JP2020087337A - 料金処理システム、中央装置、出口料金所機器及び料金処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
テーブル方式は、車両が有料道路へ入場した入口ICと車両が有料道路から出場する出口ICから通行料金を決定する方式である。出口ICでは、入口ICと出口ICとの組み合わせで料金を整理したものをテーブルとして準備しておき、テーブルによって料金を決定する。テーブル方式では、時間帯あるいは経路などの条件ごとに通行料金を設ける場合、各条件に応じた割引あるいは値引きを含めた料金ごとにテーブルを準備する必要がある。このようなテーブル方式では、割引や値引きが設定される経路毎に通行料金を決定するテーブルが増加する。これにより、分岐の多い複雑な道路構成になればなるほど、テーブルの数が膨大になってしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するものであり、多様なサービスを反映した料金計算を容易に行うことができる料金処理システム、中央装置、出口料金所機器及び料金処理方法を提供することを目的とする。
まず、各実施形態に係る料金処理システムが設けられる有料道路における料金体系について説明する。
各実施形態に係る料金処理システムは、渋滞対策などの様々な施策によって特定の経路または時刻、日時などで料金(通行料金)を変動させる運用を実施する有料道路に設けられるものとする。
有料道路は、同一発着(入口と出口とが同一)では同一料金とすることを基本(原則)としつつ、特定の経路(区間)を通行した車両に対して料金を割り引く(または料金を加算する)施策を行うものとする。例えば、図1に示すように、経路b3の区間が渋滞発生区間であれば、経路b3の区間を迂回する経路を推奨するために、経路b3以外の区間を通過した車両に対して料金を割り引く施策が考えられる。
以下、第1乃至第3の実施形態として、基本テーブルと変動課金テーブルとを用いて料金を計算する料金処理システムを実現する実施形態について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。
図2に示すように、料金処理システムは、中央装置1、入口料金所機器2、経路機器3および出口料金所機器4を有する。料金処理システムは、通行する車両から通行料金を収受する有料道路において運用される。
図3は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける中央装置1、入口料金所機器2、経路機器(経路検出機器)3および出口料金所機器4の制御系の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、中央装置1は、制御部11、通信部12、記憶部13およびデータメモリ14を有する。データメモリ14には、基本テーブル15および変動課金テーブル16が設けられる。
制御部21は、入口料金所機器2全体の制御及びデータ処理などを行う制御ユニットである。制御部21は、CPU、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して入口料金所機器2を構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。
車両通信部23は、車両に搭載する車載器と無線通信するインターフェースである。車両通信部23は、入口料金所において入口料金所機器2に接近する車両(入場しようとする車両)に搭載された車載器と無線通信する。車両通信部23は、無線通信する車載器からETCカードのカードID、車載器IDおよび車両の車種を示す車種情報などの情報を取得する。
路側表示器25は、入口料金所を通行する車両に乗車する利用者に対して案内などを表示する。路側表示器25は、入口料金所のレーンを通行する車両に向けて設置される。
制御部31は、経路機器3全体の制御及びデータ処理などを行う制御ユニットである。制御部31は、CPU、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して経路機器3を構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。
車両通信部33は、車両に搭載する車載器と無線通信するインターフェースである。車両通信部33は、経路機器3を設置した場所を通行する車両に搭載された車載器と無線通信する。車両通信部33は、車両に搭載された車載器と無線通信することで、車載器にセットされたETCカードのカードID、車載器IDおよび車両の車種を示す車種情報などの情報を取得する。ただし、経路機器3は、所定の経路(区間)を通過した車両および通過日時などを特定できる情報を取得できるものであれば良く、車両通信部33は特定の経路を通過した車両を示す情報および通過日時などを検知できるものに置き換えても良い。
制御部41は、出口料金所機器4全体の制御及びデータ処理などを行う制御ユニットである。制御部41は、CPU、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して出口料金所機器4を構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。
