JP7203586B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、自動運転技術の発展に伴い、車両の周囲を撮像した撮像画像から車両を駐車させる駐車枠を検出する画像処理装置が普及しつつある。この種の画像処理装置では、撮像画像から駐車枠を区画する区画線を検出し、検出した区画線に基づいて駐車枠を検出する(例えば、特許文献1参照)。
また、画像処理装置は、駐車枠における停車位置を決定するために、例えば、縁石や、輪留め等といった立体指標を検知し、かかる立体指標に基づいて停車位置を決定する。
特開2017-87758号公報
しかしながら、従来技術では、適切な停車位置を決定する点で改善の余地があった。具体的には、例えば、縁石や輪留めの下端に落ち葉等が堆積していた場合、かかる立体指標の下端を検出できず、立体指標までの測距誤差が生じるおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、適切な停車位置を決定することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る画像処理装置は、抽出部と、検出部と、決定部とを備える。前記抽出部は、駐車枠を含む撮像画像の中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出する。前記検出部は、前記抽出部によって抽出された複数の前記水平エッジ線のうち、複数の前記水平エッジ線が水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上である場合に、該直列エッジ線を前記駐車枠における奥側の境界線として検出する。前記決定部は、前記検出部によって検出された前記境界線に基づいて前記駐車枠における停車位置を決定する。
本発明によれば、適切な停車位置を決定することができる。
図1Aは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図1Bは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図1Cは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図1Dは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。 図2は、画像処理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 図3は、停車位置決定部の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、縁石の検出方法を示す図である。 図5は、縁石の検出方法を示す図である。 図6は、縁石の検出方法を示す図である。 図7は、縁石の検出方法を示す図である。 図8は、縁石の検出方法を示す図である。 図9は、時間的連続性を用いた輪留めの検出処理を示す図である。 図10は、画像処理装置が実行する全体処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、画像処理装置が実行する停車位置決定処理における全体処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、画像処理装置が実行する対象識別処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、画像処理装置が実行する下端位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る画像処理装置および画像処理方法について詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1A~図1Dを用いて実施形態に係る画像処理方法の概要について説明する。図1A~図1Dは、実施形態に係る画像処理方法の概要を示す図である。図1A~図1Dでは、実施形態に係る画像処理装置1が実施形態に係る画像処理方法を実行することで、駐車枠における停車位置を決定する場合を例に挙げて説明する。
図1Aに示すように、実施形態に係る画像処理装置1は、車両Cに搭載され、実施形態に係る画像処理方法を実行する。具体的には、まず、実施形態に係る画像処理装置1は、車載カメラ10によって撮像された撮像画像に基づいて駐車枠PSを検出する。駐車枠PSとは、車両Cが停車する駐車スペースであり、車両Cを1台毎に区画する区画線Lsによって構成される領域である。
なお、図1では、駐車枠PSは、車両Cが停車した場合における車幅方向を区画し、車両Cの側面に沿う方向に延在する区画線Ls(停車時における車幅側の区画線)と、車両Cの長さ方向の手前側を区画し、車幅方向に延在する区画線Ls(停車時における長さ側の区画線)と、車両Cの長さ方向の奥側を区画し、車幅方向に延在する縁石CBとにより4方が囲まれた駐車枠PSを示す。なお、駐車枠PSは、長さ方向の手前側の区画線Lsが無く、車幅側の区画線および縁石CBで構成されるコ字型の駐車枠PSであってもよい。また、縁石CBは、停車位置の指標となる立体指標の一例であって、縁石CB以外に、壁、輪留めLP(図1D参照)等であってもよい。また、停車位置の指標は、白線等の区画線Lsであってもよい。以下では、白線および立体指標をまとめて立体指標と記載する。
車載カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、車両Cの周囲を撮像する。また、車載カメラ10のレンズには、例えば、魚眼レンズなどの広角レンズが採用され、図1Aに示すような撮像領域Rを有する。
なお、図1Aに示す例では、車載カメラ10が、車両Cの左側方を撮像する左サイドカメラである場合について示したが、車載カメラ10には、車両Cの前方を撮像する前方カメラ、車両Cの後方を撮像するバックカメラ、車両Cの右側方を撮像する右サイドカメラが含まれる。
実施形態に係る画像処理装置1は、車載カメラ10の撮像画像から駐車枠PSにおける奥側の境界線BD、すなわち、縁石CB等の下端を検出し、立体指標の位置に基づいて停車位置を決定する。縁石CBの検出は、例えば、撮像画像から得られるエッジ点のうち、水平方向(車幅方向)へエッジ点が連続した水平エッジ線に基づいて行う。また、奥側の境界線BDは、縁石CBの下端以外に、例えば、白線の境界や、壁の境界等であってもよい。
