JP2020079094A - スタンディングパウチ - Google Patents

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【課題】側面にもガゼットがあって、横に立てることができて、底フィルムが開きやすく、容易に自立可能なスタンディングパウチを得る。【解決手段】前フィルム(2)と後フィルム(3)とのシーラント面を向かい合わせ、周囲に天シール部(11)、左側シール部(12)、右側シール部(13)、および底部にシーラント層を表側にして折り曲げた底中間フィルム(4)を有するガゼットの底シール部(14)と、上記天シール部と左側シール部、あるいは天シール部と右側シール部との境に注出可能な口栓(5)を有するスタンディングパウチであって、口栓を設ける反対側の側シール部に並行して、前フィルムと後フィルムにそれぞれ、180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を設け、側面を第2ガゼット部(17)としたことを特徴とするスタンディングパウチ(1)。【選択図】図1

Description

本発明は、液体状の薬剤や、液体洗剤、柔軟剤、などのトイレタリー用品、あるいは、濃縮コーヒーのような液体食品などの液体や粉末洗剤、シュガー、胡椒、塩などの粉体を収納する自立性のあるパウチで、縦にも横にも自立させることが可能なパウチに関するものである。
農薬などの液体状の薬剤や液体肥料、液体洗剤、柔軟剤、漂白剤、などのトイレタリー用品や、濃縮コーヒーのような液体食品などの液体は、従来、ガラス瓶やブローボトル、金属缶容器などの硬質容器に入れて流通されていた。
しかし、このような硬質容器は、使用する樹脂や材料が多く必要で、廃棄にも負荷が大きく、環境の上で、その対策を迫られていた。その対策として、薄肉のフィルムを主とした容器が考えられ、使用勝手を向上する為に、注出口を設けて、何回かに分けて少量ずつ取り出しやすくしたり、自立性をつけて、保管、維持しやすくするなど、フィルム製容器であっても、ボトルなどの場合と同じような利便性が求められてきた。
自立性を有する包装袋としては、例えば、特許文献1で、
それぞれの部材が、少なくとも片面が熱融着性を有する複合フィルムからなり、自立袋として最終的に胴部を形成する所定の幅の前面部材と後面部材とを前記熱融着性を有する面同士を対面するように配置し、かつ、その上下に、前記複合フィルムを前記熱融着性を有する面を外側としてV状に折り込んだ底面部材及び天面部材をそれぞれの折り目を内側にして挿入し、端縁部をヒートシールして熱接着部を形成することによって上下にガセット部を形成してなり、かつ、その前面または後面の上端部に合成樹脂製の成形された注出口本体と蓋体とからなる注出口を装着した自立袋であって、該自立袋の側部のヒートシール形状を、2以上の直線の組合せおよび/または曲線による変形熱接着部とし、該変形熱接着部のシール巾を一定とするように、該熱接着部の外側領域のフィルムを断ち落とすと共に、該変形熱接着部が、少なくとも底部から天部に向かって広くなっていることを特徴とする注出口付き自立袋を提案している。
この注出口付き自立袋は、上下にガセット部を形成したもので、自立には底部だけで支える容器である。この為、側面のシール部が底部から天部に向かって広くなって、手持ちしやすくするなど工夫可能としている。しかしながら、自立袋上端部に注出口を装着しているので、底部を下に置く時にしか自立させることができない。
この為、高さの高い大きな自立袋の場合には、容器を高い収納部のある棚でないと、立てた状態で収納できない。
もし高さの低い収納棚の場合には、倒した状態で置くしかなく、商品名の見える状態で展示できないので見栄えがしないばかりでなく、自立袋の上部を折り曲げ、注出口が下を向いた状態で収納するしかなく、もし口栓がきちんと閉まっていない場合には、内容物が漏れる恐れも生じる。
また、内容物が減少した時には、自立しにくいなどの問題があった。
特許第4108848号公報
そこで、本発明は、側面にもガゼットがあって、横に立てることができて、底フィルムが開きやすく、容易に自立可能なスタンディングパウチを得ることが本発明の課題である。
本発明のスタンディングパウチは、
前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、周囲に天シール部、左側シール部、右側シール部、および底部にシーラント層を表側にして折り曲げた底中間フィルムを有するガゼットの底シール部を有し、
上記天シール部と左側シール部、あるいは天シール部と右側シール部との境に注出可能な口栓を有するスタンディングパウチであって、
口栓を設ける反対側の側シール部に並行して、前フィルムと後フィルムにそれぞれ、180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を設け、側面を第2ガゼット部としたことを特徴とするスタンディングパウチである。
本発明のスタンディングパウチは、底部だけではなく、側面にもガゼットがあって、口栓のない側面側でも容器を立てることができる。
この為、底部が大きく広がって、自立しやすいだけではなく、側面側を下にして自立可能である。この時、接地面積が大きくすることができるので、倒れにくく、安定した状態で保管可能であり、低い収納棚にも安定して収納可能である。
特に、口栓がしっかり閉まっていないで、側面を下に置いた場合であっても、口栓は上方方向に位置するようになっているので、口栓から内容物が漏れる恐れがない。
