JP2020085544A - 電流センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】バスバーと磁気コアとの位置精度を確保できる電流センサを提供する。【解決手段】電流センサ100は、第一板部10を有するバスバー1と、磁気コア2と、バスバー1と磁気コア2とを収容するケーシングCと、を備え、磁気コア2は、磁気コア2の厚み方向が第一板部10の長手方向に沿い配置され、ケーシングCは、第一板部10および磁気コア2を下方から覆う下部ケーシング3と、第一板部10および磁気コア2を上方から覆い、下部ケーシング3に固定される上部ケーシング6と、を有し、下部ケーシング3は、第一板部10が圧入される溝部49を有する第一圧入部4と、磁気コア2の幅方向における両側部が圧入により保持される第二圧入部5と、を有し、上部ケーシング6は、バスバー1および磁気コア2を下方に向けて押圧する押圧部7を有し、溝部49は、下方に向けて凹む溝であり、かつ、磁気コア2の厚み方向に沿う溝である。【選択図】図1
Description
本発明は、電流センサに関する。
電気自動車などの車両には、三相交流モータ(以下、単にモータと称する場合がある)などの回転電機とインバータとが搭載されている。これらの車両は、モータに流れる電流を測定してモータの回転を適切に制御している。三相交流モータの場合、U相、V相、W相の端子はそれぞれバスバーなどと称される導体を介してインバータと接続され、各バスバーを流れる電流の大きさは電流センサにより測定される。
特許文献1に記載の電流センサは、磁性体からなり、磁気抵抗の小さいコア(磁気コアの一例)とバスバーとが、インサート成形により樹脂性の本体(ケーシングの一例)と一体に構成されている。バスバーは、コアの内部空間に挿通される。磁気コアは、対になる腕部を有し、当該対になる腕部の間にはギャップが形成される。バスバーに電流が流れると、流れる電流の大きさ(以下では単に電流と記載する場合がある)に応じて当該バスバーの周囲に磁界が生ずる。この磁界の磁束を磁気抵抗の小さい磁気コアに集め、磁気コアのギャップの磁束の大きさを検出し、検出された磁束の大きさに基づいてバスバーを流れる電流を求める。
上述のごとく、バスバーを流れる電流の計測は、バスバーの周囲に生ずる磁界の磁束に基づいて計測する。この計測の際、バスバーと磁気コアとの位置関係に誤差が生ずると、検出される磁束が変化するため、計測される電流の値に誤差が生ずる。しかし、インサート成形では、これらバスバーと磁気コアとの位置精度の確保が難しい。
本発明は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、バスバーと磁気コアとの位置精度を確保できる電流センサを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る電流センサの特徴構成は、測定対象となる電流が通電され、板状部を有するバスバーと、前記板状部の周方向に沿って囲むように配置される磁気コアと、前記バスバーと前記磁気コアとを収容するケーシングと、を備え、前記磁気コアは、当該磁気コアの厚み方向が前記板状部の長手方向に沿い配置され、前記ケーシングは、前記板状部および前記磁気コアを下方から覆う下部ケーシングと、前記板状部および前記磁気コアを上方から覆い、前記下部ケーシングに固定される上部ケーシングと、を有し、前記下部ケーシングは、前記板状部が圧入される溝部を有する第一圧入部と、前記磁気コアが下方に向けて挿入された状態で、当該磁気コアの幅方向における両側部が圧入により保持される第二圧入部と、を有し、前記上部ケーシングは、前記バスバーおよび前記磁気コアを下方に向けて押圧する押圧部を有し、前記溝部は、下方に向けて凹む溝であり、かつ、前記磁気コアの厚み方向に沿う溝である点にある。
上記構成によれば、下部ケーシングは、第二圧入部により磁気コアを支持する。この際、磁気コアは、第二圧入部に対して上方から下方に押し込まれた状態で幅方向の両側部を保持される。これにより、磁気コアは幅方向において動かないように拘束される。
上記構成によれば、下部ケーシングは、第一圧入部の溝部でバスバーの板状部を支持する。この溝は、下方に向けて凹む溝であり、かつ、磁気コアの厚み方向に沿う溝、すなわち、磁気コアの幅方向と直交する方向に延在する溝である。したがって、バスバーの板状部は、上方から下方に向けて溝部に圧入されることで、磁気コアの厚み方向に沿う状態で第一圧入部に支持されると共に、磁気コアの幅方向において動かないように拘束される。
上記構成によれば、上部ケーシングは、板状部と磁気コアとを上方から覆い、かつ、下部ケーシングに固定された状態で、バスバーと磁気コアとを下方に向けて押圧する。したがって、バスバーおよび磁気コアとは、上部ケーシングと、下部ケーシングの第一圧入部および第二圧入部とで上下方向へ動かないように拘束される。
以上の構成により、バスバーと磁気コアとは、磁気コアの幅方向に対して互いに(相対的に)動かないように固定される。また、バスバーと磁気コアとは、上下方向に対して互いに(相対的に)動かないように固定される。したがって、バスバーと磁気コアとの位置精度を確保できる電流センサを提供することができる。
加えて、以上の構成によれば、下部ケーシング、磁気コアおよびバスバー、上部ケーシングを下から順に積み上げるという単純な組立方法で電流センサを組み立て可能である。すなわち、簡単な組立方法と、バスバーと磁気コアとの位置精度の確保とを両立可能である。
本発明に係る電流センサの更なる特徴構成は、前記第一圧入部は、一対の前記溝を有し、一対の前記溝は、前記第二圧入部に圧入された前記磁気コアの厚み方向における前後に配置されている点にある。
