JP2022000747A - 料金処理システム、料金処理装置、及びプログラム - Google Patents

料金処理システム、料金処理装置、及びプログラム Download PDF

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Hidetoshi Motoki
康隆 飯田
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潤 竹原
Jun Takehara
拓紀 松山
Hiroki Matsuyama
陽介 弓倉
Yosuke Yumikura
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【課題】一時退出し再入場するケースに応じた処理を可能とする料金処理システムを提供すること。【解決手段】実施形態によれば、料金処理システムは、入口料金所機器と、出口料金所機器と、料金処理装置とを備える。前記入口料金所機器は、車両の車載器からの利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を送信する。前記出口料金所機器は、前記車両の車載器からの前記利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を送信する。前記料金処理装置は、前記利用者ID、第1の入口料金所ID、及び第1の入場日時を含む第1の入場情報と、前記利用者ID、第1の出口料金所ID、及び前記第1の入場日時より後の第1の出場日時を含む第1の出場情報とに基づき再入場非適用の第1の通行料金を算出し、前記第1の出場情報と第2の入場情報とに基づき再入場を判定し、前記第2の入場情報と第2の出場情報とに基づき再入場適用の第2の通行料金を算出する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、料金処理システム、料金処理装置、及びプログラムに関する。
近年、高速道路などの有料道路では、車両に搭載された車載器との無線通信により料金を収受するETCシステム(Electronic Toll Collection System)が普及している。例えば、ETCシステムでは車両の入出場に基づき料金が算出される。一般的には、入場後に途中退出することなく目的地で出場した場合と、入場後に一時的に退出し再入場し目的地で出場した場合とを比較すると、初乗り料金が一回加算される前者よりも、初乗り料金が二回加算される後者の方が割高になる。
特開2000−20768号公報
ETCシステムでは、利用促進あるいは混雑緩和などを目的として多様なサービスが提案されている。例えば、ETCシステムでは、時間帯又は道路状況に応じた変動課金を効率的にするため中央装置による料金計算が検討されている。このようなETCシステムにおいて、さらなるサービスの一環として、一時退出し再入場したケースに対応した処理が要望されている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、一時退出し再入場するケースに応じた処理を可能とする料金処理システム、料金計算装置、及びプログラムを提供することを目的とする。
実施形態によれば、料金処理システムは、入口料金所機器と、出口料金所機器と、料金処理装置とを備える。前記入口料金所機器は、車両の車載器からの利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を送信する。前記出口料金所機器は、前記車両の車載器からの前記利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を送信する。前記料金処理装置は、前記利用者ID、第1の入口料金所ID、及び第1の入場日時を含む第1の入場情報と、前記利用者ID、第1の出口料金所ID、及び前記第1の入場日時より後の第1の出場日時を含む第1の出場情報とに基づき再入場非適用の第1の通行料金を算出し、前記第1の出場情報と第2の入場情報とに基づき再入場を判定し、前記第2の入場情報と第2の出場情報とに基づき再入場適用の第2の通行料金を算出する。
図1は、第1の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。 図2は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける各機器の制御系の構成例を示すブロック図である。 図3は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理の一例を示すシーケンス図である。 図4は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、中央装置における情報処理の一例を示すシーケンス図である。 図5は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、入口料金所機器における入場処理の一例を示すシーケンス図である。 図6は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、出口料金所機器における出場処理の一例を示すシーケンス図である。 図7は、第1の実施形態に係る料金処理システムの中央装置における再入場判定処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、第2の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。 図9は、第3の実施形態に係る料金処理システムによる入出場処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第4の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。 図11は、第4の実施形態に係る料金処理システムの中央装置における再入場判定処理(戻り検知含む)の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<<第1の実施形態>>
図1は、第1の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。
料金処理システムを利用する車両5は、車載器及び情報出力機器を備える。車載器には、有料道路の通行料金を支払うための決済用のETCカードが装填される。例えば、車載器は、料金処理システムの各機器と無線通信し、利用者を特定する利用者IDを送信する。利用者IDは、自動車登録番号、車載器管理番号、及びETCカード番号(カードID)等を含む。カードIDは、車載器に装填されるETCカードに固有のIDであり、通行料金の請求対象となり、カードIDに対して通行料金が課金される。また、車載器は、料金処理システムの各機器と無線通信し、入出場処理に関する情報を受信し、情報出力機器は、入出場処理に関する情報を表示し、また、音声出力する。
図1に示すように、料金処理システムは、料金処理装置として機能する中央装置1、有料道路の各入口料金所に対応して設けられる複数の入口料金所機器、有料道路の各出口料金所に対応して設けられる複数の出口料金所機器、及び通知装置4を備える。本実施形態では、入口料金所2aに対応して設けられる入口料金所機器2A、入口料金所2bに対応して設けられる入口料金所機器2B、出口料金所3aに対応して設けられる出口料金所機器3A、及び出口料金所3bに対応して設けられる出口料金所機器3Bを想定する。
