JP2020078786A - 乾燥機能付き除湿機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 衣類や布団の乾燥運転における高温温風の送風時間を減少させた乾燥機能付き除湿機を提供する。【解決手段】 熱交温度センサ41での検知温度の上昇に伴いダンパー44の開度を変更し、冷風経路37からバイパス経路45を通過し凝縮器6を介して温風経路38へ流入する冷風量を増加させるので、除湿機の乾燥運転での熱交温度センサ41の検知温度による凝縮器6の温度上昇が緩やかになることから、経過時間当たりにおける60℃付近の高温温風が吹き出す割合が従来と比較し本発明の方が減少するため、高温温風に弱い素材で作られた衣類や高温に弱いウレタン等で作られた布団について本発明の乾燥運転を実施することで、高温温風による衣類や布団の痛みを抑制することができる。【選択図】 図7

Description

この発明は、衣類や布団等の乾燥機能を備えた除湿機に関するものである。
従来、この種のものでは、本体ケース内に冷凍サイクルを有し、本体ケース内へ取り込んだ空気が蒸発器を通過することで除湿され、凝縮器を通過させることで加熱した温風を吹出口から吹き出し可能とし、吹出口に設置されたダクトから温風が送風されることで衣類や布団の乾燥を可能としたものがあり、凝縮器の温度が上昇し吹出口から送風される温風温度が必要以上に高温となった場合は安全制御が働き運転を一時停止させ、凝縮器の温度が十分低下したら安全制御を解除して再度吹出口から温風を吹き出していた(例えば、特許文献1)。
特公昭61−19889号公報
しかし、この従来のものでは、環境温度が高いことや吹出口の先の通風抵抗が大きかったりすると、安全制御により運転を停止させる高温に温風温度が達するまでの時間が短くなり、衣類や布団の乾燥運転の実施時間における高温の温風が吹き出される時間の割合が大きくなることから、高温に弱い素材で作られた衣類や布団について高温の温風が送風されることで痛む虞があるため、改善の余地があった。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1では、本体ケース内にあり圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器を順次冷媒配管で連通し冷媒を循環する冷凍サイクルと、
前記凝縮器へ送る空気を吸い込む温風吸込口から前記凝縮器で加熱された温風を吹き出す温風吹出口までの経路を構成する温風経路と、
前記蒸発器へ送る空気を吸い込む冷風吸込口から前記蒸発器で冷却された冷風を吹き出す冷風吹出口までの経路を構成する冷風経路と、
前記温風経路及び前記冷風経路の空気を送風するファンを駆動する送風モータと、
前記冷風経路内の冷風が前記凝縮器を介して前記温風経路内へ供給可能とするバイパス経路と、
当該バイパス経路内に設置され前記冷風経路から前記温風経路への冷風の供給量を開度変更により調節する冷風調節手段と、
前記温風吹出口から送風される温風温度を推定する温風温度推定手段と、
当該温風温度推定手段で推定された温風温度が所定の高温値以上であれば前記圧縮機を停止させる制御部と、を備え、
前記制御部は、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の高温値よりも低い所定の開度変更温度以上のとき、前記冷風経路を通過する冷風の一部が前記バイパス経路を通過し前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴としている。
また、前記制御部は、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の高温値よりも低く前記所定の開度変更温度よりも高い所定値以上のとき、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の開度変更温度以上かつ前記所定値未満のときよりも多くの冷風が前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴としている。
また、前記本体ケースが設置された室内の温度を検知する室温センサを備え、
前記制御部は、前記室温センサで検知された室温が所定値以下のとき、前記冷風経路を通過する冷風の一部が前記バイパス経路を通過し前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴としている。
この発明によれば、温風温度推定手段で推定された温度が所定の高温値よりも低い所定の開度変更温度以上のとき、冷風経路を通過する冷風の一部がバイパス経路を通過し温風経路へ供給されるよう冷風調節手段の開度を調節するので、凝縮器を介して温風経路を通過する温風温度の上昇が緩やかになり、乾燥運転の実施時間における高温の温風が吹き出される時間の割合が減少することから衣類や布団に高温の温風が送風される時間が減少するため、高温に弱い素材で作られた衣類や布団の痛みを抑制することができる。
また、温風温度推定手段で推定された温度が所定の高温値よりも低く所定の開度変更温度よりも高い所定値以上のとき、温風温度推定手段で推定された温風温度が所定の開度変更温度以上かつ所定値未満のときよりも多くの冷風が温風経路へ供給されるよう冷風調節手段の開度を調節するので、温風温度が更に高まった場合に温風経路へ供給する冷風量を増大させることで凝縮器を介して温風経路を通過する温風温度の上昇が更に緩やかになり、乾燥運転を実施時間における高温の温風が吹き出される時間の割合が減少することから衣類や布団に高温の温風が送風される時間が減少するため、高温に弱い素材で作られた衣類や布団の痛みを抑制することができる。
また、本体ケースが設置された室内の温度を検知する室温センサを備え、室温センサで検知された室温が所定値以下のとき、冷風経路を通過する冷風の一部がバイパス経路を通過し温風経路へ供給されるよう冷風調節手段の開度を調節するので、室内へ送風される冷風量を減少させつつ温風温度を低下させることができるため、室内温度の低下を防止し、乾燥運転を実施時間における高温の温風が吹き出される時間の割合が減少することから衣類や布団に高温の温風が送風される時間が減少するため、高温に弱い素材で作られた衣類や布団の痛みを抑制することができる。
本発明の実施例による除湿機の斜視図である。 本発明の除湿機の内部構造を説明する平面視断面図である。 本発明の除湿機の内部構造を説明する側面視断面図である。 本発明の除湿機の温風吹出口にダクトを設置する手順を示す図である。 本発明の除湿機の制御ブロック図である。 本発明の除湿機の乾燥運転時における作動を説明するフローチャートである。 本発明の除湿機の乾燥運転時における通常モードでの各部の作動内容と温風温度の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の除湿機の乾燥運転時における低温モードでの各部の作動内容と温風温度の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の除湿機の冷風、温風の動きを説明する簡易側面視断面図である。 本発明の除湿機の乾燥運転時における温風温度の変化と従来の除湿機の乾燥運転における温風温度の変化とを比較説明する図である。
本発明の実施の形態を図に基づいて以下に説明する。
1は除湿機本体を構成する本体ケースで、底板2と前面、上面、背面の中央にて係合する右枠3と左枠4にて構成している。前記本体ケース1内には冷凍サイクルを構成する蒸発器5と凝縮器6と圧縮機39、膨張器40を備え、前記蒸発器5の下流側には冷風用ファン7を、凝縮器6の下流側には温風用ファン8を設け、前記冷風用ファン7と温風用ファン8を同一の軸にて回転する送風モータ9を隔壁10の冷風用ファン7側に固定している。
送風モータ9は風量をF0、F1、F2、F3、F4、F5の6段階で可変させることができ、F0が最大回転数で駆動し最大風量での送風が実施され、F以後の数値が大きくなる毎に回転数が低下するため風量が小さくなる。
前記右枠3は右側面の中央から上部にかけて冷風吸込口11を備え、この冷風吸込口11を吸込空気内の埃を除去するフィルタ12で覆っている。前記冷風吸込口11の下方にはドレンタンク13を着脱するタンク穴14を設けている。前記ドレンタンク13装着時には、ドレンタンク13の外表面は右枠3の外表面と同一面に形成されている。前記冷風吸込口11の上方には運搬時の手掛用凹部15が一体に形成されている。
前記左枠4は左側面の中央から上部にかけて温風吸込口16を備え、この温風吸込口16を冷風吸込口11と同様にフィルタ12で覆っている。また前記右枠3の手掛用凹部15と対向する位置に同じ形状の凹部15が一体に形成されている。
前面下部中央の右枠3・左枠4の合わせ面から上方には前パネル17を備え、この前パネル17の上部には冷風吹出口18を設けている。この冷風吹出口18には冷風の左右方向の風向を調整すると共に停止時や除湿運転時に冷風吹出口18を閉じる縦ルーバ19が左右1対設けられ、この縦ルーバ19に冷風の上下方向の風向を調整する多数の羽根20が設けられている。
