JP2020086934A - カウンタ読み出し回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のカウンタの、1つのタイミングでのカウンタ値を、順次読み出す。【解決手段】カウンタ読み出し回路は、クロック信号毎にカウントを行うカウンタを各々が含む、複数のカウンタレジスタと、複数のカウンタレジスタの内の選択されたカウンタレジスタのカウンタ値に、複数のカウンタレジスタの全部に共通な第1のタイミングから、選択されたカウンタレジスタが選択された第2のタイミングまでの総クロック数を加算して出力する演算器を含む、出力データ演算器と、を備える。【選択図】図5
Description
本発明は、カウンタ読み出し回路に関する。
下記の特許文献1には、複数のカウンタのカウンタ値を読み出すカウンタ読み出し回路が記載されている。
複数のカウンタのカウンタ値を順次読み出そうとする場合、各カウンタから読み出されるカウンタ値は、当該カウンタの読み出し順序が回ってきたタイミングでのカウンタ値となる。しかしながら、全部のカウンタの、1つの共通なタイミングでのカウンタ値を、順次読み出したいという要請がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数のカウンタの、1つのタイミングでのカウンタ値を、順次読み出すことを目的とする。
本発明の一側面のカウンタ読み出し回路は、クロック信号毎にカウントを行うカウンタを各々が含む、複数のカウンタレジスタと、複数のカウンタレジスタの内の選択されたカウンタレジスタのカウンタ値に、複数のカウンタレジスタの全部に共通な第1のタイミングから、選択されたカウンタレジスタが選択された第2のタイミングまでの総クロック数を加算して出力する演算器を備える。
本発明によれば、複数のカウンタの、1つのタイミングでのカウンタ値を、順次読み出すことが可能となる。
以下に、本発明のカウンタ読み出し回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。各実施の形態は例示であり、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能であることは言うまでもない。第2の実施の形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
<実施の形態>
以下、実施の形態について説明するが、実施の形態の理解を容易にするため、先に比較例について説明する。
以下、実施の形態について説明するが、実施の形態の理解を容易にするため、先に比較例について説明する。
(第1の比較例)
図1は、第1の比較例のシステム構成を示す図である。システム100は、マスタ回路101と、複数(本開示では、N個(Nは、自然数)とする)のスレーブ回路102−1から102−Nを含む。
図1は、第1の比較例のシステム構成を示す図である。システム100は、マスタ回路101と、複数(本開示では、N個(Nは、自然数)とする)のスレーブ回路102−1から102−Nを含む。
スレーブ回路102−1は、制御回路111と、複数(本開示では、M個(Mは自然数)とする)のカウンタ112−1から112−Mと、読み出し回路113と、を含む。
本開示において、カウンタは、カウンタ値をデクリメントするダウンカウンタとするが、これに限定されない。カウンタは、カウンタ値をインクリメントするアップカウンタであっても良い。また、カウンタは、8ビットカウンタとするが、これに限定されない。
スレーブ回路102−2から102−Nの構成は、スレーブ回路102−1と同様であるので、説明を省略する。
マスタ回路101は、クロック信号clk、及び、シリアルデータである入力データ信号data_inを、スレーブ回路102−1から102−Nに出力する。入力データ信号data_inは、コマンドを含む。
スレーブ回路102−1から102−Nの各々は、シリアルデータである出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。出力データ信号data_outは、カウンタ112−1から112−Mの各々のカウンタ値を含む。
システム100の動作について、説明する。
マスタ回路101は、初期値をカウンタ112−1から112−Mの各々に設定するためのコマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路111に出力する。制御回路111は、コマンドに基づいて、初期値をカウンタ112−1から112−Mの各々に設定する。
制御回路111は、マスタ回路101から送信されたクロック信号clkを、カウンタ112−1から112−Mの各々に出力する。カウンタ112−1から112−Mの各々は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。
マスタ回路101は、カウンタ112−1から112−Mの各々のカウンタ値の読み出しを要求するためのコマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路111に出力する。制御回路111は、コマンドに基づいて、カウンタ値の読み出しを読み出し回路113に要求する。読み出し回路113は、カウンタ112−1から112−Mの各々のカウンタ値を順次読み出して、制御回路111に出力する。制御回路111は、パラレルデータであるカウンタ値をシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
図2は、第1の比較例の動作を示すタイミングチャートである。詳しくは、図2は、マスタ回路101が、カウンタ112−1から112−Mの各々のカウンタ値の読み出しを要求する場合の動作を示すタイミングチャートである。図2では、カウンタ112−1及び112−2のカウンタ値を示している。
図2の全範囲に亘って、クロック信号clkがスレーブ回路102−1に入力されている。従って、図2の全範囲に亘って、カウンタ112−1から112−Mの各々は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。カウンタ値の変化タイミングは、クロック信号clkの立ち下がりエッジである。
カウンタ112−1は、カウンタ値「40」からダウンカウントを行う。カウンタ112−2は、カウンタ値「50」からダウンカウントを行う。
マスタ回路101は、タイミングt0からタイミングt1までの間に、データ読み出し要求コマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路111に出力する。
