JP2020070535A - 空調衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】首元や脇下を効率的に冷却することができ、好適に着用できる空調衣服を提供する。【解決手段】この空調衣服100であれば、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の首元や脇に当たり易く、好適に身体を冷却することができるので、好適に着用することができる。また、この空調衣服100を袖まくりして着用する場合、長袖状の袖部2の二の腕部分に設けられたファスナーによって構成されている排出口21を開いた状態に切り替えるようにすれば、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気は主に、袖部2の排出口21とフード部3の開口3aから排出されるように流通するようになって、好適に身体を冷却することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、空調衣服に関する。
近年、身体又は下着の表面と略平行に大量の外気を流通させることにより身体から出た汗を蒸発させて、身体を冷却する空調衣服が実用化されている(例えば、特許文献1参照。)。
この空調衣服では、ファンの駆動によって服本体と身体又は下着との間の空間に送り込んだ空気が、主に首周りの開口部や両方の袖口の開口部から外部に排出されるようになっている。
特許第6382314号公報
しかしながら、上記特許文献1の空調衣服の場合、空調衣服の裾側にファンが配設されているため、外部から取り込んだ空気が身体の腰部や腹部に当たり易く、また前屈み姿勢時においては首周りや両方の袖口の開口部から排出され難い態様になっている。
本発明者らは、人体の構造上、脈拍が取れるような皮膚が薄い箇所、例えば、首元や脇など血管が皮膚表面に近い部分を効率的に冷やすことで身体を冷却することができることに着目し、より好適に着用できる空調衣服を開発するに至った。
本発明の目的は、首元や脇下を効率的に冷却することができ、好適に着用できる空調衣服を提供することである。
上記目的を達成するため、この発明は、
使用者の身体のうち少なくとも上半身を覆う服本体と、
前記服本体と身体又は下着との間の空間に空気を流通させるための送風手段と、を備えた空調衣服であって、
前記服本体は、前記使用者の胴を覆う胴体部と、アームホールに縫着されて前記使用者の腕を覆う一対の袖部と、を有し、
前記袖部の二の腕を覆う部分には、前記空間を流通した空気を排出するための排出口が開閉可能に設けられていることを特徴とする。
かかる構成の空調衣服であれば、送風手段によって服本体内に取り込まれた空気が使用者の背中から首元に当たり易いので、好適に身体を冷却することができる。また、送風手段によって服本体内に取り込まれた空気が脇側や両方の袖口へ流通し易くなるので、好適に身体を冷却することができる。
このように、好適に身体を冷却することができる空調衣服であれば、好適に着用することができる。
この空調衣服を袖まくりして着用した場合、二の腕を覆う部分に設けられている排出口を開いた状態に切り替えるようにすれば、送風手段によって服本体内に取り込まれた空気が長袖状の袖部の排出口から排出されるように流通するようになる。
例えば、空調衣服の長袖状の袖部を袖口側から折り返すなどして、肘の辺りまでまくり上げて着用した場合、送風手段によって服本体内に送り込まれた空気を腕側から排出する開口部(ここでは袖口)が塞がれてしまい、空気の流通が滞ってしまうことがある。
そこで、この空調衣服のように長袖状の袖部が二の腕を覆う部分に開閉可能な排出口を設けておけば、空調衣服を袖まくりして着用した場合でも、袖部の排出口から空気を排出するように流通させることができるので、好適に身体を冷却することができる。
また、この空調衣服であれば、長袖状態での着用時に肘を曲げた姿勢が長時間に亘ることがあっても、開いた状態に切り替えた袖部の排出口から空気を排出するように流通させることができるので、好適に身体を冷却することができる。
このように、長袖状の袖部が二の腕を覆う部分に開閉可能な排出口が設けられている空調衣服であれば、袖まくりした場合でも肘を曲げた姿勢が長時間に亘る場合でも好適に着用することができる。
本発明によれば、首元や脇下を効率的に冷却することができ、好適に着用できる空調衣服が得られる。
本実施形態の空調衣服を示す正面図(a)と背面図(b)である。 本実施形態の空調衣服を示す正面図であり、空調衣服を袖まくりして着用した状態を示している。
以下、図面を参照して、本発明に係る空調衣服の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
本実施形態の空調衣服100は、例えば、図1(a)(b)に示すように、使用者の身体のうち少なくとも上半身を覆う服本体10と、服本体10と身体又は下着との間の空間に空気を流通させるための送風手段50等を備えて構成されている。
なお、図1(a)(b)では、空調衣服100を袖まくりせずに着用した状態を示している。
服本体10は、通気性の小さな又は通気性の無いシート状素材で、使用者の上半身を覆うような形状に形成されている。
具体的には、この服本体10は、使用者の胴を覆う胴体部1と、使用者の腕を覆う一対の袖部2と、使用者の頭を覆うフード部3と、を有している。
本実施形態の空調衣服100は、長袖状の袖部2(長袖部)を有している。
