JP2020097902A - エンジンコンプレッサのドレン処理装置 - Google Patents

エンジンコンプレッサのドレン処理装置 Download PDF

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誠也 畑澤
政希 田端
Masaki Tabata
政希 田端
檜垣 純一朗
Junichiro Higaki
純一朗 檜垣
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Abstract

【課題】 簡単な構成でドレンの処理を行うとともに、コンプレッサの運転停止後、ドレン配管内にドレンが残らないようにして、寒冷時にもドレンの凍結による配管の破損を防止する。【解決手段】 エンジン1で駆動されるコンプレッサ本体2で圧縮された空気をレシーバタンク3に溜め、レシーバタンク3から排出される圧縮空気をアフタクーラ5で冷却し、圧縮空気から水分を分離する。そして、ドレンセパレータ6により、アフタクーラ5で分離された水分と残ったオイル分をドレンとして排除する。そのようなドレン処理装置において、ドレンセパレータ6で排除したドレンを、ドレン処理用配管11を通してエンジン1のマフラ9内に流入させ、その熱によりドレンを処理する。さらに、ドレンセパレータ6からマフラ9までのドレン排出経路中に三方弁35を設け、寒冷時には、運転停止後、三方弁35を切り替えて配管内に残ったドレンを排出させる。【選択図】 図5

Description

本発明は、工事現場等において機器に圧縮空気を供給するエンジンコンプレッサにおいて、圧縮空気から分離されたドレンを処理するためのエンジンコンプレッサのドレン処理装置に関するものである。
エンジンコンプレッサは、エンジンでコンプレッサ本体を駆動して空気を圧縮し、得られた圧縮空気をレシーバタンクに溜めるとともに、該レシーバタンクの下流側にオイルセパレータとアフタクーラを接続して、圧縮空気中のオイル分や水分をドレンとして分離させ、それをドレンセパレータで分離して外部に排出するようにしている。
従来のドレン排出装置は、例えば、特許文献1に示されるように、ドレンセパレータで分離されたドレンを下方に流下させてドレンタンクに溜め、その底部に設けた排出口から外部に排出するようにしている。その際、ドレンは圧縮空気と共に排出されるので、ドレンが飛散して周辺部を汚染するとともに排出による騒音が発生してしまう。そこで、上記従来のドレン排出装置では、ドレンタンク内に消音器を設けるとともに、ドレンタンク内のドレンは、排出管を通して貯溜タンクに排出するようにしていた。
特開2004−19443号公報
このようにすれば、騒音を抑えながら、ドレンを周辺部に飛散させることなく貯溜タンクに排出することができる。
しかしながら、上記従来のドレン処理装置では、ドレンタンクと消音器、及び専用の貯溜タンクが必要になり、その分、部品点数が多くなって構造が複雑になってしまうという問題点があった。また、上記従来のドレン排出装置では、ドレンが流れにくい消音器を内蔵しているため、運転停止後には、ドレン配管にドレンが残ってしまい、寒冷時には、ドレン配管に残ったドレンが凍結してドレン配管が破損するおそれがあるという問題点もあった。
本発明は、そのような問題点に鑑み、ドレンタンク,消音器、及び専用の貯溜タンク等を不要とし、また、コンプレッサの運転停止後、ドレン配管内にドレンが残らないようにして、寒冷時にもドレンの凍結による配管の破損を防止することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1にかかる発明は、エンジンと、該エンジンにより駆動されるコンプレッサ本体とを金属製の筐体の内部に収納し、該筐体をベースの上に設置したエンジンコンプレッサの機内に、前記コンプレッサ本体で圧縮された空気を溜めるレシーバタンクと、該レシーバタンクの下流側に設けられ、前記レシーバタンクから排出される圧縮空気のオイル分を分離するオイルセパレータと、該オイルセパレータからの圧縮空気の水分を分離するアフタクーラと、該アフタクーラで分離された水分と残ったオイル分をドレンとして排除するドレンセパレータとを備えた前記エンジンコンプレッサ
