JP2020067468A - 撮像装置 - Google Patents

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shutter curtain
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哲也 西尾
Tetsuya Nishio
哲也 西尾
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Abstract

【課題】撮影レンズから入射した被写体光がシャッター幕に結像した場合に熱で変形または穴があくことを軽減する撮像装置を提供すること。【解決手段】被写体光を集光する撮影レンズと、撮影レンズを通過した被写体光の光量を調節する絞りと、絞りを制御するレンズ制御手段と、複数の画素からなる撮像素子と、開口と、撮像素子の読み出し中には開口を遮光状態に保ち、開口を開放状態から遮光状態及び遮光状態から解放状態に走行する、少なくとも一つのシャッター幕を有するフォーカルプレーンシャッターと、撮像素子の読み出し中に撮影レンズを通過した被写体光がシャッター幕に結像し、熱によって変形または穴があく可能性を判別する判別手段とを有し、判別手段よりシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性があると判断された場合にはシャッター幕の開放状態から遮光状態への走行が終了したのちにレンズ制御手段が絞りを絞り込むことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、シャッター装置を備える撮像装置に関する。
ミラーボックスを有していない所謂ミラーレスカメラにおいては、撮像素子の読み出し中は撮像素子を遮光する必要があり、この場合、シャッター装置が備えるシャッター幕で遮光するのが一般的である。
そして、上記遮光中に撮影レンズから入射した太陽等の高輝度の被写体光がシャッター幕に結像した場合にシャッター幕が熱により変形または穴があく問題がある。
上記問題の対策として、従来はシャッター幕の材質を耐熱性の高い金属またはカーボンファイバーを用いていたが、金属製の羽根を採用した場合には、重量が重い、コストが高いという問題があった。また、カーボンファイバー製の羽根を採用した場合は、コストが高い問題があった。
特許文献1には、電源オフの間、交換レンズを介して入射される被写体からの光に起因する撮像素子の劣化を軽減する対策が開示されている。
特開2009−260959号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された従来技術では、撮像素子の読み出し中は撮影レンズから入射した光がシャッター幕に結像しシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性がある。
そこで、本発明の目的は、撮影レンズから入射した被写体光がシャッター幕に結像した場合にシャッター幕が熱により変形または穴があくことを軽減することを可能にした撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
被写体光を集光する撮影レンズと、
撮影レンズを通過した被写体光の光量を調節する絞りと、
絞りを制御するレンズ制御手段と、
複数の画素からなる撮像素子と、
開口と、
上記撮像素子の読み出し中には、前記開口を遮光状態に保ち、前記開口を開放状態から遮光状態、及び遮光状態から解放状態に走行する少なくとも一つのシャッター幕を有するフォーカルプレーンシャッターと、
上記撮像素子の読み出し中に上記撮影レンズを通過した被写体光が上記シャッター幕に結像しシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性を判別する判別手段と、を有し、
上記判別手段よりシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性があると判断された場合には上記シャッター幕の開放状態から遮光状態への走行が終了したのちにレンズ制御手段が絞りを変形または穴があくことのない値に絞り込むことを特徴とする。
本発明によれば、撮影レンズから入射した被写体光がシャッター幕に結像した場合にシャッター幕が熱により変形または穴があくことを軽減する撮像装置の提供を実現できる。
本発明の撮像装置のブロック図 太陽がシャッター幕202に結像している状態の説明図 本発明の羽根変形判定手段の動作を説明するフローチャート 本発明の撮像装置の動作を説明するフローチャート
