JP2020080404A - 吐出された液滴を光学的に分析することにより表面品質を評価するシステムおよび方法 - Google Patents

吐出された液滴を光学的に分析することにより表面品質を評価するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板上に複数の液滴を吐出するインプリント処理を制御するシステムおよびプロセスを提供する。【解決手段】液滴を表す液滴情報が取得される。液滴情報に基づいて、液滴の液滴パラメータを含むセットが推定されうる。液滴パラメータの各々は特定の液滴を表す。テンプレートが液滴に接触する前に、セットのいずれかが範囲外にあるのか、またはセットの全てが範囲内にあるのかが判定されうる。セットのいずれかが範囲外にある第1の場合には、テンプレートが液滴に接触する前にインプリント処理が中止されうる。セットの全てが範囲内にある第2の場合には、テンプレートでインプリント処理が実行されうる。【選択図】図2

Description

本開示は、基板上にパターンをインプリントするシステムおよび方法に関する。
ナノファブリケーションは、100ナノメートル(nm)以下のオーダーのフィーチャを有する非常に小さい構造の製造を含む。ナノファブリケーションが大きな影響を及ぼした1つの用途は、集積回路の製造である。半導体プロセス業界は、基板上に形成される単位面積当たりの回路を増加させながら、より大きな生産歩留まりを追求し続けている。ナノファブリケーションの改善は、より大きなプロセス制御を提供すること、および/または、スループットを向上させることを含み、一方で、形成される構造の最小フィーチャ寸法の継続的な縮小も可能にする。
今日使用されている1つのナノファブリケーション技術は、一般にナノインプリント・リソグラフィと呼ばれている。ナノインプリント・リソグラフィは、例えば、集積デバイスの1つまたは複数の層を製造することを含む様々な用途で有用である。集積デバイスの例としては、CMOSロジック、マイクロプロセッサ、NANDフラッシュメモリ、NORフラッシュメモリ、DRAMメモリ、MRAM、3Dクロスポイントメモリ、Re−RAM、Fe−RAM、STT−RAM、MEMSなどが挙げられるが、これらに限定されない。例示的なナノインプリント・リソグラフィ・システムおよびプロセスは、米国特許第8,349,241号、米国特許第8,066,930号、および米国特許第6,936,194号などの多数の刊行物に詳細に記載されており、これらの全ては引用により本明細書に組み込まれる。
前述の特許の各々に開示されているナノインプリント・リソグラフィ技術は、成形可能材料の(重合可能な)層にレリーフパターンを形成し、レリーフパターンに対応するパターンを下地の基板の中および/または上に転写することを記載している。パターニング処理は、基板から離間したテンプレートを使用し、成形可能な液体がテンプレートと基板との間に供給される。成形可能な液体は、成形可能な液体に接触するテンプレートの表面の形状に一致するパターンを有する固体層を形成するように固化される。固化後、テンプレートは、テンプレートと基板とが離間するように、固化層から分離(剥離)される。次に、基板および固化層は、エッチング処理などの追加の処理にかけられ、固化層のパターンに対応するレリーフ画像を基板に転写する。パターニングされた基板は、例えば、硬化、酸化、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料の除去、ダイシング、ボンディング、およびパッケージングなどを含む、デバイス(物品)製造のための公知の工程および処理に更にかけられうる。
上述の処理では、成形可能な液体が、コーティングされた基板上に複数の液滴として堆積される。基板上のコーティングが損傷していたり、形成不良であったり、または欠損していたりする場合、テンプレートは、パターニング処理によって損傷を受ける可能性がある。コーティングは非常に薄く、基板上のコーティングが損傷しているか、形成不良であるか、または欠損しているかどうかを検出することは困難である。必要とされているのは、パターニング処理を遅らせずにテンプレートを保護するようにコーティングを検出する方法である。
少なくとも第1実施形態は、インプリント処理を制御するプロセスでありうる。前記インプリント処理は、基板上に複数の液滴を吐出する工程を含みうる。前記インプリント処理は、前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得する工程を更に含みうる。前記インプリント処理は、前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定する工程を更に含みうる。前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表しうる。テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にありうるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にありうるのかを判定する。前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合には、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に前記インプリント処理が中止されうる。前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合には、前記テンプレートで前記インプリント処理が実行される。
第1実施形態の一態様において、前記液滴情報は、前記基板上における前記1以上の特定の液滴のうち前記単一の特定の液滴の画像でありうる。
第1実施形態の一態様において、前記1以上の液滴パラメータは、前記単一の特定の液滴の推定平均直径でありうる直径要素を含む。また、前記1以上の範囲は、前記単一の特定の液滴の予定直径の75%の下限を有することができ且つ上限を有さない直径範囲を含む。また、前記予定直径は、前記基板上に吐出される前記単一の特定の液滴の予定体積と、前記単一の特定の液滴が前記基板上に吐出されるときと前記単一の特定の液滴の前記画像が得られるときとの間の期間と、に基づいて推定されうる。
第1実施形態の一態様において、前記液滴情報はまた、前記複数の液滴のうち2以上の液滴を表す画像でありうる。
第1実施形態の一態様において、前記セットはまた、1以上の統計量も含みうる。前記1以上の統計量のうちの各統計量は、前記セット内の前記液滴パラメータに基づいて算出される前記2以上の液滴の統計的特性を表しうる。前記1以上の範囲は、1以上の統計的範囲でありうる。
第1実施形態の一態様において、各液滴パラメータは、前記2以上の液滴のうちの各液滴の推定平均直径を表す直径要素を含みうる。前記2以上の液滴のうちの各液滴は、予定直径を有しうる。前記予定直径は、前記基板上に吐出される各液滴の予定体積と、各液滴が前記基板上に吐出されるときと各液滴の前記画像が得られるときとの間の期間と、に基づいて推定されうる。
第1実施形態の一態様において、前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径偏差を含みうる。前記複数の液滴直径偏差のうちの各液滴直径偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記直径要素との差である。前記統計量は、前記複数の液滴直径偏差の平均値または中央値の1つでありうる。前記統計範囲は、平均予定直径の75%の下限を有することができ且つ上限を有さない。
第1実施形態の一態様において、前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径標準偏差を含みうる。前記複数の液滴直径標準偏差のうちの各液滴直径標準偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記液滴直径要素との差、および、各液滴の前記予定直径により除算された前記差である。前記1以上の液滴パラメータは、前記複数の液滴直径標準偏差を含む。前記統計量は、前記複数の液滴直径標準偏差の平均値、中央値、または標準偏差の1つでありうる。前記統計範囲は、±0.25でありうる。
第1実施形態の一態様において、前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径偏差を含みうる。前記複数の液滴直径偏差のうちの各液滴直径偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記直径要素との差でありうる。前記統計量は、前記複数の液滴偏差の標準偏差でありうる。前記統計範囲は、25%でありうる。
第1実施形態の一態様において、前記基板は、複数のインプリント領域を含みうる。また、各インプリント領域についての液滴情報は、各インプリント領域がインプリントされる前に取得されうる。
