(H2)の場合であっても、防犯対策を実施するために必要な設備・物品等に係る情報を参照しながら、建築図面を確認することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
前記複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される前記住宅H1の形態を特定するための複数の項目からなる第四カテゴリーを含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される住宅H1の形態を特定するための複数の項目からなる第四カテゴリーを含むので、防犯対策情報データベースから少なくとも一つの防犯対策情報を検索して抽出する際に、第四カテゴリーにおける複数の項目を適宜選択して検索することによって、住宅H1の形態を絞り込んだ防犯対策情報を抽出することができる。
請求項6に記載の発明は、例えば図4,図5に示すように、請求項5に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
出力手段2bによって出力される前記防犯対策情報10,11には、前記各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、当該防犯対策情報10,11の検索条件となる項目の全てが表示されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、出力手段2bによって出力される防犯対策情報10,11には、各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、当該防犯対策情報10,11の検索条件となる項目の全てが表示されるので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、実際に検索条件として選択しなかった項目も表示することができる。したがって、実際に検索条件として選択した項目で絞り込んだ防犯対策情報10,11であっても、検索条件として選択しなかった項目を含んだ防犯対策情報10,11であることを一目で確認することができる。また、各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、少なくとも一つの項目を選択すれば、防犯対策情報10,11の検索が可能となる。
本発明によれば、防犯効果だけでなく、防犯以外の効果が加味された防犯対策情報を抽出して提供することができる。
防犯対策情報提供システムの概略構成を示す図である。 ウェブページにおけるメイン画面の一例である。 防犯対策情報検索画面の一例である。 防犯対策情報表示画面の一例である。 防犯対策情報表示画面の他の一例である。 防犯情報対策が対応付けられた住宅の建築図面の一例であり、一階を示す平面図である。 同、二階の一部を示す平面図である。 同、二階の一部および中間階を示す平面図である。 防犯診断画面の一例である。 防犯情報対策が対応付けられた住宅の建築図面の他の一例であり、一階を示す平面図である。 同、二階を示す平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
本実施の形態の防犯対策情報提供システムは、住宅における複数の防犯対策情報10,11が記憶された防犯対策情報データベース7を備え、当該防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出するものである。
また、複数の防犯対策情報10,11は、防犯対策情報データベース7に対して、複数のカテゴリー12,13,14からなる検索条件が各防犯対策情報10,11に対応付けられた状態で記憶されている。
このような防犯対策情報提供システムは、例えば住宅メーカーや公共機関等の情報提供者から、住宅の居住者や購入希望者等のユーザが利用する端末に対して、防犯対策情報を提供できるように構成されている。
すなわち、情報提供者側のサーバ1と、ユーザが利用する端末2とが、インターネット3等の通信ネットワークを介して接続されている。そして、情報提供者から提供される防犯対策情報10,11は、インターネット3を通じて端末2へと提供されることとなる。
サーバ1は、図1に示すように、通信手段4と、制御手段5と、記憶手段6とを備えた周知のWWW(World Wide Web)サーバである。
通信手段4は、インターネット3を介して接続された端末2と、サーバ1との間でデータの送受信を行うものである。
制御手段5は、CPU(Central Processing Unit)やRAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等を含んで構成される。サーバ1は、当該制御手段5の制御により、記憶手段6内に予め格納されたプログラム等に従い、サーバ1の各部の制御や、データの転送、各種演算、データの一時的な格納等を行うことができる。さらに、防犯対策情報データベース7から特定の防犯対策情報10(11)を抽出することができる。
記憶手段6は、CPUで読み取り可能な周知の記録媒体を含んだ構成であり、上述したプログラムが格納されている他、防犯対策情報データベース7や建築図面データベース8、ウェブページデータベース(図示せず)等が格納されている。
