JP4177865B2 - ベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラム - Google Patents

ベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像を描画するためのベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラムに関する。
HDTVや、HD DVD、次世代家庭用ゲーム機など、映像機器の高精細(HD:High Definition)化にともない、高精細CG(Computer Graphics)画像中にベクトルグラフィックスや、アウトラインフォントを高品質に、かつ効率よく描画する技術の必要性が今後高まると考えられる。
グラフィックス用LSIであるGPU(Graphics Processing Unit)を用いて、効率よくベクトルグラフィックスを描画する手法として、近年のGPUに搭載されているピクセルシェーダによりピクセル単位で2次Bezier曲線の内外判定が可能であることを利用して、線分と2次Bezier曲線の2種類の輪郭によって構成される閉曲線の描画をGPUにより実行する手法がある(例えば、非特許文献1参照)。
具体的には閉曲線を、単一の2次Bezier曲線で構成される部分と、曲線を含まない直線のみで構成される輪郭部分に分割し、単一の2次Bezier曲線輪郭部分をピクセルシェーダによって描画し、直線輪郭部分を三角形分割により描画する。ピクセルシェーダを用いたピクセル単位で2次Bezier曲線の内外判定により、表示解像度に依存しない滑らかな曲線の描画が行える。
この手法では予めCPU上で直線輪郭部分の内部を三角形分割する必要がある。しかし、GPUのステンシルバッファ機能を利用することで輪郭情報を直接GPU上で描画することが可能になる。これによりビデオメモリ上に格納した輪郭情報からアウトラインフォントを描画することが可能となる。
C. Loop and J. Blinn, "Resolution Independent Curve Rendering using Programmable Graphics Hardware," In Proc. of ACM SIGGRAPH2005, pp.1000-1009.
ところで、日本語アウトラインフォントを表示するためには、字画数の多い漢字の輪郭形状を保持する必要がある。1文字の漢字の輪郭形状は、数百から数千の頂点座標から構成される。日本語フォントは数千から数万文字の字種数があり、また、丸ゴシックや角ゴシック、明朝体などのデザイン上の種別が存在する。したがって、グラフィックスメモリなど限られたメモリ領域に効率よく文字フォントの形状情報を格納する技術が必要となる。
この発明は、上述した事情を考慮してなされたものであり、より表現力の高いインタラクティブアプリケーションを実現するベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、データソースからベクトルグラフィックスの第1の形状データを取得する取得手段と、ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータであるベクトルグラフィックスの構造化された第2の形状データと、該第2の形状データに対応する形状番号との組を複数格納する第1の格納手段と、複数の前記第2の形状データから、指定された前記形状番号に対応する第2の形状データを読み出す第1の読み出し手段と、前記読み出された第2の形状データを元に、該第2の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、前記第1の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状と、前記復元されたベクトルグラフィックス形状との、2つの形状が類似しているほど値が低くなる形状差評価値を算出する第1の算出手段と、複数の前記形状差評価値のうちの最小の形状差評価値と、該形状差評価値に対応する第2の形状データとを算出する第2の算出手段と、前記最小の形状差評価値と形状差評価値閾値とを比較する比較手段と、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記第1の形状データによる形状と、前記最小の形状差評価値に対応する第2の形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する第3の算出手段と、を具備し、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値より大きい場合には、前記第1の形状データを構造化されたベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納し、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記差分形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納することを特徴とする。
本発明のベクトルグラフィックス形状描画装置は、ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータである構造化ベクトルグラフィックス形状データの形状番号をデータソースから取得する第1の取得手段と、構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する形状番号との組を複数格納する格納手段と、複数の前記形状データから、前記取得された形状番号に対応する形状データを読み出す読み出し手段と、前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行う前処理手段と、描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得する第2の取得手段と、前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行う描画手段と、前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示する提示手段と、を具備することを特徴とする。
本発明のベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラムによれば、より表現力の高いインタラクティブアプリケーションを実現することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置、方法およびプログラムについて詳細に説明する。
まず、本発明の実施形態の概略を簡単に説明する。
グラフィックス専用LSIであるGPUに搭載されているピクセルシェーダを利用してCG画像中に曲線で輪郭が定義されるベクトルグラフィックスやアウトラインフォントを高品質にかつ効率よく描画する技術がある(上記のC. Loop and J. Blinnの文献に開示されている)。この技術を用いGPUによって高速にアウトラインフォント描画を行うためには、文字の形状情報をビデオメモリ上に配置する必要があるが、日本語の文章を表示する場合、字画数および字種数の多い漢字の形状データがビデオメモリを消費してしまうという問題がある。
そこで本発明の実施形態では、フォントの種別(例えば、角ゴシックフォント、丸ゴシックフォント)が異なっていても同じ字の場合には文字形状が類似していること、また漢字の部首が共通の字の場合に部首の形状が類似していることに着目し、参照情報と差分情報からなるベクトルグラフィックス形状データ構造を生成するベクトルグラフィックス形状データ生成装置を説明する。また、実施形態では、構造化されたベクトルグラフィックス形状データに基づく描画装置を説明する。これらの装置により、GPUを用いて日本語を表示する際のビデオメモリの消費量を削減でき、より多彩な種類のフォントを高速に表示でき、インタラクティブアプリケーションの表現力が向上する。
より詳細には、実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、形状が類似している2つのアウトライン形状について、一方の形状の頂点座標と、他方の形状の頂点座標との間の距離が、アウトライン形状全体の大きさに比べ十分小さい場合に、この距離を形状間の差分形状情報として保持する。差分形状情報は、元のアウトライン形状よりも少ない情報量で十分精度よく形状を表現できる。
実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、漢字の部分(へん、つくり)形状間の類似性、およびフォントの種類が異なる同一の文字間の形状の類似性に着目し、前述した差分形状情報の算出手段、元となる形状情報、差分形状情報の格納手段を備える。また、実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、グラフィックスパイプラインを用い、本発明の実施形態で説明する手法によって格納されたアウトラインフォント形状情報を効率的に描画する手段を備える。
実施形態による手法を用いることにより、グラフィックスプロセッサでアウトラインフォントを描画する際の、フォントの形状情報の格納に要するビデオメモリの量を削減することが可能となる。これにより、より多くの種類の文字情報、フォント種別をビデオメモリに格納することが可能となるだけでなく、アプリケーションに必要となる他のデータをビデオメモリに並存することが可能となるため、より表現力の高いインタラクティブアプリケーションが実現可能となる。
なお、本発明の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置、描画装置は、次世代グラフィックス処理エンジンへの搭載や、文字の表示にアウトラインフォントデータを用いるミドルウェアへの搭載が期待できる。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、ベクトルグラフィックスの形状データと、形状類似度閾値を入力し、構造化されたベクトルグラフィックスの形状データを生成する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置について図1を参照して説明する。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、図1に示すように、入力部101、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、形状差評価値算出部105、形状探索処理制御部106、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107、差分形状算出部108、出力部109、構造化ベクトルグラフィックス形状記録部110を備えている。