タイミングt1からタイミングt2までの1クロック期間は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDである。
読み出し回路113は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタ112−1のカウンタ値「19」を読み出して、制御回路111に出力する。
制御回路111は、タイミングt2からタイミングt3までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「19」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
タイミングt3からタイミングt4までの1クロック期間は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDである。
読み出し回路113は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタ112−2のカウンタ値「20」を読み出して、制御回路111に出力する。
制御回路111は、タイミングt4からタイミングt5までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「20」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路111及び読み出し回路113は、タイミングt1からt3まで(タイミングt3からt5まで)と同様の動作を、カウンタの数だけ繰り返す。
第1の比較例では、カウンタ112−1のカウンタ値を読み出すタイミングがタイミングt1であるのに対して、カウンタ112−2のカウンタ値を読み出すタイミングはタイミングt3で、逐次読み出しがされるため、読み出しタイミングが異なる。しかしながら、全部のカウンタ112−1から112−Mの、1つの共通なタイミング(タイミングt1)でのカウンタ値を読み出したいという要請がある。つまり、カウンタ112−2のタイミングt1でのカウンタ値「29」を読み出したいという要請がある。第1の比較例では、このような要請に応えることができない。
(第2の比較例)
図3は、第2の比較例のスレーブ回路の構成を示す図である。なお、スレーブ回路202−1を用いたシステム構成は、図1で示した第1の比較例と同様であるので、図示及び説明を省略する。
図3は、第2の比較例のスレーブ回路の構成を示す図である。なお、スレーブ回路202−1を用いたシステム構成は、図1で示した第1の比較例と同様であるので、図示及び説明を省略する。
スレーブ回路202−1は、制御回路211と、複数のカウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・と、読み出し回路213と、を含む。カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の各々は、カウンタ214と、バッファ215と、を含む。
図4は、第2の比較例の動作を示すタイミングチャートである。詳しくは、図4は、マスタ回路101が、カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の各々内のカウンタ214のカウンタ値の読み出しを要求する場合の動作を示すタイミングチャートである。図4では、カウンタレジスタ212−1及び212−2の各々内のカウンタ214のカウンタ値を示している。
図4の全範囲に亘って、クロック信号clkがスレーブ回路202−1に入力されている。従って、図4の全範囲に亘って、カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の各々内のカウンタ214は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。カウンタ値の変化タイミングは、クロック信号clkの立ち下がりエッジである。
カウンタレジスタ212−1内のカウンタ214は、カウンタ値「40」からダウンカウントを行う。カウンタレジスタ212−2内のカウンタ214は、カウンタ値「50」からダウンカウントを行う。
マスタ回路101は、タイミングt10からタイミングt11までの間に、データ読み出し要求コマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路211に出力する。
制御回路211は、タイミングt11において、ストア信号221(図3参照)を、全部のカウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・に出力する。カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の各々は、タイミングt11において、カウンタ214のカウンタ値を、バッファ215にバッファリング(転送、コピー)する。
図4を参照すると、タイミングt11において、カウンタレジスタ212−1内のカウンタ214のカウンタ値「19」が、カウンタレジスタ212−1内のバッファ215にバッファリングされる。また、タイミングt11において、カウンタレジスタ212−2内のカウンタ214のカウンタ値「29」が、カウンタレジスタ212−2内のバッファ215にバッファリングされる。
タイミングt11からタイミングt12までの1クロック期間は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDである。
制御回路211は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ212−1を指定するアドレス信号222(図3参照)を、出力する。カウンタレジスタ212−1内のバッファ215は、バッファ値「19」を、読み出し回路213に出力する。読み出し回路213は、バッファ値「19」を、制御回路111に出力する。
制御回路211は、タイミングt12からタイミングt13までの8クロック期間に、パラレルデータであるバッファ値「19」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
タイミングt13からタイミングt14までの1クロック期間は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDである。