第1実施形態の一態様において、前記液滴情報は、2以上の液滴が前記基板上に堆積される第1領域から反射された光の第1平均強度、前記2以上の液滴が前記基板上に堆積される前記第1領域から反射された前記光の第1コントラスト比、前記特定の液滴が前記基板上に堆積される第2領域から反射された光の第2平均強度、前記特定の液滴が前記基板上に堆積される前記第2領域から反射された前記光の第2コントラスト比、および、複数の画素、のうちの1つであり得、前記複数の画素のうちの各画素は、前記特定の液滴が前記基板上に堆積される前記領域から反射された前記光の一部を表す。
第1実施形態の一態様において、前記特定の液滴の前記1以上の液滴パラメータの各々は、第1方向に沿った前記特定の液滴の予定中心を通る第1弦の推定長さ、前記第1方向における前記液滴の推定中心を通る第2弦の推定長さ、前記特定の液滴の推定エッジ上の2つの点を結んで通る第3弦の推定長さ、前記特定の液滴の推定直径、前記特定の液滴の推定半径、前記特定の液滴の推定偏心度、前記特定の液滴の推定真円度、前記特定の液滴の推定コンパクト度、前記特定の液滴の推定円周、前記特定の液滴の推定面積、および、前記特定の液滴の前記推定面積により除算された前記特定の液滴の前記推定円周の二乗によって推定される前記特定の液滴の等周比、を表す。
第1実施形態の一態様において、前記基板は、複数のインプリント領域を含みうる。また、前記複数のインプリント領域のうち1つのインプリント領域についての液滴情報は、前記複数のインプリント領域のいずれかをインプリントする前に取得されうる。さらに、前記1つのインプリント領域以外の前記複数のインプリント領域についての液滴情報は取得されない。
第1実施形態の一態様において、前記1以上の液滴パラメータのうち特定の液滴パラメータにより表される前記特定の液滴の特定の物理的特性は、前記特定の液滴の推定平均液滴直径と前記特定の液滴の予定液滴直径との直径差、前記特定の液滴の推定一般座標位置と前記特定の液滴の予定一般座標位置との一般絶対位置差、第1軸に沿った前記特定の液滴の推定第1座標位置と前記第1軸に沿った前記特定の液滴の予定第1座標位置との第1座標位置差、前記第1軸と垂直である第2軸に沿った前記特定の液滴の推定第2座標位置と前記第2軸に沿った前記特定の液滴の予定第2座標位置との第2座標位置差、前記特定の液滴の推定半径と前記特定の液滴の予定半径との半径差、前記特定の液滴の推定偏心度と前記特定の液滴の予定偏心度との偏心度差、前記特定の液滴の推定真円度と前記特定の液滴の予定真円度との真円度差、前記特定の液滴の推定コンパクト度と前記特定の液滴の予定コンパクト度とのコンパクト度差、前記特定の液滴の推定円周と前記特定の液滴の予定円周との円周差、前記特定の液滴の推定面積と前記特定の液滴の予定面積との面積差、および、前記特定の液滴の前記推定面積により除算された前記特定の液滴の前記推定円周の二乗によって推定される前記特定の液滴の推定等周比と前記特定の液滴の予定等周比との等周比差、から選択されうる。
第1実施形態の一態様において、前記液滴情報は、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記テンプレートを通過した前記特定の液滴からの光を取得する撮像装置によって取得された画像でありうる。
第1実施形態の一態様において、前記画像は、前記テンプレートと前記基板とが互いに向かって移動する前に取得される。
第1実施形態の一態様において、前記画像は、前記基板と平行な方向に移動することを含む方向に前記テンプレートと前記特定の液滴とが互いに対して移動している間に取得されうる。
第1実施形態の一態様において、前記液滴情報は、前記テンプレートが前記複数の液滴に重ね合わされる前に、前記特定の液滴からの光を取得する撮像装置によって取得された画像でありうる。
少なくとも第2実施形態は、テンプレートを用いて基板上にパターンを形成するインプリント装置でありうる。前記インプリント装置は、前記基板を保持するように構成された基板ホルダを含みうる。前記インプリント装置は、前記基板上に複数の液滴を吐出するように構成されたディスペンサを更に含みうる。前記インプリント装置は、前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得するように構成された撮像システムを更に含みうる。前記インプリント装置は、前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定するように構成されたプロセッサを更に含みうる。前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表しうる。前記プロセッサは、テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にあるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にあるのかを判定するように更に構成されうる。前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合、前記プロセッサは、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前にインプリント処理を中止するための指示を送信するように構成されうる。前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合、前記プロセッサは、前記テンプレートで前記インプリント処理を実行するための指示を送信するように構成されうる。
少なくとも第3実施形態は、物品を製造する方法でありうる。前記方法は、成形可能材料の複数の液滴を基板上に吐出する工程を含みうる。前記方法は、前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得する工程を更に含みうる。前記方法は、前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定する工程を更に含みうる。前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表しうる。前記方法は、テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にあるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にあるかを判定する工程を更に含みうる。前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合には、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前にインプリント処理が中止されうる。前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合には、前記基板上の前記成形可能材料を前記テンプレートに接触させて前記基板上の前記成形可能材料にパターンを形成することによって前記インプリント処理が実行されうる。前記方法は、前記パターンが形成された前記基板を加工する工程を更に含み得、前記加工された基板から前記物品が製造される。
本開示のこれら及び他の目的、特徴および利点は、添付の図面および提供される請求の範囲とあわせて、本開示の例示的な実施形態の以下の詳細な説明を読むことによって明らかになるのであろう。
本発明の特徴および利点が詳細に理解され得るように、本発明の実施形態のより具体的な説明は、添付の図面に示される実施形態を参照することによってなされうる。しかしながら、添付の図面は本発明の典型的な実施形態を示すに過ぎず、したがって、本発明は他の等しく有効な実施形態を認めることができるため、本発明の特許範囲を限定するものと見なされるべきではないことに留意されたい。
図1は、一実施形態で使用される基板から離間されたメサを有するテンプレートを有する例示的なナノインプリント・リソグラフィシステムの図である。
図2は、一実施形態で使用される例示的なインプリント方法の図である。
図3Aは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。 図3Bは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。 図3Cは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。
図4Aは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。 図4Bは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。 図4Cは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。 図4Dは、一実施形態で使用されうる液滴情報の図である。
