JP2020072223A - プリント配線板 - Google Patents

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幸男 小谷
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幸男 小谷
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Abstract

【課題】小型SMDチップ部品の実装品質を向上させたプリント配線板を提供すること。【解決手段】ウレタンスキ−ジ10の展延により、プリント配線基板11の回路パターン12面に実装されるチップ部品の実装位置に、印刷マスク21に設けたベース版3のザグリ加工部5に貫通させた印刷孔7より接着ボンド15を塗布して、チップ部品を仮止めする構成とすることにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。【選択図】図3

Description

本発明は、アキシャル電子部品とSMDチップ部品が混在するプリント配線板に関する。
従来、この種のチップ部品を搭載するプリント配線板は、チップ部品を適切に効率よく取り付ける工法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来のチップ部品の取付工法を示す平面図、図5は、同取付工法の断面図、図6は、同取付工法の半田付け後の断面図である。
図4、図5、図6において、チップ部品をプリント配線板上に取り付ける場合、まず、絶縁基板51の上に銅箔パターン52a、52bがプリント配線され、銅箔パターン52a、52b上にチップ部品53を接続する半田付け部分54a、54bに半田マスクをして全体をレジスト55で被覆する。
そして、マスクを取り除くと、銅箔パターン52a、52bの半田付け部分54a、54bが露出し、かつ、取り付け位置出し部分59が凹部となる。
取り付け位置出し部分59に接着ボンド57を塗布し、チップ部品53を上方から押圧しながら仮止めし、チップ部品53の両端を銅箔パターン52a、52bの露出部分である半田付け部分54a、54bに密着しつつ接着ボンド57を硬化させる。接着ボンド57の硬化後、チップ部品53の両端を半田58で銅箔パターン52a、52bに接続する。
特開平01−107596号公報
しかしながら、昨今の電子SMD部品の小型化に伴いプリント基板上に実装するチップ部品サイズも小型化が進んでいる、例えば1.6mm×0.8mm(1608サイズ)から1.0mm×0.5mm(1005サイズ)と部品表面積も約1/2サイズ以下となっている。
このような小型化したSMDチップ部品が増加してきた現状では、チップ部品に接着剤がはみ出ることなく塗布して仮止めすることが困難になってきたという課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、作業用冶具としての接着ボンド印刷マスクを用いて、小型SMDチップ部品の接着ボンド印刷の加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くしたプリント配線板を提供する事を目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のプリント配線板は、片面に回路パターンを形成したプリント配線基板と、前記プリント配線基板の前記回路パターン面に実装されるチップ部品と、前記チップ部品の実装位置と同位置に印刷孔を形成したPOM(ポリアセ
タ−ル)もしくはアルミ板からなるベース版を設けた印刷マスクとを備え、ウレタンスキ−ジの展延により前記チップ部品の実装位置に前記印刷孔より接着ボンドを塗布することにより、前記チップ部品を仮止めする構成としたものである。
これにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。
本発明のプリント配線板は、従来困難であった小型SMDチップ部品(1005サイズ以下)の電子部品を実装するための接着ボンド印刷が実現できるため、加工精度が増し、プリント配線板の品質を向上するとともに、作業時間を低減することができる。
本発明の実施の形態におけるプリント配線板のチップ部品を仮止めする印刷マスクの全体構成を示す平面図 (a)〜(e)同印刷マスクのベース版の製造過程を示す断面図 同印刷マスクの接着ボンドを印刷する時の状態を示す断面図 従来のチップ部品の取付工法を示す平面図 同取付工法の断面図 同取付工法の半田付け後の断面図
第1の発明は、片面に回路パターンを形成したプリント配線基板と、前記プリント配線基板の前記回路パターン面に実装されるチップ部品と、前記チップ部品の実装位置と同位置に印刷孔を形成したPOM(ポリアセタ−ル)もしくはアルミ板からなるベース版を設けた印刷マスクとを備え、ウレタンスキ−ジの展延により前記チップ部品の実装位置に前記印刷孔より接着ボンドを塗布することにより、前記チップ部品を仮止めする構成としたものである。
これにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のベース版は、ベース版は、厚さ2.5mm以下であり、所定の配置に深さ略2.0mmのザグリ加工部を形成し、前記ザグリ加工部内に所定の配置でφ0.3mm以下の印刷孔を貫通させ、前記ザグリ加工部および前記印刷孔に接着ボンドを充填して、チップ部品を仮止めする構成としたものである。
これにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。
