JP2013196441A - 料金収受システム - Google Patents

料金収受システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013196441A
JP2013196441A JP2012063441A JP2012063441A JP2013196441A JP 2013196441 A JP2013196441 A JP 2013196441A JP 2012063441 A JP2012063441 A JP 2012063441A JP 2012063441 A JP2012063441 A JP 2012063441A JP 2013196441 A JP2013196441 A JP 2013196441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detour
route
information
entrance
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012063441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5722262B2 (ja
Inventor
Daichi Kanzaki
大智 神崎
Katsumi Suzuki
克巳 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012063441A priority Critical patent/JP5722262B2/ja
Publication of JP2013196441A publication Critical patent/JP2013196441A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5722262B2 publication Critical patent/JP5722262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)

Abstract

【課題】ドライバーを、有料道路上の渋滞していない経路を利用するように誘導し、渋滞を軽減させる。
【解決手段】実施形態の料金収受システムは、経路把握用のゲートを備える。また、迂回対象外入口テーブルと迂回割引テーブルとを有し、渋滞情報を取得して迂回判定テーブルを作成し、各テーブルを配信する中央システムを備える。さらに、迂回判定テーブルを基に経路把握用のゲートを経由する経路が迂回経路であるか否かを判定するための迂回対象情報を作成して経路把握用のゲートに送信し、迂回対象外入口テーブルおよび迂回割引テーブルと、通行車の記録手段に記録された入口情報および迂回情報とを基に料金計算処理を行う出口システムを備える。出口システムは、通行車の記録手段に記録された入口情報が、迂回対象外入口でなく、かつ、通行車の記録手段に記録された迂回情報が迂回有りを示すものである場合、割引料金を適用する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、料金収受システムに関する。
従来より、交通管制システムは、交通渋滞や事故、災害などの情報を収集・管理しており、各地の情報板やWEBシステムを通じてドライバーへ通知している。一方、料金収受システムは、有料道路の走行距離や走行区間に応じて料金収受を行なっている。この料金収受において、走行時間帯やETC利用の有無などにより通行料金の割引を実施している。
ところで、交通管制システムと料金収受システムは、一般的には、個別のシステムとして稼動している。この場合、これらのシステム間でそれぞれが収集・管理する情報のやりとりが行われることはなく、交通管制システムの道路情報が料金収受システムでは活用できないのが現状である。これら2つのシステムを結びつけることで渋滞情報に対して新たな価値が生まれることが期待されており、例えば、交通管制システムなどの渋滞を検出可能なシステムまたは装置から、渋滞状況を示す情報を取得し、渋滞の状況に応じて通行料金の割引を行う料金収受システムや、渋滞区間を回避するように、渋滞区間の手前から有料道路を一旦退出し且つ渋滞区間を越えた位置から有料道路へ再度進入した車両に対し通行料金を割り引いて課金する料金収受システムが提案されている。
特開2002−269612号公報 特開2003−123109号公報
しかしながら、現状の交通管制システムは、自身が収集し管理する道路情報(渋滞や事故などの情報)を情報板やWEBを用いて配信して、道路情報をドライバーに単に提示するのみである。この情報を基に、ドライバーが渋滞していない経路を利用すれば、渋滞を軽減できることが期待されるが、実際には、より多くのドライバーが渋滞していない経路を利用するとは言えない。また、渋滞の状況に応じて通行料金の割引を行う料金収受システムが提案されているが、渋滞を軽減させることには結びつかないし、また、渋滞区間を回避するように、渋滞区間の手前から有料道路を一旦退出し且つ渋滞区間を越えた位置から有料道路へ再度進入した車両に対し通行料金を割り引くシステムでは、有料道路への出入りを考慮するのみで、有料道路上に分岐部がある場合について考慮されていない。
本発明が解決しようとする課題は、ドライバーを、有料道路上の渋滞していない経路を利用するように誘導し、渋滞を軽減させることができる料金収受システムを提供することである。