入口料金所機器2Aは、入口料金所2aを通過する車両5の車載器から利用者IDを受信し、中央装置1に対して利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を送信する。出口料金所機器3Aは、出口料金所Aを通過する車両5の車載器から利用者IDを受信し、中央装置1に対して利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を送信する。また、出口料金所機器3Aは、中央装置1から送信される利用者IDの通行料金等を受信し、車載器へ送信し、車載器を介して車両5の運転者に通行料金等を通知する。さらに、出口料金所機器3Aは、表示機器等を介して車両5の運転者に向けて通行料金を表示する。入口料金所機器2Bは、入口料金所機器2Aと同様の処理を実行し、出口料金所機器3Bは、出口料金所機器3Aと同様の処理を実行する。
本実施形態では、説明を分かり易くするため、車両5が、入口料金所機器2Aの入口から入場し、出口料金所機器3Aから退出(一時退出)し、入口料金所機器2Bの入口から入場(再入場)し、出口料金所機器3Bから退出するケースについて説明する。
通知装置4は、中央装置1からの情報を、予め登録されたメールアドレス等へ送信する。例えば、中央装置1で算出された通行料金等を、予め登録されたメールアドレス等へ送信する。また、中央装置1から指定された、一時退出に関する情報、及び再入場に関する情報を、予め登録されたメールアドレス等へ送信する。
図2は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける各機器の制御系の構成例を示すブロック図である。
最初に、中央装置1について説明する。中央装置1は、制御部11、記憶部12、及び通信部13を備える。中央装置1は、例えば、汎用のサーバ装置などによって構成される。中央装置1は、車両5に課する料金を計算する料金処理サーバとして機能する。中央装置1は、入口料金所機器2A、入口料金所機器2B、出口料金所機器3A、及び出口料金所機器3Bに通信接続される。中央装置1は、入口料金所機器2A、入口料金所機器2B、出口料金所機器3A、及び出口料金所機器3Bから有料道路を通行する車両に関する情報を収集する。また、料金処理システムが、有料道路の経路途中に経路機器を備える場合、中央装置1は、経路機器から、有料道路を通行する車両に関する情報を収集する。車両に関する情報は、利用者IDを含む。中央装置1は、入口料金所機器2A、2B、及び出口料金所機器3A、3Bから収集した情報に応じて車両5に関する料金を計算し、算出した通行料金に関する情報を出口料金所機器3A又は3Bへ供給する。通行料金に関する情報は、利用者IDを含む。
制御部11は、中央装置1における制御及びデータ処理などを司る制御ユニットである。制御部11は、CPU(central processing unit)、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して中央装置1を構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。すなわち、制御部11は、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより各部を制御する。また、制御部11は、再入場判定部111を備え、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、データ処理及び再入場判定等を実行する。例えば、再入場判定部111は、当該料金処理システムに関わる各種のデータについて、データ同士を関連付けるかどうかを判定する。再入場判定部111の機能については、後に詳しく説明する。
記憶部12は、メインメモリ等の読み出しや書込みが高速に行える記憶媒体である。もし、読み出しや書込み時間が、処理に間に合う場合のであれば、HDD或はSSDなどの大容量の記憶装置で構成されても良い。記憶部12は、当該料金処理システムに関わる各種のデータを記憶する。例えば、記憶部12は、通行履歴データベースを記憶し、通行履歴データベースは、各入口料金所機器、経路機器、及び各出口料金所機器から収集される情報を記憶する。例えば、通行履歴データベースには、利用者IDに関連付けて入場情報及び出場情報が記憶される。利用者IDは、自動車登録番号、車載器管理番号、及びETCカード番号を含む。
また、記憶部12は、車種毎の基本料金テーブル及び割引料金テーブル等を記憶する。基本料金テーブルは、入口IDと出口IDで定まる走行区間に応じた通行料金を含む。割引料金テーブルは、入場日時及び出場日時の少なくとも一方から定まる通行日時、カレンダーの曜日及び休日、並びに走行経路等に基づき、走行区間に応じた割引料金、割増料金、割引率、又は割増率を含む。
さらに、記憶部12は、再入場を許可する出口料金所IDと再入場の入口料金所IDの組み合わせを含む第1の再入場許可リストを記憶する。或いは、記憶部12は、再入場を許可する出口料金所IDを含む第2の再入場許可リストを記憶してもよい。また、記憶部12は、有料道路を出場してから再入場するまでの再入場許可の制限時間を記憶する。再入場許可の制限時間は、出口料金所と入口料金所の組み合わせ、又は出口料金所と入口料金所の区間距離に応じて変動する時間であってもよい。
通信部13は、外部の機器と通信するための通信インターフェースである。通信部13は、入口料金所機器2A、2B、出口料金所機器3A、3B、及び経路機器と通信するためのインターフェースである。なお、通信部13は、機種ごとに設けた複数の通信インターフェースを含むものであっても良い。
次に、入口料金所機器2Aについて説明する。入口料金所機器2Aは、制御部21A、上位通信部22A、車両通信部23A、記憶部24A、及び路側表示器25Aを備える。入口料金所機器2Aは、例えば、汎用のサーバ装置と専用の機器とを組み合わせて構成される。
制御部21Aは、入口料金所機器2全体の制御及びデータ処理などを行う。制御部21Aは、CPU、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して入口料金所機器2Aを構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。
上位通信部22Aは、上位装置としての中央装置1と通信するための通信インターフェースである。上位通信部22Aは、無線通信で中央装置1と通信するものであっても良いし、通信回線を介して中央装置1と通信するものであっても良い。
車両通信部23Aは、車両5に搭載する車載器51と無線通信するインターフェースである。車両通信部23Aは、入口料金所において入口料金所機器2に接近する車両5(入場しようとする車両)に搭載された車載器51と無線通信する。車両通信部23Aは、無線通信する車載器51から利用者IDを受信し、上位通信部22Aは、入場情報を中央装置1へ送信する。入場情報は、車載器51から受信した利用者ID、予め記憶された入口料金所ID、及び入場日時を含む。また、車両通信部23Aは、車載器51に対して、入口料金所ID及び入場日時を含む入場記録を送信する。車載器51は、受信した入場記録をICカード等へ記録する。
記憶部24Aは、入口料金所ID等の情報を記憶する。また、記憶部24Aは、車載器51から受信した情報を一時的に記憶する。
路側表示器25Aは、通行料金に関する情報を表示する。また、路側表示器25Aは、再入場に関する情報を表示する。
また、入口料金所機器2Bは、制御部21B、上位通信部22B、車両通信部23B、記憶部24B、及び路側表示器25Bを備える。入口料金所機器2Bの各部は、入口料金所機器2Aの各部と実質的に同一であり、その詳細説明を省略する。
次に、出口料金所機器3Aについて説明する。出口料金所機器3Aは、制御部31A、上位通信部32A、車両通信部33A、及び記憶部34Aを備える。出口料金所機器3Aは、例えば、汎用のサーバ装置と専用の機器とを組み合わせて構成される。
制御部31Aは、出口料金所機器3A全体の制御及びデータ処理などを行う。制御部31Aは、CPU、メモリおよびインターフェースなどを有する。CPUは、プログラムを実行することにより各種の処理機能を実現するプロセッサである。CPUは、インターフェースなどを介して出口料金所機器3Aを構成する各部に接続される。メモリは、CPUが実行するプログラムを記憶する不揮発性メモリ、一時的にデータを保持する揮発性メモリ、および、設定データなどを保存する書換え可能な不揮発性メモリなどの各種のメモリを含む。