制御回路211は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ212−2を指定するアドレス信号222(図3参照)を、出力する。カウンタレジスタ212−2内のバッファ215は、バッファ値「29」を、読み出し回路213に出力する。読み出し回路213は、バッファ値「29」を、制御回路111に出力する。
制御回路211は、タイミングt14からタイミングt15までの8クロック期間に、パラレルデータであるバッファ値「29」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路211及び読み出し回路213は、タイミングt11からt13まで(タイミングt13からt15まで)と同様の動作を、カウンタレジスタの数だけ繰り返す。
第2の比較例では、全部のカウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・内のカウンタ214の同一タイミング(タイミングt11)でのカウンタ値を読み出したいという要請に応えることができる。しかしながら、第2の比較例では、カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の各々が、バッファ215を備える必要がある。
バッファ215が8ビット幅である場合、バッファ215は、8個のD型フリップフロップで構成することが例示される。1個のD型フリップフロップは、8個のNANDゲート回路と、2個のNOTゲート回路と、で構成することが例示される。つまり、1個のバッファ215は、多数のトランジスタで構成される。
カウンタレジスタ212−1、212−2、212−3、・・・の数が多くなる(例えば、16個、32個、64個、・・・)と、バッファ215の数が多くなり、トランジスタの数が多くなる。つまり、回路規模が大きくなり、実装面積が大きくなる。したがって、回路規模が大きくなることで、製造コスト、レイアウト時間の増大によるコストが上昇する。
(実施の形態)
図5は、実施の形態のスレーブ回路の構成を示す図である。なお、スレーブ回路2−1を用いたシステム構成は、図1で示した第1の比較例と同様であるので、図示及び説明を省略する。
図5は、実施の形態のスレーブ回路の構成を示す図である。なお、スレーブ回路2−1を用いたシステム構成は、図1で示した第1の比較例と同様であるので、図示及び説明を省略する。
スレーブ回路2−1が、本開示の「カウンタ読み出し回路」に対応する。
スレーブ回路2−1は、制御回路11と、カウンタレジスタ12−1から12−4と、バイトカウンタ13と、ビットカウンタ14と、セレクタ15と、出力データ演算器16と、カウンタデータ演算器17と、スイッチ18と、スイッチ19と、読み出し回路20と、を含む。
実施の形態では、カウンタレジスタの数を4個としたが、本開示はこれに限定されない。例えば、カウンタレジスタの数は、8個、16個、32個等であっても良い。
図5では、図面が煩雑になることを抑制し、図面の視認を容易にするため、制御回路11から各部に出力される、クロック信号clk及びアドレス信号の図示を省略している。
制御回路11には、クロック信号clk及び入力データ信号data_inが、マスタ回路101(図1参照)から入力される。
制御回路11は、初期値をカウンタレジスタ12−1から12−4の各々に設定するためのコマンド(入力データ信号data_in)に基づいて、初期値であるライトデータwrite_data[7:0]を、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々に出力する。カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、ライトデータwrite_data[7:0]を、セットデータset_data_in[7:0]として受け取り、カウンタ値reg_data_out[7:0]の初期値に設定する。
なお、ライトデータwrite_data[7:0]と、セットデータset_data_in[7:0]とは、送り側と受け側とで信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
制御回路11は、クロック信号clkを、カウンタレジスタ12−1から12−4、バイトカウンタ13、及び、ビットカウンタ14に、出力する。カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。
また、制御回路11は、データ読み出し要求コマンド(入力データ信号data_in)をマスタ回路101から受信完了したタイミング(以降、「カウンタ値取得要求タイミング」という)で、リードイネーブル信号read_enを、バイトカウンタ13に出力する。
カウンタ値取得要求タイミングが、本開示の「第1のタイミング」に対応する。
バイトカウンタ13は、リードイネーブル信号read_enが入力されたら、9クロック毎(8(カウンタ値のビット幅)+1(データ読み出しタイミングRD)=9)に、バイトカウンタ値byte_count[3:0]をインクリメントする。バイトカウンタ13は、バイトカウンタ値byte_count[3:0]がインクリメントしたら、即ち、9クロック毎に、ビットカウンタリセット信号51を、ビットカウンタ14に出力する。
「9」が、本開示の「予め定められた数」に対応する。
ビットカウンタ14は、リードイネーブル信号read_enが入力されたら、1クロック毎に、ビットカウンタ値bit_count[3:0]をインクリメントする。また、ビットカウンタ14は、ビットカウンタリセット信号51がバイトカウンタ13から入力されたら、ビットカウンタ値bit_count[3:0]を「1」にリセットする。つまり、ビットカウンタ14は、「0」(初期値)→「1」→「2」→・・・→「8」→「9」→「1」→「2」→・・・のように、カウントを行う。
つまり、バイトカウンタ13及びビットカウンタ14は、バイトカウンタ13を上位桁とし、ビットカウンタ14を下位桁とする、9進カウンタを構成する。
バイトカウンタ13及びビットカウンタ14が、本開示の「L進カウンタ」に対応する。
カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、カウンタ値reg_data_out[7:0]を、セレクタ15に出力する。また、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、カウンタ値reg_data_out[7:0]がゼロの場合に「1」にセットされ、その他の場合に「0」である、カウントゼロフラグcount_zero_flgを、セレクタ15に出力する。同時に、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、カウントを停止する。
