JP2020084880A - 排気装置、および鞍乗型車両 - Google Patents

排気装置、および鞍乗型車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2020084880A
JP2020084880A JP2018219914A JP2018219914A JP2020084880A JP 2020084880 A JP2020084880 A JP 2020084880A JP 2018219914 A JP2018219914 A JP 2018219914A JP 2018219914 A JP2018219914 A JP 2018219914A JP 2020084880 A JP2020084880 A JP 2020084880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motorcycle
type vehicle
pipe
pipe portion
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018219914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7338145B2 (ja
Inventor
糟谷 修
Osamu Kasuya
修 糟谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP2018219914A priority Critical patent/JP7338145B2/ja
Publication of JP2020084880A publication Critical patent/JP2020084880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7338145B2 publication Critical patent/JP7338145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

【課題】排気装置そのものの質量バランス(車両の左右方向の質量バランス)の不均衡を緩和し、排気装置と排気装置以外の構成部品とのバランス調整の自由度を向上させる排気装置および鞍乗型車両を提案する。【解決手段】排気装置57は、自動二輪車1に搭載されるエンジン11の排気を導く排気管71と、前記排気管71の下流端に接続されるマフラー72と、を備えている。排気管71は、エンジン11に接続され、かつ自動二輪車1の左右いずれか一方側に配置される上流管部75と、上流管部75の下流端75bに連接され、かつ自動二輪車1の左右いずれか一方側から他方側へ向かって、平面視において自動二輪車1の前後方向に延びる中心線を跨がって延びる横断管部76と、横断管部76の下流端76bに連接され、自動二輪車1の後方へ延びる下流管部77と、を有している。【選択図】 図4