端末2は、図1に示すように、入力手段2aと、出力手段2bと、を備える。さらに、この端末2は、図示しないCPUやRAM(ROM)、各種プログラムや各種データ等を記憶する記憶手段、通信手段等を備えており、汎用のパーソナルコンピュータで構成されている。
入力手段2aは、例えばキーボード・マウス等からなり、後述する表示装置に表示されるボタン等を押したり、選択・決定するようにして操作を行うことができる。また、出力手段2bは、パーソナルコンピュータのディスプレイ等の表示装置とされている。なお、これら入力手段2aおよび出力手段2bとして、入力と出力を可能とする所謂タッチパネルを採用してもよいものとする。
出力手段2bである表示装置は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(Liquid Crystal Display)等から構成され、CPUからの指示に従い各種データや処理結果を表示することができる。また、インターネット3を介して接続されたサーバ1から伝送される各種データやウェブページ、防犯対策情報10,11を表示することができる。なお、出力手段2bとして表示装置を用いるとしたが、これに限られるものではなく、例えばプリンター等でもよい。この場合、プリンターから出力された印刷物(カード)を防犯対策情報10,11として扱うことができる。
サーバ1における防犯対策情報データベース7には、上述のように、複数のカテゴリー12,13,14からなる検索条件が対応付けられた状態で複数の防犯対策情報10,11が記憶されている。
本実施の形態における複数のカテゴリーは、第一カテゴリー12と、第二カテゴリー13と、第三カテゴリー14と、を含んでいる。さらに、これら第一〜第三カテゴリー12,13,14に加えて、第四カテゴリー(図示せず)を含んでいてもよいものとする。
なお、以下では、当該防犯対策情報データベース7に記憶された防犯対策情報として、高窓40についての防犯対策情報10と、蔵36についての防犯対策情報11について重点的に説明しているが、これに限られるものではない。その他にも例えば、面格子についての防犯対策情報や、トップライトについての防犯対策情報、高さの低い植栽についての防犯対策情報、見通しの良い外構計画についての防犯対策情報、防犯カメラについての防犯対策情報等、多岐にわたる種々の防犯対策情報を挙げることができる。
第一カテゴリー12は、図3に示すように、住宅H1における防犯効果についての複数の項目からなる。これら複数の項目は、「狙われない」という項目と、「入られない」という項目と、「盗られない」という項目からなる。
「狙われない」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が住宅H1の狙われにくさの向上を図ったものであるか否か、狙われにくさを効果として発揮できるか否か、を検索条件とするための項目である。
「入られない」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が住宅H1への侵入しにくさの向上を図ったものであるか否か、侵入しにくさを効果として発揮できるか否か、を検索条件とするための項目である。
「盗られない」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が被害の出にくさの向上を図ったものであるか否か、被害の出にくさを効果として発揮できるか否か、を検索条件とするための項目である。
第二カテゴリー13は、図3に示すように、住宅H1における防犯以外の効果についての複数の項目からなる。これら複数の項目は、「健康・快適」という項目と、「デザイン」という項目と、「エコ・省エネ」という項目と、「プライバシー」という項目と、「風雨対策」という項目と、「メンテナンス」という項目からなる。
「健康・快適」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、居住者への健康配慮がなされたものであるか否か、居住空間の快適性の向上を図ったものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
「デザイン」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、住宅H1のデザイン性の向上を図ったものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
「エコ・省エネ」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、地球環境に配慮されたものであるか否か、住宅H1における省エネ性の向上を図ったものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
「プライバシー」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、住宅H1におけるプライバシーの確保を図ったものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
「風雨対策」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、住宅H1における風雨対策として機能するものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