入力部101は、データソースからベクトルグラフィックスの形状データを入力とすると同時に、ベクトルグラフィックス形状データを受け取った旨を形状探索処理制御部106に伝える。ベクトルグラフィックス形状データについては後に図3を参照して説明する。ベクトルグラフィックス形状データのベクトルグラフィックス形状については後に図2を参照して説明する。
構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102は、構造化されたベクトルグラフィックス形状データを格納する。構造化されたベクトルグラフィックス形状データについては後に図4を参照して説明する。
構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103は、構造化ベクトルグラフィックス形状データを特定する形状番号を形状探索処理制御部106から入力し、この形状番号に基づき、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102から1つの構造化ベクトルグラフィックス形状データを読み出す。
ベクトルグラフィックス形状復元部104は、構造化ベクトルグラフィックス形状データを特定する形状番号に基づき構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103から読み出された構造化ベクトルグラフィックス形状データからベクトルグラフィックス形状データを復元する。ベクトルグラフィックス形状復元部104の詳細な動作については後に図5を参照して説明する。
形状差評価値算出部105は、ベクトルグラフィックス形状復元部104によって復元されたベクトルグラフィックス形状データと、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状データとの形状差評価値を算出する。形状差評価値は、2つのベクトルグラフィックス形状データに対応する2つのベクトルグラフィックス形状がどれほど類似しているかを示す指標である。形状評価値が低いほど、2つのベクトルグラフィックス形状は類似している。形状差評価値算出部105の詳細な動作については後に図6を参照して説明する。
形状探索処理制御部106は、形状差評価値算出部105から形状評価値を受け取る。形状探索処理制御部106は、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されているそれぞれの構造化ベクトルグラフィックス形状データと、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状データとの形状差評価値を一時的にメモリ(図示せず)に格納する。そして、形状探索処理制御部106は、メモリに格納された形状評価値のうちの最も形状が似ていることを示す形状差評価値(最小値を示す)と、この形状差評価値に対応する構造化ベクトルグラフィックス形状データと、を構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107に渡す。すなわち、形状探索処理制御部106は、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されている全ての構造化ベクトルグラフィックス形状データを復元したベクトルグラフィックス形状のうち、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状に最も類似した形状を探索する処理を行う。
構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107は、形状探索処理制御部106によって探索された、最も類似したベクトルグラフィックス形状間の形状差評価値と、予め設定されている形状差評価値閾値とを比較し、この比較結果に基づいて、入力部101で入力されたベクトルグラフィック形状データのデータ生成手法を選択する。形状差評価値閾値は、入力部101等を介してユーザによって外部から入力されてもよいし、予めベクトルグラフィックス形状データ生成装置ごとに設定されていてもよい。
差分形状算出部108は、形状探索処理制御部106で算出された形状差評価値に対応する構造化ベクトルグラフィックス形状データ(構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されていた形状データのうちの1つのデータ)と、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状データを入力し、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107から入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状についての差分形状データを算出する。この差分形状データの例は後に図4を参照して説明する。
出力部109は、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状データまたは差分形状算出部108で算出された差分形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状データとして出力する。
構造化ベクトルグラフィックス形状記録部110は、出力部109で出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に記録する。
[ベクトルグラフィックス形状]
次に、ベクトルグラフィックス形状について図2を参照して説明する。図2は、入力部101が入力するベクトルグラフィックス形状データが示すベクトルグラフィックス形状例を示したものである。
入力部101が入力するベクトルグラフィックス形状データが示すベクトルグラフィックス形状は、線分または2次Bezier曲線を連結した1つの閉曲線の輪郭を構成要素とする。線分は両端点の2つの頂点によって定義される。曲線は2次Bezier制御点である3つの頂点(例えば、P0、P1、P2)によって定義される。ベクトルグラフィックスの形状の頂点の定義方向(図2では、時計の回る向き)に対し、右側に存在する領域、すなわち図2では、2次Bezier曲線輪郭の閉曲線で囲まれる領域をベクトルグラフィックス形状の内部と定義する。
[ベクトルグラフィックス形状データ]
次に、入力部101が入力するベクトルグラフィックス形状データの内容の一例について図3を参照して説明する。図3は、図2で示した入力部101に入力されるベクトルグラフィックス形状のデータ構成図を示したものである。
形状データは、最初に「アウトライン開始記号」があり、その後、起点となる頂点P0の座標値が定義される。座標値は(x,y)の要素を持つ2次元座標で表される。ついで、頂点P0,P1,P2を制御点とする2次Beizer曲線を示すために、「2次Bezier曲線記号」が定義され、頂点P1,P2の座標値が定義される。ついで、頂点P2から頂点P3までの線分を示すために、「線分記号」が定義され、線分の終点である頂点P3の座標値が定義される。このように輪郭線を構成する頂点と、その頂点間を結ぶ直線または曲線に関する情報を順に定義してゆき、最後に輪郭線の開始点となる頂点P6=P0まで定義すると、「アウトライン終了記号」を定義し、輪郭線の終端であることを示す。
[構造化ベクトルグラフィックス形状データ]
次に、例えば、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102が格納している構造化ベクトルグラフィックス形状データについて図4を参照して説明する。図4は、構造化ベクトルグラフィックス形状データの構成図を示したものである。
構造化ベクトルグラフィックス形状データとは、ベクトルグラフィックス形状データを以下に述べるフォーマットに従うように定義したデータ構造である。換言すれば、構造化ベクトルグラフィックス形状データは、ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータである。
図4の左に示す構造化ベクトルグラフィックス形状データ401は、1つの構造化ベクトルグラフィックス形状データにより形状が定義される例である。データの内部構造を以下に説明する。まず、形状特定するための「形状番号S」が定義される。ついで、頂点の定義方向を反転するか否かの「頂点回転方向C」が定義される。構造化ベクトルグラフィックス形状データは時計回りに頂点を定義するため、反時計回りに頂点が定義されたベクトルグラフィックス形状データの場合、頂点の定義順序を逆転し、定義順序の逆転を行ったという情報を「頂点回転方向C」に保持する。ついで、「スケーリング座標値K」が定義される。構造化ベクトルグラフィックス形状データは頂点座標の定義範囲が0≦x,y≦1の範囲で定義されるようにスケーリングされる。そのためスケーリング前のベクトルグラフィックスの頂点の定義範囲を「スケーリング座標値K」に保持する。続く「アウトライン開始記号」から「アウトライン終了記号」までの構成は図2の構成と同様である。
図4の右に示す構造化ベクトルグラフィックス形状データ402は、参照形状となる構造化ベクトルグラフィックス形状データとの差分によって形状が定義される例である。すなわち、上記の差分形状データである。構造化ベクトルグラフィックス形状データ402は、例えば、差分形状算出部108で算出される。データの内部構造を以下に説明する。まず、「形状番号S」は401と同一の機能を持つ。ついで、「参照形状番号R」は参照となる構造化ベクトルグラフィックス形状データの番号を示す。「頂点回転方向C」、「スケーリング座標値K」は401と同一の機能を持つ。続く「アウトライン開始記号」から「アウトライン終了記号」内部の、頂点の定義方法は401と異なる。「参照頂点番号N0、相対座標V0」として定義される頂点座標P’0は以下のように計算される。「参照頂点番号N0」とは、参照形状番号Rで指定される構造化ベクトルグラフィックス形状データ中の頂点番号N0番目の頂点を示す。「相対座標V0」とは、N0番目の頂点座標からV0の相対位置に頂点P’0が存在することを示す。頂点座標の定義方法以外の「アウトライン開始記号」、「線分記号」、「2次Bezier曲線記号」、「アウトライン終了記号」の機能は401と同一である。
[構造化ベクトルグラフィックス形状データからベクトルグラフィックス形状への復元]