Description

本発明は、排気装置、および鞍乗型車両に関する。
排気装置の排気管とマフラーとが、車体の左右いずれか一方側、具体的には左側に集中して配置された鞍乗型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−292048号公報
従来の排気装置は、車体の左右いずれか一方側、具体的には左側に集中している。つまり、排気装置の重量は、鞍乗型車両の左右いずれか一方側、ここでは左側に集中する。
そして、鞍乗型車両の左右の質量バランスの均衡を取るためには、鞍乗型車両の左側に集中した排気装置の質量と排気装置以外の構成部品の質量とのバランスを考慮しなくてはならない。
そこで、本発明は、排気装置そのものの質量バランス(車両の左右方向の質量バランス)の不均衡を緩和し、排気装置と排気装置以外の構成部品とのバランス調整の自由度を向上させる。
前記の課題を解決するため本発明に係る
本発明によれば、排気装置そのものの質量バランス(車両の左右方向の質量バランス)の不均衡を緩和し、排気装置と排気装置以外の構成部品とのバランス調整の自由度を向上できる。
本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一例を示す左側面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の左側面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の右側面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の平面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の斜視図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の断面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の正面図。 本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の背面図。
本発明に係る排気装置、および鞍乗型車両の実施形態について図1から図8を参照して説明する。なお、複数の図面中、同一または相当する構成には同一の符号を付す。
図1は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一例を示す左側面図である。
なお、本実施形態において、鞍乗型車両の前後、上下、左右の表現は、鞍乗型車両に乗車する者(以下、「乗り手」と言う。)を基準にする。
図1に示すように、本実施形態に係る鞍乗型車両の一例は、自動二輪車1である。自動二輪車1は、例えば、不整地走行に好適なデュアルパーパスやモトクロッサーなどのオフロード車である。自動二輪車1は、車体2と、車体2の前方に配置される前輪5と、車体2の前方に設けられ前輪5を回転可能に支持するステアリング機構6と、車体2の後方に配置される後輪7と、車体2の後方に延びて後輪7を回転可能に支持するスイングアーム8と、を備えている。
車体2は、前後方向に延びる車体フレーム9と、車体フレーム9に搭載される内燃機関としてのエンジン11と、エンジン11の運転を制御するエンジン制御モジュール12と、を備えている。
車体フレーム9は、所謂クレードルタイプである。車体フレーム9は、前上端部に配置されるヘッドパイプ13と、ヘッドパイプ13に接続され斜め後ろ下方へ傾斜して延びるメインフレーム15と、メインフレーム15の後端部に接続され、左右へ分岐して下方へ垂下する左右一対のピボットフレーム16と、ヘッドパイプ13に接続され下方へ延びるダウンチューブ17と、ダウンチューブ17に接続され車両の左右へ二股に分岐するジョイント部材18と、ジョイント部材18のそれぞれの分岐端部に接続され下方に延び後方に屈曲するとともにピボットフレーム16の下端部に接続される左右一対のロアチューブ19と、ピボットフレーム16に接続され後方に延びるリアフレーム22と、を備えている。
ヘッドパイプ13はステアリング機構6の回転中心であり、ステアリング機構6を車体フレーム9に支えている。
メインフレーム15、左右一対のピボットフレーム16、ダウンチューブ17、ジョイント部材18、およびロアチューブ19は、エンジン11を囲んで保護している。メインフレーム15は、その下方に配置されるエンジン11を懸架している。ロアチューブ19は、エンジン11の下方を保護している。
メインフレーム15はタンクレールを兼ねている。メインフレーム15は、その上方に配置される燃料タンク23を支持している。
左右のピボットフレーム16はスイングアーム8の回転中心であるピボット軸25を支えている。
リアフレーム22は、左右それぞれのピボットフレーム16の頂部から後ろ斜め上方に傾斜して延びる左右一対のシートレール26と、左右それぞれのピボットフレーム16の中央部後ろ側から後ろ斜め上方に延びてシートレール26の後部に接続される左右一対のシートピラーチューブ27と、を備えている。シートレール26は、シート28と、シート28の後方に延びて後輪7の上方を覆うリアフェンダー29と、を支持している。
ステアリング機構6は、サスペンション機構(図示省略)と、前輪5を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク31と、前輪5の上方を覆うフロントフェンダー32と、フロントフォーク31の頂部に接続されるハンドル33と、を備えている。サスペンション機構は、フロントフォーク31に内装されている。乗り手は、ハンドル33を握って前輪5を左右に操舵することができる。自動二輪車1の右側のハンドル33はアクセルグリップ33aである。
スイングアーム8は、車体フレーム9に揺動可能に支持され、かつ後輪7を回転可能に支持している。
スイングアーム8と車体フレーム9との間には、懸架装置としてのリアサスペンションユニット35が架設されている。リアサスペンションユニット35は、後輪7から車体フレーム9に伝わる力を緩衝する。リアサスペンションユニット35は、上下方向に延びている。リアサスペンションユニット35は、車体2の前後方向における中央部、かつエンジン11の後方に配置されている。リアサスペンションユニット35は、車体2の左右方向(幅方向)における中央部に配置されている。
後輪7は、ドリブンスプロケット36を備えている。ドライブチェーン37は、ドリブンスプロケット36に巻き掛かり、エンジン11から後輪7へ駆動力を伝達する。ドライブチェーン37は、車体2の左側に配置されている。
エンジン11は、例えば単気筒、4サイクルの内燃機関である。エンジン11は、メインフレーム15とダウンチューブ17との間に搭載されている。エンジン11は、クランクケース41と、クランクケース41に組み合わされるシリンダー42と、シリンダー42に組み合わされるシリンダーヘッド43と、シリンダーヘッド43に組み合わされるヘッドカバー44と、を備えている。
クランクケース41は、エンジン11の下半部に配置されている。クランクケース41は、クランクシャフト(図示省略)と変速装置(図示省略)とを収容している。クランクシャフトは、クランクケース41の前半部に収容されている。変速装置は、クランクケース41の後半部に収容されている。変速装置の出力軸と後輪7に回転一体のドリブンスプロケット36との間には、ドライブチェーン37が巻き掛けられている。
