JP5998820B2 - 撮影装置、合焦状態表示方法、合焦状態表示プログラム - Google Patents
撮影装置、合焦状態表示方法、合焦状態表示プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、MFモードにおけるユーザーの合焦操作を効果的に補助することを目的とする。
この場合、ユーザーは各領域の合焦評価値の最小値〜最大値で表される範囲内において注目領域の合焦評価値がどの程度に位置するかを認識することができる。
合焦対象物の背景をぼかした画像を撮影するための撮影モード(例:ポートレートモード)で撮影される画像は、画像全体が合焦するように撮影する撮影モード(例:遠景モード)で撮影された画像と比較して、絞り値が小さく(絞りの開口径が大きく)設定されている。絞り値が小さい場合被写界深度が浅くなるため、合焦操作に精密さを要する。被写界深度が浅い場合、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦するほど、当該合焦対象物より撮影装置からの距離が大きく離れている対象物を含む領域の合焦評価値は、注目領域の合焦評価値よりも小さくなる傾向にある。したがって画像内における注目領域の相対的な合焦度合いは高くなる傾向にある。一方、被写界深度が深い場合は、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦していたとしても、合焦対象物より撮影装置からの距離が大きく離れている対象物にも合焦しやすい。そのため、合焦対象物以外の被写体自体が有するコントラストが、合焦対象物自体が有するコントラストよりも大きい場合は、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦している状態であっても、画像内における注目領域の相対的な合焦度合いは高くなりにくい。したがって、被写界深度が浅い状態で撮影が行われる撮影モードが選択されている場合の方が、被写界深度が深い状態で撮影が行われる撮影モードが選択されている場合よりも本発明のように画像内における注目領域の相対的な合焦度合いを表示する構成が適している。
絞り値が予め決められた値以下に設定されて撮影された画像は、絞り値が予め決められた値よりも大きい値に設定されて撮影された画像と比較して、被写界深度が浅くなるため、合焦操作に精密さを要する。被写界深度が浅い場合、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦するほど、当該合焦対象物より撮影装置からの距離が大きく離れている対象物を含む領域の合焦評価値は、注目領域の合焦評価値よりも小さくなる傾向にある。したがって画像内における注目領域の相対的な合焦度合いは高くなる傾向にある。一方、被写界深度が深い場合は、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦していたとしても、合焦対象物より撮影装置からの距離が大きく離れている対象物にも合焦しやすい。そのため、合焦対象物以外の被写体自体が有するコントラストが、合焦対象物自体が有するコントラストよりも大きい場合は、注目領域に含まれる合焦対象物に合焦している状態であっても、画像内における注目領域の相対的な合焦度合いは高くなりにくい。したがって、予め決められた値以下の絞り値で撮影が行われる局面の方が、予め決められた値より大きい絞り値で撮影が行われる局面よりも本発明のように画像内における注目領域の相対的な合焦度合いを表示する構成が適している。
1.第一実施形態
1−1.構成
図1は本発明の一実施形態にかかる撮影装置1を示している。本実施形態の撮影装置1は、フォーカス調整に関してAF(Automatic Focus)モードとMF(Manual Focus)モードとを有している。撮影装置1には、光学系10、撮像センサー14、記憶部15、表示部20、記録部30、操作部40、フォーカス制御部43、絞り調整部45、シャッター制御部50、露光制御部60、CPU70、画像生成部80が備えられている。CPU70は、所定のプログラムに従って、フォーカス制御部43、絞り調整部45、シャッター制御部50、露光制御部60、記憶部15、画像生成部80、表示部20、記録部30、操作部40の動作を制御する。
図2はMFモードが選択されている場合の撮影モード時に撮影装置1において実行されるライブビュー処理のフローチャートである。撮影装置1は撮影モードにおいては、通常、表示部20においてライブビュー表示を行う。図2に示す処理は所定のフレームレートに応じた時間間隔ごとに繰り返し実行される。また、本実施形態においては絞り優先モードが選択されているものとして説明を行う。ユーザーが絞り12の設定値(絞り値)を変更すると、都度CPU70は絞り値に応じた開口径となるように制御信号を絞り調整部45に出力し、絞り調整部45は当該絞り12の絞り値に応じた開口径になるように絞り12を制御する。また、ユーザーがフォーカスリングを回転操作することによりレンズ11の位置が移動し画像の合焦状態が変化する。
