JP2020095623A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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裕明 佐野
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Abstract

【課題】適切な停車位置を決定することができる画像処理装置および画像処理方法を提供する。【解決手段】駐車支援システムにおいて、画像処理装置の停車位置決定部は、抽出部と、検出部と、決定部とを備える。抽出部は、駐車枠を含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出する。検出部は、抽出部によって抽出された水平エッジ線に基づき、駐車枠における停車位置の指標となる立体指標を検出する。決定部は、検出部によって検出された立体指標に複数の水平エッジ線が垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における最も上側に位置する水平エッジ線を除く任意の水平エッジ線を立体指標の上端とみなして停車位置を決定する。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、自動運転技術の発展に伴い、車両の周囲を撮像した撮像画像から車両を駐車させる駐車枠を検出する画像処理装置が普及しつつある。この種の画像処理装置では、撮像画像から駐車枠を区画する区画線を検出し、検出した区画線に基づいて駐車枠を検出する(例えば、特許文献1参照)。
また、画像処理装置は、駐車枠における停車位置を決定するために、例えば、縁石や、輪留め等といった立体指標を検知し、かかる立体指標に基づいて停車位置を決定する。
特開2017−87758号公報
しかしながら、従来技術では、適切な停車位置を決定する点で改善の余地があった。具体的には、例えば、縁石や輪留めの下端に落ち葉等が堆積していた場合、かかる立体指標の下端を検出できず、立体指標までの測距誤差が生じるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な停車位置を高精度に決定することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る画像処理装置は、抽出部と、検出部と、決定部とを備える。前記抽出部は、駐車枠を含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出する。前記検出部は、前記抽出部によって抽出された前記水平エッジ線に基づき、前記駐車枠における停車位置の指標となる立体指標を検出する。前記決定部は、前記検出部によって検出された前記立体指標に複数の前記水平エッジ線が垂直方向に並んで位置している場合、前記垂直方向における最も上側に位置する前記水平エッジ線を除く任意の前記水平エッジ線を前記立体指標の上端とみなして前記停車位置を決定する。
本発明によれば、適切な停車位置を決定することができる。
図1Aは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図1Bは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図1Cは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図2は、画像処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図3は、停車位置決定部の構成例を示す機能ブロック図である。 図4は、指標識別情報の一例を示す図である。 図5は、決定部の処理内容を示す図である。 図6は、決定部の処理内容を示す図である。 図7は、決定部の処理内容の他の例を示す図である。 図8は、画像処理装置が実行する全体処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、画像処理装置が実行する停車位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る画像処理装置および画像処理方法について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1A〜図1Cを用いて実施形態に係る画像処理方法の概要について説明する。図1A〜図1Cは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。図1A〜図1Cでは、実施形態に係る画像処理装置1が実施形態に係る画像処理方法を実行することで、駐車枠における停車位置を決定する場合を例に挙げて説明する。