次に、ベクトルグラフィックス形状復元部104の動作の一例について図5を参照して説明する。図5は、ベクトルグラフィックス形状復元部104により実現される処理を示した図である。構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103は、指定された形状番号の構造化ベクトルグラフィックス形状データを、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102から読み出し、ベクトルグラフィックス形状復元部104に渡す。
まず、形状番号Sで指定される構造化ベクトルグラフィックス形状データの復元を行うものとし、形状番号Sの構造化ベクトルグラフィックス形状データを読み込み、メモリ領域VG(S)に代入する(ステップS501)。VG(S)は、形状番号Sの構造化ベクトルグラフィックス形状データを示す。VG(S)に定義されている参照形状番号Rで定義される形状が、さらに参照形状R2を持つかどうかを確認する(ステップS502)。もしRが参照形状R2を持つ場合、すなわちVG(R)が402の形式のデータである場合には、VG(R)について再帰的に図5で示される形状復元処理を行う(ステップS503)。もしRが401の形式のデータである場合には、VG(S)のデータを順次読み進めるため、データ構造のアウトライン開始記号にデータの読み出しポインタを設定する(ステップS504)。
VG(S)のデータ構造の読み出しのループの終端処理として、読み出しポインタがVG(S)の最後まで到達したかを確認する(ステップS505)。読み出しポインタがVG(S)の最後まで到達していない場合には、VG(S)から現在ポイントされている参照頂点番号Nと相対座標Vを読み込む(ステップS506)。VG(R)から参照頂点番号Nで参照されている頂点座標Pを読み込む(ステップS507)。頂点座標P+相対座標Vを出力する(ステップS508)。読み出しポインタを次の情報へ進める(ステップS509)。ステップS505で、読み出しポインタがデータ構造の最後まで到達した場合には形状復元処理を終了する。
[ベクトルグラフィックス形状の比較]
次に、形状差評価値算出部105の動作の一例について図6を参照して説明する。
まず、入力部101で入力されたベクトルグラフィックス形状データをVG1に代入する(ステップS601)。ついで、VG1の形状正規化処理を行い、処理結果をVG1Aに代入する(ステップS602)。形状正規化処理については後に図7を参照して説明する。ついで、ベクトルグラフィックス形状復元部104で復元されたベクトルグラフィックス形状をVG2に代入する(ステップS603)。ついで、VG1AとVG2との間の差分形状情報Dを算出する(ステップS604)。ついで、差分形状情報Dから形状差評価値Lを算出し、出力する(ステップS605)。ステップS604とステップS605の処理ついては後に図8、図9、図10を参照して説明する。
次に、図6のステップS602で行われる形状正規化処理について図7を参照して説明する。
まず、ベクトルグラフィックス形状VG1Aの頂点の定義順序が反時計回りの場合、頂点の定義順序が時計回りとなるように再定義する(ステップS701)。ついで、全ての頂点Pi(Xi,Yi)(0≦i<n)について、座標を調査し、X座標についての最小値Xmin,最大値Xmax、Y座標についての最小値Ymin、最大値Xmaxを求める(ステップS702)。ついで、全ての頂点について、以下の式により座標変換を行う。
Xai=( Xi − Xmin ) / ( Xmax − Xmin ),
Yai=( Yi − Ymin ) / ( Ymax − Ymin )
このスケーリングによって変換された頂点を頂点Pai(Xai,Yai)(0≦i<n)と定義する(ステップS703)。ステップS702とステップS703の処理により、ベクトルグラフィック形状の座標値が0から1の範囲となるように変換される。ついで、全ての頂点Pai(Xai,Yai)について、Xai+Yaiが最小であり、かつ、その中でYaiが最小である頂点Paiを与えるインデックスをjと定義する(ステップS704)。頂点Paj=Pb0,Pa(j+1)=Pb1…となるように、頂点Pbk(0≦k<n)を定義し、新たに定義されたベクトルグラフィックス形状データをVG1Aに代入する(ステップS705)。ステップS704とステップS705の処理によって、ベクトルグラフィックス形状の最も左上の点から頂点が開始されるように頂点定義順序が変換される。
次に、ステップS604の差分形状情報Dを算出する処理について図8、図9、図10を参照して説明する。
差分形状情報とは、2つのベクトルグラフィックス形状において、頂点の定義順序を入れ換えることなく、一方の形状のある頂点に最も近い他方の形状の頂点を対応付け、そして、その2つの頂点間の距離を求めたものである。図8に示す2つのベクトルグラフィック形状を例として説明する。入力形状801で示される形状が入力され正規化された形状VG1Aであるとし、参照形状802で示される形状が参照形状VG2であるとする。図8に示した形状は単純な形状であるため、頂点P0は頂点P’0に対応し、頂点P5は頂点P’2に対応していることがわかる。
差分形状情報を求める処理を以下に説明する。まず、入力形状801の各頂点が参照形状802のどの頂点に最も距離が近いかを算出する。これにはDPマッチングという公知の手法を応用する。図9のように参照形状頂点列(P’0〜P’4)と入力形状頂点列(P0〜P8)との格子で表される配列を定義する。そのうえで、図10で示される処理を行う。まず、図9の最も左上の頂点組(P0,P’0)上にポインタTを配置する(ステップS1001)。ついで、ポインタTが最も右下の頂点組に到達したかを確認する(ステップS1002)。もし到達していなければ、ポインタTが頂点組(Pi,P’j)上にある場合、以下の3種類の頂点座標間の距離を求め、最も小さい距離となる頂点組上にポインタを移動する(ステップS1003)。
D1=P(i+1)P’j
D2=PiP’(j+1)
D3=P(i+1)P’(j+1)
ステップS1002でポインタTが最も右下の頂点組に到達した場合には、ポインタTの移動経路情報を出力する(ステップS1004)。図9の黒丸と矢印は、図8の形状について図10の処理結果を図示したものである。このようにして、図8の入力形状801の各頂点に最も距離が近い参照形状802上の頂点が求まる。
一方、ステップS605では、以上の処理で求められた差分形状情報Dから、差分形状評価値Lを求める。差分形状評価は、対応する頂点間の距離の平均として定義する。すなわち、入力形状の頂点をP(i)(0≦i<n)、P(i)に対応する参照形状の頂点をPref(i)(0≦i<n)とすると、差分形状評価値はLの式で求められる。
L=(Σ(i=0…n−1)|P(i)−Pref(i)|)/n
<差分形状評価値を、入力形状と参照形状との重畳領域の面積によって求める手法>
ステップS605の処理において、差分形状評価値として入力形状と参照形状の対応頂点間の距離の平均値を用いる代わりに、入力形状と参照形状の重畳領域の面積を用いることも可能である。
[ベクトルグラフィックス形状の探索]
次に、図1の形状探索処理制御部106の動作の一例について図11を参照して説明する。
まず、探索処理中に形状差評価値を格納する値LMに初期値を代入する(ステップS1101)。本実施形態では形状差評価値は値が小さいほど類似度が高いため、LMの初期値は∞とする。ついで、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102上で構造化ベクトルグラフィックス形状データを指定するインデックス番号Fに初期値を代入する(ステップS1102)。ついで、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102上の全ての構造化ベクトルグラフィックス形状データについて、形状差評価値を算出したかを判定する(ステップS1103)。もしすべてのデータについて判定していなければ、現在のインデックス番号Fで指定される形状データについて、ベクトルグラフィックス形状復元部104によりベクトルグラフィックス形状VG(F)を得る(ステップS1104)。VG(F)について形状差評価値算出部105で形状差評価値L(F)を求める(ステップS1105)。L(F)とLMの値の大きさを比較する(ステップS1106)。L(F)<LMであれば、LMにL(F)を代入する(ステップS1107)。構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102上の次の形状について調査するために、インデックスFを進める(ステップS1108)。構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102上の全てのベクトルグラフィックス形状について評価を行った場合には、形状差評価値の最小値LMと、LMを与えるF、VG(F)を出力する(ステップS1109)。
<参照回数の上限値を指定する手法>
次に、ベクトルグラフィックス形状復元部104での形状の参照回数に上限値を設定して、形状の復元処理に要する処理時間を抑制することについて説明する。
ある形状を表現する構造化ベクトルグラフィックス形状データにおいて、図4の402で示される参照形状番号を含む形式の構造化ベクトルグラフィックス形状データの参照回数が多いと、図5で示される形状復元処理での再帰処理の回数が増加し、形状の復元処理に要する処理時間が増大してしまう。
形状の復元処理の要する処理時間の増大を防ぐためには、参照回数の上限値RMを形状探索処理制御部106に入力し、ベクトルグラフィックス形状復元部104においてあるベクトルグラフィックス形状復元処理を行う場合に、その形状の参照回数がRM以上であるには形状の復元を行わず、形状差評価値算出部105の形状差評価値算出処理における比較対象からはずす。これにより、参照回数が上限値以上の形状が参照形状となることはなくなり、構造化ベクトルグラフィックス形状データの参照回数を一定値以内に抑えることができる。
[構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法の選択と出力]
次に、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法の選択と構造化ベクトルグラフィックス形状データの出力について説明する。
構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107では、入力された形状差評価値閾値LTと、形状探索処理制御部106によって求められた、入力部101によって入力されたベクトルグラフィックス形状に最も類似する構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されている構造化ベクトルグラフィックス形状との形状差評価値LMの比較を行う。