実施形態の料金収受システムは、道路上の分岐部の各経路に設けられ、通行車の経路を示す経路情報、および該経路が渋滞を迂回する迂回経路であると判定される場合に迂回有りを示す迂回情報を、通行車の記録手段に記録する経路把握用のゲートを備える。
また、割引判定を行うとき通行車の入口が割引対象であるかを判定するための迂回対象外入口テーブルと、迂回の有無により最終課金額を決定するための迂回割引テーブルとを有し、道路上の渋滞区間を示す渋滞情報を取得して、該渋滞情報を基に、道路上の経路が迂回経路となっているかを示す迂回判定テーブルを作成し、各テーブルを配信する中央システムを備える。
さらに、上記中央システムから受信した迂回判定テーブルを基に、経路把握用のゲートを経由する経路が迂回経路であるか否かを判定するための迂回対象情報を作成して、該迂回対象情報を経路把握用のゲートに送信し、さらに、中央システムから受信した迂回対象外入口テーブルおよび迂回割引テーブルと、通行車の記録手段に記録された入口情報および迂回情報とを基に料金計算処理を行う出口システムを備える。
上記経路把握用のゲート、中央システム、および出口システムから構成される実施形態の料金収受システムにおいて、出口システムは、通行車の記録手段に記録された入口情報が、迂回対象外入口テーブルに示される迂回対象外入口でなく、かつ、通行車の記録手段に記録された迂回情報が迂回有りを示すものである場合、料金計算処理において割引料金を適用する。
図1は、交通管制システムと一実施形態の料金収受システムとからなるシステム全体の構成を示すブロック図である。 図2は、交通管制システムと同実施形態の料金収受システムとからなるシステム全体のシステムフロー図である。 図3は、交通渋滞の一例を示す図である。 図4は、経路把握配信先判定テーブルの一例を示す図である。 図5は、迂回判定テーブルの一例を示す図である。 図6は、迂回対象外入口テーブルの例を示す図である。 図7は、迂回割引テーブルの一例を示す図である。 図8は、同実施形態の料金収受システムの動作を説明するフローチャートである。 図9は、同実施形態の料金収受システムの動作を説明するフローチャートである。
はじめに、交通管制システムと本実施形態の料金収受システムとからなるシステム全体の構成について説明する。図1は、同システム全体の構成を示すブロック図である。なお、図1は、説明の簡単のため、簡略化して示している。
図1に示す矢印は、各装置間でやりとりされる情報の流れを示している。同図に示す交通管制システム10は、交通渋滞や事故、災害などの情報を収集・管理しており、各地の情報板13を通じて、また、WEBシステムを利用しWEB端末14を通じてドライバーへ通知している。本実施形態の料金収受システムは、ETC(Electronic Toll Collection System)であって、料金中央システム20と、複数の料金所システム30と、有料道路(以下、道路と記す)の入口に設けられるETC対応のゲート(以下、ETC(入口)40と記載)と、道路の出口に設けられるETC対応のゲート(以下、ETC(出口)60と記載)と、分岐部分に設けられるその通行車に対する経路把握用のETC対応のゲート(以下、ETC(経路把握)50と記載)とから構成される。また、料金所システム30と、この料金所システム30が管轄する複数のETC(出口)60とで、出口システムを構成する。
料金中央システム20は、複数の料金所システム30を集中管理し、各料金中央システム20と料金情報(料金中央システム20への課金情報、料金所システム30への料金テーブル等)をやりとりし、各道路利用者への課金処理等を行う。各料金所システム30は、自身が管轄するETC(経路把握)50から通行車の経路情報を取得したり、ETC(出口)60との間で、料金情報(料金所システム30への課金情報、ETC(出口)60への料金テーブル等)をやりとりする。
以上の構成は、従来の構成と同様であるが、本実施形態では、ドライバーを渋滞していない経路を利用するように誘導するため、ドライバーが、渋滞発生時に渋滞箇所を迂回する経路を通行した場合に通行料金を割り引くことを特徴としており、渋滞情報を得るために、交通管制システム10にて管理している渋滞情報を料金中央システム20にて定期的に受信するようにしている。また、道路の分岐点の開始地点にETC(経路把握)50を設置し、通行車の経路を把握できるようにしている。
そして、料金中央システム20が、交通管制システム10から取得した渋滞情報から料金所システム30用の迂回情報(後述)を生成し、この迂回情報を各料金所システム30へ渡し、さらに各料金所システム30が、自身が管轄するETC(経路把握)50およびETC(出口)60にそれ用の迂回情報(後述)を渡す。そして、ETC(経路把握)50およびETC(出口)60が、通行車に搭載されているETCカードに、必要な情報の書き込み/読み取りを行い(詳細は後述)、ETC(出口)60を管轄する料金所システム30が、通行車が通行した入口・出口・経路をもとに、渋滞時の迂回があった場合に通行料金の割引を行う構成となっている。
次に、図2に示すシステムフロー図を参照して、上記システムの詳細を説明する。
交通管制システム10には、各種センサーや装置から得られた、交通渋滞や事故、災害などに関する道路情報や車両情報が集められ、交通管制DB・12に記録される。この交通管制DB・12に記録された情報を基に、渋滞計算処理部11は、渋滞情報として渋滞の状況を示す情報(どの区間に何kmの渋滞ありなど)を求め、その情報を情報板13やWEB端末14に送り、ドライバーに提示する。