クランクケース41は、左側に設けられる左側ケースカバー53と、右側に設けられる右側ケースカバー54と、を備えている。左側ケースカバー53はマグネトーカバーであり、右側ケースカバー54はクラッチカバーである。つまり、クランクケース41の左側には、マグネトー(図示省略)が収容されている。クランクケース41の右側には、クラッチ(図示省略)が収容されている。
シリンダー42は、シリンダーボア(図示省略)の中心線、つまりピストン(図示省略)の往復移動方向をやや前方へ傾けた前傾姿勢でクランクケース41の上面前部に結合されている。
シリンダーヘッド43は、シリンダー42の頂部に結合されてシリンダー42を塞いでいる。シリンダーヘッド43の正面には排気ポート(図示省略)の出口フランジ43aがs設けられている。シリンダーヘッド43の背面には吸気ポート(図示省略)の入口フランジ43bが設けられている。
ヘッドカバー44は、シリンダーヘッド43の頂部に結合されてシリンダーヘッド43を塞いでいる。
エンジン11の入口フランジ43bには、吸気ポートに繋がる吸気系統56が接続されている。吸気系統56は、空気を吸い込んで浄化し、燃料タンク23から供給される燃料を清浄な空気に混ぜ、霧状の燃料と空気とが混ぜ合わされた混合気をエンジン11へ供給する。
エンジン11の出口フランジ43aには、排気ポートに繋がる排気装置57が接続されている。排気装置57は、車体2の後方へ向かって延び、エンジン11の排気ガスを自動二輪車1の後方へ排出する。
エンジン11の前上方には、ラジエーター58が設けられている。ラジエーター58は、エンジン11を冷却する冷却水と雰囲気との間で熱交換して冷却水を冷却する。
さらに、自動二輪車1は、燃料タンク23の左右を覆うタンクカバー61と、シート28の下方空間の左右を覆うフレームカバー62と、を備えている。
次いで、本実施形態に係る自動二輪車1の排気装置57について、詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の左側面図である。
図3は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の右側面図である。
図4は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の平面図である。
図5は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の斜視図である。
なお、図2から図5では、ドライブチェーン37、タンクカバー61、およびフレームカバー62の図示が省略されている。また、図4では、車体フレーム9の図示が省略されている。
図2から図5に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1の排気装置57は、エンジン11の排気を導く排気管71と、排気管71の下流端に接続されるマフラー72と、少なくとも1つの触媒73と、を備えている。
排気管71は、シリンダーヘッド43の正面に配置される出口フランジ43aに接続されている。排気管71は、エンジン11に接続される上流管部75と、上流管部75の下流端75bに連接される横断管部76と、横断管部76の下流端76bに連接される下流管部77と、を備えている。
上流管部75は、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に配置されている。
上流管部75は、エンジン11に接続される上流端75aと、屈曲部78と、横断管部76に連接される下流端75bと、を有している。屈曲部78は、上流端75aの近くに配置されている。シリンダーヘッド43の正面に配置される出口フランジ43aからエンジン11の前方を迂回して自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に達している。そして、屈曲部78の下流端78bから上流管部75下流端75bに至る部分は、自動二輪車1の後方へ延びている。換言すると、上流管部75は、エンジン11の出口フランジ43aに接続される上流端75aからエンジン11の前方を迂回して自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に回り込み、自動二輪車1の後方へ向かって延びている。
上流管部75は、シリンダー42の側方(左側方)において、斜め後ろ上方へ向かって上り傾斜して延びている。上流管部75は、シリンダー42の後方において、斜め後ろ下方へ向かって下り傾斜して延びている。
上流管部75は、自動二輪車1の側面視において、シリンダー42に重なる部分を有している。上流管部75は、シリンダー42の側方(左側方)を通過して自動二輪車1の後方へ向かって延びている。
また、上流管部75は、自動二輪車1の平面視において、クランクケース41に重なる部分を有している。上流管部75は、クランクケース41の上方を通過して自動二輪車1の後方へ向かって延びている。
さらに、上流管部75は、シリンダー42の後方で、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cに近づき、クランクケース41の後半部分、つまり変速装置(図示省略)を収容するミッションケース部分の上方を通過して自動二輪車1の後方へ向かって延びている。
また、上流管部75は、クランクケース41の後方で、リアサスペンションユニット35の側方(左側方)を通過して自動二輪車1の後方へ向かって延びている。上流管部75は、自動二輪車1の側面視において、リアサスペンションユニット35に重なる部分を有している。換言すると、上流管部75は、自動二輪車1の側面視において、リアサスペンションユニット35に交差している。
さらに、上流管部75は、車体フレーム9とリアサスペンションユニット35との間の空間を通過している。
横断管部76は、自動二輪車1の左右いずれか一方側から他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側へ向かって延びている。横断管部76は、平面視において自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cを跨がって延びている。横断管部76は、後輪7とリアサスペンションユニット35との間の空間を車体2の幅方向へ横切っている。横断管部76は、上流管部75の下流端75bに連接して自動二輪車1の内側(自動二輪車1の前後方向に延びる中心線C)へ向かって屈曲する第二屈曲部81と、自動二輪車1の後方へ向かって屈曲して下流管部77の上流端77aに連接する第三屈曲部82と、を有している。
横断管部76は、リアサスペンションユニット35と後輪7との間の空間で、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cを横切っている。
横断管部76の第二屈曲部81は、シリンダー42よりも後方で車体2の内側へ向かって屈曲している。第二屈曲部81は、リアサスペンションユニット35の側方(左側方)から後方へ回り込むように屈曲している。第二屈曲部81は、リアサスペンションユニット35の後方、かつ後輪7の前方で屈曲し、車体2の内側へ向かっている。換言すると、第二屈曲部81は、リアサスペンションユニット35の後方、かつ後輪7の前方で屈曲し、自動二輪車1の中心線Cに近づく。
