JP2020094230A - ベルレス式高炉の原料装入方法及び原料搬送方法 - Google Patents
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Abstract
Description
0.65≦D2/P0.4≦1.35・・・・・・(A)
ただし、D=(異種装入物の平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(異種装入物の見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。
言い換えると、特許文献1には、D2/P0.4が1.35超になると、異種装入物が炉頂ホッパー80の壁部近傍に偏析しやすくなることが示唆されている。本発明は、焼結鉱よりも粒子径が大きい、及び/又は、密度が小さい異種装入物のうち、特許文献1に定義されるD2/P0.4が1.35超である異種装入物を対象とする。
D2/P0.4>1.35・・・・・・・・・・・(1)
ここで、D=(異種装入物の平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(異種装入物の見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。
D2/P0.4>1.35・・・・・・・・・・・(1)
ここで、D=(異種装入物の平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(異種装入物の見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。
図1は、本実施形態の原料装入方法に用いられるベルレス式原料装入装置の一部の概略図である。白抜きの矢印は、装入コンベアから炉頂ホッパーに装入される高炉原料の搬送方向を示している。原料装入装置100は、装入コンベア10によって炉頂に運び上げられた高炉原料を一時的に貯留する単段の炉頂ホッパー20(言い換えると、単段ホッパー)を備えている。
D2/P0.4>1.35・・・・・・(1)
ただし、D=(小塊コークスの平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(小塊コークスの見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。
なお、これらの粒径及び密度は、装入コンベア10に載せる前に予め測定することができる。平均粒径は、質量平均径(重量平均径)又は体積平均径であり、これらの値は、粒子の密度や形状が一定の条件下において互いに等しい。
図4は、本実施形態の原料装入方法に用いられるベルレス式原料装入装置の一部の概略図である。白抜きの矢印は、装入コンベアから炉頂ホッパーに装入される高炉原料の搬送方向を示している。第1実施形態と機能が共通する要素には、同一符号を付している。装入コンベア10には、焼結鉱からなる鉱石帯A1と、小塊コークスからなるコークス帯A2−1と、小塊コークスからなるコークス帯A2−2とが堆積している。コークス帯A2−1は、鉱石帯A1よりも搬送方向後方に位置する。コークス帯A2−2は、鉱石帯A1の先頭に積層されている。鉱石帯A1の先頭とは、鉱石帯A1のうち、装入コンベア10の終端部に近い側の端部をいい、搬送方向前方側(すなわち搬送方向下流側)の端部とも同義である。
本実施形態は、第2実施形態の変形例であり、炉頂ホッパーの内部に筒状体が配設されている点で第2実施形態と相違する。図6は、図5に対応しており、炉頂ホッパーに堆積される高炉原料の堆積形状を示している。図7は、筒状体の配設状況を示す平面図である。
本実施形態は、第1実施形態の変形例である。図9は、本実施形態の原料装入方法に用いられるベルレス式原料装入装置の一部の概略図である。白抜きの矢印は、装入コンベアから炉頂ホッパーに装入される高炉原料の搬送方向を示している。第1実施形態と機能が共通する要素には、同一符号を付している。装入コンベア10には、焼結鉱からなる鉱石帯A1と、小塊コークスからなるコークス帯A2−3と、小塊コークスからなるコークス帯A2−4とが堆積している。コークス帯A2−3は、鉱石帯A1よりも搬送方向後方に堆積されている。コークス帯A2−4は、鉱石帯A1の後端に積層されている。鉱石帯A1の後端とは、鉱石帯A1のうち、装入コンベア10の終端部から遠い側の端部をいい、搬送方向後方側(搬送方向上流側)の端部とも同義である。