上記構成によれば、バスバーを、磁気コアの厚み方向における前後に配置された一対の溝により、磁気コアの幅方向へ動かないように拘束することができる。これにより、バスバーと磁気コアとが互いに(相対的に)動かないように確実に固定される。
本発明に係る電流センサの更なる特徴構成は、前記押圧部は、一端が前記上部ケーシングに固定された梁部と、前記梁部の他端側に設けられ、前記梁部の下面から下方に向けて突出する凸部と、を有し、前記凸部は、前記バスバーおよび前記磁気コアを下方に向けて押圧している点にある。
上記構成によれば、上部ケーシングは梁部の他端側に設けられた凸部によりバスバーおよび磁気コアを下方に向けて押圧することができる。この際、梁部はケーシングに固定(たとえば、ケーシングと一体に成形)された一端側を支点とし、梁部を撓ませつつ、凸部によりバスバーおよび磁気コアを下方に向けて押圧することができる。これにより、上部ケーシングの成形精度を必要以上に高めなくとも(例えば、ルーズな精度で上部ケーシングを製造したとしても)、梁部の撓み(反り)により精度誤差を吸収可能である。これにより、低コスト化を実現できる。
本発明に係る電流センサの更なる特徴構成は、前記バスバーを押圧する前記梁部の他端側の上面は、前記上部ケーシングの上面よりも下方に窪んだ位置に配置されている点にある。
上記構成によれば、梁部の他端側の上面を上部ケーシングの上面よりも下方に窪んだ位置に配置することで、梁部の他端側の上部に、梁部が撓む(反る)スペースを確保することができる。これにより、上部ケーシングによるバスバーの下方への押圧を確実ならしめる。
本発明に係る電流センサの更なる特徴構成は、前記バスバーは、一端に第二板状部を有し、前記ケーシングは、上下方向に貫通し、前記第二板状部が挿通される隙間を有する支持部を有し、前記支持部は、第一支持部と、前記第一支持部よりも前記隙間が狭い第二支持部と、を有し、前記第二板状部は、前記バスバーの端部側に配置され、当該第二板状部の厚み方向に貫通する貫通孔を有する端子部と、当該第二板状部の厚み方向に突出する隆起部を有する被支持部と、を有し、前記被支持部の最大厚みは前記第一支持部の隙間の幅以上であり、前記第二板状部は、前記被支持部の少なくとも一部が前記第一支持部に当接した状態において、前記端子部は、少なくとも前記貫通孔が前記支持部の外部に配置される状態で前記支持部に挿通されている点にある。
上記構成によれば、バスバーの第二板状部は、厚み方向に貫通する貫通孔を有する端子部と、第二板状部の厚み方向に突出する隆起部を有する被支持部とを有する。そして端子部は、バスバーの端部側に配置されているから、バスバーの端部から順に、端子部(貫通孔)、被支持部(隆起部)の順に配置される。
上記構成によれば、支持部は、第一支持部と、第一支持部よりも隙間が狭い第二支持部と、を有している。第二板状部を支持部に挿通するに際し、端子部を第一支持部の側から支持部に挿通し、隆起部を有する被支持部を第一支持部に配置すれば、第二板状部は支持部に適切に支持される。第二板状部が支持部に挿通された状態において、端子部の貫通孔は少なくとも支持部の外部に位置させるため、端子部の貫通孔は第一支持部よりも薄い隙間の第二支持部を通過することを要する。また、被支持部の隆起部の少なくとも一部が第一支持部に当接した状態において、端子部は、少なくとも貫通孔が支持部の外部に配置される状態となるから、貫通孔と隆起部との最短距離は支持部の穴長以上離間している。これにより、端子部の貫通孔が第二支持部を通過する際は、被支持部の隆起部は支持部に挿入されず、貫通孔が第二支持部を通過完了した後に被支持部の隆起部は第一支持部に当接する。したがって端子部の貫通孔は、被支持部の隆起部が支持部(第一支持部)に挿入される際に第一支持部の内壁に当接する際の反力の影響を受けない。そのため、少なくとも端子部の貫通孔の周辺が第二支持部の内壁に押圧されたり、摩擦されたりすることが無いため、端子部の傷を防止できる。
バスバーと磁気コアとの位置精度を確保できる電流センサを提供することができる。
図面に基づいて、本発明の実施形態に係る電流センサついて説明する。
〔全体構成〕
電流センサ100は、図1に示すように、電流が流れる六つのバスバー1と、対になる腕部20を有する磁気コア2と、磁気コア2を流れる磁束を計測する検出素子90を搭載した回路基板9と、バスバー1の一部や磁気コア2を収容し、回路基板9を載置するケーシングCとを備える。ケーシングCは、下部ケーシング3と、上部ケーシング6とを有する。電流センサ100は磁気コア2を二つ有する。磁気コア2は、四つの腕部20を有し、それぞれ隣接して対になる腕部20間には相対的に空間Gが形成されている。磁気コア2は電磁鋼板を積層して構成されている。
電流センサ100は、図1に示すように、電流が流れる六つのバスバー1と、対になる腕部20を有する磁気コア2と、磁気コア2を流れる磁束を計測する検出素子90を搭載した回路基板9と、バスバー1の一部や磁気コア2を収容し、回路基板9を載置するケーシングCとを備える。ケーシングCは、下部ケーシング3と、上部ケーシング6とを有する。電流センサ100は磁気コア2を二つ有する。磁気コア2は、四つの腕部20を有し、それぞれ隣接して対になる腕部20間には相対的に空間Gが形成されている。磁気コア2は電磁鋼板を積層して構成されている。