下流管部77は、自動二輪車1の後方へ延びている。下流管部77は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に配置されている。下流管部77は、自動二輪車1の中心線Cに交差する方向へ延びていても良い。この場合、下流管部77は、自動二輪車1の中心線Cに達することなく、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に収まっていても良く、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側へ達していても良い。
下流管部77は、斜め後ろ上方へ向かって上り傾斜して延びている。下流管部77は、自動二輪車1の側面視において、シートピラーチューブ27の下方に配置され、かつシートピラーチューブ27に沿って延びている。
下流管部77は、上流端77aから下流端77bへ向かって後ろ上がりに傾斜して延びている。下流管部77の下流端77bは、排気管71の下流端に相当する。下流管部77の下流端77bには、マフラー72が接続されている。
換言すると、排気管71は、自動二輪車1の左右いずれか一方側に配置される上流管部75と、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cを跨ぐ横断管部76と、自動二輪車1の左右いずれか他方側に、その全体または一部が配置される下流管部77と、を備えている。
マフラー72は、排気管71の下流端、つまり下流管部77の下流端77bに接続されている。マフラー72は、下流管部77の延び方向へ延びている。つまり、マフラー72は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に配置されている。マフラー72は、自動二輪車1の中心線Cに交差する方向へ延びていても良い。この場合、マフラー72は、下流管部77の長さに応じて、自動二輪車1の中心線Cに達することなく、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に収まっていても良く、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側へ達していても良い。
また、マフラー72は、後輪7の車軸(後輪7の回転中心、図示省略)より上方に配置されている。マフラー72の内径および外径は、排気管71の内径および外径よりも大きい。マフラー72の内側は、複数の小空間に区切られている。
触媒73は、排気管71の途中、またはマフラー72の途中に設けられている。排気装置57には、複数の触媒73が設けられている。触媒73は、上流管部75の途中に設けられる第一触媒85と、下流管部77に設けられる第二触媒86と、を含んでいる。
第一触媒85は、上流管部75の屈曲部78と下流端75bとの間に設けられている。第一触媒85は、下流端75bよりも屈曲部78に近い場所に設けられている。第一触媒85は、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に配置されている。第一触媒85は、自動二輪車1の側面視において、シリンダー42に重なる部分を有している。
第一触媒85は、上流管部75のうちシリンダー42の側方を上り傾斜する部分に設けられている。第一触媒85は、クランクケース41の左側ケースカバー53の上方に配置されている。第一触媒85は、自動二輪車1の平面において、左側ケースカバー53に重なる部分を有している。
第一触媒85は、ラジエーター58よりも下方に配置されている部分を有している。第一触媒85の全体が、ラジエーター58よりも下方に配置されていても良い。
第二触媒86は、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に配置されている。つまり、第二触媒86は、下流管部77において自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に存する部位に設けられている。
第二触媒86は、排気管71の下流端、つまり下流管部77の下流端77bに設けられている。第二触媒86は、マフラー72に直接的に接続されている。第二触媒86は、下流管部77の途中に設けられていても良い。つまり、第二触媒86は、マフラー72から離れていても良い。第二触媒86は、排気管71ではなく、マフラー72に設けられていても良い。
第二触媒86は、下流管部77の延び方向へ延びている。つまり、第二触媒86は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも、自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側に配置されている。第二触媒86は、自動二輪車1の中心線Cに交差する方向へ延びていても良い。また、第二触媒86は、斜め後ろ上方へ向かって上り傾斜して延びている。第二触媒86は、自動二輪車1の側面視において、シートピラーチューブ27の下方に配置され、かつシートピラーチューブ27に沿って延びている。
エンジン11の吸気系統56は、リアサスペンションユニット35の後方に配置されるエアークリーナー91と、エアークリーナー91からエンジン11の吸気ポートへ吸気を導く吸気管92と、を備えている。
エアークリーナー91は、左右一対のシートレール26の間に配置されている。つまり、エアークリーナー91は、リアサスペンションユニット35を後方から覆い隠すように、車体2の左右方向に拡がっている。
吸気管92は、エアークリーナー91の前方へ延びてエンジン11の入口フランジ43bへ達している。吸気管92は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に配置されている。吸気管92は、リアサスペンションユニット35の左右いずれか一方側、本実施形態ではリアサスペンションユニット35の左側を通過して、エアークリーナー91とエンジン11とを繋いでいる。吸気管92は、リアサスペンションユニット35と左側のピボットフレーム16との間の空間を通過して、エアークリーナー91とエンジン11とを繋いでいる。吸気管92は、自動二輪車1の側面視において、リアサスペンションユニット35に重なる部分を有している。
吸気管92の途中には、吸気量を変化させるスロットルボディ(図示省略)が設けられている。スロットルボディは、アクセルグリップの捻り量に応じて弁開度を変化させる。
車体フレーム9のそれぞれのピボットフレーム16の下端部には、フットレスト(図示省略)が設けられている。車体2の右側のフットレストの近傍には、後輪ブレーキペダル(図示省略)が設けられている。右側のピボットフレーム16の下端部には、後輪ブレーキマスターシリンダー93が設けられている。右側のフットレストおよび後輪ブレーキペダルは、右側のピボットフレーム16の外側面(右側の側面)に設けられている。後輪ブレーキマスターシリンダー93は、右側のピボットフレーム16の背面に設けられている。後輪ブレーキマスターシリンダー93は、ピボットフレーム16にスイングアーム8を支持するピボット軸25の真後ろに配置されている。