料金中央システム20は、本実施形態に特徴的な構成として、テーブル作成処理部21と迂回計算処理部22を備えている。テーブル作成処理部21は、各料金所システム30が管轄しているETC(経路把握)50を示す経路把握配信先判定テーブルと、出口料金所にて料金所システム30が割引判定を行うとき入口情報が割引対象であるかを判定するための迂回対象外入口テーブルと、迂回の有無により最終課金額を算出するための迂回割引テーブルを事前に作成し、テーブルDB・23に保存するものである。通常の通行料金を規定する料金テーブルも、テーブルDB・23に保存されている。
また、料金中央システム20は、交通管制システム10から渋滞情報を一定間隔で受信し、迂回計算処理部22は、交通管制システム10から取得した渋滞情報とテーブルDB・23にある経路把握配信先判定テーブルとから、料金所システム30ごとにETC(経路把握)50を通過する経路が迂回対象となっているかを示す迂回判定テーブルを作成し、この迂回判定テーブルをテーブルDB・23に保存する。
上記料金テーブル、迂回判定テーブル、迂回対象外入口テーブル、および迂回割引テーブルは、料金中央システム20から各料金所システム30へ配信される。
料金所システム30は、料金中央システム20から配信された、料金テーブル、迂回判定テーブル、迂回対象外入口テーブル、および迂回割引テーブルをテーブルDB・32に保存するとともに、料金テーブル、迂回対象外入口テーブル、および迂回割引テーブルを、管轄するETC(出口)60に配信(転送)する。迂回対象判定処理部31は、テーブルDB・32の迂回判定テーブルを基に、対象のETC(経路把握)50へ、当該ETC(経路把握)50を経由する経路が迂回経路であるか否かを判定するための迂回対象情報(迂回「ON」もしくは迂回「OFF」)を配信する。
ETC(経路把握)50は、その経路情報書込処理部51により、受信した迂回対象情報(迂回「ON」もしくは迂回「OFF」)の状態に応じて、このゲートを通過するETC利用者のETCカード70に迂回情報(ここでは、迂回「ON」なら「有」を「OFF」なら「無」)を書き込むとともに、車両が、当該ETC(経路把握)50を通過したこと、つまり当該ETC(経路把握)50に対応する経路を通行していることを示す経路情報を書き込む。
一方、ETC(出口)60では、受信した料金テーブル、迂回対象外入口テーブル、および迂回割引テーブルをテーブルDB・62に保存する。そして、料金計算処理部61は、ETCカード70の迂回情報が迂回「有」かつ、ETCカード70に書き込まれた入口情報(この情報は、通行車がETC(入口)40を走行したときにETC(入口)40により書き込まれる)が、迂回対象外入口テーブルの迂回対象外入口に該当しない場合には、迂回割引テーブルから通行料金の引当(割引料金の適用)を行い、そうでない場合には、料金テーブルから通行料金の引当(通常料金の適用)を行う。
料金計算処理部61により処理結果は、課金情報として明細DB・64に保存され、ETC(出口)60から料金所システム30に送信される。この課金情報を受信した料金所システム30は、その情報を明細DB・33に保存するとともに、料金中央システム20へ送信する。料金中央システム20は、受信した課金情報を明細DB・24に保存し、所定の時期に、課金情報を基に、ETC利用者(ドライバー)に対する課金処理を行う。
図3に、交通渋滞の一例を示す。図3では、ETC(入口1)40−1〜ETC(入口3)40−3、ETC(出口1)60−1〜ETC(出口3)60−3、ならびにETC(経路把握A)50−1およびETC(経路把握B)50−2がある例を示している。同図では、ETC(入口2)40−2とETC(出口2)60−2の間が渋滞していることを示している。ここでは、上記ETC対応の各ゲートは、共通の料金所システム30が管轄しているものとする。
図4に、経路把握配信先判定テーブルの一例を示す。先の図3の例のように、ETC(入口2)40−1とETC(出口2)60−2の間が渋滞している場合、経路把握先となるETC(経路把握)50は、ETC(経路把握A)50−1とETC(経路把握B)50−2となる。本テーブルは、道路構造から対象となる経路把握配信先が分かるため、事前に料金中央システム20にて作成しておく。
図5に、迂回判定テーブルの一例を示す。図5の例は、図3の例に対して、以下の割引条件である場合の例である。
(1)ETC(入口1)40−1から入り、経路Aを通ってETC(出口2)60−2やETC(出口3)60−3を通ると割引は実施されない。
(2)ETC(入口1)40−1から入り、経路Bを通りETC(出口3)60−3を通った場合も割引は実施されない。
(3)ETC(入口1)40−1から入り経路Bを通りETC(出口1)60−1を通った場合は、割引が実施される。
(4)ETC(入口2)40−2、または、ETC(入口3)40−3から入った場合は、分岐経路がないため(迂回することがないため)どの出口でも割引が実施されない。
図6に、迂回対象外入口テーブルの例を示す。迂回対象外入口テーブルは、このテーブルで示される対象の入口と、ETCカード70に書き込まれた入口情報とが一致した場合に、割引を実施しないとするためのものである。図6の例の場合は、ETC(入口2)40−2とETC(入口3)40−3から入ると渋滞経路を迂回していないため、割引除外とする。
次に、最終的な通行料金(割引料金を含む)を決定するための迂回割引テーブルの一例を図7に示す。例えば、ETC(入口2)40−2〜ETC(出口2)60−3で渋滞が起こっている場合に、ETC(入口1)40−1で入り、経路Bを通ってETC(出口1)60−1で出ると、迂回割引が有効となり通行料金は400円となる。渋滞が起こっていない場合は、迂回割引が有効とならず通行料金は、500円となる。