例えば、図1Bに示すように、画像処理装置1は、立体指標が縁石CBの場合、バック駐車する車両Cにおいて、縁石CBの下端に対応する境界線BDに車両Cの後端が配置されるように停車位置を決定する。
ところで、従来技術では、適切な停車位置を決定する点で改善の余地があった。具体的には、従来は、縁石の下端に落ち葉等の遮蔽物が堆積していた場合、縁石の下端となる水平エッジ線が分断されて破線状となることで、縁石の下端を検出できず、縁石までの測距誤差が生じるおそれがあった。例えば、縁石の下端が検出できなかった場合、縁石の上端となる水平エッジ線を下端とみなして測距してしまい、本来の縁石の位置よりも奥側の位置を停車位置として決定してしまうおそれがあった。
そこで、実施形態に係る画像処理方法では、落ち葉等の遮蔽物により水平エッジ線が分断されて破線状となった場合に、破線状の水平エッジ線を境界線BDとして検出することとした。ここで、図1Cを用いて、実施形態に係る画像処理方法の具体例について説明する。
図1Cの上段に示すように、まず、画像処理装置1は、駐車枠PSおよび縁石CBを含む撮像画像Iを取得する。なお、撮像画像Iにおける縁石CBの下端には、落ち葉等の遮蔽物200が堆積していることとする。
つづいて、画像処理装置1は、撮像画像Iに対してエッジ抽出処理を行い、撮像画像Iの中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HL1~HL8を抽出する。ここで、図1Cの中段に示すように、抽出された複数の水平エッジ線HL1~HL8のうち、複数の水平エッジ線HL2~HL8は、本来単一の水平エッジ線として抽出されるはずが、遮蔽物200によって分断された破線状となっている。
そこで、画像処理装置1は、複数の水平エッジ線HL2~HL8が水平方向に沿って破線状に並んだ水平エッジ線HL2~HL8(以下、直列エッジ線ELと記載する)のエッジ長Lが所定の閾値以上である場合に、直列エッジ線ELを駐車枠PSにおける奥側の境界線BDとして検出し、かかる境界線BDに基づいて停車位置を決定する。
つまり、実施形態に係る画像処理方法では、縁石CBの下端である境界線BDが遮蔽物200により分断されることで、短い水平エッジ線HL2~HL8が破線状に生じる特性に着目して境界線BDを検出する。換言すれば、実施形態に係る画像処理方法では、エッジ長Lが閾値以上となる破線状の直列エッジ線ELを単一の水平エッジ線とみなし、境界線BDとして検出する。
これにより、縁石CBの下端である境界線BDを高精度に検出できるため、停車位置を誤って縁石CBに乗り上げることを回避できる。従って、実施形態に係る画像処理方法によれば、適切な停車位置を決定することができる。
なお、実施形態に係る画像処理装置1は、縁石CBの上端に対応する単一の水平エッジ線HL1を検出することで、縁石CBの下端となる直列エッジ線ELの存在する領域を予測して絞り込むことができるが、かかる点については、図4を用いて後述する。
また、実施形態に係る画像処理装置1は、例えば、比較的高さのある壁等のように、立体指標(壁)の上端が撮像画像Iに映らない場合であっても、直列エッジ線ELのみを壁の下端として検出することで、壁と駐車枠PSとの境界線BDを容易に検出することができる。
また、実施形態に係る画像処理装置1は、例えば、輪留めLP等のように、水平方向の長さが縁石CB等に比べて短い立体指標については、水平エッジ線に加えて、水平方向と交差する交差エッジ線VLを用いて輪留めLPを検出できる。かかる点について、図1Dを用いて説明する。
図1Dの上段では、駐車枠PSおよび輪留めLPを含む撮像画像Iを示している。また、輪留めLPの下端には遮蔽物200が堆積していることとする。
まず、画像処理装置1は、撮像画像Iに対してエッジ抽出処理を行い、撮像画像Iの中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HL1~HL3と、水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線VL1,VL2とを抽出する。なお、水平エッジ線HL1は、遮蔽物200により分断された破線状の水平エッジ線HL1a~HL1dで構成され、輪留めLPの下端として検出されていないこととする。
かかる場合、従来は、破線状の水平エッジ線以外の他の単一の水平エッジ線(図1Dに示す水平エッジ線HL2,HL3)に基づいて輪留めLPを検出していた。しかしながら、他の単一の水平エッジ線が短かったり、長すぎたりして水平エッジ線が十分に得られない場合や、路面ノイズ等の輪留めとは無関係な水平エッジ線を輪留めの水平エッジ線として検出した場合等には、輪留めを検出できない、あるいは、輪留めの位置を誤る等といった状況が生じるおそれがあった。
そこで、実施形態に係る画像処理装置1は、交差エッジ線VL1,VL2を加味して輪留めLPの検出を行うこととした。
具体的には、実施形態に係る画像処理装置1は、水平エッジ線HL2,HL3および交差エッジ線VL1,VL2が所定の検出条件を満たす場合に、水平エッジ線HL2,HL3および交差エッジ線VL1,VL2を輪留めLPとして検出する。そして、画像処理装置1は、検出した輪留めLPに基づいて停車位置を決定する。
なお、上記した所定の検出条件には、水平エッジ線HL2,HL3および交差エッジ線VL1,VL2の配置や、交差角度等の条件が含まれるが、検出条件の詳細については後述する。
つまり、実施形態に係る画像処理方法では、遮蔽物200の影響を受けにくい交差エッジ線VL1,VL2を検出条件に加えることで、水平エッジ線HL1~HL3が十分に得られない場合であっても輪留めLPを検出することができる。また、水平エッジ線HL2,HL3および交差エッジ線VL1,VL2により輪留めLPの形状を把握しやすくなるため、輪留めLPの上端を下端とみなして誤測距することを低減できる。従って、実施形態に係る画像処理方法によれば、適切な停車位置を決定することができる。
なお、以下では、水平エッジ線HL1~HL3および交差エッジ線VL1,VL2について、特に区別しない場合、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLと記載する。