「メンテナンス」という項目は、当該項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策が、メンテナンスのしやすさの向上を図ったものであるか否か、を検索条件とするための項目である。
第三カテゴリー14は、図3に示すように、防犯対策が実施される住宅H1の部位を特定するための複数の項目からなる。また、これら複数の項目は、「窓」という項目と、「玄関・勝手口」という項目と、「建物形状」という項目と、「エクステリア」という項目と、「空調・換気」という項目と、「蔵(大型収納)」という項目からなる。
すなわち、これら第三カテゴリー14における各項目は、当該各項目が検索条件として対応付けられた防犯対策情報において、その防犯対策を実施するために必要なアイテム・要素が、住宅H1のいずれの箇所に施されるものであるか、を検索条件とするための項目である。
第四カテゴリーは、防犯対策が実施される住宅H1の形態を特定するための複数の項目からなる。これら複数の項目は、「一戸建て」という項目と、「共同住宅」という項目と、「分譲団地」という項目と、「リフォーム」という項目からなる。
すなわち、これら第四カテゴリーにおける各項目は、防犯対策が実施される住宅H1が、「一戸建て」であるか、「共同住宅」であるか、「分譲団地」であるか、「リフォーム」であるかを検索条件とするための項目である。
建築図面データベース8には、例えば図6〜図8に示すような住宅H1の建築図面が記憶されている。建築図面の種類としては、図6〜図8に示す平面図だけでなく、立面図、断面図、付近見取図等を始めとする各種建築図面が挙げられる。
また、防犯対策情報10,11には、防犯対策に係るアイテム・要素に係る情報が含まれており、建築図面には、当該アイテム・要素の施行箇所が含まれている。
なお、防犯対策情報10におけるアイテム・要素は「高窓40」である。図8に示す建築図面である平面図に、当該「高窓40」の施行箇所が示されている。
また、防犯対策情報11におけるアイテム・要素は「蔵36(大型収納)」(「蔵のある家」)である。図7に示す建築図面である平面図に、当該「蔵36(大型収納)」の施行箇所が示されている。
また、このような建築図面データベース8に記憶された建築図面は、サーバ1からインターネット3を介して端末2に送信され、端末2の出力手段2bである表示装置によって表示される。
また、建築図面は、任意の住宅(例えば図10,図11の住宅H2)の建築図面に変更可能である。より具体的には、CADによって作成された建築図面と防犯対策情報10,11とを連携させて、当該防犯対策情報10,11をCADデータ上に配置することができる。したがって、他の建築図面のCADデータと防犯対策情報10,11とを連携させれば、当該防犯対策情報10,11を他の建築図面のCADデータ上に配置することができる。
変更された建築図面同様にも、端末2の出力手段2bである表示装置によって表示することができる。
ウェブページデータベースには、例えば図2〜図5に示すような防犯対策に係るウェブページのデータが記憶されている。また、このようなウェブページは、サーバ1からインターネット3を介して端末2に送信され、端末2の出力手段2bである表示装置によって表示される。
図2は、サーバ1から端末2に送信される防犯対策に係るウェブページにおけるメイン画面の一例である。このメイン画面には、ユーザが防犯対策情報検索画面を選択するための防犯対策情報検索画面選択部9aと、ユーザが防犯診断画面を選択するための防犯診断画面選択部9bとが表示されている。
防犯対策情報検索画面選択部9aには「START」ボタンB1の表示があり、防犯診断画面選択部9bには「診断する」ボタンB2の表示がある。そして、「START」ボタンB1を押すと、図3に示す防犯対策情報検索画面に移り、「診断する」ボタンB2を押すと、図9に示す防犯診断画面に移る。
防犯対策情報検索画面には、図3に示すように、第一カテゴリー12を表示する欄と、第二カテゴリー13を表示する欄と、第三カテゴリー14を表示する欄とが表示されている。なお、図示はしないが、第四カテゴリーを表示する欄を表示してもよいものとする。
また、防犯対策情報検索画面には、検索結果を表示する画面に移行するための「検索」ボタンB3も表示されている。
第一カテゴリー12を表示する欄には、「狙われない」ボタン12aと、「入られない」ボタン12bと、「盗られない」ボタン12cが表示される。
「狙われない」ボタン12aを入力手段2aによって押すことで、第一カテゴリー12における「狙われない」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「入られない」ボタン12bを入力手段2aによって押すことで、第一カテゴリー12における「入られない」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「盗られない」ボタン12cを入力手段2aによって押すことで、第一カテゴリー12における「盗られない」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
第二カテゴリー13を表示する欄には、「健康・快適」ボタン13aと、「デザイン」ボタン13bと、「エコ・省エネ」ボタン13cと、「プライバシー」ボタン13dと、「風雨対策」ボタン13eと、「メンテナンス」ボタン13fが表示される。