上流管部75は、吸気管92の真下に配置される部分を有している。上流管部75は、吸気管92の下面に沿って自動二輪車1の後方へ向かって延びている。
上流管部75の第一触媒85の上流側の近傍および下流の側近傍には、排気ガスセンサー95が設けられている。排気ガスセンサー95は、例えば酸素センサーや、空燃比センサー(いわゆるリニアA/Fセンサー)である。排気ガスセンサー95は、上流管部75の上面側に設けられ、かつ自動二輪車1の中心線Cへ向かって傾いた筒状の形状を有している。
横断管部76は、エアークリーナー91の真下に配置される部分を有している。この部分は、エアークリーナー91の下面に沿って延びている。
図6は、図3のVI−VI線において、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の断面図である。
図3に加えて図6に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1は、車体2の左右いずれか他方側、かつ横断管部76の前方側に配置されるアンチロック・ブレーキ・システム・ユニット96(以下、「ABSユニット96」と言う。)と、エンジン冷却水(図示省略)のリザーバータンク97と、を備えている。
ABSユニット96は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されている。ABSユニット96は、リアサスペンションユニット35の右側方に配置されている。ABSユニット96は、自動二輪車1の側面視において、リアサスペンションユニット35に重なる部位を有している。ABSユニット96は、後輪ブレーキマスターシリンダー93の近傍に配置されていることが好ましい。その場合には、ABSユニット96と後輪ブレーキマスターシリンダー93とを接続する油圧配管の経路が簡素化できる。
ABSユニット96は、ピボットフレーム16の後方、かつ後輪ブレーキペダルの上方に配置されている。ABSユニット96は、自動二輪車1の側面視において、シートレール26とシートピラーチューブ27との間に配置されている。
リザーバータンク97は、ABSユニット96の下方に近接している。リザーバータンク97は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されている。リザーバータンク97は、リアサスペンションユニット35の右側方に配置されている。リザーバータンク97は、自動二輪車1の側面視において、リアサスペンションユニット35に重なる部位を有している。リザーバータンク97は、ABSユニット96と後輪ブレーキマスターシリンダー93との間の空間に配置されている。
また、リザーバータンク97は、リアサスペンションユニット35と右側のピボットフレーム16との間の空間に配置されている。
ABSユニット96、およびリアサスペンションユニット35より前方には、ブローバイガスに含まれるオイルを分離してエンジン11内に戻すブリーザー室98が設けられている。
図7は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の正面図である。
図7に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1のエンジン11の出口フランジ43aは、自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側に配置されている。換言すると、出口フランジ43aは、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cを通って自動二輪車1を左右に分ける中心面Pよりも左側に配置されている。
上流管部75は、出口フランジ43aの前方、かつ下方へ垂れ下がり、屈曲部78に達している。
屈曲部78は、上流管部75の下端である。屈曲部78は、エンジン11(シリンダー42)の側方(左側方)、かつ上方へ向かって屈曲し、第一触媒85に達している。
屈曲部78の外側端は、自動二輪車1の左右方向において、中心面Pから最も遠い部位である。この屈曲部78の外側端は、クランクケース41の外側端よりも外側に配置されている。つまり、屈曲部78の外側端は、クランクケース41の外側端よりも中心面Pから遠い。
第一触媒85の外側端は、自動二輪車1の左右方向において、中心面Pから最も遠い部位である。この第一触媒85の外側端は、クランクケース41の外側端よりも外側に配置されている。つまり、第一触媒85の外側端は、クランクケース41の外側端よりも中心面Pから遠い。
図8は、本発明の実施形態に係る鞍乗型車両の一部の背面図である。
図8に示すように、本実施形態に係る自動二輪車1の横断管部76は、車体フレーム9のシートレール26の下方に配置されている。また、横断管部76は、エアークリーナー91とスイングアーム8との間の空間で、自動二輪車1を左右に分ける中心面Pを横切っている。横断管部76は、上流側、つまり自動二輪車1の左右いずれか一方側、本実施形態では自動二輪車1の左側から下流側、つまり自動二輪車1の左右いずれか他方側、本実施形態では自動二輪車1の右側へ向って下り傾斜している。
なお、排気装置57と、エンジン11、エンジン11の吸気系統56、リアサスペンションユニット35、およびABSユニット96を含む自動二輪車1との左右の配置の関係は、左右に反転していても良い。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、オフロード車に限られず、舗装路走行向けの所謂オンロード車であっても良い。
さらに、本発明に係る鞍乗型車両は、自動二輪車1に限られず、鞍乗型の三輪車、四輪車等の各種車両であっても良い。
本実施形態に係る自動二輪車1および排気装置57は、自動二輪車1の左右いずれか一方側に配置される上流管部75と、自動二輪車1の左右いずれか一方側から他方側へ向かって延びて、自動二輪車1の中心線Cを跨がる横断管部76と、自動二輪車1の後方へ延びる下流管部77と、を備えている。そのため、排気装置57は、および排気装置57が搭載される自動二輪車1は、従来の自動二輪車のように、排気装置が自動二輪車の左右いずれか一方に寄せて配置されている場合に比べて、排気装置57が車体2に搭載された状態において、自動二輪車1の左右の質量バランスの不均衡を緩和する。自動二輪車1の左右の質量バランスの不均衡が緩和されると、自動二輪車1の操作性、安定性が向上する。また、横断管部76は、従来の自動二輪車のように、排気装置が自動二輪車の左右いずれか一方に寄せて配置されている場合に比べて、排気装置57の全長を延長する。そのため、排気装置57は、および排気装置57が搭載される自動二輪車1は、エンジン11の低回転域での出力向上効果が得られる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1および排気装置57は、上流管部75の屈曲部78と下流端75bとの途中であり、かつ下流端75bよりも屈曲部78に近い場所に設けられる第一触媒85を備えている。そのため、排気装置57は、および排気装置57が搭載される自動二輪車1は、排気装置57が車体2に搭載された状態において、第一触媒85をエンジン11の近傍に配置できる。この場合、第一触媒85は、エンジン11の熱によって暖められやすくなり、触媒の働きは早期に発揮される。