次に、図2を用いて実施形態に係る画像処理装置1の構成例について説明する。図2は、画像処理装置1の構成例を示す機能ブロック図である。なお、図2には、画像処理装置1を含む駐車支援システム100を示す。図2に示すように、駐車支援システム100は、画像処理装置1と、車載カメラ10と、センサ群Scと、上位ECU(Electronic Control Unit)50とを備える。また、図2に示すように、画像処理装置1と、センサ群Scと、上位ECU50とは、それぞれCAN(Control Area Network)通信の通信規格の通信バスBによって相互に通信することができる。
センサ群Scは、車両Cの走行状態を検出する各種センサであり、検出したセンサ値を画像処理装置1へ通知する。センサ群Scは、車両Cの車輪の回転数を検出する車速センサや、車両Cの舵角を検出する舵角センサ等を含む。
上位ECU50は、例えば、車両Cの自動駐車を支援するECUであり、例えば、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSに基づいて車両Cを駐車枠PSへ駐車させる。例えば、上位ECU50は、車両Cの操舵角を制御するEPS(Electric Power Steering)-ECUであり、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSへの操舵角を制御することができる。なお、上位ECU50は、アクセル制御やブレーキ制御を行うECUを含むようにすることにしてもよい。
図2に示すように、画像処理装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、線分抽出部21と、不適領域判定部22と、区画線検出部23と、除外判定部24と、駐車枠検出部25と、駐車枠管理部26と、停車位置決定部27とを備える。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27として機能する。
また、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、各種情報や各種プログラムの情報を記憶することができる。なお、画像処理装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2は、例えば、車両Cが駐車場を走行していると想定される場合(例えば、車速30Km/h以内)に、後述する駐車枠PSの検出処理や、停車位置の決定処理を行うことにしてもよいし、あるいは、車両Cが走行している全ての期間でかかる検出処理や決定処理を行うことにしてもよい。
線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される撮像画像から各画素の輝度に基づくエッジ点を抽出する。具体的には、線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される画像データをグレースケール化することでグレースケール画像へ変換する。グレースケール画像とは、画像データにおける各画素を輝度に応じて白から黒までの各階調(例えば256階調)で表現するように変換する処理である。
続いて、線分抽出部21は、グレースケール画像に対して例えば、ソベルフィルタを適用することで、各画素のエッジ強度および輝度勾配を求めることができる。続いて、線分抽出部21は、エッジ強度が所定値を超える画素を抽出することで、上記のエッジ点を抽出する。線分抽出部21は、抽出したエッジ点に関するエッジ情報を不適領域判定部22へ通知する。
不適領域判定部22は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づき、駐車枠PSを構築する区画線の検出が困難となる不適領域の有無を判定する。例えば、不適領域判定部22は、舗装された路面に比べて、エッジ点が多く抽出される舗装されていない路面領域(例えば、砂利)や、グレーチング領域を不適領域として判定することができる。
具体的には、不適領域判定部22は、各エッジ点の密度が所定値以上であり、各エッジ点の輝度勾配が不均一である領域について、不適領域として判定することができる。不適領域判定部22は、判定した不適領域に基づいて上記のエッジ情報から不適領域に関するエッジ情報を除去して後段の処理へ回す。
区画線検出部23は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づいて駐車枠PSを区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する。具体的には、区画線検出部23は、連続する複数のエッジ点を繋いだ2つのエッジ線が互いに略平行であり、間隔が区画線の幅に対応した間隔である場合、かかる2つのエッジ線を区画線候補として検出する。
すなわち、区画線検出部23は、各区画線の幅方向の左右両端に対応する2つのエッジ線を区画線候補として検出する。区画線検出部23は、検出した区画線候補に関する区画線情報を生成し、除外判定部24へ通知する。
なお、区画線検出部23は、不適領域判定部22によって検出された不適領域を除いて、区画線候補の検出処理を行うことができる。言い換えれば、区画線検出部23は、不適領域について区画線候補の検出処理を行わない。これにより、制御部2の処理負荷の抑えることが可能となる。
除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補に基づいて車両Cの駐車が認められていない駐車不可領域の有無を判定する。例えば、除外判定部24は、駐車不可領域として、ゼブラゾーン(導流帯)などの駐車不可領域の有無を判定する。
具体的には、ゼブラゾーンが、互いに略平行な区画線候補を区画線(支持区画線と記載する)と仮定した場合に、支持区画線に対して傾斜した区画線候補が所定の間隔をあけて3本以上存在する場合に、支持区画線に挟まれた領域を駐車不可領域と判定する。
また、除外判定部24は、路面標識等の駐車枠PSの検出に不要な区画線候補の有無を判定することも可能である。例えば、除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補と、各路面標識のテンプレートモデルとのマッチング処理を行うことで画像データに含まれる各路面標識を検出することができる。
除外判定部24は、区画線情報から不要な区画線候補を除去するとともに、区画線情報に駐車不可領域に関する情報を付与して、駐車枠検出部25へ通知する。
駐車枠検出部25は、区画線検出部23によって検出された区画線候補に基づき、駐車枠PSを検出する。具体的には、駐車枠検出部25は、水平方向に向かって所定間隔をあけて平行配置される2つの区画線候補を車幅側の駐車枠PSとして検出する。