21は前記本体ケース1上面の前側に設けられた操作部であり、操作部21には、運転開始及び停止を指示する運転スイッチ22と、室内へ冷風を送風する冷風運転、室内の除湿を行う除湿運転、衣類の乾燥を実施する衣類乾燥運転、布団の乾燥を実施する布団乾燥運転の各モードの切り替えを行うモード切替スイッチ23と、運転停止までの時間を設定するタイマースイッチ24と、運転状態を表示する多数のランプ25とを備えている。
26は温風吹出口で、前記本体ケース1上面の後ろ側から背面にかけて位置し、排気ルーバ27の切替で温風の吹き出し方向を上方向と後ろ方向に切替るものである。前記排気ルーバ27は上面と同一面で上面側の温風吹出口26を覆い後方へ温風の排気を行う後方排気位置から、温風吹出口26内部の左右に設けられた回動軸(図示せず)を支点として約90度手動にて後方へ回動する事で、排気ルーバ27は背面よりもやや突出する状態で、背面側の温風吹出口26を覆い上方へ温風の排気を行うものである。
28は排気ダクトで、布やポリエチレン等の柔軟性薄膜材料で形成されたダクト本体29と、このダクト本体29の一端に取り付けられた接続具30で構成されている。また前記ダクト本体29は薄膜がつぶれて送風抵抗が大きくなる事を防止するために、プラスッチック製で直径約15cmの補強リング31が複数薄膜に縫い込まれている。
前記温風吹出口26の背面側で、吹出口26の左右と下側周囲にはコの字型の溝32を形成したダクト取付部33が右枠3や左枠4と一体に形成されている。
前記排気ダクト28を温風吹出口26に取り付けるには、排気ルーバ27が上面側にあり、温風の吹き出し方向が後方側にセットされている状態であるかを確認し、前記接続具30をダクト取付部33の溝32に上方から挿入し、ダクト本体29を引き延ばして他端を窓等より部屋の外や廊下に出せば、補強リング31によって送風路が確保され、排気ダクト29のセットが完了する。
34は本体ケース1の背面で温風吹出口26の下方に位置する収納部蓋で、この収納部蓋34と前記ファン7・8のファンケース35間の空間に排気ダクト28の収納部36を形成している。
前記排気ダクト28の着脱方法について図4に基づき説明すれば、収納部蓋34を開いて収納部36から排気ダクト28を取り出し、排気ルーバ27が上面側にあり、温風の吹き出し方向が後方側にセットされている状態であるかを確認し、接続具30をダクト取付部33の溝32に上方から挿入し、ダクト本体29を引き延ばして他端を窓等から屋外や廊下などの部屋の外に出せば、補強リング31によって送風路が確保され、排気ダクト29のセットが完了する。
排気ダクト28を取り外すには、前記の取付手順の逆を行い、ダクト本体29を小さく折り畳んで収納部36に収納すれば良い。いつでも排気ダクト28が必要なときに簡単に空気調和機に着脱でき、収納時の見栄えが良いだけでなく、排気ダクト28を紛失したり何処かに片付けて忘れてしまうような事がないものである。
前記隔壁10の右側には、冷風吸込口11と蒸発器5、冷風用ファン7、冷風吹出口18を連通して冷風経路37を形成し、また、前記隔壁10の左側には温風吸込口16と凝縮器6、温風用ファン8、温風吹出口26を連通して温風経路38を形成している。
前記ファンケース35は樹脂成形により隔壁10と一体に設けられるか、又は別体に設けて爪等の係合で組み立てられて形成されている。
前記蒸発器5と凝縮器6は熱伝導性良好な多数のアルミウムフィンに銅管が貫通したフィンチューブ式の熱交換器である。
前記底板2上にはON/OFF切り替えのみが可能な圧縮機39を備え、この圧縮機39と前記凝縮器6、キャピラリーチューブ等の膨脹器40、蒸発器5を順次冷媒配管で連通し冷凍サイクルを形成している。
前記蒸発器5の下方にはドレンパン(図示せず)を設け、このドレンパンによって蒸発器5で発生した結露水を集め前記ドレンタンク13に蓄えるものである。
41は凝縮器6に設置され凝縮器6の検知温度から温風吹出口26より送風される温風の温度を推定する温風温度推定手段としての熱交温度センサである。
42は冷風吸込口11に設置され本体ケース1が置かれた室内の室温を検知する室温センサである。
43は冷風吸込口11に設置され本体ケース1が置かれた室内の相対湿度を検知する湿度センサである。
44は冷風吹出口18付近の本体ケース1内にあるバイパス経路45の途中に設置され開度が変更可能な冷風調節手段としてのダンパーであり、当該ダンパー44の開度を変更することでバイパス経路45を通過し凝縮器6を介して温風経路38へ供給される冷風量と冷風吹出口18から吹き出す冷風量が変化する。