なお、袖部2は、胴体部1(服本体10)のアームホールに縫着されている。
この服本体10(胴体部1)の裾部11には、例えばゴム等、伸縮性のある部材が取り付けられている。これにより、服本体10の裾部11は絞り込まれて身体側に密着するようになる。
また、この空調衣服100は前開きタイプであり、服本体10(胴体部1)の前身頃はファスナーによって開閉されるようになっている。なお、そのファスナーが比翼12によって隠された態様を図示している。
一対の袖部2は、胴体部1の上部両側に縫着されている。
この袖部2の袖口2aは、送風手段50によって服本体10内に送り込まれて流通した空気を排出する開口部として機能する。
特に、使用者の腕を覆う長袖状の袖部2が二の腕(上腕)を覆う部分には、服本体10内の空間を流通した空気を排出するための排出口21が開閉可能に設けられている。
この排出口21は、袖部2における胴体部1と対向する位置に設けられている。
換言すれば、この排出口21は、空調衣服100の脇下における袖部2側に設けられている。
そして、この開閉可能な排出口21は、ファスナーにより構成されている。
なお、ここではファスナーにより構成されている排出口21を例に説明したが、ファスナー以外の開閉機能を有する部材により構成された排出口21であってもよい。
フード部3は、胴体部1の首周りに縫着されている。
このフード部3の開口3aは、送風手段50によって服本体10内に送り込まれて流通した空気を排出する開口部として機能する。
なお、このフード部3で使用者の頭部を覆い、その開口3aから顔を出すように着用した態様を図示したが、フード部3で使用者の頭部を覆わずに、フード部3を後頭部側に下ろすようにすれば、そのフード部3を立ち襟として着用することができる。
また、使用者がヘルメットを装着している場合、フード部3でヘルメットを覆うように着用すればよい。この場合、ヘルメットと頭部の間に空気が送り込まれ、ヘルメットの前部のつばから空気が排出されるようになる。
送風手段50は、空気を外部から取り込むことにより服本体10と身体又は下着との間に空気流通路を形成し、その空気流通路内に空気の流れを強制的に生じさせるものである。
2つの送風手段50,50は、服本体10の後ろ身頃の上部に左右に対を成して取り付けられている。具体的には、送風手段50は、胴体部1の背面側であって、一対の袖部2の縫着箇所の間に位置するように配設されている。
換言すれば、送風手段50は、服本体10のアームホールの最下点よりも上に位置する箇所に配設されており、空調衣服100の着用時に使用者の脇下よりも上に位置する箇所に配設されている。
このように、送風手段50を袖部2の付け根に近い位置に配設することで、首元や袖部2側へ空気を送り込み易くなっている。
特に、送風手段50を、服本体10(胴体部1)の後ろ身頃の上部に配設することで、送風手段50によって服本体10内に取り込んだ外部の空気を首元や両方の袖口に行き渡らせ易くなっている。具体的には、服本体10の後ろ身頃の上部に配設されている送風手段50によって服本体10内に外部の空気が取り込まれると、その空気は袖部2側(袖口側)へ送り込まれるとともに、フード部3側(首元側)や服本体10の裾部11側へ送り込まれて、服本体10内の全体に行き渡るようになる。
これに対し、従来技術(上記特許文献1)の空調衣服のように、服本体10の後ろ身頃の下部である裾部11側に送風手段が配設されていると、その送風手段によって服本体10内に取り込んだ外部の空気は、胴体部1の下部から上部へ送られた後、袖部2側やフード部3側へ送り込まれるようになるので、例えば胴体部1の上部へ空気を送り難くなる前屈みの姿勢が長時間続く場合に、袖部2側やフード部3側に十分な空気が送り込まれ難くなってしまうおそれがある。
つまり、従来技術(上記特許文献1)の空調衣服のように、服本体10と身体又は下着との間の空気流通路の端に送風手段が配設されているよりも、本実施形態の空調衣服100のように、空気流通路の中央側に送風手段50が配設されている方が、空気流通路の隅々まで、特に首元や両方の袖口に空気を良好に送り易く、好適に身体を冷却することが可能になる。
この送風手段50としては、プロペラを有するファン装置を用いている。
なお、送風手段50に電力を供給するための電源手段(不図示)は、例えば、服本体10の内ポケット(不図示)に収納されている。
電源手段は、例えばバッテリーを内蔵した電源装置であり、電源手段と2つの送風手段50,50とは電源ケーブルにより電気的に接続されている。
また、図1(b)に示すように、この空調衣服100の服本体10の背面側中央には、胴体部1からフード部3に亘る部分に、服本体10の生地に弛みを持たせるように形成された弛み部13が設けられている。
この弛み部13は、縦方向(上下方向)に延在するように服本体10に設けられた一対の縦襠部13aの間に立体的に形成されている。
そして、送風手段50によって外部の空気が服本体10内に取り込まれると、その取り込まれた空気により弛み部13は服本体10の外側に膨らんで、胴体部1からフード部3への空気流通路になる。
また、図1(b)に示すように、この空調衣服100の服本体10(胴体部1)の背面側の両サイドには、縦方向(上下方向)に延在するようにサイド襠部14が設けられている。
このサイド襠部14は、胴体部1の背面側であって、袖部2の縫着箇所と送風手段50の取り付け箇所の間に設けられており、その部分の厚み方向の寸法を調整可能にしている。