本実施形態における電流センサ100は、三つで一組のバスバー1を二組有する。図1では、バスバー1a、1b、1cが一組であり、それぞれ隣接して配置されている。他の一組は、バスバー1d、1e、1fであり、それぞれ隣接して配置されている。バスバー1a、1b、1cは、例えば、車両走行用のモータ(回転電機の一例、図示せず)に接続される。バスバー1d、1e、1fは、例えば、車両で消費する電力を発電する発電機(回転電機の一例、図示せず)に接続される。バスバー1における回転電機に接続される側の他端側は、インバータなどに接続される。
バスバー1は、図1、図2に示すように、矩形の板状の第一板部10(板状部の一例)と、矩形の板状の第二板部15(第二板状部の一例)と、矩形の板状の第三板部19とを少なくとも含む。本実施形態では、第二板部15は第一板部10と直交している。第三板部19は、第一板部10と平行である。
本実施形態では、図1に示すバスバー1a、1b、1c、1d、1e、1fはそれぞれ具体的な形状が異なるが、第一板部10と第二板部15とを少なくとも含む点で共通し、その他の形状の相違点は、適宜改変される取付やレイアウトの態様の相違によるものである。本実施形態では、それぞれのバスバー1は、第三板部19を含む点でも共通する。
以下では、図2に示すバスバー1cを代表してバスバー1として説明し、バスバー1c以外のバスバー1についての共通部分の個別説明は適宜省略する。それぞれのバスバー1の第一板部10や第二板部15などの共通部分について、個別に説明や図示が必要な場合は、図1に示すように、例えばバスバー1aの第一板部10を第一板部10aなどと表し、また、バスバー1fの第二板部15を第二板部15fなどと表すように、それぞれの共通する部分に符号aから符号fを付加して表記し、また、図示している。また、それぞれのバスバー1に対応する磁気コア2、下部ケーシング3、および上部ケーシング6の各部についても同様に、共通する部分についての説明は、バスバー1cに対応する箇所について説明し、個別説明は適宜省略する。また、それぞれの共通部分について個別に説明や図示が必要な場合は、必要に応じて符号aから符号fを付加して表記し、また、図示する。
以下では、図1等に示すように、第一板部10の長手方向を前後方向とし、第一板部10からみて第三板部19の側を前後方向の前、他方を後と記載する。第一板部10の短手方向を上下方向とし、第一板部10からみて第二板部15が長手方向に延出する側を下、他方を上と記載する。また、バスバー1cからみて隣接するバスバー1bの側を右、他方を左と記載する。バスバー1は、右から左に向けて、バスバー1a、1b、1c、1d、1e、1fの順に配置されている。
〔各部の説明〕
〔磁気コア〕
磁気コア2は、磁性体を含み形成されている。磁気コア2は、図1、図3に示すように、複数(本実施形態では四つ)の腕部20と、これら腕部20を連結するヨーク部25とを有する。本実施形態では、磁気コア2は左右対称である。また磁気コア2は、前後に対称である。本実施形態において磁気コア2の厚み方向は、前後方向と一致する。磁気コア2の幅方向は、左右方向と一致する。
〔磁気コア〕
磁気コア2は、磁性体を含み形成されている。磁気コア2は、図1、図3に示すように、複数(本実施形態では四つ)の腕部20と、これら腕部20を連結するヨーク部25とを有する。本実施形態では、磁気コア2は左右対称である。また磁気コア2は、前後に対称である。本実施形態において磁気コア2の厚み方向は、前後方向と一致する。磁気コア2の幅方向は、左右方向と一致する。
腕部20はそれぞれヨーク部25から上方に向けて延出している。四つの腕部20の内、磁気コア2の両側部に配置される腕部20をそれぞれ外側腕部21と称する場合がある。左右の外側腕部21の左右方向内側に配置された腕部20を内側腕部22と称する場合がある。
それぞれ隣接する一対の腕部20間には相対的に空間G(図3、図8および図9参照)が形成されている。空間Gは、隣接する一対の腕部20間とヨーク部25とが形成するU字形状の谷部の内側空間であり、ヨーク部25からみて上方が開放されている。換言すると、磁気コア2の左右方向に沿う垂直断面は上方に向けて開くU字形状である。空間Gのそれぞれには、一つの第一板部10が挿入される。
一対の外側腕部21の左右方向外側の側面には、側面から左右方向外側に向けて隆起する線状隆起部23が形成されている。線状隆起部23は、外側腕部21の左右方向外側の側面において腕部20の延在方向に沿い直線状に延在する。
図1には、バスバー1a、1b、1cに対応する磁気コア2を磁気コア2Aとし、バスバー1d、1e、1fに対応する磁気コア2を磁気コア2Bとして示している。
〔ケーシング〕
〔下部ケーシング〕
ケーシングCは、図1に示すように、電流センサ100の本体部分であり、バスバー1の一部や磁気コア2を収容する容器である。例えば耐熱性、耐摩耗性を有するPPS樹脂などで形成される。ケーシングCは、バスバー1や磁気コア2を下方から覆う下部ケーシング3と、下部ケーシング3の上方側に載置され、バスバー1や磁気コア2を上方から覆う上部ケーシング6と、を有する。
〔下部ケーシング〕
ケーシングCは、図1に示すように、電流センサ100の本体部分であり、バスバー1の一部や磁気コア2を収容する容器である。例えば耐熱性、耐摩耗性を有するPPS樹脂などで形成される。ケーシングCは、バスバー1や磁気コア2を下方から覆う下部ケーシング3と、下部ケーシング3の上方側に載置され、バスバー1や磁気コア2を上方から覆う上部ケーシング6と、を有する。
下部ケーシング3は、図4に示すように、底板部31と、底板部31の外周から上方に向けて延出する壁32とを有し、これら底板部31と壁32とで囲われた内側領域Sに第一板部10が圧入される溝部49を有する第一圧入部4、磁気コア2が圧入される第二圧入部5、および第二板部15が隙間なく挿入または軽く圧入される支持部8を有する。前方の壁32には、バスバー1を下部ケーシング3の内側から外側に亘り配置するための導入孔として、壁32の上端から下方に向けて切り欠いたスリット33が形成されている。