ここで、本実施形態の料金収受システムの動作を、図8および図9を用いて説明する。図8および図9は、本実施形態の料金収受システムの動作を説明するフローチャートである。
はじめに、料金中央システム20にて、経路把握配信先テーブル、迂回対象外入口テーブル、および迂回割引料金テーブルを事前に作成する(ステップS11)。
料金中央システム20は、各料金所システム30を介して、作成した迂回対象外入口テーブル、迂回割引テーブルを各ETC(出口)60に配信する(ステップS12)。なお、ここでは説明を省略しているが、料金中央システム20、料金所システム30および各ETC対応のゲート間での情報のやりとりの詳細は、図2を用いて前述したとおりである。
料金中央システム20は、交通管制システム10から定期的に渋滞情報を受信する(ステップS13)。
受信した渋滞情報に更新がない場合は(ステップS14でNo)、ステップS13に戻り、更新があった場合は(ステップS14でYes)、ステップS15へ処理を進める。
ステップS15で、料金中央システム20は、経路把握配信先テーブルと渋滞情報とから迂回判定テーブルを作成する(ステップS15)。
そして、料金中央システム20は、作成した迂回判定テーブルを、各料金所システム30に配信する(ステップS16)。
迂回判定テーブルを受信した料金所システム30は、この迂回判定テーブルから、対象のETC(経路把握)50へ迂回判定情報を配信する(ステップS17)。
以後、ステップS13に戻り、一連の処理を継続する。
一方、ETC(入口)40は、ETC車がこのETC(入口)40を走行時に、ETC車のETCカード70に入口情報を書き込む(ステップS21)。
続いて、ETC(経路把握)50は、ETC車がこのETC(経路把握)50を走行時に、ETC車のETCカード70に経路情報を書き込む(ステップS22)。
さらに、ETC(経路把握)50は、迂回対象情報がOFFである場合(ステップS23でNo)、ETC車のETCカード70に迂回「無」を書き込み(ステップS24)、迂回対象情報がONである場合(ステップS23でYes)、ETC車のETCカード70に迂回「有」を書き込む(ステップS25)。
その後、ETC車がETC(出口)60を走行時に、そのETCカード70から入口情報および迂回情報を読み取る(ステップS26)。
そして、ETC(出口)60は、自身がテーブルDB・63にもつ出口情報と、上記ETCカード70から読み取った入口情報および迂回情報と、迂回対象外入口テーブルを基に、このETCカード70が迂回「有」かつ入口が迂回対象外入口でないと判定される場合は(ステップS27でYes)、上記ETCカード70から読み取った入口情報と、自身がもつ出口情報と、迂回割引テーブルとから通行料金(割引料金)を決定する(ステップS29)。そうでない場合は(ステップS27でNo)、上記ETCカード70から読み取った入口情報と、自身がもつ出口情報と、料金テーブルとから通行料金(通常料金)を決定する(ステップS28)。
本実施形態では、上記のようにして、渋滞区間を迂回する迂回経路の通行車に対して通行料金の割引を実施するようにしている。この渋滞迂回に対する通行料金の割引という新たな価値により、渋滞区間を迂回する迂回経路への通行車両が増加し、交通渋滞の緩和が見込まれる。また、渋滞が緩和することにより、ドライバーへのストレスも軽減され、交通事故の防止にも繋がることが期待される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 交通管制システム
12交通管制DB
13 情報板
14 WEB端末
20 料金中央システム
21 テーブル作成処理部
22 迂回計算処理部
23 テーブルDB
24 明細DB
30 料金所システム
31 迂回対象判定処理部
32 テーブルDB
33 課金DB
40 ETC(入口)
50 ETC(経路把握)
51 経路情報書込処理部
60 ETC(出口)
61 料金計算処理部
62 テーブルDB
63 テーブルDB
64 明細DB
70 ETCカード

Claims (5)

  1. 道路上の分岐部の各経路に設けられ、通行車の経路を示す経路情報、および該経路が渋滞を迂回する迂回経路であると判定される場合に迂回有りを示す迂回情報を、通行車の記録手段に記録する経路把握用のゲートと、
    割引判定を行うとき通行車の入口が割引対象であるかを判定するための迂回対象外入口テーブルと、迂回の有無により最終課金額を決定するための迂回割引テーブルとを有し、道路上の渋滞区間を示す渋滞情報を取得して、該渋滞情報を基に、道路上の経路が迂回経路となっているかを示す迂回判定テーブルを作成し、各テーブルを配信する中央システムと、
    前記中央システムから受信した迂回判定テーブルを基に、前記経路把握用のゲートを経由する経路が迂回経路であるか否かを判定するための迂回対象情報を作成して、該迂回対象情報を前記経路把握用のゲートに送信し、さらに、前記中央システムから受信した前記迂回対象外入口テーブルおよび前記迂回割引テーブルと、前記通行車の記録手段に記録された入口情報および前記迂回情報とを基に料金計算処理を行う出口システムと、から構成され、
    前記出口システムは、前記通行車の記録手段に記録された入口情報が、前記迂回対象外入口テーブルに示される迂回対象外入口でなく、かつ、前記通行車の記録手段に記録された迂回情報が迂回有りを示すものである場合、前記料金計算処理において割引料金を適用する料金収受システム。