ここで、所定間隔とは、駐車場に関する法令等で規定される一般公共用の標準的な駐車領域の幅である。また、このとき、駐車枠検出部25は、除外判定部24によって駐車不可領域として判定された領域を避けて、駐車枠PSを検出することができる。
すなわち、ゼブラゾーン等を避けて駐車枠PSを検出することができる。駐車枠検出部25は、駐車枠PSを検出すると、駐車枠PSに関する駐車枠情報を駐車枠管理部26へ通知する。なお、以下では、駐車枠検出部25によって駐車枠PSとして検出された区画線候補について、区画線と記載する。また、駐車枠情報には、車両Cを基準とする各区画線の頂点座標が含まれる。
駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された駐車枠PSを時系列で管理する。駐車枠管理部26は、センサ群Scから入力されるセンサ値に基づいて車両Cの移動量を推定し、かかる移動量に基づいて過去の駐車枠情報に基づく実際の各区画線の頂点座標を推定することができる。
また、駐車枠管理部26は、新たに入力される駐車枠情報に基づいて、過去の駐車枠情報における区画線の座標情報を更新することも可能である。すなわち、駐車枠管理部26は、車両Cとの駐車枠PSとの相対的な位置関係を車両Cの移動に伴って随時更新する。
また、駐車枠管理部26は、複数の駐車枠PSがそれぞれ連続して配置されると仮定して、駐車枠PSの検出範囲を設定することも可能である。例えば、駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された1つの駐車枠PSを基準とし、かかる駐車枠PSと連続して複数の駐車枠PSが存在すると仮定する。
そして、駐車枠管理部26は、仮定した駐車枠PSの位置を検出範囲として設定する。これにより、上記の線分抽出部21は、駐車枠管理部26によって設定された検出範囲においてのみ、エッジ線の検出処理を行えばよいので、制御部2の処理負荷を抑えることが可能となる。
停車位置決定部27は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点に基づき、車両Cが駐車枠PSへ駐車する際の停車位置を決定する。例えば、停車位置決定部27は、線分抽出部21によって検出されたエッジ点に基づき、輪留めLPや縁石CB等の立体指標を検出することで、車両Cの停車位置を決定する。
ここで、図3~図9を用いて、停車位置決定部27の処理について詳細に説明する。図3は、停車位置決定部27の構成を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、停車位置決定部27は、抽出部271と、検出部272と、決定部273とを備える。
抽出部271は、駐車枠PSを含む撮像画像Iの中からエッジ点が連続したエッジ線を抽出する。具体的には、抽出部271は、水平方向へのエッジ点が連続した水平エッジ線HLおよび水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線VLを抽出する。より具体的には、抽出部271は、エッジ点となる画素が隣接する場合に、かかる隣接する画素を繋ぐことでエッジ線として抽出する。なお、かかる場合、エッジ線の長さ(エッジ長)は、画素数で表現することができる。
なお、抽出部271は、隣接するエッジ点(画素)を繋いでエッジ線を抽出する場合に限らず、例えば、両側がエッジ点で挟まれた非エッジ点の画素を繋いでエッジ線としてもよい。
具体的には、抽出部271は、所定数未満の非エッジ点がエッジ点に挟まれて配置されている場合、かかる非エッジ点およびエッジ点を繋いでエッジ線として抽出する。これにより、例えば、本来エッジ点として抽出されるべき画素がノイズ等により非エッジ点となった場合であっても、エッジ線として抽出できる、すなわち、ノイズの影響を無効化できる。
また、抽出される水平エッジ線HLの形状は、エッジ点が射影後の状態であるか、射影前の状態であるかで異なる。例えば、抽出部271は、エッジ点が路面座標に射影された後の状態であった場合、水平方向(車幅方向)へ向かって直線状の水平エッジ線HLを抽出する。また、抽出部271は、エッジ点が射影前、つまり、エッジ点が撮像画像Iから抽出された状態そのままの場合、車載カメラ10のレンズ特性に応じた形状の水平エッジ線HLを抽出する。具体的には、抽出部271は、車載カメラ10のレンズに魚眼レンズが採用された場合、撮像画像Iにおける垂直方向に向かって凸状または凹状に湾曲した水平エッジ線HLを抽出する。
また、抽出される交差エッジ線VLの形状も同様に、例えば、抽出部271は、エッジ点が路面座標に射影された後の状態であった場合、垂直方向(車両の長さ方向)へ向かって直線状の交差エッジ線VLを抽出する。また、抽出部271は、エッジ点が射影前、つまり、エッジ点が撮像画像Iから抽出された状態そのままの場合、車載カメラ10のレンズ特性に応じた形状の交差エッジ線VLを抽出する。具体的には、抽出部271は、車載カメラ10のレンズに魚眼レンズが採用された場合、撮像画像Iにおける車幅方向に向かって凸状または凹状に湾曲した交差エッジ線VLを抽出する。
なお、抽出部271は、撮像画像Iを時系列で連続して取得して、時系列の各撮像画像Iから水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを抽出し、順次検出部272へ出力する。
検出部272は、抽出部271によって抽出された水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLに基づき、駐車枠PSにおける停車位置の指標となる立体指標を検出する。例えば、検出部272は、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLの長さや、本数、配置が所定の立体指標パターンと一致する場合に、立体指標を検出する。
具体的には、検出部272は、まず、駐車枠検出部25によって検出された車幅側の駐車枠PSにおける奥側の領域を立体指標の探索領域として設定する。より具体的には、検出部272は、車幅側の駐車枠PSにおける奥側の端部周辺の領域を探索領域として設定する。これは、輪留めLPや縁石CB等の立体指標が駐車枠PSの奥側に配置されるためである。これにより、制御部2の処理負荷を抑えることができる。