ダンパー44の開度とバイパス経路45を通過する冷風量と冷風吹出口18から吹き出す冷風量の関係について詳述すると、ダンパー44が全閉のときは、図9の(A)で示すように、冷風吹出口18が全開でありバイパス経路45に冷風が供給されず冷風経路37の冷風が全て冷風吹出口18から室内へ送風される。
ダンパー44が前方向に10°だけ動作した開1状態のときは、図9の(B)で示すように、バイパス経路45内を冷風が通過可能となり温風経路38へ供給されると共にダンパー44の動作により縦ルーバ19が連動して冷風吹出口18が閉止する方向に動作し、バイパス経路45へ供給されなかった冷風が冷風吹出口18から室内へ送風される。
ダンパー44が前方向に15°だけ動作した開2状態のときは、図9の(C)で示すように、バイパス経路45内をダンパー44が開1の状態のときより多くの冷風が通過可能となり温風経路38へ供給されると共にダンパー44の動作により縦ルーバ19が連動して冷風吹出口18が更に閉止する方向に動作し、ダンパー44が開1の状態より少量の冷風が冷風吹出口18から室内へ送風される。
ダンパー44が全開のときは、図9の(D)で示すように、ダンパー44に連動して縦ルーバ19が閉止するため、冷風経路37内の冷風が全てバイパス経路45内を通過し、凝縮器6を介して温風経路38内へ供給され、冷風吹出口18からは冷風が送風されない。
46は冷風吹出口18付近の本体ケース1内に設置され操作部21の操作内容に基づき各駆動部材の作動内容を指示するマイコンで構成された制御部である。
(通常運転の説明)
次に、本実施形態における通常運転について説明する。
まず、操作部21の運転スイッチ22が操作されたら、制御部46は送風モータ9を所定の風量で駆動させ、圧縮機39をON状態にすることで、冷風吹出口18から冷風を吹き出すと共に温風吹出口26から温風を吹き出す。冷風吹出口18から吹き出される冷風により室内の人に対してスポット的な冷房が可能であり、また、温風吹出口26から送風される温風については排気ダクト28を介して室外へ排出することで、温風により室内温度が上昇するのを防止することができる。
(過昇温度制御)
運転を継続することで凝縮器6の温度が上昇し、熱交温度センサ41で検知される温度が所定の高温値である65℃以上になったら、制御部46は、過昇温度制御が働き圧縮機39の駆動を停止させると共に送風モータ9を最大風量であるF0で駆動させることで凝縮器6の温度を低下させ、排気ダクト28を介して高温の温風が排気されるのを防止することで、冷凍サイクルが高温状態になることでの製品の故障を防止する。
(乾燥運転の説明)
次に、本発明における衣類あるいは布団の乾燥運転について説明する。
乾燥運転を実施する場合、ユーザーが排気ルーバ27を開放し温風吹出口26から吹き出す温風が当たる位置に乾燥対象の衣類を干すか、温風吹出口26に接続する排気ダクト28の他端側を布団に装着して布団乾燥の準備を整えた状態にする。
乾燥運転が選択された場合の具体的な作動内容を図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、操作部21の運転スイッチ22がON操作された後にモード切替スイッチ23で衣類あるいは布団乾燥運転が選択されたら、制御部46は、圧縮機39を駆動させることで生成される高温冷媒により凝縮器6を加熱する予備加熱動作を開始する(ステップS101)。
ステップS101で圧縮機39の駆動を開始したら、制御部46は、圧縮機39の駆動開始から5分経過したか判断し(ステップS102)、5分経過していれば次のステップへ進み、5分経過していなければステップS102の判断を繰り返す。
ステップS102で圧縮機39の駆動開始から5分経過していると判断したら、制御部46は、送風モータ9を中程度の風量であるF3となるように駆動させ、冷風用ファン7と温風用ファン8とを回転させ冷風経路37と温風経路38とで送風を通過させる(ステップS103)。
ステップS103で送風モータ9を駆動させたら、制御部46は、湿度センサ43で検知された室内の相対湿度が50%RH以上か判断し(ステップS104)、50%RH以上であれば運転時間を120分に設定する(ステップS105)。
また、検知された湿度が50%RH未満であれば、制御部46は、運転時間を60分に設定する(ステップS106)。