車両通信部43は、車両に搭載する車載器と無線通信するインターフェースである。車両通信部43は、出口料金所において出口料金所機器4に接近する車両(出場しようとする車両)に搭載された車載器と無線通信する。車両通信部43は、無線通信する車載器からETCカードのカードID、車載器IDおよび車両の車種を示す車種情報などの情報を取得する。
路側表示器45は、出口料金所を通行する車両に乗車する利用者に対して案内などを表示する。路側表示器45は、出口料金所のレーンを通行する車両に向けて設置される。
図4は、基本テーブル15の構成例を示す図である。
図4に示す構成例は、大型、中型、普通車などの車種ごとに基本テーブル15a、15b、15cが設けられる例を示す。図4に示す基本テーブル15では、入口と出口との組み合わせに対して1つの料金が示される。中央装置1は、車両の車種に応じた基本テーブル15を参照して、入口と出口との組み合わせに対応する料金(基本料金)を決定する。第1の実施形態において、基本テーブル15は、中央装置1が具備するものとする。
図5に示す変動課金テーブル16では、変動IDを付与した条件ごとに設定された変動額を示す。ここで、付与する条件としては、時間や車種により定められる条件としても良い。中央装置1は、車種に応じた変動課金テーブル16を参照して通行した経路などに応じた変動額を決定する。第1の実施形態において、変動課金テーブル16は、中央装置1が具備し、各経路の混雑状況に応じて適宜更新されるものとする。ただし、中央装置1は、変動課金テーブル16を出口料金所機器4へ配信しても良い。なお、変動課金テーブルは、車種毎に設けられる構成としても良い。
変動IDは、料金に対する変動額を設定する条件ごとに割り当てる識別情報である。図5に示す例では、変動IDとしては、初期値「0001」から順番にユニークな文字列が割り当てられるものとする。
図6は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおいて中央装置1が各機器から取得する情報の具体例を示す図である。
車両が入口料金所を通過する場合、入口料金所機器2は、入場する車両から取得する情報に基づいて入口情報を作成し、作成した入口情報を中央装置1へ送信する。これに対応して、中央装置1は、当該入口料金所の入口料金所機器2から入口情報を取得する。図6に示す例において、中央装置1は、入口料金所「IC:A」の入口料金所機器2から入口情報Data1を取得する。入口情報Data1は、カードID、車載器ID、入口IC、入場日時および車種を含む情報である。
なお、車種あるいは車載器IDなどの情報は、入口情報または出口情報に含まれるカードID(または車載器ID)から特定できるため、通過経路情報からは省略しても良い。
図7は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける中央装置1が各種の情報を取得した場合の動作を説明するためのフローチャートである。
上述したように、第1の実施形態において、中央装置1は、入口料金所機器2からの入口情報、経路機器3からの通過経路情報および出口料金所機器4からの出口情報を随時受信する。すなわち、中央装置1の制御部11は、通信部12により入場情報を受信した場合(ST11、YES)、記憶部13に入場情報を記憶する(ST12)。入口料金所機器2から受信する入場情報は、カードIDまたは車載器IDで検索できるように、カードIDまたは車載器IDに対応づけた情報として記憶部13に記憶される。
図8は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける中央装置1が出口情報を取得した場合に実行する出口処理の動作例を説明するためのフローチャートである。
中央装置1の制御部11は、出口料金所機器4から出口情報を取得すると、取得した出口情報を記憶部13に記憶し(ST21)、取得した出口情報に含まれる出口を特定する(ST22)。
次に、第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、中央装置1が基本テーブル15および変動課金テーブル16を参照して料金を算出するシステムについて説明したが、第2の実施形態では、出口料金所機器(路側装置)4が基本テーブル15および変動課金テーブル16を参照して料金を算出するシステムについて説明する。
図9に示す構成は、第1の実施形態で説明した図3に示す構成とは、基本テーブル15と変動課金テーブル16とを具備する装置が異なる。第2の実施形態では、基本テーブル15と変動課金テーブル16とは、中央装置1ではなく、出口料金所機器4が具備するものとする。図9に示す構成例において、出口料金所機器4は、図3に示す構成に加えて、基本テーブル15と変動課金テーブル16とが設けられるデータメモリ50を具備する。基本テーブルの更新は、中央装置から配信して、更新する。