そして、送風手段50によって外部の空気が服本体10内に取り込まれると、その取り込まれた空気により、送風手段50の取り付け箇所辺りが外側に膨らむことで、送風手段50が使用者の身体から離れ易くなり、送風手段50による圧迫感が低減するので、空調衣服100の着用感が向上する。
また、図1(b)に示すように、この空調衣服100の服本体10(胴体部1)の背面側における上下方向略中央の位置には、横方向(左右方向)に延在するように横襠部15が設けられている。具体的には、横襠部15は、胴体部1の背中側における一対の袖部2の縫着箇所よりも下側に設けられている。
この横襠部15は、胴体部1の厚み方向の寸法を調整可能とする襠部である。
そして、送風手段50によって外部の空気が服本体10内に取り込まれると、その取り込まれた空気により、横襠部15が厚み方向に広がることで送風手段50が使用者の身体から離れ易くなり、送風手段50による圧迫感が低減するので、空調衣服100の着用感が向上する。また、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が首元や袖部2に流通し易くなる。
このように、本実施形態の空調衣服100を袖まくりせずに着用した場合、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気は主に、袖部2の袖口2aとフード部3の開口3aから排出されるように流通するので、好適に身体を冷却することができる。
特に、この空調衣服100における送風手段50は、胴体部1の背面側であって、一対の袖部2の縫着箇所の間に位置するように配設されているので、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の背中から首元に当たり易くなっており、好適に身体を冷却することができる。また、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の脇側や両方の袖口へ流通し易くなるので、好適に身体を冷却することができる。
なお、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の腰部や腹部に直接当たり難くしたことで、腰部や腹部を冷やし過ぎないようになっており、腰痛持ちの方の腰痛を悪化させたり、腹部の冷やし過ぎによる腹痛を起こしたりし難くなっている。
また、建設業においては作業道具類を腰回りの収納部に収納しているため、送風手段50を身頃の上部に配設したことで、その取り出し時などに送風手段50が邪魔になることなく作業することができる。
また、送風手段50が身頃の上部に配設されていれば、背もたれ付きの椅子に着座した場合に、送風手段50が背もたれと背中に挟まれ難くなり、好適に着座できる。
このように、好適に身体を冷却することができる空調衣服100であれば、好適に着用することができる。
次に、本実施形態の空調衣服100を袖まくりして着用する場合について説明する。
例えば、作業環境や作業内容によっては空調衣服100の長袖状の袖部2をまくって着用することがある。
図2に示すように、袖部2を袖口2a側から折り返すなどして、肘の辺りまでまくり上げて着用した場合、送風手段50によって服本体10内に送り込まれて流通した空気を腕側から排出する開口部が塞がれてしまう。
そこで、この空調衣服100を袖まくりして着用する場合には、図2に示すように、空調衣服100の脇下における袖部2側に設けられているファスナーを下ろし、そのファスナーにより構成されている排出口21を開くようにする。
こうすることで、袖部2の袖口2aが折り込まれて塞がれてしまった開口部に代わって、排出口21から空気を排出することが可能になるため、胴体部1から袖部2への空気流通路が確保されるので、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が袖部2側へ送り込まれるようになる。
このように、本実施形態の空調衣服100を袖まくりして着用した場合、袖部2の排出口21を開いた状態に切り替えるようにすれば、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気は主に、袖部2の排出口21とフード部3の開口3aから排出されるように流通し、好適に身体を冷却することができるので、この空調衣服100であれば、袖まくりしても好適に着用することができる。
特に、袖部2の排出口21が、空調衣服100の脇下側に設けられているので、身体の蒸れ易い箇所に空気を流通させることで蒸れた空気を排出させ易くなっており、血管が皮膚表面に近い脇下を効率的に冷やすようにして、好適に身体を冷却することができる。
以上のように、本実施形態の空調衣服100は、袖まくりした状態でも袖まくりしない状態でも、送風手段50によって服本体10内に取り込んだ空気を好適に流通させて排出するようにして身体を冷却することができるので、どちらの状態でも好適に着用することができる。
また、この空調衣服100では、送風手段50を服本体10(胴体部1)の後ろ身頃の上部に配設して、空気流通経路の中央側であって空気流通経路の分岐近傍から服本体10内に外部の空気を取り込むようにしているので、送風手段50によって服本体10内に取り込んだ外部の空気を首元や両方の袖口に行き渡らせ易くなっており、より好適に身体を冷却することができる。
なお、ここでいう空気流通経路の分岐近傍とは、一対の袖部2の縫着箇所とフード部3の縫着箇所のそれぞれに近い位置のことである。