セレクタ15は、制御回路11から入力されるアドレス信号に基づいて、カウンタレジスタ12−1から12−4の内の1つを選択する。そして、セレクタ15は、選択したカウンタレジスタから入力されるカウンタ値reg_data_out[7:0]を、出力データ演算器16に出力する。また、セレクタ15は、選択したカウンタレジスタから入力されるカウントゼロフラグcount_zero_flgを、出力データ演算器16及びカウンタデータ演算器17に、出力する。
出力データ演算器16は、セレクタ15から入力されるカウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」である場合には、次の式(1)で算出される出力データdata_out[7:0]を、スイッチ19に出力する。
data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0] ・・・(1)
data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0] ・・・(1)
式(1)において、「byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]」の部分は、カウンタ値取得要求タイミングから現在までの総クロック数に相当する。
出力データ演算器16は、セレクタ15から入力されるカウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」である場合には、カウンタ値reg_data_out[7:0]をそのまま出力データdata_out「7:0」として、スイッチ19に出力する。
カウンタデータ演算器17は、セレクタ15から入力されるカウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」である場合には、次の式(2)で算出されるカウンタライトデータcounter_write_data[7:0]を、スイッチ18に出力する。
counter_write_data[7:0]
=byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0] ・・・(2)
counter_write_data[7:0]
=byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0] ・・・(2)
つまり、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]は、カウンタ値取得要求タイミングからカウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」になったタイミングまでの総クロック数に相当する。
スイッチ18は、制御回路11から入力されるアドレス信号に基づいて、カウンタレジスタ12−1から12−4の内の1つを選択する。そして、スイッチ18は、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]を、カウンタレジスタ12−1から12−4の内の選択したカウンタレジスタに出力する。カウンタレジスタ12−1から12−4の内の選択されたカウンタレジスタは、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]を、ライトデータwrite_data_in[7:0]として受け取り、カウンタ値reg_data_out[7:0]に設定する。なお、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」となっている場合は、カウンタレジスタ12−1から12−4の内の選択されたカウンタレジスタは、カウントダウン動作を停止し、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]をライトデータwrite_data_in[7:0]として受け取り、保持し続ける。
なお、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]と、ライトデータwrite_data_in[7:0]とは、送り側と受け側とで信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
スイッチ19は、制御回路11から入力されるアドレス信号に基づいて、出力データdata_out[7:0]を、カウンタレジスタ12−1の第1出力データreg_data_in(1)[7:0]、カウンタレジスタ12−2の第2出力データreg_data_in(2)[7:0]、カウンタレジスタ12−3の第3出力データreg_data_in(3)[7:0]、又は、カウンタレジスタ12−4の第4出力データreg_data_in(4)[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
読み出し回路20は、第1出力データreg_data_in(1)[7:0]、第2出力データreg_data_in(2)[7:0]、第3出力データreg_data_in(3)[7:0]、又は、第4出力データreg_data_in(4)[7:0]を、出力データout_data[7:0]として、制御回路11に出力する。
制御回路11は、出力データout_data[7:0]を、リードデータread_data[7:0]として受け取る。
なお、出力データout_data[7:0]と、リードデータread_data[7:0]とは、送り側と受け側とで信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
制御回路11は、リードデータread_data[7:0]を8ビットのシリアルデータに変換した出力データdata_outを、マスタ回路101に出力する。
図6は、実施の形態のスレーブ回路の一部の内部構成を示す図である。詳しくは、図6は、カウンタレジスタ12−1、出力データ演算器16、及び、カウンタデータ演算器17の内部構成を示す図である。
なお、図6では、アドレス信号によってカウンタレジスタ12−1が選択されているものとして、セレクタ15及びスイッチ18の図示を省略している。