図面を通して、別段の記載がない限り、同じ参照番号および文字は、図示された実施形態の同様の特徴、要素、構成要素または部分を示すために使用される。また、本開示は、図面を参照して詳細に説明されるが、図示された例示的な実施形態に関連して行われる。添付の特許請求の範囲によって定義される主題の開示の真の範囲および精神から逸脱することなく、記載された例示的な実施形態に対して変更および修正を行うことができることが意図される。
インプリントは、非常に薄いコーティング(1〜5nm)を有する基板上に行われうる。欠損している又は形成不良であるコーティングを基板が有する場合、インプリントに使用されるテンプレートは、損傷を受ける可能性がある。基材上の非常に薄いコーティングの存在または品質を評価するための方法は、時間がかかり(1分程度)、高価であり、および/または、統計ベース以外のものでの大量生産のためのインライン分析には適していない。必要とされるのは、インプリント処理に対して大幅なコストまたは時間を加えることなく基板上の非常に薄いフィルムの存在および/または品質を評価することができ、すべての基板に使用することができるシステムおよび/または方法である。
ナノインプリントシステム
図1は、一実施形態が実行されうるナノインプリント・リソグラフィシステム100の図である。ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、基板102上にレリーフパターンを形成するために使用される。基板102は、基板チャック104に結合されうる。基板チャック104は、真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャック等であってもよいが、これらに限定されない。
基板102および基板チャック104は、基板位置決めステージ106によって更に支持されてもよい。基板位置決めステージ106は、x、y、z、θおよびφ軸のうちの1以上に沿った並進および/または回転運動を提供することができる。基板位置決めステージ106、基板102および基板チャック104はまた、ベース(図示せず)上で位置決めされうる。基板位置決めステージは、位置決めシステムの一部であってもよい。
基板102から離間されているのがテンプレート108である。テンプレート108は、基板102に向かって延びるメサ(モールドとも呼ばれる)110を有する本体を含みうる。メサ110は、その上にパターニング面112を有しうる。あるいは、テンプレート108は、メサ110なしで形成されてもよく、この場合、基板102に対面するテンプレートの表面はモールド110と等価であり、パターニング面112は、基板102に対面するテンプレート108の該表面である。
テンプレート108および/またはモールド110は、溶融シリカ、石英、シリコン、有機ポリマ、シロキサンポリマ、ホウケイ酸ガラス、フルオロカーボンポリマ、金属、硬化サファイアなどを含むがこれらに限定されない材料から形成されてもよい。パターニング面112は、複数の離間したテンプレートリセス114(凹部)および/またはテンプレート突起116によって画定されるフィーチャを含むが、本発明の実施形態は、そのような構成に限定されない(例えば平坦面)。パターニング面112は、基板上に形成されるべきパターンの基礎を形成するパターンを画定する。代わりの実施形態では、パターニング面112は、フィーチャーレスであり、その場合、平坦面が基板上に形成される。
テンプレート108は、テンプレートチャック118に結合されうる。テンプレートチャック118は、真空チャック、ピン型チャック、溝型チャック、静電チャック、電磁チャック、および/または他の同様のチャックタイプであってもよいが、これらに限定されない。テンプレートチャック118は、テンプレート108にわたって変化する応力、圧力および/または歪みをテンプレート108に与えるように構成されてもよい。テンプレートチャック118は、テンプレートチャック118、インプリントヘッド、およびテンプレート108が少なくともz軸方向、および潜在的に他の方向(例えば、x、y、θ、およびφ軸)に移動可能となるようにブリッジ120に順番に移動可能に結合されうるインプリントヘッドに結合されうる。位置決めシステムは、テンプレート108を移動させる1以上のモータを含みうる。
ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、流体ディスペンサ122を更に含みうる。流体ディスペンサ122はまた、ブリッジに移動可能に連結されてもよい。一実施形態では、流体ディスペンサ122およびテンプレートチャック120は、1以上の位置決め構成要素を共有する。代わりの実施形態では、流体ディスペンサ122およびテンプレートチャック120は、互いから独立して移動する。流体ディスペンサ122は、液体成形可能材料124(例えば、重合可能材料)を基板102上にパターンで堆積させるために使用されうる。追加の成形可能材料124はまた、滴下ディスペンス、スピンコーティング、浸漬コーティング、化学気相蒸着(CVD)、物理気相蒸着(PVD)、薄膜堆積、厚膜堆積などの技術を使用して基板102に追加されうる。成形可能材料124は、設計上の考慮事項に応じて、モールド112と基板102との間に所望の体積が画定される前および/または後に、基板102上に吐出(分配、供給)されうる。成形可能材料124は、米国特許第7,157,036号および米国特許第8,076,386号に記載されているようなモノマーを含む混合物を含んでもよく、これらは両方とも参照により本明細書に組み込まれる。
異なる流体ディスペンサ122は、成形可能材料124を吐出するために異なる技術を使用してもよい。成形可能材料124が噴射可能である場合、成形可能材料を吐出するためにインクジェット型のディスペンサが使用されうる。例えば、熱インクジェット、微小電気機械システム(MEMS)ベースのインクジェット、および圧電インクジェットが、噴射可能な液体を吐出するための一般的な技術である。
ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、露光経路128に沿って化学線エネルギを導くエネルギ源126を更に含みうる。インプリントヘッドおよび基板位置決めステージ106は、テンプレート108および基板102を露光経路128と重ね合わせて位置決めするように構成されうる。スプレッドカメラ136は同様に、スプレッドカメラ136の撮像視野が露光経路128と重なるように配置されうる。スプレッドカメラ136は、テンプレート108の下の成形可能材料の拡がりを検出するように構成されうる。
ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、スプレッドカメラ136から分離している液滴検査システム138を更に含みうる。液滴検査システム138は、CCD、カメラ、ラインカメラ、および/または光検出器のうちの1以上を含みうる。液滴検査システム138は、レンズ、ミラー、アパーチャ(絞り)、フィルタ、プリズム、偏光子、ウィンドウ、適応光学系、および/または光源などの1つまたは複数の光学構成要素を含みうる。液滴検査システム138は、パターニング面112が基板102上の成形可能材料124に接触する前に、液滴を検査するように配置されうる。
成形可能材料124が基板上に吐出される前に、コーティング140が基板102に供給(塗布)される。一実施形態では、コーティング140は接着層である。一実施形態では、コーティング140は、基板が基板チャック104上にロードされる前に基板102に供給される。代わりの実施形態では、コーティング140は、基板102が基板チャック104上にある間に基板102に供給される。一実施形態では、コーティング140は、スピンコーティング、浸漬コーティングなどによって供給される。一実施形態では、基板102は半導体ウェハである。別の実施形態では、基板102は、インプリント後に娘(子)テンプレートを作製するために使用されるブランクテンプレート(レプリカブランク)である。
ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、基板位置決めステージ106、インプリントヘッド、流体ディスペンサ122、電源126、スプレッドカメラ136、および/または液滴検査システム138などの1以上の構成要素および/またはサブシステムと通信する1以上のプロセッサ132(コントローラ)によって調整、制御、および/または指示されうる。プロセッサ132は、非一時的なコンピュータ可読メモリ134に格納されたコンピュータ可読プログラム内の指示(命令)に基づいて動作しうる。プロセッサ132は、CPU、MPU、GPU、ASIC、FPGA、DSP、および汎用コンピュータのうちの1以上であるか、またはそれらを含みうる。プロセッサ132は、専用に構築されたコントローラであってもよいし、またはコントローラになるように適合される汎用コンピューティングデバイスであってもよい。非一時的なコンピュータ可読メモリの例は、RAM、ROM、CD、DVD、Blu−Ray、ハードドライブ、ネットワーク接続されたストレージ(NAS)、イントラネット接続された非一時的なコンピュータ可読ストレージデバイス、およびインターネット接続された非一時的なコンピュータ可読ストレージデバイスを含むが、これらに限定されない。