さらに、本実施形態に係る自動二輪車1および排気装置57は、上流管部75に設けられて自動二輪車1の左右いずれか一方側に配置される第一触媒85と、下流管部77に設けられて自動二輪車1の左右いずれか他方側に配置される第二触媒86と、を備えている。そのため、排気装置57は、および排気装置57が搭載される自動二輪車1は、複数の触媒を搭載する場合に、排気装置57が車体2に搭載された状態において、自動二輪車1の左右の質量バランスの不均衡を緩和する。自動二輪車1の左右の質量バランスの不均衡が緩和されると、自動二輪車1の操作性、安定性が向上する。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、後輪7とリアサスペンションユニット35との間の空間を車体2の幅方向へ向かって横切る横断管部76を備えている。そのため、自動二輪車1は、車体2の左右いずれか他方側(右側)の中央部、特にシリンダーヘッド43の後方からリアサスペンションユニット35の左右いずれか他方側(右側)の領域を排気管71が通過せず、例えばABSユニット96のような機器を配置するための空間的な余裕を確保できる。また、横断管部76が後輪7とリアサスペンションユニット35との間の空間を車体2の幅方向へ向かって横切る場合には、下流管部77に比べて上流管部75の管長が長くなる。そして、排気装置57の下流側にはマフラー72配置されている。つまり、より長尺な上流管部75と比較的に質量の大きいマフラー72との重量差が小さくなる。そして、自動二輪車1の左右の質量バランスの不均衡が緩和される。自動二輪車1の操作性、安定性が一層、向上する。
さらに、本実施形態に係る自動二輪車1は、吸気管92の真下に配置される部分を有する上流管部75と、エアークリーナー91の真下に配置される部分を有する横断管部76と、を備えている。そのため、自動二輪車1は、シリンダー42の後方の空間を有効に利用することができる。また、自動二輪車1は、排気管71の周辺部への迫り出しが抑制されて、搭載機器を配置するための空間的な余裕を確保できる。
また、本実施形態に係る自動二輪車1は、自動二輪車1の左右いずれか他方側、かつ横断管部76の前方側に配置されるABSユニット96を備えている。つまり、自動二輪車1は、ABSユニット96を、車体2の中央部を通過する上流管部75の反対側(車体2の左右方向における他方側)に配置することが可能である。この部位(車体2の中央部を通過する上流管部75の反対側)は、排気装置57によって邪魔されることがなく、ABSユニット96の配置の自由度が向上する。また、排気装置57によるABSユニット96への熱的な影響を緩和することもできる。
ところで、図1で例示したオフロード仕様の自動二輪車1では、ABSユニット96を後輪ブレーキマスターシリンダー93に近い、車体2の右側中央部に配置することによって、ABSユニット96と後輪ブレーキマスターシリンダー93との間に設けられる配管(ブレーキフルードを流通させる配管、図示省略)の配置や経路を簡素化できる。このことは、ABSユニット96と後輪ブレーキマスターシリンダー93との間に設けられる配管が占有する領域の拡大を抑制し、かつ整備性を向上させる。
また、一般的に、自動二輪車1は、エンジン11の左側にマグネトー(図示省略)を備えている。このマグネトーには鉄製の部品が多用されているため、マグネトーは、エンジン11を構成する部品の中で、比較的に重い。そのため、エンジン11の重心は、マグネトーが配置されている左側へ偏る傾向がある。そこで、本実施形態に係る排気装置57および自動二輪車1は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されるマフラー72を備えている。排気装置57を構成する部品の中で、マフラー72は、比較的に重い。つまり、排気装置57および自動二輪車1は、エンジン11の左側に配置されるマグネトーと、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されるマフラー72と、を車体2の左右へ分配することで、車体2の左右における質量バランスを取り易くしている。
後輪7の幅が幅広になるほど、クランクケース41に収容される変速装置(図示省略)は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cに対して左右いずれかへ大きくオフセットする。本実施形態に係る自動二輪車1のように、ドライブチェーン37が車体2の左側に配置されている場合には、変速装置は左側へオフセットする。そうすると、ドライブチェーン37の質量、および左側へオフセットする変速装置の質量は、車体2の質量を左側へと偏らせる。そこで、本実施形態に係る排気装置57および自動二輪車1は、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されるマフラー72を備えている。つまり、排気装置57および自動二輪車1は、幅広な後輪7によって車体2の重心を左側へ偏らせるドライブチェーン37および変速装置と、自動二輪車1の前後方向に延びる中心線Cよりも右側に配置されるマフラー72と、を車体2の左右へ分配することで、車体2の左右における質量バランスを取り易くしている。
したがって、本発明に係る排気装置57および自動二輪車1によれば、排気装置57そのものの質量バランス(車両の左右方向の質量バランス)の不均衡を緩和し、排気装置57と排気装置57以外の構成部品とのバランス調整の自由度を向上できる。
1…自動二輪車、2…車体、5…前輪、6…ステアリング機構、7…後輪、8…スイングアーム、9…車体フレーム、11…エンジン、12…エンジン制御モジュール、13…ヘッドパイプ、15…メインフレーム、16…ピボットフレーム、17…ダウンチューブ、18…ジョイント部材、19…ロアチューブ、21…ブリッジ、22…リアフレーム、23…燃料タンク、25…ピボット軸、26…シートレール、27…シートピラーチューブ、28…シート、29…リアフェンダー、31…フロントフォーク、32…フロントフェンダー、33…ハンドル、33a…アクセルグリップ、35…リアサスペンションユニット、36…ドリブンスプロケット、37…ドライブチェーン、41…クランクケース、42…シリンダー、43…シリンダーヘッド、43a…出口フランジ、43b…入口フランジ、44…ヘッドカバー、53…左側ケースカバー、54…右側ケースカバー、56…吸気系統、57…排気装置、58…ラジエーター、61…タンクカバー、62…フレームカバー、71…排気管、72…マフラー、73…触媒、75…上流管部、75a…上流管部の上流端、75b…上流管部の下流端、76…横断管部、76b…横断管部の下流端、77…下流管部、77a…下流管部の上流端、77b…下流管部の下流端、78…屈曲部、78b…屈曲部の下流端、81…第二屈曲部、82…第三屈曲部、85…第一触媒、86…第二触媒、91…エアークリーナー、92…吸気管、93…後輪ブレーキマスターシリンダー、95…排気ガスセンサー、96…アンチロック・ブレーキ・システム・ユニット、97…リザーバータンク、98…ブリーザー室。

