JP2020094441A - 切削用回転体、及び、掘削機 - Google Patents
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Abstract
Description
(シールド機の全体構成)
まず、図1〜図4を用いて本実施例の掘削機としてのシールド機1の全体構成を説明する。シールド機1は、全体として円筒形の切羽側の前胴部1A(フード部及びガーダー部)と坑口側の後胴部1B(テール部)とから構成される。そして、本実施例のシールド機1は、掘削径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された切削用回転体としてのカッターヘッド20と、外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された隔壁30と、外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された鋼殻40(40A、40B)と、を備えている。
次に、図5(a)〜(c)、図6(a)、(b)を用いて、本実施例の切削用回転体としてのカッターヘッド20の構成について説明する。本実施例のカッターヘッド20は、地山を切削する複数のビット21を有し、掘削径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成されている。
次に、図5(a)〜(c)、図6(a)、(b)を用いて、本実施例のビット21の構成について説明する。本実施例のビット21は、ボス部22に設置されるフィッシュテールビット21Fと、スポーク23に複数設置されるティースビット21T、・・・と、から構成される。すなわち、カッターヘッド20の複数のスポーク23、・・・のそれぞれは、1つずつティースビット21Tを有する複数のスポークピース23P、・・・と、複数のスポークピース23P、・・・に共通して挿通されるスポークロッド23Rと、から構成されている。
次に、図7〜図9を用いて、本実施例の隔壁30の外径を拡大又は縮小させる機構について説明する。なお、説明の便宜上、駆動手段として図7〜図9には駆動シリンダ62が記載されているが、後述するように駆動モータ61であってもよい(図20参照)。
次に、図10、図11を用いて、本実施例の鋼殻40の外径を拡大又は縮小させる機構について説明する。鋼殻40(40A、40B)は、中央に配置される円環状のセンターリング41と、等円周角ごとに分割した複数の円筒殻片であるプレート片42と、このプレート片42を支持する複数の支柱ジャッキ43と、から構成されている。円筒を等円周角ごとに分割して形成された円筒殻片であるプレート片42には、支柱ジャッキ43が接続される箇所に、円周方向に沿って内側に突出した補強用の凸条が形成されている。したがって、プレート片42の裏側には凹条が形成されている。そして、裏側の凹条に隣接するプレート片42の凸条が入り込むようになっている。
次に、図12〜図15を用いて、本実施例の掘削機としてのシールド機1の掘削工法について説明する。はじめに、図12、図13を用いて掘削径を拡大する掘削工法について説明し、次に、図14、図15を用いて掘削径を縮小する掘削工法について説明する。
掘削径を拡大する場合は、図12(a)に示すように、あらかじめ、断面変化(拡大)予定位置周辺の地山を、薬液注入工法、地盤改良工法、凍結工法等によって改良して地山を自立させておく。
掘削径を縮小する場合は、図14(a)に示すように、あらかじめ、断面変化(縮小)予定位置周辺の地山を、薬液注入工法、地盤改良工法、凍結工法等によって改良して地山を自立させておく。
次に、図16、図17を用いて、実施例1とは別の形態の切削用回転体としてのカッターヘッド20について説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
次に、図18〜図21を用いて、実施例1とは別の形態の隔壁30Bについて説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
以下、図22、図23を用いて、実施例1とは別の形態の鋼殻40について説明する。なお、実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
1A :前胴部
1B :後胴部
11 :センターシャフト
12 :カッターモータ
13 :シールドジャッキ
14 :エレクタ
15 :中折れジャッキ
16 :スクリューコンベア
20 :カッターヘッド(切削用回転体)
21 :ビット
21F :フィッシュテールビット
21T :ティースビット
22 :ボス部
23 :スポーク
23G :緩衝材
23H :貫通孔
23N :切欠部
23P :スポークピース
23R :スポークロッド
24 :ジャッキ
25 :リング部材
26 :リンク
27 :中央リンク
28 :伸縮棒
30 :隔壁
30A :隔壁
30B :隔壁
31 :センターリング
32 :隔壁フラップ
32a :フラップリング
32b :ヒンジ
33 :フラップキャップ
35 :センタープレート
36 :固定フラップ
36b :ギヤ
37 :折り畳みフラップ
38 :端部フラップ
40 :鋼殻
40A :前鋼殻
40B :後鋼殻
41 :センターリング
41F :切羽側センターリング
41R :坑口側センターリング
42 :プレート片(円筒殻片)
43 :支柱ジャッキ
431 :第1支柱ジャッキ
432 :第2支柱ジャッキ
433 :第3支柱ジャッキ
45 :突起
51 :荷重支持用シャフト
52 :グリッパ
53 :支持棒
61 :駆動モータ
61a :ウォームギヤ
62 :駆動シリンダ
63 :リンクアーム
Claims (6)
- 掘削機の切削用回転体であって、
回転中心に設置される駆動軸と、
前記駆動軸に放射状に取り付けられる複数のスポークであって、前記駆動軸に対して回動自在に取り付けられる、複数のスポークと、
前記複数のスポークの回動角度を変える複数のジャッキと、を備え、
前記スポークは、ビットを有する複数のスポークピースと、前記複数のスポークピースに形成された貫通孔に共通して挿通されるスポークロッドと、から構成されており、前記複数のスポークピースの側面は、前記スポークロッドの軸方向に対して斜めに傾斜するように形成されている、切削用回転体。 - 前記複数のスポークピースには前記貫通孔に面する半円柱状の切欠部が設けられ、前記切欠部には半円柱状の緩衝材が設置されており、前記複数のスポークピースは前記緩衝材を介して前記スポークロッドと接触するようにされている、請求項1に記載された掘削機の切削用回転体。
- 前記ジャッキの一方の端部は、前記駆動軸から離れた前記スポークロッドの先端側に取り付けられ、前記ジャッキの他方の端部は、回転中心の近傍に設置されたリング部材に取り付けられている、請求項2に記載された掘削機の切削用回転体。
- 前記スポークピースの側面は、切羽側から坑口側に向かって外側から内側に向かって傾斜されるとともに、前記スポークロッドは、前記駆動軸に取り付けられる基端側が切羽側で先端側が坑口側となるように回動するようになっている、請求項2又は請求項3に記載された掘削機の切削用回転体。
- 前記スポークピースの側面は、切羽側から坑口側に向かって内側から外側に向かって傾斜されるとともに、前記スポークロッドは、前記駆動軸に取り付けられる基端側が坑口側で先端側が切羽側となるように回動するようになっている、請求項2又は請求項3に記載された掘削機の切削用回転体。
- 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載された切削用回転体と、
外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された隔壁と、
外径を任意の比率で拡大又は縮小できるように構成された鋼殻と、を備える、掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018234168A JP7159029B2 (ja) | 2018-12-14 | 2018-12-14 | 切削用回転体、及び、掘削機 |
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JP2018234168A JP7159029B2 (ja) | 2018-12-14 | 2018-12-14 | 切削用回転体、及び、掘削機 |
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JP7159029B2 JP7159029B2 (ja) | 2022-10-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002129886A (ja) * | 2000-10-27 | 2002-05-09 | Hitachi Zosen Corp | シールド掘進機 |
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-
2018
- 2018-12-14 JP JP2018234168A patent/JP7159029B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP7159029B2 (ja) | 2022-10-24 |
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