なお、検出部272は、撮像画像I全体を探索領域として設定してもよい。これにより、立体指標の未検出を防ぐことができる。
そして、検出部272は、探索領域を設定後、水平エッジ線HLに基づいて縁石CBを検出、または、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLに基づいて輪留めLPを検出する。以下、図4~図8を用いて、縁石CBの検出方法について説明し、図9を用いて、輪留めLPの検出方法について説明する。
図4~図8は、縁石CBの検出方法を示す図である。検出部272は、抽出部271が抽出した複数の水平エッジ線HLのうち、エッジ長が所定の閾値以上となる単一の水平エッジ線HLを検出し、単一の水平エッジ線HLに基づいて境界線BDを検出する、すなわち、縁石CBの上端に対応する単一の水平エッジ線HLに基づいて縁石CBの下端を検出する。
具体的には、図4に示すように、まず、検出部272は、エッジ長が所定の閾値以上となる単一の水平エッジ線HLを検出する。かかる閾値は、例えば、駐車枠PSにおける車幅方向の長さに対応した値となる。
そして、検出部272は、検出した単一の水平エッジ線HLを縁石CBの上端と仮定して、縁石CBの下端が存在すると想定される領域を境界領域BRとして設定する。具体的には、検出部272は、縁石CBの上端と仮定した水平エッジ線HLの垂直方向下側に境界領域BRを設定する。
なお、仮に、エッジ長が所定の閾値以上となる2つの単一の水平エッジ線HLが平行で垂直方向に並んで配置されることを検出した場合、境界領域BRの設定処理を行わず、かかる2つの単一の水平エッジ線HLを縁石CBとして検出する。具体的には、2つの単一の水平エッジ線HLのうち、垂直方向上側の水平エッジ線HLを縁石CBの上端とし、垂直方向下側の水平エッジ線HLを縁石CBの下端、すなわち、境界線BDとして検出する。
ここで、境界領域BRの設定処理について図5を用いて説明する。図5では、便宜上、水平エッジ線HLおよび境界領域BRのみを抜粋して示している。
図5に示すように、境界領域BRは、水平エッジ線HLに対して垂直方向下側に所定の距離Hだけ離すとともに、水平エッジ線HLに合わせた湾曲形状で設定される。なお、距離Hは、例えば、実際に測定された縁石CBの高さに基づいた値が設定される。すなわち、距離Hは、縁石CBの想定される高さを考慮して、縁石CBの下端が存在するであろう位置に境界領域BRが設定されるような距離であることが好ましい。
つづいて、図5に示すように、検出部272は、境界領域BRの高さWを設定する。高さWは、任意設定された値であってもよく、あるいは、実際に設置されている縁石CBの高さを複数箇所で測定して得られる分布範囲であってもよい。
なお、図4および図5では、水平エッジ線HLの垂直方向下側に境界領域BRを設定したが、垂直方向上側に境界領域BRを設定してもよい。これにより、縁石CBの上端が遮蔽物200等により検出できず、縁石CBの下端のみが検出された場合であっても、縁石CBの上端を検出することができるため、縁石CBの検出精度を高めることができる。
検出部272は、境界領域BRを設定後、境界領域BRの中に、複数の水平エッジ線HLが水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線ELが含まれるか否かを検出する。ここで、図6を用いて、直列エッジ線ELの検出方法について説明する。
図6では、複数の水平エッジ線HL11~HL17が境界領域BRに含まれていた場合について説明する。なお、図6では、便宜上、複数の水平エッジ線HL11~HL17を直線状に並べて示している。
まず、検出部272は、複数の水平エッジ線HL11~HL17が直列エッジ線ELである直列条件を満たす否かを判定する。例えば、検出部272は、複数の水平エッジ線HL11~HL17の間の間隔P1~P6それぞれが所定の長さ未満である場合、複数の水平エッジ線HL11~HL17をグルーピングして直列エッジ線ELとする。
そして、検出部272は、直列エッジ線ELのエッジ長Lが所定の閾値以上である場合に、直列エッジ線ELを縁石CBの下端、すなわち、駐車枠PSにおける奥側の境界線BDとして検出する。
エッジ長Lとは、直列エッジ線ELの一端ELaから他端ELbまでの距離であり、具体的には、複数の水平エッジ線HL11~HL17のエッジの長さと、複数の水平エッジ線HL11~HL17の間の間隔P1~P6とを合計した値である。なお、エッジ長Lとは、複数の水平エッジ線HL11~HL17のエッジの長さを合計した値としてもよい。直列エッジ線ELの両端ELa,ELbは、例えば、車幅側の駐車枠PSとの交点である。
つづいて、検出部272は、検出した直列エッジ線ELに基づいて縁石CBの最終的な下端位置を設定する。なお、検出部272によって設定された下端位置を用いて、後述する決定部273が最終的な停車位置を決定する。
ここで、図7および図8を用いて、検出部272による下端位置の設定処理について説明する。図7では、境界領域BRに直列エッジ線ELが無い場合における下端位置の設定処理を示し、図8では、境界領域BRに直列エッジ線ELが有る場合における下端位置の設定処理を示す。
図7に示すように、境界領域BRに直列エッジ線ELが存在しない場合、水平エッジ線HLが縁石CBの下端である可能性と、水平エッジ線HLが比較的高さのある壁の下端である(つまり、撮像画像Iに壁の上端が映っていない)可能性と、縁石CBの下端全体が遮蔽物200に覆われて直列エッジ線ELが未検出である可能性とが考えられる。
かかる場合、検出部272は、縁石CBの下端全体が遮蔽物200に覆われて直列エッジ線ELが未検出である可能性を考慮して、境界領域BRに疑似的に下端位置LEを設定する。具体的には、検出部272は、境界領域BRの下端をデフォルトの下端位置LEとして設定する。これにより、縁石CBの下端全体が遮蔽物200に覆われて直列エッジ線ELが未検出であったとしても、デフォルトの下端位置LEで測距することで、縁石CBに乗り上げたり、壁に接触したりすることなく、後述の決定部273が適切な停車位置を決定することができる。
なお、デフォルトの下端位置LEは、境界領域BRの下端に限らず、境界領域BRの任意の位置に設定されてもよく、あるいは、境界領域BRの範囲外に設定されてもよい。
次に、図8に示すように、境界領域BRに直列エッジ線ELが存在する場合、直列エッジ線ELが縁石CBの下端である可能性が比較的高いと考えられる。このため、検出部272は、直列エッジ線ELの位置に基づいて下端位置を設定する。