のドレン処理装置であって、前記ドレンセパレータで排除された前記ドレンを前記エンジンのマフラ内に流入させ、前記ドレンを前記エンジンの排熱により処理することを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中に三方弁を配設し、該三方弁の一つのポートを入口ポートとし、該入口ポートを前記ドレンセパレータのドレン排出口と連結し、前記三方弁の残りのポートの内の一方を第1の出口ポートとし、該第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記三方弁の残りの一つのポートを第2の出口ポートとし、該第2の出口ポートを外部排出口へ連結したことを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記三方弁の第2の出口ポートを、前記ベースの壁に設けたボスに直接接続したことを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる発明は、請求項2にかかる発明において、前記三方弁の入口ポートを、前記ドレンセパレータの前記ドレン排出口に直接接続したことを特徴とする。
また、本願の請求項5にかかる発明は、請求項1にかかる発明において、前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中にT字管を配設し、該T字管の一つのポートを入口ポートとし、該入口ポートを前記ドレンセパレータの前記ドレン排出口と連結し、前記T字管の残りのポートの内の一方を第1の出口ポートとし、該第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記T字管の残りの一つのポートを第2の出口ポートとし、該第2の出口ポートと前記外部排出口との間に開閉バルブを設けたことを特徴とする。
本発明は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1にかかる発明においては、ドレンセパレータで排除されたドレンをエンジンのマフラ内に流入させ、ドレンをエンジンの排熱により処理するようにしたので、ドレンセパレータの排出口で一時的にドレンを受けるドレンタンクは不要となる。また、ドレンセパレータの排出口から吐出される圧縮空気による騒音も、マフラ内で吸収されるので消音器も不要となる。さらに、ドレンはすべてマフラ内で処理されて外部には排出されないため、ドレンを溜めておくための専用の貯溜タンクも不要となる。
また、請求項2にかかる発明においては、請求項1にかかるエンジンコンプレッサのドレン処理装置において、前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中に三方弁を配設し、該三方弁の入口ポートを前記ドレンセパレータのドレン排出口と連結し、前記三方弁の第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記三方弁の第2の出口ポートを外部排出口へ連結したので、寒冷時、運転停止後に、三方弁を外部排出口側に切り替えることにより、ドレンセパレータやその下流配管内の水抜きができ、凍結を防止できる。
また、請求項3にかかる発明においては、請求項2にかかるエンジンコンプレッサのドレン処理装置において、三方弁の第2の出口ポートを、ベースの壁に設けたボスに直接接続したので、三方弁の第2の出口ポートが、ドレンセパレータのドレン排出口より低い位置になって、三方弁を外部排出口側に切り替えたとき、ドレンが自重で流れて容易に排出される。
また、請求項4にかかる発明においては、請求項2にかかるエンジンコンプレッサのドレン処理装置において、三方弁の入口ポートを、ドレンセパレータのドレン排出口に直接接続したので、ドレンセパレータと三方弁とが一体化され、アフタクーラへの取付が容易
になる。また、三方弁の第2の出口ポートの排出先を自由な場所に設置でき、省スペース化がしやすくなる。
また、請求項5にかかる発明においては、請求項1にかかるエンジンコンプレッサのドレン処理装置において、前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中にT字管を配設し、該T字管の入口ポートを前記ドレンセパレータのドレン排出口と連結し、前記T字管の第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記T字管の第2の出口ポートと外部排出口との間に開閉バルブを設けたので、寒冷時、運転停止後に、開閉バルブを開くことにより、ドレンセパレータやその下流配管、及びドレンセパレータからマフラまでのドレン排出経路であるドレン処理用配管内の両方に残ったドレンの水抜きができ、凍結を完全に防止できる。