  2. 前記出口システムは、前記通行車の記録手段に記録された入口情報が、前記迂回対象外入口テーブルに示される迂回対象外入口である場合、前記料金計算処理において通常料金を適用する請求項1に記載の料金収受システム。
  3. 前記出口システムは、前記渋滞情報が示す渋滞区間と前記迂回経路とが合流する地点前の出口である場合、前記料金計算処理において通常料金を適用する請求項1または請求項2に記載の料金収受システム。
  4. 前記出口システムは、前記通行車の記録手段から前記入口情報と迂回情報とを読み取り、前記料金計算処理を行う出口ゲートと、
    複数の前記出口ゲートを管轄するとともに、前記中央システムから受信した迂回判定テーブルを基に、前記迂回対象情報を作成して、該迂回対象情報を前記経路把握用のゲートに送信する料金所システムと、から構成される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の料金収受システム。
  5. 当該料金収受システムは、ETC(Electronic Toll Collection System)であって、前記各ゲートは、ETC対応であり、前記通行車の記録手段は、ETCカードである請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の料金収受システム。
JP2012063441A 2012-03-21 2012-03-21 料金収受システム、中央システム、料金収受方法 Active JP5722262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063441A JP5722262B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 料金収受システム、中央システム、料金収受方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012063441A JP5722262B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 料金収受システム、中央システム、料金収受方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013196441A true JP2013196441A (ja) 2013-09-30
JP5722262B2 JP5722262B2 (ja) 2015-05-20

Family

ID=49395283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012063441A Active JP5722262B2 (ja) 2012-03-21 2012-03-21 料金収受システム、中央システム、料金収受方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5722262B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062692A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社デンソー 車両誘導システム
JP2017134476A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 株式会社東芝 迂回経路情報提供システムおよびその方法、ならびに迂回経路情報提供システムに適用される道路管理装置
JP2017182749A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 通信地点情報処理装置、明細集計システム、通信地点情報処理方法及びプログラム
WO2017171010A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 通行範囲評価装置、通行範囲評価システム、通行範囲評価方法、およびプログラム
CN109767616A (zh) * 2018-12-13 2019-05-17 创发科技有限责任公司 智能信息发布方法、装置及系统
JP2020087337A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社東芝 料金処理システム、中央装置、出口料金所機器及び料金処理方法
JP2020095477A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社東芝 道路情報提供装置、道路システム、および道路情報提供方法
JP2020107111A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社東芝 料金処理システム、中央装置及び出口料金所機器
JP2020166679A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社東芝 料金処理システム、エリア管理装置、及びエリア管理方法
US10950123B2 (en) 2016-11-25 2021-03-16 Nec Corporation Traffic control system, traffic information output device, traffic control method, and recording medium