Claims (9)

  1. 鞍乗型車両に搭載される内燃機関の排気を導く排気管と、前記排気管の下流端に接続されるマフラーと、を備え、
    前記排気管は、
    前記内燃機関に接続され、かつ前記鞍乗型車両の左右いずれか一方側に配置される上流管部と、
    前記上流管部の下流端に連接され、かつ前記鞍乗型車両の左右いずれか一方側から他方側へ向かって、平面視において前記鞍乗型車両の前後方向に延びる中心線を跨がって延びる横断管部と、
    前記横断管部の下流端に連接され、前記鞍乗型車両の後方へ延びる下流管部と、を有する排気装置。
  2. 前記上流管部は、前記内燃機関に接続される上流端に近い屈曲部と、前記横断管部に連接される下流端と、を有し、
    前記排気管は、前記上流管部の前記屈曲部と前記下流端との途中であり、かつ前記下流端よりも前記屈曲部に近い場所に設けられる第一触媒を備える請求項1に記載の排気装置。
  3. 前記排気管は、
    前記上流管部に設けられて前記鞍乗型車両の左右いずれか一方側に配置される第一触媒と、
    前記下流管部に設けられて前記鞍乗型車両の左右いずれか他方側に配置される第二触媒と、を備える請求項1に記載の排気装置。
  4. 車体と、
    前記車体に搭載される内燃機関と、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の排気装置と、を備える鞍乗型車両。
  5. 前記内燃機関は、シリンダーを有し、
    前記上流管部は、前記鞍乗型車両の側面視において、前記シリンダーに重なる部分を有して前記鞍乗型車両の後方へ向かって延びる請求項4に記載の鞍乗型車両。
  6. 車体と、
    前記車体に搭載される内燃機関と、
    請求項2または3に記載の排気装置と、を備え、
    前記内燃機関は、シリンダーを有し、
    前記第一触媒は、前記鞍乗型車両の側面視において、前記シリンダーに重なる部分を有する鞍乗型車両。
  7. 前記車体の後方に配置される後輪と、
    前記後輪を回転可能に支持し、かつ前記車体に揺動可能に支持されるスイングアームと、
    前記車体と前記スイングアームとの間に架設される懸架装置と、を備え、
    前記横断管部は、前記後輪と前記懸架装置との間の空間を前記車体の幅方向へ横切る請求項4から6のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
  8. 前記懸架装置の後方に配置されるエアークリーナーと、
    前記エアークリーナーから前記内燃機関の吸気ポートへ吸気を導く吸気管と、を備え、
    前記車体は、シートと、前記シートを支える左右一対のシートレールと、を有し、
    前記エアークリーナーは、前記左右一対のシートレールの間に配置され、
    前記吸気管は、前記懸架装置の左右いずれか一方側を通過し、
    前記上流管部は、前記吸気管の真下に配置される部分を有し、
    前記横断管部は、前記エアークリーナーの真下に配置される部分を有する請求項7に記載の鞍乗型車両。
  9. 前記車体の左右いずれか他方側、かつ前記横断管部の前方側に配置されるアンチロック・ブレーキ・システムを備える請求項4から8のいずれか1項に記載の鞍乗型車両。
JP2018219914A 2018-11-26 2018-11-26 鞍乗型車両 Active JP7338145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018219914A JP7338145B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 鞍乗型車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018219914A JP7338145B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 鞍乗型車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020084880A true JP2020084880A (ja) 2020-06-04
JP7338145B2 JP7338145B2 (ja) 2023-09-05