第二圧入部5は、図3に示すように、磁気コア2を圧入して下部ケーシング3に固定するための固定座である。第二圧入部5には、ヨーク部25側から磁気コア2を圧入する。第二圧入部5は、左右一対の枠体51を有する。
枠体51は、底板部31から上方に延出する柱状の部材である。枠体51の前後方向に沿う厚み(幅)は、磁気コア2の厚みと同じである。それぞれの枠体51は、枠体51の延在方向に沿い、左右内側の側面が外側に向けて窪んだレール部52を有する。換言すると、それぞれの枠体51は、上下方向に垂直な断面形状が左右内側に開くU字形状であり、当該U字形状の谷部分がレール部52である。レール部52の前後方向における幅は、線状隆起部23の前後方向における幅と同じか、やや狭い。
第二圧入部5には、磁気コア2が、一対の外側腕部21の左右両側面を枠体51に沿わせ、かつ、当接した状態で、左右一対の枠体51の間に圧入される。これにより、左右一対の枠体51が、磁気コア2を左右方向において拘束する。また、第二圧入部5には、磁気コア2が、一対の外側腕部21の左右両側部の線状隆起部23の少なくとも一部をレール部52にはめ込んだ状態で、左右一対の枠体51の間に圧入される。これにより、レール部52は磁気コア2を前後方向において拘束する。なお、磁気コア2は、ヨーク部25を底板部31に向けた状態で圧入される。磁気コア2は、線状隆起部23をレール部52の左右内側表面に食い込ませながら圧入される。線状隆起部23をレール部52の左右内側表面に食い込ませることで、圧入による磁気コア2の固定が強固なものになる。
第二圧入部5は、本実施形態では下部ケーシング3に二つ設けられている。図1には、バスバー1a、1b、1cに対応する第二圧入部5を第二圧入部5Aとし、バスバー1d、1e、1fに対応する磁気コア2に対応する第二圧入部5を第二圧入部5Bとして図示している。
第一圧入部4は、図1に示すように、第一板部10を圧入して下部ケーシング3に固定するための固定座である。第一圧入部4は、図1、図3に示すように、それぞれの第二圧入部5の前後に対に配置される。第二圧入部5A、5Bのそれぞれの前後には、それぞれに対応して三対の第一圧入部4が配置されている。これら三対の第一圧入部4のそれぞれの一対に対して、それぞれの第二圧入部5に対応する三つのバスバー1が一つずつ圧入される。
第一圧入部4は、図3に示すように、底板部31上に設けられた板状の基部40と、左右一対の板枠41とを有する。基部40は、底板部31から上方に延出する板状の部材である。板枠41は、基部40から上方に延出する板状の部材である。板枠41は、基部40と一体成型された板の一部である。板枠41の板面は左右方向に平行に配置されている。板枠41の板面は、下部ケーシング3に圧入された磁気コア2の厚み方向における両面と平行である。
基部40と左右一対の板枠41とにより、左右一対の板枠41の間には、上下方向における下方に向けて凹む隙間状の溝部49が相対的に形成される。溝部49の谷は、前後方向に沿う。この溝部49に、第一板部10が圧入される。なお、溝部49の左右方向における幅は、第一板部10の厚み以下である。
第一板部10は、前後一対の溝部49の両方に圧入されて固定される。前後一対の溝部49の両方に圧入された第一板部10は、左右方向を左右一対の板枠41で拘束される。
支持部8は、図5に示すように、第二板部15を軽く押し込んで固定(軽く圧入)する。支持部8は、図5に示すように、少なくとも前後一対の壁部32a、32bを有し、その間に下部ケーシング3(底板部31)を上下方向に貫通する孔部を有する。支持部8は、下部ケーシング3の内側領域Sと下部ケーシング3の外部とを連通している。支持部8は、図4に示すように、後方の壁32の内面側に形成されている。
支持部8は、図5に示すように、第二板部15の両面が支持部8の内壁に噛み込まない程度に嵌り込む隙間を前後一対の壁部32a、32b間に有する。支持部8は、バスバー1がぐらつかない程度に第二板部15を固定する。支持部8の水平断面は、長手方向が左右方向に沿う矩形の隙間になっている。支持部8は、第一支持部81と第一支持部81の下方の第二支持部82とを有する。第二支持部82の水平断面の短手方向の隙間の幅W2は、第一支持部81の水平断面の短手方向の隙間の幅W1よりも狭い。支持部8による第二板部15の固定の具体的態様は後述する。
その他、下部ケーシング3は、上部ケーシング6を下部ケーシング3に固定するネジ座として、ネジ穴を有する複数のボス39を有する。ボス39は、底板部31から上方に延出している。
〔上部ケーシング〕
上部ケーシング6は、図6に示すように、天板部61と、天板部61の外周に沿い設けられ、上下に延出する壁62とを有する。上部ケーシング6は、下部ケーシング3上に載置された状態で、バスバー1や磁気コア2を上方から覆う。上部ケーシング6の上面には、回路基板9(図1、図7参照)が載置される。
上部ケーシング6は、図6に示すように、天板部61と、天板部61の外周に沿い設けられ、上下に延出する壁62とを有する。上部ケーシング6は、下部ケーシング3上に載置された状態で、バスバー1や磁気コア2を上方から覆う。上部ケーシング6の上面には、回路基板9(図1、図7参照)が載置される。
壁62は、壁32の周方向に沿う形状に形成されている。壁62の下端は、壁32の上端と当接する。