例えば、図8に示すように、検出部272は、直列エッジ線ELの位置に基づく補正値によって、上記したデフォルトの下端位置(図7に示す下端位置LE)を補正して最終的な下端位置(直列エッジ線ELの位置)を設定する。より具体的には、検出部272は、最終的な下端位置が直列エッジ線ELの位置となるような補正値によって、デフォルトの下端位置を補正する。
なお、図8では、最終的な下端位置が直列エッジ線ELの位置となるような補正値としたが、補正値は、直列エッジ線ELとデフォルトの下端位置との間に最終的な下端位置が設定される値であれば任意の値を採用可能である。
このように、単一の水平エッジ線HLの下側に境界領域BRを抽出し、境界領域BRに含まれる直列エッジ線ELを縁石CBの下端、すなわち、駐車枠PSとの境界線BDとして検出することで、境界領域BR以外の領域については処理対象から除外できる。従って、制御部2の処理負荷を軽減でき、かつ、境界領域BRに絞ることで、直列エッジ線ELの検出精度を向上させることができる。
また、検出部272は、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが所定の検出条件を満たす場合に、駐車枠PS内に配置された輪留めLPを検出することができる。検出条件として、例えば、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLの本数や、配置、交差角度等の条件が含まれる。
例えば、検出部272は、2本の水平エッジ線HLおよび2本の交差エッジ線VLが略矩形状を構成する配置である場合、輪留めLPを検出する。具体的には、並列した2本の水平エッジ線HLの両端に対して2本の交差エッジ線VLが直交する場合に、輪留めLPを検出する。なお、検出部272は、2本の交差エッジ線VLのうち、少なくとも1本の交差エッジが検出されれば、輪留めLPとして検出してもよい。つまり、検出部272は、複数(例えば、2本)の水平エッジ線HLの端部に対して単一の交差エッジ線VLが直交する場合、複数の水平エッジ線HLおよび単一の交差エッジ線VLを輪留めLPとして検出する。
このように、ブロック型等の輪留めLPの形状に着目した水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLの配置を検出することで、輪留めLPの検出精度を向上させることができる。
さらに、検出部272は、輪留めLPを検出する際に、時間的連続性を加味して輪留めLPの検出処理を行ってもよい。具体的には、検出部272は、上記した検出条件を満たす水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが時系列で連続して検出された場合に、水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを輪留めLPとして検出する。なお、検出部272は、検出条件を満たす水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが時系列で連続して検出されない場合、一連の水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを路面ノイズとして検出する。
ここで、図9を用いて、検出部272による時間的連続性を用いた検出処理について説明する。図9は、時間的連続性を用いた輪留めLPの検出処理を示す図である。なお、図9に示す撮像画像Iには、輪留めLPの近傍に水平方向に延在する路面模様300が存在していることとする。
例えば、図9の上段に示すように、車両Cから駐車枠PSまで比較的離れた状態で撮像された撮像画像Iでは、抽出部271は、輪留めLPに対応する水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを検出するとともに、路面模様300についても輪留めLPと似たような長さの水平エッジ線HLを抽出する場合がある。
そして、図9の下段に示すように、駐車枠PSに近づいた状態で撮像された撮像画像Iでは、路面模様300から得られた水平エッジ線HLは、エッジの長さや配置、数等が変化する。つまり、路面模様300等のように、実際には境界が鮮明でない対象物から得られる水平エッジ線HLは、時間的連続性が無い、もしくは、著しく不安定である。
そこで、検出部272は、時間的連続性の安定した水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLのみを輪留めLPの検出処理の対象として用いる。これにより、路面模様300等の路面ノイズに起因した水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを排除できるため、輪留めLPを高精度に検出することができる。また、時間的連続性の安定した水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLのみを輪留めLPの検出処理の対象として用いることで、不要なエッジ線に対して検出処理を行う必要が無くなるため、制御部2の処理負荷を軽減することもできる。
そして、検出部272は、輪留めLPを検出した場合、輪留めLPにおける任意の水平エッジ線HLを上端とみなして下端位置を予測する。そして、検出部272は、検出した縁石CBや輪留めLP等の立体指標および立体指標の下端位置を決定部273へ通知する。
決定部273は、検出部272によって検出された立体指標に基づいて駐車枠PSにおける停車位置を決定する。例えば、決定部273は、検出部272によって検出された縁石CBの下端位置に基づいて駐車枠PSにおける停車位置を決定する。具体的には、検出部272は、縁石CBの下端位置に対して車両Cの後端が位置するように停車位置を決定する。
また、決定部273は、検出部272によって検出された輪留めLPの下端位置に基づいて駐車枠PSにおける停車位置を決定する。具体的には、検出部272は、輪留めLPの下端位置に対して車両Cの後輪が位置するように停車位置を決定する。
次に、図10~図13を用いて実施形態に係る画像処理装置1が実行する処理手順について説明する。図10は、画像処理装置1が実行する全体処理の手順を示すフローチャートである。なお、かかる全体処理は、例えば、車両Cの車速が所定値以下(例えば、30Km/h)である場合に、制御部2によって繰り返し実行される。