「健康・快適」ボタン13aを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「健康・快適」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「デザイン」ボタン13bを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「デザイン」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「エコ・省エネ」ボタン13cを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「エコ・省エネ」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「プライバシー」ボタン13dを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「プライバシー」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「風雨対策」ボタン13eを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「風雨対策」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「メンテナンス」ボタン13fを入力手段2aによって押すことで、第二カテゴリー13における「メンテナンス」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
第三カテゴリー14を表示する欄には、「窓」ボタン14aと、「玄関・勝手口」ボタン14bと、「建物形状」ボタン14cと、「エクステリア」ボタン14dと、「空調・換気」ボタン14eと、「蔵(大型収納)」ボタン14fが表示される。
「窓」ボタン14aを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「窓」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「玄関・勝手口」ボタン14bを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「玄関・勝手口」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「建物形状」ボタン14cを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「建物形状」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「エクステリア」ボタン14dを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「エクステリア」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「空調・換気」ボタン14eを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「空調・換気」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「蔵(大型収納)」ボタン14fを入力手段2aによって押すことで、第三カテゴリー14における「蔵(大型収納)」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
第四カテゴリーを表示する欄がある場合には、「一戸建て」ボタンと、「共同住宅」ボタンと、「分譲団地」ボタンと、「リフォーム」ボタンが表示される。
「一戸建て」ボタン(図示せず)を入力手段2aによって押すことで、第四カテゴリーにおける「一戸建て」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「共同住宅」ボタン(図示せず)を入力手段2aによって押すことで、第四カテゴリーにおける「共同住宅」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「分譲団地」ボタン(図示せず)を入力手段2aによって押すことで、第四カテゴリーにおける「分譲団地」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
「リフォーム」ボタン(図示せず)を入力手段2aによって押すことで、第四カテゴリーにおける「リフォーム」という項目を、防犯対策情報10,11の検索条件として選択することができる。
図4は、サーバ1から端末2に送信される防犯対策に係るウェブページにおける防犯対策情報表示画面である。当該表示画面には、ウェブページとして生成された防犯対策情報10が表示されている。また、上述のように、防犯対策情報10におけるアイテム・要素は「高窓40」である。
ウェブページとして生成された防犯対策情報10には、第一カテゴリー12が表示される欄と、第二カテゴリー13が表示される欄と、第三カテゴリー14が表示される欄とがある。また、これらの表示欄には、各カテゴリー12,13,14を構成する各項目がそれぞれ表示されている。
さらに、このような防犯対策情報10には、アイテム・要素の名称が表示される名称欄15と、防犯対策の詳細を説明するための説明欄16と、画像が表示される画像欄17とがある。