本発明に係るスタンディングパウチの実施形態例を示す正面図と底面図である。 本発明に係るスタンディングパウチの実施形態例で、側面を下に置いた状態と、その底面図である。 本発明に係るスタンディングパウチに使用する口栓の一例を示す平面図と、正面図、右側面図である。 本発明に係るスタンディングパウチの実施形態例で、底面用の第一中間フィルムと側面用の中間フィルムの2枚の中間フィルムを使用した第二実施形態例を示す正面図である。 本発明に係るスタンディングパウチの実施形態例で、一枚の中間フィルムを途中で折り曲げて底面と側面とに渡るようにした第三実施形態例を示す正面図である。
以下、本発明のスタンディングパウチの実施形態について、図で説明する。
図1−1は、本発明に係るスタンディングパウチ1の第一実施形態例を示す正面図である。
本発明のスタンディングパウチ1は、前フィルム2と後フィルム3とのシーラント面を向かい合わせ、周囲に天シール部11、左側シール部12、右側シール部13、および底部にシーラント層を表側にして折り曲げた底中間フィルム4を前フィルム2と後フィルム3との間に挟んで第一ガゼットとした底シール部14、としたフィルム包装袋に、天シール部11と左側シール部12、あるいは天シール部11と右側シール部13との境に注出可能な口栓5を設けたスタンディングパウチである。
この図1−1では、天シール部11と左側シール部12との境に、傾斜して切り欠いた傾斜シール部15を設け、そこに、口栓5の根元に設けた舟形融着部53を前フィルム2と後フィルム3との間に挟み、融着して密封可能としている。
特に、本発明の第一実施形態例のスタンディングパウチ1では、口栓5を設ける反対側の側シール部に並行して、前フィルム2と後フィルム3にそれぞれ、180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り曲げ部160を設けることによって、口栓5の反対側の側面を第2ガゼット部17とした交差方向に二つのガゼット部を有するスタンディングパウチ1となっている。
剛性をアップする為に、上記第2ガゼット部の180度折り曲げた先端をシールして、折り込みシール部16とすることが好ましい。
底中間フィルム4は、底シール部14の内側は左右が折り曲げた位置とし、幅の中央位置では未シール幅41を大きくして、シール先端が浅い位置としている。この未シール幅41の2倍の幅が、底中間フィルム4を広げ、底部を大きくした時の幅になるので、シール先端の形状が、その底の形状にもなる。図のようにシール先端の形状を円弧としても良いが、逆台形形状や逆三角形形状であってもかまわない。
図1−1では、天シール部11と左側シール部12との境に、口栓5を設けているので、第2ガゼット部は右側シール部13に並行して、前フィルム2と後フィルム3にそれぞれ、180度折り曲げシーラント面をシールした折り込みシール部16を設けている。
第2ガゼットの範囲では、第2ガゼット部の折り込みによって、底中間フィルム4が二重に重なって折り畳まれる。
この第2ガゼット部の折り込みシール部16は、右側シール部に並行して設けるが、平行にはせずに、ガゼット部の折り曲げて容器内部へ折り込む深さを、底シール部14側に対し天シール部11側を浅くして、傾斜した並行の折り込みシール部16とすることが好ましい。
第2ガゼット部の折り込みシール部16を、底シール部14側に対し天シール部11側を浅くすると、図2−1の第2ガゼット部17側を下にして置いた時に、口栓5側が高い位置になることによって、口栓5から内容物が漏れにくくすることができる。
このようにすると、第2ガゼット部を下側にして置いた状態では、キャップを開けた場合でも、キャップの締めが甘くても、内容物が漏れにくくなるなどのメリットがある。
ここで、底部を形成する中間フィルム4の折り込み深さ42は、前フィルム2や後フィルム3の高さHの35パーセント以下、好ましくは15〜25パーセントにする。
15パーセント未満では、底部が充分に広がらず、安定して自立できない。
また、35パーセント以上の場合、落下時の圧力が中間フィルムに大きく掛かり、中間フィルムと前フィルム2や後フィルム3との間のシール部に過大な衝撃が掛かって、一時的に大きな変形をもたらし、破袋しやすくなる。この為、シール方法などの工夫をしても、破袋等を防ぐことが困難になる。
そこで、折り込み深さ42を、前フィルム2や後フィルム3の高さHの15〜35パーセントの範囲とする。
同じように、第2ガゼット部において、側面の前フィルムや後フィルムを、折り曲げて容器内部へ折り込む深さは、底シール部14側を前フィルム2や後フィルム3の幅Wの15〜35パーセントの範囲とすることが好ましい。
15パーセント未満では、側面が充分に広がらず、安定して自立できない。
他方、35パーセント以上では、底シール部14側を下にした時に、安定して自立できず、好ましくは、15〜25パーセントが良い。
底シール部側を下にして自立した状態の底面図を図1−2に示した。
底シール部14では前フィルム2と、後フィルム3の間に底中間フィルム4が融着されているが、その右側シール部13がスタンディングパウチの中に入り込んでいる。入り込んだ折り込みシール部16を線状に天シール側から底シール側まで貫くように、前フィルム2後フィルム3共、折り目状態でシールして、固定される。
この時、底中間フィルム4も大きく折り込まれ、2重の底面が形成されるので、第2ガゼット部のある側の底部は、高い強度を得ることができる。
図2−2は、第2ガゼット部17側を下にして置いた状態の底面図である。