図1Aに示すように、実施形態に係る画像処理装置1は、車両Cに搭載され、実施形態に係る画像処理方法を実行する。具体的には、まず、実施形態に係る画像処理装置1は、車載カメラ10によって撮像された撮像画像に基づいて駐車枠PSを検出する。駐車枠PSとは、車両Cが停車する領域であり、車両を1台毎に区画する区画線Lsによって構成される領域である。なお、図1では、駐車枠PSは、車両Cが停車した場合における車幅方向を区画し、車両Cの側面に沿って延在する区画線Ls(車幅側の区画線)および車両Cの長さ方向を区画し、車幅方向に延在する区画線Ls(長さ側の区画線)により4方が囲まれた駐車枠PSを示す。なお、駐車枠PSは、長さ側の区画線Lsが無く、車幅側の区画線Lsのみで構成される駐車枠PSであってもよい。また、駐車枠PSは、車両Cの長さ方向を区画する手前側の区画線Lsが無く、車幅側の区画線Lsおよび車両Cの長さ方向を区画する奥側の区画線Lsで構成されるコ字型の駐車枠PSであってもよい。
車載カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、車両Cの周囲を撮像する。また、車載カメラ10のレンズには、例えば、魚眼レンズなどの広角レンズが採用され、図1Aに示すような撮像領域Rを有する。
なお、図1Aに示す例では、車載カメラ10が、車両Cの左側方を撮像する左サイドカメラである場合について示したが、車載カメラ10には、車両Cの前方を撮像する前方カメラ、車両Cの後方を撮像するバックカメラ、車両Cの右側方を撮像する右サイドカメラが含まれる。
また、図1Aに示すように、駐車枠PSには、停車位置の指標となる白線や立体物(以下、白線を含めて立体指標とする)である輪留めLPが配置されている。なお、立体指標は、輪留めLPに限定されるものではなく、縁石や白線である区画線Ls等であってもよい。実施形態に係る画像処理装置1は、かかる立体指標を検出し、立体指標の位置に基づいて停車位置を決定する。輪留めLPの検出は、例えば、撮像画像から得られるエッジ点のうち、水平方向(車幅方向)へエッジ点が連続した水平エッジ線に基づいて行う。
例えば、図1Bに示すように、画像処理装置1は、立体指標が輪留めLPの場合、バック駐車する車両Cにおいて、輪留めLPの下端に対応する下端位置BDに車両Cの後輪が配置されるように停車位置を決定する。
ところで、従来技術では、適切な停車位置を決定する点で改善の余地があった。具体的には、従来は、輪留めの下端に落ち葉等の遮蔽物が堆積していた場合、輪留めの下端となる水平エッジ線を検出できないことで、輪留めまでの測距誤差が生じるおそれがあった。例えば、輪留めの下端が検出できなかった場合、輪留めの上端となる水平エッジ線を下端とみなして測距してしまい、本来の輪留めの位置よりも奥側の位置を停車位置として決定してしまうおそれがあった。
そこで、実施形態に係る画像処理方法では、輪留めLPを構成する水平エッジ線を下端とみなすのではなく、上端とみなして測距を行う。ここで、図1Cを用いて、実施形態に係る画像処理方法の具体例について説明する。
図1Cの上段に示すように、まず、画像処理装置1は、駐車枠PSおよび輪留めLPを含む撮像画像Iを取得する。なお、撮像画像Iにおける輪留めLPの下端には、落ち葉等の遮蔽物200が堆積していることとする。
つづいて、図1Cの中段に示すように、画像処理装置1は、撮像画像Iに対してエッジ抽出処理を行い、撮像画像Iの中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HL2,HL3を抽出する。なお、図1Cの中段では、実際には輪留めLPの下端に対応する水平エッジ線HL1が遮蔽物200により未検出であることとする。
そして、画像処理装置1は、例えば、複数の水平エッジ線HL2,HL3が所定の立体指標パターンである場合に、複数の水平エッジ線HL2,HL3を輪留めLPとして検出する。なお、輪留めLPを含む立体指標の詳細な検出方法については後述する。
そして、図1Cの下段に示すように、画像処理装置1は、検出した輪留めLPに複数の水平エッジ線HL2,HL3が垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における最も上側に位置する水平エッジ線HL2を除く、任意の水平エッジ線(例えば、水平エッジ線HL3)を輪留めLPの上端とみなして、下端を予測し、予測した下端に基づいて停車位置を決定する。
つまり、実施形態に係る画像処理方法では、輪留めLPの下端が未検出であることを前提とし、最も上側の水平エッジ線HL2を除く任意の水平エッジ線HL3を上端と仮定して測距を行う。これにより、従来のような輪留めの上端を下端とみなすことで停車位置を誤り輪留めLPに乗り上げることを回避できる。従って、実施形態に係る画像処理方法によれば、適切な停車位置を決定することができる。