LT<LMである場合には、入力された形状に十分近い形状が構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されていないものとし、入力形状を図4の401のデータ構造で出力部109より出力する。一方、LT≧LMである場合には、差分形状算出部108において差分形状情報Dを求め、差分形状情報Dを図4の402のデータ構造で出力部109より出力する。差分形状算出部108の差分形状算出処理は、ステップS604における処理と同一である。
最後に、出力部109によって出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データは、構造化ベクトルグラフィックス形状記録部110により、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納される。
<対応頂点間の距離の最大値を指定する手法>
形状差評価値算出部105がステップS605で差分形状評価値として入力形状と参照形状の対応頂点間の距離の平均値を用いる場合に、対応頂点間の距離の最大値を指定する手法について説明する。
上記では、ステップS605での差分形状評価値Lを、対応する頂点組間の距離の平均として定義しているが、たとえ差分形状評価値Lが十分小さい場合でも、例えばある1つの頂点組間の距離のみが非常に大きい場合には、この頂点間の相対座標を十分精度よく表現できない可能性がある。
この問題を防ぐ手法として、対応頂点間の距離の最大値DMaxを形状差評価値算出部105に入力し、対応頂点組間の距離が1つでもDMaxを上回る場合には、形状差評価値算出部105の形状差評価値算出処理における比較対象からはずす処理を追加してもよい。これにより、対応頂点間の距離は必ずDMax以内に収まるため、距離DMax以内の距離を十分精度よく表現できる数値形式を相対距離の数値形式として用いることが可能となる。
{第1の実施形態の効果}
差分形状算出部108において生成される構造化ベクトルグラフィックス形状データ中の相対座標値(2次元ベクトル)は、入力形状と参照形状の形状差が小さいほど、ベクトルグラフィックスの頂点の定義領域1辺の長さ1に対し、小さい値となる。そのため、形状差評価値閾値LTを適切な値に設定することで、例えば構造化ベクトルグラフィックス形状データ401のデータ構造において頂点座標の値を32ビット浮動小数点で表すのに対し、構造化ベクトルグラフィックス形状データ402の相対座標値は16ビット浮動小数点で表しても十分精度よくベクトルグラフィックスの形状を表現することが可能となる。
したがって、類似したベクトルグラフィックス形状が多数存在する場合、構造化ベクトルグラフィックス形状データ402のデータ構造でベクトルグラフィックス形状を格納することで、格納に必要となるデータ領域のサイズを小さく抑えることが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、アウトラインフォントデータと、形状類似度閾値を入力し、構造化されたベクトルグラフィックスの形状データおよびアウトラインフォントデータの輪郭情報を記録する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置について図12を参照して説明する。以下、既に説明した装置部分と同様なものは同一の番号を付してその説明を省略する。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、入力部1201、輪郭分離部1202、アウトラインフォント輪郭情報記録部1203、アウトラインフォント輪郭情報格納部1204、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、形状差評価値算出部105、形状探索処理制御部106、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107、差分形状算出部108、出力部109を備えている。
入力部1201は、データソースからアウトラインフォントデータを入力とすると同時に、アウトラインフォントデータを受け取った旨を形状探索処理制御部106に伝える。アウトラインフォント形状については後に図13を参照して説明する。
輪郭分離部1202は、入力部1201で入力されたアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離する。輪郭分離部1202は、分離された1つの輪郭を構成するデータ(輪郭情報)を形状差評価値算出部105に出力する。輪郭情報は、ベクトルグラフィックス形状データである。また、輪郭分離部1202は、形状番号と輪郭番号をアウトラインフォント輪郭情報記録部1203に出力する。入力部1201で入力されたアウトラインフォントデータは、輪郭分離部1202においてアウトラインフォントデータ中の輪郭1つずつに分離され、形状差評価値算出部105に入力される。また、輪郭分離部1202は、図12の出力部109で出力される1つの輪郭についての構造化ベクトルグラフィックス形状データと、入力部1201で入力されたアウトラインフォントデータ中の輪郭情報を対応付けるため、アウトラインフォント中の輪郭の通し番号をアウトラインフォント輪郭情報記録部1203に渡す。
アウトラインフォント輪郭情報記録部1203は、輪郭分離部1202から出力された輪郭情報と出力部109から出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付ける情報をアウトラインフォント輪郭情報格納部1204に記録する。アウトラインフォント輪郭情報記録部1203は、輪郭の通し番号と、出力部109から出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データを対応付け、アウトラインフォント輪郭情報格納部1204に記録する。
アウトラインフォント輪郭情報格納部1204は、上記輪郭情報と、構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付ける情報を格納する。
次に、アウトラインフォント形状の一例について図13を参照して説明する。図13は、入力部1201に入力されるアウトラインフォント形状の例を示したものである。入力部1201に入力されるアウトラインフォント形状は、複数のベクトルグラフィックス形状から構成される。
次に、図13のアウトラインフォント形状のデータの内容の一例について図14を参照して説明する。図14は、図13で示した入力部1201に入力されるアウトラインフォント形状のデータ構成図を示したものである。アウトラインフォントデータは、図3におけるベクトルグラフィックス形状における「アウトライン開始記号」から「アウトライン終了記号」までの情報を複数保持できる。
次に、アウトラインフォント輪郭情報の内容について図15を参照して説明する。図15は、アウトライン輪郭情報のデータ構成図を示したものである。アウトライン輪郭情報内には、アウトラインフォントの輪郭ごとに輪郭通し番号と対応する構造化ベクトルグラフィックス形状データの形状番号が定義されている。
{第2の実施形態の効果}
一般にアウトラインフォント形状は複数の輪郭によって構成されている。第1の実施形態では、単一の輪郭を持つベクトルグラフィックス形状を処理対象とするものである。本実施形態では複数の輪郭から構成されるアウトラインフォント形状を1つずつの輪郭に分離することで、第1の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置における処理対象をアウトラインフォントデータに拡張することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、明朝体や丸ゴシック、ボールド体やイタリック体などのフォント種別情報と文字コード、および形状類似度閾値を入力し、構造化されたベクトルグラフィックスの形状データおよびアウトラインフォントデータの輪郭情報を記録する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置について図16を参照して説明する。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、図16に示すように、入力部1601、アウトラインフォントデータ格納部1602、アウトラインフォントデータ読み出し部1603、形状探索処理制御部1604、アウトラインフォント輪郭情報記録部1605、アウトラインフォント輪郭情報格納部1606、アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1607、輪郭分離部1608、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、形状差評価値算出部105、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107、差分形状算出部108、出力部109、構造化ベクトルグラフィックス形状記録部110を備えている。
入力部1601は、データソースからフォント種別情報と文字コードを入力すると同時に、ベクトルグラフィックス形状データを受け取った旨を形状探索処理制御部1604に伝える。
アウトラインフォントデータ格納部1602は、フォント種別情報と文字コードとに対応づけてあるアウトラインフォントデータとを格納する。
アウトラインフォントデータ読み出し部1603は、入力部1601に入力されたフォント種別情報と文字コードとに対応するアウトラインフォントデータをアウトラインフォントデータ格納部1602から読み出す。アウトラインフォントデータ読み出し部1603は、読み出したアウトラインフォントデータと、これに対応するフォント種別情報と文字コードとを輪郭分離部1608に渡す。
輪郭分離部1608は、アウトラインフォントデータ読み出し部1603から受け取ったアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離する。輪郭分離部1608は、分離された1つの輪郭を構成するデータ(輪郭情報)を形状差評価値算出部105に出力する。輪郭情報は、ベクトルグラフィックス形状データに対応する。また、輪郭分離部1608は、フォント種別情報と、文字コードとをアウトラインフォント輪郭情報記録部1605に出力する。