第2ガゼット部において、折り曲げて容器内部へ折り込む深さを、底シール側折り込み深さFに対し、天シール側折り込み深さGを浅くしたガゼットになっているので、底シール側の方が広く広がっている。
このように容器内部へ折り込む深さを、底シール側に対し天シール側を浅くすることによって、図2−1に示すように、口栓を有する角部が、高い位置に維持可能とし、口栓のキャップを外しても、漏れにくい構造にしている。
図3は、本発明に係るスタンディングパウチに使用する口栓の一例を示す平面図と、正面図、右側面図である。
注出口51の下方には、充填時に容器全体を支えるフランジ52と、さらにその下方に舟形融着部53が設けられている。注出口51の上端から舟形融着部53の下端まで、中央に注出路54が貫通している。また、注出口の外面にはキャップと螺合するネジ部511を設けている。もちろん、打栓式のキャップの場合には、ネジの代わりに係止リングを設けるなど、一般的なキャップ嵌合の形態にすることができる。
図4は、本発明に係るスタンディングパウチの第二実施形態例である。
このスタンディングパウチ1は、第2ガゼット部17の180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を、新たな側面用の第2中間フィルム6によって形成した容器である。この図4では、第2中間フィルム6の底部側と、底中間フィルム4との交差線に沿って融着部61を設けている。
前フィルム2や後フィルム3は、通常肉厚で剛性があるので、薄肉の中間フィルムの方が折り曲げなど、生産しやすく、また、製品になった後も、ガゼット部分が広げやすくなるなどのメリットがある。
側シール部18では、前フィルム2や後フィルム3と第2中間フィルム6との融着によって形成され、第2中間フィルム6の折り込み部先端は、単に第2中間フィルム6の折り曲げ部から形成されるので、折り畳み性に優れ、内容物が減少した場合でも、エアバックなどが生じにくいパウチとすることができる。
図5は、本発明に係るスタンディングパウチの第三実施形態例である。
このスタンディングパウチ1は、第2ガゼット部17の180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を、底中間フィルムの口栓反対側端部を伸長し、側シール部で折り曲げて側面上端まで延設した折り曲げ中間フィルム7によって、第2ガゼット部を形成したスタンディングパウチ1である。
この折り曲げ中間フィルム7も、薄肉で折り込みしやすいフィルムを使用すると、生産性や使用勝手も良い。側シール部の折り曲げ部で、折り曲げ中間フィルム7のシーラント面同士が重なるが、この部分も融着させれば内容物が入り込まないので、内容物排出後の残留量を減少させることができる。
本発明のスタンディングパウチを構成する積層フィルムの基本的な構成としては、外側に基材層、内側にシーラント層からなるフィルムでかまわないが、中間層として、内容物の保存性を向上させるバリア層や、落下等に破袋しにくいような柔軟性を付与する層を設けることが好ましい。
舟形融着部53は、図3−1の平面図に示すように、中央が注出路54を内側に納める為に肉厚とし、左右両端は薄肉にして前フィルムと後フィルムとの間に隙間ができないように密閉可能な融着部としている。
この為に、左右両端には、薄肉の突起部533が設けられ、舟形融着部53の注出路54近傍では、肉厚でもヒケが発生しないように、肉盗み532を設けているが、フィルムと
の融着部531が平行な線状に形成し密閉可能としている。
前フィルムや後フィルム、中間フィルムの基材層としては、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、ポリイミドフィルムなどが挙げられる。機械的強度や寸法安定性を有するものであれば、特に限定されない。特に二軸延伸されたフィルムが好ましい。また、これらのフィルムにアルミニウム蒸着層を設けたものでもよい。
また、前記フィルムの基材層には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層は、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂に各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加されてなるインキにより印刷された層である。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。
前記フィルムのシーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EAA)、アイオノマー、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂が使用できる。これらの樹脂をTダイ、あるいはインフレーションなどの押出し機により製膜可能である。単層または複層でもよい。フィルムの厚みとしては、50〜200μmの範囲であることが好ましい。
前記フィルムの接着層としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能であるが、エキストルーダーラミネーション機で、シーラント層側を製膜しながら貼り合せてもかまわないし、サンドポリエチレン加工してもかまわない。