天板部61は、バスバー1および磁気コア2を下方に向けて押圧する押圧部7と、検出素子90を空間Gに挿入するための素子挿入孔78と、回路基板9を固定するためのネジ穴を有するボス79A、上部ケーシング6を下部ケーシング3に固定するためのネジ取付穴79Bを有する。また、天板部61には、回路基板9を外部の電気回路などと電気的に接続するためのコネクタ95と、コネクタ95と回路基板9とを電気的に接続するための、プレスフィット端子などの接続端子96が搭載されている。ボス79Aの上端面は、天板部61の他の部分の上面よりも上方に位置している。
素子挿入孔78は、天板部61を上下方向に貫通する貫通孔である。素子挿入孔78には、回路基板9に搭載された検出素子90が上方から下方に向けて挿入される。素子挿入孔78は、天板部61における、磁気コア2の空間Gと上下方向で重複する位置に配置される。素子挿入孔78は、本実施形態では長手方向が前後方向に沿う矩形の開口を有する貫通孔である。
押圧部7には、バスバー1を下方に向けて押圧する第一押圧部71と、磁気コア2を下方に向けて押圧する第二押圧部75と、が含まれる。
図8には、第一押圧部71の前後方向に直交する断面図を示している。第一押圧部71は、バスバー1を下部ケーシング3に向けて押圧しつつバスバー1を下部ケーシング3との間に挟み込んで固定する固定具である。第一押圧部71は一端が天板部61に固定され、他端が天板部61から切り離された第一梁部72(梁部の一例)と、第一梁部72の他端側の先端部から下方に向けて突起する第一突起部73(凸部の一例)とを有する。
第一梁部72は、本実施形態では天板部61に固定された一端側から他端側に向けて水平方向に延出している。第一梁部72の上面は、第一梁部72の周囲の天板部61の上面よりも窪んだ下方に位置するように配置されており、第一梁部72の上方には空間S1が存在する。第一梁部72は、他端側が上方に向けて撓み変形可能な弾性を有する。
第一突起部73は、第一板部10の上端に当接し、第一板部10を下方に向けて押圧する。第一突起部73は、上下方向において第一板部10と重複し、かつ、素子挿入孔78(図6参照)と重複しない位置に配置される。
第一梁部72は、第一突起部73がバスバー1を押圧する際の反力で上方に向けて撓む。この撓みは、第一梁部72の上方にある空間S1内で生ずる。つまり、第一梁部72が上方に向けて撓んでも、第一梁部72は、天板部61の上面よりも下方に位置する状態を保ち、天板部61の上面から上方に突出しない。
図9には、第二押圧部75の前後方向に直交する断面図を示している。第二押圧部75は、磁気コア2を下部ケーシング3に向けて押圧しつつ磁気コア2を下部ケーシング3との間に挟み込んで固定する固定具である。第二押圧部75は一端が天板部61に固定され、他端が天板部61から切り離された第二梁部76(梁部の一例)と、第二梁部76の他端側の先端部から下方に向けて突起する第二突起部77(凸部の一例)とを有する。
第二梁部76は、本実施形態では天板部61に固定された一端側から他端側に向けて水平方向(上下方向に対して垂直)に延出している。
第二突起部77は、磁気コア2の腕部20の上端に当接し、磁気コア2を下方に向けて押圧する。第二突起部77は、上下方向視において腕部20と重複する位置に配置される。図9では、第二突起部77(第二押圧部75)が内側腕部22と上下方向視において重複する位置にのみ配置されている場合を図示しており、第二押圧部75は、二つの磁気コア2に対してそれぞれ二つずつ配置されている。
第二梁部76は、第二突起部77が腕部20の上端を押圧する際の反力で上方に向けて撓む。
〔バスバー〕
バスバー1は、図1、図2に示すように、測定対象となる回転電機を流れる電流が通電される導体である。バスバー1はたとえば導電性に優れた銅または銅合金を打ち抜き加工により切り出し、さらにプレス成形などにより所望の形状に屈曲などして形成される。バスバー1は、上述のごとく、第一板部10と、第二板部15と、第三板部19とを少なくとも含み、図1、図2の図示では、前方から後方に向けて第三板部19、第一板部10、第二板部15の順に配置される。本実施形態では、バスバー1の一方の端部(一端の一例)に第二板部15が配置され、他方の端部に第三板部19が配置されている。第三板部19と第一板部10、および第一板部10と第二板部15のそれぞれの連結部は、曲げ加工された板部分を介して一体に連結している。バスバー1は、第一板部10と第二板部15とをケーシングCに固定される。
バスバー1は、図1、図2に示すように、測定対象となる回転電機を流れる電流が通電される導体である。バスバー1はたとえば導電性に優れた銅または銅合金を打ち抜き加工により切り出し、さらにプレス成形などにより所望の形状に屈曲などして形成される。バスバー1は、上述のごとく、第一板部10と、第二板部15と、第三板部19とを少なくとも含み、図1、図2の図示では、前方から後方に向けて第三板部19、第一板部10、第二板部15の順に配置される。本実施形態では、バスバー1の一方の端部(一端の一例)に第二板部15が配置され、他方の端部に第三板部19が配置されている。第三板部19と第一板部10、および第一板部10と第二板部15のそれぞれの連結部は、曲げ加工された板部分を介して一体に連結している。バスバー1は、第一板部10と第二板部15とをケーシングCに固定される。