「高窓40」についての防犯対策情報10を、より詳細に説明すると、図4に示すように当該防犯対策情報10には、第一カテゴリー12における「狙われない」という項目と、「入られない」という項目とが対応付けられている。
すなわち、高窓40は、採光や排煙のために部屋の天井近くに設けられる窓であり、この高窓40を利用して住宅H1内に侵入することは困難であるため、狙いにくく、入りにくいことが考えられる。そのため、「狙われない」という項目と、「入られない」という項目とが対応付けられている。
第二カテゴリー13においては、「健康・快適」という項目と、「エコ・省エネ」という項目と、「プライバシー」という項目と、「風雨対策」という項目とが、防犯対策情報10に対応付けられている。
すなわち、高窓40は、通常の高さの窓よりも部屋の奥まで採光が可能となるとともに、上昇する性質を持つ部屋内の暖気を排出しやすいため、居住者の健康的な生活や快適性に配慮することができる。
また、温暖な季節においては暖気を排出でき、寒冷な季節においては太陽光を部屋の奥まで採ることができるので、その分、空調に係るエネルギーを低減させることができる。
また、高窓40は、通常の窓よりも高い位置に設けられるので、外部から住宅H1内に向かう視線を遮蔽しやすい。
さらに、高窓40は、部屋の天井近くの高さに設けられるため、屋根の直下階においては軒下に入りやすく、風雨が侵入しにくい。また、この高窓40を横すべり出し窓とすれば、暖気を排出しやすく風雨が侵入しにくい。
第三カテゴリー14においては、「窓」という項目が、防犯対策情報10に対応付けられている。すなわち、高窓40は、住宅H1において「窓」の部分に設けられるものであり、当該「窓」における防犯対策のために設けられるものである。
第四カテゴリーを採用する場合においては、「一戸建て」という項目が、防犯対策情報10に対応付けられる。
なお、図8に示す建築図面である平面図は端末2の出力手段2bである表示装置に表示される。そして、当該平面図には「高窓40」の施行箇所が示されるとともに、この平面図上に「高窓40」の防犯対策情報10が配置される。
また、このように表示装置に出力された平面図には「高窓40」の施行箇所に対応して「窓」と表記されたボタンB4があり、ユーザは、当該ボタンB4を押すことによって防犯対策情報10を確認することができる。
この時、確認できる情報は、図4に示す防犯対策情報10全体でもよいし、当該防犯対策情報10のダイジェスト版であってもよい。
ここで、ダイジェスト版とは、図4に示す防犯対策情報10を詳細版と位置付け、当該防犯対策情報10よりも概略化された内容の防犯対策情報を指しているものとする。このダイジェスト版には、図示はしないが、例えばアイテム・要素の名称が表示される名称欄と、防犯対策の詳細を説明するための説明欄と、画像が表示される画像欄と、各カテゴリー12,13,14が表示される欄の簡易版等が表示される。
図5は、サーバ1から端末2に送信される防犯対策に係るウェブページにおける防犯対策情報表示画面である。当該表示画面には、ウェブページとして生成された防犯対策情報11が表示されている。また、上述のように、防犯対策情報11におけるアイテム・要素は「蔵36(大型収納)」(「蔵のある家」)である。
ウェブページとして生成された防犯対策情報11には、第一カテゴリー12が表示される欄と、第二カテゴリー13が表示される欄と、第三カテゴリー14が表示される欄とがある。また、これらの表示欄には、各カテゴリー12,13,14を構成する各項目がそれぞれ表示されている。
さらに、このような防犯対策情報11には、アイテム・要素の名称が表示される名称欄15と、防犯対策の詳細を説明するための説明欄16と、画像が表示される複数の画像欄17,18とがある。
「蔵36(大型収納)」(「蔵のある家」)についての防犯対策情報11を、より詳細に説明すると、図5に示すように当該防犯対策情報11には、第一カテゴリー12における「入られない」という項目が対応付けられている。
また、第二カテゴリー13においては、「健康・快適」という項目と、「プライバシー」という項目が、防犯対策情報10に対応付けられている。
また、第三カテゴリー14においては、「蔵(大型収納)」という項目が、防犯対策情報10に対応付けられている。
さらに、第四カテゴリーを採用する場合においては、「一戸建て」という項目が、防犯対策情報10に対応付けられる。
すなわち、蔵36は、居室ではなく収納室であるため基本的には人が出入りする大きな窓が設けられない。さらに住宅H1の一階と二階との間や二階床よりも上方に配設されることにより、極めて侵入しにくい。
また、蔵36がある分、住宅H1の二階は隣家よりも0.5階分高くなる場合があり、二階からの眺めが良くなると同時に、プライバシーの確保が可能となる。
さらに、蔵36が住宅H1の一階と二階との間に設けられれば、上階から下階への騒音を低減でき、快適な居住環境を形成することが可能となる。
なお、図7に示す建築図面である平面図は端末2の出力手段2bである表示装置に表示される。そして、当該平面図には「蔵36(大型収納)」の施行箇所が示されるとともに、この平面図上に「蔵36(大型収納)」の防犯対策情報11が配置される。
また、このように表示装置に出力された平面図には「蔵36(大型収納)」の施行箇所に対応して「蔵(収納)」と表記されたボタンB5があり、ユーザは、当該ボタンB5を押すことによって防犯対策情報11を確認することができる。