上位通信部32Aは、上位装置としての中央装置1と通信するための通信インターフェースである。上位通信部32Aは、無線通信で中央装置1と通信するものであっても良いし、通信回線を介して中央装置1と通信するものであっても良い。
車両通信部33Aは、車両5の車載器51と無線通信するインターフェースである。車両通信部33Aは、出口料金所において出口料金所機器3Aに接近する車両5(出場しようとする車両)に搭載された車載器51と無線通信する。車両通信部33Aは、無線通信する車載器51から利用者IDを受信し、上位通信部32Aは、出場情報を中央装置1へ送信し、中央装置1から通行料金に関する情報を受信する。出場情報は、車載器51から受信した利用者ID、予め記憶された出口料金所ID、出場日時を含む。また、車両通信部33Aは、車載器51に対して、出口料金所ID、出場日時、及び通行料金に関する情報を含む出場記録を送信する。車載器51は、受信した出場記録をICカード等へ記録する。
記憶部34Aは、出口料金所ID等の情報を記憶する。また、記憶部34Aは、車載器51から受信した情報を一時的に記憶する。
路側表示器35Aは、通行料金に関する情報を表示する。また、路側表示器35Aは、一時退出に関する情報を表示する。
また、出口料金所機器3Bは、制御部31B、上位通信部32B、車両通信部33B、記憶部34B、及び路側表示器35Bを備える。出口料金所機器3Bの各部は、出口料金所機器3Aの各部と実質的に同一であり、その詳細説明を省略する。
車両5は、通行者が有料道路を通行するために乗車する自動車である。車両5は、車載器51及び車載通知部52を備える。車載器51は、入口料金所機器2A、2B、及び出口料金所機器3A、3B等と通信し、各種情報を送信し、各種情報を受信する。また、車載器51は、自動車登録番号及び車載器管理番号等を記憶する。車載通知部52は、車載器51により受信された情報に基づき、通行者に画面表示もしくは音声により、情報を通知する。例えば、車載通知部52は、通行者に有料道路の通行料金情報、出口料金所情報、入口料金所情報、通行止め情報、及び渋滞情報等を通知する。
図3は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理の一例を示すシーケンス図である。
<入場処理(再入場を含む)>
通行者が乗車する車両5が、入口料金所2aを通過すると(有料道路へ入場すると)、入口料金所機器2Aの車両通信部23Aは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し(ST01)、上位通信部22Aは、中央装置1に対して、車載器51からの利用者ID1、入口料金所2aを示す入口料金所ID1、及び入口料金所2aの通過日時を示す入場日時T1を含む入場情報D1を送信する(ST02)。
中央装置1の通信部13は、入口料金所機器2Aから送信される入場情報D1を取得する。中央装置1の制御部11は、入場情報D1に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、再入場判定部111は、入場情報D1に基づく入場が再入場に該当するか否かを判定する(ST03)。
制御部11は、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D0を選択する。再入場判定部111は、出場情報D0に含まれる出口料金所ID0と入場情報D1に含まれる入口料金所ID1の組み合わせが第1の再入場許可リストに含まれる第1の条件を満たす場合に再入場と判定し、第1の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、出場情報D0に含まれる出口料金所ID0が第2の再入場許可リストに含まれる第2の条件を満たす場合に再入場と判定し、第2の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、出場情報D0に含まれる出場日時T0から入場情報D1に含まれる入場日時T1までの一時退出時間が再入場許可の制限時間以内の第3の条件を満たす場合に再入場と判定し、第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、第1及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、第1及び第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。或いは、再入場判定部111は、第2及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、第2及び第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
なお、制御部11は、再入場判定に基づき、出場情報D0及び入場情報D1を含む再入場情報を登録する(出場情報D0及び入場情報D1の関連付け)。例えば、制御部11は、出場情報D0及び入場情報D1のそれぞれに関連付けを示す再入場フラグを設定してもよい。
<出場処理(一時退出を含む)>
続いて、車両5が、出口料金所3aを通過すると(有料道路から出場すると)、出口料金所機器3Aの車両通信部33Aは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し(ST04)、上位通信部32Aは、中央装置1に対して、車載器51からの利用者ID1、出口料金所3aを示す出口料金所ID2、及び出口料金所3aの通過日時を示す出場日時T2を含む出場情報D2を送信する(ST05)。
中央装置1の通信部13は、出口料金所機器3Aから送信される出場情報D2を取得する。中央装置1の制御部11は、出場情報D2に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから、出場情報D2に対応する入場情報D1を検索する。制御部11は、出場情報D2に含まれる利用者IDと同一の利用者IDを含み、且つ出場情報D2に含まれる出場日時以前で最も出場日時に近い入場日時を含む情報として、入場情報D1を検索する(出場情報D2は、入場情報D1に含まれる入場日時より後の出場日時を含む)。再入場判定部111は、再入場情報又は再入場フラグに基づき、入場情報D1が再入場に該当するか否かを判定する。入場情報D1が再入場に該当しないと判定された場合、制御部11は、基本料金テーブル、割引料金テーブル、入場情報D1、及び出場情報D2に基づき再入場非適用の通行料金F10を算出する(ST06)。入場情報D1が再入場に該当すると判定された場合、制御部11は、再入場適用の通行料金F21を算出する。再入場適用の通行料金F21の算出については後に詳しく説明する。
通信部13は、出口料金所機器3Aに対して、通行料金に関する情報を送信する(ST07)。出口料金所機器3Aの上位通信部32Aは、通行料金に関する情報を取得し、路側表示器35Aは、車両5に乗車する通行者に対して、通行料金に関する情報を表示する。また、車両通信部33Aは、車両5の車載器51に対して、通行料金に関する情報を送信する。車載器51は、通行料金に関する情報を受信し、車載通知部52は、通行料金に関する情報を画面表示又は音声により通知する。
また、通信部13は、通知装置4に対しても、通行料金に関する情報を送信する(ST08)。通知装置4は、予め登録されたメールアドレス等に対して、通行料金に関する情報を送信する(ST09)。車両5に乗車する通行者は、スマートフォン等の通信端末により、予め登録されたメールアドレスに送信される通行料金に関する情報を画面表示又は音声で確認することができる。