第一板部10は、図8、図9に示すように、下部ケーシング3の内側領域Sに収容される。バスバー1は、下部ケーシング3と上部ケーシング6とで第一板部10を保持される。第一板部10は、溝部49の奥まで圧入されており、下端が基部40に当接している。この状態で、第一板部10は、上述のごとく、磁気コア2の空間Gに挿入される。第一板部10は、板面が腕部20の延在方向(上下方向)に平行になるように空間Gに挿入される。第一板部10の上端は、腕部20の上端よりも下方に配置される。なお、磁気コア2とバスバー1(第一板部10)とは接触していない。第一板部10の両面と、隣接して対になる腕部20間との距離は左右均等にするとよい。
第三板部19は、図1に示すように、外部の機器と電気的に接続する端子として用いられる。本実施形態では例示として板状に形成されている。第三板部19は、少なくとも先端がケーシングCの外部に配置される。第三板部19は、スリット33に挿入されて下部ケーシング3に保持される。例えばバスバー1は、第三板部19の側をインバータに接続される。
第二板部15は、外部の機器と電気的に接続する端子として用いられる。第二板部15は、例えば回転電機に接続される。第二板部15は、図2、図5に示すように、外部の電線などを連結するための貫通孔15Hを有する端子部16を端部に有し、さらに、第二板部15の厚み方向に突出する隆起部15Pを有する被支持部18と、端子部16と被支持部18との間の中間板部17とを有する。第二板部15は、図5に示すように、支持部8に挿通される。
図2、図5に示すように、端子部16は、第二板部15の下端に配置されている。貫通孔15Hは、端子部16を厚み方向(前後方向)に貫通している。
被支持部18の隆起部15Pは、たとえばプレス成形などにより、第二板部15の一方の面を押し込んで他方の面を突起させるなどして形成される。隆起部15Pは、被支持部18の一方の面から突起している。被支持部18の最大厚みHは、第一支持部81の幅W1以上である。なお、本実施形態における被支持部18の最大厚みHは、隆起部15Pが形成された箇所における隆起部15Pの突出高さを含む第二板部15の厚みである。
第二板部15の延在方向(上下方向、支持部8に挿通される方向)における中間板部17の長さL1は、第二板部15の隆起部15Pが対向する側の支持部8の穴長L2よりも長い。したがって、第二板部15を支持部8に挿通した場合、隆起部15Pが支持部8の内壁に当接する前に、端子部16の貫通孔15Hが支持部8を通過完了して外部に露出した状態になる。これにより、隆起部15Pが支持部8の内壁と当接した段階では端子部16は支持部8の内壁と接しない状態を確保でき、貫通孔15Hの周囲に傷がつかない。
第二板部15は、図5に示すように、被支持部18のうち、少なくとも隆起部15Pが第一支持部81内に配置され、中間板部17の少なくとも一部が第二支持部82内に配置された状態で、支持部8に挿通される。第二板部15は、端子部16のうち、少なくとも貫通孔15Hが支持部8(ケーシングC)の外部に位置するように配置される。被支持部18の最大厚みHは第一支持部81の幅W1以上であるため、第二板部15は、被支持部18の部分を第一支持部81に拘束される。これにより、バスバー1の一端側(第二板部15)が支持部8に支持される。
〔回路基板〕
回路基板9は、図7に示すように、下面に、下方に向けて延出する態様で搭載された複数(本実施形態では六つ)の検出素子90と、回路基板9を上部ケーシング6に固定するためのネジ取付穴92と、検出素子90などと回路基板9上の配線パターンなどを介して電気的に接続されているスルーホール93とを有する。回路基板9は、スルーホール93に接続端子96を挿通して電気的に接続することで、コネクタ95(図1、図6参照)を介して外部の機器と電気的に接続される。
回路基板9は、図7に示すように、下面に、下方に向けて延出する態様で搭載された複数(本実施形態では六つ)の検出素子90と、回路基板9を上部ケーシング6に固定するためのネジ取付穴92と、検出素子90などと回路基板9上の配線パターンなどを介して電気的に接続されているスルーホール93とを有する。回路基板9は、スルーホール93に接続端子96を挿通して電気的に接続することで、コネクタ95(図1、図6参照)を介して外部の機器と電気的に接続される。
検出素子90は、少なくとも磁束の大きさを検出可能な素子である。たとえば、トンネル磁気抵抗素子(いわゆるTMR素子)、磁気抵抗効果素子(いわゆるAMR素子)、巨大磁気抵抗(いわゆるGMR素子)などを用いることができる。検出素子90は、少なくとも磁束の大きさを含む情報(以下、磁束情報と記載する)を、コネクタ95を介して外部の機器(例えば、車両のECU、図示せず)に出力する。この磁束情報に基づいて、ECUなどがバスバー1(図1など参照)を流れる電流を求める。
〔組立について〕
電流センサ100の組み立てについて説明する。まず、下部ケーシング3の第二圧入部5に磁気コア2を圧入する(図3参照)。これにより、磁気コア2は左右方向および前後方向を拘束される。次に、下部ケーシング3の第一圧入部4にバスバー1の第一板部10を圧入する(図8、図9参照)。これにより、バスバー1は、左右方向を拘束される。この状態で、バスバー1と磁気コア2とは、下部ケーシング3を介して互いに左右方向を拘束される(図10など参照)。
電流センサ100の組み立てについて説明する。まず、下部ケーシング3の第二圧入部5に磁気コア2を圧入する(図3参照)。これにより、磁気コア2は左右方向および前後方向を拘束される。次に、下部ケーシング3の第一圧入部4にバスバー1の第一板部10を圧入する(図8、図9参照)。これにより、バスバー1は、左右方向を拘束される。この状態で、バスバー1と磁気コア2とは、下部ケーシング3を介して互いに左右方向を拘束される(図10など参照)。