インプリントヘッド、基板位置決めステージ106、またはその両方は、成形可能材料124で充填される所望の体積を画定するようにモールド110と基板102との間の距離を変化させる。例えば、インプリントヘッドは、モールド110が成形可能材料124と接触するようにテンプレート108に力を加えることができる。所望の体積が成形可能材料124で充填された後、エネルギ源126は、例えば化学線(UV)などのエネルギを生成し、成形可能材料124を硬化、固化、および/またはクロスリンクさせ、基板表面130およびパターニング面112の形状に一致させ、基板102上にパターン層を画定する。成形可能材料124は、テンプレート108が成形可能材料124と接触している間に硬化され、基板102上にパターン層を形成する。したがって、ナノインプリント・リソグラフィシステム100は、パターニング面112のパターンの逆であるリセスおよび突起を有するパターン層を形成するためのインプリント処理を使用する。
インプリント処理は、基板表面130にわたって拡がる複数のインプリント領域において繰り返し行われうる。インプリント領域の各々は、メサ110と同じサイズであってもよいし、メサ110のパターン領域と同じサイズであってもよい。メサ110のパターン領域は、デバイスのフィーチャであるパターンを基板102上にインプリントするために使用される、または、その後の処理でデバイスのフィーチャを形成するために使用される、パターニング面112の領域である。メサ110のパターン領域は、押し出しを防止するために使用される流体制御フィーチャを含んでもよいし含まなくてもよい。代わりの実施形態では、基板102は、基板102またはメサ110でパターニングされうる基板102の領域と同じサイズの1つのインプリント領域のみを有する。代わりの実施形態では、インプリント領域は重なり合う。インプリント領域のいくつかは、基板102の境界と交差する部分インプリント領域であってもよい。
パターン層は、各インプリント領域において基板表面130上の最高点より上の残膜厚(RLT)を有する残留層を有するように形成されうる。パターン層はまた、厚さを有する残留層の上に延在する突起などの1以上のフィーチャを含みうる。これらの突起は、メサ110のリセス114(凹部)と一致する。
コーティング検査
基板102は、ウェハまたはテンプレート・レプリカブランクであってもよい。本出願人は、インプリントの前にコーティング140を供給することが有利であることを見出した。コーティング140は、複数の機能を提供することができる。一実施形態では、コーティング140は接着コーティングであってもよい。一実施形態では、コーティング140は、成形可能材料124の液滴の接触角を低減させうる。接触角を減少させることは、パターニング面112が成形可能材料124に接触する前において成形可能材料124が拡がる速度を増加させる。成形可能材料124が拡がる速度を増加させることは、全体のスループットを増加させる。一実施形態では、コーティング140は、硬化後の成形可能材料124の基板への接着性を向上させることができる。接着性を向上させることは、成形可能材料124が基板102に付着したままでテンプレート108を汚染しないことを確実にするのに役立つ。一実施形態では、コーティング140は、基板102およびテンプレート108を互いに損傷しないように保護することができる。
コーティング140がコーティング・プロセス・エラーのために欠損している又は形成不良である場合、結果として生じるインプリントパターンの欠陥を増加させ、テンプレート108を汚染することに繋がる可能性がある。コーティング140は、非常に薄くてもよく、コーティング140に悪影響を及ぼすことなくコーティング140の品質および/または存在を評価することは困難でありうる。一実施形態では、コーティング140は、1〜5nmの厚さを有することができる。
インプリント処理中、成形可能材料124は、複数の液滴124として基板上に堆積されうる。本出願人は、これらの液滴が堆積された後、且つパターニング面112が成形可能材料124に接触する前に、これらの液滴が特定の時点で検査される場合、コーティング140の存在および品質を判断することができることを見出した。一実施形態では、液滴124は、基板102上に堆積された後、2000、1000、500、100、50、10、または1ミリ秒(ms)で検査される。
液滴検査システム138またはスプレッドカメラ136などの光学システムは、液滴124を検査するために使用されうる。液滴検査システム138またはスプレッドカメラ136は、基板102上の成形可能材料124の1以上の液滴の画像を取得することができ、これをメモリ134に記憶することができる。画像の異なる部分は、撮像素子(イメージセンサ)の走査速度に応じて異なる時間に取得されてもよい。したがって、各液滴に関連する画像の一部は、異なる時間に取得されてもよい。プロセッサ132は、特定の時間に成形可能材料124の液滴の形状および直径を検査するために使用されうる。一実施形態では、液滴は、特定の位置に高精度に堆積される。プロセッサ132は、特定の液滴に関連する液滴パラメータを測定するために画像処理技術を使用しうる。各液滴パラメータは、特定の液滴の特定の物理的特性を表しうる。例えば、液滴パラメータは、特定の液滴の直径を表してもよい。統計量はまた、2以上の液滴パラメータ、例えば2以上の液滴の平均直径に基づいて決定されてもよい。プロセッサ132はまた、目詰まりしたノズルに起因して欠損した液滴を識別するために使用されてもよい。プロセッサ132はまた、部分的に目詰まりしたノズルに起因して逸れた(逸脱した)液滴を識別するために使用されてもよい。単一の画像は、複数の液滴のうちの1つの液滴または2以上の液滴を含むことができる。プロセッサ132は、テンプレート108が成形可能材料124の複数の液滴と接触する前にテンプレート108を通過した特定の液滴からの光を得るスプレッドカメラ136などの撮像装置によって得られる画像として、液滴情報を得るために使用されてもよい。
一実施形態で使用されうる潜在的な液滴パラメータの例は、第1の方向に沿って特定の液滴の予定中心を通る第1弦の推定長さ、第1の方向における液滴の推定中心を通る第2弦の推定長さ、特定の液滴の推定エッジ上の2つの点を結んで通る第3弦の推定長さ、特定の液滴の推定直径、特定の液滴の推定半径、特定の液滴の推定偏心度、特定の液滴の推定真円度、特定の液滴の推定コンパクト度、特定の液滴の推定円周、特定の液滴の推定面積、および、特定の液滴の推定面積により除算された特定の液滴の推定円周の二乗によって推定される特定の液滴の等周比である。液滴が最初に堆積されるとき、液滴は、最初は丸い形状を有してもよく、これは基板102のトポグラフィおよび/またはコーティング140との相互作用のために拡がるにつれて丸くならなくなる。例えば、液滴は、全体として液滴が広がるよりも速く外側に延びるフィンガを発達させうる。一実施形態では、潜在的な液滴パラメータは、撮像素子の走査方向と位置合わせされた画像液滴のエッジ上の2つの点の間の弦の推定長さでありうる。
本出願人は、適切に形成されたコーティング140を有する基板102が、高い反復可能な平均直径を有する吐出後の成形可能材料124の大きな直径の液滴を示すであろうことを見出した。しかしながら、コーティング140が欠損している場合、本出願人は、吐出後の成形可能材料の液滴が、コーティングされていない基板の濡れ性に対するコーティングされた基板の濡れ性の差に起因して非常に小さい液滴直径を有することを見出した。
本出願人はまた、コーティング140が形成不良である(形成不良コーティング140の非限定的な例は、不均一な厚さを有するフィルムである)場合、成形可能材料の液滴の液滴サイズおよび/または形状(すなわち、各種液滴パラメータのいずれか)の変動が増加することを見出した。