カウンタレジスタ12−1は、カウンタ31と、カウントゼロイネーブル回路32と、を含む。
出力データ演算器16は、演算器41と、セレクタ42と、を含む。
カウンタ31は、制御回路11から出力されるライトデータwrite_data[7:0]を、セットデータset_data_in[7:0]として受け取り、カウンタ値counter_out[7:0]の初期値とする。
カウンタ31は、1クロック毎に、カウンタ値counter_out[7:0]をデクリメントし、カウンタ値reg_data_out[7:0]として、カウントゼロイネーブル回路32、カウンタデータ演算器17、演算器41、及び、セレクタ42に出力する。
なお、カウンタ値counter_out[7:0]と、カウンタ値reg_data_out[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
カウントゼロイネーブル回路32は、カウンタ31から出力されるカウンタ値counter_out[7:0]を、カウンタ値counter_in[7:0]として受け取る。
なお、カウンタ値counter_out[7:0]と、カウンタ値counter_in[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
カウントゼロイネーブル回路32は、カウンタ値counter_in[7:0]が「0」である場合には、「1」のカウントゼロフラグcount_zero_flgを、カウンタ31、カウンタデータ演算器17、及び、セレクタ42に出力する。カウントゼロイネーブル回路32は、カウンタ値counter_in[7:0]が「0」ではない場合には、「0」のカウントゼロフラグcount_zero_flgを、カウンタ31、カウンタデータ演算器17、及び、セレクタ42に出力する。
カウントゼロイネーブル回路32は、カウンタ値counter_in[7:0]の8ビットのNOR演算を行うNORゲート回路で構成することが例示されるが、本開示はこれに限定されない。
カウンタ31は、カウントゼロイネーブル回路32から出力されるカウントゼロフラグcount_zero_flgを、カウンタディセーブル信号counter_disableとして受け取る。
なお、カウントゼロフラグcount_zero_flgと、カウンタディセーブル信号counter_disableとは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
カウンタデータ演算器17は、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」である場合には、上記した式(2)で算出されるカウンタライトデータcounter_write_data[7:0]を、カウンタ31に出力する。
カウンタデータ演算器17は、積和演算回路で構成することが例示されるが、本開示はこれに限定されない。
カウンタ31は、カウンタディセーブル信号counter_disableが「1」になった場合には、ダウンカウントを停止する。
更に、カウンタ31は、カウンタディセーブル信号counter_disableが「1」になった場合には、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0](カウンタ値取得要求タイミングから現在までの総クロック数に相当する)を、ライトデータwrite_data_in[7:0]として受け取る。
なお、カウンタライトデータcounter_write_data[7:0]と、ライトデータwrite_data_in[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
そして、カウンタ31は、ライトデータwrite_data_in[7:0]を、カウンタ値counter_out[7:0]に設定する。つまり、カウンタ値counter_out[7:0]は、カウンタ値取得要求タイミングから、カウンタディセーブル信号counter_disableが「1」になるまでの、総クロック数になる。
演算器41は、カウンタ値reg_data_out[7:0]を、入力データdata_in[7:0]として受け取る。
なお、カウンタ値reg_data_out[7:0]と、入力データdata_in[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
演算器41は、上記した式(1)で算出される算出データcalc_data_out[7:0]を、セレクタ42に出力する。
演算器41は、積和演算回路で構成することが例示されるが、本開示はこれに限定されない。
セレクタ42は、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」である場合には、演算器41で算出された算出データcalc_data_out[7:0]を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
なお、算出データcalc_data_out[7:0]と、出力データdata_out[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
セレクタ42は、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」である場合には、カウンタ31から出力された入力データdata_in[7:0]を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
なお、入力データdata_in[7:0]と、出力データdata_out[7:0]とは、信号名を変えているだけで、信号自体は同じである。
つまり、出力データdata_out[7:0]は、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」の場合には、カウンタ値reg_data_out[7:0]に、カウンタ値取得要求タイミングから現在までの総クロック数を加算した値になる。
また、出力データdata_out[7:0]は、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」の場合には、カウンタ値reg_data_out[7:0]になる。このとき、カウンタ値reg_data_out[7:0]は、カウンタ値取得要求タイミングから、カウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」になったタイミングまでの、総クロック数になっている。