ステップS105、またはステップS106で運転時間が設定されたら、制御部46は、室温センサ42で検知された室温が30℃以上か判断し(ステップS107)、室温が30℃以上であれば後述する高温モードに遷移する(ステップS108)。
ステップS107で室温が30℃未満と判断されたら、制御部46は、室温センサ42で検知された室温が10℃以上かつ30℃未満の範囲にあるか判断し(ステップS109)、室温が前記範囲にあれば後述する通常モードに遷移する(ステップS110)。
ステップS109で室温が10℃以上かつ30℃未満の範囲にないと判断されたら、制御部46は、室温センサ42で検知された室温が所定値である10℃未満だと判断して後述する低温モードに遷移する(ステップS111)。
室温センサ42で検知された室温によりステップS108の高温モード、ステップS110の通常モード、及びステップS111の低温モードへの遷移が完了したら、制御部46は、ステップS105あるいはステップS106で設定した運転時間が経過したか判断し(ステップS112)、設定した運転時間が経過していれば送風モータ9と圧縮機39を停止させ運転を停止させ、設定した運転時間が経過していなければステップS112の判断を繰り返す。
(高温モード)
次に、ステップS108の高温モードについて詳述する。
室温センサ42で検知された室温が30℃以上で高温の場合、制御部46は、圧縮機39をON状態にすると共に送風モータ9を中程度の風量であるF3で駆動させ、圧縮機39をON状態にして送風モータ9を駆動させてから15分経過したと判断したら、圧縮機39をOFF状態にして送風モータ9を停止させる。
そして、圧縮機39をOFF状態にして送風モータ9を停止させてから5分経過したと判断したら、制御部46は、再度圧縮機9をON状態にすると共に送風モータ9を中程度の風量であるF3で駆動させる。
このように、圧縮機39をON状態にして送風モータ9を中程度の風量であるF3で駆動させる動作の15分と、圧縮機39をOFF状態にして送風モータ9を停止させる動作の5分をステップS105かステップS106で設定された運転時間まで繰り返すことで、室温が高いことで凝縮器6内の冷媒温度が高まりやすいことにより過昇温度制御が頻繁に実施され、衣類や布団の乾燥運転が長時間に渡り継続されないことを防止し、確実に衣類や布団の乾燥運転を継続して実施することができる。
(通常モード)
次に、ステップS109の通常モードについて図7に基づいて詳述する。
室温センサ42で検知された室温が10℃以上かつ30℃未満の場合、制御部46は、熱交温度センサ41での検知温度を確認し、検知温度が40℃未満であれば、図9の(A)で示すようにダンパー44を全閉状態にしてバイパス経路45の通風量をゼロにし、冷風経路37の冷風が温風経路38内へ流れ込まないようにする。
通常モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が所定の開度変更温度である40℃以上になったら、制御部46は、図9の(B)で示すようにダンパー44が開1の状態となるよう動作させバイパス経路45内を通過可能な状態にし、冷風経路37の冷風が凝縮器6を介して温風経路38内へ送風する。
これにより、凝縮器6の温度上昇が緩和されることから、熱交温度センサ41での検知温度の上昇率がダンパー44を全閉状態にしたときと比較して緩やかになる。
通常モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が所定の高温値よりも低く所定の開度変更温度よりも高い所定値である45℃以上になったら、制御部46は、図9の(C)で示すようにダンパー44が開2の状態となるよう動作させ、開1の状態よりバイパス経路45内の通風量が多くなるようにし、送風モータ9の風量を中程度より少し大きいF2に切り替える。
これにより、冷風経路37から凝縮器6を介して温風経路38へ供給される冷風量がダンパー44を開1の状態にしたときより増加することから、熱交温度センサ41での検知温度の上昇率がダンパー44を開1の状態にしたときより緩やかになる。
通常モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が所定の高温値よりも低く所定の開度変更温度よりも高い所定値である50℃以上になったら、制御部46は、図9の(D)で示すようにダンパー44を全開状態にし、開2の状態よりバイパス経路45内の通風量が多くなるようダンパー44を動作させると共に縦ルーバ19を閉止し、送風モータ9の風量を大風量であるF1に切り替える。