すなわち、値Vは、合焦評価値の最大値と合焦評価値の最小値との差に占める、注目領域の合焦評価値と合焦評価値の最小値との差の割合を意味する。続いてCPU70は、値Vを示す情報を、画像生成部80によって生成された表示用画像データが示すライブビュー画像とともに表示部20に表示させる(ステップS125)。具体的には本実施形態においては、値Vを棒グラフで表示する。棒グラフの長さと値Vは比例関係にある。このように表示部20に値Vを示す棒グラフを表示することによってユーザーの合焦操作を補助する。ユーザーは棒グラフを見ながら合焦操作を行い、合焦対象物に合焦できたことを認識するとシャッターボタンを押下して本撮影を行う。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記実施形態においては、画像を25分割して25個の領域ごとに合焦評価値を算出し、式(1)により値Vを算出したが、25分割に限定されるものではない。例えば分割数は9分割(縦3×横3)でもよい。また、図6Aに示すように四隅と中央部の合計5つの領域についてそれぞれ合焦評価値を算出し、式(1)によって値Vを算出してもよい。また、図6Bや図6Cに示すように、画像の中央部を複数領域に分割し(例えば縦3×横3)、各領域についてそれぞれ合焦評価値を算出し、式(1)によって値Vを算出してもよい。
Claims (6)
- 被写体の画像を示す画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像内に設定された複数領域のそれぞれにおける合焦評価値を前記画像データに基づいて取得する合焦評価値取得手段と、
前記複数領域のうちの注目領域の前記合焦評価値と、前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値とに基づいて、前記画像内における前記注目領域の相対的な合焦度合いを示す情報を取得する合焦状態取得手段と、
合焦対象物の背景をぼかした画像を撮影するための撮影モードである場合に、前記相対的な合焦度合いを示す情報を表示部に表示する表示制御手段と、
を備える撮影装置。 - 被写体の画像を示す画像データを取得する画像データ取得手段と、
前記画像内に設定された複数領域のそれぞれにおける合焦評価値を前記画像データに基づいて取得する合焦評価値取得手段と、
前記複数領域のうちの注目領域の前記合焦評価値と、前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値とに基づいて、前記画像内における前記注目領域の相対的な合焦度合いを示す情報を取得する合焦状態取得手段と、
絞り値が予め決められた値以下の場合に、前記相対的な合焦度合いを示す情報を表示部に表示する表示制御手段と、
を備える撮影装置。 - 前記相対的な合焦度合いを示す情報は、前記複数領域の前記合焦評価値のうちの最大値と前記複数領域の前記合焦評価値のうちの最小値との差に占める、前記注目領域の前記合焦評価値と前記最小値との差の割合を示す、
請求項1又は2に記載の撮影装置。 - 前記合焦状態取得手段は、前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値が前記注目領域の前記合焦評価値に比べて所定の程度以上に大きい領域は前記注目領域の他の領域から除いて前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値を用いて前記相対的な合焦度合いを示す情報を取得する、
請求項1〜請求項3のいずれかに記載の撮影装置。 - 被写体の画像を示す画像データを取得する画像データ取得工程と、
前記画像内に設定された複数領域のそれぞれにおける合焦評価値を前記画像データに基づいて取得する合焦評価値取得工程と、
前記複数領域のうちの注目領域の前記合焦評価値と、前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値とに基づいて、前記画像内における前記注目領域の相対的な合焦度合いを示す情報を取得する合焦状態取得工程と、
合焦対象物の背景をぼかした画像を撮影するための撮影モードである場合と、絞り値が予め決められた値以下の場合と、の少なくとも一方の場合に、前記相対的な合焦度合いを示す情報を表示部に表示する表示制御工程と、
を含む合焦状態表示方法。 - 被写体の画像を示す画像データを取得する画像データ取得機能と、
前記画像内に設定された複数領域のそれぞれにおける合焦評価値を前記画像データに基づいて取得する合焦評価値取得機能と、
前記複数領域のうちの注目領域の前記合焦評価値と、前記注目領域の他の領域の前記合焦評価値とに基づいて、前記画像内における前記注目領域の相対的な合焦度合いを示す情報を取得する合焦状態取得機能と、
合焦対象物の背景をぼかした画像を撮影するための撮影モードである場合と、絞り値が予め決められた値以下の場合と、の少なくとも一方の場合に、前記相対的な合焦度合いを示す情報を表示部に表示する表示制御機能と、
をコンピューターに実現させる合焦状態表示プログラム。
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