形状探索処理制御部1604は、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されている構造化ベクトルグラフィックス形状データのうち、フォント種別情報と文字コードとを用いて比較候補の絞込みを行った一部のデータを復元したベクトルグラフィックス形状のうち、輪郭分離部1608から出力されたベクトルグラフィックス形状に最も類似した形状を探索する処理を行う。形状探索処理制御部1604は、入力部1601に入力されたフォント種別情報および文字コードに対応するアウトラインフォント輪郭情報の集合CAをアウトラインフォント輪郭情報読み出し部1607から得る。例えば、丸ゴシック体の「あ」に対応する文字コードが入力された場合に、予めアウトラインフォント輪郭情報格納部1606に角ゴシック体の「あ」に対応する文字コードの輪郭情報が格納されている場合には、角ゴシック体の「あ」の輪郭情報を読み出す。形状探索処理制御部1604は、輪郭情報の集合CAに含まれる形状番号を優先的に探索する。
アウトラインフォント輪郭情報記録部1605は、アウトラインフォント輪郭情報格納部1606に輪郭分離部1608から出力されたフォント種別情報および文字コードと、出力部109から出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けるアウトラインフォント輪郭情報データを記録する。
アウトラインフォント輪郭情報格納部1606は、輪郭分離部1608から出力されたフォント種別情報および文字コードと出力部109から出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けるアウトラインフォント輪郭情報データを格納する。この輪郭情報データは後に図17を参照して説明する。
アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1607は、指定されたフォント種別および文字コードに対応するアウトラインフォント輪郭情報をアウトラインフォント輪郭情報格納部1606から読み出す。
第2の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置が外部からアウトラインフォントデータを入力していたのに対し、第3の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置では、装置内部にアウトラインフォントデータのアウトラインフォントデータ格納部1602と、入力部1601から入力されたフォント種別および文字コードに対応するアウトラインフォントデータをアウトラインフォントデータ格納部1602から読み出すアウトラインフォントデータ読み出し部1603を備えている点が異なる。
また、第3の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置では、第2の実施形態と比較して、アウトラインフォント輪郭情報格納部1606に格納される輪郭情報に対しても、フォント種別および文字コードの情報を付加している。アウトラインフォント輪郭情報格納部1606に格納される輪郭情報のデータ構成を図17に示す。
{第3の実施形態の効果}
フォントの種別が「明朝体、ゴシック体」と異なっても、文字コードが一致していれば文字の類似度は高い。本実施形態では、同一の文字コードであるアウトラインフォントの輪郭情報に含まれる構造化ベクトルグラフィックス形状データを優先的に探索することで、形状探索処理制御部1604において形状探索数が少ない場合でも、十分類似度が高いベクトルグラフィックス形状データを探索することが可能となる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、第3の実施形態の構成に加え、文字の部分構造を参照することにより、部分構造が共通である文字のアウトラインフォントの輪郭情報に含まれる構造化ベクトルグラフィックス形状データを優先的に探索する類似度が高いベクトルグラフィックス形状データの形状データおよびアウトラインフォントデータの輪郭情報を記録する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置について図18を参照して説明する。
本実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、図18に示すように、入力部1601、アウトラインフォントデータ格納部1602、アウトラインフォントデータ読み出し部1603、輪郭分離部1608、文字構造情報読み出し部1801、文字構造情報格納部1802、形状検索処理制御部1803、アウトラインフォント輪郭情報記録部1804、アウトラインフォント輪郭情報格納部1805、アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1806、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、形状差評価値算出部105、構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部107、差分形状算出部108、出力部109、構造化ベクトルグラフィックス形状記録部110を備えている。
文字構造情報読み出し部1801は、文字構造情報格納部1802から入力部1601に入力されたフォント種別および文字コードに対応する文字構造情報を読み出す。文字構造情報とは、フォント種別および文字コードによって特定される文字の「へん」、「つくり」の情報である。文字構造情報は、例えば、「板」という文字は「木」と「反」という文字から構成されているという情報を示す。
文字構造情報格納部1802は、フォント種別および文字コードによって特定される文字の部分情報を格納する。部分情報は、例えば、文字の左側部分と、文字の右側部分である。文字構造情報格納部1802は、例えば、フォント種別および文字コードによって特定される漢字の「偏(へん)」、「旁(つくり)」の情報を格納する。
形状検索処理制御部1803は、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納されている構造化ベクトルグラフィックス形状データのうち、文字構造情報読み出し部1801から受け取った、フォント種別情報、文字コード、および文字構造情報を用いて、比較候補の絞込みを行った一部のデータを復元したベクトルグラフィックス形状のうち、輪郭分離部1608から出力されたベクトルグラフィックス形状に最も類似した形状を探索する処理を行う。
アウトラインフォント輪郭情報記録部1804は、輪郭分離部1608から受け取った形状番号、輪郭番号、フォント種別情報、および文字コードと、文字構造情報読み出し部1801から受け取った文字構造情報と、出力部109から受け取った構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けるアウトラインフォント輪郭情報を、アウトラインフォント輪郭情報格納部1805に記録する。
アウトラインフォント輪郭情報格納部1805は、アウトラインフォント輪郭情報記録部1804でのアウトラインフォント輪郭情報を格納する。アウトラインフォント輪郭情報格納部1805に格納されるアウトラインフォント輪郭情報のデータ構成の一例を図19に示す。図19に示すように、本実施形態のアウトラインフォント輪郭情報は、フォント種別、文字コード、文字構造情報、輪郭番号、形状番号からなる。
アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1806は、指定された、フォント種別および文字コードに対応するアウトラインフォント輪郭情報をアウトラインフォント輪郭情報格納部1805から読み出す。
第3の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置が文字コードを利用して類似したベクトルグラフィックス形状を優先的に探索していたのに対し、第4の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置は、文字コードに加え、装置内部に文字構造情報を格納する文字構造情報格納部1802と、フォント種別および文字コードに対応した文字構造情報読み出し部1801とを備えている点が異なる。また、第4の実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置では、アウトラインフォント輪郭情報格納部1805に格納される輪郭情報に対し、輪郭番号および形状番号に加えて、フォント種別、文字コード、文字構造情報を付加している点も異なる。
形状検索処理制御部1803では、入力部1601に入力されたフォント種別情報、文字コードおよび文字構造情報に対応するアウトラインフォント輪郭情報の集合CAをアウトラインフォント輪郭情報読み出し部1806から得る。例えば「板」の文字に対応する文字コードが入力された場合、予めアウトラインフォント輪郭情報格納部1805に「机」の字に対応する文字コードのアウトラインフォント輪郭情報が格納されている場合には、アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1806は、「板」も「机」も「木」という部分構造を持つため、「机」の輪郭情報を読み出す。「机」以外の字でも「木」および「反」の部分構造を持つ字(例えば「坂」、「阪」の字)の輪郭情報を読み出す。形状検索処理制御部1803では、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103によって構造化ベクトルグラフィックス形状を読み出す際に、輪郭情報の集合CAに含まれる形状番号を優先的に読み出す。
{第4の実施形態の効果}
「板」と「机」はどちらも「木へん」であるなど、漢字は部分構造をもつ。「板」の「木」の部分形状と「机」の「木」の部分構造は形状の類似度が高い。本実施形態では、文字構造情報格納部1802を用い、部分構造が共通である文字のアウトラインフォントの輪郭情報に含まれる構造化ベクトルグラフィックス形状データを優先的に探索することで、形状検索処理制御部1803において形状探索数が少ない場合でも、十分類似度が高いベクトルグラフィックス形状データを探索することを実現することができる。
(第5の実施形態)
本実施形態以降では、構造化ベクトルグラフィックス形状データの描画装置について説明する。本実施形態では構造化ベクトルグラフィックス形状番号を入力し、入力された形状番号に対応する構造化ベクトルグラフィックスの描画結果を出力する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス描画装置は、図20に示すように、入力部2001、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002、ベクトルグラフィックス形状描画部2003、提示部2004を備えている。