JP2021093199A (ja) * 2021-02-25 2021-06-17 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法
JP2022071133A (ja) * 2020-09-16 2022-05-13 三菱重工機械システム株式会社 本線課金処理装置、課金処理方法およびプログラム
JP2022118072A (ja) * 2021-02-25 2022-08-12 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法
JP7341833B2 (ja) 2019-10-02 2023-09-11 株式会社東芝 料金処理システム、出口処理装置、及び出口料金処理方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337966A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Organization For Road System Enhancement 有料道路の通行料金課金処理方法、課金処理システム、有料道路の通行料金課金処理用の車載器及び路側機
JP2006107262A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Denso Corp 料金割引報知システム、料金割引報知装置、カーナビゲーション装置、etc車載器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003337966A (ja) * 2002-05-20 2003-11-28 Organization For Road System Enhancement 有料道路の通行料金課金処理方法、課金処理システム、有料道路の通行料金課金処理用の車載器及び路側機
JP2006107262A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Denso Corp 料金割引報知システム、料金割引報知装置、カーナビゲーション装置、etc車載器

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017062692A (ja) * 2015-09-25 2017-03-30 株式会社デンソー 車両誘導システム
JP2017134476A (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 株式会社東芝 迂回経路情報提供システムおよびその方法、ならびに迂回経路情報提供システムに適用される道路管理装置
GB2564319B (en) * 2016-03-31 2021-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Mach Systems Ltd Transit range evaluation device, transit range evaluation system, transit range evaluation method, and program
JP2017182749A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 通信地点情報処理装置、明細集計システム、通信地点情報処理方法及びプログラム
WO2017171010A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 通行範囲評価装置、通行範囲評価システム、通行範囲評価方法、およびプログラム
JP2017182752A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 三菱重工メカトロシステムズ株式会社 通行範囲評価装置、通行範囲評価システム、通行範囲評価方法、およびプログラム
GB2564319A (en) * 2016-03-31 2019-01-09 Mitsubishi Heavy Ind Mach Systems Ltd Transit range evaluation device, transit range evaluation system, transit range evaluation method and program
US10950123B2 (en) 2016-11-25 2021-03-16 Nec Corporation Traffic control system, traffic information output device, traffic control method, and recording medium
JP2020087337A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 株式会社東芝 料金処理システム、中央装置、出口料金所機器及び料金処理方法
JP7353750B2 (ja) 2018-11-30 2023-10-02 株式会社東芝 料金処理システム、中央装置、出口料金所機器及び料金処理方法
JP2020095477A (ja) * 2018-12-12 2020-06-18 株式会社東芝 道路情報提供装置、道路システム、および道路情報提供方法