なお、実施形態に係る画像処理方法では、輪留めLPの下端が未検出であることを前提にしているが、輪留めLPの下端に対応する水平エッジ線HL1が検出されることも想定される。かかる場合、画像処理装置1は、水平エッジ線HL1を上端とみなして測距する。これにより、停車位置が輪留めLPよりも手前側となるため、駐車時において車両Cが輪留めLPに乗り上げてしまう状況を精度良く回避することができる。
なお、以下で、水平エッジ線HL1〜HL3を特に区別しない場合、水平エッジ線HLと記載する。
次に、図2を用いて実施形態に係る画像処理装置1の構成例について説明する。図2は、画像処理装置1の構成例を示す機能ブロック図である。なお、図2には、画像処理装置1を含む駐車支援システム100を示す。図2に示すように、駐車支援システム100は、画像処理装置1と、車載カメラ10と、センサ群Scと、上位ECU(Electronic Control Unit)50とを備える。また、図2に示すように、画像処理装置1と、センサ群Scと、上位ECU50とは、それぞれCAN(Control Area Network)通信の通信規格の通信バスBによって相互に通信することができる。
センサ群Scは、車両Cの走行状態を検出する各種センサであり、検出したセンサ値を画像処理装置1へ通知する。センサ群Scは、車両Cの車輪の回転数を検出する車速センサや、車両Cの舵角を検出する舵角センサ等を含む。
上位ECU50は、例えば、車両Cの自動駐車を支援するECUであり、例えば、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSに基づいて車両Cを駐車枠PSへ駐車させる。例えば、上位ECU50は、車両Cの操舵角を制御するEPS(Electric Power Steering)-ECUであり、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSへの操舵角を制御することができる。なお、上位ECU50は、アクセル制御やブレーキ制御を行うECUを含むようにすることにしてもよい。
図2に示すように、画像処理装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、線分抽出部21と、不適領域判定部22と、区画線検出部23と、除外判定部24と、駐車枠検出部25と、駐車枠管理部26と、停車位置決定部27とを備える。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27として機能する。
また、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、各種情報や各種プログラムの情報を記憶することができる。なお、画像処理装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2は、例えば、車両Cが駐車場を走行していると想定される場合(例えば、車速30Km/h以内)に、後述する駐車枠の検出処理や、停車位置の決定処理を行うことにしてもよいし、あるいは、車両Cが走行している全ての期間でかかる検出処理や決定処理を行うことにしてもよい。
線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される撮像画像から各画素の輝度に基づくエッジ点を抽出する。具体的には、線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される画像データをグレースケール化することでグレースケール画像へ変換する。グレースケール画像とは、画像データにおける各画素を輝度に応じて白から黒までの各階調(例えば256階調)で表現するように変換する処理である。
続いて、線分抽出部21は、グレースケール画像に対して例えば、ソベルフィルタを適用することで、各画素のエッジ強度および輝度勾配を求めることができる。続いて、線分抽出部21は、エッジ強度が所定値を超える画素を抽出することで、上記のエッジ点を抽出する。線分抽出部21は、抽出したエッジ点に関するエッジ情報を不適領域判定部22へ通知する。
不適領域判定部22は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づき、駐車枠PSを構築する区画線の検出が困難となる不適領域の有無を判定する。例えば、不適領域判定部22は、舗装された路面に比べて、エッジ点が多く抽出される舗装されていない路面領域(例えば、砂利)や、グレーチング領域を不適領域として判定することができる。