Family

ID=70909777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018219914A Active JP7338145B2 (ja) 2018-11-26 2018-11-26 鞍乗型車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7338145B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022059274A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24
JP2022154821A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313671A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置
JP2006009648A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気浄化装置
JP2006194113A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Honda Motor Co Ltd 車両の排気装置
JP2007176466A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車用ブレーキ制御装置の配置構造
JP2008064068A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP3154342U (ja) * 2008-08-08 2009-10-15 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2010100224A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の排気装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005313671A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置
JP2006009648A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車の排気浄化装置
JP2006194113A (ja) * 2005-01-12 2006-07-27 Honda Motor Co Ltd 車両の排気装置
JP2007176466A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Honda Motor Co Ltd 自動2輪車用ブレーキ制御装置の配置構造
JP2008064068A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
JP3154342U (ja) * 2008-08-08 2009-10-15 ヤマハ発動機株式会社 自動二輪車
JP2010100224A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Suzuki Motor Corp 自動二輪車の排気装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022059274A1 (ja) * 2020-09-18 2022-03-24
JP2022154821A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

Also Published As

Publication number Publication date
JP7338145B2 (ja) 2023-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6225401B2 (ja) 鞍乗り型車両
EP1186526B1 (en) Engine mounting structure in motorcycle
JP4899625B2 (ja) 鞍乗型不整地走行車両
WO2011083514A1 (ja) 鞍乗り型車両の蒸発燃料制御装置
JP2006281858A (ja) 自動二輪車用エンジンの排気システム
CN108698498B (zh) 三轮跨骑座椅式车辆族系
US8707926B2 (en) Cylinder head cover structure of miniaturized vehicle
JP2014137001A (ja) 鞍乗型車両の排気装置
JP7367748B2 (ja) 自動二輪車の車体構造
JP7338145B2 (ja) 鞍乗型車両
JP5819202B2 (ja) 鞍乗り型車両
EP3135571B1 (en) Straddle type vehicle
JP2010126057A (ja) 鞍乗り型車両
CN108698664B (zh) 三轮跨骑座椅式车辆
CN110030124B (zh) 跨骑型车辆的过滤罐配置结构
JP2010196633A (ja) 鞍乗り型車両の吸気装置構造
CN112567114B (zh) 排气系统
JP4144383B2 (ja) 鞍乗型車両の燃料供給装置
JP3941803B2 (ja) スクータ型車両の吸気装置
JP6094904B2 (ja) 自動二輪車
JP6828139B2 (ja) 鞍乗り型車両のアンダーカバー構造
JP2022153076A (ja) 鞍乗型車両
JP2023088020A (ja) 鞍乗り型車両
JP2023147817A (ja) 鞍乗り型車両
JP6107025B2 (ja) 自動二輪車の排気バルブアクチュエータ配置構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210906

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230322

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230322

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230329

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230807

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7338145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151