また、一時退出に関する情報を通知するようにしてもよい。例えば、第1又は第2の再入場許可リストが、出場情報D2に含まれる出口料金所ID2を含む場合、制御部11は、一時退出に関する情報の出力を指示する。通信部13は、出口料金所機器3Aに対して、一時退出に関する情報を送信する。これにより、路側表示器35Aは、一時退出に関する情報を表示する。また、車両通信部33Aは、車両5の車載器51に対して、一時退出に関する情報を送信する。車載器51は、一時退出に関する情報を受信し、車載通知部52は、一時退出に関する情報を画面表示又は音声により通知する。例えば、一時退出に関する情報は、「この出口料金所は一時退出可能であり、次の入口料金所から再入場した場合に割引が適用されます」を含む。また、第1の再入場許可リストが、出場情報D2に含まれる出口料金所ID2と入場情報D3に含まれる入口料金所ID3の組み合わせを含む場合、例えば、一時退出に関する情報は、「この出口料金所は一時退出可能であり、各入口料金所(料金所名)から再入場した場合に割引が適用されます」を含む。同様に、通信部13は、通知装置4に対しても、一時退出に関する情報を送信する。通知装置4は、予め登録されたメールアドレス等に対して、一時退出に関する情報を送信する。車両5に乗車する通行者は、スマートフォン等の通信端末により、予め登録されたメールアドレスに送信される一時退出に関する情報を画面表示又は音声で確認することができる。
<入場処理(再入場を含む)>
さらに、車両5が、入口料金所2bを通過すると(再び有料道路へ入場すると)、入口料金所機器2Bの車両通信部23Aは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し(ST10)、上位通信部22Aは、中央装置1に対して、車載器51からの利用者ID1、入口料金所2bを示す入口料金所ID3、及び入口料金所2bの通過日時を示す入場日時T3を含む入場情報D3を送信する(ST11)。
中央装置1の通信部13は、入口料金所機器2Bから送信される入場情報D3を取得する。中央装置1の制御部11は、入場情報D3に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、入場情報D3に基づく入場が再入場に該当するか否かを判定する(ST12)。
再入場判定部111は、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D2を選択する。再入場判定部111は、出場情報D2に含まれる出口料金所ID2と入場情報D3に含まれる入口料金所ID3の組み合わせが第1の再入場許可リストに含まれる第1の条件を満たす場合に再入場と判定し、第1の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、出場情報D2に含まれる出口料金所ID2が第2の再入場許可リストに含まれる第2の条件を満たす場合に再入場と判定し、第2の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、出場情報D2に含まれる出場日時T2から入場情報D3に含まれる入場日時T3までの一時退出時間が再入場許可の制限時間以内の第3の条件を満たす場合に再入場と判定し、第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
或いは、再入場判定部111は、第1及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、第1及び第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。或いは、再入場判定部111は、第2及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、第2及び第3の条件を満たさない場合に入場(通常入場)と判定する。
なお、制御部11は、再入場判定に基づき、出場情報D2及び入場情報D3を含む再入場情報を登録する(出場情報D2及び入場情報D3の関連付け)。例えば、制御部11は、出場情報D2及び入場情報D3のそれぞれに関連付けを示す再入場フラグを設定してもよい。
また、制御部11は、再入場判定に基づき、再入場に関する情報の出力を指示するようにしてもよい。通信部13は、入口料金所機器2Bに対して、再入場に関する情報を送信する。これにより、路側表示器25Bは、再入場に関する情報を表示する。また、車両通信部23Bは、車両5の車載器51に対して、再入場に関する情報を送信する。車載器51は、再入場に関する情報を受信し、車載通知部52は、再入場に関する情報を画面表示又は音声により通知する。例えば、再入場に関する情報は、「この入場は再入場であり、割引が適用されます」を含む。同様に、通信部13は、通知装置4に対しても、再入場に関する情報を送信する。通知装置4は、予め登録されたメールアドレス等に対して、再入場に関する情報を送信する。車両5に乗車する通行者は、スマートフォン等の通信端末により、予め登録されたメールアドレスに送信される再入場に関する情報を画面表示又は音声で確認することができる。
<出場処理(再入場を含む)>
続いて、車両5が、出口料金所3bを通過すると(有料道路から出場すると)、出口料金所機器3Bの車両通信部33Bは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し(ST13)、上位通信部32Bは、中央装置1に対して、車載器51からの利用者ID1、出口料金所3bを示す出口料金所ID4、及び出口料金所3bの通過日時を示す出場日時T4を含む出場情報D4を送信する(ST14)。
中央装置1の通信部13は、出口料金所機器3Bから送信される出場情報D4を取得する。中央装置1の制御部11は、出場情報D4に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから、出場情報D4に対応する入場情報D3を検索する。制御部11は、出場情報D4に含まれる利用者IDと同一の利用者IDを含み、且つ出場情報D4に含まれる出場日時以前で最も出場日時に近い入場日時を含む情報として、入場情報D3を検索する(出場情報D4は、入場情報D3に含まれる入場日時より後の出場日時を含む)。再入場判定部111は、再入場情報又は再入場フラグに基づき、入場情報D3が再入場に該当するか否かを判定する。入場情報D3が再入場に該当しないと判定された場合、制御部11は、基本料金テーブル、割引料金テーブル、入場情報D3、及び出場情報D4に基づき再入場非適用の通行料金F20を算出する(ST15)。
入場情報D3が再入場に該当すると判定された場合、制御部11は、再入場適用の通行料金F21を算出する。制御部11は、基本料金テーブル、割引料金テーブル、入場情報D3、及び出場情報D4等に基づき再入場適用の通行料金F21(走行区間:入口料金所2b−出口料金所3b)を算出する(ST15)。例えば、制御部11は、入口料金所2bから出口料金所3bまでの再入場非適用の通行料金F20から一定金額を減算する、減額係数を乗算する、又は一定金額の減算と減額係数の乗算を併用し、再入場適用の通行料金F21を算出する。
通信部13は、出口料金所機器3Bに対して、通行料金に関する情報を送信する(ST16)。通行料金に関する情報は、算出された通行料金F21、及び再入場適用を示す情報を含む。再入場適用を示す情報は、再入場が認められたことを示す情報、再入場割引が適用されたことを示す情報、又は再入場割引で減額された金額等を含む。出口料金所機器3Bの上位通信部32Bは、通行料金に関する情報を取得し、路側表示器35Bは、車両5に乗車する通行者に対して、通行料金に関する情報を表示する。また、車両通信部33Aは、車両5の車載器51に対して、通行料金に関する情報を送信する。車載器51は、通行料金に関する情報を受信し、車載通知部52は、通行料金に関する情報を画面表示又は音声により通知する。
また、通信部13は、通知装置4に対しても、通行料金に関する情報を送信する(ST17)。通知装置4は、予め登録されたメールアドレス等に対して、通行料金に関する情報を送信する(ST18)。車両5に乗車する通行車は、スマートフォン等の通信端末により、予め登録されたメールアドレスに送信される通行料金に関する情報を画面表示又は音声で受け取ることもできる。