具体的には、不適領域判定部22は、各エッジ点の密度が所定値以上であり、各エッジ点の輝度勾配が不均一である領域について、不適領域として判定することができる。不適領域判定部22は、判定した不適領域に基づいて上記のエッジ情報から不適領域に関するエッジ情報を除去して後段の処理へ回す。
区画線検出部23は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づいて駐車枠PSを区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する。具体的には、区画線検出部23は、連続する複数のエッジ点を繋いだ2つのエッジ線が互いに略平行であり、間隔が区画線の幅に対応した間隔である場合、かかる2つのエッジ線を区画線候補として検出する。
すなわち、区画線検出部23は、各区画線の両端に対応する2つのエッジ線を区画線候補として検出する。区画線検出部23は、検出した区画線候補に関する区画線情報を生成し、除外判定部24へ通知する。
なお、区画線検出部23は、不適領域判定部22によって検出された不適領域を除いて、区画線候補の検出処理を行うことができる。言い換えれば、区画線検出部23は、不適領域について区画線候補の検出処理を行わない。これにより、制御部2の処理負荷の抑えることが可能となる。
除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補に基づいて車両Cの駐車が認められていない駐車不可領域の有無を判定する。例えば、除外判定部24は、駐車不可領域として、ゼブラゾーン(導流帯)などの駐車不可領域の有無を判定する。
具体的には、ゼブラゾーンが、互いに略平行な区画線候補を区画線(支持区画線と記載する)と仮定した場合に、支持区画線に対して傾斜した区画線候補が所定の間隔をあけて3本以上存在する場合に、支持区画線に挟まれた領域を駐車不可領域と判定する。
また、除外判定部24は、路面標識等の駐車枠PSの検出に不要な区画線候補の有無を判定することも可能である。例えば、除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補と、各路面標識のテンプレートモデルとのマッチング処理を行うことで画像データに含まれる各路面標識を検出することができる。
除外判定部24は、区画線情報から不要な区画線候補を除去するとともに、区画線情報に駐車不可領域に関する情報を付与して、駐車枠検出部25へ通知する。
駐車枠検出部25は、区画線検出部23によって検出された区画線候補に基づき、駐車枠PSを検出する。具体的には、駐車枠検出部25は、水平方向に向かって所定間隔をあけて平行配置される2つの区画線候補を車幅側の駐車枠PSとして検出する。
ここで、所定間隔とは、駐車場に関する法令等で規定される一般公共用の標準的な駐車領域の幅である。また、このとき、駐車枠検出部25は、除外判定部24によって駐車不可領域として判定された領域を避けて、駐車枠PSを検出することができる。
すなわち、ゼブラゾーン等を避けて駐車枠PSを検出することができる。駐車枠検出部25は、駐車枠PSを検出すると、駐車枠PSに関する駐車枠情報を駐車枠管理部26へ通知する。なお、以下では、駐車枠検出部25によって駐車枠PSとして検出された区画線候補について、区画線と記載する。また、駐車枠情報には、車両Cを基準とする各区画線の頂点座標が含まれる。
駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された駐車枠PSを時系列で管理する。駐車枠管理部26は、センサ群Scから入力されるセンサ値に基づいて車両Cの移動量を推定し、かかる移動量に基づいて過去の駐車枠情報に基づく実際の各区画線の頂点座標を推定することができる。
また、駐車枠管理部26は、新たに入力される駐車枠情報に基づいて、過去の駐車枠情報における区画線の座標情報を更新することも可能である。すなわち、駐車枠管理部26は、車両Cとの駐車枠PSとの相対的な位置関係を車両Cの移動に伴って随時更新する。
また、駐車枠管理部26は、複数の駐車枠PSがそれぞれ連続して配置されると仮定して、駐車枠PSの検出範囲を設定することも可能である。例えば、駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された1つの駐車枠PSを基準とし、かかる駐車枠PSと連続して複数の駐車枠PSが存在すると仮定する。
そして、駐車枠管理部26は、仮定した駐車枠PSの位置を検出範囲として設定する。これにより、上記の線分抽出部21は、駐車枠管理部26によって設定された検出範囲においてのみ、エッジ線の検出処理を行えばよいので、制御部2の処理負荷を抑えることが可能となる。