図10に示すように、画像処理装置1は、まず、グレースケール画像からエッジ点を抽出するエッジ抽出処理を行い(ステップS101)、エッジ抽出処理の処理結果に基づいて不適領域判定処理を行う(ステップS102)。
続いて、画像処理装置1は、ステップS101にて抽出したエッジ点から区画線候補を検出する区画線検出処理を行う(ステップS103)。
その後、画像処理装置1は、ステップS103までの処理結果に基づき、駐車不可領域などの有無を判定する除外判定処理を行い(ステップS104)、駐車枠PSを検出する駐車枠検出処理を行う(ステップS105)。
その後、画像処理装置1は、ステップS105において検出した駐車枠PSを管理する駐車枠管理を行い(ステップS106)、車両Cの駐車枠PS内において停車させる停車位置を決定する停車位置決定処理を行い(ステップS107)、処理を終了する。
次に、上述した停車位置決定処理の処理手順について詳細に説明する。図11は、画像処理装置1が実行する停車位置決定処理における全体処理の手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、停車位置決定部27は、エッジ抽出処理によって抽出されたエッジ点のうち、水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HLおよび水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線VLを抽出する特徴抽出処理を行う(ステップS201)。
つづいて、停車位置決定部27は、抽出した水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLについて、所定の条件に基づいてグルーピングするグルーピング処理を行う(ステップS202)。グルーピング処理では、例えば、直列エッジ線ELに対応する複数の水平エッジ線HLをグルーピングしたり、輪留めLPに対応する水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLをグルーピングしたりする処理を行う。
つづいて、停車位置決定部27は、グルーピング処理にグループ分けされた各グループについて、対象となる立体指標の有無や種別等を識別する対象識別処理を行う(ステップS203)。なお、対象識別処理の詳細な手順については、図12で後述する。
つづいて、停車位置決定部27は、対象識別処理による処理結果に基づいて立体指標の下端位置を決定する下端位置決定処理を行う(ステップS204)。なお、下端位置決定処理の詳細な手順については、図13で後述する。
つづいて、停車位置決定部27は、下端位置決定処理で決定した立体指標の下端位置に基づいて駐車枠PSにおける停車位置を決定する停車位置決定処理を行い(ステップS205)、処理を終了する。
次に、上述した対象識別処理の処理手順について詳細に説明する。図12は、画像処理装置1が実行する対象識別処理の手順を示すフローチャートである。
図12に示すように、停車位置決定部27は、特徴抽出処理によって抽出された単一の水平エッジ線HLのエッジ長が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS301)。
つづいて、停車位置決定部27は、単一の水平エッジ線HLのエッジ長が閾値以上であった場合(ステップS301:Yes)、縁石CB等といった駐車枠PSの区画物、すなわち、駐車枠PSの奥側の境界線BDとなる立体指標を検出し(ステップS302)、処理を終了する。
一方、ステップS301において、停車位置決定部27は、単一の水平エッジ線HLのエッジ長が閾値未満であった場合(ステップS301:No)、複数の水平エッジ線HLが破線状に並んだ直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS303)。
停車位置決定部27は、直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上であった場合(ステップS303:Yes)、ステップS302を実行する。また、停車位置決定部27は、直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値未満であった場合(ステップS303:No)、複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並列しているか否かを判定する(ステップS304)。
停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並列していると判定した場合(ステップS304:Yes)、所定条件を満たす交差エッジ線VLがあるか否かを判定する(ステップS305)。
停車位置決定部27は、所定条件を満たす交差エッジ線VLがあると判定した場合(ステップS305:Yes)、複数の水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが時系列で連続して検出されたか否かを判定する(ステップS306)。
停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが時系列で連続して検出されたと判定した場合(ステップS306:Yes)、複数の水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLを輪留めLPとして検出し(ステップS307)、処理を終了する。
一方、ステップS304において、停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLが垂直方向に並列していないと判定した場合(ステップS304:No)、対象の水平エッジ線HLを路面ノイズとして検出し(ステップS308)、処理を終了する。
また、ステップS305において、停車位置決定部27は、所定条件を満たす交差エッジ線VLがないと判定した場合(ステップS305:No)、ステップS308を実行する。
また、ステップS306において、停車位置決定部27は、複数の水平エッジ線HLおよび交差エッジ線VLが時系列で連続して検出されていないと判定した場合(ステップS306:No)、ステップS308を実行する。
次に、上述した下端位置決定処理の処理手順について詳細に説明する。図13は、画像処理装置1が実行する下端位置決定処理の手順を示すフローチャートである。