図4は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、中央装置における情報処理の一例を示すシーケンス図である。
<入場処理(再入場を含む)>
車両5が、入口料金所2aを通過すると(有料道路へ入場すると)、入口料金所機器2Aは、中央装置1に対して、利用者ID1、入口料金所ID1、及び入場日時T1を含む入場情報D1を送信する。中央装置1の通信部13は、入場情報D1を取得し、制御部11へ出力する(ST21)。制御部11は、記憶部12へ入場情報D1を保存する(ST22)。制御部11は、入場情報D1に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D0を読み出し(ST23)、出場情報D0及び入場情報D1を再入場判定部111へ出力する(ST24)。
再入場判定部111は、上記した第1の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1を関連付け、第1の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第2の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1を関連付け、第2の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1を関連付け、第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第1及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1を関連付け、第1及び第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第2及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1を関連付け、第2及び第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D0及び今回の走行履歴の入場情報D1の関連付けを却下する。
ここでは、関連付けを却下するケースを想定する(ST26)。
<出場処理(一時退出を含む)>
続いて、車両5が、出口料金所3aを通過すると(有料道路から出場すると)、出口料金所機器3Aは、中央装置1に対して、利用者ID1、出口料金所ID2、及び出場日時T2を含む出場情報D2を送信する。中央装置1の通信部13は、出場情報D2を取得し、制御部11へ出力する(ST27)。制御部11は、記憶部12へ出場情報D2を保存する(ST28)。制御部11は、出場情報D2に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む入場情報のうち、最も新しい入場日時を含む入場情報D1を読み出す(ST29)。ここでは、読み出される入場情報D1に出場情報の関連付けは無く、入場情報D1は再入場に該当しない。よって、制御部11は、基本料金テーブル、割引料金テーブル、入場情報D1、及び出場情報D2に基づき通行料金を算出する(ST30)。制御部11は、通信部13に対して、通行料金に関する情報を出力する(ST31)。通行料金に関する情報は、利用者IDを含む。
<入場処理(再入場を含む)>
さらに、車両5が、入口料金所2bを通過すると(再び有料道路へ入場すると)、入口料金所機器2Bは、中央装置1に対して、利用者ID1、入口料金所ID3、及び入場日時T3を含む入場情報D3を送信する。中央装置1の通信部13は、入場情報D3を取得し、制御部11へ出力する(ST32)。制御部11は、記憶部12へ入場情報D3を保存する(ST33)。制御部11は、入場情報D3に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D2を読み出し(ST34)、出場情報D2及び入場情報D3を再入場判定部111へ出力する(ST35)。
再入場判定部111は、上記した第1の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3を関連付け、第1の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第2の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3を関連付け、第2の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3を関連付け、第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第1及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3を関連付け、第1及び第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3の関連付けを却下する。
或いは、再入場判定部111は、上記した第2及び第3の条件を満たす場合に、再入場と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3を関連付け、第2及び第3の条件を満たさない場合に、入場(通常入場)と判定し、前回の走行履歴の出場情報D2及び今回の走行履歴の入場情報D3の関連付けを却下する。
ここでは、関連付けを許可するケースを想定する(ST37)。制御部11は、出場情報D2及び入場情報D3の通行記録関連付け処理を実行し(ST38)、記憶部12に対して、出場情報D2及び入場情報D3を含む関連付けデータ(再入場情報)を登録する(ST39)。例えば、制御部11は、出場情報D2及び入場情報D3のそれぞれに関連付けを示す再入場フラグを設定してもよい。
<出場処理(再入場を含む)>
続いて、車両5が、出口料金所3aを通過すると(有料道路から出場すると)、出口料金所機器3Bは、中央装置1に対して、利用者ID1、出口料金所ID4、及び出場日時T4を含む出場情報D4を送信する。中央装置1の通信部13は、出場情報D4を取得し、制御部11へ出力する(ST40)。制御部11は、記憶部12へ出場情報D4を保存する(ST41)。制御部11は、出場情報D4に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む入場情報のうち、最も新しい入場日時を含む入場情報D3を読み出す(ST42)。ここでは、読み出される入場情報D3に出場情報の関連付けが有り、入場情報D3は再入場に該当する。よって、制御部11は、基本料金テーブル、割引料金テーブル、入場情報D3、及び出場情報D4等に基づき再入場適用の通行料金F21を算出する(ST43)。再入場適用の通行料金F21の算出例は説明済みであり、ここではその説明は省略する。制御部11は、通信部13に対して、通行料金に関する情報を出力する(ST44)。通行料金に関する情報は、利用者IDを含む。
図5は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、入口料金所機器における入場処理の一例を示すシーケンス図である。
車両5が、入口料金所2aを通過すると(有料道路へ入場すると)、入口料金所機器2Aの車両通信部23Aは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し、制御部21Aへ出力する(ST51)。制御部21Aは、車載器51からの利用者ID1、入口料金所2aを示す入口料金所ID1、及び入口料金所2aの通過日時を示す入場日時T1を含む入場情報D1を生成し、上位通信部22Aへ出力する(ST52)。
なお、車両5が、入口料金所2bを通過した場合、入口料金所機器2Bは、入口料金所機器2Aと同様の動作を実行する。