これにより、冷風経路37から凝縮器6を介して温風経路38へ供給される冷風量がダンパー44を開2の状態にしたときより増加することから、熱交温度センサ41での検知温度の上昇率がダンパー44を開2の状態にしたときより緩やかになる。
通常モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が所定の高温値である65℃以上になったら、制御部46は、過昇温度制御が働き圧縮機39をOFF状態に切り替えると共に送風モータ9の風量を最大風量であるF0に切り替える。
これにより、凝縮器6の温度上昇を抑えて温風吹出口26から高温の温風が吹き出すのを防止することができる。
そして、熱交温度センサ41での検知温度が45℃以下になったら、制御部46は、圧縮機39をON状態にして送風モータ9を中程度の風量であるF3で駆動させ、ダンパー44を閉止して縦ルーバ19を開放することで、衣類や布団の乾燥運転を継続する。
(低温モード)
次に、ステップS111の低温モードについて図8に基づいて説明する。
室温センサ42で検知された温度が所定値である10℃未満の場合、制御部46は、熱交温度センサ41での検知温度を確認し、検知温度が45℃以下であれば、図9の(B)で示すようにダンパー44が開1の状態となるよう動作させバイパス経路45内を冷風が通過可能な状態にし、冷風経路37の冷風を温風経路38内へ送風する。
これにより、衣類や布団の乾燥を実施しつつ冷風吹出口18から送風される冷風量が減少することから室内の室温低下を抑制することができる。
低温モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が所定の開度変更温度である45℃以上になったら、制御部46は、図9の(C)で示すようにダンパー44が開2の状態となるよう動作させ、開1の状態よりバイパス経路45を通過し凝縮器6を介して温風経路38へ供給される冷風量が多くなるようにし、送風モータ9の風量を中程度より少し大きいF2に切り替える。
これにより、冷風経路37から凝縮器6を介して温風経路38へ供給される冷風量がダンパー44を開1の状態にしたときより増加することから、熱交温度センサ41での検知温度の上昇率がダンパー44を開1の状態にしたときより緩やかになる。
低温モードを継続し、熱交温度センサ41での検知温度が50℃以上になったとき、及び所定の高温値である65℃以上になったときの制御内容は通常モードと同様なので説明を省略する。
そして、過昇温度制御が実施された後、熱交温度センサ41での検知温度が45℃以下になったら、制御部46は、圧縮機39をON状態にして送風モータ9を中程度の風量であるF3で駆動させ、ダンパー44を開1の状態にして縦ルーバ19を開放することで、衣類や布団の乾燥運転を継続する。
また、低温モードの実施中において、蒸発器5の温度を検知する図示しない熱交温度センサにより蒸発器5に付着した霜を取り除く除霜運転を開始する所定の除霜開始温度が検知されたと判断したら、制御部46は、図9(A)で示すようにダンパー44を全閉状態にしつつ送風モータ9を駆動させる状態に切り替えるので、除霜運転により蒸発器5表面に発生した霜が溶かされたことで水分を多く含む湿った空気がバイパス経路45を介して温風経路38へ案内され、温風吹出口26から衣類や布団に送風されることを防止できるため、湿った空気が衣類や布団に送風されることで乾燥効率が低下するのを防止することができる。
以下に、本発明の効果について説明する。
乾燥運転が選択され通常モードが実施される場合、熱交温度センサ41での検知温度の上昇に伴いダンパー44の開度を変更し、冷風経路37からバイパス経路45を通過し凝縮器6を介して温風経路38へ流入する冷風量を増加させるので、図10で示すように、従来の除湿機の運転での熱交温度センサ41の検知温度による凝縮器6の温度上昇を示す破線より、本発明の除湿機の乾燥運転での熱交温度センサ41の検知温度による凝縮器6の温度上昇を示す実線の方が緩やかに上昇方向へ推移することから、経過時間当たりにおける60℃付近の高温温風が吹き出す割合が従来と比較し本発明の方が減少するため、高温温風に弱い素材で作られた衣類や高温に弱いウレタン等で作られた布団について本発明の乾燥運転を実施することで、高温温風による衣類や布団の痛みを抑制することができる。