スレーブ回路2−1の動作について、説明する。まず、カウンタ値が「0」にならない場合について説明し、その後、カウンタ値が「0」になる場合について説明する。
図7は、実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。詳しくは、図7は、マスタ回路101が、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々のカウンタ値の読み出しを要求する場合の動作を示すタイミングチャートである。図7では、カウンタレジスタ12−1及び12−2のカウンタ値を示している。
図7の全範囲に亘って、クロック信号clkがスレーブ回路2−1に入力されている。従って、図7の全範囲に亘って、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。カウンタ値の変化タイミングは、クロック信号clkの立ち下がりエッジである。
カウンタレジスタ12−1内のカウンタ31は、カウンタ値「40」からダウンカウントを行う。カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31は、カウンタ値「50」からダウンカウントを行う。
マスタ回路101は、タイミングt20からタイミングt21までの間に、データ読み出し要求コマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路11に出力する。
制御回路11は、タイミングt20からタイミングt21までの間のいずれかのタイミングで、カウンタレジスタ12−1を選択するアドレス信号を、セレクタ15、スイッチ18、及び、スイッチ19に出力する。
タイミングt21からタイミングt22までの1クロック期間は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDである。
タイミングt21において、カウンタレジスタ12−1内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]は、「19」である。従って、カウンタレジスタ12−1内のカウントゼロフラグcount_zero_flgは、「0」である。
出力データ演算器16内の演算器41は、上記した式(1)の演算を行う。タイミングt21において、バイトカウンタ値byte_count[3:0]は「0」であり、ビットカウンタ値bit_count[3:0]は「0」である。従って、演算器41で算出される算出データcalc_data_out[7:0]は、上記した式(1)により、次の通りになる。
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=19+0+0
=19
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=19+0+0
=19
出力データ演算器16内のセレクタ42は、カウンタレジスタ12−1内のカウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」であるので、上記算出結果の「19」(calc_data_out[7:0])を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
読み出し回路20は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ12−1が出力する「19」を、制御回路11に出力する。
タイミングt21が、本開示の「第1のタイミング」及び「第2のタイミング」に対応する。
制御回路11は、タイミングt22からタイミングt23までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「19」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路11は、タイミングt22で、カウンタレジスタ12−2を選択するアドレス信号を、セレクタ15、スイッチ18、及び、スイッチ19に出力する。
タイミングt23からタイミングt24までの1クロック期間は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDである。
タイミングt23において、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]は、「20」である。従って、カウンタレジスタ12−2内のカウントゼロフラグcount_zero_flgは、「0」である。
出力データ演算器16内の演算器41は、上記した式(1)の演算を行う。タイミングt23において、バイトカウンタ値byte_count[3:0]は「0」であり、ビットカウンタ値bit_count[3:0]は「9」である。従って、演算器41で算出される算出データcalc_data_out[7:0]は、上記した式(1)により、次の通りになる。
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=20+0+9
=29
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=20+0+9
=29
この算出データcalc_data_out[7:0]の値「29」は、カウンタ値取得要求タイミング(タイミングt21)での、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]に等しい。
出力データ演算器16内のセレクタ42は、カウンタレジスタ12−2内のカウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」であるので、上記算出結果の「29」(calc_data_out[7:0])を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
この出力データdata_out[7:0]の値「29」は、カウンタ値取得要求タイミング(タイミングt21)での、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]に等しい。
読み出し回路20は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ12−2が出力する「29」を、制御回路11に出力する。
