JP2016053201A - 高炉原料の装入方法 - Google Patents
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Abstract
高炉に装入される原料の排出初期における高炉原料中の粗粒原料の割合を高めるように粒度分布を制御する。
【解決手段】
高炉原料の装入方法は、ベルレス高炉18の炉頂部に設けられた下部バンカー8と、この下部バンカー8の上方に設けられ下部バンカー8と複数のポート6a,6bで連結された上部バンカー5とが、上下2段に配置されたセンターフィード型ベルレス原料装入装置20の上部バンカー5に、粗粒原料13と細粒原料12とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程と、上部バンカー5に投入された原料を複数のポート6a,6bを介して下部バンカー8へ排出する工程と、下部バンカー8に排出された原料をベルレス高炉18内に装入する工程と、を含む。
【選択図】図1
Description
(1)
ベルレス高炉の炉頂部に設けられた下部バンカーと、該下部バンカーの上方に設けられ前記下部バンカーと複数のポートで連結された上部バンカーとが、上下2段に配置されたセンターフィード型ベルレス原料装入装置の、前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程と、前記上部バンカーに投入された原料を前記複数のポートを介して前記下部バンカーへ排出する工程と、前記下部バンカーに排出された原料を前記ベルレス高炉内に装入する工程と、を含むことを特徴とする高炉原料の装入方法。
(2)
前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、前記ベルレス高炉へ装入する原料を原料装入コンベアを介して前記上部バンカーへ供給する中継ホッパーへ、前記原料を投入する際に、該中継ホッパーの排出口の上方に設置した偏析制御装置により、前記中継ホッパーの内壁側へ前記原料を落下させ、前記内壁側から前記排出口へ前記原料が流れ込むように投入することで、前記排出口の上方に粗粒原料を偏析させ、前記内壁側に細粒原料を偏析させる工程と、前記排出口から前記原料装入コンベアへ前記原料を排出することで、前記排出口の上方に偏析した粗粒原料を優先的に排出し、その後に前記内壁側に堆積した細粒原料を排出させる工程と、を含むことを特徴とする(1)に記載の高炉原料の装入方法。
(3)
前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、前記ベルレス高炉へ装入する原料を原料装入コンベアを介して前記上部バンカーへ供給する中継ホッパーに、前記原料を前記中継ホッパーの排出口の直上に前記中継ホッパーの内壁から離間して設置した排出制御体上へ落下させ、該排出制御体の上方にピークを有する山状に堆積させることで、前記中継ホッパーの内壁側に粗粒原料を偏析させ、前記排出制御体の上方に細粒原料を偏析させる工程と、前記中継ホッパーから前記原料装入コンベアへ前記原料を排出する際に、前記排出制御体と前記中継ホッパーの内壁との間隙から粗粒原料を排出した後に前記排出制御体の上方に堆積した細粒原料を排出する工程と、を含むことを特徴とする(1)に記載の高炉原料の装入方法。
(4)
前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、原料装入コンベアを介して前記上部バンカーに粗粒原料を供給する第1の中継ホッパー内に粗粒原料を貯蔵する工程と、前記原料装入コンベアを介して前記上部バンカーに細粒原料を供給する第2の中継ホッパー内に細粒原料を貯蔵する工程と、前記第1の中継ホッパーの排出口を開いて前記貯蔵された粗粒原料を前記原料装入コンベアへ排出した後、前記第2の中継ホッパーの排出口を開いて前記貯蔵された細粒原料を前記原料装入コンベアへ排出する工程と、を含むことを特徴とする(1)に記載の高炉原料の装入方法。
である。
尚、図1には、2つの中継ホッパー2a,2bが例示されているが、ベルレス高炉18には、鉱石、コークスを貯蔵するそれぞれ少なくとも1つの中継ホッパーが設けられればよい。原料装入装置20は、ベルレス高炉18に高炉原料を装入する装置であり、下部バンカー8と、この下部バンカー8の上方に設けられ下部バンカーと複数のポートで連結された上部バンカー6とが上下二段に配置されたセンターフィード型ベルレス炉頂装入装置である。