また、低温モードが実施される場合、ダンパー44を開1の状態にして冷風経路37内の冷風がバイパス経路45を通過し温風経路38へ流入するようにしたので、ダンパー44を全閉にした状態と比較し冷風吹出口18から送風される冷風量が減少するため、室内が低温のときに冷風吹出口18から冷風が送風されることで室内温度が更に低下することを防止すると共に、熱交温度センサ41での温度上昇率が従来の除湿機と比較して緩やかになることから、経過時間当たりにおける60℃付近の高温温風が吹き出す割合が従来と比較し本発明の方が減少するため、高温温風に弱い素材で作られた衣類や高温に弱いウレタン等で作られた布団について本発明の乾燥運転を実施することで、高温温風による衣類や布団の痛みを抑制することができる。
なお、本実施形態では凝縮器6の温度を検知する熱交温度センサ41を温風温度推定手段とし、熱交温度センサ41の検知値によりダンパー44の開度を変更する内容で説明したが、温風吹出口26付近に温度センサを設置し温風温度を検知してダンパー44の開度を変更する内容や、蒸発器5の熱交温度や冷凍サイクル中の冷媒温度から温風吹出口26から吹き出される温風温度を推定してダンパー44の開度を変更する内容であってもよく、温風吹出口26から送風される温風温度が推定可能であれば、温風温度推定手段として本発明の範疇に含まれるものである。
また、本実施形態では冷風吹出口18付近にダンパー44及びバイパス経路45が配置された構成で説明したが、これに限らず、隔壁10に冷風経路37と温風経路38とが連通可能となる穴を形成してバイパス経路とし、当該穴に設置した移動可能な板を冷風調節手段として機能させる内容であってもよく、冷風経路37内の冷風が温風経路38内へ流入可能で温風経路38へ流入する冷風量が調節可能であり、冷風と混合した温風温度が検知可能な構成であれば、バイパス経路45及びダンパー44の位置や構成について特に限定はされない。
1 本体ケース
5 蒸発器
6 凝縮器
9 送風モータ
11 冷風吸込口
16 温風吸込口
18 冷風吹出口
26 温風吹出口
37 冷風経路
38 温風経路
39 圧縮機
40 膨張器
41 熱交温度センサ(温風温度推定手段)
42 室温センサ
44 ダンパー(冷風調節手段)
45 バイパス経路
46 制御部

Claims (3)

  1. 本体ケース内にあり圧縮機、凝縮器、膨張器、蒸発器を順次冷媒配管で連通し冷媒を循環する冷凍サイクルと、
    前記凝縮器へ送る空気を吸い込む温風吸込口から前記凝縮器で加熱された温風を吹き出す温風吹出口までの経路を構成する温風経路と、
    前記蒸発器へ送る空気を吸い込む冷風吸込口から前記蒸発器で冷却された冷風を吹き出す冷風吹出口までの経路を構成する冷風経路と、
    前記温風経路及び前記冷風経路の空気を送風するファンを駆動する送風モータと、
    前記冷風経路内の冷風が前記凝縮器を介して前記温風経路内へ供給可能とするバイパス経路と、
    当該バイパス経路内に設置され前記冷風経路から前記温風経路への冷風の供給量を開度変更により調節する冷風調節手段と、
    前記温風吹出口から送風される温風温度を推定する温風温度推定手段と、
    当該温風温度推定手段で推定された温風温度が所定の高温値以上であれば前記圧縮機を停止させる制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の高温値よりも低い所定の開度変更温度以上のとき、前記冷風経路を通過する冷風の一部が前記バイパス経路を通過し前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴とした乾燥機能付き除湿機。
  2. 前記制御部は、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の高温値よりも低く前記所定の開度変更温度よりも高い所定値以上のとき、前記温風温度推定手段で推定された温風温度が前記所定の開度変更温度以上かつ前記所定値未満のときよりも多くの冷風が前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴とした請求項1記載の乾燥機能付き除湿機。
  3. 前記本体ケースが設置された室内の温度を検知する室温センサを備え、
    前記制御部は、前記室温センサで検知された室温が所定値以下のとき、前記冷風経路を通過する冷風の一部が前記バイパス経路を通過し前記温風経路へ供給されるよう前記冷風調節手段の開度を調節することを特徴とした請求項1または2記載の乾燥機能付き除湿機。
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