この時、確認できる情報は、図5に示す防犯対策情報11全体でもよいし、当該防犯対策情報11のダイジェスト版であってもよい。
なお、本実施の形態においては、図6〜図8に示す住宅H1に対し、上述のような「高窓40」、「蔵36(大型収納)」だけでなく、様々な箇所に防犯対策が施されている。
そこで、まず図6〜図8に示す住宅H1について説明する。
図6は、住宅H1の一階を示す平面図であり、敷地の北側にカーポート20および玄関ポーチ21が配設されている。敷地の南側は庭22となっており、敷地の東側および西側は通路23,24となっている。
一階の北側に玄関ポーチ21に通じる玄関25が配設されている。玄関25の東側にはトイレ26が配設され、西側には和室27が配設されている。また、玄関25の南側には階段28が配設されている。
和室27の西側には浴室29および洗面所30が配設されている。また、和室27や階段28、洗面所30の南側には、リビング31aとダイニング31bとキッチン31cの機能を一室に併存させた居室31が配設されている。
階段28を上った先は二階となっており、階段28の降り口から西に向かって廊下32が配設されている。廊下32の西側端にはトイレ33が配設されている。廊下32およびトイレ33の南側には、廊下32に対して開放された多目的室34が配設されている。また、この多目的室34の東側には主寝室35が配設されている。
また、廊下32の北側には、上述の「蔵36(大型収納)」が配設されている。当該蔵36は、二階床と、この二階床の上方に設けられる中間床との間に形成される低天井収納室であり、その天井高は0.8m〜1.4mの範囲に設定されている。なお、この0.8m〜1.4mの天井高とは、人が蔵36に入って、何とか作業ができる最低限の高さを確保するための高さ範囲であり、かつ、このように天井高を必要最小限に抑えることで、住宅H1の高さが高くなることによって隣接する住宅に及ぼす日照減少等の影響を極力少なくすることができる高さ範囲である。
また、廊下32の北側であって、かつトイレ33の東側には、中間床上に上がるための階段37が配設されている。階段37を上った先には廊下38があり、この廊下38の北側には、蔵36の上方に位置する部屋39が配設されている。
部屋39は、将来的に二つに区分できるように出入口が二つ設けられている。さらに、この部屋39の北側外壁に、上述の「高窓40」が二つ設けられている。
以上のような住宅H1に対しては、「窓」ボタンB4および「蔵(収納)」ボタンB5で表される防犯対策の他にも、図6〜図8に示すように、様々な防犯対策が施されている。すなわち、一階には、第三カテゴリー14の各項目を表すボタンB6〜B19が複数配置されている。また、二階には、第三カテゴリー14の各項目を表すボタンB20,B21が配置されている。
例えば「窓」ボタンB6を押すと、この位置に設けられた窓が、補助錠が取り付けられた防犯ガラスであり、さらにシャッター付きである旨の説明が防犯対策情報(図示せず)として表示される。
また、例えば「建物形状」ボタンB21を押すと、この位置の建物形状が、下階に対してオーバーハングした状態(ねずみ返し)である旨の説明が防犯対策情報(図示せず)として表示される。
その他のボタンについても、それぞれに適切な説明がなされ、防犯対策情報として表示される。
次に、防犯対策情報10を抽出する手順について説明する。なお、この手順は、端末2において行われる手順である。また、以下の説明では、「高窓40」の防犯対策情報10を的確に導き出すために必要な手順を記載するが、実際にはユーザの任意の選択によって各種の防犯対策情報の検索および抽出が行われる。
まず、図2に示すメイン画面において、防犯対策情報検索画面選択部9aにある「START」ボタンB1を押す。そして、画面を、図3に示す防犯対策情報検索画面に移行させる。
続いて、防犯対策情報検索画面において、まず、第一カテゴリー12の表示欄にある「狙われない」ボタン12aと、「入られない」ボタン12bを押す。
なお、この時点で「検索」ボタンB3を押したとしても、防犯対策情報10を抽出することができるが、他の防犯対策情報も同時に抽出される場合がある。
より絞り込みを行うには、防犯対策情報検索画面において、第二カテゴリー13の表示欄にある「健康・快適」ボタン13aと、「エコ・省エネ」ボタン13cと、「プライバシー」ボタン13dと、「風雨対策」ボタン13eとを押す。
さらに、防犯対策情報検索画面において、第三カテゴリー14の表示欄にある「窓」ボタン14aを押す。なお、第四カテゴリーの表示欄がある場合には、さらに「一戸建て」ボタンを押す。
以上のように検索条件の選択が完了したら、「検索」ボタンB3を押す。この時、端末2からの入力情報がサーバ1に送信される。そして、サーバ1では、受信した入力情報に基づいて、防犯対策情報データベース7の中から、ユーザによって選択された検索条件に合致する防犯対策情報10を検索して抽出することができる。
抽出された防犯対策情報10は、サーバ1から端末2へと送信され、端末2の出力手段2bである表示装置によって表示することができる。
なお、本実施の形態では、「検索」ボタンB3を押すことで防犯対策情報10を表示できるものとしたが、まずは検索結果ウェブページを表示装置によって表示してもよい。この場合、検索結果ウェブページには、上述のような防犯対策情報10のダイジェスト版が表示される。検索の結果、複数の防犯対策情報が抽出された場合には、複数の防犯対策情報のダイジェスト版を並べて配置する。