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかわる撮像装置のブロック図である。
301は撮像レンズ、302は撮像レンズからの被写体光の光量を調節する絞り、303はCPU204からの信号により絞り302及び撮像レンズ301を制御するレンズ制御手段である。
撮像レンズ301(光学系)からの被写体光は絞り302により所定の光量に調節されたのちに撮像素子203に向かう。
撮像素子203は、CMOSイメージセンサ等が使用され、撮像レンズ301により結像された被写体像を光電変換する。
撮像素子203と絞り302の間にはフォーカルプレーンシャッター201が設けられている。
フォーカルプレーンシャッター201には撮像素子を開放状態から遮光状態及び遮光状態から解放状態に移動するよう制御されるシャッター幕202が設けられている。
205はシャッター駆動回路であり、CPU204の信号により、シャッターを駆動する。
第1スイッチ210は撮影準備を開始するスイッチであり、第2スイッチ211は撮影を開始するスイッチである。第1スイッチ210と第2スイッチ211は、2段スイッチで形成されており、第1ストロークで第1スイッチ210がONし、第2ストロークで第2スイッチ211がONする。
レンズ制御手段303は、撮像レンズ301の焦点距離、絞り径、射出瞳径、射出瞳と撮像素子203との距離等のレンズ情報をCPU204に出力するとともに、CPU204からの制御に応じて絞り、レンズ等を駆動する。
CPU204は、シャッター駆動回路205、信号処理回路209、撮像素子駆動回路207、レンズ制御手段303の制御および演算を行う。
撮像素子駆動回路207はCPU204からの信号により、撮像素子203に電子先幕としてのリセット走査(電子先幕走行)を行わせる。
信号処理回路209は、撮像素子203から読み出された信号に対して所定の処理(色処理やガンマ補正等)を施すことによりライブビュー画像データ及び静止画画像データを生成する。
記録媒体212は、信号処理回路209により処理された静止画画像データを記録する。表示部213は、液晶ディスプレイ(LCD)等が使用され、ライブビュー画像、撮影した画像や各種メニュー画面などを表示する。メモリ部であるRAM(Random Access Memory)214は、信号処理回路209に接続され、画像データなどを一時的に記憶する。
また、CPU204は信号処理回路209が生成した画像データより被写体光の光量を演算する。
撮影レンズから入射した光がシャッター幕に結像しシャッター幕が熱により変形または穴があく条件は
a:太陽がシャッター羽根にピントが合っている
かつ
b:シャッター羽根に到達する被写体光の光量が所定値より大きいこと
である。
図2は太陽がシャッター幕202に結像している状態の説明図である。
図において、撮像レンズ301は2枚のレンズで構成されている。
S1は被写体とレンズの前側主点間の距離(負の値)
S2はレンズの後側主点と撮像素子203のセンサ面間の距離
fはレンズの焦点距離
σはレンズの後側主点とシャッター幕202の間の距離
δはシャター幕202と撮像素子203のセンサ面間の距離
である。
被写体がセンサ面に結像している時の条件は
1/f=1/S2−1/S1
である。
したがって被写体がセンサ面に結像している時の被写体距離S1は
S1=1/(1/S2−1/f)
また、太陽は無限遠の被写体と考えることができ
太陽がシャッター幕202に結像しているので
σ=f
S2=f+δとなる。
以上より
太陽がシャッター幕202に結像している時の被写体距離S1は
S1=1/(1/(f+δ)−1/f))
となる。
図3のフローチャートで本発明の羽根変形判定手段の動作を説明する。
羽根変形判定手段はシャッター羽根に到達する被写体光がシャッター羽根を変形させるまたは穴があく条件かどうか判定する。
S101:スタート
S102:CPUが被写体距離S1が太陽がシャッター幕202に結像している時の条件を満足する条件
S1=1/(1/(f+δ)−1/f))
か判定する。
YESなら103に進み NOならS105に進む。
S103:CPU204が被写体の光量が所定値α以上かどうか判定する。
所定値αはシャッター羽根を変形させるまたは穴があく光量である。
YESなら104に進み NOならS105に進む。
S104:K=1を設定する。
S105:終了。
図4のフローチャートで本発明の撮像装置の動作を説明する。
本フローチャートはライブビュー状態からスタートする。
ライブビュー状態では
絞り開放
シャッター幕開放
ライブビュー画像読み込み
になっている。
S201:スタート
S202:K=0
羽根変形手段の判定値Kをリセットする。
S203:レンズ情報取得