また、この空調衣服100の服本体10(胴体部1)の背面側における上下方向略中央の位置には、胴体部1の厚み方向の寸法を調整可能な横襠部15が設けられているので、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気により、横襠部15が厚み方向に広がるようになっている。この横襠部15が厚み方向に広がることで、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が首元や袖部2に流通し易くなる。
つまり、しゃがんだ姿勢や前屈みの姿勢など、背筋に空気を送り難くなるような姿勢をとっても、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が背筋を通り首元へ流通させることができるので、そのような姿勢であっても身体を冷却することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
本実施形態の空調衣服100であれば、空調衣服100の長袖状の袖部2を袖まくりせずに長袖状態で着用したときに、肘を曲げた姿勢が長時間に亘ることがあっても、開いた状態に切り替えた袖部2の排出口21から空気を排出するように流通させることができるので、好適に身体を冷却することができる。
つまり、空調衣服100を袖まくりせずに長袖状態で着用したときに、肘を曲げた姿勢が長時間に亘ることがあっても、好適に身体を冷却することができるので、この空調衣服100を好適に着用することができる。
なお、以上の実施の形態においては、開閉可能な排出口21は袖部2における胴体部1と対向する位置(空調衣服100の脇下側で二の腕の内側に相当する位置)に設けられているとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、袖部2における二の腕の外側に相当する位置に排出口21が設けられていてもよい。
また、以上の実施の形態においては、排出口21を構成するファスナーを脇側から肘側に下ろして、その排出口21を開くように図示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、肘側から脇側にファスナーを下ろして排出口21を開く向きに、その排出口21を構成するファスナーを袖部2に設けるようにしてもよい。
また、以上の実施の形態においては、長袖状の袖部2を有している空調衣服100を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、半袖状の袖部2を有している空調衣服100であってもよい。
半袖状の袖部2を有している空調衣服100においても、送風手段50が一対の袖部2の縫着箇所の間に位置するように配設されていれば、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の首元や脇に当たり易く、好適に身体を冷却することができるので、好適に着用することができる。
また、袖部2を有していないベスト形状(ノースリーブ形状)の空調衣服100であってもよい。
また、以上の実施形態においては、フード部3を有している空調衣服100を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、首回りが襟形状やタチエリ形状などフード形状ではない空調衣服100であってもよい。首回りがフード形状ではない空調衣服100においても送風手段50が一対の袖部2の縫着箇所の間に位置するように配設されていれば、送風手段50によって服本体10内に取り込まれた空気が使用者の首元や脇に当たり易く、好適に身体を冷却することができるので、好適に着用することができる。
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 胴体部
11 裾部
12 比翼
13 弛み部
13a 縦襠部
14 サイド襠部
15 横襠部(襠部)
2 袖部(一対の袖部)
2a 袖口
21 排出口
3 フード部
3a 開口
10 服本体
50 送風手段
100 空調衣服

Claims (5)

  1. 使用者の身体のうち少なくとも上半身を覆う服本体と、
    前記服本体と身体又は下着との間の空間に空気を流通させるための送風手段と、を備えた空調衣服であって、
    前記服本体は、前記使用者の胴を覆う胴体部と、アームホールに縫着されて前記使用者の腕を覆う一対の袖部と、を有し、
    前記袖部の二の腕を覆う部分には、前記空間を流通した空気を排出するための排出口が開閉可能に設けられていることを特徴とする空調衣服。
  2. 前記排出口は、前記袖部における前記胴体部と対向する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。
  3. 開閉可能な前記排出口は、ファスナーにより構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調衣服。
  4. 前記袖部は長袖状の袖部であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空調衣服。
  5. 前記袖部は半袖状の袖部であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空調衣服。
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