本発明の第1実施例に係るドレン処理装置の配管接続図である。 第1実施例に係るドレン処理装置のマフラ部の詳細図である。 第1実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。 第1実施例に係るドレン処理装置のドレン配管を示す図である。 本発明第2実施例に係るドレン処理装置の配管接続図である。 第2実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。 第2実施例に係るドレン処理装置のドレン配管を示す図である。 第2実施例に係るエンジンコンプレッサの操作面外観図である。 第3実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。 第3実施例に係るドレン処理装置のドレン配管を示す図である。 第4実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。 第4実施例に係るドレン処理装置のドレン配管を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施例に係るドレン処理装置の配管接続図である。図1において、符号1はエンジン、2はコンプレッサ本体、3はレシーバタンク、4はオイルセパレータ、5はアフタクーラ、6はドレンセパレータ、7は保圧弁、8はサービスバルブ、9はマフラ、10はマフラ入口管、11はドレン処理用配管、12はフィルタ、13はオリフィス、14はファン、15はオイルクーラ、16はオイルフィルタ、17はラジエータ、18はエアクリーナ、19は吸気調整弁、20はオイルドレンバルブ、21は安全弁、22は始動放出弁、23は逆止弁、24はフィルタ、25はオリフィス、26は圧力調整弁、27はスピードレギュレータ、28はブローオフバルブ、29はアンローダバルブである。
このエンジンコンプレッサは、エンジン1によりコンプレッサ本体2を駆動して、エアクリーナ18,吸気調整弁19を通して吸い込んだ空気を圧縮し、レシーバタンク3に送り込む。その際、コンプレッサ本体2では、圧縮工程中、発生する圧縮熱を冷却することと、各部の潤滑及びエアーリークの防止を目的としてコンプレッサオイルが注入される。そのため、コンプレッサ本体2で圧縮された空気にはオイル分が含まれる。また、空気中には水分も含まれている。そのように、コンプレッサ本体2で圧縮された空気には、オイル分や水分が含まれるため、そのままの状態で負荷機器に供給すると、腐食等の不具合を発生させてしまうおそれがある。そこで、オイルセパレータ4によって空気とオイルを分離し、さらに、その下流側に設けたアフタクーラ5で圧縮空気を冷却することで、圧縮空気中の水分を分離させ、それらをドレンセパレータ6によりドレンとして排出してから、
保圧弁7,サービスバルブ8,8を通して負荷機器に圧縮空気が供給される。
ドレンセパレータ6で分離したドレンは、ドレン処理用配管11を通して、マフラ入口管10からマフラ9内に導入する。すなわち、本発明のドレン処理装置では、ドレンセパレータ6で分離したドレンを、ドレンセパレータ6の排出口からフィルタ12,オリフィス13及びドレン処理用配管11を通して、マフラ入口管10から、エンジン排熱により十分に熱せられたマフラ9内に導入し、ドレン中の水分を蒸発させ、オイル分は燃焼させることにより処理するようにした。
マフラ9の内部温度は、エンジン始動後10秒以内に100℃を超え、その後、暖機運転から無負荷運転への切り替え後に200℃を超える。しかも、ドレンの捕集が始まるのは、無負荷運転から負荷状態に移行して20秒程度経過してからであり、その時点でマフラ9は250℃〜300℃になるので、運転時には、ドレンの水分を蒸発させることができ、ドレンのオイル分についても、前記コンプレッサオイルの初留点は250℃なので、オイル分も燃焼可能である。
なお、ドレン処理用配管11内を通るドレンは、圧縮空気により出口側に向かって圧力を受ける上、マフラ入口管10内を高速で流れるエンジン排気ガスの影響で出口側で負圧を受けるため、出口側の位置が多少高くてもドレンセパレータ6からマフラ入口管10に向かって流れて行く。