例示的な実施形態では、成形可能材料124の複数の液滴は、コーティングされた基板上に堆積される。成形可能材料124の小さな液滴(10pL未満)が最初に基板102上に付着するとき、液滴のサイズおよび/または形状は基板上に付着する液滴の最初のミリ秒(ms)程度の間に、非単調な方法で劇的に変化しうる。例えば、最初のミリ秒(ms)の間に、液滴は、跳ね返り、拡がり、分割し、高さが高くなりながら直径が収縮するなどを起こしうる。液滴が最初に付着するときの液滴の動力、および液滴の挙動は、付着速度、体積、トポグラフィなどによって支配される。最初の付着期間(例えば1〜2ms)の後、付着エネルギは消散し、表面との液滴の濡れ角は、液滴の拡がりに対してより大きな影響を有し始める。本出願人は、コーティングされた基板上の液滴の平均液滴直径が10ms後に80μmになることを見出した。出願人はまた、コーティングされていない基板上の同じ液滴の平均液滴直径が10ms後に60μmになることを見出した。一実施形態では、平均液滴直径は、基板102上の液滴の光学観察に基づいて推定される。光学観察により液滴直径が25%減少していると判定された場合、インプリント処理を中止することができる。インプリント処理を中止することにより、テンプレート108および/または基板102は、故意ではない欠損または形成不良のコーティング140から保護されうる。
プロセッサ132は、スプレッドカメラ136または液滴検査システム138などの光学システムと組み合わせて、基板102上の液滴の画像を取得し、分析することができる。この分析に基づいて、パターニング面112が成形可能材料に接触する前に基板102の表面状態を判定することができる。これは、テンプレート108への損傷も防止しながら、欠陥を低減し、インプリント処理のエラーを早期に検出するのに役立つ。
インプリント処理
図2は、複数の基板側インプリント領域(パターン領域またはショット領域とも呼ばれる)上における形成可能材料124内にパターンを形成するために使用されうる、ナノインプリント・リソグラフィシステム100によるインプリント処理200のフローチャートである。処理200におけるステップの順序の任意の性質は、破線の矢印で示されている。インプリント処理200は、ナノインプリント・リソグラフィシステム100によって複数の基板102に対して繰り返し実行されうる。プロセッサ132は、インプリント処理200を制御するために使用されうる。
インプリント処理200の開始は、テンプレート搬送機構にテンプレート108をテンプレートチャック118上に搭載させるプロセッサ132のテンプレート搭載ステップS202を含みうる。インプリント処理200はまた、基板102にコーティング140を供給する(被覆する、塗布する)コーティングステップS204を含みうる。コーティングステップS204は、ナノインプリント・リソグラフィシステム100内に基板がロードされる前に実行されてもよい。一実施形態では、コーティング140は、スピンコーティング、浸漬コーティングなどによって供給され、次いで、コーティングされた基板は、複数のコーティングされた基板を含むカセット内にロードされる。代わりの実施形態では、ナノインプリント・リソグラフィシステム100は基板をコーティングする(被覆する)。コーティングステップS204は、ステップS202の前、後、または同時に実行されてもよい。
基板搭載ステップS206において、プロセッサ132は、基板搬送機構に基板102を基板チャック104に搭載させる。テンプレート108および基板102がナノインプリント・リソグラフィシステム100のインプリント装置に搭載される順序は特に限定されず、テンプレート108および基板102は順次または同時に搭載されてもよい。ナノインプリント・リソグラフィシステム100が基板をコーティングしない実施形態では、コーティング140を有する基板102が基板チャック104上にロードされる。
位置決めステップS208において、プロセッサ132は、基板位置決めステージ106およびディスペンサ位置決めステージ(図示せず、テンプレートを移動させることもできる)の一方または両方に、基板102のインプリント領域i(インデックスiは最初に1に設定されうる)を流体ディスペンサ122の下の流体吐出位置に移動させうる。基板102は、N個のインプリント領域に分割され得、各インプリント領域は、インデックスiによって識別される。吐出ステップS210において、プロセッサ132は、流体ディスペンサ122に、形成可能材料124の複数の液滴を基板のインプリント領域i上に吐出させうる。一実施形態では、流体ディスペンサ122は、成形可能材料124を複数の液滴として吐出する。流体ディスペンサ122は、1つのノズルまたは2以上のノズルを含むことができる。流体ディスペンサ122は、1以上のノズルから成形可能材料124を同時に噴射することができる。インプリント領域iは、流体ディスペンサが成形可能材料124を吐出している間、流体ディスペンサ122に対して移動させうる。したがって、いくつかの液滴が基板上に付着する時間は、インプリント領域iにわたって変化しうる。
インプリント処理200は、液滴検査ステップS212を含む。液滴検査ステップS212は、複数の液滴のうちの特定の液滴を表す液滴情報を取得することを含む。液滴検査ステップS212はまた、ステップS210で吐出された1以上の液滴の検査と、この検査に基づいて1以上の液滴パラメータを含むセットを推定することとを含みうる。セット内の各液滴パラメータは、2以上の液滴のうちの単一の液滴の物理的特性を表すことができる。1以上の液滴パラメータのセットは、複数の液滴のうち単一の液滴に関連する2以上の液滴パラメータを含むことができる。例えば、当該セットは、2以上の液滴のうちの各単一の液滴についての直径パラメータおよび位置パラメータを含みうる。液滴の検査は、専用の液滴検査システム138またはスプレッドカメラ136を用いて行われうる。一実施形態では、専用の液滴検査システム138およびスプレッドカメラ136の一方または両方が、テンプレート108が成形可能材料124の複数の液滴に接触する前に基板上の特定の液滴の画像を取得するために用いられうる。画像はまた、基板102上に吐出された複数の液滴のうちの2以上の液滴を含んでもよい。当該セットはまた、2以上の液滴の物理的特性を表す2以上の液滴パラメータに基づいて決定される統計量を含むことができる。専用の液滴検査システム138およびスプレッドカメラ136の一方または両方は、液滴情報を取得するときに利用可能な画素のサブセットから画像を取得するように構成されてもよい。画像は、液滴がディスペンサから噴射されたとき、または液滴が基板上に付着したときから測定される設定時間で取得されてもよい。設定時間は、1.0、0.5、0.1、0.05、0.01、または0.001秒とすることができる。設定時間は、形成不良な又はコーティングされていない基板上でどのくらい拡がるのかに対して、適切にコーティングされた基板上に液滴が付着したときに液滴がどのくらい拡がるのかによって決定されうる。設定時間は、吐出に割り当てられた時間と、テンプレートが液滴に接触する時間と、インプリント処理を中止するのに必要な時間(100〜500ms)との間に制限される。この割り当て時間は、インプリントのスループットを高く保つために短く保たれる。検査ステップS212は、ステップS210が依然として実行されている間、またはステップS210が終了した後に開始することができる。
一実施形態では、検査ステップS212中に取得される液滴情報は、デジタル画像、アナログ信号、アナログ値、および/またはデジタル値などのいくつかのタイプの情報のうちの1以上である。一実施形態では、液滴情報は、2以上の液滴が基板上に堆積される第1領域から反射された光の第1平均強度を含む。一実施形態では、液滴情報は、2以上の液滴が基板上に堆積される第1領域から反射された光の第1コントラスト比を含む。一実施形態では、液滴情報は、特定の液滴が基板上に堆積される第2領域から反射された光の第2平均強度を含む。一実施形態では、液滴情報は、特定の液滴が基板上に堆積される第2領域から反射された光の第2コントラスト比を含む。一実施形態では、液滴情報は、複数の画素を含み、複数の画素のうちの各画素は、特定の液滴が基板上に堆積される領域から反射された光の一部を表す。
液滴検査ステップS212が実行された後またはその間に、プロセッサ132は、基準チェックステップS214において、推定された液滴パラメータがある基準を満たすかどうかをチェックしうる。基準チェックステップS214はまた、検査ステップS212で得られた液滴情報に基づいて、特定の液滴の液滴パラメータを推定することを含む。1以上の液滴パラメータを含むセットが形成されうる。セット内の各液滴パラメータは、特定の液滴、特定の液滴の態様、および/または特定の液滴の物理的特性を表しうる。ステップS214は、セット内における1以上の液滴パラメータが予定値の範囲内にあるかどうかをチェックすることを含みうる。ステップS214はまた、セット内の液滴パラメータの統計量が、1以上の統計範囲のうち特定の統計範囲内にあるかどうかをチェックすることを含んでもよい。当該セットは、1以上の統計量を含むことができる。1以上の統計量のうちの各統計量は、2以上の液滴にわたって算出された液滴パラメータを表すことができる。セット内の1以上の液滴パラメータが1以上の範囲外である場合、液滴は基準を満たさず、インプリント処理は中止される。1以上の統計量のうちの1つが1以上の統計範囲外である場合、テンプレートが複数の液滴に接触する前に、インプリント処理が中止される。