入力部2001は、データソースから構造化ベクトルグラフィックス形状データを特定する形状番号を受け付け、この形状番号を構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103に渡す。
ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002は、ベクトルグラフィックス形状復元部104で復元されたベクトルグラフィックスを描画する前の処理を行う。
ベクトルグラフィックス形状描画部2003は、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002で前処理されたベクトルグラフィックス形状を、予め設定されている描画パラメータに基づき描画処理を行う。描画パラメータは、入力部2001等を介してユーザによって外部から入力されてもよいし、予めベクトルグラフィックス描画装置ごとに設定されていてもよい。描画パラメータは、描画形式を決定する数値であり、例えば、描画する大きさ、色情報を決定するための数値である。ベクトルグラフィックス形状描画部2003の処理は、例えば、上記の“C. Loop and J. Blinn, “Resolution Independent Curve Rendering using Programmable Graphics Hardware,” In Proc. of ACM SIGGRAPH2005, pp.1000-1009.”に開示されている手法を使用する。
提示部2004は、ベクトルグラフィックス形状描画部2003による描画結果を画像データとして提示する。
[描画処理]
以下、ベクトルグラフィックス描画装置の処理の詳細について説明する。
入力部2001に入力された構造化ベクトルグラフィックス形状番号に基づき、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に該当する構造化ベクトルグラフィックス形状データが構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103によって読み出され、ベクトルグラフィックス形状復元部104によって復元される処理は、第1の実施形態での処理と同様である。
次に、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002の処理内容を説明する。
ベクトルグラフィックス形状復元部104によって復元されたベクトルグラフィックス形状は、図7のステップS701と同様の処理により頂点の定義順序が時計回りに統一されている。そのため、構造化ベクトルグラフィックス形状データ内の「頂点回転方向C」を参照し、元のベクトルグラフィックス形状データが反時計回りに定義されていた場合は、反時計回りの順になるように頂点の定義順序を変換する。
また、頂点座標の定義範囲が0≦x,y≦1の範囲で定義されるようにスケーリングされる。そのためスケーリング前のベクトルグラフィックスの頂点の定義範囲に戻すために、構造化ベクトルグラフィックス形状データ内の「スケーリング座標値K」を用いて、以下の式により各頂点(Xai,Yai)(0≦i<n)、を(Xi,Yi)に変換する。
Xi=Xai×(K(Xmax)−K(Xmin))+K(Xmin),
Yi=Yai×(K(Ymax)−K(Ymin))+K(Ymin)
描画結果は提示部2004によって画像データとして出力される。
{第5の実施形態の効果}
第1の実施形態の処理によって構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102に格納された構造化ベクトルグラフィックス形状は形状番号Sによって指定することが可能である。本実施形態で示したベクトルグラフィックス描画装置は、形状番号Sを入力し、対応するベクトルグラフィックス形状の描画結果を画像データとして出力することができる。
(第6の実施形態)
本実施形態ではアウトラインフォント番号を入力し、入力されたアウトラインフォント番号に対応する構造化ベクトルグラフィックスの描画結果を出力する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス描画装置は、図21に示すように、入力部2101、アウトラインフォント輪郭情報読み出し部2102、アウトラインフォント輪郭情報格納部1204、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002、ベクトルグラフィックス形状描画部2003、提示部2004を備えている。
入力部2101は、データソースからアウトラインフォント番号を入力し、この番号をアウトラインフォント輪郭情報読み出し部2102に渡す。
アウトラインフォント輪郭情報読み出し部2102は、入力部2101で入力されたアウトラインフォント番号に対応するアウトラインフォント輪郭情報を、アウトラインフォント輪郭情報格納部1204から読み出す。
[描画処理]
以下、ベクトルグラフィックス描画装置の処理の詳細について説明する。
入力部2101に入力されたアウトラインフォント番号に対応するアウトラインフォント輪郭情報が、アウトラインフォント輪郭情報格納部1204からアウトラインフォント輪郭情報読み出し部2102によって読み出される。アウトラインフォント輪郭情報には、複数の輪郭が含まれるため、図21の構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103からベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002までは、それぞれの輪郭について処理が行われる。
アウトラインフォント輪郭情報に含まれる各輪郭について、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102中の該当する構造化ベクトルグラフィックス形状データが構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103によって読み出され、ベクトルグラフィックス形状復元部104によって復元される処理、および、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002における処理は、第5の実施形態と同様である。
{第6の実施形態の効果}
第2の実施形態の処理によってアウトラインフォント輪郭情報格納部1204に格納されたアウトラインフォント輪郭情報は、アウトラインフォント番号Fによって指定することが可能である。本実施形態で示した描画装置は、アウトラインフォント番号Fを入力し、対応するベクトルグラフィックス形状の描画結果を画像データとして出力することができる。
(第7の実施形態)
本実施形態ではフォント種別および文字コードを入力し、入力されたフォント種別および文字コードに対応する構造化ベクトルグラフィックスの描画結果を出力する装置の例を示す。
本実施形態のベクトルグラフィックス描画装置は、図22に示すように、入力部1601、アウトラインフォント輪郭情報格納部1606、アウトラインフォント輪郭情報読み出し部1607、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102、構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103、ベクトルグラフィックス形状復元部104、ベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002、ベクトルグラフィックス形状描画部2003、提示部2004を備えている。
[描画処理]
以下、ベクトルグラフィックス描画装置の処理の詳細について説明する。
入力部1601に入力されたフォント種別および文字コードに対応するアウトラインフォント輪郭情報が、アウトラインフォント輪郭情報格納部1606からアウトラインフォント輪郭情報読み出し部1607によって読み出される。アウトラインフォント輪郭情報には、複数の輪郭が含まれるため、図22の構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103からベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002までは、それぞれの輪郭について処理が行われる。
アウトラインフォント輪郭情報に含まれる各輪郭について、構造化ベクトルグラフィックス形状格納部102中の該当する構造化ベクトルグラフィックス形状データが構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部103によって読み出され、ベクトルグラフィックス形状復元部104によって復元される処理、およびベクトルグラフィックス形状描画前処理部2002における処理は、第5の実施形態と同様である。
{第7の実施形態の効果}
第3の実施形態または第4の実施形態の処理によってアウトラインフォント輪郭情報格納部1606に格納されたアウトラインフォント輪郭情報は、フォント種別および文字コードによって指定することが可能である。本実施形態で示した装置は、フォント種別および文字コードを入力し、対応するベクトルグラフィックス形状の描画結果の画像データとして出力することができる。
また、上述の実施形態の中で示した処理手順に示された指示は、ソフトウェアであるプログラムに基づいて実行されることが可能である。汎用の計算機システムが、このプログラムを予め記憶しておき、このプログラムを読み込むことにより、上述した実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置および描画装置による効果と同様な効果を得ることも可能である。上述の実施形態で記述された指示は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RWなど)、半導体メモリ、又はこれに類する記録媒体に記録される。コンピュータまたは組み込みシステムが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。コンピュータは、この記録媒体からプログラムを読み込み、このプログラムに基づいてプログラムに記述されている指示をCPUで実行させれば、上述した実施形態のベクトルグラフィックス形状データ生成装置および描画装置と同様な動作を実現することができる。もちろん、コンピュータがプログラムを取得する場合又は読み込む場合はネットワークを通じて取得又は読み込んでもよい。