図2は、第1実施例に係るドレン処理装置のマフラ部の詳細図であり、符号9,10は、図1のものに対応している。この実施例では、ドレン処理用配管11として、フルトンチューブ11aとナイロンチューブ11bを接続して用いている。マフラ入口管10側に、金属製で耐圧耐熱性のフルトンチューブ11aを用いるのは、マフラ9及びマフラ入口管10は高温になって、内部の圧力が高くなるためである。そのフルトンチューブ11aの取付は、エンジンコンプレッサのエンジン室とマフラ室とを仕切るフロントフレーム仕切板31に、エンジン室とマフラ室とを連通する穴を設け、その穴にグロメット31aを嵌め込んで、それにフルトンチューブ11aを通し、フロントフレーム仕切板31のエンジン室側の横板部に、パイプクランパ32で固定することにより行っている。パイプクランパ32は、取付用の長穴を設けた鋼板の先端をくの字形に曲げ、そのくの字形部分でフルトンチューブ11aを支持するようにしている。
一方、マフラ9にエンジン排気ガスを送り込むマフラ入口管10にボス10aを設け、そこにエルボコネクタ10bを取り付け、それにフルトンチューブ11a側のコネクタ11cを接続する。フルトンチューブ11aとナイロンチューブ11bの接続は、フルトンチューブ11aのエンジン室側端部のコネクタ11d,ストレートコネクタ11e,ソケット11f,ナイロンチューブ11bの端部に取り付けたハーフユニオン11gとで行う。なお、機内を取り回すナイロンチューブ11bは、たるみ,折れ,潰れがないように機内の数個所でクランプする。また、マフラ入口管10には、ガスケット30aを介してエキゾーストパイプ30が接続される。
図3は、第1実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図であり、符号5,6,7,8は、図1,図2のものに対応している。アフタクーラ5は、オイルセパレータ4(図1参照)に接続され、アフタクーラ5の排出口には、エルボコネクタ5a,6aを介してドレンセパレータ6が接続される。そして、ドレンセパレータ6の下流側には、エルボコネクタ6b,吐出ホース33,エルボコネクタ7aを介して保圧弁7が接続され、さらに、負荷機器に圧縮空気を供給するサービスバルブ8が接続され、さらに、オスメスエルボ7bで分岐している。
ドレンセパレータ6のドレン排出口には、ニップル6c,オスメスソケット6d,フィルタ12,ソケットニップル6e,ソケット6f,エルボユニオン11hを介して、ナイロンチューブ11bが接続される。なお、図2のA点と、図3,6,9,11のA点は、図2のナイロンチューブ11bと、各図のナイロンチューブ11bとが同じものであることを示している。また、ソケットニップル6eの中には、圧縮空気を無駄に出さないようにしながらドレンを排出させるためのオリフィスが設けられており、フィルタ12は、ゴミを捕集して、オリフィスにゴミが詰まらないようにするためのものであり、オスメスソケット6dとソケットニップル6eの中に収納されている。
この実施例におけるエンジンコンプレッサ内のドレン配管は、図4に示すようになる。図4において、符号は、図1〜図3のものに対応しており、34はマフラ排気管である。
以上、説明したように、この実施例によれば、コンプレッサの運転中、ドレンはマフラ9内で処理されるので、一時的にドレンを受けるためのドレンタンクは不要になる。また、ドレンセパレータ6の排出口から吐出される圧縮空気による騒音も、マフラ9内で吸収されるので消音器も不要になる。
上記第1実施例では、エンジンコンプレッサの運転が停止されると、ドレンセパレータ6からドレンは排出されなくなるが、停止した時点で、ドレンセパレータ6やその下流配管内にあったドレンは、そのまま留まってしまい、寒冷時には、そのドレンが凍結して配管が破損してしまうおそれがある。そこで、この第2実施例では、図5に示すように、ドレンセパレータ6のドレン排出口とドレン処理用配管11との間に三方弁35を配設し、三方弁35の入口ポート35aをドレンセパレータ6のドレン排出口と連結し、三方弁35の第1の出口ポート35bを、ドレン処理用配管11を介して、マフラ9側に連結し、三方弁35の第2の出口ポート35cを外部排出口側へ連結するようにした。そして、寒冷時には、運転停止後に三方弁35を切り替え、ドレンセパレータ6やその下流配管を外部に開放させ、内部に残るドレンを外部に排出させて、凍結を防止できるようにした。
