JP2020084656A - パネル - Google Patents

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美慧 伊藤
Mie Ito
美慧 伊藤
剛志 岩渕
Tsuyoshi Iwabuchi
剛志 岩渕
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Abstract

【課題】長尺パネル感を表現することができるパネルを提供する。【解決手段】パネル1は、長手方向Xおよび短手方向Yのそれぞれにおいて、一側端面に雄実10A、10Bを有し他側端面に雌実20A、20Bを有し、それぞれの方向において、隣接するパネル1と実接合を可能としており、パネル1間を実接合した場合に、短手方向Bにおける実接合部30Bの上側の側端面間の隙間32寸法が、長手方向Xにおける実接合部30Aの上側の側端面間の隙間31寸法よりも大きくなるようにしてある。【選択図】図1

Description

本発明は、長手方向および短手方向のそれぞれにおいて、一側端面に雄実を有し他側端面に雌実を有したパネルに関する。
従来には、この種のパネルを用いてパネルの両方向のそれぞれにおいて実接合を可能としたものが種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この種のパネルでは、長手方向、短手方向のいずれにおいても、隣接するパネルとの実接合部の上側の側端面間は突き合わさった状態となり、ほとんど隙間ができないのが通例である(特許文献1の図6および図7参照)。なお、特許文献1のものは、長手方向の端部(短辺)に設けた雄実と、短手方向の端部(長辺)に設けた雄実とでは突出寸法が異なるが、表面側では隙間なく突き合わさった状態となっている。
このように四辺に実を有したパネルは、特許文献1のもののように、床材に多く利用されている。
実開平2−79744号公報
しかしながら、上述したようなパネルを天井に配設する場合、床と同じ見栄えになってしまい、天井らしい意匠性を表現することはできない。
また、長手方向、短手方向のいずれの実接合部においても、表面に露出する継ぎ目が同程度の隙間寸法に見えるため、四周の継ぎ目により、パネルそのものの外形しか表現できず、使用するパネル以上の長尺パネル感を表現することはできない。
特に、例えば図4に示すように、平面寸法を1×6尺(303mm×1818mm)とした床材用のパネル100を天井5に用いた場合、長尺感を表現することはほとんどできない。つまり、図4に示すように、長手方向に延びる目地溝101が形成されていても、パネル100間の継ぎ目102により303mmの短辺が直線状にそろってしまい、1×6尺物が使用してあることが容易に判別されてしまう。なお、図4中、6は壁、7は床である。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、長尺パネル感を表現することができるパネルを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のパネルは、長手方向および短手方向のそれぞれにおいて、一側端面に雄実を有し他側端面に雌実を有し、それぞれの方向において、隣接するパネルと実接合を可能としたパネルであって、パネル間を実接合した場合に、短手方向における実接合部の上側の側端面間の隙間寸法が、長手方向における実接合部の上側の側端面間の隙間寸法よりも大きくなるようにしたことを特徴とする。
本発明のパネルは上述した構成とされているため、長尺パネル感を表現することができる。
本発明の一実施形態に係るパネルの説明図である。(a)は同パネルの概略平面図、(b)は(a)のA−A線矢視一部省略拡大断面図、(c)は(a)のB−B矢視一部省略拡大断面図である。 同パネルの天井への施工例を示す模式的斜視図である。 本発明の他の実施形態に係るパネルの説明図である。(a)は同パネルの概略平面図、(b)は(a)のC−C線矢視一部省略拡大断面図、(c)は(a)のD−D矢視一部省略拡大断面図である。 従来の床材を天井に使用した施工例を示す模式的斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、以下の2種の実施形態の共通的事項について説明する。