一実施形態では、セット内の液滴パラメータのうちの直径要素は、特定の液滴の推定平均直径である。特定の液滴の平均直径は、エッジ、円を識別し、これらの画像に基づいて寸法を計算するための画像解析で使用される様々な周知の方法のいずれかによって推定されうる。閾値処理および画素計数などの粗画像解析技術も、基板コーティング140が欠損または形成不良である場合であっても、液滴の位置および形状が低い変動を有する実施形態であってもよい。基準チェックステップS214は、ステップS212で得られた画像に基づいて、直径要素、または別の液滴パラメータを計算することを含んでもよい。基準チェックステップS214はまた、ステップS212で得られた画像に基づいて、2以上の液滴の直径要素または他の液滴パラメータを計算することを含んでもよい。
基準チェックステップS214はまた、直径要素を直径範囲と比較することを含んでもよい。直径範囲は、基準チェックで使用される1以上の範囲のうちの1つの範囲とすることができる。直径範囲は、特定の液滴の予定直径の75%である下限を有することができる。一実施形態では、直径範囲は上限を有さない。本出願人は、予定よりも大きな液滴がインプリント処理に影響を及ぼしうるために一実施形態は直径の上限を含まなくてもよいが、テンプレートに損傷を引き起こし、したがって、インプリント処理を中止することを必要とする、いかなる根本的な問題も反映しないことを見出した。
一実施形態では、ステップS214中において、プロセッサ132は、基板上に吐出される特定の液滴の予定体積、および、特定の液滴が基板102上に吐出されるときと特定の液滴の画像が得られるときとの間の期間に基づいて、予定直径を推定することができる。流体ディスペンサ122は、特定の予定体積で液滴を吐出するように構成されうる。体積は、流体ディスペンサに印加される電流、波形、および/または電圧に基づいて予測されうる。液滴は、すべて同じ体積を有してもよく、または、様々な液滴体積を有してもよい。液滴が基板上に付着した後において、液滴が拡がる比率は、形成可能材料124と液滴が付着した表面との間の濡れ角の関数である。特定の液滴が基板上に付着した後に特定の液滴の画像が撮像される時間を注意深く制御することにより、液滴の下のコーティング140の品質も判定することができる。予定直径は、測定値であってもよい。一実施形態では、ステップS214中において、プロセッサ132は、基板上に吐出される液滴の各々の予定体積、および、液滴の各々が基板上に吐出されるときと特定の液滴の画像が得られるときとの間の期間に基づいて、2以上の液滴のうちの各液滴の予定直径を推定することができる。
一実施形態では、基準チェックステップS214中において、プロセッサ132は、複数の液滴直径偏差を形成することができる。2以上の液滴のうちの各液滴の液滴直径偏差は、各液滴の予定直径と各液滴の直径要素との差に基づきうる。プロセッサ132は、複数の液滴直径偏差の統計量を決定することもできる。統計量は、平均値、中央値、標準偏差、またはより高次の統計量であってもよい。一実施形態では、基準チェックステップS214は、統計量が統計範囲内にあるかどうかをチェックすることを含みうる。統計量が複数の液滴直径偏差の平均値または中央値である実施形態では、統計範囲は、平均予定直径の75%の下限を有し且つ上限を有さない。統計量が複数の液滴偏差の標準偏差である実施形態では、統計範囲は25%である。
一実施形態では、基準チェックステップS214中において、プロセッサ132は、2以上の液滴のうちの各液滴の予定直径と各液滴の液滴直径要素との差、および、2以上の液滴のうちの各液滴の予定直径により除算された当該差に基づいて、2以上の液滴のうちの各液滴の液滴直径標準偏差を推定することにより、複数の液滴直径標準偏差を形成することができる。統計量は、複数の液滴直径標準偏差の平均値、中央値、標準偏差、またはより高次の統計量の1つとすることができる。一実施形態では、基準チェックステップS214は、統計量が±0.25の統計範囲内にあるかどうかをチェックすることを含むことができる。
一実施形態では、基準チェックステップS214中において、プロセッサ132は、セット内の特定の液滴パラメータにより、2以上の液滴のうちの特定の液滴の特定の物理的特性を表すことができる。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定平均液滴直径と特定の液滴の予定液滴直径との直径差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定一般座標位置と特定の液滴の予定一般座標位置との一般絶対位置差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、第1軸に沿った特定の液滴の推定第1座標位置と、第1軸に沿った特定の液滴の予定第1座標位置との第1座標位置差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、第2軸に沿った特定の液滴の推定第2座標位置と第2軸に沿った特定の液滴の予定第2座標位置との第2座標位置差であってもよく、第2軸は第1軸に垂直である。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定半径と特定の液滴の予定半径との半径差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定偏心度と特定の液滴の予定偏心度との偏心度差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定真円度と特定の液滴の予定真円度との真円度差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定コンパクト度と特定の液滴の予定コンパクト度とのコンパクト度差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定円周と特定の液滴の予定円周との円周差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定面積と特定の液滴の予定面積との面積差であってもよい。一実施形態では、特定の液滴パラメータは、特定の液滴の推定面積により除算された特定の液滴の推定円周の二乗によって推定される特定の液滴の推定等周比と、特定の液滴の予定等周比との等周比差であってもよい。
インプリント処理を中止することは、パターニング面112が成形可能材料に接触するのを防止することを含むことができる。インプリント処理を中止することは、基板に問題があることをオペレータに通知することを含むことができる。インプリント処理を中止することは、基板チャックから基板102を除去することと、ステップS206において新しい基板102を用いてインプリント処理を再開することとを含むことができる。
セット内の1以上の液滴パラメータのすべてが、ステップS214によって決定された基準を満たす場合にのみ、ステップS216に接触することが開始され、プロセッサ132は、基板位置決めステージ106およびテンプレート位置決めステージの一方または両方に、テンプレート108のパターニング面112をインプリント領域iの成形可能材料124と接触させ、テンプレートを用いてインプリント処理を実行させることができる。一実施形態では、S214によって決定されるように、1以上の統計量のすべてが1以上の統計範囲内にある場合、インプリント処理は継続し、接触ステップS216が開始される。一実施形態では、テンプレート108および基板102が互いに向かって移動する前に液滴情報(画像)が取得される。一実施形態では、基板102と平行な方向に移動することを含む方向にテンプレート108および成形可能材料124の特定の液滴が互いに対して移動している間に、画像が得られる。一実施形態では、液滴情報は、テンプレート108が成形可能材料124の複数の液滴と重ね合わされる前に、成形可能材料124の特定の液滴から光を得る撮像装置によって取得された画像である。
次に、拡張ステップS218の間において、成形可能材料124は、インプリント領域iのエッジ(縁部)に向かって拡がる。インプリント領域iのエッジは、テンプレート108のメサ110のエッジによって規定されうる。成形可能材料124がどのように拡がってメサ110を充填するかは、スプレッドカメラ136を介して観察することができる。接触ステップS216の後、または拡張ステップS218で特定された範囲に成形可能材料124が拡がった後の特定の時間に、プロセッサ132は、硬化ステップS220において、エネルギ源126に、成形可能材料124に化学線を照射して成形可能材料124を硬化(重合)させる。剥離ステップS222において、プロセッサ132は、基板位置決めステージ106およびテンプレート位置決めステージの一方または両方を使用して、テンプレート108のパターニング面112を基板102上の硬化した成形可能材料から剥離(分離)する。したがって、テンプレートを基板上の成形可能材料に接触させることによって、基板上にパターンが形成される。
