JP2020068587A - 回転電機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記インバータに電気的に接続されたステータ巻線を有する同期式の回転電機と、
各相において、上下アームのうちいずれか一方の前記スイッチのみに電気的に接続されたシャント抵抗と、を備えるシステムに適用される回転電機の制御装置において、
前記各シャント抵抗のうち少なくとも2相分のシャント抵抗に電流が流れている期間において、電流が流れている前記各シャント抵抗の電圧を検出する電流検出部と、
前記ステータ巻線に高周波電圧を印加する高周波印加部と、
前記電流検出部により検出された電圧に基づいて、前記高周波電圧の印加に伴い前記ステータ巻線に流れる高周波電流を検出する高周波検出部と、
前記高周波検出部により検出された高周波電流に基づいて、前記回転電機の磁極位置を推定する推定部と、
前記電流検出部により検出された電圧と、前記推定部により推定された磁極位置である推定磁極位置とに基づいて、前記インバータを構成する前記各スイッチのスイッチングモードを設定する設定部と、を備え、
前記高周波印加部は、周波数が人の可聴域よりも高い方に外れた高周波電圧を前記ステータ巻線に印加する。
前記設定部は、前記推定部により磁極位置が推定されるたびに、前記回転電機の制御量をその指令値にするための指令信号を前記推定磁極位置に基づいて生成し、上下アームの前記スイッチの操作状態を所定期間毎に相ごとに順次固定しつつ、3相のうち操作状態が固定された相以外の2相を構成する上下アームの前記スイッチを、生成した前記指令信号及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調によりオンオフ操作する2相変調の前記スイッチングモードを設定する。
前記推定部は、前記キャリア信号の2周期以上の周期毎に前記磁極位置を推定する。
以下、本発明に係る回転電機の制御装置を具体化した第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
U相シャント抵抗23Uの設置場所としては、図1に示したものに限らず、例えば、U相下アームスイッチSUnのドレインとU相導電部材21Uの第1端との間であってもよい。なお、V相シャント抵抗23U及びW相シャント抵抗23Wについても同様である。
図7に示すように、シャント抵抗を上アーム側に設けてもよい。図7において、先の図1に示した構成と同一の構成については、便宜上、同一の符号を付している。U,V,W相上アームスイッチSUp,SVp,SWpのドレインには、U,V,W相シャント抵抗24U,24V,24Wの第1端が接続されている。U,V,W相シャント抵抗24U,24V,24Wの第2端と、蓄電池30の正極端子とは、正極側母線Lpにより接続されている。
信号生成部50は、PWMに代えて、空間ベクトル変調(SVM:Space Vector Modulation)により各操作信号gUp〜gWpを生成してもよい。
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、信号生成部50は、いわゆる上ベタの2相変調により、各操作信号gUp〜gWnを生成してスイッチングモードを設定する。詳しくは、図9に示すように、電気角120°毎に相ごとに、上アームスイッチのオン操作固定及び下アームスイッチのオフ操作固定を順次行いつつ、操作状態が固定された相以外の2相を構成する上,下アームスイッチをオンオフ操作するように指令時比率Dtu,Dtv,Dtwを変更する。なお、図9に示す各指令時比率Dtu,Dtv,Dtwは、γ軸電圧Vγrにγ軸高周波電圧Vγhが重畳されていない場合のものである。
以下、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、信号生成部50は、第1実施形成で説明した下ベタの2相変調と、第2実施形態で説明した上ベタの2相変調とを規定時間毎に交互に切り替える処理を行う。
図12に示すように、信号生成部50は、電気角60°毎に相ごとに上アームスイッチ及び下アームスイッチの操作状態を順次固定してかつ、電気角60°毎に相ごとに上記操作状態を固定する上アームスイッチ及び下アームスイッチそれぞれのオン操作固定及びオフ操作固定を交互に切り替えるように指令時比率Dtu,Dtv,Dtwを変更してもよい。なお、図12に示す各指令時比率Dtu,Dtv,Dtwは、γ軸電圧Vγrにγ軸高周波電圧Vγhが重畳されていない場合のものである。
以下、第4実施形態について、第1実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、制御装置40は、図13に示すように、キャリア信号SigCの1周期Tnと同じ周期毎に電流検出タイミングtdを設定する。制御装置40は、推定角θestの算出と、算出した推定角θestに基づく各操作信号gUp〜gWnの生成とを含む制御を、キャリア信号SigCの2周期と同じ周期毎に実施する。つまり、各操作信号gUp〜gWnを生成するための制御装置40の制御周期が、キャリア信号SigCの2周期と同じ周期に設定されている。なお、図13(a)〜図13(c)は、先の図6(a)〜図6(c)に対応している。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
Claims (4)
- 3相分の上下アームのスイッチ(SUp〜SWn)を有するインバータ(20)と、
前記インバータに電気的に接続されたステータ巻線(11U〜11W)を有する同期式の回転電機(10)と、
各相において、上下アームのうちいずれか一方の前記スイッチのみに電気的に接続されたシャント抵抗(23U〜23W,24U〜24W)と、を備えるシステムに適用される回転電機の制御装置(40)において、
前記各シャント抵抗のうち少なくとも2相分のシャント抵抗に電流が流れている期間において、電流が流れている前記各シャント抵抗の電圧を検出する電流検出部と、
前記ステータ巻線に高周波電圧を印加する高周波印加部と、
前記電流検出部により検出された電圧に基づいて、前記高周波電圧の印加に伴い前記ステータ巻線に流れる高周波電流を検出する高周波検出部と、
前記高周波検出部により検出された高周波電流に基づいて、前記回転電機の磁極位置を推定する推定部と、
前記電流検出部により検出された電圧と、前記推定部により推定された磁極位置である推定磁極位置とに基づいて、前記インバータを構成する前記各スイッチのスイッチングモードを設定する設定部と、を備え、
前記高周波印加部は、周波数が人の可聴域よりも高い方に外れた高周波電圧を前記ステータ巻線に印加する回転電機の制御装置。 - 前記推定部は、前記高周波検出部により高周波電流が検出されるたびに前記磁極位置を推定し、
前記設定部は、前記推定部により磁極位置が推定されるたびに、前記回転電機の制御量をその指令値にするための指令信号を前記推定磁極位置に基づいて生成し、上下アームの前記スイッチの操作状態を所定期間毎に相ごとに順次固定しつつ、3相のうち操作状態が固定された相以外の2相を構成する上下アームの前記スイッチを、生成した前記指令信号及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調によりオンオフ操作する2相変調の前記スイッチングモードを設定する請求項1に記載の回転電機の制御装置。 - 前記設定部は、3相のうち操作状態をオフに固定する相を順次切り替える請求項2に記載の回転電機の制御装置。
- 前記設定部は、前記推定部により磁極位置が推定されるたびに、前記回転電機の制御量をその指令値にするための指令信号を前記推定磁極位置に基づいて生成し、生成した前記指令信号及びキャリア信号の大小比較に基づくパルス幅変調により前記スイッチングモードを設定し、
前記推定部は、前記キャリア信号の2周期以上の周期毎に前記磁極位置を推定する請求項1に記載の回転電機の制御装置。
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