図11(a)及び(b)は、本実施形態の原料装入方法に用いられるベルレス式原料装入装置の一部の概略図であり、図11(b)は図11(a)の変形例である。原料装入装置は、互いに同軸(X軸)に配置された下段炉頂ホッパー20及び上段炉頂ホッパー30を含むセンターフィード型の垂直二段ホッパーである。不図示の旋回シュートに高炉原料を供給する下段炉頂ホッパー20の基本的な構成は、第1実施形態の炉頂ホッパー20と同じであるから、詳細な説明を省略する。
上述の実施形態では、異種装入物として小塊コークスを使用したが、本発明はこれに限るものではなく、他の異種装入物を用いることもできる。他の異種装入物として、例えば、非焼成含炭塊成鉱、フェロコークス、ペレット及び塊鉱石を用いることができる。すなわち、これらの原料及び小塊コークスの群から選ばれる一種又は二種以上の異種装入物を用いることができる。他の異種装入物のうち、上述の式(1)を満足するものを対象とする点は、小塊コークスの場合と同様である。ペレット及び塊鉱石は還元性が悪いため、排出初期に装入して、鉱石層内の下部に堆積させることにより、還元力の強いガスを用いて還元することができる。これにより、還元率の低下を抑制することができる。非焼成含炭塊成鉱は、これに含まれる炭素がガス化して還元ガスが生成されるため、排出初期に装入して、鉱石層内の下部に堆積させることにより、焼結鉱の還元を促進することができる。
20 炉頂ホッパー
21 直胴部
22 テーパ部
23 ホッパー排出口
24 排出ゲート
25,26 筒状体
A1 鉱石帯
A2,A2−1,A2−2,A2−3,A2−4 A2−5 A2−6 コークス帯
Claims (9)
- 旋回シュートに高炉原料を落下供給する炉頂ホッパーに堆積した以下の条件式(1)を満足する焼結鉱及び異種装入物を高炉に装入するベルレス式高炉の原料装入方法であって、
前記炉頂ホッパーにおいて、前記焼結鉱の全てを含む第1の堆積層の上に前記異種装入物のみからなる第2の堆積層を堆積させることを特徴とするベルレス式高炉の原料装入方法。
D2/P0.4>1.35・・・・・・・・・・・(1)
ここで、D=(異種装入物の平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(異種装入物の見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。 - 前記第1の堆積層における、前記炉頂ホッパーの排出口を含んで上下に延びるホッパー中央領域に、前記焼結鉱及び前記異種装入物の混合物を堆積させることを特徴とする請求項1に記載のベルレス式高炉の原料装入方法。
- 前記ホッパー中央領域に、上下に開口を有する筒状体を配設することを特徴とする請求項2に記載のベルレス式高炉の原料装入方法。
- 前記異種原料は、小塊コークスであることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載のベルレス式高炉の原料装入方法。
- 前記炉頂ホッパーは、単段ホッパー又は垂直二段ホッパーの下段ホッパーであることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載のベルレス式高炉の原料装入方法。
- 以下の条件式(1)を満足する焼結鉱及び異種装入物を、装入コンベアを介して単段の炉頂ホッパーに搬送するベルレス式高炉の原料搬送方法であって、
前記装入コンベアに、前記焼結鉱からなる鉱石帯を堆積させるとともに、この鉱石帯よりも搬送方向後方に前記異種装入物からなる異種装入物帯を堆積させて、前記焼結鉱及び前記異種装入物を搬送することを特徴とするベルレス式高炉の原料搬送方法。
D2/P0.4>1.35・・・・・・・・・・・(1)
ここで、D=(異種装入物の平均粒径)/(焼結鉱の平均粒径)、P=(異種装入物の見かけ密度)/(焼結鉱の見かけ密度)である。 - さらに、前記鉱石帯における搬送方向後端部に前記異種装入物を積層することを特徴とする請求項6に記載のベルレス式高炉の原料搬送方法。
- さらに、前記鉱石帯における搬送方向先頭部に前記異種装入物を積層することを特徴とする請求項6又は7に記載のベルレス式高炉の原料搬送方法。
- 前記異種原料は、小塊コークスであることを特徴とする請求項6乃至8のうちいずれか一つに記載のベルレス式高炉の原料搬送方法。
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