第一板部10を第一圧入部4に圧入する際、第三板部19は、スリット33に挿入し、第二板部15は、支持部8に挿通する。第二板部15を支持部8に挿通することで、バスバー1は前後方向に拘束される(図1など参照)。
なお、第二板部15を支持部8に挿通するときは、図5に示すように、まず、端子部16を支持部8に挿入し、続いて、中間板部17、被支持部18の順に支持部8に挿通する。中間板部17の長さL1が支持部8の隆起部15Pが対向する側の穴長L2よりも長いため、被支持部18の隆起部15Pは、端子部16の貫通孔15Hの部分が第二支持部82を通過して外部に露出(突出)してから第一支持部81に挿入される。したがって、端子部16は、隆起部15Pが第一支持部81の内面に接触した際の反力の影響を受けない。これにより、端子部16が第二支持部82を通過する際に、第二支持部82の内壁面の一部と強く擦れるような偏った接触を防止できる。そのため、端子部16(貫通孔15Hの周囲)に擦れなどによる傷などが生じない。
以上により、下部ケーシング3に、磁気コア2とバスバー1とが装着される。図10には、下部ケーシング3に、磁気コア2とバスバー1とが装着された場合の上面図を示している。
その後、上部ケーシング6を下部ケーシング3の上方から被せる(図1参照)。この際、第一押圧部71は、バスバー1に当接し、これを押圧する。これにより、バスバー1は、上下方向をケーシングCに拘束される(図8参照)。第二押圧部75は、磁気コア2に当接し、これを押圧する(図9参照)。これにより、磁気コア2は、上下方向をケーシングCに拘束される。したがって、バスバー1と磁気コア2とは、ケーシングCを介して互いに上下方向を拘束される。下部ケーシング3と、上部ケーシング6とは、ボス39のネジ穴およびネジ取付穴79Bとをネジなどで固定される(図1参照)。
このように、電流センサ100は、下部ケーシング3上に、磁気コア2、バスバー1および上部ケーシング6を順次上下に重ねていくだけで、磁気コア2とバスバー1とが、上下方向および左右方向に拘束されるため、バスバー1への電流の通流に起因して磁気コア2に生ずる磁束の状態が、バスバー1を流れる電流量に対して安定し、誤差が少なくなる。これにより、電流センサ100によるバスバー1の電流の計測精度が向上する。
回路基板9は、上部ケーシング6の上面に載置する(図1参照)。この際、検出素子90を、素子挿入孔78の上方から挿入し、素子挿入孔78を介して空間Gまで挿入する(図9参照)。これにより、検出素子90は、バスバー1の上方であって、上下方向においてバスバー1およびヨーク部25と重複する位置に設置される。検出素子90と、隣接する左右の腕部20とのそれぞれの距離は、同一にするとよい。検出素子90は、左右方向において、隣接する一対の腕部20の上端側と重複する位置に設置される。検出素子90が、左右方向において隣接する一対の腕部20と重複する位置に設置されることで、検出素子90は、隣接する一対の腕部20間の磁束の大きさの検出が可能になる。
本実施形態では、回路基板9を上部ケーシング6の上面に載置する際、接続端子96を、スルーホール93に挿通して電気的な接続を確立する。回路基板9は、ネジ取付穴92とボス79Aのネジ穴とをネジで接続するなどして上部ケーシング6に載置した状態で固定する(図11参照)。本実施形態では、回路基板9は、ボス79A上に載置されることで、天板部61の他の部分の上面から浮いた状態で上部ケーシング6に搭載されている。そのため、第二梁部76が上方に向けて撓んでも、第二梁部76の上面が回路基板9と接触しない。なお、回路基板9を上部ケーシング6に載置や固定するタイミングは、下部ケーシング3と上部ケーシング6との固定の前でも後でも同時でも良い。
電流センサ100は、このようにして各部を上下方向に順次重ねていくだけの容易な作業で組み立てが行える。したがって、組み付け作業性が極めてよい。図11には、組み立てが完了した電流センサ100の全体構成を斜視図で示している。
以上のようにして、バスバーと磁気コアとの位置精度を確保できる電流センサを提供できる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、第二突起部77(第二押圧部75)は、内側腕部22と上下方向において重複する位置にのみ配置され、内側腕部22の上端を押圧している場合を説明した。しかし、第二突起部77は、いずれの腕部20の上端を押圧してもよい。たとえば、第二突起部77をすべての腕部20と上下方向において重複する位置に設けて、全ての腕部20の上端を第二突起部77で押圧してもよい。また、第二突起部77を一対の外側腕部21と上下方向において重複する位置に設けて、外側腕部21の上端を第二突起部77で押圧してもよい。
(1)上記実施形態では、第二突起部77(第二押圧部75)は、内側腕部22と上下方向において重複する位置にのみ配置され、内側腕部22の上端を押圧している場合を説明した。しかし、第二突起部77は、いずれの腕部20の上端を押圧してもよい。たとえば、第二突起部77をすべての腕部20と上下方向において重複する位置に設けて、全ての腕部20の上端を第二突起部77で押圧してもよい。また、第二突起部77を一対の外側腕部21と上下方向において重複する位置に設けて、外側腕部21の上端を第二突起部77で押圧してもよい。