また、記憶媒体からコンピュータや組み込みシステムにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーションシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータあるいは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、記憶媒体は1つに限られず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
なお、本願発明におけるコンピュータまたは組み込みシステムは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するためのものであって、パソコン、マイコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
また、本願発明の実施形態におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の実施形態における機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置のブロック図。 ベクトルグラフィックス形状の一例を示す図。 ベクトルグラフィックス形状データの一例を示す図。 構造化ベクトルグラフィックス形状データの一例を示す図。 図1のベクトルグラフィックス形状復元部の動作の一例を示すフローチャート。 図1の形状差評価値算出部の動作の一例を示すフローチャート。 図6のステップS602の形状正規化処理の一例を示すフローチャート。 ベクトルグラフィックス形状の入力形状の一例と参照形状の一例を示すフローチャート。 図8の形状に入力形状と参照形状に対応するDPマッチングを示す図。 DPマッチングの処理の一例を示すフローチャート。 図1の形状探索処理制御部106の動作の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置のブロック図。 アウトラインフォント形状の一例を示す図。 アウトラインフォント形状データの一例を示す図。 第2の実施形態でのアウトラインフォント輪郭情報データの一例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置のブロック図。 第3の実施形態でのアウトラインフォント輪郭情報データの一例を示す図。 本発明の第4の実施形態に係るベクトルグラフィックス形状データ生成装置のブロック図。 第4の実施形態でのアウトラインフォント輪郭情報データの一例を示す図。 本発明の第5の実施形態に係る描画装置のブロック図。 本発明の第6の実施形態に係る描画装置のブロック図。 本発明の第7の実施形態に係る描画装置のブロック図。
符号の説明
101、1201、1601、2001、2101…入力部、102…構造化ベクトルグラフィックス形状格納部、103…構造化ベクトルグラフィックス形状読み出し部、104…ベクトルグラフィックス形状復元部、105…形状差評価値算出部、106、1604、1803…形状探索処理制御部、107…構造化ベクトルグラフィックス形状データ生成手法選択部、108…差分形状算出部、109…出力部、110…構造化ベクトルグラフィックス形状記録部、401、402…構造化ベクトルグラフィックス形状データ、801…入力形状、802…参照形状、1202、1608…輪郭分離部、1203、1605、1804…アウトラインフォント輪郭情報記録部、1204、1606、1805…アウトラインフォント輪郭情報格納部、1602…アウトラインフォントデータ格納部、1603…アウトラインフォントデータ読み出し部、1607、1806、2102…アウトラインフォント輪郭情報読み出し部、1801…文字構造情報読み出し部、1802…文字構造情報格納部、2002…ベクトルグラフィックス形状描画前処理部、2003…ベクトルグラフィックス形状描画部、2004…提示部。

Claims (12)

  1. データソースからベクトルグラフィックスの第1の形状データを取得する取得手段と、
    ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータであるベクトルグラフィックスの構造化された第2の形状データと、該第2の形状データに対応する形状番号との組を複数格納する第1の格納手段と、
    複数の前記第2の形状データから、指定された前記形状番号に対応する第2の形状データを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記読み出された第2の形状データを元に、該第2の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記第1の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状と、前記復元されたベクトルグラフィックス形状との、2つの形状が類似しているほど値が低くなる形状差評価値を算出する第1の算出手段と、
    複数の前記形状差評価値のうちの最小の形状差評価値と、該形状差評価値に対応する第2の形状データとを算出する第2の算出手段と、
    前記最小の形状差評価値と形状差評価値閾値とを比較する比較手段と、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記第1の形状データによる形状と、前記最小の形状差評価値に対応する第2の形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する第3の算出手段と、を具備し、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値より大きい場合には、前記第1の形状データを構造化されたベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納し、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記差分形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納することを特徴とするベクトルグラフィックス形状データ生成装置。
  2. 前記取得手段は、データソースからベクトルグラフィックスの第1の形状データを取得することを特徴とする請求項1に記載のベクトルグラフィックス形状データ生成装置。
  3. 前記取得手段は、
    データソースからアウトラインフォントデータを取得する取得手段と、
    前記取得されたアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離する分離手段と、
    前記分離された1つの輪郭をベクトルグラフィックスの第1の形状データに変換する変換手段と、を含み、
    前記生成装置は、前記分離された輪郭と、前記出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けた輪郭情報を格納する第2の格納手段をさらに具備する請求項1に記載のベクトルグラフィックス形状データ生成装置。
  4. 前記取得手段は、
    データソースからフォント種別情報と文字コードを取得する取得手段と、
    フォント種別情報と文字コードとに対応するアウトラインフォントデータを複数格納する第2の格納手段と、
    複数の前記アウトラインフォントデータから、前記取得したフォント種別情報と文字コードとに対応するアウトラインフォントデータを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記読み出されたアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離する分離手段と、
    前記分離された1つの輪郭をベクトルグラフィックスの第1の形状データに変換する変換手段と、を含み、
    前記生成装置は、
    前記分離された輪郭と、前記前記取得したフォント種別情報および文字コードと、前記出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けてある輪郭情報を格納する第3の格納手段と、
    前記取得したフォント種別情報および文字コードに対応する輪郭情報を読み出す第3の読み出し手段と、をさらに具備し、
    前記第1の読み出し手段は、前記輪郭情報に含まれている形状データに対応する第2の形状データを優先的に読み出すことを特徴とする請求項1に記載のベクトルグラフィックス形状データ生成装置。
  5. 前記取得手段は、
    データソースからフォント種別情報と文字コードを取得する取得手段と、
    フォント種別情報と文字コードとに対応するアウトラインフォントデータを複数格納する第2の格納手段と、
    複数の前記アウトラインフォントデータから、前記取得したフォント種別情報と文字コードとに対応するアウトラインフォントデータを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記読み出されたアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離する分離手段と、
    前記分離された1つの輪郭をベクトルグラフィックスの第1の形状データに変換する変換手段と、を含み、
    前記生成装置は、
    フォント種別情報および文字コードと、該フォント種別および文字コードに対応する文字の部分情報との組を文字構造情報として複数格納する第3の格納手段と、
    複数の前記文字構造情報から、前記取得したフォント種別情報および文字コードに対応する文字構造情報を読み出す第3の読み出し手段と、
    前記分離された輪郭と、前記前記取得したフォント種別情報および文字コードと、前記読み出された文字構造情報と、前記出力された構造化ベクトルグラフィックス形状データと、を対応付けてある輪郭情報を格納する第4の格納手段と、
    前記取得したフォント種別情報および文字コードに対応する輪郭情報を読み出す第4の読み出し手段と、
    を具備し、
    前記第1の読み出し手段は、前記輪郭情報および前記文字構造情報に含まれている形状データに対応する第2の形状データを優先的に読み出すことを特徴とする請求項1に記載のベクトルグラフィックス形状データ生成装置。
  6. ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータである構造化ベクトルグラフィックス形状データの形状番号をデータソースから取得する第1の取得手段と、