第2の実施形態に係る料金処理システムでは、出口料金所機器4が基本テーブル15および変動課金テーブル16を参照して料金計算を実行する。このため、各車両に搭載される車載器は、出口料金所機器4が車両から入口情報および経路情報を取得できるように、セットされているETCカードに入口情報および経路情報を書き込む。入口料金所機器2は、入場する車両の車載器に対して入口情報をETCカードに書き込むように制御する。また、経路機器3は、経路を通過する車両の車載器に対いて通過経路情報をETCカードに書込むように制御する。これにより、出口料金所機器4は、入口情報および通過経路情報を出口料金所で通信する車両に搭載された車載器から取得できる。
第2の実施形態に係る入口料金所機器2は、車両が入口料金所を通過する場合、当該車両に対する入口情報を作成し、当該車両の車載器に入口情報の書込みを要求する。車載器は、入口料金所機器2からの入口情報をセットされているカードに書込む。図10に示す例では、入口料金所「IC:A」を通過する車両の車載器は、入口料金所機器2からの入口情報Data1´をセットされているETCカードに書き込む。入口情報Data1´は、入口を示す情報と入場日時とを含む情報である。
図11は、第2の実施形態に係る料金処理システムにおける出口料金所機器4の動作を説明するためのフローチャートである。
上述したように、車両に搭載された車載器は、車両が入口料金所を通過する場合に入口料金所機器2からの入口情報を書込み、経路機器3が設置された場所を通過するごとに通過経路情報をETCカードに書込む。入口情報および通過経路情報などをETCカードに書き込んだ車載器を搭載する車両が出口料金所に接近してくると、出口料金所機器4の制御部41は、車両通信部43によって当該車両に搭載されている車載器との通信を実行する。
次に、第3の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では中央装置1が基本テーブル15および変動課金テーブル16を参照して料金を算出し、第2の実施形態では出口料金所機器が基本テーブル15および変動課金テーブル16を参照して料金を算出するシステムについて説明した。第1の実施形態で説明した動作と第2の実施形態で説明した動作とは、組み合わせて実施しても良いし、並列に実施しても良い。ここでは、第3の実施形態として、中央装置1が変動課金テーブル16を参照して変動額を算出し、出口料金所機器が基本テーブル15に基づく基本料金と変動額とに基づいて各車両に課する料金を算出するシステムについて説明する。
図12に示す料金処理システムは、中央装置1が変動課金テーブル16を設けたデータメモリ14を具備し、出口料金所機器4が基本テーブル15を設けたデータメモリ50を具備する。すなわち、図12に示す構成は、中央装置1が変動課金テーブル16を具備し、出口料金所機器4が基本テーブル15を具備する点が、第1の実施形態で説明した図3に示す構成と第2の実施形態で説明した図9に示す構成とに異なる。
第3の実施形態に係る料金処理システムでは、出口料金所機器4が基本テーブル15を参照して基本料金を計算し、中央装置1が変動課金テーブル16を参照して通過経路などに応じた変動額を計算する。このため、入口料金所機器2は、出口料金所機器4が出場しようとする車両から入口情報を取得できるように、入場する車両に搭載される車載器にセットされるETCカードに入口情報を書き込む。また、経路機器3は、中央装置1が変動額を計算するための通過経路情報を取得できるように、車両が通行するごとに作成する通過経路情報を中央装置1へ送信する。
第3の実施形態に係る入口料金所機器2は、車両が入口料金所を通過する場合、当該車両に対する入口情報を作成し、当該車両の車載器に入口情報の書込みを要求する。車載器は、入口料金所機器2からの入口情報をセットされているカードに書込む。図13に示す例では、入口料金所「IC:A」を通過する車両の車載器は、入口料金所機器2からの入口情報Data1´´をセットされているETCカードに書き込む。入口情報Data1´´は、第2の実施形態で説明した入口情報Data1´と同様に、入口を示す情報と入場日時とを含む情報である。
図14は、第3の実施形態に係る料金処理システムにおける中央装置1の動作例を説明するためのフローチャートである。
上述したように、第3の実施形態において、中央装置1は、経路機器3からの通過経路情報を収集し、出口料金所機器4から要求に応じて変動額を算出するものとする。すなわち、中央装置1の制御部11は、通信部12により通信可能な各経路機器3からの通過経路情報を随時受け付ける。経路機器3から通過経路情報を受信した場合(ST61、YES)、記憶部13に通過経路情報を記憶する(ST62)。経路機器3から受信する通過経路情報は、カードIDまたは車載器IDなどの識別情報で検索できるように、カードIDまたは車載器IDに対応づけた情報として記憶部13に記憶される。
出口料金所機器4の制御部41は、車両が接近してくると、車両通信部43によって当該車両に搭載されている車載器との通信を開始する。車載器との通信が確立すると、制御部41は、当該車載器から各種の情報を読取る(ST81)。例えば、制御部41は、カードID、車載器ID、車種を示す情報、および、入口情報などの情報を車載器から取得する。
Claims (10)
- 有料道路の通行料金を収受する料金処理システムにおいて、
機器と通信する通信部を有する中央装置と、
有料道路の入口となる入口料金所に進入する車両に対して入場処理を行う入口料金所機器と、
前記有料道路の出口となる出口料金所に進入する車両に対して出場処理を行う出口料金所機器と、