停車位置決定部27は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づき、車両Cが駐車枠へ駐車する際の停車位置を決定する。例えば、停車位置決定部27は、線分抽出部21によって検出されたエッジ点に基づき、輪留めLPや縁石等の立体指標を検出することで、車両Cの停車位置を決定する。
ここで、図3〜図7を用いて、停車位置決定部27の処理について詳細に説明する。図3は、停車位置決定部27の構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、停車位置決定部27は、抽出部271と、検出部272と、決定部273とを備える。また、停車位置決定部27は、記憶部3に記憶された指標識別情報31を用いて各種処理を行う。
ここで、図4を用いて、指標識別情報31について説明する。図4は、指標識別情報31の一例を示す図である。図4に示すように、指標識別情報31は、立体指標の種別毎の長さに関する情報を含む。ここでいう長さとは、撮像画像Iから得られる水平エッジ線HLの長さに基づいた立体指標の実際の水平方向の長さである。指標識別情報31は、例えば、後述の検出部272が立体指標の種別を識別する際に用いられる。
図4に示す例では、輪留めLPの実際の長さが40cm以上150cm未満であり、縁石の実際の長さが150cm以上である。つまり、後述の検出部272は、150cmを所定の閾値として立体指標の種別を識別する。なお、所定の閾値は、150cmに限らず、輪留めLPと縁石とを識別可能な長さであればよい。
なお、図4では、立体指標の種別として、輪留めLPおよび縁石を一例に挙げているが、停車位置の指標であれば、これら以外の立体指標であってもよい。例えば、輪留めLPは、駐車枠PSの領域内に配置された立体指標の一例であって、輪留めLP以外にも、例えば、コインパーキングにおけるロック板であってもよい。また、縁石は、駐車枠PSの奥側の境界を構成する立体指標の一例であって、縁石以外にも、例えば、白線や壁等であってもよい。
また、図4の指標識別情報31では、立体指標の実際の長さを所定の閾値として記憶している場合を示したが、例えば、水平エッジ線HLのエッジ長(すなわち、画素数)を所定の閾値として記憶してもよい。
図3に戻って、抽出部271について説明する。抽出部271は、駐車枠PSを含む撮像画像Iの中から水平方向へのエッジ点が連続した水平エッジ線HLを抽出する。抽出部271は、エッジ点となる画素が隣接する場合に、かかる隣接する画素を繋ぐことでエッジ線として抽出する。なお、かかる場合、エッジ線の長さ(エッジ長)は、画素数で表現することができる。
なお、抽出部271は、隣接するエッジ点(画素)を繋いでエッジ線を抽出する場合に限らず、例えば、両側がエッジ点で挟まれた非エッジ点の画素を繋いで水平エッジ線HLとしてもよい。
具体的には、抽出部271は、所定数未満の非エッジ点の両側にエッジ点が配置されている場合、かかる非エッジ点および両側のエッジ点を繋いで水平エッジ線HLとして抽出する。これにより、例えば、本来エッジ点として抽出されるべき画素がノイズ等により非エッジ点となった場合であっても、エッジ線として抽出できる、すなわち、ノイズの影響を無効化できる。
また、抽出される水平エッジ線HLの形状は、エッジ点が射影後の状態であるか、射影前の状態であるかで異なる。例えば、抽出部271は、エッジ点が路面座標に射影された後の状態であった場合、水平方向へ向かって直線状の水平エッジ線HLを抽出する。また、抽出部271は、エッジ点が射影前、つまり、撮像画像Iから抽出された状態そのままの場合、車載カメラ10のレンズ特性に応じた形状の水平エッジ線HLを抽出する。具体的には、抽出部271は、車載カメラ10のレンズに魚眼レンズが採用された場合、撮像画像Iにおける垂直方向に向かって凸状または凹状に湾曲した水平エッジ線HLを抽出する。抽出部271は、抽出した水平エッジ線HLを検出部272へ出力する。
検出部272は、抽出部271によって抽出された水平エッジ線HLに基づき、駐車枠PSにおける停車位置の指標となる立体指標を検出する。例えば、検出部272は、水平エッジ線HLの長さや、本数、配置が所定の立体指標パターンと一致する場合に、立体指標を検出する。
具体的には、検出部272は、まず、駐車枠検出部25によって検出された車幅側の駐車枠PSにおける奥側の領域を立体指標の探索領域として設定する。より具体的には、検出部272は、車幅側の駐車枠PSにおける奥側の端部周辺の領域を探索領域として設定する。これは、輪留めLPや縁石等の立体指標が駐車枠PSの奥側に配置されるためである。
これにより、制御部2の処理負荷を抑えることができる。なお、検出部272は、撮像画像I全体を探索領域として設定してもよい。これにより、立体指標の未検出を防ぐことができる。