これらのパネル1は、長手方向Xおよび短手方向Yのそれぞれにおいて、一側端面に雄実10A、10Bを有し他側端面に雌実20A、20Bを有し、それぞれの方向において、隣接するパネル1と実接合を可能としたものである。図1および図2に示すように、パネル1間を実接合した場合に、短手方向Yにおける実接合部30Bの上側の側端面間の隙間32寸法が、長手方向Xにおける実接合部30Aの上側の側端面間の隙間31寸法よりも大きくなるようにしてある。
このパネル1は、天井5や壁6、床7などに設置することのできる板状パネルである。パネル1の説明図である図1および図3は、パネル1を、表面を上方に向け底面を下方に向けた状態の図である。以下では、この状態を基準として上下方向等を規定して説明する。なお、図2はパネル1を天井5に設置した状態を示す斜視図であり、この施工状態ではパネル1の表面が下方を向いている。
このパネル1は、図1(a)および図3(a)に示すように、略長方形の平板状とされる。パネル1の寸法は、幅(短辺)寸法80mm、長さ(短辺)寸法1818mm、厚さ寸法5mmのものを好適に利用できるが、これには限られない。
パネル1としては、板状基材に表面材を貼り付けたものが用いられる。板状基材としては、木質系基材で形成されたものが挙げられる。木質系材料としては例えば、合板やLVL(単板積層材)などの木質積層板、MDF(中密度繊維板)やHDF(高密度繊維板)、パーティクルボード等の木質ボードが挙げられる。また、合成樹脂系材料など木質系材料以外の材料で形成された板状基材であってもよい。
表面材としては、天然木材(銘木)を加工等して形成された突板などの単板や、木目柄等の種々の柄(模様)が印刷された化粧印刷紙やオレフィン系などの合成樹脂系フィルム、石材、ガラス材が挙げられる。
ついで、図1に示したパネル1について、図1および図2にもとづいて詳細に説明する。
このパネル1の長手方向X、短手方向Yにおける各両側端面の一方に雄実10A、10B、他方に雌実20A、20Bが形成されている(図1(a)〜(c)参照)。以下では、長手方向Xの側端部(短辺)の雄実を雄実(短辺)10Aと表記し、長手方向Xの側端部(短辺)の雌実を雌実(短辺)20Aと表記する。同様に、短手方向Yの側端部(長辺)の雄実を雄実(長辺)10Bと表記し、短手方向の側端部(長辺)の雌実を雌実(長辺)20Bと表記する。また、雄実側および雌実側の上下の凹凸形状の名称や、雌雄実による実接合部30A、30Bについても同様に、(短辺)、(長辺)を付加して表記する。
図1(b)は、雄実(短辺)10Aおよび雌実(短辺)20Aの縦断面を含む縦断面図である。雄実(短辺)10Aは厚さ方向の略中央に側方に突出した凸条とされ、その上には上側凹条(短辺)11A、下には下側凹条(短辺)12Aが形成されている。
雌実(短辺)20Aは、雄実(短辺)10Aに係合し得る形状の凹条とされる。雌実(短辺)20Aの上には、雄実側の上側凹条(短辺)11Aに係合し得る形状の上側凸条(短辺)21Aが形成され、下には、雌実側の下側凹条(短辺)11Aに係合し得る形状の下側凸条(短辺)21Aが形成されている。図1(b)に示すように、側端面における凹凸の側方(外方)への突出寸法および内方への凹み寸法は、雄実側、雌実側間でほぼ合致している。
このように雌雄間で凹凸の突出、凹み寸法がほぼ合致している。そのため、設置面3上にパネル1を施工する場合、図1(b)に示すように、長手方向Xに隣接するパネル1との実接合部(短辺)30Aでは、表面側において、上側凹条(短辺)11Aと上側凸条(短辺)21Aとの間の継ぎ目31に隙間はほとんどできない。
一方、図1(c)は、短手方向Yの側端部(長辺)の雄実(長辺)10Bおよび雌実(長辺)20Bの縦断面を示したものである。長辺側についても短辺側と同様に、雄実(長辺)10Bは厚さ方向の略中央に側方に突出した凸条とされ、その上には上側凹条(長辺)11B、下には下側凹条(長辺)12Bが形成されている。
図1(c)に示すように、上側凹条(長辺)11Bの内方への凹み寸法は、上側凹条(短辺)11A(図1(b)参照)の凹み寸法よりも大きい。つまり、図1(a)に示すように、パネル1を平面視した場合、雄実(長辺)10Bは雄実(短辺)10Aよりも突出寸法が大きく見える。
また、雌実(長辺)20Bは、雄実(長辺)10Bに係合し得る形状の凹条とされている。雌実(長辺)20Bの上には、雄実側の上側凹条(長辺)11Bに係合し得る形状の上側凸条(長辺)21Bが形成され、下には、雌実側の下側凹条(長辺)12Bに係合し得る形状の下側凸条(長辺)22Bが形成されている。