前記有料道路における各経路を通行する車両を検出する経路検出機器と、を具備し、
前記有料道路における前記通行料金は、入口と出口との対応関係に応じた料金を示す基本テーブルと前記有料道路における経路ごとに設定される変動額を示す変動課金テーブルとから決定する、
料金処理システム。 - 前記変動課金テーブルは、車種ごとの変動額を示す情報を保持する、
請求項1に記載の料金処理システム。 - 前記中央装置は、前記基本テーブルと前記変動課金テーブルとを備え、前記出口料金所機器が指定する識別情報で特定される車両に課する通行料金を前記基本テーブルと前記変動課金テーブルとから決定する、
請求項1に記載の料金処理システム。 - 前記出口料金所機器は、前記基本テーブルと前記変動課金テーブルとを備え、前記出口料金所に進入する車両に課する通行料金を前記基本テーブルと前記変動課金テーブルとから決定する、
請求項1に記載の料金処理システム。 - 前記中央装置は、前記変動課金テーブルを具備し、前記出口料金所機器から要求に応じて前記変動課金テーブルに基づく変動額を前記出口料金所機器へ供給し、
前記出口料金所機器は、前記基本テーブルを具備し、前記出口料金所に進入する車両に適用する変動額を前記中央装置に要求し、前記中央装置から取得する変動額と前記基本テーブルに基づく料金とから通行料金を決定する、
請求項1に記載の料金処理システム。 - 有料道路における料金を処理する料金処理システムの中央装置であって、
入口と出口との対応関係に応じた料金を示す基本テーブルと、
前記有料道路における経路ごとに設定される変動額を示す変動課金テーブルと、
前記有料道路に入場する車両に関する入口情報と、前記有料道路における車両の通行状況を示す通過経路情報と、前記有料道路の出口料金所に進入する車両に関する出口情報とを取得する通信部と、
課金対象となる車両の入口情報と出口情報とから特定する入口と出口とに応じた料金を前記基本テーブルに基づいて特定し、前記課金対象となる車両の通過経路情報に応じた変動額を前記変動課金テーブルに基づいて算出し、前記基本テーブルに基づく料金と前記変動課金テーブルに基づく変動額とから前記課金対象となる車両に課する通行料金を決定する制御部と、
を有する中央装置。 - 有料道路における料金を処理する料金処理システムの中央装置であって、
前記有料道路における通行の条件に応じた変動額を示す変動課金テーブルと、
前記有料道路における各経路を通行する車両を示す通過経路情報を取得する通信部と、
課金対象となる車両の通過経路情報に応じた変動額を前記変動課金テーブルに基づいて算出し、算出した変動額を前記有料道路における出口料金所に設けられた出口料金所機器へ供給する制御部と、
を有する中央装置。 - 有料道路の出口料金所に設けられる出口料金所機器であって、
入口と出口との対応関係に応じた料金を示す基本テーブルと、
前記有料道路における経路ごとに設定される変動額を示す変動課金テーブルと、
前記出口料金所に進入する課金対象となる車両に搭載される車載器と通信し、前記課金対象となる車両が前記有料道路へ入場したことを示す入口情報と前記課金対象となる車両が前記有料道路において通行した経路を示す通過経路情報とを取得する車両通信部と、
前記入口情報から特定する入口から当該出口料金所までの料金を前記基本テーブルに基づいて特定し、前記通過経路情報に応じた変動額を前記変動課金テーブルに基づいて算出し、前記基本テーブルに基づく料金と前記変動課金テーブルに基づく変動額とから前記課金対象となる車両に課する通行料金を決定する制御部と、
を有する出口料金所機器。 - 有料道路における出口料金所に設ける出口料金所機器であって、
入口と出口との対応関係に応じた料金を示す基本テーブルと、
前記出口料金所に進入する課金対象となる車両に搭載される車載器と通信し、前記課金対象となる車両が前記有料道路へ入場したことを示す入口情報を取得する車両通信部と、
前記有料道路における経路ごとに設定される変動額を示す変動課金テーブルを用いて算出される前記課金対象となる車両の通過経路情報に応じた変動額を中央装置から取得する上位通信部と、
前記入口情報から特定する入口から前記出口料金所までの料金を前記基本テーブルに基づいて特定し、前記基本テーブルに基づく料金と前記上位通信部によって前記中央装置から取得する変動額とから前記課金対象となる車両に課する通行料金を決定する制御部と、
を有する出口料金所機器。 - 有料道路における料金を処理する料金処理方法であって、
前記有料道路に入場した車両を示す入口情報を取得し、
前記有料道路における経路を通行した車両を示す通過経路情報を取得し、
前記有料道路の出口料金所に進入した車両を示す出口情報を取得し、
課金対象となる車両の入口情報と出口情報とから特定する入口と出口との対応関係に応じた料金を基本テーブルに基づいて特定し、
前記課金対象となる車両の通過経路情報に応じた変動額を前記有料道路における経路ごとに設定される変動額を示す変動課金テーブルに基づいて算出し、
前記基本テーブルに基づく料金と前記変動課金テーブルに基づく変動額とから前記課金対象となる車両に課する通行料金を決定する、
料金処理方法。
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