また、検出部272は、探索領域内に存在する水平エッジ線HLそれぞれが立体指標に該当するか否かを判定する。例えば、検出部272は、水平エッジ線HLそれぞれのエッジ長に基づいて立体指標の種別を検出する。具体的には、検出部272は、記憶部3に記憶された指標識別情報31に含まれる立体指標の長さに基づいて立体指標の種別を検出する。
より具体的には、検出部272は、水平エッジ線HLのエッジ長に基づいた実際の長さが所定の閾値(図4では150cm)以上の場合、種別が縁石(または、白線や、壁等)である立体指標を検出する。また、検出部272は、水平エッジ線HLのエッジ長に基づいた実際の長さが所定の閾値未満の場合、種別が輪留めLPである立体指標を検出する。
このように、水平エッジ線HLのエッジ長に基づいて立体指標の検出処理を行うことで、立体指標の種別が輪留めLPであるか縁石であるかを高精度に識別することができる。換言すれば、検出された立体指標が、駐車枠PSの領域内に配置された立体指標であるか、駐車枠PSを構成する奥側の境界となる立体指標であるかを高精度に識別することができる。従って、後述の決定部273が車両Cの後端を縁石にあわせた停車位置とするか、車両Cの後輪を輪留めLPにあわせた停車位置とするかを正確に判定できる。
また、検出部272は、水平エッジ線HLのエッジ長以外にも、例えば、水平エッジ線HLの本数に基づいて立体指標の種別を検出することができる。具体的には、検出部272は、エッジ長に基づいた実際の長さが所定の閾値未満となる複数の水平エッジ線HLが水平方向に並列している場合、かかる複数の水平エッジ線HLを輪留めLPとして検出する。これにより、輪留めLPの検出精度を向上させることができる。
また、検出部272は、例えば、実際の長さが所定の閾値以上の単一の水平エッジ線HLで、かつ、車幅側の駐車枠PSを構成する両側の区画線それぞれの端部周辺を通る単一の水平エッジ線HLである場合、かかる単一の水平エッジ線HLを縁石(上端または下端)として検出する。また、検出部272は、例えば、エッジ長に基づいた実際の長さが所定の閾値未満で、かつ、駐車枠PSの領域内における奥側、かつ、車幅側の駐車枠PSを構成する左右両側の区画線よりも手前に存在する水平エッジ線HLを輪留めLPとして検出する。
なお、検出部272は、立体指標を構成する水平エッジ線HLがすべて検出されない場合であっても、立体指標の検出が可能である。例えば、検出部272は、落ち葉等の遮蔽物200により立体指標の下端に対応する水平エッジ線HLが検出されない場合であっても、立体指標の上端に対応する水平エッジ線HLが上記した立体指標パターンと一致すれば、立体指標として検出する。
そして、検出部272は、立体指標を検出した場合、かかる立体指標に関する指標情報を決定部273へ通知する。なお、検出部272は、水平エッジ線HLが上記した立体指標パターンと一致しない場合、水平エッジ線HLが立体指標ではない、例えば、路面ノイズとして検出する。
決定部273は、検出部272によって検出された立体指標に複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における最も上側に位置する水平エッジ線HL除く任意の水平エッジ線HLを立体指標の上端とみなして停車位置を決定する。ここで、図5および図6を用いて、決定部273の処理内容について具体的に説明する。
図5および図6は、決定部273の処理内容を示す図である。なお、図5では、検出部272によって、2本の水平エッジ線HL2,HL3がブロック型(四角柱)の輪留めLPとして検出されていることとする。つまり、検出部272は、下端に対応する水平エッジ線HL1については未検出であることとする。
ここで、仮に、下端に対応する水平エッジ線HL1の未検出に起因して、本来は上端である水平エッジ線HL3を下端とみなして測距を行った場合(以下、参考例という)、図6に示すように、かかる下端に基づいて輪留めLPまでの距離L2を算出してしまう。つまり、輪留めLPが本来の位置よりも奥側に存在すると誤って認識して測距を行ってしまうこととなる。
そこで、決定部273は、2本のうち、上側の水平エッジ線HL2を除く水平エッジ線HL3を輪留めLPの上端とみなして測距を行う。例えば、図5では、水平エッジ線HL3を上端とみなすこととする。そして、決定部273は、上端とみなした水平エッジ線HL3から垂直方向下側に立体指標の下端LEを予測する。
具体的には、決定部273は、水平エッジ線HL3に対して所定の高さHだけ下側に下げた位置を下端LEとして設定する。なお、所定の高さHは、例えば、市販されている輪留めLPの高さの平均値等を採用可能である。つまり、決定部273は、立体指標の下端が未検出であることを前提とし、立体指標の上端が所定の高さHであると仮定して測距を行う。