図6は、第1の実施形態に係る料金処理システムにおける料金処理のうちの、出口料金所機器における出場処理の一例を示すシーケンス図である。
車両5が、出口料金所3aを通過すると(有料道路から出場すると)、出口料金所機器3Aの車両通信部33Aは、車載器51と通信し、利用者ID1を取得し、制御部31Aへ出力する(ST61)。制御部31Aは、車載器51からの利用者ID1、出口料金所3aを示す出口料金所ID2、及び出口料金所3aの通過日時を示す出場日時T2を含む出場情報D2を生成し、上位通信部32Aへ出力する(ST62)。
上位通信部32Aは、出場情報D2を中央装置1へ送信し、出場情報D2に対応する通行料金に関する情報を受信し、制御部31Aへ出力する(ST63)。制御部31Aは、路側表示器35Aへ、通行料金に関する情報を出力する(ST64)。これにより、、路側表示器35Aは、通行料金に関する情報を表示する。
なお、車両5が、出口料金所3bを通過した場合、出口料金所機器3Bは、出口料金所機器3Aと同様の動作を実行する。
図7は、第1の実施形態に係る料金処理システムの中央装置における再入場判定処理の一例を示すフローチャートである。図7では、出口料金所IDと入口料金所IDの組み合わせが第1の再入場許可リストに含まれる第1の条件を満たし、且つ一時退出時間が再入場許可の制限時間以内の第3の条件を満たす場合に再入場と判定するケースについて説明する。
中央装置1の通信部13が、入場情報D1を受信すると、制御部11は、入場情報D1に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D0を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D0及び入場情報D1の組み合わせが登録されていなければ(ST71、NO)、入場情報D1を入場(通常入場)と判定し、出場情報D0及び入場情報D1の関連付けを却下する(ST75)。
中央装置1の通信部13が、入場情報D3を受信すると、制御部11は、入場情報D3に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D2を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D2及び入場情報D3の組み合わせが登録されている場合(ST71、YES)、出場情報D2に含まれる出場日時T2と入場情報D3に含まれる入場日時T3の差分時間を検出する(ST72)。再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内でなければ(ST73、NO)、入場情報D3を入場(通常入場)と判定し、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを却下する(ST75)。再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内であれば(ST73、YES)、入場情報D3を再入場と判定し、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを許可する(ST74)。
本実施形態の料金処理システムは、中央装置による料金計算を実施し、且つ一時退出し再入場するケースに応じた料金計算を実施する。これにより、時間帯又は道路状況に応じた変動課金と再入場に応じた課金をリアルタイムに実現することができる。また、料金処理システムは、一時退出に関する情報及び再入場に関する情報を出力する。これにより、一時退出及び再入場により通行料金に変動(割引があることを含む)があることを通知することができ、利便性の向上を図ることができる。
<<第2の実施形態>>
図8は、第2の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。
図8に示すように、第1の実施形態の料金処理システムは、第1の実施形態の構成に加えて、任意の位置に設置される路側表示器6を備える。例えば、路側表示器6は、有料道路の走行レーンに沿って設置される。さらに、路側表示器6が、一般道の走行レーンに沿って配置されてもよい。
有料道路上において、交通事故によりレーン上の通行が止められることがある。又は、有料道路上において、台風、地震、土砂崩れ等の自然災害によりレーン上の通行が止められることがある。例えば、事故現場又は自然災害発生区間を迂回させるため、出口料金所3a及び入口料金所2bの区間の通行止めを想定する。中央装置1の通信部13は、通行止め情報を受信する。例えば、通行止め情報は、通行止め区間を示す情報として、出口料金所3aに対応する出口料金所ID2及び入口料金所2bに対応する入口料金所ID3の組み合わせを含む。制御部11は、通行止め情報に基づき、第1又は第2の再入場許可リストを更新する。つまり、第1の再入場許可リストは、通行止め区間に相当する出口料金所ID2及び入口料金所ID3の組み合わせを含む。或いは、第2の再入場許可リストは、出口料金所ID2を含む。
これにより、迂回を開始する車両5に対して、出口料金所3aでの出口処理により、一時退出に関する情報の通知することができる。また、迂回を終了する車両5に対して、入口料金所2bでの入口処理により、再入場に関する情報の通知することができる。なお、一時退出に関する情報に、迂回情報を含めるようにしてもよい。迂回情報は、迂回経路や再入場の入口料金所に関する情報を含む。また、中央装置1の通信部13は、路側表示器6に対して、迂回情報を送信するようにしてもよい。さらに、中央装置1の制御部11は、通行止め情報に基づき、出口料金所3aから一時退出し入口料金所2bから再入場した場合に、インセンティブを含む通行料金(割引適用された通行料金又はポイントが付与される通行料金)を算出するようにしてもよい。この場合、通行料金に関する情報は、インセンティブを含む通行料金に関する情報を含んでもよい。例えば、通行料金に関する情報は、インセンティブが付与されたこと、インセンティブの付与により通行料金が変更されたことを含む。
また、有料道路上において、渋滞が発生することがある。例えば、出口料金所3a及び入口料金所2bの区間の渋滞緩和を目的として、同区間の通行量削減を想定する。中央装置1の通信部13は、渋滞情報を受信する。渋滞情報は、渋滞発生区間を示す情報として、出口料金所3aに対応する出口料金所ID2及び入口料金所2bに対応する入口料金所ID3の組み合わせを含む。制御部11は、渋滞情報に基づき、第1又は第2の再入場許可リストを更新する。つまり、第1の再入場許可リストは、出口料金所ID2及び入口料金所ID3の組み合わせを含む。或いは、第2の再入場許可リストは、出口料金所ID2を含む。
これにより、渋滞区間の回避走行を開始する車両5に対して、出口料金所3aでの出口処理により、一時退出に関する情報の通知することができる。また、渋滞区間の回避走行を終了する車両5に対して、入口料金所2bでの入口処理により、再入場に関する情報の通知することができる。なお、一時退出に関する情報に、渋滞回避情報を含めるようにしてもよい。渋滞回避情報は、迂回経路や再入場の入口料金所に関する情報を含む。また、中央装置1の通信部13は、路側表示器6に対して、渋滞回避情報を送信するようにしてもよい。さらに、中央装置1の制御部11は、渋滞情報に基づき、出口料金所3aから一時退出し入口料金所2bから再入場した場合に、インセンティブを含む通行料金を算出するようにしてもよい。
本実施形態の料金処理システムは、中央装置による料金計算を実施し、且つ事故、自然災害、又は渋滞等に応じた一時退出及び再入場に対応することができる。
<<第3の実施形態>>
図9は、第3の実施形態に係る料金処理システムによる入出場処理の一例を示すフローチャートである。