図6は、第2実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。符号は、図3のものに対応している。図3のものと比べて、ドレンセパレータ6のドレン排出口に、ニップル6c,オスメスソケット6d,フィルタ12,ソケットニップル6e,ソケット6fを取り付けるところまでは同様であるが、ソケット6fの先に、エルボユニオン36aを介してナイロンチューブ36を接続し、その他端を、ハーフユニオン36bにより、三方弁35の入口ポート35aに接続している点で異なっている。そして、三方弁35の第1の出口ポート35bには、エルボユニオン11hを介して、ドレン処理用配管11のナイロンチューブ11bが接続される。また、三方弁35の第2の出口ポート35cは、ニップル35dを介してエンジンコンプレッサのベース壁37に設けたドレンボス38に直接接続される。なお、この実施例では、ドレンボス38の開口部は、Oリング38b,ドレンボルト38aで封止するようにしているが、ドレンボス38と三方弁35の切替ノブが近い位置にある場合には、受け容器でドレンボス38から排出されるドレンを受けながら三方弁35の切替ノブを操作できるので、Oリング38bとドレンボルト38aはなくてもよい。
この実施例におけるエンジンコンプレッサ内のドレン配管は、図7に示すようになり、エンジンコンプレッサの操作面は、図8に示すようになって、エンジンコンプレッサの操作面下部のベース壁37にドレンボス38の開口部が配置される。
そして、外気温が5℃以下の寒冷時に運転を行った場合、運転停止後に三方弁35を、ドレン処理用配管11側からドレンボス38側に切り替えることにより、ドレンセパレー
タ6やその下流配管内の水分をベース壁37に設けたドレンボス38の開口部から排出し、水抜きすることで、凍結が防止できる。その際、三方弁35の第2の出口ポート35c及びドレンボス38は、ドレンセパレータ6のドレン排出口より低い位置にあるので、三方弁35をドレン排出側に切り替えれば、ドレンは自重によりドレンボス38側に流れ、容易に排出される。
このようにドレンセパレータ6とドレン処理用配管11との間に三方弁35を配設することにより、寒冷時、運転停止後に、ドレンセパレータ6やその下流配管内の水分を水抜きすることで凍結が防止できるが、その際、ドレン処理用配管11側とドレンボス38側との間は三方弁35により閉じられているので、ドレンボス38側から万が一水が浸入してきた場合、ドレンボルトがなくても、ドレン処理用配管11側への逆流を防ぐことができる。また、配管路の切り替えに三方弁35を用いれば、三方弁35は、切替え用のノブが一体になっているので、組み立てがし易く、部品点数も少なくできる。
図9は、第3実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。符号は、図6のものに対応している。図6のものと比べて、ドレンセパレータ6のドレン排出口に、ニップル6c,オスメスソケット6d,フィルタ12,ソケットニップル6eを介して、三方弁35の入口ポート35aを直接接続し、、三方弁35の第1の出口ポート35bには、エルボユニオン11hを介して、ドレン処理用配管11のナイロンチューブ11bを接続している点で異なっている。そして、三方弁35の第2の出口ポート35cには、エルボユニオン36aを介してナイロンチューブ36を接続し、その他端は、エルボユニオン36aにより、エンジンコンプレッサのベース壁37に設けたドレンボス38に接続される。
この実施例におけるエンジンコンプレッサ内のドレン配管は、図10に示すようになる。そして、この実施例でも、外気温が5℃以下の寒冷時に運転を行った場合、運転停止後に三方弁35を、ドレン処理用配管11側からドレンボス38側に切り替えることにより、ドレンセパレータ6やその下流配管内の水分をベース壁37に設けたドレンボス38の開口部から排出し、水抜きすることで、凍結が防止できる。その際、三方弁35の第2の出口ポート35c及びドレンボス38は、ドレンセパレータ6のドレン排出口より低い位置にあるので、三方弁35をドレン排出側に切り替えれば、ドレンは自重によりドレンボス38側に流れ、容易に排出される。しかも、ドレンセパレータ6のドレン排出口に直接接続するようにしたので、ドレンセパレータ6と三方弁35とが一体化され、アフタクーラ5への取付が容易になる。