そして、図6に示すように、決定部273は、車載カメラ10の取付高さおよび取付角度に基づいて撮像画像Iにおける下端LEを路面座標に射影することで、下端LEまでの距離L1を算出する。なお、距離L1を算出する場合に、立体指標の種別が輪留めLPである場合には、車両Cの後輪を基準にして距離L1を算出し、立体指標の種別が縁石である場合には、車両Cの後端を基準にして距離L1を算出する。
これにより、参考例のように、水平エッジ線HL3を立体指標の下端とみなして測距することで、本来の位置よりも奥側となる距離L2として誤算出されることを防止できる。
なお、図5および図6では、輪留めLPの下端に対応する水平エッジ線HL1が未検出である場合を示したが、例えば、輪留めLPの水平エッジ線HL1が検出され、一方で、上端に対応する水平エッジ線HL2(上端奥側)または水平エッジ線HL3(上端手前側)が未検出である場合も想定される。
決定部273は、かかる場合であっても、水平エッジ線HL1を上端とみなして下端LEを予測し、測距を行う。これにより、決定部273は、水平エッジ線HL3を上端とみなして算出した距離L1よりもさらに手前側となる距離を算出する。なお、距離L1よりも手前側となる距離を算出した場合には、輪留めLPよりも手前が停車位置となるため、輪留めLPに乗り上げることを高精度に防止できる。
次に、図7を用いて、輪留めLPの他の形態における決定部273の処理について説明する。図7は、決定部273の決定処理の他の例を示す図である。図7では、水平方向に延在する溝が形成された輪留めLPを示している。
かかる輪留めLPが検出部272によって検出された場合、輪留めLPには、溝に対応する水平エッジ線HLも含まれることとなるため、複数の水平エッジ線HLが存在することとなる。
決定部273は、複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における下側に位置する水平エッジ線HLを上端とみなして停車位置を決定する。具体的には、決定部273は、複数の水平エッジ線HLのうち、最も下側に位置する水平エッジ線HLを上端とみなして停車位置を決定する。
これにより、輪留めLPの手前を停車位置として決定するため、輪留めLPの乗り上げを確実に防止できる。なお、図7では、垂直方向に並んだ水平エッジ線HLのうち、最も下側に配置された水平エッジ線HLを上端とみなしたが、最も上側に配置された水平エッジ線HL以外であれば、任意の水平エッジ線HLを上端とみなしてもよい。
次に、図8を用いて実施形態に係る画像処理装置1が実行する処理手順について説明する。図8は、画像処理装置1が実行する全体処理の手順を示すフローチャートである。なお、かかる全体処理は、例えば、車両Cの車速が所定値以下(例えば、30Km/h)である場合に、制御部2によって繰り返し実行される。
図8に示すように、画像処理装置1は、まず、グレースケール画像からエッジ点を抽出するエッジ抽出処理を行い(ステップS101)、エッジ抽出処理の処理結果に基づいて不適領域判定処理を行う(ステップS102)。
続いて、画像処理装置1は、ステップS101にて抽出したエッジ点から区画線候補を検出する区画線検出処理を行う(ステップS103)。
その後、画像処理装置1は、ステップS103までの処理結果に基づき、駐車不可領域などの有無を判定する除外判定処理を行い(ステップS104)、駐車枠PSを検出する駐車枠検出処理を行う(ステップS105)。
その後、画像処理装置1は、ステップS105において検出した駐車枠PSを管理する駐車枠管理を行い(ステップS106)、車両Cの駐車枠PS内において停車させる停車位置を決定する停車位置決定処理を行い(ステップS107)、処理を終了する。
次に、上述した停車位置決定処理の処理手順について詳細に説明する。図9は、画像処理装置1が実行する停車位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、停車位置決定部27は、エッジ抽出処理によって抽出されたエッジ点のうち、水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HLを抽出する(ステップS201)。
つづいて、停車位置決定部27は、抽出した水平エッジ線HLのエッジ長が所定の閾値(例えば、150cm)以上であるか否かを判定する(ステップS202)。停車位置決定部27は、エッジ長が所定の閾値以上である場合(ステップS202:Yes)、水平エッジ線HLが駐車枠PSの区画物、すなわち、駐車枠PSの奥側の境界となる立体指標として検出する(ステップS203)。
つづいて、停車位置決定部27は、検出した立体指標に複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における最も上側に位置する水平エッジ線HLを除く任意の水平エッジ線HLを上端とみなして下端を予測する(ステップS204)。つづいて、停車位置決定部27は、予測した下端に基づいて停車位置を決定し(ステップS205)、処理を終了する。