第3の実施形態の料金処理システムは、第1又は第2の実施形態の構成と同一であり、一時退出し再入場する前に、指定の場所に立ち寄ることを条件とする。記憶部12は、再入場を許可する出口料金所IDと指定立ち寄り場所IDと再入場の入口料金所IDの組み合わせを含む第3の再入場許可リストを記憶する。或いは、記憶部12は、再入場を許可する出口料金所IDと指定立ち寄り場所IDを含む第4の再入場許可リストを記憶してもよい。また、記憶部12は、有料道路を出場してから再入場するまでの再入場許可の制限時間、又は指定立ち寄り場所を出場してから有料道路に再入場するまでの再入場許可の制限時間を記憶する。再入場許可の制限時間は、出口料金所と入口料金所の組み合わせ、出口料金所と入口料金所の区間距離、指定立ち寄り場所と入口料金所の組み合わせ、指定立ち寄り場所から入口料金所までの距離に応じて変動する時間であってもよい。
例えば、指定立ち寄り場所(駐車場)、及びその付近には、ITS(Intelligent Transport Systems)スポットが形成され、指定立ち寄り場所に立ち寄る車両5は、ITSスポットを通過する。ITSスポットを通過する車両5の車載器51は、ITSスポットに対応して設けられる通信装置と通信する。通信装置は、無線通信により車載器51から受信した利用者ID、立ち寄り先ID、及び立ち寄り日時を含む立ち寄り情報を中央装置1へ送信する。中央装置1の通信部13は、立ち寄り情報を受信し、通行履歴データベースへ立ち寄り情報を登録する。以下、一時退出、指定立ち寄り場所への立ち寄り、及び再入場の判定について説明する。
中央装置1の通信部13が、入場情報D1を受信すると、制御部11は、入場情報D1に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D0を読み出し、また、利用者IDを含む立ち寄り情報のうち、最も新しい立ち寄り日時を含む立ち寄り情報を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D0、立ち寄り情報(立ち寄りID)、及び入場情報D1の組み合わせが登録されていなければ(ST81、NO)、入場情報D1を入場(通常入場)と判定し、出場情報D0及び入場情報D1の関連付けを却下する(ST85)。出場情報D0、立ち寄りID、及び入場情報D1の組み合わせが登録されていても、時間経過が、出場日時、立ち寄り日時、及び入場日時の順でなければ、出場情報D0及び入場情報D1の関連付けを却下する。
中央装置1の通信部13が、入場情報D3を受信すると、制御部11は、入場情報D3に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D2を読み出し、利用者IDを含む立ち寄り情報のうち、最も新しい立ち寄り日時を含む立ち寄り情報を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D2、立ち寄りID、及び入場情報D3の組み合わせが登録されている場合(ST81、YES)、且つ時間経過が、出場日時、立ち寄り日時、及び入場日時の順であれば、出場情報D2に含まれる出場日時T2と入場情報D3に含まれる入場日時T3の差分時間を検出する(ST82)。或いは、立ち寄り日時と入場情報D3に含まれる入場日時T3の差分時間を検出するようにしてもよい。再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内でなければ(ST83、NO)、入場情報D3を入場(通常入場)と判定し、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを却下する(ST85)。再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内であれば(ST83、YES)、入場情報D3を再入場と判定し、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを許可する(ST84)。
本実施形態の料金処理システムは、中央装置による料金計算を実施し、且つ一時退出し指定立ち寄り場所に立ち寄り再入場するケースに応じた料金計算を実施する。これにより、時間帯又は道路状況に応じた変動課金と指定立ち寄り場所を経ての再入場に応じた課金をリアルタイムに実現することができる。出場日時から入場日時までの時間経過を再入場の判定基準とするだけでなく、立ち寄り日時(立ち寄り開始又は立ち寄り終了)から入場日時までの経過時間を再入場の判定基準とするなど、指定立ち寄り場所へ立ち寄ったか否かに応じた柔軟な対応が可能となる。また、中央装置1は、インセンティブを含む通行料金(割引適用された通行料金又はポイントが付与される通行料金)を算出するようにしてもよい。インセンティブを付与することにより、指定立ち寄り場所への立ち寄り促進効果も期待できる。
<<第4の実施形態>>
<経路機器による戻り走行検知>
図10は、第4の実施形態に係る料金処理システムを概略的に説明するための模式図である。
図10に示すように、第4の実施形態の料金処理システムは、第1又は第2の実施形態の構成に加えて、任意の位置に設置される経路機器7を備える。例えば、経路機器7は、有料道路の走行レーンに沿って設置され、入口料金所から出口料金所までの各区間に少なくとも一台の経路機器7が設置される。経路機器7は、狭域通信(DSRC)等を利用し車両5の車載器51と通信し利用者IDを受信する。また、経路機器7は、利用者ID、経路機器ID、通過日時を含む通過情報を中央装置1へ送信する。
中央装置1の制御部11は、同一の利用者IDを含む入場情報、出場情報、及び経路情報に基づき、車両5の戻り走行を検知する。例えば、制御部11は、同一の利用者IDを含む出場情報D2に含まれる出場日時T2、入場情報D3に含まれる入場日時T3、及び経路情報D5に含まれる通過日時T5の順に時間が経過していることから、戻り走行を検知する。制御部11は、戻り走行の検知に基づき、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを解除する。
<料金所機器による戻り走行検知>
図11は、第4の実施形態に係る料金処理システムの中央装置における再入場判定処理(戻り検知含む)の一例を示すフローチャートである。
中央装置1の通信部13が、入場情報D1を受信すると、制御部11は、入場情報D1に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D0を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D0及び入場情報D1の組み合わせが登録されていなければ(ST91、NO)、入場情報D1を入場(通常入場)と判定し、出場情報D0及び入場情報D1の関連付けを却下する(ST98)。
中央装置1の通信部13が、入場情報D3を受信すると、制御部11は、入場情報D3に含まれる利用者IDに基づき、通行履歴データベースから通行履歴を検索し、利用者IDを含む出場情報のうち、最も新しい出場日時を含む出場情報D2を読み出す。再入場判定部111は、第1の再入場許可リストに、出場情報D2及び入場情報D3の組み合わせが登録されている場合(ST91、YES)、出場情報D2に含まれる出場日時T2と入場情報D3に含まれる入場日時T3の差分時間を検出する(ST92)。
再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内でなければ(ST93、NO)、入場情報D3を入場(通常入場)と判定し、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを却下する(ST98)。再入場判定部111は、差分時間が再入場許可の制限時間以内であり(ST93、YES)、入場情報D3に含まれる入口料金所ID3が、特定進行方向の料金所リストに含まれると(ST94、YES)、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを許可する(ST97)。再入場判定部111は入場情報D3に含まれる入口料金所ID3が、特定進行方向の料金所リストに含まれず(ST94、NO)、入口料金所ID3が出口料金所ID2に向けて戻り方向となることを検知すると(ST95、NO)、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを却下し(ST98)、戻り方向とならず順方向となることを検知すると(ST95、YES)、出場情報D2及び入場情報D3の関連付けを許可する(ST96)。