以下、発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるプリント配線板のチップ部品を仮止めする印刷マスクの全体構成を示す平面図、図2(a)〜(e)は、同印刷マスクのベース版の製造過程を示す断面図、図3は、同印刷マスクで接着ボンドを印刷する時の状態を示す断面図である。
図1において、印刷マスク21のマスク枠1は、矩形状をしたアルミ角パイプ製であり
、マスク枠1に180〜250メッシュ程度のポリエステル紗膜2が一定のテンションをかけた状態で貼り付けられる。紗膜2の中央の切り抜き部分には、矩形状をしたベ−ス版3が接着剤4により張り合わされる。
印刷マスク21を使って、ベース版3からプリント配線基板11(図3参照)のチップ部品取り付け部に接着ボンド15(図3参照)を塗布することにより、チップ部品をプリント配線基板11に仮止めする。なお、図2(a)の下面がプリント配線基板11側である。
図2(a)〜(e)において、図2(a)のベース版3材料は、厚さ2.5mmのPOM(ポリアセタ−ル)、もしくは、アルミ板である。図2(b)工程にて、プリント配線基板11にチップ部品を仮止めするための接着ボンド15(図3参照)印刷箇所に、深さ2mmの印刷ボンド充填用のザグリ加工部5を加工する。
次に、図2(c)工程にて、リード付き電子部品13(図3参照)のクリンチされているリ−ド端子14(図3参照)を逃がすための、深さ2mmのリ−ド端子部用ザグリ加工部6の加工をプリント配線基板11側に行う。
そして、図2(d)工程では、チップ部品実装位置に合わせて、ザグリ加工部5にφ0.3mmの印刷孔7を貫通させて加工する。この時、貫通孔加工はザグリ加工部5の裏面側(図で下面)から行う。これは、ザグリ加工部5側から加工を行うとザグリ加工部5の段差にドリルが触れて簡単に折れる虞があるためである。
印刷ボンド15塗布時には、ザグリ加工部5に印刷ボンド15を充填し、印刷孔7からプリント配線基板11のチップ部品実装部に塗布する。
このザグリ加工部5から印刷孔7を通して印刷ボンド15を塗布する方法により、ザグリ加工部5に接着ボンド15が溜まった状態を保持できるので、スキ−ジを使っての印刷時にウレタンスキ−ジ10(図3参照)からの圧力不足を補い、印刷ミスを防止することができる。
図2(e)工程では、図2(d)工程の印刷孔7加工時には、加工バリ8がザグリ加工部5面に発生するので、加工バリ8発生箇所に、ペレット状にしたドライアイスを、ドライアイス吹き付けエア−9として吹き付けて、バリ除去を行う。
図3において、プリント配線基板11のチップ部品実装部に接着ボンド印刷を行う場合、まず、プリント配線基板11を印刷ボンド面である銅箔による回路パタ−ン12を上面にして、印刷機の左右のクランパ16上に載置する。
次に、マスク枠1のベ−ス版3部をプリント配線基板11上に載せ、図示しない押圧手段によってマスク全体を押圧することにより、プリント配線基板11表面と印刷機のクランパ16などの金属構造部に密着させる。
そして、ベ−ス版3上に所定量の接着ボンド15を載せた後、ウレタンスキ−ジ10にて展延することにより、ベ−ス版3のサグリ加工部5、印刷孔7に接着ボンド15を充填する。
接着ボンド15充填が終了したら、プリント配線基板11上からベ−ス版3を引き剥がして取り去る。これにより、プリント配線基板11上には、印刷孔7と同一形状の接着ボンドパタ−ンが形成される。印刷孔7は、φ0.3mmと小さいために1.0mm×0.
5mm(1005サイズ以下)のチップ部品も確実に仮止めすることができる。
接着ボンドパタ−ンが形成されると、チップ部品を実装して塗布した接着ボンド15で仮止めし、次に高温槽で接着ボンド15を硬化した後、プリント配線基板11を反転してその他の必要部品を取り付けし、最後に半田槽を通して半田付けして、プリント配線基板11が完成する。
以上のように、本実施の形態においては、ウレタンスキ−ジ10の展延によりチップ部品の実装位置に印刷孔7より接着ボンド15を塗布して、チップ部品を仮止めする構成とすることにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。
また、ベース版3は、厚さ2.5mm以下であり、所定の配置に深さ略2.0mmのザグリ加工部5を形成し、ザグリ加工部5内に所定の配置でφ0.3mm以下の印刷孔7を貫通させ、ザグリ加工部5および印刷孔7に接着ボンド15を充填して、チップ部品を仮止めする構成とすることにより、小型SMDチップ部品を仮止めする接着ボンド印刷について、加工精度を向上させ、安定的に品質良く、作業工数も短くすることができる。
本発明にかかるプリント配線板は、従来困難であった小型SMDチップ部品(1005サイズ以下)の電子部品を実装するための接着ボンド印刷が実現できるので、各種の電化製品の用途に適用できる。
3 ベ−ス版
5 サグリ加工部
7 印刷孔
10 ウレタンスキ−ジ
11 プリント配線基板
12 回路パタ−ン
15 接着ボンド
21 印刷マスク

Claims (2)

  1. 片面に回路パターンを形成したプリント配線基板と、前記プリント配線基板の前記回路パターン面に実装されるチップ部品と、前記チップ部品の実装位置と同位置に印刷孔を形成したPOM(ポリアセタ−ル)もしくはアルミ板からなるベース版を設けた印刷マスクとを備え、ウレタンスキ−ジの展延により前記チップ部品の実装位置に前記印刷孔より接着ボンドを塗布することにより、前記チップ部品を仮止めするプリント配線板。
  2. ベース版は、厚さ2.5mm以下であり、所定の配置に深さ略2.0mmのザグリ加工部を形成し、前記ザグリ加工部内に所定の配置でφ0.3mm以下の印刷孔を貫通させ、前記ザグリ加工部および前記印刷孔に接着ボンドを充填して、チップ部品を仮止めする請求項1に記載のプリント配線板。
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