インデックス検査ステップS224において、プロセッサ132は、インデックスiがNに等しいかどうかを検査する。インデックスiがNでない場合、処理200は、インデックスiがインクリメントされるインクリメントステップS226に進み、処理200は、位置決めステップS208に戻る。インデックスiがNである場合、インプリント処理200は停止する。一実施形態では、製造品(半導体デバイス)を作製するために、処理ステップS228において基板102に対して追加の処理が実行される。一実施形態では、各インプリント領域が複数のデバイスを含む。
代わりの実施形態では、ステップS212およびS214は、液滴が第1インプリント領域上に吐出された後またはその間に、インデックスiが1である場合にのみ実行される。例えば、複数のインプリント領域を含む基板102の場合である。複数のインプリント領域のうちの1つのインプリント領域に関する液滴情報は、複数のインプリント領域のうち任意のインプリント領域がインプリントされる前に取得される。次いで、1つのインプリント領域以外の複数のインプリント領域に関する液滴情報は、インプリント処理の残りの間に取得されない。
処理ステップS228における更なる処理は、パターン層のパターンに対応するレリーフ画像を基板102に転写するためのエッチングプロセスを含んでもよい。処理ステップS228における更なる処理はまた、例えば、硬化、酸化、層形成、堆積、ドーピング、平坦化、エッチング、成形可能材料の除去、ダイシング、ボンディング、およびパッケージングなどを含む、物品製造のための既知のステップおよびプロセスを含むことができる。基板102は、複数の物品(デバイス)を製造するために処理されてもよい。
液滴情報
図3Aは、例示的な液滴情報300aの図であり、この例では、コーティング340aを有する基板120上の成形可能材料124の9個の液滴324aの画像であり、適切にコーティングされた表面340a上に吐出された液滴の直径を示している。図3Bは、例示的な液滴情報300bの図であり、この例では、同じ体積の成形可能材料を含むが、コーティング140なしで基板102の表面340b上に堆積された9個の液滴324bの画像である。図3Cは、例示的な液滴情報300cの図であり、この例では、同じ体積の成形可能なデータを含むが、不均一な(形成不良の)コーティング340cを有する基板102上に堆積された6つの通常の液滴324aおよび3つの小さい液滴324bの画像である。
図4Aは、例示的な液滴情報400aの図であり、この例では、適切にコーティングされた表面340a上の単一の液滴424の画像である。液滴情報画像400aは、適切にコーティングされた表面340a上に液滴が堆積された500ms後に得られた。液滴424の液滴直径パラメータ442aは、標準画像解析を用いて、500msで104μmであると推定することができる。図4Bは、同じ例示的な液滴424の750ms後の例示的な液滴情報400bの図であり、115μmの新たな液滴直径パラメータ442bを有している。図4Cは、同じ例示的な液滴424の1000ms後の例示的な液滴情報400cの図であり、121μmの新たな液滴直径パラメータ442cを有している。図4Dは、同じ例示的な液滴424の2000ms後の例示的な液滴情報400dの図であり、140μmの新たな液滴直径パラメータ442dを有している。
液滴情報画像400a〜dは、干渉縞(ニュートンリング)も示している。ニュートンリングの縞の数は、観察光の波長および液滴の形状によって決定される。参照により本明細書に組み込まれる米国特許公開第2015/0360400−A1号に記載されているように、ニュートンリングの縞の数および液滴の直径に基づいて液滴の体積を推定することが可能である。
様々な態様の更なる変形および代わりの実施形態は、この説明を考慮すれば当業者には明らかであろう。したがって、この説明は、例示としてのみ解釈されるべきである。本明細書で示され説明された形態は、実施形態の例として解釈されるべきであることが理解されるべきである。要素および材料は本明細書に図示され説明されたものと置き換えることができ、部品およびプロセスは逆にすることができ、特定の特徴は独立して利用することができ、すべて、この説明の利益を受けた後に当業者には明らかになるのであろう。

Claims (20)

  1. インプリント処理を制御するプロセスであって、
    基板上に複数の液滴を吐出する工程と、
    前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得する工程と、
    前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定する工程と、
    を含み、
    前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表し、
    テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にあるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にあるのかを判定し、
    前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合には、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に前記インプリント処理が中止され、
    前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合には、前記テンプレートで前記インプリント処理が実行される、
    ことを特徴とするプロセス。
  2. 前記液滴情報は、前記基板上における前記1以上の特定の液滴のうち前記単一の特定の液滴の画像である、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記1以上の液滴パラメータは、前記単一の特定の液滴の推定平均直径である直径要素を含み、
    前記1以上の範囲は、前記単一の特定の液滴の予定直径の75%の下限を有し且つ上限を有さない直径範囲を含み、
    前記予定直径は、
    前記基板上に吐出される前記単一の特定の液滴の予定体積と、
    前記単一の特定の液滴が前記基板上に吐出されるときと前記単一の特定の液滴の前記画像が得られるときとの間の期間と、に基づいて推定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロセス。
  4. 前記液滴情報は、前記複数の液滴のうち2以上の液滴を表す画像である、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  5. 前記セットは、1以上の統計量も含み、
    前記1以上の統計量のうちの各統計量は、前記セット内の前記液滴パラメータに基づいて算出される前記2以上の液滴の統計的特性を表し、
    前記1以上の範囲は、1以上の統計的範囲である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のプロセス。
  6. 各液滴パラメータは、前記2以上の液滴のうちの各液滴の推定平均直径を表す直径要素を含み、
    前記2以上の液滴のうちの各液滴は、
    前記基板上に吐出される各液滴の予定体積と、
    各液滴が前記基板上に吐出されるときと各液滴の前記画像が得られるときとの間の期間と、に基づいて推定された予定直径を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のプロセス。
  7. 前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径偏差を含み、
    前記複数の液滴直径偏差のうちの各液滴直径偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記直径要素との差であり、
    前記統計量は、前記複数の液滴直径偏差の平均値または中央値の1つであり、
    前記統計範囲は、平均予定直径の75%の下限を有し且つ上限を有さない、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセス。
  8. 前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径標準偏差を含み、
    前記複数の液滴直径標準偏差のうちの各液滴直径標準偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記液滴直径要素との差、および、各液滴の前記予定直径により除算された前記差であり、