一方、ステップS202において、停車位置決定部27は、水平エッジ線HLのエッジ長が所定の閾値未満であった場合(ステップS202:No)、複数の水平エッジ線HLが並列しているか否かを判定する(ステップS206)。
停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLが並列していた場合(ステップS206:Yes)、複数の水平エッジ線HLを輪留めLPとして検出し(ステップS207)、ステップS204を実行する。
一方、ステップS206において、停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLが並列していない場合(ステップS206:No)、かかる水平エッジ線HLを路面ノイズとして検出し、ステップS205を実行する。
上述してきたように、実施形態に係る画像処理装置1は、抽出部271と、検出部272と、決定部273とを備える。抽出部271は、駐車枠PSを含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HLを抽出する。検出部272は、抽出部271によって抽出された水平エッジ線HLに基づき、駐車枠PSにおける停車位置の指標となる立体指標を検出する。決定部273は、検出部272によって検出された立体指標に複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並んで位置している場合、垂直方向における最も上側に位置する水平エッジ線HLを除く任意の水平エッジ線HLを立体指標の上端とみなして停車位置を決定する。これにより、停車位置を高精度に決定することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 記憶部
10 車載カメラ
21 線分抽出部
22 不適領域判定部
23 区画線検出部
24 除外判定部
25 駐車枠検出部
26 駐車枠管理部
27 停車位置決定部
31 指標識別情報
50 上位ECU
100 駐車支援システム
200 遮蔽物
271 抽出部
272 検出部
273 決定部
C 車両
HL 水平エッジ線
I 撮像画像
LP 輪留め

Claims (5)

  1. 駐車枠を含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出する抽出部と、
    前記抽出部によって抽出された前記水平エッジ線に基づき、前記駐車枠における停車位置の指標となる立体指標を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記立体指標に複数の前記水平エッジ線が垂直方向に並んで位置している場合、前記垂直方向における最も上側に位置する前記水平エッジ線を除く任意の前記水平エッジ線を前記立体指標の上端とみなして前記停車位置を決定する決定部と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記決定部は、
    複数の前記水平エッジ線が垂直方向に並んで位置している場合、前記垂直方向における下側に位置する前記水平エッジ線を前記上端とみなして前記停車位置を決定すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記検出部は、
    前記水平エッジ線のエッジ長に基づいて前記立体指標の種別を検出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記検出部は、
    前記立体指標に含まれる前記水平エッジ線の本数に基づいて前記立体指標の種別を検出すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 駐車枠を含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された前記水平エッジ線に基づき、前記駐車枠における停車位置の指標となる立体指標を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって検出された前記立体指標に複数の前記水平エッジ線が垂直方向に並んで位置している場合、前記垂直方向における最も上側に位置する前記水平エッジ線を除く任意の前記水平エッジ線を前記立体指標の上端とみなして前記停車位置を決定する決定工程と
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
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