(2)上記実施形態では、第一梁部72の上面は、第一梁部72の周囲の天板部61の上面よりも下方に位置するように配置されており、第一梁部72の上方には空間S1が存在しており、第一梁部72は、他端側が上方に向けて撓み変形可能な弾性を有し、第一梁部72が第一突起部73でバスバー1を押圧する際の反力で上方に向けて撓む際の撓みは、第一梁部72の上方にある空間S1内で生ずることを説明したが、第二梁部76についても同様の構成を採用することができる。すなわち、第二梁部76を、その上面が第二梁部76の周囲の天板部61の上面よりも下方に位置するように配置し、第二梁部76の上方に空間を形成し、第二梁部76を他端側が上方に向けて撓み変形可能な弾性を有するものとし、第二梁部76が第二突起部77で磁気コア2を押圧する際の反力で上方に向けて撓む際の撓みを、第二梁部76の上方に形成した空間内で生じさせてもよい。
(3)上記実施形態では、バスバー1が六つの場合を説明したが、バスバー1は少なくともひとつあればよい。
(4)上記実施形態では、磁気コア2が四つの腕部20を有する場合を説明したが、磁気コア2は、一つのバスバー1に対して一対の腕部20を有する態様であればよい。
(5)上記実施形態では、第二板部15は、外部の電線などを連結するための貫通孔15Hを有する端子部16を端部に有する場合を説明した。しかし、端子部16は、外部の電線などと連結する連結方式によっては、貫通孔15Hを有しない場合もある。たとえば、板状で貫通孔などを有しない端子部16をそのまま外部の電線などを連結する端子として用いてもよい。
(6)上記実施形態では、第二圧入部5A、5Bのそれぞれの前後には、それぞれのバスバー1に対応して三対の第一圧入部4が配置されており、第一板部10は、前後一対の溝部49の両方に圧入される場合を説明した。しかし、第一圧入部4は、一つのバスバー1にたいして少なくとも一つあればよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、バスバーと磁気コアとを有する電流センサに適用できる。
1 :バスバー
2 :磁気コア
3 :下部ケーシング
4 :第一圧入部
5 :第二圧入部
6 :上部ケーシング
7 :押圧部
8 :支持部
9 :回路基板
10 :第一板部
15 :第二板部
15H :貫通孔
15P :隆起部
15f :第二板部
16 :端子部
18 :被支持部
49 :溝部
71 :第一押圧部(押圧部)
72 :第一梁部(梁部)
73 :第一突起部(突起部)
75 :第二押圧部(押圧部)
76 :第二梁部(梁部)
77 :第二突起部(突起部)
81 :第一支持部
82 :第二支持部
100 :電流センサ
C :ケーシング
H :最大厚み
S1 :空間
W1 :幅(厚み)
W2 :幅(厚み)
2 :磁気コア
3 :下部ケーシング
4 :第一圧入部
5 :第二圧入部
6 :上部ケーシング
7 :押圧部
8 :支持部
9 :回路基板
10 :第一板部
15 :第二板部
15H :貫通孔
15P :隆起部
15f :第二板部
16 :端子部
18 :被支持部
49 :溝部
71 :第一押圧部(押圧部)
72 :第一梁部(梁部)
73 :第一突起部(突起部)
75 :第二押圧部(押圧部)
76 :第二梁部(梁部)
77 :第二突起部(突起部)
81 :第一支持部
82 :第二支持部
100 :電流センサ
C :ケーシング
H :最大厚み
S1 :空間
W1 :幅(厚み)
W2 :幅(厚み)
Claims (5)
- 測定対象となる電流が通電され、板状部を有するバスバーと、
前記板状部の周方向に沿って囲むように配置される磁気コアと、
前記バスバーと前記磁気コアとを収容するケーシングと、を備え、
前記磁気コアは、当該磁気コアの厚み方向が前記板状部の長手方向に沿い配置され、
前記ケーシングは、
前記板状部および前記磁気コアを下方から覆う下部ケーシングと、
前記板状部および前記磁気コアを上方から覆い、前記下部ケーシングに固定される上部ケーシングと、を有し、
前記下部ケーシングは、
前記板状部が圧入される溝部を有する第一圧入部と、
前記磁気コアが下方に向けて挿入された状態で、当該磁気コアの幅方向における両側部が圧入により保持される第二圧入部と、を有し、
前記上部ケーシングは、前記バスバーおよび前記磁気コアを下方に向けて押圧する押圧部を有し、
前記溝部は、下方に向けて凹む溝であり、かつ、前記磁気コアの厚み方向に沿う溝である電流センサ。 - 前記第一圧入部は、一対の前記溝を有し、
一対の前記溝は、前記第二圧入部に圧入された前記磁気コアの厚み方向における前後に配置されている請求項1に記載の電流センサ。 - 前記押圧部は、一端が前記上部ケーシングに固定された梁部と、前記梁部の他端側に設けられ、前記梁部の下面から下方に向けて突出する凸部と、を有し、
前記凸部は、前記バスバーおよび前記磁気コアを下方に向けて押圧している請求項1または2に記載の電流センサ。 - 前記バスバーを押圧する前記梁部の他端側の上面は、前記上部ケーシングの上面よりも下方に窪んだ位置に配置されている請求項3に記載の電流センサ。
- 前記バスバーは、一端に第二板状部を有し、
前記ケーシングは、上下方向に貫通し、前記第二板状部が挿通される隙間を有する支持部を有し、
前記支持部は、
第一支持部と、
前記第一支持部よりも前記隙間が狭い第二支持部と、を有し、
前記第二板状部は、
前記バスバーの端部側に配置され、当該第二板状部の厚み方向に貫通する貫通孔を有する端子部と、
当該第二板状部の厚み方向に突出する隆起部を有する被支持部と、を有し、
前記被支持部の最大厚みは前記第一支持部の厚み以上であり、
前記第二板状部は、前記被支持部の前記隆起部の少なくとも一部が前記第一支持部に当接した状態において、前記端子部は、少なくとも前記貫通孔が前記支持部の外部に配置される状態で前記支持部に挿通されている請求項1から4のいずれか一項に記載の電流センサ。
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