    前記統計量は、前記複数の液滴直径標準偏差の平均値、中央値、または標準偏差の1つであり、
    前記統計範囲は、±0.25である、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセス。
  9. 前記1以上の液滴パラメータは、複数の液滴直径偏差を含み、
    前記複数の液滴直径偏差のうちの各液滴直径偏差は、各液滴の前記予定直径と各液滴の前記直径要素との差であり、
    前記統計量は、前記複数の液滴偏差の標準偏差であり、
    前記統計範囲は、25%である、
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロセス。
  10. 前記基板は、複数のインプリント領域を含み、
    各インプリント領域についての液滴情報は、各インプリント領域がインプリントされる前に取得される、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  11. 前記液滴情報は、
    2以上の液滴が前記基板上に堆積される第1領域から反射された光の第1平均強度、
    前記2以上の液滴が前記基板上に堆積される前記第1領域から反射された前記光の第1コントラスト比、
    前記特定の液滴が前記基板上に堆積される第2領域から反射された光の第2平均強度、
    前記特定の液滴が前記基板上に堆積される前記第2領域から反射された前記光の第2コントラスト比、および
    複数の画素、のうちの1つであり、
    前記複数の画素のうちの各画素は、前記特定の液滴が前記基板上に堆積される前記領域から反射された前記光の一部を表す、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  12. 前記特定の液滴の前記1以上の液滴パラメータの各々は、
    第1方向に沿った前記特定の液滴の予定中心を通る第1弦の推定長さ、
    前記第1方向における前記液滴の推定中心を通る第2弦の推定長さ、
    前記特定の液滴の推定エッジ上の2つの点を結んで通る第3弦の推定長さ、
    前記特定の液滴の推定直径、
    前記特定の液滴の推定半径、
    前記特定の液滴の推定偏心度、
    前記特定の液滴の推定真円度、
    前記特定の液滴の推定コンパクト度、
    前記特定の液滴の推定円周、
    前記特定の液滴の推定面積、および
    前記特定の液滴の前記推定面積により除算された前記特定の液滴の前記推定円周の二乗によって推定される前記特定の液滴の等周比、
    を表すことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  13. 前記基板は、複数のインプリント領域を含み、
    前記複数のインプリント領域のうち1つのインプリント領域についての液滴情報は、前記複数のインプリント領域のいずれかをインプリントする前に取得され、
    前記1つのインプリント領域以外の前記複数のインプリント領域についての液滴情報は取得されない、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  14. 前記1以上の液滴パラメータのうち特定の液滴パラメータにより表される前記特定の液滴の特定の物理的特性は、
    前記特定の液滴の推定平均液滴直径と前記特定の液滴の予定液滴直径との直径差、
    前記特定の液滴の推定一般座標位置と前記特定の液滴の予定一般座標位置との一般絶対位置差、
    第1軸に沿った前記特定の液滴の推定第1座標位置と前記第1軸に沿った前記特定の液滴の予定第1座標位置との第1座標位置差、
    前記第1軸と垂直である第2軸に沿った前記特定の液滴の推定第2座標位置と前記第2軸に沿った前記特定の液滴の予定第2座標位置との第2座標位置差、
    前記特定の液滴の推定半径と前記特定の液滴の予定半径との半径差、
    前記特定の液滴の推定偏心度と前記特定の液滴の予定偏心度との偏心度差、
    前記特定の液滴の推定真円度と前記特定の液滴の予定真円度との真円度差、
    前記特定の液滴の推定コンパクト度と前記特定の液滴の予定コンパクト度とのコンパクト度差、
    前記特定の液滴の推定円周と前記特定の液滴の予定円周との円周差、
    前記特定の液滴の推定面積と前記特定の液滴の予定面積との面積差、および
    前記特定の液滴の前記推定面積により除算された前記特定の液滴の前記推定円周の二乗によって推定される前記特定の液滴の推定等周比と前記特定の液滴の予定等周比との等周比差、
    から選択されることを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  15. 前記液滴情報は、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記テンプレートを通過した前記特定の液滴からの光を取得する撮像装置によって取得された画像である、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  16. 前記画像は、前記テンプレートと前記基板とが互いに向かって移動する前に取得される、ことを特徴とする請求項15に記載のプロセス。
  17. 前記画像は、前記基板と平行な方向に移動することを含む方向に前記テンプレートと前記特定の液滴とが互いに対して移動している間に取得される、ことを特徴とする請求項16に記載のプロセス。
  18. 前記液滴情報は、前記テンプレートが前記複数の液滴に重ね合わされる前に、前記特定の液滴からの光を取得する撮像装置によって取得された画像である、ことを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  19. テンプレートを用いて基板上にパターンを形成するインプリント装置であって、
    前記基板を保持するように構成された基板ホルダと、
    前記基板上に複数の液滴を吐出するように構成されたディスペンサと、
    前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得するように構成された撮像システムと、
    前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定するように構成されたプロセッサと、
    を含み、
    前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表し、
    前記プロセッサは、テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にあるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にあるのかを判定し、
    前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合、前記プロセッサは、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前にインプリント処理を中止するための指示を送信し、
    前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合、前記プロセッサは、前記テンプレートで前記インプリント処理を実行するための指示を送信する、
    ことを特徴とするインプリント装置。
  20. 物品を製造する方法であって、
    成形可能材料の複数の液滴を基板上に吐出する工程と、
    前記複数の液滴のうち1以上の特定の液滴を表す液滴情報を取得する工程と、
    前記液滴情報に基づいて、前記1以上の特定の液滴の1以上の液滴パラメータを含むセットを推定する工程と、
    を含み、
    前記セット内における前記1以上の液滴パラメータの各々は、前記1以上の特定の液滴のうち単一の液滴を表し、
    テンプレートが前記複数の液滴に接触する前に、前記セットのいずれかが1以上の範囲外にあるのか、または前記セットの全てが前記1以上の範囲内にあるのかを判定し、
    前記セットのいずれかが1以上の範囲外にある第1の場合には、前記テンプレートが前記複数の液滴に接触する前にインプリント処理が中止され、
    前記セットの全てが前記1以上の範囲内にある第2の場合には、前記基板上の前記成形可能材料を前記テンプレートに接触させて前記基板上の前記成形可能材料にパターンを形成することによって前記インプリント処理が実行され、
    前記パターンが形成された前記基板を加工し、前記加工された基板から前記物品が製造される、ことを特徴とする物品を製造する方法。
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