タイミングt21が、本開示の「第1のタイミング」に対応し、タイミングt23が、本開示の「第2のタイミング」に対応する。
制御回路11は、タイミングt24からタイミングt25までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「29」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路11及び読み出し回路20は、タイミングt21からt23まで(タイミングt23からt25まで)と同様の動作を、カウンタの数だけ繰り返す。
次に、カウンタ値が「0」になる場合の、スレーブ回路2−1の動作について説明する。
図8は、実施の形態の動作を示すタイミングチャートである。詳しくは、図8は、マスタ回路101が、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々のカウンタ値の読み出しを要求する場合の動作を示すタイミングチャートである。図8では、カウンタレジスタ12−1及び12−2のカウンタ値を示している。
図8の全範囲に亘って、クロック信号clkがスレーブ回路2−1に入力されている。従って、図8の全範囲に亘って、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、1クロック毎に、カウンタ値をデクリメントする。カウンタ値の変化タイミングは、クロック信号clkの立ち下がりエッジである。
カウンタレジスタ12−1内のカウンタ31は、カウンタ値「40」からダウンカウントを行う。カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31は、カウンタ値「25」からダウンカウントを行う。
マスタ回路101は、タイミングt30からタイミングt31までの間に、データ読み出し要求コマンド(入力データ信号data_in)を、制御回路11に出力する。
制御回路11は、タイミングt30からタイミングt31までの間のいずれかのタイミングで、カウンタレジスタ12−1を選択するアドレス信号を、セレクタ15、スイッチ18、及び、スイッチ19に出力する。
タイミングt31からタイミングt32までの1クロック期間は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDである。
タイミングt31において、カウンタレジスタ12−1内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]は、「19」である。従って、カウンタレジスタ12−1内のカウントゼロフラグcount_zero_flgは、「0」である。
出力データ演算器16内の演算器41は、上記した式(1)の演算を行う。タイミングt31において、バイトカウンタ値byte_count[3:0]は「0」であり、ビットカウンタ値bit_count[3:0]は「0」である。従って、演算器41で算出される算出データcalc_data_out[7:0]は、上記した式(1)により、次の通りになる。
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=19+0+0
=19
calc_data_out[7:0]
=reg_data_out[7:0]+byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=19+0+0
=19
出力データ演算器16内のセレクタ42は、カウンタレジスタ12−1内のカウントゼロフラグcount_zero_flgが「0」であるので、上記算出結果の「19」(calc_data_out[7:0])を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
読み出し回路20は、第1番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ12−1が出力する「19」を、制御回路11に出力する。
タイミングt31が、本開示の「第1のタイミング」及び「第2のタイミング」に対応する。
制御回路11は、タイミングt32からタイミングt34までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「19」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路11は、タイミングt32で、カウンタレジスタ12−2を選択するアドレス信号を、セレクタ15、スイッチ18、及び、スイッチ19に出力する。
タイミングt33において、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]が、「0」になる。従って、カウンタレジスタ12−2内のカウントゼロフラグcount_zero_flgが、「1」になる。
このとき、カウントゼロイネーブル回路32は、セレクタ15、カウンタデータ演算器17、及び、スイッチ18に割り込み(interrupt)を発生させても良い。
タイミングt33において、カウンタデータ演算器で算出されるカウンタライトデータcounter_write_data[7:0]は、上記した式(2)により、次の通りになる。
counter_write_data[7:0]
=byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=0+4
=4
counter_write_data[7:0]
=byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]
=0+4
=4
カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31は、カウントゼロフラグcount_zero_flg(カウンタディセーブル信号counter_disable)が「1」であるので、ダウンカウントを停止するとともに、ライトデータwrite_data_in[7:0](カウンタライトデータcounter_write_data[7:0])の「4」を、カウンタ値counter_out[7:0]に設定する。
カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31は、タイミングt33でダウンカウントを停止する。従って、タイミングt33以降は、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値counter_out[7:0]は、「4」に維持される。
このカウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値counter_out[7:0]の値「4」は、カウンタ値取得要求タイミング(タイミングt31)での、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]に等しい。
タイミングt34からタイミングt35までの1クロック期間は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDである。
タイミングt34において、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0](カウンタ値counter_out[7:0])は、「4」である。
出力データ演算器16内のセレクタ42は、カウンタレジスタ12−2内のカウントゼロフラグcount_zero_flgが「1」であるので、カウンタ値reg_data_out[7:0]の「4」を、出力データdata_out[7:0]として、読み出し回路20に出力する。
この出力データdata_out[7:0]の値「4」は、カウンタ値取得要求タイミング(タイミングt31)での、カウンタレジスタ12−2内のカウンタ31のカウンタ値reg_data_out[7:0]に等しい。
読み出し回路20は、第2番目のデータ読み出しタイミングRDにおいて、カウンタレジスタ12−2が出力する「4」を、制御回路11に出力する。
タイミングt31が、本開示の「第1のタイミング」に対応し、タイミングt34が、本開示の「第2のタイミング」に対応する。
制御回路11は、タイミングt35からタイミングt36までの8クロック期間に、パラレルデータであるカウンタ値「4」を8ビットのシリアルデータに変換した出力データ信号data_outを、マスタ回路101に出力する。
制御回路11及び読み出し回路20は、タイミングt31からt34まで(タイミングt34からt36まで)と同様の動作を、カウンタの数だけ繰り返す。
以上説明したように、実施の形態のスレーブ回路2−1は、全部のカウンタレジスタ12−1から12−4内のカウンタ31のカウンタ値取得要求タイミング(図7のタイミングt21、図8のタイミングt31)でのカウンタ値を読み出したいという要請に応えることができる。
また、実施の形態のスレーブ回路2−1を第2の比較例のスレーブ回路202−1と比較すると、カウンタレジスタ12−1から12−4の各々は、バッファを備える必要がない。バッファは、上記したように、多数のトランジスタで構成される。従って、実施の形態のスレーブ回路2−1は、第2の比較例のスレーブ回路202−1と比較して、トランジスタの数を少なくすることができる。つまり、スレーブ回路2−1は、回路規模を抑制することができ、実装面積を抑制することができる。また、スレーブ回路2−1は、コストを抑制することができる。
なお、実施の形態では、カウンタレジスタの数を4個とした場合について説明した。このようにカウンタレジスタの数が比較的少ない場合には、バッファの削減によるメリットは、バイトカウンタ13、ビットカウンタ14、出力データ演算器16、及び、カウンタデータ演算器17の追加によるデメリットにより、抑制される。しかしながら、カウンタレジスタの数が多くなればなるほど(例えば、8個、16個、32個等)、バッファの削減によるメリットは、バイトカウンタ13、ビットカウンタ14、出力データ演算器16、及び、カウンタデータ演算器17の追加によるデメリットよりも、大きく上回る。
なお、実施の形態では、バイトカウンタ13及びビットカウンタ14を備え、カウンタ値取得要求タイミングから現在までの総クロック数を、積和演算「byte_count[3:0]*9+bit_count[3:0]」で算出したが、本開示はこれに限定されない。例えば、カウンタ値取得要求タイミングから現在までの総クロック数を、1個のカウンタで単純にカウントしても良い。
なお、上記した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
2−1 スレーブ回路
11、211 制御回路
12−1、12−2、12−3、12−4 カウンタレジスタ
13 バイトカウンタ
14 ビットカウンタ
15、42 セレクタ
16 出力データ演算器
17 カウンタデータ演算器
18、19 スイッチ
20 読み出し回路
31 カウンタ
32 カウントゼロイネーブル回路
41 演算器
11、211 制御回路
12−1、12−2、12−3、12−4 カウンタレジスタ
13 バイトカウンタ
14 ビットカウンタ
15、42 セレクタ
16 出力データ演算器
17 カウンタデータ演算器
18、19 スイッチ
20 読み出し回路
31 カウンタ
32 カウントゼロイネーブル回路
41 演算器
Claims (3)
- クロック毎にカウントを行うカウンタを各々が含む、複数のカウンタレジスタと、
前記複数のカウンタレジスタの内の選択されたカウンタレジスタのカウンタ値に、前記複数のカウンタレジスタの全部に共通な第1のタイミングから、前記選択されたカウンタレジスタが選択された第2のタイミングまでの総クロック数を加算して出力する演算器を含む、出力データ演算器と、
を備える、
カウンタ読み出し回路。 - 請求項1に記載のカウンタ読み出し回路であって、
前記総クロック数を算出するカウンタデータ演算器
を更に備え、
前記複数のカウンタレジスタの各々は、
カウンタ値がゼロになったら、その旨を表すフラグをセットする、カウントゼロイネーブル回路を更に含み、
前記カウンタは、
前記フラグがセットされたら、カウントを停止するとともに、前記カウンタデータ演算器によって算出された前記総クロック数をカウンタ値に設定し、
前記出力データ演算器は、
前記選択されたカウンタの前記フラグがセットされていなければ、前記演算器によって算出された値を出力し、前記選択されたカウンタの前記フラグがセットされていれば、前記カウンタに設定されているカウンタ値を出力する、セレクタを更に含む、
カウンタ読み出し回路。 - 請求項2に記載のカウンタ読み出し回路であって、
L進カウンタ(Lは、予め定められた数)
を更に備え、
前記演算器及び前記カウンタデータ演算器の各々は、
前記L進カウンタの上位桁の値と前記予め定められた数との積と、前記L進カウンタの下位桁の値と、の和により、前記総クロック数を算出する、
カウンタ読み出し回路。
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