長辺側はこのような形状であるため、設置面3上にパネル1を施工する場合、図1(c)に示すように、隣接するパネル1との実接合部(長辺)30Bでは、表面側において、上側凹条(長辺)11Bと上側凸条(長辺)21Bとの間に隙間32ができる。この隙間32は、長手方向Xの短辺どうしの実接合部(短辺)30Aにおける上側凹条(短辺)11Aと上側凸条(短辺)21Aとの間の継ぎ目31(隙間はほとんどない)(図1(b)参照)にくらべて寸法は大きい。
このようなパネル1を天井5に設置した場合、図2のように見える。すなわち、短手方向Yにおける実接合部(長辺)30B(図1(c)参照)にできる側端面間の大きな寸法の隙間32が底目地のように目立ち、短手方向Yに隣接するパネル1と独立、分離していることを強調できる。そのため長尺パネル感を表現することができる。特に80mm×1818mmのパネルを用いれば、さらに長尺感を強調することができる。
また、図1に示したパネル1は表面側の四辺の角部15に面取り加工がされていないため、長手方向Xに隣接するパネル1との継ぎ目31がほとんど目立たない。つまり、複数のパネル1が長手方向に連なっていても、継ぎ目31のない、全体で1枚の長尺パネルのように見える。
このパネル1は、天井5や壁6、床7などに施工することが可能である。ところで、床7においては、303mm×1818mmのパネル100(図4参照)が多く用いられているが、このパネル100を天井5や壁6に用いると違和感を覚え、すぐれた意匠性を表現できないおそれがある。
したがって、短手方向の実接合部(長辺)30Bに大きな隙間32ができる本パネル1は、床7に用いるよりは天井5や壁6に用いることがより適しており、そうすることで天井らしさ、壁らしさを表現することができる。
つぎに、図3に示したパネル1について説明する。
このパネル1は、長手方向X、短手方向Yにおける各側端面の凹凸の側方(外方)への突出の程度および内方への凹みの程度は、図1に示したパネル1のものとほぼ同じである。
このような形状であるため、設置面3上にパネル1を施工する場合、図3(c)に示すように、短手方向Yに隣接するパネル1との実接合部(長辺)30Bにおいては表面側には大きな隙間32ができる。この隙間32は、長手方向Xの短辺どうしの実接合部(短辺)30Aにおける上側凹条(短辺)11Aと上側凸条(短辺)21Aとの間の継ぎ目31(隙間はほとんどない)(図3(b)参照)にくらべて寸法は格段に大きい。この隙間32、31寸法の大小関係については、図1のパネル1とおおむね同様である。
本パネル1は、パネル1の表面に、長手方向Xに沿って複数の、短辺に平行な目地溝17が加工形成されている点(図3(a)(b)参照)と、表面側の四辺の角部15に面取り加工がされている点(図3(b)(c)参照)が、図1のパネル1とは異なる点である。
この目地溝17は断面V字状のもので、目地溝17を構成する一方の傾斜面の傾斜や深さ寸法は、面取り加工がされた角部15の傾斜面のものとほぼ同じとされる。
したがって、設置面3上にパネル1を施工する場合、その目地溝17の幅寸法は、長手方向Xにおける実接合部(短辺)30Aの上側の側端面間の継ぎ目31として露出する溝の幅寸法と略同じになる(図3(b)参照)。よって、パネル1の表面を平面視したときには、図3(d)のように、目地溝17と、長手方向における実接合部(短辺)30Aの上側の側端面間の継ぎ目31とはほとんど区別できなくなる。そのため、長尺パネル感を表現することができる。なお、短手方向Yにおける実接合部(長辺)30Bの上側の側端面間の隙間32としては、図1のものと同程度のものが露出する。
1 パネル
X 長手方向
Y 短手方向
10A 雄実(短辺)
20A 雌実(短辺)
10B 雄実(長辺)
20B 雌実(長辺)
15 角部
17 目地溝
30A 実接合部(短辺)
30B 実接合部(長辺)
31 継ぎ目(隙間)
32 隙間

Claims (3)

  1. 長手方向および短手方向のそれぞれにおいて、一側端面に雄実を有し他側端面に雌実を有し、それぞれの方向において、隣接するパネルと実接合を可能としたパネルであって、
    パネル間を実接合した場合に、短手方向における実接合部の上側の側端面間の隙間寸法が、長手方向における実接合部の上側の側端面間の隙間寸法よりも大きくなるようにしたことを特徴とするパネル。
  2. 請求項1において、
    長手方向における実接合部の上側の側端面間の隙間寸法と略同寸法幅の目地溝が、長手方向に沿って加工形成されていることを特徴とするパネル。
  3. 請求項1または2において、
    長手方向の端部における表面側の角部は面取り加工されていないことを特徴とするパネル。

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