図13に示すように、停車位置決定部27は、対象識別処理の結果に基づいて、駐車枠PS内に輪留めLPがあるか否かを判定し(ステップS401)、輪留めLPがあった場合(ステップS401:Yes)、輪留めLPの下端位置を予測し(ステップS402)、処理を終了する。
一方、停車位置決定部27は、駐車枠PS内に輪留めLPがなかった場合(ステップS401:No)、駐車枠PSの区画物(例えば、縁石CB)における水平エッジ線HLの下側に境界領域BRを設定する(ステップS403)。
つづいて、停車位置決定部27は、境界領域BRにおける直列エッジ線ELのエッジ長が所定の閾値以上であるか否かを判定し(ステップS404)、直列エッジ線ELのエッジ長が所定の閾値以上である場合(ステップS404:Yes)、直列エッジ線ELを縁石CBの下端位置に設定し(ステップS405)、処理を終了する。
一方、停車位置決定部27は、直列エッジ線ELのエッジ長が所定の閾値未満である場合(ステップS404:No)、デフォルトの下端位置を設定し(ステップS406)、処理を終了する。
上述してきたように、実施形態に係る画像処理装置1は、抽出部271と、検出部272と、決定部273とを備える。抽出部271は、駐車枠PSを含む撮像画像Iの中から水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線HLを抽出する。検出部272は、抽出部271によって抽出された複数の水平エッジ線HLのうち、複数の水平エッジ線HLが水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上である場合に、直列エッジ線を駐車枠PSにおける奥側の境界線として検出する。決定部273は、検出部272によって検出された境界線BDに基づいて駐車枠PSにおける停車位置を決定する。これにより、適切な停車位置を決定することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 記憶部
10 車載カメラ
21 線分抽出部
22 不適領域判定部
23 区画線検出部
24 除外判定部
25 駐車枠検出部
26 駐車枠管理部
27 停車位置決定部
31 指標識別情報
50 上位ECU
100 駐車支援システム
200 遮蔽物
271 抽出部
272 検出部
273 決定部
C 車両
HL 水平エッジ線
VL 交差エッジ線
I 撮像画像

Claims (7)

  1. 像画像から、水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出
    抽出した前記水平エッジ線のうち、エッジ長が所定の閾値以上である単一の水平エッジ線を検出し、前記検出した単一の水平エッジ線の下側に位置する領域を境界領域とし、
    前記撮像画像の中から、前記境界領域において、複数の前記水平エッジ線が水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線を検出し、
    前記直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上である場合に、該直列エッジ線を駐車枠における奥側の境界線として検出し、
    前記境界線に基づいて前記駐車枠における停車位置を決定する
    制御部を備え画像処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記水平エッジ線のエッジ長が所定の閾値未満、かつ、複数の前記水平エッジ線が水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値未満の場合において、輪留めを検出し、検出した前記輪留めに基づいて前記駐車枠における停車位置を決定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御部は、
    輪留めを検出した場合には、前記駐車枠における前記停車位置を、検出した前記輪留めに基づいて決定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記撮像画像から、前記水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線を抽出し、並列した2本の前記水平エッジ線の両端に対して2本の前記交差エッジ線が直交する場合、該水平エッジ線および該交差エッジ線が構成する矩形を前記輪留めとして検出する
    請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記撮像画像から、前記水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線を抽出し、複数の前記水平エッジ線の端部に対して単一の前記交差エッジ線が直交する場合、該複数の水平エッジ線および該単一の交差エッジ線を前記輪留めとして検出す
    求項2または3に記載の画像処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記撮像画像から、前記水平方向と交差する交差方向へエッジ点が連続した交差エッジ線を抽出し、
    時系列で入力される前記撮像画像それぞれから前記水平エッジ線および前記交差エッジ線を抽出し、前記水平エッジ線および前記交差エッジ線が時系列で連続して検出された場合に、当該水平エッジ線および当該交差エッジ線を前記輪留めとして検出す
    求項2から5のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  7. 像画像から、水平方向へエッジ点が連続した水平エッジ線を抽出
    抽出した前記水平エッジ線のうち、エッジ長が所定の閾値以上である単一の水平エッジ線を検出し、前記検出した単一の水平エッジ線の下側に位置する領域を境界領域とし、
    前記撮像画像の中から、前記境界領域において、複数の前記水平エッジ線が水平方向に沿って破線状に並んだ直列エッジ線を検出し、
    前記直列エッジ線のエッジ長が所定の閾値以上である場合に、該直列エッジ線を駐車枠における奥側の境界線として検出し、
    前記境界線に基づいて前記駐車枠における停車位置を決定す
    画像処理方法。
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