    構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する形状番号との組を複数格納する格納手段と、
    複数の前記形状データから、前記取得された形状番号に対応する形状データを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行う前処理手段と、
    描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得する第2の取得手段と、
    前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行う描画手段と、
    前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示する提示手段と、を具備することを特徴とするベクトルグラフィックス形状描画装置。
  7. データソースからアウトラインフォント番号を取得する取得手段と、
    前記取得されたアウトラインフォント番号に対応するアウトラインフォントデータを1つずつの輪郭に分離した輪郭と、請求項1に記載の出力手段が出力する構造化ベクトルグラフィックス形状データとを対応付けた輪郭情報を格納する第2の格納手段と、
    前記取得されたアウトラインフォント番号に対応する輪郭情報を前記第2の格納手段から読み出す第2の読み出し手段と、
    構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する指定番号との組を複数格納する第3の格納手段と、
    複数の前記形状データから、前記読み出された輪郭情報に対応するすべての形状データを読み出す第3の読み出し手段と、
    前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行う前処理手段と、
    描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得する第2の取得手段と、
    前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行う描画手段と、
    前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示する提示手段と、を具備することを特徴とするベクトルグラフィックス形状描画装置。
  8. データソースからフォント種別情報および文字コードを取得する取得手段と、
    請求項4に記載の第3の格納手段と、
    前記取得されたフォント種別情報および文字コードに対応する輪郭情報を前記第3の格納手段から読み出す第4の読み出し手段と、
    構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する指定番号との組を複数格納する第4の格納手段と、
    複数の前記形状データから、前記読み出された輪郭情報に対応するすべての形状データを読み出す第5の読み出し手段と、
    前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行う前処理手段と、
    描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得する第2の取得手段と、
    前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行う描画手段と、
    前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示する提示手段と、を具備することを特徴とするベクトルグラフィックス形状描画装置。
  9. データソースからベクトルグラフィックスの第1の形状データを取得し、
    ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータであるベクトルグラフィックスの構造化された第2の形状データと、該第2の形状データに対応する形状番号との組を複数格納する第1の格納手段を用意し、
    複数の前記第2の形状データから、指定された前記形状番号に対応する第2の形状データを読み出し、
    前記読み出された第2の形状データを元に、該第2の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元し、
    前記第1の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状と、前記復元されたベクトルグラフィックス形状との、2つの形状が類似しているほど値が低くなる形状差評価値を算出し、
    複数の前記形状差評価値のうちの最小の形状差評価値と、該形状差評価値に対応する第2の形状データとを算出し、
    前記最小の形状差評価値と形状差評価値閾値とを比較し、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記第1の形状データによる形状と、前記最小の形状差評価値に対応する第2の形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出し、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値より大きい場合には、前記第1の形状データを構造化されたベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納し、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記差分形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納することを特徴とするベクトルグラフィックス形状データ生成方法。
  10. ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータである構造化ベクトルグラフィックス形状データの形状番号をデータソースから取得し、
    構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する形状番号との組を複数格納する格納手段を用意し、
    複数の前記形状データから、前記取得された形状番号に対応する形状データを読み出し、
    前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元し、
    前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行い、
    描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得し、
    前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行い、
    前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示することを特徴とするベクトルグラフィックス形状描画装置。
  11. コンピュータを、
    データソースからベクトルグラフィックスの第1の形状データを取得する取得手段と、
    ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータであるベクトルグラフィックスの構造化された第2の形状データと、該第2の形状データに対応する指定番号との組を複数格納する第1の格納手段と、
    複数の前記第2の形状データから、指定された前記形状番号に対応する第2の形状データを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記読み出された第2の形状データを元に、該第2の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記第1の形状データに対応するベクトルグラフィックス形状と、前記復元されたベクトルグラフィックス形状との、2つの形状が類似しているほど値が低くなる形状差評価値を算出する第1の算出手段と、
    複数の前記形状差評価値のうちの最小の形状差評価値と、該形状差評価値に対応する第2の形状データとを算出する第2の算出手段と、
    前記最小の形状差評価値と形状差評価値閾値とを比較する比較手段と、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記第1の形状データによる形状と、前記最小の形状差評価値に対応する第2の形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する第3の算出手段として機能させ、
    前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値より大きい場合には、前記第1の形状データを構造化されたベクトルグラフィックス形状データとして前記第1の格納手段に格納し、前記最小の形状差評価値が前記形状差評価値閾値以下である場合には、前記差分形状データを構造化ベクトルグラフィックス形状データとして第1の格納手段に格納することを特徴とするベクトルグラフィックス形状データ生成プログラム。
  12. コンピュータを、
    ベクトルグラフィックスの形状データを特定のフォーマットに従うように加工したデータである構造化ベクトルグラフィックス形状データの形状番号をデータソースから取得する第1の取得手段と、
    構造化ベクトルグラフィックス形状データと、該形状データに対応する形状番号との組を複数格納する格納手段と、
    複数の前記形状データから、前記取得された形状番号に対応する形状データを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出された形状データを元に、該形状データに対応するベクトルグラフィックス形状を復元する復元手段と、
    前記復元されたベクトルグラフィックス形状の頂点の定義順序の変換処理と、頂点座標をスケーリング前の座標に変換する処理とからなる前処理を行う前処理手段と、
    描画形式を決定する数値である描画パラメータを取得する第2の取得手段と、
    前処理された前記ベクトルグラフィックス形状を前記描画パラメータに基づいて描画処理を行う描画手段と、
    前記描画処理を施したベクトルグラフィックス形状を画像データとして提示する提示手段として機能させるためのベクトルグラフィックス形状描画プログラム。
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