図11は、第4実施例に係るドレン処理装置のドレン排出部の分解図である。符号は、図6のものに対応している。図6のものと比べて、三方弁35の代わりにT字管39とボールバルブ40を用いている点で異なっている。すなわち、ナイロンチューブ36の他端を、ハーフユニオン36bにより、T字管39の入口ポート39aに接続し、T字管39第1の出口ポート39bには、エルボユニオン11hを介して、ドレン処理用配管11のナイロンチューブ11bが接続されている。そして、T字管39の第2の出口ポート39cに、ニップル40aを介して流路を開閉するためのボールバルブ40を接続し、ニップル40bを介してエンジンコンプレッサのベース壁37に設けたドレンボス38に接続している。運転時には、ボールバルブ40を閉じておく。
この実施例におけるエンジンコンプレッサ内のドレン配管は、図12に示すようになる。そして、この実施例でも、外気温が5℃以下の寒冷時に運転を行った場合、運転停止後にボールバルブ40を開くことにより、ドレンセパレータ6やその下流配管、及び、ドレ
ン処理用配管11は、外部に開放状態になり、ドレンセパレータ6やその下流配管、及び、ドレン処理用配管11内の水分をベース壁37に設けたドレンボス38の開口部から排出し、水抜きすることで、凍結が防止できる。その際、T字管39の第2の出口ポート39c及びドレンボス38は、ドレンセパレータ6のドレン排出口より低い位置にあるので、ボールバルブ40を開けば、ドレンは自重によりドレンボス38側に流れ、容易に排出される。
1 エンジン
2 コンプレッサ本体
3 レシーバタンク
4 オイルセパレータ
5 アフタクーラ
6 ドレンセパレータ
7 保圧弁
8 サービスバルブ
9 マフラ
10 マフラ入口管
11 ドレン処理用配管

Claims (5)

  1. エンジンと、該エンジンにより駆動されるコンプレッサ本体とを金属製の筐体の内部に収納し、該筐体をベースの上に設置したエンジンコンプレッサの機内に、前記コンプレッサ本体で圧縮された空気を溜めるレシーバタンクと、該レシーバタンクの下流側に設けられ、前記レシーバタンクから排出される圧縮空気のオイル分を分離するオイルセパレータと、該オイルセパレータからの圧縮空気の水分を分離するアフタクーラと、該アフタクーラで分離された水分と残ったオイル分をドレンとして排除するドレンセパレータとを備えた前記エンジンコンプレッサのドレン処理装置であって、
    前記ドレンセパレータで排除された前記ドレンを前記エンジンのマフラ内に流入させ、前記ドレンを前記エンジンの排熱により処理することを特徴とするエンジンコンプレッサのドレン処理装置。
  2. 前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中に三方弁を配設し、該三方弁の一つのポートを入口ポートとし、該入口ポートを前記ドレンセパレータのドレン排出口と連結し、前記三方弁の残りのポートの内の一方を第1の出口ポートとし、該第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記三方弁の残りの一つのポートを第2の出口ポートとし、該第2の出口ポートを外部排出口へ連結したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンコンプレッサのドレン処理装置。
  3. 前記三方弁の第2の出口ポートを、前記ベースの壁に設けたボスに直接接続したことを特徴とする請求項2に記載のエンジンコンプレッサのドレン処理装置。
  4. 前記三方弁の入口ポートを、前記ドレンセパレータの前記ドレン排出口に直接接続したことを特徴とする請求項2に記載のエンジンコンプレッサのドレン処理装置。
  5. 前記ドレンセパレータから前記マフラまでのドレン排出経路中にT字管を配設し、該T字管の一つのポートを入口ポートとし、該入口ポートを前記ドレンセパレータの前記ドレン排出口と連結し、前記T字管の残りのポートの内の一方を第1の出口ポートとし、該第1の出口ポートを前記マフラと連結し、前記T字管の残りの一つのポートを第2の出口ポートとし、該第2の出口ポートと前記外部排出口との間に開閉バルブを設けたことを特徴とする請求項1に記載のエンジンコンプレッサのドレン処理装置。
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