そして、検索結果ウェブページに表示されたダイジェスト版を選択することによって、詳細版である防犯対策情報10(11)のカードを新たなウェブページとして表示することができる。
なお、抽出されて出力手段2bである表示装置に表示された防犯対策情報10には、各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、当該防犯対策情報10の検索条件となる項目の全てが表示されている。
すなわち、図4に示すように、検索条件として選択された各項目は、検索条件として選択されなかった各項目とは異なり、例えば各表示欄における文字の濃度や明度を高くするなどしてアクティブな状態となっている。一方、検索条件として選択されなかった各項目は、例えばグレイアウトした状態として、非アクティブな状態であることを表現する。また、各項目をアクティブな状態または非アクティブな状態として表示する手法については特に限定されるものではない。
要するに、出力された防犯対策情報10をユーザが確認した時に防犯対策に係るアイテム・要素が、どのような効果を発揮することができるのかを確認できればよい。図4の例において検索条件として選択された項目が、例えば「狙われない」と「入られない」だけであったとしても、「健康・快適」等の各項目がアクティブな状態となっていれば、当該アイテム・要素が「健康・快適」を向上させる効果のあるものであることは一目で確認することができる。
また、「蔵36(大型収納)」(「蔵のある家」)の防犯対策情報11を抽出する手順については、上述の防犯対策情報10を抽出する手順と略同様であるため、説明を省略する。すなわち、検索条件として選択される項目が、「蔵36(大型収納)」に対応しているものであるか否か、という点でのみ異なる。
次に、防犯対策に係るウェブページにおけるメイン画面のうち、ユーザが防犯診断画面を選択するための防犯診断画面選択部9bにおいて、「診断する」ボタンB2を押した場合について説明する。
「診断する」ボタンB2を押すと、図9に示す防犯診断画面に移る。なお、図2のメイン画面および図9の防犯診断画面においては、様々な防犯対策が採用された防犯対策の観点において優良な住宅を「いい家」と称し、防犯対策が採用されず防犯対策の観点において優良ではない住宅を「わるい家」と称する。
そして、図9に示す防犯診断画面では、「いい家」と「わるい家」とを比較して、どのような点に留意して住宅の購入(リフォームを含む)を考えればよいかを、ユーザに対して提案することができる。
「いい家」は、図6〜図8に示す住宅H1であり、「わるい家」は、図10および図11に示す住宅H2である。住宅H2の間取りや設備等は、図6〜図8および図10,図11に示すように、蔵36が無い点や所々の若干のデザインの相違点を除いて住宅H1と略等しい。そのため、同一の箇所については同一の符号を使用する。
また、図9に示す防犯診断画面には、「いい家」ボタンB22と、「わるい家」ボタンB23とが表示されている。そして、「いい家」ボタンB22を押すことで、図6〜図8に示す住宅H1を表示する画面へと移行し、「わるい家」ボタンB23を押すことで、図10,図11に示す住宅H2を表示する画面へと移行する。
図6〜図8に示す住宅H1に対して様々な防犯対策が施されていることは上述の通りであるため、ここでは説明を省略する。
図10,図11に示す住宅H2に対しては、防犯対策上好ましくない点として複数のボタンB24〜B30が配置されている。
例えば「エクステリア」ボタンB24を押すと、この位置にある樹木の高さが高いために死角が発生しやすくなる旨の説明が、防犯上良くない例として表示される。
また、例えば「建物形状」ボタンB30を押すと、この位置にあるバルコニーの手摺が透視性のないパネル状の手摺壁であり、死角になりやすい旨の説明が、防犯上良くない例として表示される。
その他のボタンについても、防犯上良くない例としての説明がそれぞれ表示される。
さらに、図9に示す防犯診断画面では、住宅H1(またはH2)の立面図を四方向から表示することができる。
すなわち、図9には、立面図の方向を選択する方向選択欄Cがあり、方向選択欄C内に、住宅H1(H2)の一階の間取り図が表示されている。また、方向選択欄Cの四方には矢印型ボタンY1〜Y4が配置されている。
図9においては、住宅H1の北側側面の立面図が表示されており、矢印型ボタンY1が押された状態となっている。南側側面の立面図を表示したい時には、矢印型ボタンY3を押すと、図9に表示されている住宅H1(H2)の立面図を切り替えることができる。
また、防犯対策上留意すべき点が立面図上に表れる場合は、ユーザの注意を引くマーク(例えば感嘆符)が施されたボタンB31〜B33が表示される。そして、ユーザが、このマーク付きボタンB31〜B33のいずれかを押すことによって、防犯対策上留意すべき点を説明する欄が新たに表示される。
以上のようにしてユーザに対して、「いい家」と「わるい家」の留意点を示すことができ、各種提案をユーザに行うことができる。
本実施の形態によれば、第一カテゴリー12と第二カテゴリー13とを含む検索条件が各防犯対策情報10,11に対応付けられているので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、第一カテゴリー12における複数の項目と第二カテゴリー13における複数の項目とを、それぞれ適宜選択して検索することによって、防犯効果だけでなく、防犯以外の効果が加味された防犯対策情報10,11を抽出して提供することができる。換言すれば、抽出して得られた防犯対策情報10,11にある防犯対策を実施することによって住宅H1における防犯効果を上げられるだけでなく、防犯以外の効果を上げることも可能となる。