PU204がレンズ制御手段303から撮像レンズ301の焦点距離、絞り径、射出瞳径、射出瞳と撮像素子203との距離等のレンズ情報を取得する。
S204:CPU204が信号処理回路209からライブビュー画像を取得する。
S205:CPU204が取得したライブビュー画像から被写体の光量を演算する。
S206:CPU205が取得したライブビュー画像から焦点検出すなわち、被写体とレンズの前側主点間の距離(負の値)S1及びレンズの後側主点と撮像素子203のセンサ面間の距離S2を演算する。
S207:レンズ制御手段303はCPUが演算したレンズの後側主点と撮像素子203のセンサ面間の距離S2になるように撮像レンズ301を駆動する。
S208:図3のフローチャートに示す方法で、シャッター羽根に到達する被写体光がシャッター羽根を変形させるまたは穴があく条件かどうか判定する。
上記判定を実施するので、必要な場合にのみ絞りを駆動し不要な駆動を行わないので消費電力の増加及び絞りの作動回数の増加を最低限にとどめることができる。
S209:撮影開始スイッチSW2がオンしているか判定する。
YESの場合はS206に進み、NOの場合はS202に進む。
S210:CPU204はS205で演算した被写体光の光量から適正露光になる絞り値を演算しレンズ制御手段303に通信する。
レンズ制御手段303は上記絞り値に絞り302を絞り込む。
S211:CPU204はS203で取得した撮像レンズ301の焦点距離、絞り径、射出瞳径、射出瞳と撮像素子203との距離等のレンズ情報から撮像電子先幕としてのリセット走査(電子先幕走行)の走行カーブを決定する。
撮像素子駆動回路207はCPU204からの信号により、上記走行カーブで撮像素子203の電子先幕走行を行わせる。
S212:CPU204からの信号によりシャッター駆動回路205はシャッター幕202を開放状態から遮光状態に走行させる。
S213:不図示のシャッター走行判定手段がシャッター幕の走行が完了したか判定する。
YESならS210にNoならS209に進む。
S214:羽根変形手段の判定値Kが1すなわち、被写体の光がシャッター羽根を変形させるまたは穴があく条件の場合はS215に進み、Kが1でない場合はS216に進む。
S215:CPU204はS205で演算した被写体光の光量から被写体の光量がシャッター羽根を変形または穴があけることのない絞り値を演算しレンズ制御手段303に通信する。
レンズ制御手段303は上記絞り値に絞り303を絞り込む。
S216:信号処理回路209は撮像素子203の画像データの読み出しを開始する
S217:読み出し終了を判定する。
YESならS218にNoならS217に進む。
S218:CPU204からの信号によりシャッター駆動回路205はシャッター幕202を遮光状態から解放状態にチャージする。
S219:レンズ制御手段303は絞り303を開放する。
S220:終了。
上記フローチャートによると、シャッター幕202が撮像素子203を遮光している時は絞り303が被写体光の光量をシャッター幕202を変形させるまたは穴があく光量より少ない光量に調整しているために、シャッター幕202が変形、または穴があくことが無い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
301 撮像レンズ、302 絞り、303 レンズ制御手段、
201 フォーカルプレーンシャッター、202 シャッター幕、
203 撮像素子、204 CPU、205 シャッター駆動回路

Claims (1)

  1. 被写体光を集光する撮影レンズと、
    撮影レンズを通過した被写体光の光量を調節する絞りと、
    絞りを制御するレンズ制御手段と、
    複数の画素からなる撮像素子と、
    開口と、
    上記撮像素子の読み出し中には、前記開口を遮光状態に保ち、前記開口を開放状態から遮光状態、及び遮光状態から解放状態に走行する少なくとも一つのシャッター幕を有するフォーカルプレーンシャッターと、
    上記撮像素子の読み出し中に上記撮影レンズを通過した被写体光が上記シャッター幕に結像しシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性を判別する判別手段と、を有し、
    上記判別手段よりシャッター幕が熱により変形または穴があく可能性があると判断された場合には上記シャッター幕の開放状態から遮光状態への走行が終了したのちにレンズ制御手段が絞りを変形または穴があくことのない値に絞り込むことを特徴とする撮像装置。
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