このような中継ホッパー2a内の原料を排出口2xから原料装入コンベア3へ排出させる。一般に、ホッパーの下方に設けた排出口から粉粒体を排出させたときの排出の順番を図3に示した。図3に示すように、排出開始から20%程度の量が排出されている間は、排出口の直上に堆積していた粉粒体がまず排出され、その後、その周辺に同心円上に堆積していたものが順次排出されて最後に内壁側のものが排出されて100%排出される。このような排出機構はファンネルフローと呼ばれるが、排出口の直上部に存在する粉粒体が最初に排出され、その後当該直上部へ回りの粉粒体が流れ込むように排出されるために、図3に示すような排出順序になる。
原料装入装置20の上部バンカー5から、高炉内への原料の装入は第1、第2の実施態様と同様に行うことができ、これにより高炉に装入される高炉原料の排出初期における高炉原料中の粗粒原料の割合を高めるように原料の粒度分布を制御可能とすることができる。
2w 内壁
2x 排出口
5 上部バンカー
8 下部バンカー
12 細粒原料
13 粗粒原料
14 偏析制御装置
15 排出制御体
18 ベルレス高炉
20 原料装入装置
Claims (4)
- ベルレス高炉の炉頂部に設けられた下部バンカーと、該下部バンカーの上方に設けられ前記下部バンカーと複数のポートで連結された上部バンカーとが、上下2段に配置されたセンターフィード型ベルレス原料装入装置の、
前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程と、
前記上部バンカーに投入された原料を前記複数のポートを介して前記下部バンカーへ排出する工程と、
前記下部バンカーに排出された原料を前記ベルレス高炉内に装入する工程と、を含むことを特徴とする高炉原料の装入方法。 - 前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、
前記ベルレス高炉へ装入する原料を原料装入コンベアを介して前記上部バンカーへ供給する中継ホッパーへ、前記原料を投入する際に、該中継ホッパーの排出口の上方に設置した偏析制御装置により、前記中継ホッパーの内壁側へ前記原料を落下させ、前記内壁側から前記排出口へ前記原料が流れ込むように投入することで、前記排出口の上方に粗粒原料を偏析させ、前記内壁側に細粒原料を偏析させる工程と、
前記排出口から前記原料装入コンベアへ前記原料を排出することで、前記排出口の上方に偏析した粗粒原料を優先的に排出し、その後に前記内壁側に堆積した細粒原料を排出させる工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の高炉原料の装入方法。 - 前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、
前記ベルレス高炉へ装入する原料を原料装入コンベアを介して前記上部バンカーへ供給する中継ホッパーに、前記原料を前記中継ホッパーの排出口の直上に前記中継ホッパーの内壁から離間して設置した排出制御体上へ落下させ、該排出制御体の上方にピークを有する山状に堆積させることで、前記中継ホッパーの内壁側に粗粒原料を偏析させ、前記排出制御体の上方に細粒原料を偏析させる工程と、
前記中継ホッパーから前記原料装入コンベアへ前記原料を排出する際に、前記排出制御体と前記中継ホッパーの内壁との間隙から粗粒原料を排出した後に前記排出制御体の上方に堆積した細粒原料を排出する工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の高炉原料の装入方法。 - 前記上部バンカーに、粗粒原料と細粒原料とを、粗粒原料、細粒原料の順に投入する工程は、
原料装入コンベアを介して前記上部バンカーに粗粒原料を供給する第1の中継ホッパー内に粗粒原料を貯蔵する工程と、
前記原料装入コンベアを介して前記上部バンカーに細粒原料を供給する第2の中継ホッパー内に細粒原料を貯蔵する工程と、
前記第1の中継ホッパーの排出口を開いて前記貯蔵された粗粒原料を前記原料装入コンベアへ排出した後、前記第2の中継ホッパーの排出口を開いて前記貯蔵された細粒原料を前記原料装入コンベアへ排出する工程と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の高炉原料の装入方法。
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