また、複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される住宅H1の部位を特定するための複数の項目からなる第三カテゴリー14を含むので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、第三カテゴリー14における複数の項目を適宜選択して検索することによって、住宅H1の部位を絞り込んだ防犯対策情報10(11)を抽出することができる。
また、住宅H1の建築図面にアイテム・要素の施行箇所が含まれるので、防犯対策を実施するために必要なアイテム・要素に係る情報を参照しながら、建築図面を確認することができる。
また、建築図面は、任意の住宅H1(H2)の建築図面に変更可能であるため、例えば任意に設計された住宅H1(H2)の建築図面であっても防犯対策情報をリンクさせることができる。したがって、任意に設計された住宅H1(H2)の場合であっても、防犯対策を実施するために必要な設備・物品等に係る情報を参照しながら、建築図面を確認することができる。
また、複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される住宅H1の形態を特定するための複数の項目からなる第四カテゴリーを含むので、防犯対策情報データベースから少なくとも一つの防犯対策情報を検索して抽出する際に、第四カテゴリーにおける複数の項目を適宜選択して検索することによって、住宅H1の形態を絞り込んだ防犯対策情報を抽出することができる。
また、出力手段2bによって出力される防犯対策情報10,11には、各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、当該防犯対策情報10,11の検索条件となる項目の全てが表示されるので、防犯対策情報データベース7から少なくとも一つの防犯対策情報10(11)を検索して抽出する際に、実際に検索条件として選択しなかった項目も表示することができる。したがって、実際に検索条件として選択した項目で絞り込んだ防犯対策情報10,11であっても、検索条件として選択しなかった項目を含んだ防犯対策情報10,11であることを一目で確認することができる。また、各カテゴリー12,13,14における複数の項目のうち、少なくとも一つの項目を選択すれば、防犯対策情報10,11の検索が可能となる。
H1 住宅
1 サーバ
2 端末
2a 入力手段
2b 出力手段
3 インターネット
7 防犯対策情報データベース
10 防犯対策情報
11 防犯対策情報
12 第一カテゴリー
13 第二カテゴリー
14 第三カテゴリー

Claims (6)

  1. 住宅における複数の防犯対策情報が記憶された防犯対策情報データベースを備え、当該防犯対策情報データベースから少なくとも一つの防犯対策情報を検索して抽出する防犯対策情報提供システムにおいて、
    前記複数の防犯対策情報は、前記防犯対策情報データベースに対して、複数のカテゴリーからなる検索条件が各防犯対策情報に対応付けられた状態で記憶されており、
    前記複数のカテゴリーは、
    前記住宅における防犯効果についての複数の項目からなる第一カテゴリーと、
    前記住宅における防犯以外の効果についての複数の項目からなる第二カテゴリーと、を含むことを特徴とする防犯対策情報提供システム。
  2. 請求項1に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
    前記複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される前記住宅の部位を特定するための複数の項目からなる第三カテゴリーを含むことを特徴とする防犯対策情報提供システム。
  3. 請求項2に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
    前記住宅の建築図面を記憶する記憶手段を備えており、
    前記防犯対策情報には、防犯対策に係るアイテム・要素に係る情報が含まれており、
    前記建築図面には、前記アイテム・要素の施行箇所が含まれることを特徴とする防犯対策情報提供システム。
  4. 請求項3に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
    前記建築図面は、任意の住宅の建築図面に変更可能であることを特徴とする防犯対策情報提供システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
    前記複数のカテゴリーは、防犯対策が実施される前記住宅の形態を特定するための複数の項目からなる第四カテゴリーを含むことを特徴とする防犯対策情報提供システム。
  6. 請求項5に記載の防犯対策情報提供システムにおいて、
    出力手段によって出力される前記防犯対策情報には、前記各カテゴリーにおける複数の項目のうち、当該防犯対策情報の検索条件となる項目の全てが表示されることを特徴とする防犯対策情報提供システム。
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