また、前記フィルムにおいて、積層シートの諸物性を向上する必要があれば、例えば、積層シートの剛性や落下強度、突き刺し強度などを向上させる場合、水蒸気や酸素ガスなどのバリア性を向上させる場合、などには中間層を設けることも可能である。
前記中間層としては、例えば、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム、無機酸化物蒸着ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルムなどを使用することができる。また、中間層を積層するには、接着層を介してドライラミネート法にて貼り合わせることができる。
前記無機酸化物としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシュウム、酸化カリウム、酸化錫、酸化ナトリウム、酸化ホウ素、酸化チタン、酸化鉛、酸化ジルコニウム、酸化イットリウムなどの金属の酸化物が使用できる。中でも生産性、価格面から酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどが好ましい。
上記口栓は、前フィルムや後フィルムのシーラント層と融着させるため、融着可能な熱可塑性樹脂によって製造する必要がある。
この為、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピレン共重合体、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・メタアクリル酸共重合体、エチレン・メチルアクリレート共重合体
、などの樹脂や、これらの混合樹脂が使用できる。これらの樹脂を射出成形金型と射出成形金型を用いて、容易に製造することができる。
本発明のスタンディングパウチは、以上のようなもので、縦にも横にも自立可能なパウチである。
しかも、横向きに自立させて、口栓を開封しても漏れにくく、複数回にわたって詰め替えるような用途にも使いやすく、かつ、軽量で、安価で、廃棄性も高いパウチであり、生産性も高く、かつ、設備費もほとんどわずかで、安定して製造可能であるなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・スタンディングパウチ
11・・・・・・・天シール部
12・・・・・・・左側シール部
13・・・・・・・右側シール部
14・・・・・・・底シール部
15・・・・・・・傾斜シール部
16・・・・・・・折り込みシール部(第2ガゼット)
160・・・・・・折り曲げ部(第2ガゼット)
17・・・・・・・第2ガゼット部
18・・・・・・・側シール部(口栓反対側の側シール部)
2・・・・・・・・前フィルム
3・・・・・・・・後フィルム
4・・・・・・・・底中間フィルム
41・・・・・・・未シール幅(底中間フィルム)
42・・・・・・・折り込み深さ(底中間フィルム)
5・・・・・・・・口栓
51・・・・・・・注出口
52・・・・・・・フランジ
53・・・・・・・舟形融着部
531・・・・・・融着部(舟形融着部)
532・・・・・・肉盗み(舟形融着部)
533・・・・・・薄肉の突起部(舟形融着部)
54・・・・・・・注出路
6・・・・・・・・第2中間フィルム
61・・・・・・・融着部
7・・・・・・・・折り曲げ中間フィルム
F・・・・・・・・底シール側折り込み深さ(第2ガゼット底シール側)
G・・・・・・・・天シール側折り込み深さ(第2ガゼット天シール側)
H・・・・・・・・高さ(前フィルム、後フィルムの高さ)
W・・・・・・・・幅(前フィルム、後フィルムの高さ)

Claims (5)

  1. 前フィルムと後フィルムとのシーラント面を向かい合わせ、周囲に天シール部、左側シール部、右側シール部、および底部にシーラント層を表側にして折り曲げた底中間フィルムを有するガゼットの底シール部を有し、
    上記天シール部と左側シール部、あるいは天シール部と右側シール部との境に注出可能な口栓を有するスタンディングパウチであって、
    口栓を設ける反対側の側シール部に並行して、前フィルムと後フィルムにそれぞれ、180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を設け、側面を第2ガゼット部としたことを特徴とするスタンディングパウチ。
  2. 第2ガゼット部の折り曲げた折り込み部先端をシールして、折り込みシール部としたことを特徴とする請求項1に記載のスタンディングパウチ。
  3. 第2ガゼット部の折り曲げて容器内部へ折り込む深さを、底シール側に対し天シール側を浅くしたガゼットとすることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタンディングパウチ。
  4. 第2ガゼット部の180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を、側面用の第2中間フィルムによって形成し、第2中間フィルムの底部側と、底中間フィルムとの交差線に沿って融着部を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
  5. 第2ガゼット部の180度折り曲げシーラント面を向かい合わせた折り込み部を、底中間フィルム端部を折り曲げて側面まで延設して第2ガゼット部としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスタンディングパウチ。
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