本実施形態の料金処理システムは、中央装置による料金計算を実施し、且つ一時退出及び再入場に対応することができ、その上、戻り走行を検出した場合には再入場の処理対象から除外することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…中央装置
2a…入口料金所
2A…入口料金所機器
2b…入口料金所
2B…入口料金所機器
3a…出口料金所
3A…出口料金所機器
3b…出口料金所
3B…出口料金所機器
4…通知装置
5…車両
6…路側表示器
7…経路機器
11…制御部
12…記憶部
13…通信部
21A…制御部
21B…制御部
22A…上位通信部
22B…上位通信部
23A…車両通信部
23B…車両通信部
24A…記憶部
24B…記憶部
25B…路側表示器
31A…制御部
31B…制御部
32A…上位通信部
32B…上位通信部
33A…車両通信部
33B…車両通信部
34A…記憶部
34B…記憶部
35A…路側表示器
35B…路側表示器
51…車載器
52…車載通知部
111…再入場判定部

Claims (10)

  1. 有料道路の各入口料金所に対応して設けられ、各入口料金所を通過する車両の車載器から利用者IDを受信し、料金処理装置に対して前記利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を送信する入口料金所機器と、
    前記有料道路の各出口料金所に対応して設けられ、各出口料金所を通過する前記車両の車載器から前記利用者IDを受信し、前記料金処理装置に対して前記利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を送信する出口料金所機器と、
    前記利用者ID、第1の入口料金所ID、及び第1の入場日時を含む第1の入場情報と、前記利用者ID、第1の出口料金所ID、及び前記第1の入場日時より後の第1の出場日時を含む第1の出場情報とに基づき入出場を判定し再入場非適用の第1の通行料金を算出し、前記第1の出場情報と、前記利用者ID、第2の入口料金所ID、及び前記第1の出場日時から制限時間以内の第2の入場日時を含む第2の入場情報とに基づき再入場を判定し、前記第2の入場情報と、前記利用者ID、第2の出口料金所ID、及び前記第2の入場日時より後の第2の出場日時を含む第2の出場情報とに基づき再入場適用の第2の通行料金を算出する前記料金処理装置と、
    を備える料金処理システム。
  2. 前記料金処理装置は、再入場を許可する前記第1の出口料金所IDを含む再入場許可リストを記憶し、前記再入場許可リストと、前記第1の出口料金所IDを含む前記第1の出場情報と、前記第2の入場情報とに基づき再入場を判定する、請求項1の料金処理システム。
  3. 前記再入場許可リストは、再入場を許可する前記第1の出口料金所ID及び前記第2の入口料金所IDの組み合わせを含み、
    前記料金処理装置は、前記再入場許可リストと、前記第1の出口料金所IDを含む前記第1の出場情報と、前記第2の入口料金所IDを含む前記第2の入場情報とに基づき再入場を判定する、請求項2の料金処理システム。
  4. 前記料金処理装置は、再入場を許可する前記第1の出口料金所ID、立ち寄り先ID、及び前記第2の入口料金所IDの組み合わせを含む再入場許可リストを記憶し、通信装置から前記利用者ID、立ち寄り先ID、及び立ち寄り日時を含む立ち寄り情報を受信し、前記再入場許可リストと、前記第1の出口料金所IDを含む前記第1の出場情報と、前記立ち寄り先IDを含む前記立ち寄り情報と、前記第2の入口料金所IDを含む前記第2の入場情報とに基づき再入場を判定する、請求項1乃至3の何れか一つの料金処理システム。
  5. 前記料金処理装置は、再入場判定後の前記車両の前記第1の出口料金所への戻り走行検知に基づき、前記第2の入場情報と前記第2の出場情報とに基づき入出場を判定し、入出場判定に基づき再入場非適用の第3の通行料金を算出する、請求項1乃至4の何れか一つの料金処理システム。
  6. 前記料金処理装置は、前記第1の出場情報の送信元の第1の出口料金所機器に対して、一時退出に関する情報を送信し、
    前記第1の出口料金所機器は、前記料金処理装置からの前記一時退出に関する情報を出力する、請求項1乃至5の何れか一つの料金処理システム。
  7. 前記料金処理装置は、前記第2の入場情報の送信元の所定の入口料金所機器に対して、再入場に関する情報を送信し、
    前記所定の入口料金所機器は、前記料金処理装置からの前記再入場に関する情報を出力する、請求項1乃至6の何れか一つの料金処理システム。
  8. 前記料金処理装置は、前記第2の出場情報の送信元の第2の出口料金所機器に対して、前記第2の通行料金及び再入場適用を含む情報を送信し、
    前記第2の出口料金所機器は、前記料金処理装置からの前記第2の通行料金及び再入場適用を含む情報を出力する、請求項1乃至7の何れか一つの料金処理システム。
  9. 有料道路の各入口料金所に対応して設けられ、各入口料金所を通過する車両の車載器から利用者IDを受信する入口料金所機器から、前記利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を受信し、また、前記有料道路の各出口料金所に対応して設けられ、各出口料金所を通過する前記車両の車載器から前記利用者IDを受信する出口料金所機器から、前記利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を受信する通信部と、
    前記利用者ID、第1の入口料金所ID、及び第1の入場日時を含む第1の入場情報と、前記利用者ID、第1の出口料金所ID、及び前記第1の入場日時より後の第1の出場日時を含む第1の出場情報とに基づき入出場を判定し再入場非適用の第1の通行料金を算出し、前記第1の出場情報と、前記利用者ID、第2の入口料金所ID、及び前記第1の出場日時から制限時間以内の第2の入場日時を含む第2の入場情報とに基づき再入場を判定し、前記第2の入場情報と、前記利用者ID、第2の出口料金所ID、及び前記第2の入場日時より後の第2の出場日時を含む第2の出場情報とに基づき再入場適用の第2の通行料金を算出する制御部と、
    を備える料金処理装置。
  10. 料金処理装置に対応するコンピュータに、
    有料道路の各入口料金所に対応して設けられ、各入口料金所を通過する車両の車載器から利用者IDを受信する入口料金所機器から、前記利用者ID、入口料金所ID、及び入場日時を含む入場情報を受信する手順と、
    前記有料道路の各出口料金所に対応して設けられ、各出口料金所を通過する前記車両の車載器から前記利用者IDを受信する出口料金所機器から、前記利用者ID、出口料金所ID、及び出場日時を含む出場情報を受信する手順と、
    前記利用者ID、第1の入口料金所ID、及び第1の入場日時を含む第1の入場情報と、前記利用者ID、第1の出口料金所ID、及び前記第1の入場日時より後の第1の出場日時を含む第1の出場情報とに基づき入出場を判定し再入場非適用の第1の通行料金を算出する手順と、
    前記第1の出場情報と、前記利用者ID、第2の入口料金所ID、及び前記第1の出場日時から制限時間以内の第2の入場日時を含む第2の入場情報とに基づき再入場を判定し、前記第2の入場情報と、前記利用者ID、第2の出口料金所ID、及び前記第2の入場日時より後の第2の出場日時を含む第2の出場情報とに基づき再入場適用の第2の通行料金を算出する手順と、
    を実行させるプログラム。
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