JP7273493B2 (ja) 2018-12-12 2023-05-15 株式会社東芝 道路情報提供装置および道路情報提供方法
CN109767616A (zh) * 2018-12-13 2019-05-17 创发科技有限责任公司 智能信息发布方法、装置及系统
JP7273503B2 (ja) 2018-12-27 2023-05-15 株式会社東芝 料金処理システム
JP2020107111A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 株式会社東芝 料金処理システム、中央装置及び出口料金所機器
JP7271265B2 (ja) 2019-03-29 2023-05-11 株式会社東芝 料金処理システム、エリア管理装置、及びエリア管理方法
JP2020166679A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社東芝 料金処理システム、エリア管理装置、及びエリア管理方法
JP7341833B2 (ja) 2019-10-02 2023-09-11 株式会社東芝 料金処理システム、出口処理装置、及び出口料金処理方法
JP7241213B2 (ja) 2020-09-16 2023-03-16 三菱重工機械システム株式会社 本線課金処理装置、課金処理方法およびプログラム
JP2022071133A (ja) * 2020-09-16 2022-05-13 三菱重工機械システム株式会社 本線課金処理装置、課金処理方法およびプログラム
JP2022118072A (ja) * 2021-02-25 2022-08-12 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法
JP7091502B2 (ja) 2021-02-25 2022-06-27 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法
JP2021093199A (ja) * 2021-02-25 2021-06-17 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法
JP7297982B2 (ja) 2021-02-25 2023-06-26 株式会社東芝 情報処理装置および情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5722262B2 (ja) 2015-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5722262B2 (ja) 料金収受システム、中央システム、料金収受方法
WO2012043394A1 (ja) 情報処理システム、広告提示方法及びプログラム
JP6471665B2 (ja) 車両誘導システム
JP2015106278A (ja) 交通量最適化システムおよび交通量最適化方法
JP6847820B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2015007889A (ja) 料金収受装置および料金収受システム
JP5932693B2 (ja) 料金収受システム
JP5702974B2 (ja) 環境情報処理システム、方法及びプログラム
JP2015082200A (ja) 料金所レーン案内装置および料金所レーン案内方法
JP2012003344A (ja) 旅行時間提供装置、旅行時間提供方法及び旅行時間提供プログラム
WO2016035784A1 (ja) 車両位置活用システム、車載器及びプログラム
JP2007249628A (ja) 車載システム
JP6460470B2 (ja) 料金収受システム
JP2003337966A (ja) 有料道路の通行料金課金処理方法、課金処理システム、有料道路の通行料金課金処理用の車載器及び路側機
JP6862188B2 (ja) 料金処理装置及び料金処理方法
JP2018097675A (ja) 料金収受機、料金収受方法及びプログラム
JP6029488B2 (ja) 運賃収受システム及び方法
KR101180555B1 (ko) 하이패스 단말기를 이용한 통행 요금 할인 시스템 및 방법
JP7091502B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP7273493B2 (ja) 道路情報提供装置および道路情報提供方法
JP7297982B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP6505465B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2022141267A (ja) 料金収受システム、および料金収受方法
JP2009199347A (ja) 自動料金収受システム
JP2012003343A (ja) 旅行時間提供装置、旅行時間提供方法及び旅行時間提供プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140303

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150325

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5722262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151